登山客の足に吸い付いたヤマビル。 /写真提供=国立生物資源館 |
(KONEST韓国地図 感謝)
・「トゥクシルヤマヒル」と命名されたこのヤマビルは、円筒形の体を持ち、体長は約3cm。現在までに韓国国内で発見された16種類のヒルは、いずれも水中に住んでいるが、トゥクシルヤマヒルは地上にだけ生息する。
・専門家らは、東南アジアや日本の内陸地方に広範囲に分布していたこのヒルが、このところの気候の変化で温度が上昇したのに伴い、韓国国内に流入したものとみている。ソ・ホンリョル研究官は「韓国国内の生息範囲も、温度が相対的に高い地方を中心に徐々に拡大する可能性がある」と語った。
そうだったのか、韓国にヤマビルがいなかったことを初めて知った。
ヤマビルは、その姿や動作が見るからに気味悪く、知らずに血を吸って身を丸く太らせる。この悪びれない態度が気に入らない。彼らのいる山道は、長靴がよいとのこと、ズボンもしっかり絞って防御しても、それでも進入してくる。シャツの襟ボタンをしめて、タオルで首筋をしっかり覆っても入ってくる。やられたら、広い砂利道でパンツ一つになって全身を確認するしかない・・・おじさんだから互いにできることだが。それでも、家に帰って、ふくらはぎに張り付いている奴(ヒル)を見つけたことがある。
ヤマビルは、本当に迷惑な存在だ。
(本ブログ関連:"天上沢鉱山"、"野州鉱山"、"天上沢鉱山 2010年")