新宿武蔵野館で映画「今度の日曜日に」を見た。3/19に記した通り、若手歌手のユンナ (윤하)が韓国からの留学生役を、歌舞伎役者の市川染五郎が彼女の通う大学の風変わりな職員役を演じている。物語は、彼女が授業の課題で映画撮影の対象に職員のおじさんをあるきっかけで選ぶことから交流が始まる。不器用ながらも実直に生きる心優しいおじさんと接することで、彼女のどこか不安さと頑なさが同居する心はうちとけて、いくつかの試練を越えて大人へと成長する。彼女は許されることと、許すことの両方を知った。
映画では、風変わりなおじさんの心を代弁するように、赤や青や緑色の硝子瓶に光が射して美しく輝く光景が描かれている。そのおじさんが硝子瓶を山林の盛り土から探し出し、薀蓄を語る場面は鉱物採集を思い出させてくれた。おもわず同類を感じ笑ってしまう。
あえて付け加えるなら帰り道すがら、ジュンク堂書店にて「鉱物アソビ」(フジイ キョウコ編・著)を購入した。
(追記)
・「歌謡界の宝石(가요계 보석)」ユンナの映画主題歌「虹の向こう側」がYouTubeに登録されている。(登録の2ubDに感謝)
・本日(4/16)、ユンナの3集「Part A Peace Love & Ice cream 」発売されるとのこと。(一部が流出のため、4/15に繰上げ発売変更だそうだ・・・)