今日(旧暦 3/18)は、立春から数えて6番目の節気(1年を24等分して季節名を付けた節目)の「穀雨(こくう)」にあたる。広辞苑によれば、穀雨は、「春の季節中の最後」の節気で、「(春雨が降って百穀を潤すの意)」とのこと。
穀雨の昨日、久し振りに春雨が降ったし、さくらは春を惜しむように散っている。やがて夏を迎える。
春雨に洗われて木々が新芽を出すというけれど、その雨にいささか躊躇したのは事実だ。冬に戻ったようなこの雨に、東北被災地の方々は厳しい思いをされていることだろう。
(付記)
今回の地震津波災害と原子炉事故の結果、港湾や原子炉建屋の被害調査に、ロボットの活躍が報じられている。日本のロボット技術に期待したが、実は、それらはアメリカ製のものだった。確実にロボットを実用化する、アメリカのロボット技術の層の厚さに感心するばかりである。