子ども時代のテレビ番組で忘れられないジャンルはアニメだろう。「少年」や「少年画報」の漫画雑誌だけでは飽き足らない子どもたちは、日常の室内でブラウン管越しに見られるアニメに直ぐに熱中した。
最初に夢中になったのが、「ヘッケルとジャッケル(Heckel and Jeckle)」だ。白黒放送に打って付けの、2羽のカラス(実はカササギだった)を主人公にした追いかけものの単純なストーリーだが、それで十分楽しんだ。教訓も説教もない、せわしい場面展開が心地よかった。毎回放送時間が短く、次が待ち遠しかった記憶がある。
ところで、このアニメのカラー版がYouTubeに多数登録されているが見た覚えがない。
(YouTubeに登録のFreenbeanに感謝)