最近のTVコマーシャルには、子どもタレントが目につく。例えば、基幹産業というべき自動車会社のコマーシャルは露出量が多いだけに、その姿が目立つ。
この鬱々とした時世、挽回の秘策が子どもにあるのだろう。同じこと、戦後の荒涼とした中で、美空ひばり(8歳で初舞台)が果たしてくれた。子どもの成長力と限りない可能性は、閉塞した時代を開く門戸なのかもしれない。
他国の事情はわからないが、子どもの力は同様だろう。なぜなら、育ち育てる鏡の関係はかわらないのだから。そこには希望がある。
YouTube にウクライナ(1991年独立)の少女Assol(アソール)が歌う姿がある。1994年に生まれた彼女は現在、ティーン・シンガーだが、2002年の幼い8歳ころに歌った「Vkraino moya」に、民族の自信と誇りの香りがする。(言葉がわかればよいが、感想だけなのが残念だ。)
それだけではない、「Mama」には子どもらしい甘える愛らしさもある。映像も微笑ましい。(「(概要)」に英訳あり)
(YouTubeに登録のAssolinka、NoseySOBに感謝)