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2009年9月30日水曜日

マグニチュード8.0

「asahi.com」の記事「米領サモア、津波死者28人に 日本に到達の恐れも」(9/30)は、「米国地質調査所(USGS)によると、南太平洋のサモア諸島周辺で29日午前6時48分(日本時間30日2時48分)ごろ、マグニチュード(M)8.0の強い地震があった。」と伝えている。

(追記) 同日、マグニチュード7.6の地震がスマトラ沖でも発生
「asahi.com」の記事「崩壊・火災 「生き埋め数千人」情報 スマトラ沖大地震」(10/1)は、「30日午後5時16分(日本時間同7時16分)ごろ、インドネシア・スマトラ島西岸沖で大規模な地震があった。米地質調査所(USGS)によると、震源は同島パダンの西北西約45キロで、マグニチュード(M)は7.6、震源の深さは約80キロ。」と伝えている。

2009年9月29日火曜日

終の住処

第141回芥川賞受賞の短編小説「終の住処(ついのすみか)」(磯﨑憲一郎 作)を読む。芥川賞小説を読むのは何年振りだろう。
物語は三十代から五十代に歳を経るサラリーマンの視点で、主人公の<彼>と<妻>との生活を軸に、<黒いストッキングの女>や<サングラスの女>との関係、サラリーマンとしての<仕事>、そして<娘>不在後に<妻>とふたりで過ごすべき<終の住処>について語られる。
登場人物には名前がない、そして段落の少ない文章だ。物語のなかのイベントは、独立してリニアに発生する。<終の住処>には、どうやら因果や必然はなくて、人生の一こま一こまが膠着してたどり着いた処なのだろう。
一部に、主人公の奇妙な幻覚あるいは錯覚のようなできごとが織り込まれている。

「芥川賞選評」から、次のお二人のコメントを抜書きさせていただく。
・小川洋子:「人間を描くという不確かな視点を拒否し、ただ時間に映し出される事象のみを書き写す試みが、独特ないびつさを生んでいる。」
・高樹のぶ子:「・・何十年もの歳月を短編に押し込み、その殆どを説明や記述で書いた。アジアの小説に良く見られる傾向だ。」

わたしの<終の住処>は、幸い雪五尺ではないのんびりとした武蔵野台地にある。

2009年9月28日月曜日

フックエンターテインメント

「JO!NSニュース」掲載の「ニュースエンnewsen」の記事「信頼性の高い企画会社」(9/28)によれば、イ・ソンヒが所属する<フックエンターテインメント>が次の通り5位にランクされた。
・コミュニティポータルサイト「DCインサイド(디시인사이드)」は、9月15日~22日の間、「もしあなたが歌手志望の場合、入りたいと思う最も信頼性のある企画会社はどこですか」という主題でアンケート調査を実施した。(参加:5,503人)
・1位:YGエンターテインメント(ビッグバン、2NE1)
・2位:SMエンターテインメント(東方神起、少女時代、スーパージュニア、シャイ(샤이))
・3位:ジャングルエンターテインメント(ユンミレ(윤미래)、リサン(리쌍))
・4位:JYPエンターテインメント(ワンダーガールス、2PM、2AM)
・5位:フックエンターテインメント(イソンヒ、イスンギ)

(本ブログ内容関連:4/228/28

(本ブログ関連:"フックエンターテインメント")

2009年9月27日日曜日

K-POPフリーク(9月)

KBS WORLD Radioのユンナ(ちゃん)の「K-POPフリーク」ホームページに、番組で語られた話題が載っているので、紹介曲目だけをYouTubeとリンクしてみる。(ところで、今日のユンナはどうしたの?)
★ラブホリックス:Loveholics(러브홀릭스)
・「痛み(아픔)」
★キム・ゴンモ(김건모)
・1stアルバム:「眠れぬ夜雨が降って(잠 못 드는 밤 비는 내리고 )」
・2ndアルバム:「言い訳(핑계)」(歌詞
⇒「何の準備もないぼくに、悲しい愛を教えてくれるならば、あなたは言い訳をしているよ」
⇒「아무런 준비도 없는 내게 슬픈 사랑을 가르쳐준다며 넌 핑계를 대고있어」
・3rdアルバム:「誤った出会い(잘못된 만남)」、「美しい別れ(아름다운 이별)」
・11stアルバム:「反省文(반성문)」(歌詞
・BIGBANG/G-DRAGON、ft. Kim Gun Mo:「ゴシップマン(Gossip man)」
★ユンナ
・「マイソング アンド(my song and)」
★Brown Eyes
・「行かないで、行かないでくれ(가지마 가지마 )」
★2PM
・「10点満点の10点(10점만점에10점)」
(YouTubeに登録のl0vek0rea、pops8090、skyclaw441、jinhao365、b3biSh、themblan、ryeowookshii、hyunjungie、jypentertainmentに感謝)

秩父鉱山小倉沢、石灰沢

早朝、自転車で地元駅に向かうとき秋の気配におどろく。随分と風が冷たくなった。いつもお世話になるxаякава氏に集合駅で待合わせて、埼玉県秩父鉱山の小倉沢と石灰沢に車で連れて行ってもらう。以前、鉱物の会で同場所に来たことがあるので、今回は二度目の採集になる。
・小倉沢:
中津川にかかるズリで、河原に降りるのに以前と比べて難儀した。赤茶けた錆び色の磁鉄鉱の塊がころがっていた。採集できたものは次の通り(含:大方いただきもの)。
磁鉄鉱、褐鉄鉱、磁硫鉄鉱、黄鉄鉱、白鉄鉱、藍銅鉱、硅灰石、閃亜鉛鉱、緑簾石、緑泥石、(粗粒)方解石、水晶など
・石灰沢:
小倉沢の対岸にあるズリで、2段の砂防ダムがあるが探索不徹底を反省。採集できたものは次の通り(含:ほとんどいただきもの)。
ベスブ石、灰礬柘榴石?、濁沸石?、方解石など

2009年9月26日土曜日

山寺音楽会:五台山月精寺

「NAVERニュース」掲載の「聯合ニュース(연합뉴스)」<文化便り>(9/25)によれば、五台山(오대산)月精寺(월정사)で開催される「五台山仏教文化祝典 第六回-生命の始原との出会い」(10月16~18日)の二日目に、歌手イ・ソンヒヘグム奏者コッピョル(꽃별)などが出演する。
(YouTubeに登録のsonicscapeeに感謝)

回龍(フェリョン)文化祭り

「アジアニュース通信(아시아뉴스통신)」の記事「議政府市、来月『回龍(フェリョン)文化祭り』開幕」(9/25)によれば、同祭りにイ・ソンヒが次の通り出演する。
・京畿道議政府市は、第24回「回龍文化祭り」が、10月9日に京畿道第2庁舎前で開幕式を始め、11日まで開かれると25日明らかにした。
・今回の祭りは、9日第2庁舎前の芝広場で伝統と現代の出会いが見られ・・・合わせてソルンド(설운도)、イ・ソンヒ、チャンウ(장우)、チョ・ハンジョ(조항조)、キム・スヒ(김수희)、パク・ジュヒ(박주희)など有名歌手の祝い公演と花火が空を派手に数を数えることになる。
・・・とのこと。
(YouTubeに登録のsclctrading、Pleacine、kmw2500、pgy4190に感謝)

(付記)
議政府市「回龍(フェリョン)文化祭り」の第23回版だがホームページがある。過去の祭りから継続しているので今後更新されるだろう。

2009年9月25日金曜日

汝矣島、漢江公園竣工記念行事

「Soeul Culturenomics(서울컬처노믹스)」のブログ記事「ソウルの甘いプロポーズ 新しい漢江(ハンガン)をあなたにプレゼントします! 汝矣島(ヨイド)・漢江公園竣工記念行事参観記」(9/25)によれば、9/24開催の「汝矣島・漢江公園竣工記念行事」に、イ・ソンヒが出演した。
同ブログに次のような内容が載っている。
・「縁」と「美しい江山」を歌うイ・ソンヒの動画が登録されている。
・「舞台の絶頂を作ったのは国民歌手『イ・ソンヒ』さん! きれいな高音の音色(ねいろ)で、今日の行事にぴったり合った歌詞の『美しい江山』で観客と歌手が一つになる気持ち良い感じを感じることができたそうです。 熱唱の途中、ちょっと音響事故があって驚いたりもしたが、ベテランの『イ・ソンヒ』さん~」・・・とのこと。(動画には音響アクシデント場面は無い)

(付記)
「Soeul Culturenomics」とは、文化が経済的な付加価値を有するというカルチャーノミックス(Culturenomics)で、2008年に「ソウル市は文化をベースに高付加価値を創出し、都市の競争力を高められるカルチャーノミックス戦略を基にした創意文化都市作りマスタープランを発表」している。

2009年9月24日木曜日

朱安メディアフェスティバル

「ニュースタウン(뉴스타운)」の記事「2009 朱安メディア文化祝典(주안미디어 문화축전)開催」(9/24)によれば、仁川市南区で25日~27日の3日間、「朱安メディア文化祝典(Juan Media Festival)」が開催される。
初日の(明日)25日、寿鳳(スボン)公園の「寿鳳人工瀑布」で開催されるOSTフェスティバルは、ソウルポップスオーケストラとイ・ソンヒ、キム・ジョンミン(김정민)など人気歌手が出演して、私たちの耳になじんでいる映画ドラマOSTを聞かせる予定・・・とのこと。
(参考)Juan Media Festival > JUMF행사ZONE > 축하공연(祝い公演)
(YouTubeに登録のmymusichall01に感謝)

(付記)
本日、イ・ソンヒが主題曲を歌った映画「炎のように蝶のように」が封切られる。YouTubeに英名「The Sword With No Name(無名の剣)」でイ・ソンヒチョン・ジェウク(정재욱)の歌が紹介されている。
(YouTubeに登録の919urnobody919に感謝)

2009年9月23日水曜日

「炎のように蝶のように」(歌詞)

「炎のように蝶のように(불꽃처럼 나비처럼)」の歌詞は、SK Communicationの「BGM」に登録されている。

2009年9月22日火曜日

クイーンズ・マーケティング

KBS WORLD Radio「玄海灘に立つ虹」(9/21)の「アジュンマの井戸端会議」(まるこめの母さん、ソウルのアリスさん)で、消費を左右する強力なパワー(経済権力)を持った女性をターゲットにしたマーケティング用語の紹介があった。
・ゴールドミス: 経済的に余裕のある30代以上の未婚の女性
・ルビー族: 経済的に余裕のある40代~50代の女性
・アラウンド・フォーティー: 日本から来た用語
女性をターゲットにした理由として次のことをあげている。
・情報集力(収集手段の多様性と冷静な評価の実施)
・ブランドロイヤリティ(こだわり力と顧客継続性)
・くちこみ力
考えてみれば消費だけではないだろう。いまどき時代を変える底力はアジュンマ(アジュンマ予備軍)にある。いずれの世界でも女性を前面に撃ち出して「男性テリトリーへ侵食」することが進んでいるということらしい。

全国障害者体育競技

「yestv」の記事「全国障害者体育競技 麗水(ヨス)で5日間熱戦突入」(9/22)は、「29回全国障害者体育競技」が21日午後、「(環境)緑色の土地」全南(チョンナム:全羅南道)、麗水ジンナム競技場で内外貴賓と2万人余りの観衆、選手団が参加した中で盛大に開催され・・・この日開幕式は事前、式典、公式行事に分かれて多彩に進行された。・・・国民歌手イ・ソンヒが公式行事の最後に参加観衆のために「美しい江山」を歌った。・・・と伝えた。

コスモスまつり

思いのほか晴天に恵まれて、西立川にある「国営昭和記念公園」の「コスモスまつり」にямадзаки氏と行く。<ハッピーリング>という品種のコスモス(80万本)が、「原っぱ東花畑」(5,000㎡)一面に、秋の日差しを受けてのんびりと咲いていた。家族連れで賑わっていたが、その子どもたちはもっぱら、中央にある「みんなの原っぱ」での遊びに夢中のようだった。
(公園奥には「原っぱ東花畑」の3倍の面積がある「コスモスの丘」(16,500㎡)があって、10月中旬になると400万本のコスモス(品種<ドワーフセンセーションピノキオ>)が咲くそうだが、今日のところポツリポツリと咲いていた)

公園内の「日本庭園」の池の周りを巡り、蓮の葉や水連の花が浮かんでいるさまを鑑賞する。つい、庭園の維持に関心がいってしまう。

また、「盆栽苑」 では慣れぬまま盆栽を鑑賞する。盆栽は、その姿に自然の風雪を映す作品のような気がした。展示品はハングルの表示もあるが必ずしも直訳ではない。返って詳細な表示もあった。作品名ではなく、「노간주나무」(ネズ:ヒノキ科の常緑低木)と表示されていたので、電子辞書で確認していたら、後ろの親子が韓国語で「노간주나무」について会話していた。

結局、「国営昭和記念公園」をほぼ全周したと思う。広大な公園を歩くと、結構な日差しで喉は渇くし、腹は減るしで何度か座り場所を探した。全歩数15,498歩の健康によい一日だった。

ところで去年、高麗の巾着田に曼珠沙華(彼岸花)とコスモスを見に行った。彼岸花は木立の陰にあやしく群生していたが、それ以上にコスモス畑の規模に驚かされた。何と33,000㎡一面、空のもとにコスモスが咲き誇っていた。まるで天国の花畑で、クレパス色にあふれていた。

2009年9月21日月曜日

孫のプレゼント

朝方、宅配便が届いた。届け票の送り主を見ると、6ヶ月の孫の名前が書いてある。そうか、今日の祝日を若夫婦が祝ってくれたのだ。孫の名前で送ってくれたことに感謝。そうそう、プレゼントはこの冬を暖かく身を包んでくれるベストだ。これを着るたびに、きっと孫の名前を口にすることだろう。

チェ・ヘヨン

イ・ソンヒが登場する1984年前後の歌手を探していたところ、1983年に第1集アルバムを出したチェ・ヘヨン(최혜영)の「それは人生(그것은 인생)」が登録されているのをYouTubeで知った。イ・ソンヒと同様に高音に特徴があり、透明感と伸びのある美しい声質を際立てている。(音源は編集もされているだろうけれど、別のYouTubeのステージ画像でも高音の特徴は同じだ)
(YouTubeに登録のpops8090に感謝:その豊富な登録はBuSanYoungDoBridgeと同じく凄い!)

去年の「LIVE Excite SEOUL」('08/8/8)によれば、彼女がカムバックしたことを次のように伝えている。
'88年(ソウル)オリンピック以後、20年ぶりに音楽業界にカムバックしたスターもいます。「それは人生」の歌手チェ・ヘヨンです。
Q) 20年ぶりにカムバックしましたが...?
A) 突然アルバムを出して活動するため新人になった気持ちです。まだ心はあの時20代の幼い少女のようです。
(残念ながらカムバック後の作品をYouTubeで今現在未見)

(参考) 「Daum知識」に「それは人生」の歌詞を掲載している。(わたしは歳月の中すべて変わって行く、それは人生)
(参考) 「NATE Q&A」に彼女のカムバックの心境を伝えている。(娘さんは日本の大学に留学とのこと)

2009年9月20日日曜日

「炎のように蝶のように」ミュージックビデオ

「chosun.comスポーツ・演芸」(9/20)の記事「イ・ソンヒ 『炎蝶』で『王男』シンドローム引継ぐか」は、24日に封切られる、イ・ソンヒが主題歌手で参加した映画「炎のように蝶のように」のミュージックビデオが、20日言論を通じて初公開された。・・・と伝えた。

ミュージックビデオはYouTubeに「불꽃처럼 나비처럼 이선희OST」として登録されている。
(YouTubeに登録のwhtnswkに感謝)

上記記事では、次のことを紹介している。イ・ソンヒは、去る2005年に封切りして1000万の観客を動員した映画「王の男」にも主題歌手で参加して「因縁」という歌で大当たりヒットを記録したことがある。 だが当時「因縁」は映画「王の男」にインスピレーションを受けて作られた歌ではなく、<実は、「因縁」は映画「王の男」ではなくて、ドラマ「茶母(タモ)」に心酔して作った歌であった>と思いがけない秘話を伝えて話題を集めたりした。

「炎蝶」の文字から、速水御舟の日本画「炎舞」を思い出した。描かれているのは、実際は焚き火に群がる<蛾>だそうだが、闇の中の炎に舞い寄せられ身を焦がす小さき命のあわれをイメージする。

2009年9月19日土曜日

HTV

「毎日jp」(9/189/19)によれば、11日未明のH2B打ち上げにより国際宇宙ステーション(ISS)に向かった無人補給機「HTV」は、18日7時26分に無事ドッキングし、本日午前4時51分にハッチが開かれ、長期滞在中の宇宙飛行士が初めて機内に乗り込んだ。・・・とのこと。
(YouTubeに登録のchobi5706に感謝)

ミュージックビデオ

YAHOO(KOREA)掲載の「ノーカットニュース(노컷뉴스)」(9/19)によれば、歌手イ・ソンヒが直接作った(作詞作曲して歌った)甘美な音楽と、映画「炎のように蝶のように」の美しい映像とが出会ってできたミュージックビデオが公開されて、この映画に対する期待感を高めている。・・・とのこと。
YouToubeには、上記ミュージックビデオは未だ登録されていないようだ。はやく視聴したいものである。

2009年9月18日金曜日

メアリー・ブレア

「東京都現代美術館」で開催されている「メアリー・ブレア展」に行った。

彼女は、ディズニー・スタジオで、「シンデレラ」(1950年)、「ふしぎの国のアリス(不思議の国のアリス)」(1951年)、「ピーター・パン」(1953年)などの制作に参加し、その後の独自のアート作品も今なお親しまれているという。
ディズニー・スタジオでの彼女の役割をシステム開発を例にしてみると、画面展開(=状態遷移)に従い、シーンごとのイメージをアイデアスケッチする「コンセプト・アート」(=基本設計)を担当したり、画面の部品イメージを固める「カラー・アンド・スタイリング」(=詳細設計)を担当したようだ。

「妻」として、2人の男の子の「母」として、「プロのアーティスト」として彼女が造った作品には、色彩は豊かに暖かみを増して、人物像は愛らしくシンプルになっていくのを見ることができる。
(YouTubeに登録のにkuz0123NecleaTwilightWander感謝)

子どものころに「ふしぎの国のアリス」(日本公開:1953年)を見たつもりでいたが、「日本で公開されたディズニー映画『ふしぎの国のアリス』」(木下信一The Rabbit Hole)を拝見すると確信がもてない。再上映は1973年、TV放映は1979年とのことなので、それでは遅すぎるし。絵本やいろいろな情報で見たような気持ちになっていたのか、あるいは実際見た後に感想が固まったのかもしれない。ともあれ、わたしのこのアニメーションの印象は次の通りである。

アリスの金髪は遠い国のアニメーションを強く意識させた。アリスの白と水色の衣装は清潔さを思い知らされた。ふしぎの国は、色彩の豊富さ、美しさゆえに菓子世界のように見えた。多分それらは、豊かなアメリカのイメージにつながっていったと思う。
TVアニメ「鉄腕アトム」の次に、「悟空の大冒険」(1967年:虫プロダクション)が登場したとき、色彩や線描にアメリカの臭いを感じた、と同時に日本のアニメの進化を知った。
(YouTubeに登録のにquupii感謝)

ちなみに、イ・ソンヒはミュージカル「ピーターパン(피터팬)」や「オズの魔法使い(오즈의 마법사)」に出演している。「ピーターパン」(1991年4月27日- 5月1日)では、主人公ピーターパン役を演じた。公演実況アルバムに「ミュージカル ピーターパン」があり、「ピーターパンの歌(피터팬의 노래)」があるようだ。
(1990年4月28日の「オズの魔術使い」では、主人公ドロシー役)

2009年9月17日木曜日

ゼロゼロワンダフル

最近、KDDIの「国際電話サービス001」(韓国編)CMが気になる。というより出演のキム・ヒジョンさんに目がとまる。
KDDIホームページのAD GALLERY>CMギャラリー>国際電話に、このCFが登録されており、解説の一部を次の通り抜書きする。
<ストーリー>: 1991年のキム・ヒジョンさんの映像の次に、2009年のキム・ヒジョンさんが登場。家族と共に元気に生活している様子と、2009年の韓国の街並みが綴られていきます。
<撮影リポート>: 母親となったキム・ヒジョンさんが18年ぶりに「ゼロゼロワンダフル!」のCMに登場です。撮影は7月下旬に韓国ソウルで行われました。・・・今回のCMでは、・・・自然なキムさん家族をみることができます。2人の子どもを世話する様子は、いい「お母さん」でした。
<スタッフ・リスト>: 出演者:キム・ヒジョン、4歳と2歳の息子さんと娘さん

メーキング情報はこちら⇒「彼女たちの今」:母親としての自信と変わらぬ美しさ、ソウルの街並みの変化・・・

(YouTubeに登録のkurugoma1144に感謝)

試写会

「中央日報(Jo!ns)」(9/16)に掲載の「newsen(뉴스엔)」の記事「映画OST参加したイ・ソンヒ、映画大当りするように~」に、映画「炎のように蝶のように」のVIP試写会が9月16日午後9時、ソウル江南区三成洞コエックス・メガボックスで開かれ、歌手イ・ソンヒが参加して、席を輝かせた。・・・とのこと。(OST:Original Sound Track)

(本ブログ内関連:9/11)

2009年9月16日水曜日

孫の離乳食

息子夫婦の休日をねらった今月初回の孫への訪問途中、ケーキ屋に寄り苺ホールケーキを買う。「バースデーケーキですか?」と店員さんに確認される。孫は今月7日で、0.5歳になったばかりなので窮していいえと答える。でも、その0.5歳を祝うために買ったことに間違いない。
寝起きの孫は、例によって不思議そうに見つめるものの、しばらくして笑顔を振り向けてくれる。今月初から始めている離乳食の様子を見る。孫はびっくりするほどの食欲で、どうりで体重が増したはずだ。そして可愛さも一段と増した。

2009年9月15日火曜日

韓流

鳩山首相の家族も韓流ファンだそうだ。
【8月31日:聯合ニュース(東京)】日本衆議院総選挙で民主党を歴史的大勝に導いた鳩山由紀夫同党代表は、夫人と母親が熱烈な韓流ファンだ。
【9月14日:asahi.com】民主党の鳩山代表(夫妻)が14日、韓流スターの男優イ・ソジンさんの表敬を東京都内の個人事務所で受けた。

新大久保や新宿職安通りの賑わいを見る限り、韓流ファンを絶えることなく見ることができる。考えてみれば、この流れを底から支えているのは、庶民のおばさん(アジュンマ)やおばさん予備軍たちだ。

2009年9月14日月曜日

一輪菊

KBS WORLD Radioの番組「玄海灘に立つ虹」の月曜日は、マルコメのお母さんとソウルのアリスさんのお二人によるアジュンマ目線で韓国事情を軽快よく伝えてくれる。
季節がら「菊」をテーマに採りあげて、韓国で栽培された菊の花が日本に輸出されている話題など話された。それに伴い、今日の一曲目として、イ・ソンヒの歌「一輪菊(한송이 국화)」(歌詞)が紹介された。

2009年9月13日日曜日

久良沢鉱山、足尾銅山

昨日の雨空とうって変わって晴天の朝、栃木県の鉱物採集会会員とxаякава氏と共に足尾銅山観光駐車場に集合する。
・久良沢(きゅらさわ)鉱山:
渡良瀬川の橋を渡り、近くのマンガン鉱山である久良沢(きゅらさわ)鉱山に鉱物採集に行く。道路右の沢をまたぎ、現在木立が群がるズリ斜面に上がる。
本鉱山の代表鉱物であるマンガンパイロスマライトは事前の期待に反して、手にしたメンバーはいなかったようだ。採集できたもの(含:大方いただきもの)は次の通り。
⇒バラ輝石、マンガン柘榴石、硬マンガン鉱、黄銅鉱、透閃石、褐鉄鉱など。

・足尾銅山(本山本口沢):
次に場所を変えて、先日(5/23)訪問した足尾銅山(本山本口沢)に行く。熱い日差しに普段の運動不測がたたり、登り坂にエネルギーを使い果たす。わたしが採集できたもの(含:いただきもの)は次の通り。
⇒黄銅鉱、藍銅、孔雀石、水晶など。

2009年9月12日土曜日

小金井の今昔

小雨のなか、地元公民館による「小金井の今昔を知ろう」に参加して、貫井(ぬくい)地区を歴史散歩する。
中央線北側のこの地区にある東京学芸大学正門に集合。戦前、現在の大学敷地を超える大規模の「陸軍技術研究所」があった。その範囲を示す貴重な地図(コピー)が配られ、その広大さに驚く。不思議なことに、当時の子どもたちは隣接する稲穂神社からもぐり込み、所内中央の研究用プールで泳ぎ遊んだという。

次に中央線南側を巡る。昔の貫井村は隣接する小金井村と比べて、有利な農業基盤があるばかりでなく、私塾教育など文化的背景も含めて確固とした郷土意識を持っているという話を後でうかがった。今日、たまたま貫井神社の大例祭の日にあたり、年に一度見られる美しい木彫を飾った大きな山車の準備光景をうかがうことができた。
午後のレクチャーで、講師の先生は「歴史として物事をみる場合、伝聞だけでなく、その事実を示すもの、例えば古文書などが必要であるが」と語られた。

帰り際、講師の先生に、当時の武蔵野の常食を教えていただいた。台地に住むものにとって、「うどん」は「ハレ」のときに食するもので、普段は麦飯であったという。また、低地で湧水を利用できた米作農家の二男三男は、「うえ」つまり「乾燥した台地」に上がって独立、活路を拓くこと、うまくいけば台地で新田(≒麦畑)開発した。そうでない時代、家付きとなって他家の跡継ぎ(養子)となることを待つケースもあったという。

また、「武蔵野麦打唄」が当地で歌われたかは確認が必要とのこと(=教示してくれる方を紹介された)。この民謡の最後の「今日の麦はこれ限り 明日は又 どなたの麦を打つやら」のフレーズは、民謡に共通したパターンでもあるので、あまり深読みしなくてもよい。以上の旨を、穏やかな口調で講師の先生は語られた。

次回、最終回だが所用のため参加できないことが悔やまれる。講師の先生および関係者に感謝申しあげる。

H2B

昨日(9/11)の午前2時過ぎ、鹿児島県の種子島宇宙センターから新型ロケット「H2B」1号機が打ち上げられた。国際宇宙ステーション(ISS)への無人輸送機「HTV」を搭載している。今後引退予定のNASAスペースシャトルに替わる輸送機能を担うことになるそうだ。
夜中、インターネットによるライブ中継を見た。発射時の鋭い閃光で画面が真っ白になったとき、H2Bロケットの巨大なエネルギーを見せつけられたような気がした。
(YouTubeに登録のhibikiwaに感謝)

2009年9月11日金曜日

炎のように蝶のように

「スポーツ東亜(스포츠동아)」の記事「歌手イ・ソンヒがデビュー後初めて映画主題曲を歌う」(9/11)によれば、イ・ソンヒは、24日封切りするスエ(수애)、チョ・スンウ(조승우)主演映画「炎のように蝶のように(불꽃처럼 나비처럼)」(監督キム・ヨンギュン・製作サイダスFNH)の同名主題曲を熱唱した。
イ・ソンヒは、今月の初め製作会社サイダスFNHキム・ミヒ代表とキム・ヨンギュン監督、チェ・ヨンナク音楽監督などに会って、主題曲を歌ってくれという提案を受けた。 その後、イ・ソンヒは同映画の編集(版を)手本として、直接歌を作詞、作曲した。これに伴い、イ・ソンヒはわずか一日で歌を作って、7日に録音を終えた。
なお同映画は、明成皇后(閔妃)と護衛の愛を描いており、秋夕(チュソク)シーズンを狙って(9月24日)上映予定とのこと。べネチア映画祭出品予定とか。
(YouTubeに登録のKMDb00virusmodernl79qhal2に感謝)

シンガーソング ライター

ブログ「成長中のB(성장중인B)」(9/11)に、90年代を風靡したシンガーソング ライターを次のように一覧している。
チョー・ヨンピル(조용필)、イチョク(이적)、キム・ドンリュル(김동률)、キム・ヒョンチョル(김현철)、イ・スンファン(이승환)、ユ・ヒョル(유희열)、ユン・ジョンシン(윤종신)、チョ・ギュチャン(조규찬:イ・ソラと)、ソテジ(서태지)、パク・ソンジュ(박선주)、ノ・ヨンシム(노영심)、イ・サンウン(이상은リーチェ)、クォン・ジンウォン(권진원)、イ・ソンヒ(이선희)、ソ・ムンタク(서문탁)、パク・キヨン(박기영)、イム・ヒョンジョン(임현정
(YouTubeに登録のkkim1213mizuatotinothuniqueonwassereis875gyuhosglay2208doolee10heebum1981BuSanYoungDoBridgespyfish80balkorakverock82strabinneo0929に感謝)
その上で、「これからは、オ・チウン(오지은)と同じように若年層にアピールできるシンガーソングライターらが注目される。」とのこと。
(YouTubeに登録のgunpyoに感謝)

2009年9月10日木曜日

bing

MS新検索エンジン「bing」の検索サイトを「韓国」にして、「이선희」と検索すると、先頭にイ・ソンヒの関連写真が並んで表示される。あるステージ写真を展開したところ、以前(7/1できごと)のものであるが、「第14期 民主平和統一諮問会議、 歴史的出帆を宣布」というタイトルの同会議によるニュース記事(7/6)に行き着いた。
韓国政府大統領直属の機関である「民主平和統一諮問会議」が開催した出帆会議で、イ・ミョンバク(이명박 )大統領も出席した。いくつか行事があるなか、会議ステージでイ・ソンヒの公演があった。

2009年9月9日水曜日

小金井雑記

この地のむかし、「うどん」麦飯が主食だったと聞いたが、岩波文庫の「日本の民謡集」に「武蔵野麦打唄」が載っている。解説に「小麦の生産で知られる武蔵野台地一帯に歌われる麦の穂打ち唄」とある。

[甲]〽十七八の 麦打は(ホイ ホイ ホイ)
[乙]〽くるり棒が 折れるか芒(のげ)が 折れるか(ホイ ホイ ホイ)
お天道さまの申し子は 百日の 日照りに笠もかぶらず
目出度やこれの麦打ちは 日和よく 風出て芒を立てたや
牡丹餅はやる世の中に 俺(おら)がでは 碾割花(かきわりばな)の焼餅
大嶽山の黒雲 あの雲が かかれば雨か嵐か
十七八はねむいもの 朝おきて 米とぎ桶を枕に
皆若い衆 江戸々々と 江戸だとて 枯れ木に花は咲くまい
お江戸に三日居て見たい 上様の 御用の水を汲みたい
今日の麦はこれ限り 明日は又 どなたの麦を打つやら

(注)「芒」は「イネ科の植物の花の外殻にある針のような突起」。(広辞苑)

日々労働に追われる、親の田畑を継ぐあてもない二男三男の悲哀が含まれているのだろうか。
土地柄、若者たちは江戸四宿のひとつの(内藤)新宿へ行きたかったようだ。

(追記)9/12の「小金井の今昔」に参加して一部確認したことを9/12に追記載。

2009年9月8日火曜日

1984

小説「1Q84」がベストセラーだそうだが、1984年をインターネット情報で振り返ってみる。
何より当年は、イ・ソンヒが第5回「江辺歌謡祭(강변가요제)」で「Jへ(J에게)」により大賞を受賞している。

・映画「瀬戸内少年野球団」(夏目雅子がなつかしい:=唯一買ったことのある写真集は彼女のものだった)
・音楽「雨音はショパンの調べ」(小林麻美は竹久夢二の絵のような印象がした:=正面から見られない美しさだった)
・TV「銭形平次」(大川橋蔵主演の時代劇が終わった:=なぜか記憶の中の映像は白黒だ)
・初代Macintoshが発売された。(Macとは縁がない:=Macintosh IIvxを2年間仕事で触ったことがあるだけ)
・NHK「アンニョンハシムニカ~ハングル講座~」(スタート時に番組タイトル設定が話題となった)
・ロサンゼルス・オリンピック(柔道金メダルの山下選手が対戦したエジプト選手のファエアプレイに感銘を受けた)

(YouTubeに登録のkodomoootokagekunn2、betuchannel、TAKAKOSaint005、yukaidawa、tranquileyedotnetに感謝)

2009年9月7日月曜日

前売ランキング

「PlayDB」の「公演/コンサートダウンロード前売りランキングレポート〜9月1週 」(9/7)によれば、インターパーク(인터파크)のチケット販売(8/31〜9/6)を基準に、次のような前売りランキングになってる。
①Rain(비)(LEGEND OF RAINISM)、②イムンセ(이문세)、③カルト(ショー)が上位3位を占めた。そして、「小さい巨人イ・ソンヒの『イ・ソンヒ ライブコンサート』大邱(テグ)公演(9/12)が10位に位置した。」
(YouTubeに登録のratoka28espresso1013に感謝)

2009年9月6日日曜日

小金井雑記

晴天の朝方、小金井公園に自転車で行く。途中、コンビニエンスストアで新聞を買い、牛丼屋に寄って朝定食をとる。公園中央の広場でフリーマーケットが開催され、家族連れで結構にぎわっていた。大方出店しているようなので覗いてみる。フリーマーケットは、何か気に入るものがあるか、ないかと探すことが楽しい。
広大な公園の木立の道を自転車で巡ったが、残暑の日差しは強く、早々に木陰に入り、朝刊をのんびりと読む。それにしても新聞は、この情報選択時代にメディアの特性から更に解説重視の構成になれないかと思ったりもした。
帰宅すると、先日電話予約した吉祥寺のY店から「加湿・空気清浄機」が入荷したと連絡があり、早速出向き購入して、孫宅へ宅配してもらう。これで孫の新型インフルエンザ対策が一応整った。

2009年9月5日土曜日

山寺音楽会

韓国で彼岸花が一番美しい(全羅北道の)高敞(고창)にある禅雲山禅雲寺(선운사)で開催の「禅雲文化祭」(9月19~20日)の「山寺音楽会(산사음악회)」(9/19)に、国民歌手イ・ソンヒ、オ・ジョンヘ(오정혜:西便制主演)、ソリセ(소리새)等が出演する。
(YouTubeに登録のdingnihaoamplify82に感謝)

(追記)イ・ソンヒは今日、高陽(고양)の「高陽アラムヌリ アラム劇場」で開催のライブ・コンサート に出演する。

2009年9月4日金曜日

加湿空気清浄機

新型インフルエンザ流行のピーク時期(10月下旬)を考えると、孫のために、同インフルのウィルス除去対応できるS社製「空気清浄機」を早急に購入したい。(流行はⅠ期、Ⅱ期と襲ってくることがある)
・吉祥寺のY店に探したが該当製品はなかった。店頭担当者によれば、9月に同S社から「加湿・空気清浄機」が発売されたものの入荷未定とのこと。替わりにD社製品を案内されたが、上記ウィルス除去については公的機関による調査結果未公表のようなため見送る。
・帰宅後、同S社に電話して「加湿・空気清浄機」の加湿/空気清浄の機能ごとにウィルス除去が可能であることを確認。
・インターネットで販売店を探す。購入申込途中、誤記があり再登録したところ、そのタイミングで売り切れたようで購入できず。
・Y店に電話予約して、他店舗の在庫を確認してもらい近日中購入予定。一安心である。

2009年9月3日木曜日

おわら風の盆

昨日のTVニュースで、富山県富山市八尾町で行われている「おわら風の盆」本祭の様子が伝えられた。(本日が最終日とのこと)
TVで紹介される情景しか知らないので、一度見に行ってみたいものである。この祭りは、いわゆる喧騒な盆踊りとは異なり、独特の趣がある。男女の艶のある踊りは、盆踊りの枠を超えて町を舞台にしているようだ。特に女性の踊りは優雅で、手や膝の動きと編み笠姿は女性を抽象化して神秘的な美しさにする。

2009年9月1日火曜日

KBS WORLD Radioホームページ

今日(9/1)から「KBS WORLD Radio」(日本語)のホームページが更新された。レイアウトが変更されているが、それ以外に無くなったものがある。
今日の「玄海灘に立つ虹」コーナー(インターネットON AIR)で、以前のホームページにあった番組リストの中の<当日内容全てが聞けるポッドキャスト>が「著作権の都合で無くなりました」と告げられた。
新しいホームページは、その他のコーナーのポッドキャストは残されているのに。何が問題なのだろうかと考えてみると、例えばユンナの「K-POP FREAK」を当日繰り返し聞くことができなくなることになる。独自ソース制作と異なる音楽放送番組を同じメディア(インターネット)で繰り返し聞けるようにすることは、著作権に抵触するのかもしれない。(それに「K-POP FREAK」単独のポッドキャストは元々無いわけだし。)

2009年8月31日月曜日

イ・ソンヒと政治

昨日の衆議院議員選挙投票結果は、政権交代という大変動だった。マスコミの興奮にもかかわらず、国民は過熱することなく今後冷静に見守っていくことと思う。

ところで、「NATE지식(知識)」にはQ&A形式で様々な情報が登録されている。例えば、イ・ソンヒのソウル市議会議員の活動('91.7.1~'95.6.30)について、jmy0411が次のように回答している。
(なお彼女はその前提に社会福祉活動を行ってきた)
・'91年地方自治制復活後、最初に行われた地方議員選挙に出馬して当選した。当時年齢が26才だった。地方区は麻浦(마포)3選挙区だ。
・ソウル特別市議会ホームページ(参考:現在)を見ると、はじめて2年は社会福祉委員会所属、後半期2年は保健社会委員会所属で活動した。 かなりうまくしたそうだ。 任期終了後市民団体で議員活動成績を付けたが10等以内だったそうだ。

(参考)Wikipedia「韓国の歴史年表」より
<'91.3.26>
・'61年の軍事クーデター以降、停止されていた地方自治復活の一環として、市・区・郡議会の議員選挙が実施される。

<'91.6.20>
・ソウル特別市や釜山直轄市(当時)など6大都市と九つの道議会の議員選挙が実施、与党民自党が圧勝。

(参考)イ・ソンヒ著「歌手イ・ソンヒの民自党5百日経験記」(月刊語92年11月号)というものがあるそうだ。
(参考)後にイ・ソンヒは、民自党を離党したとのこと。(onins:01.06.13 )

2009年8月30日日曜日

K-POPフリーク(8月)

ユンナ(ちゃん)のKBS world radioの「KPOPフリーク」は、いろいろ曲を教えてくれる貴重な番組だ。今月はユンナの中学時代の夏休みの思い出(いとことの面倒をみたこと、水彩画絵日記の宿題をまとめて書いたことなど)を語った。
夏らしい曲として、Brown eyes(브라운 아이즈)の「Summer passion」で始まった。
<Respect the musician>コーナーでは、独自路線を進める≪大先輩≫のアーティスト、イ・ソラ(이소라)について語り、ユンナが静かに自分を振り返りたいときの曲として「あなたとダンスを(그대와 춤을)」を紹介した。そしてイ・ソラのヘヤスタイルや恋愛と創作の関係について触れて、7集アルバムから「Track6」(歌詞)を聞かせた。独特な歌唱法について感想を述べ、最後に代表曲「風が吹く(바람이분다)」を紹介した。
<お便り>コーナーでは、「テンション高いですね」、「少し恥ずかしがりながらおしゃべりしている」と聴取者からのメッセージがあった。ユンナへのリクエスト(「Girl」)があったが、彼女の曲「Peace Love & Icecream」がかけられた。
<Love messenger>コーナーでは、 Davichi (다비치)の「愛と戦争(사랑과 전쟁)」から「바람피지마(浮気をしないで)」のフレーズを紹介。浮気についてユンナ(ちゃん)のかわいい論説があった。
<ユンナのフリーク>では、最近ジーンズにこだわっているそうで・・・(どんどん可愛くらしくなってください)。”ジーンズが似合う女性”に触れたピョン・ジンソプ(변진섭)の曲「希望事項(희망사항)」を最後に紹介して終わった。
(YouTubeに登録のAritaumtara82625mino0minoeverlastingmarskiller00630およびimeem、inMuz、lolsong、천태만상に感謝)

孫の歯

小雨まじりの中、孫に会いに行く。先日(8/18)、韓国文化院で開かれた「韓国アニメーション上映会」でいただいた「ポンポン ポロロ」のキャラクター人形(エディ)を渡すことを口実にして。それに息子夫婦のメールに添付されていた写真をL版に焼いたところ、綺麗に仕上がったのでアルバムにまとめて見せた。好評だったので、同じものを用意して次回の口実にしよう。
孫の足は大変力強くなって、わたしの胡坐の上で跳ねるように動いてくれた。それに歯が生えてきたそうだ。生まれたての歯を見たいものの、口元を覗くと笑顔を返してくる。孫の口を強いて開けられるはずもなく、ニッコリ笑い返すだけだった。来月から離乳食になるとのこと、孫はもう一段成長を増した。

(追記)本日、衆議院議員選挙投票日だ。期日前投票を8/20に済ませているので結果を見守るのみだ。

2009年8月29日土曜日

演芸手帳

KBSの「演芸手帳(연예수첩)」(8/28)は、イ・ヨンエが米国で結婚式を挙げたことから、「秘密結婚してこそトップスター?」のタイトルで、同様の幾多のスターについても報じている。イ・ソンヒの場合も次のように触れている。
・「言論に知らせないで再婚した歌手イ・ソンヒ氏は結婚式を挙げた後、自身のファン・カフェ通じて、結婚便りを伝えました。/最近では米国から帰国して、放送に出演して演芸活動を継続しているんですが。」
<画像1m50s>カン・ホドン:「幸せですか?」
<画像1m52s>イ・ソンヒ:「はい。 まあ本当に... 恥ずかしいですね。 何か、こういうのを度々... 私は放送でこんな話をするのが照れくさいです。 はい。 幸せです。」
・(番組の最後に)「(結婚は)良いことだけに多くの人々の祝いを受けて結婚式を挙げるスターらの姿!/しばしば見ることができるのを期待します。」

レモンツリー

パク・へギョン(박혜경)の「LEMON TREE(박혜경)」は不思議な曲だ。彼女の独特な声質は、円やかで高音も自在のハスキーという表現が可能だろうか、キュートである。そして題名の通り、夢に隠したLemon Treeが世界中を明るく爽やかするという、黄色いパステルカラーのような色調で聴かせてくれる。
今日、新宿のKOREA PLAZAで、彼女の第7集「My Favorite」を購入した。この7集について、メーカー発表情報によれば、「パク・ヘギョンが久しぶりに『ヘギョン』らしいアルバムに戻った」とのこと。
「01.ハイヒール(하이힐)」、「05. 幸福が配達されました(행복이 배달됐어요)」は、「LEMON TREE」に通じる感触を味わうことができる。
ところでパク・へギョンのこの曲と、モデルのはな(さん)のイメージがなぜか重なってしまう。

(追記)「Lemon Tree」は、Fool's Gardenの曲

(YouTubeに登録のxcj07、mikemillenium17に感謝)

2009年8月28日金曜日

イ・ソンヒ ライブコンサート - 釜山

イ・ソンヒは14集にあわせ、10月24日にライブコンサートを「KBS釜山ホール」(地図)で午後7時開催する。(主催:CJハロービジョン 釜山メディアセンター)
(チケットオープン予定日: 2009年9月1日(火)午前10:00)

写真家から見たイ・ソンヒ

イ・ソンヒが13集アルバム「四春期」(2005年)発表後に、写真家チョ・セヒョン(조세현)が「文化日報(문화일보)」('06/5/3)に彼女の容貌について次のように語っている。

デビュー以来、日が進むにつれ彼女の音楽性はさらに成熟して熱情的に変わってきたが、妙なことにそのきれいで純粋なイメージはいまだに変わらないでいる。もしかしたら容貌に見えるイメージはむしろさらに少女らしくなったといっても過言ではないだろう。 清くきれいな皮膚とともにすっきりしたメガネフレームの向こう側見える透明な目つきは、相変らず自分だけの夢を大事に保管している少女のように見えるだけでなく、その夢をかなえようと努力する優しくて誠実な女子学生のように見えたりもする。

(追記)
写真家チョ・セヒョンは、現在分からないが、イ・ソンヒと同じフックエンターテインメントに所属していたようだ(2004年)。(なお、文芸春秋社発行の韓国男性俳優写真集に関わったものの著作権問題で係争した(2007年)。)

2009年8月27日木曜日

イ・ソンヒと高音

ブログ「PeterLog」には、イ・ソンヒについていくつかの評論が載っている。いわゆる(大衆歌謡)音楽評論の論調や文脈を知らないので、軽々にそのブログがどのように位置づけられるか推し量ることはできないが、浮かぶ関心のまま見てみたい。
同ブログ掲載の「イ・ソンヒと高音」(1/12)では、イ・ソンヒの特徴である<高音>について考察している。「美しい江山(아름다운 강산)」(4集)など清々しい高音と突き出す直接的声量で歌唱した彼女が、そのイメージをどのように脱却して変遷したか、変曲点となった次の曲目を通して解説している。
・「思い出のページをめくれば(추억의 책장을 넘기면)」(6集)
・「あなたが私を愛されるなら(그대가 나를 사랑하신다면)」(7集)
・「ライラックが散るとき(라일락이 질때)」(シンガーソングライターに変身した10集)
・「縁(인연)」:2005年発表の「四春期」(13集)アルバム収録のこの曲は、イ・ソンヒの長い間の悩みと、イ・ソンヒから期待できるところをよく知っているファンたちの渇きがついに調和を作り出した歌だ。
・「不朽の名曲スペシャル」で一部流れた「愛よ...(사랑아...)」(14集)(ブログ記述時点推測している)
(YouTubeほか登録者に感謝)

2009年8月26日水曜日

少女漫画から飛び出してきたような歌手たち

ブログ「写真は権力だ(사진은 권력이다)」の「90年代彗星に乗って来た妖精 カン・スジ (思い出をくみ上げる井戸)」(1/7)に、80年代後半から90年代初期の(ビジュアルな)女性歌手たちに対する思い出が綴られている。そのなかで、序論としてイ・ソンヒの登場について次のように書いている。
・「(80年代中盤までは)イ・ソンヒが歌唱力で勝負する程度であり、大部分男性歌手らが歌謡界市場を占領していました。この当時、歌手は本当に歌手でした。歌だけよく歌えば良かったのでしょう。外見は関係なかったんですよ。」
(参考) Wikipedia「MBC 강변가요제(江辺歌謡祭)」の文末「エピソード」で、「イ・ソンヒは1984年7月29日、(会場で)ご両親が調べに見(に来てい)るかと思い、パーマをして(いたが)スカートがなくて、見物に来た女子中学生のスカートを借り着て出場した。」と紹介されている。

上記ブログは、ミュージックビデオが知られることにより登場した、(少女漫画のような)ビジュアル側の女性歌手を次のように挙げている。もちろんブログ大部分は、カン・スジに対する想いで埋め尽くされている。
・80年代後半瞬間的にスターだったウォン・ジュンヒ(원준희
・日本の少女漫画から飛び出してきたようなイ・ジヨン(이지연
・イ・ジヨン渡米後のビジュアル時代の空席を埋めたカン・スジ(강수지
・カン・スジの強力なライバルとして登場したハ・スビン(하수빈
(YouTubeに登録のpachunwang013picsinavronajaehoon97に感謝)

2009年8月25日火曜日

「Jへ」と「DJへ」

「文化日報(문화일보)」の「オピニオン(오피니언)」(8/22)にある記事「デスク見解 DJと歌謡の思い出」で、イ・ソンヒの曲「Jへ」と時代背景(大衆意識)について、キム・デジュン(金大中)前大統領が亡くなったことに合わせて、オム・チュヨプ(엄주엽)記者が語っている。
(注:そうとうな高踏論説につきご注意を!)
・「1980年代中盤、当時の政治状況下の若者たちは音楽喫茶店に閉じこもって時間をころした。音楽喫茶店ブームにのって出てきた歌がユン・シネ(윤시내)が歌った『DJへ(DJ에게)』(歌詞)であった。 83年に出たこの歌は空前のヒットを打った。(そのヒット分析としてある音楽評論家がいった)大衆の無意識にある(米国亡命中の)『キム・デジュン(DJ)』に対する懐かしさがこの歌のヒットにつながった。」
・「翌84年に江辺歌謡祭で大賞を受けて、一躍シンデレラになったイ・ソンヒの『Jへ』も同じ脈絡で解釈される。この歌も光復後のヒット曲”ナンバー10”に入る程たくさん流された。『Jへ』自体知らないうちに大衆の政治的渇望を解いたことを、イ・ソンヒは知っているのか分からない。」
(YouTubeへ登録のBuSanYoungDoBridgeに感謝)

(本ブログ関連:4/13、6/7、6/8、8/4)

2009年8月24日月曜日

空気清浄機

先日のニュースで新型インフルエンザ除去率が極めて高いというS社製空気清浄機を購入するため、吉祥寺のY店に行った。インフルエンザから孫を守るためだ。店頭には他社製品が多数並んでいたが、同社の製品が見つからず、売り場担当者に訊ねると、ニュースで知った多数の客により完売したとのこと。来月には新型の製品が発売されるので待って欲しいといわれた。
待ちましょう、待ちましょう。待つから、孫のために急いで店頭に置いて欲しいものだ。

(追記)映画「海雲台」の観客動員1000万人超えたとのこと。

2009年8月23日日曜日

世界地質遺産

「47News」(8/23)によれば、「世界地質遺産に(日本)国内3地域 洞爺湖有珠山など、初認定」のタイトルで次のように記している。
世界的に貴重な地形や地質、火山、断層などを有する自然公園を認定する「世界ジオパーク(地質遺産)」に、<洞爺湖有珠山(北海道)>・<糸魚川(新潟)>・<島原半島(長崎)>の3地域が日本から初めて選ばれた
⇒<洞爺湖有珠山地域>は、最近100年で4回の噴火があった有珠山や約10万年前の火山活動で生じたカルデラ湖などがあり、美しい山と湖の景観を眺めながら、自然の恵みと災害について考えることができる。
⇒<糸魚川地域>は、本州中部を縦断する巨大な地溝帯「フォッサマグナ」を確認できる断層など、特徴的な地形が見られる。
⇒<島原半島地域>は、1989~95年に噴火した雲仙普賢岳による被災のつめ跡を確認できるとともに、温泉やわき水といった火山の恵みを実感できる。

ところで、石見銀山は「世界遺産」(文化遺産)でUNESCO World Heritage Centre が決めるものであり、上記はUNESCO Global Geopark Networkが決めるようで「地質の世界遺産」ということらしい。
ではポンペイは「世界遺産」だが、ヴェスヴィオ火山は?

それから日本には独自に、「百名山」にちなんだようなネーミングの「日本の地質百選」がある。

2009年8月22日土曜日

チェオクの剣(最終)

レンタルDVDで、TVドラマ「チェオクの剣(다모:茶母)」の最終話(14話)を見た。イ・ソンヒが、このドラマを見て心酔し、役者イ・ソジンとハ・ジウォンのために曲「因縁(인연)」を作ったとのことで、頑張って見たわけだ。
ドラマの初めの頃のワイヤーアクションは後半すっかりひそんでしまい、なぜか暗い舞台で独白するかのように主人公達に語り合わせることが多くなっていった。台詞で因縁の道筋を帰結させるためだろうか、この展開は視聴者にどのように感じられたのか知りたいところだ。
ところで、わたしとしては、独走する主人公達の日陰にいた、ファンボ・ユン(左捕盗庁従事官)にひたむきに想いを寄せる左捕盗庁長官の娘チョ・ナニ(チェ・ヨンイン채영인)が愛おしくてならなかった。
(ブログ「A road to Korea 」によれば、チェ・ヨインはダンスグループ「Redsox」の元メンバーだったそうだ。파이팅!)

2009年8月21日金曜日

第2のイ・ソンヒ

「第2のイ・ソンヒ(제2의 이선희)」といえば、TV「不巧の名曲」に同席したユンナ(윤하)が例えられるが、他にも挙げることができる歌手がいるのだろうか。
10年前の「龍仁市民新聞(용인시민신문)」(99/4/26)の記事に、「第2のイ・ソンヒ」と紹介されている「イビン(이빈:本名이은하)」という、当時20歳の新人歌手の話があり、次のように紹介している。
「彼女の音楽性は、デビュー曲をはじめ、<手紙>、<離れて>に現れるようにR&Bはもちろん、ファンキーヒップホップ、ソウル ヒップホップ、バラードなど各種類の音楽を消化して表現する程の新人にふさわしくない吸収力でファンを引きつけている。」
NAVERで彼女を探したところ、ブログ「photoJS.net」(09/4/27)に、今年4月1日にA型急性肝炎で亡くなったという、優しくて若い才能を惜しむ記述がある。そこには、彼女の若さを強調した写真が掲載されている。
探しあてた人が、若くして亡くなっているのは考えさせられる。(ちなみに韓国では若年層のA型肝炎が多いようだ)
YouTubeで彼女を探したが、残念ながら見つからない。

2009年8月20日木曜日

献花

「mydaily(마이데일리)」(8/19)は、短報記事「[MDフォト] 歌手イ・ソンヒ、『故キム・デジュン前大統領影像(遺影)に献花』」で、イ・ソンヒが献花する写真を掲載しており、内容は次の通り。
「[マイデイリー=インターネット写真共同取材団] 歌手イ・ソンヒが19日午前ソウル、新村(シンチョン)セブランス病院葬儀場に用意された故キム・デジュン前大統領の葬儀室で影像(遺影)に献花をしている。」写真説明している。

(追記) KBSnews(8/20)に献花する各界著名人のなかにイ・ソンヒの映像がある。

韓国を動かすのは誰か(芸能人)

「エンタメコリア」(8/18)掲載の「時事ジャーナル(시사저널)」(8/9)の記事「(芸能人分野における)韓国で誰が最も影響力があるか」は、アンケート調査の結果、芸能人の順位を次のように報告している。
①ピ(비:歌手、19.9%)> ②ユ・ジェソク(유재석:コメディアン)> ③カン・ホドン(강호동:コメディアン)> ④ペ・ヨンジュン(배용준:映画俳優)> ⑤アン・ソンギ(안성기:映画俳優)> ⑥少女時代(소녀시대;歌手)> ⑦チョー・ヨンピル(조용필:歌手)> ⑧チェ・ブラム(최불암:演技者)> ⑨パク・チニョン(박진영:芸能企画者)> ⑩キム・ヘジャ(김혜자:演技者)
「俳優アン・ソンギと歌手チョー・ヨンピル、演技者チェ・ブラムは、『ロング(ステディー)セラー3種セット』と呼ばれるに値する。」としている。および「10位圏外では、歌手イ・ヒョリ、演技者イ・スンジェ、映画俳優チャン・ドンゴン、芸能企画者イ・スマン、演技者イ・ヨンエ、歌手ワンダーガール・ソテジ・BoA・東方神起などが名前を上げた。」としている。

(追記)ちなみにスポーツ分野では、キム・ヨナ(김연아)が圧倒的一位(67.9%)である。

2009年8月19日水曜日

新型インフルエンザ本格流行

TVニュースは、厚生大臣が発表した新型インフルエンザ本格流行を伝えた。厚生大臣は、この本格流行は第一波についてのものと補足した。番組キャスターは、秋から冬口の第二波への注意を呼びかけた。
・本日の「毎日jp」によれば、定点医療機関1施設当たりの患者数について次の通り報告している。
⇒「(今月)3~9日の定点医療機関1施設当たりの患者数報告は0.99で、流行水準とされる『1』の目前となっており、10日以降は既に1を超えて流行期に入っている可能性が高い。」
⇒「地域別では、定点報告が20.36と全国で突出して多い沖縄が103件で最多だが、全都道府県で報告があり、東京、茨城、京都など23都府県で10件以上。」
・本日の「中央日報」によれば、「新学期を前に新型インフルエンザ非常事態に」のタイトルで、米国のすべての子どもへの予防接種、仏国の流行時の休校とテレビラジオ講義教材の用意など対策を伝えている。

この暑さの中でマスク着用はむつかしいだろうから、人混みを避けるしかない。
(本ブログ関連:4/29、5/20、5/25)

上半期 歌謡界の決算

NATEニュース掲載の「ウイークリー朝鮮(위클리조선)」(8/18)の記事「〔文化〕上半期 歌謡界の決算_ガールグループは上限値、男性アイドルは横這い」によれば、歌謡界の2009年上半期の状況を次のように述べている。
・<ガールグループ>の活躍がより一層目立った。そのうちでも少女時代(소녀시대)、2NE1、カラ(카라)などの活動が眩しかった。
・<女性歌手>ではソンダビ(손담비)が善戦した。
・<男性アイドルグループ>のスーパージュニア(슈퍼주니어)、2PM、東方神起(동방신기)、ビッグバン(빅뱅)なども拮抗した接戦を行った。
・例年と違った最も独特な現象の中の一つは、インディーバンド『チャン・ギハと顔たち(장기하와 얼굴들)』の急浮上だった。
・<中堅歌手>のイ・スンチョル、イ・ソラ、インスニらも粘り強く好まれた。

<中堅歌手>について見ると、「中堅歌手の『底力』 イ・スンチョル、インスニ、イ・ウンミ、イ・ソラの『ロングセラー(스테디셀러)』」として、次のように解説している。
「イ・スンチョルの『そんな人他にいません(그런 사람 또 없습니다)』は、故ノ・ムヒョン前大統領の追慕UCC(User Created Content)のバックミュージックで好まれて使われた。イ・ウンミは『恋人います(애인 있어요)』、『別れるところです(헤어지는 중입니다)』などで人気を集めた。 6年前歌謡界を引退したイム・チャンジョンが『久しぶりだね(오랜만이야)』で復帰したし、ソン・ジチャンとキム・ミンジョンも14年ぶりに 『The Blue(더 블루)』を再結成した。これ以外にも、イ・ムンセ、ユン・ドヒョンバンド、イ・ソラ、インスニ、イ・ソンヒキム・ジャンフン、キム・ゴンモ、シン・スンフン、チョー・ヨンピルなどの曲等がライブ公演とともに『ロングセラー』としての人気を維持している。」
(YouTubeに登録のsmentprot0980karanicolforeverhkey21sment2pmcrj305eltype1woobers79mobsters2008mykorusk54821chaogaohgoodmanに感謝)

2009年8月18日火曜日

ポンポン ポロロ

韓国文化院で「韓国アニメーション上映会(第一回)」が開かれた。夏休みの親子を対象にしたものだ。4本のアニメが上映された。その中でも一番気に入ったのは、CGアニメ「ポンポン ポロロ뽀롱뽀롱 뽀로로)」だ。映像がきれいで、キャラクターはすっきりしてストーリーも大変よくできていると思った。(近くの座席の子どもたちの反応もよかった。)
ところで、このアニメはフジテレビ「ポンキッキ」内で2006年に放送されている。しかも何本もDVDが発売されていることを、家に帰って初めて知った。(孫ができるまで幼児番組とは大変縁遠いところにいた。)
この催しではプレゼントの抽選があった。ポロロの仲間のキツネ「エディ」の縫いぐるみをいただいた。孫へのお土産にさせていただく。
上映会のアンケートに、今まで見た韓国のアニメについて記述欄があった。ブログ「GuruGuru韓国」に紹介されていたCGアニメ「Birthday.Boy」が印象に残っているので記した。(アンケートに記述できなかったが、随分むかしに見た「My Beautiful Girl, Mari(마리 이야기)」は、淡い色調の幻想的な物語で、イ・ビョンホンやアン・ソンギが声優をつとめた本格的なものだった。映写会で頒布された映画カタログを今も大切に保管している。)
(YouTubeに登録のylaneigegeroincitumblesに感謝)

追記: 本日、キム・デジュン(金大中)韓国元大統領が亡くなった。

2009年8月17日月曜日

スタイル

1984年にイ・ソンヒが登場する前後の歌手たちの髪型やメガネのスタイルで、彼女を思い合わせることができる歌手をピックアップしてみよう。
・MBC 歌手王に輝いたイヨン(이용):「忘れられた季節(잊혀진 계절)」(1982年)
・キム・スチョル(김수철):「若いあなた(젊은 그대)」(1985年)
・チョン・ヨンノク(전영록):「愛心(애심)」(1974年?)
これから、気ままに調べて書き足してみよう。
(YouTubeに登録のBuSanYoungDoBridgeamplify82に感)

2009年8月16日日曜日

大涌谷

予定通り、富士箱根伊豆国立公園にある箱根大涌谷に行く。ロープウエイの下に大涌谷の地獄谷斜面が現れると、そこにはいくつもの噴気孔とその周辺を黄色く染める硫黄の析出を眺めることができる。










中には硫黄が溶けて流れた跡のように見えるものがあるが、実地確認できないのが残念だ。(規模が小さいものの、知床硫黄山の溶融硫黄の大噴出を思い出させる)

大涌谷駅を出ると、晴天猛暑の遠景はもやっているものの、富士山が雲の上に頂を聳えて雄姿を見せていた。今回、大涌谷散策と硫黄を眺めようということでямадзаки氏と来た。硫黄独特の火山ガスの臭いが漂っている。たまご茶屋に至る右手の大涌谷自然研究路は、夏休みの親子連れや中国からの観光客であふれていた。
神山登山道につながる大涌谷自然研究路を上る途中に、別方向への通行を禁止する標識がある。そのあたりで、乾いた泥の中に輝きのある微細な硫黄結晶群を見つけることができた。むかし噴出口近くにあったのだろうか、ここの泥は硫黄ガスが硫酸になって岩石を溶かしてできたものではと想像した。
帰りに予定した、「神奈川県立 生命の星・地球博物館」へは時間が間に合わず断念した。せっかくの機会だったのに残念である。
(写真撮影:ямадзаки氏に感謝)

2009年8月15日土曜日

小金井雑記

小金井公園は、夏の陽射しを楽しむ人々で賑わっていた。広場を囲う木立は緑を増して、その下に一息つける緑陰を作る。木陰のベンチで、文庫本を取り出し読み始めたたところ、半袖の両手先を薮蚊に刺された。刺された処が左右対称のようで不思議だ。イグノーベル賞ではないが、蚊は人間の何処を刺すのかを研究していないだろうか。もしかすると、静脈血管に沿っていないだろうか。また、隣接して刺さないのも不思議である。(おかげで帰り道、薬局に行くことになった)
木立の中を巡る散歩道に、夏風に合わせて木洩れ陽が揺れていた。木陰の濃さに反比例して、木洩れ陽がまるでスポットライトのように眩しく射してくることがあった。

(追記)イ・ソンヒは今日、城南(성남)の「城南アートセンターオペラハウス」で開催のライブ・コンサート に出演する。

2009年8月14日金曜日

チェオクの剣

TVドラマ「チェオクの剣(다모)」のDVDをレンタルした。物語は「17世紀末の朝鮮王朝時代を舞台にしたスーパーアクション時代劇」(NHK公式サイト)である。
イ・ソンヒがMBCの番組 「黄金漁場-膝打ち道士」に出て、彼女の曲「因縁(인연)」について、このドラマがきっかけであったことが語られている。主人公チャン・チェオク(ハ・ジウォン(하지원))とチェオクが仕えるファンボ・ユン(イ・ソジン(이서진))との関係から着想を得ている。
レンタルしたDVDは、1枚に2話入っており、第1話の導入では主登場人物を知り、第2話でチェオクの生い立ちを知るわけだが、続けて見るのはきつい。もう一枚DVDを借りているので、これからゆっくり鑑賞することにする。

(追記) 映画「海雲台해운대)」
・映画「『海雲台』は津波をテーマにした仮想ドラマで、日本の対馬近海で起きた大地震による巨大津波が釜山市の海岸『海雲台』に押し寄せてくるという」(KBS World radio)物語で、チェオク役の凛々しい顔立ちのハ・ジウォンが主役として登場している。
・「中央日報」(8/14)に、映画「海雲台」が、「ハ・ジウォン『1000万観客映画』の初ヒロインになるか?」のタイトルで紹介されている。観客動員が「これまで『1000万クラブ』に加入した映画はただ4編にすぎない。2004年カン・ウソク監督の『シルミド』(1108万)が初めてテープを切ってから『ブラザーフッド』(1174万)、『王の男』(1230万)、『グエムル-漢江の怪物』(1302万)が4けた観客動員に到達した。」とのこと。関係者によれば「来週にも1000万を超えるものと予想される。」ようだ。
・なお「朝鮮日報」(8/13)でも、映画「海雲台」について「興行成績:『海雲台』800万人突破、歴代8位に」と記事が組まれている。「12日に800万人を突破した『海雲台』は、これまで8位だった『トンマッコルへようこそ』(800万)を抜いて8位に。同映画は先月22日に公開され、22日目で800万人を動員した。」とのこと。
(YouTubeに登録のMrZaagiiに感謝)

2009年8月13日木曜日

ズボン三銃士

1990年2月4日に29才の若さで亡くなった歌手チャンドク(장덕)について述べているブログ「V&G SUTUDIO」がある。チャンドクの家族と音楽にかけた生涯が中心に語られているが、その中にわずかだがイ・ソンヒのスタイルに関連するトピックが次のように触れられている。
83年10月帰国後に復帰努力の結果、TVや新聞など主要メデイアの大々的なスポットライトを受けたチャンドクは、当時急成長していたイ・ソンヒ、チョン・スラ(정수라)と共に女性トロイカ歌手体制を構築した。 これらはスカートよりはズボンを好んで着て「ズボン三銃士」と呼ばれた。・・・とのこと。
(YouTubeに登録のkeanggilBuSanYoungDoBridgeに感謝)

スカートで登場したものの、ズボンスタイルが特徴になったイ・ソンヒは、その時代のスタイルに特別ではなかったといえる。
(本ブログ関連:6/30、7/2)

地震つづく

今朝もまた軽い揺れの地震が来た。程度よりも、ここ数日続いていることが気になる。
地震情報(震源・震度に関する情報)
平成21年8月13日7時54分 気象庁発表
きょう13日07時49分ころ地震がありました。震源地は、八丈島東方沖(北緯33.0度、東経140.8度)で、震源の深さは約40km、地震の規模(マグニチュード)は6.5と推定されます」

(参考)韓国の地震について:
①YAHOOの知恵袋(Q:sacddatさん、A:gonsuke_xqさん)に、資料として「韓半島で発生した最大級の地震-1681年6月韓国東海岸地震-」が紹介されている。
②「韓国の地震関連情報」(長野市松代町の「気象庁 精密地震観測室」)
③上記②に紹介の「韓国資源研究院(KIGAM) 地震研究センター(KERC)」のホームページにある、【地震歴史と現在(지진역사와현재)>歴史地震(역사지진)】で初期研究を例示。「我が国最初の歴史地震と関連した研究は、1912年和田(和田雄治)が三国史記、高麗史、朝鮮王朝実録など7188冊の歴史資料から、西暦2年から1855年までの歴史地震資料を整理したのだ。」

2009年8月12日水曜日

チケットのサイト別人気度

NATEニュースに掲載の「ニュースカルチャー(뉴스컬쳐)」(8/11)の記事「チケットのサイト別人気度を見る」によれば、イ・ソンヒの人気の高さを次のように記している。
・今週のコンサート前売り順位(Daum、インターパーク、オークションの各サイトのコンサート部分比較)
・DAUMの1位は「2009イ・ムンセ(이문세)赤い夕焼け」。 反面インターパークとオークションは「ETPFEST 2009」が1位。
・2位は、三ヶ所全て違う。DAUMは「ETPFEST 2009」が、インターパークは「イ・ムンセ コンサート」が、オークションは「2009 SGワナビー全国ツアーコンサート(安東))」。
・3位は、DAUMが「2009ソウルの森星の夜祭り」で、インターパークは「2009カルトショー(컬투쇼)」。 一方オークションは「2009 Jazz and the City」。
・4位は、DAUMが「2009イ・ソンヒ ライブ コンサート-大田」で、インターパークは「ソウル文化の夜-弘大文化パス-ライブクラブFesta」、 オークションは「2009チョ・ヨンピル&偉大なる誕生全国ツアーコンサート-原州」。
・最後の5位は、DAUMは「2009イ・ソンヒ ライブ コンサート-高陽」が上がってきた。 インターパークは「クレク デービッド来韓公演」が、オークションは「SGワナビー全国ツアーコンサート(水源)」。
・三サイト皆それぞれ違ったコンサートで人気度を見せる。5順位内に同じ公演が二回入っているなどその人気度を実感できる
(YouTubeに登録のlym108hitomixxhitomialba5678に感謝)

2009年8月11日火曜日

孫の寝返り

孫は今日で誕生してから5ヶ月と4日目になった。息子夫婦の休みをチャンスに、空模様を気にしつつ孫へのみやげを持って訪ねた。
今回も孫はすやすやと寝ていた。そして寝起きに不思議そうにわたしを見つめる。ちょっと上から目線なのがおかしくてかわいい。
今日の収穫は、目の前で孫が寝返りを2回もしてくれたことだ。1回目はちょっと手助けしたが、2回目は突然くるっと体を回転したのだ。みんなで拍手したことはいうまでもない。それに孫も得意気にみえた。

地震

朝方、小さな揺れを感じて目が覚めた。一昨日地震もあり直ぐにテレビを見たところ、台風9号が迫っているなか、伊豆、静岡西部・中部地方で強い震度の地震が発生し、静岡県沿岸、伊豆諸島に「津波注意報」が出たという。TVのアナウンサーがしきりに警戒を呼びかけていた。
最大震度は静岡県の伊豆市、焼津市、牧之原市、御前崎市で、震度6弱とのこと。(当地、小金井は震度3)

インターネットで地震情報を参照した。
・気象庁情報では、
地震情報」(11日05時21分)で、「11日05時07分頃地震がありました。震源地は駿河湾(北緯34.8度、東経138.5度、御前崎の北東40km付近)で震源の深さは約20km、地震の規模(マグニチュード)は6.6と推定されます。」 と発表。
東海地震関連情報」(11日07時15分)で、M6.5と発表。
USGS情報では、Magnitude6.4、Depth26.8 km 。

(追記)
TVで地震予知連の島崎会長の解説があり、今回は東海地震(プレート境界型地震)ではなく、フィリッピンプレートの浅い場所でのプレート内部破壊による地震とのこと。
(参考)静岡県地震防災センター「地震が発生するしくみ

(追記)
朝日新聞(2009年8月12日0時20分)によれば、「今回の地震は、日本列島の下に沈み込むフィリピン海プレート(岩板)の内部で起きた。地震の規模を表すマグニチュード(M)は6.5。一方、想定する東海地震の規模はM8程度だ。
 一般に、マグニチュードが1大きくなると地震のエネルギーは32倍になるといわれる。防災科学技術研究所の小原一成センター長は『想定の東海地震のエネルギーは、今回の約200倍にあたる』と分析している。」とのこと。

2009年8月10日月曜日

玄海灘に立つ虹

KBSworld「玄海灘に立つ虹」のマルコメのお母さんとソウルのアリスさんのコーナーに次のようなメッセージを送った。7月下旬の「蔚山サマーフェスティバル」で開催された「アジュンマ・コンサート」について、このようなカテゴリーのコンサートは以前からあるのか、そして、どんなイメージで開催されるのかといったことだ。それに対して次のような説明をいただいた(つまり放送された)。
・「蔚山サマーフェスティバル」は、蔚山MBCが主催で今年で7年目である。フェスティバルではロック、フォーク、ヒップホップ、トロットなどの公演を日替わりで開催した。
・そのうちの一つに「アジュンマコンサート」がある。内容はトロットもあるが次のような歌手も出演した。
イ・ソンヒは、POPな感じの静かなバラードの歌手である。
パク・ナムジョン、シムシンは、昔のアイドルで80-90年代のダンスミュージックの歌手である。
・このコンサートは、アジュンマを慰める、アジュンマのためのもので、盛り上がっていた。
(本ブログ内関連:7/10、8/5、 およびアジュンマ関連:5/7、5/14、7/21、8/7)

ところで、アリスさんは、若い子(歌手)の方がよくて、例えばスーパージュニア(슈퍼주니어)、シャイニー(SHINee(샤이니) )がよいらしい。彼らは、今回のフェスティバルの中で「ヤングフェスティバル」に出演したとのこと。
(YouTubeに登録のchararabirariaaに感謝)

NAVERデジタルニュースアーカイブ

ブログ「GuruGuru韓国」(8/7)に、NAVERが韓国の新聞をアーカイブ(BETA)することが紹介されている。(凄いのは文字検索できることだ)
参照できる新聞は、「京郷新聞」、「東亜日報」、「毎日経済新聞」である。東亜日報のTV番組表をみると当日の夕方17:00~24:00と翌日の5:30~17:00となっているので、夕刊紙ということなのだろう。
イ・ソンヒが「Jへ」でデビューした「第5回江辺歌謡祭」(1984.7.29)が記事になっていないか探すことにしたが、歌謡祭当日(7/29)は日曜日で新聞発行はないようだ。
そこで7月30日を調べてみた。当時の新聞は記事タイトルに漢字が多用されているので見当つけたが、残念ながら見つけられない。更に7月31日もダメだった。(見つけ損なっているかもしれない)
ところで、一般記事で気になったのは当時、「ロスアンゼル・スオリンピック」(1984年7月28日~8月12日)の期間中で、東亜日報の7月30日の一面には「LAオリンピック開幕」の記事タイトルと入場する韓国選手団の写真が飾られている。当然ながら、スポーツ面には韓国選手の記事で埋まっていた。

2009年8月9日日曜日

肩に力を入れずに普通がいちばん

何より普通がよい、肩に力を入れずに普通がいちばんだと思う。
近所のスーパーの2階にある書店で、「週刊西洋絵画の巨匠 ラファエロ」(小学館)の卷を購入した。このシリーズは廉価ながら、絵画(一部)の原寸印刷が付いているのが特徴で、この卷には「大公の聖母」(1504年、ピッティ美術館)が綴じられている。
むかし、ラファエロの聖母子像のくすんだカラー印刷物を教会が配っていた記憶がある。うまくいえないが、ラファエロの聖母の顔立ちは、フィレンツェ時代(1508年以前)のものがいかにもレオナルド・ダビンチの表現に似て清雅である。それ以降のものはラテンの、しかもどこかオリエンタルな香りがする。やはりフィレンツェ時代のものに心ひかれる。
ところでラファエロの絵画があれほど好かれるのに、なぜ評価を下げられるのだろうか。彼に対して平気で一家言を持たれるのはなぜだろうか。

作曲家グノーについても、誰もが聞きたい「アベマリア」があるのに同様の思いがする。むかし、LPレコードの「聖チェチリア荘厳ミサ曲」(ジャンクロード・アルトマン指揮:東芝音工)を聴いたとき、綺麗な旋律に驚いた。ところで、その後出されたジョルジュ・プレートル指揮のCD版(東芝EMI)にも、同じ日本語評論が付いており、「今日、われわれが聴いて、このミサ曲がバッハやベートーベンやモーツァルト等のそれと同列に並ぶほどの傑作であるかどうかは別としても」という説明がある。避け難く刻印されているのだ。
このミサ曲にしても、市民合唱団にしばしば採用されるほど好まれているのに、グノーに対して本心が語られないのはなぜだろうか。
※ LP盤(AA-9013)解説には歌詞が記載されていなかったので、学生時代に上野文化会館にある音楽資料室で、コーラス・スコア(確かEDITION PETERS版だった)から歌詞を書き写す真似事をしたことがある。その後、社会人になって安心して楽譜を購入した。
※ 実は国内盤CD(東芝EMI Angel:CC33-3834)の音質(録音)がいけない。同じ演奏でも輸入盤CD(EMI CLASSICS:CDC 7 47094 2)はクリアなのに。オーディオマニアではないが、それがはっきりわかるほどの違いだ。

(追記)
久し振りに強い地震があった。気象庁の発表によれば、「平成21年8月9日20時25分 気象庁発表/きょう09日19時56分ころ地震がありました。震源地は、東海道南方沖(北緯33.1度、東経138.5度)で、震源の深さは約340km、地震の規模(マグニチュード)は6.9と推定されます。」とのこと。関東では19時58分頃~20時01分頃に発生し、東京都多摩東部は震度3(東京都区内は震度4)と発表された。マグニチュード6.9は随分と大きい。また小金井の地震感度は3以上に思えた。
(参考)USGSの情報によれば、Magnitude7.1、Depth303.1 km 。

2009年8月7日金曜日

この世にアジュンマの子どもでない人はいない!

KBSworldの「アジュンマの井戸端会議」に、代表的なアジュンマのサイト「アジュンマ・ドット・コム(azoomma.com)」について触れている。
アジュンマ・ドット・コムが「アジュンマという言葉の意味を今の時代に合うように定義」しようとしたときに、書き込みされたいくつかの定義を紹介している。その中でも一番納得できるものが、「この世にアジュンマの子どもでない人はいない!」だ。これはよい、本当に納得できる。そう、わたしたちは母から生まれた子どもなのだから。

歌手たちの復帰

年初のSBSニュース記事であるが、(歌謡界を離れた)歌手たちが今年復帰することが次のタイトルで語られている。その背景・環境に、アジュンマの貢献が考えられないだろうか、知りたいところだ。

「変わりない人気…8090歌手ら、彼らが帰ってきた」(1/15):
・90年代男性ファンたちを胸ときめくようにした歌謡界の妖精カン・スジ(강수지)の7年ぶりの復帰
・6年ぶりにスペシャル アルバムを出した歌手兼作曲家ユン・サン(윤상)の復帰
・4年ぶりに7集レコードをお目見えしたイ・ソラ(이소라)の復帰
・2年ぶりに米国から帰国して、活動再開を予告したイ・ソンヒの復帰
(YouTubeに登録のpachunwang、odemusic1、mino0minoに感謝)

「『うれしい』歌手らの帰還…相次いだ復帰理由は?」(2/27):
・小さい体に爆発的な歌唱力で愛されるイ・ソンヒ復帰
・あふれる話し方で各種芸能番組で活躍しているユ・チェヨン(유채영)の復帰
・パク・チユン(박지윤)も6年ぶりに新しいレコードを持っての復帰
・この他にも、イム・チャンジョン(임창정)、ソン・ジヌ(성진우)の復帰
この記事には、以上の現象について、チョン・トクヒョン(정덕현)大衆文化評論家とのQ&Aがある。
Q. 過去の人気歌手たちの復帰の背景は?
A.(歌手たちが)音楽それ自体に集中することができるように音楽プログラムと芸能番組の文化が変わってきている。そのために過去の歌手らが復帰して、活動できる諸般の条件になってきている。
(YouTubeに登録のazngam3zgreen09018lwhyukespresso1013に感謝)

2009年8月6日木曜日

小金井雑記

武蔵野新田:
小金井の土地は南に野川があるものの、川の北側崖上に広がるため、農業用水は北に東西に掘られた玉川上水から分流してようやく確保されたという。土地の人々は麦を育て、
(誤)食事はもっぱら麦を挽いてできた「うどん」が中心だったそうだ。それは高齢の方の記憶に残るほどのことである。
(正)麦を挽いてできた「うどん」は、めでたい行事など「はれの日」に食されたとのこと。


栗林:
乾燥した土地柄、近所には栗林が割合残っている。私宅から半径500mの範囲に3つの栗林を見つけることができる。「小金井栗」として有名だったそうだ。幕府に献上するための「御栗林跡」を示すパネルが、現在住宅地になっている場所に立っている。その面積は約320m×320mに相当したという。
ところで夏のセミは、緑陰の桜並木に群集して鳴き続けるが、緑色のいがぐりを実らせた栗林で聞くことはない。

2009年8月5日水曜日

アジュンマ・コンサート

先月下旬の「蔚山サマーフェスティバル」(7/24-31)で、7/31に開催された「アジュンマ・コンサート(아줌마 콘서트)」の記事と映像が、KBS news(8/3)に公開されている。
記事は、「家事をしようと~子供たちの世話しようと夫を取りまとめようと、一日24時間休む隙間もない私たち大韓民国のおばさん皆さんのために、思い出のスターたちが総出動しました! 」という書き出しで始まり、歌手へのインタビューと合わせて、実況中継よろしく会場の様子を細かく描写している。
映像は、「今日、アジュンマ・コンサートがあるので来たわよ~!」と元気なアジュンマたちが、夕方の総合運動場補助球技場に大挙集まっているのが分かる。(この熱気は、日本の韓流ファンのおばさんたちと全く同じだろう)
歌手チョン・スラ(정수라)、キム・スフイ(김수희)、ヒョンチョル(현철)、チョ・ハンジョ(조항조)、シムシン(심신)、パク・ナムジョン(박남정)が順に歌いインタビューに応えている。そして「最後の舞台は甘美な声の主人公イ・ソンヒが飾り」、「縁(인연)」と「美しい江山(아름다운강산)」を歌った。彼女は照明のせいか、ちょっと痩せて見えるのが気がかりである。
アジュンマたちは、歌手に向けてピンクやブルーの風船を振って声援した。アジュンマ、ファイティン。
(本ブログ7/10に同じ:YouTubeに登録のpgy4190BuSanYoungDoBridgekmw2500amplify82 に感謝)

2009年8月4日火曜日

「Jへ」との出会い

ブログ「DAY by DAY」(7/28:作成者그렁그렁):
同ブログに、「Jへ(J에게)」との出会いをイ・ソンヒが次のように語っていると記している。
「高3の時、南営洞(남영동)の『チャン・ウクチョ(장욱조)音楽室』で歌の勉強をしたが、そこで会ったある無名の作曲家が捨てようとした楽譜が一つありました。どうせ捨てるなら、私にくれようとしましたよ。それがまさに『Jへ』だったわ。」
・チャン・ウクチョは、作曲家の方だろうか。
・「無名の作曲家」こそ、イ・セゴン(李世建(이세건))だった。
・イ・ソンヒが曲「Jへ」を授かった場面が、「チャン・ウクチョ音楽室」であることがわかったが、このときチャン・ウクチョは、イ・セゴンの曲をイ・ソンヒに橋渡しする仲介をしたのだろうか。

音楽サイト「JOOS」:
同サイトにイ・ソンヒの「Jへ」との出会いについて次のように記している。(⇒リンンク先の写真下解説開く)
「高等学校の時から『チャン・ウクチョ音楽室』に通って歌手としての道を準備したイ・ソンヒは、大学校の時に入った『4幕5場』という校内音楽サークルで、江辺歌謡祭に出場する冒険を敢行することになった。 当時無名の作曲家イ・セゴンの『Jへ』を持ってソロで出場して、決選に上がることになったし、学校の名誉のためにグループの名前で出て行って、大賞を握って一躍スターダムに上がることになった。」

(本ブログ関連:4/13、6/7、6/8)

(追記)イ・ソンヒは、今晩開催の「松島セントラルパーク」竣工記念のコンサート に出演する。

2009年8月3日月曜日

ヘウニ

ヘウニ (혜은이)のTV番組の衣装について触れた、「朝鮮日報」8/2付記事「 【コラム】中年女性歌手ヘウニのミニワンピース」がある。

記者はヘウニについて、「ヘウニを誰だと思っているのか。若いころ、コスモスのようなスレンダー・ボディーと美ぼうで、数多くのヒット曲を飛ばした往年の超人気歌手」だったとか、「若かりしころ、か弱く清楚な姿でステージに立っていた」と思い出を語っている。そのヘウニが、「立派な『中年女性体形』だったが、衣装だけは若いセクシー歌手の(略)ようだった。太ももが丸見えになった、黒の超ミニワンピースを着ていたのだ。」と驚きの再会をしている。

ヘウニに対して番組観客の反応もよく、また記者も写真から察するところ「堂々として魅力的な中年」のように見受けられ当然賛同している。
而して記者は、「『円熟の魅力』には目を向けない韓国社会の弱点を浮き彫りにするには十分な出来事だった。多くの視聴者が、彼女の現在の年齢相当の堂々とした姿に、痛快な思いをしたはずだ。」と感想を述べ、「韓国社会でこうした姿はあまり見られない。重ねてきた歳月の価値を評価しないのは、テレビの中のスターたちだけに当てはまることではない。」と指摘している。

(YouTubeに登録のyokosuka30に感謝)

記者の指摘は、どこの社会でも共通の課題だろうけれど、「円熟の魅力」が発揮される時代はそんなに遠くない、もしかしたら既に始まっているような気がする。
ところで、昔購入したヘウニのVHSビデオをみることにしよう。

2009年8月2日日曜日

山梨県早川河床砂金採り

鉱物の会のチャーターバスは早朝、曇り空のもと新宿を出発した。目的地である山梨県南巨摩郡早川町高住に着いたとき小雨模様で、薄茶色に濁った早川の河床は水位を増していた。川岸に降りての砂金採取は足場の確保がむつかしく中止となった。そこで近くにある凝灰岩(1700~1500万年前)と黒色粘板岩(2500万年以前)による新倉のフォッサマグナ(糸魚川-静岡構造線)の断層面をみなで見ることにした。
帰り道、同郡身延町にある「甲斐黄金村 湯之奥金山博物館」に寄って、資料見学と砂金採り体験をした。特に、1500年代の山金の露天掘り採取と精錬プロセス(①金鉱石を焼き、砕き、石臼で細粉化したものをパンニングして、②坩堝の灰上で高温で精錬する<灰吹き>(⇔アマルガムによる方法ではない)ことなど)について初めて知った。

2009年8月1日土曜日

大邱慶北市道民愛唱曲

NAVERニュースに掲載の「NEWSIS」(8/1)に、TBN大邱交通放送「運転歌謡アルバム(운전가요앨범(대구)」製作チームが、開局10周年を迎えて、大邱慶北市道民がカラオケや集いで好んで歌ったり楽しんで聞く愛唱曲を電話調査(満30才以上男女500人)した結果を次のように掲載している。
・第1位はパク・サンチョル(박상철)の「ファン・ジニ(황진이)」3.4%(17人)、
・第2位はイ・ソンヒの「因縁(인연)」3%(15人)、
・第3位はソルンド(설운도)「原点(원점)」2.6%(13人)だった。(以下略)
・今回の調査は、歌の題名や歌手に対する制限を設けないで自由応答するようにした結果、愛唱曲に選ばれた曲が何と365曲を越え、歌手だけ238人に達した。上位10曲の選好度を皆合わせても19%に過ぎない程度で多様なことが分かった。・・・とのこと。

(YouTubeに登録のBuSanYoungDoBridge、dkdlfjqmtkzj、www0433に感謝)

(追記)
イ・ソンヒは、「太白山クールシネマ フェスティバル」(8/1-9)初日の今晩、「太白山道立公園タンゴル広場」で祝い公演を催す。

2009年7月31日金曜日

GAP

孫に一昨日会ったばかりというのに次回、何を口実に会おうかと思案する。近所の医院に行ったその足が、わたしを電車に乗せて国分寺に向かわせる。駅ビルの案内図に、GAPがあるのでたずねてみることにした。(次回は8月ということなので、この準備は決して早過ぎないと思う・・・。)
GAPには行ったことも無いし、買い物したこともないのだが、若い息子夫婦がGAPだUNIQLOだなどと会話していたので覗いてみることにした。GAPにもベビー用品がある。早速、かわいらしい帽子から靴下までの衣類一式と、クッションおもちゃなどを選び、カードに言葉を添えて、「baby GAP」と書かれた箱に入れてもらった。
次に孫に会える日が待ち遠しい。はやく誘いのメールを送っておくれ。

(追記)
イ・ソンヒは、「蔚山サマーフェスティバル」(7/24-31)最終日の今日、<総合運動場補助球技場>で開催の「アジュンマコンサート」に出演。

魔法の城

Daum TV팟」に、イ・ソンヒが「마법의 성(魔法の城)」※を歌うとき、幼い娘(윤양원)が舞台の上を走り寄ってくる動画がある。そのとき彼女は母親の表情に変わり、しゃがんでは膝の上に娘を抱きしめて見やりながら歌い続ける。母の声に合わせるように幼子はあどけなく記憶にある言葉を思い出して歌い、最後に上手にごあいさつができた。観客は母子に暖かく声援を送る。ビッグショーの古い映像である。
※ The classic(더클래식)の「마법의 성(魔法の城)」は本当に美しい曲だ。なおブログ「お気に召すままチョコっとchocolat!」にこの曲の経緯が触れられている。
(YouTubeに登録のBuSanYoungDoBridgeに感謝)

2009年7月30日木曜日

松島セントラルパーク

「韓国経済新聞(한국경제신문)」(7/29)によれば、8月4日の午後6時に、仁川(인천)、松島(송도)国際業務団地を開発中のゲール インターナショナル コリア(Gale International Korea)は、「松島セントラルパーク」竣工を記念するために市民らのための無料コンサートを開催する。
国内最高の声楽家バリトン キム・ドンギュ(김동규)、最高の歌唱力が誉れのイ・ソンヒ、素敵な舞台マナーで有名なキム・ジャンフン(김장훈)、夏に最もよく似合う混成グループ クール()、新人アイドル2AMなどが派手な舞台をお目見えする。
(YouTubeに登録のPPClassics、1010kdw、yukiSMarie7、ryeowookshiiに感謝)

2009年7月29日水曜日

孫の後追い

息子夫婦の休みに合わせて、風呂遊びのビニール絵本をみやげに孫に会いに行く。寝起きの孫は、目の前に現れた私を見て、いったいお前は誰なんだいと怪訝そうに見つめる。
母親に抱かれるやニコニコ笑顔になり、わたしが両手を振ってみせると笑みを返してくれる。ところが、いったん母親が台所にたって、その姿が見えなくなると、孫は途端に泣き出す。それをなだめることができるのは父親だ。
それでも、しばらくして孫がわたしの胡坐に載って穏やかにしてくれたとき、孫のからだの重さや暖かさを感じて、この夏の日の午後、何とも心地よい満足を覚えた。
(付記)今晩、花火大会があるのか遠くから破裂音が聞こえる。

イ・ソンヒ ライブコンサート-大田

イ・ソンヒは14集にあわせ、11月1日にライブコンサートを忠清南道道庁所在地の「忠南大 正心化ホール(충남대 정심화홀)」(1817席)で午後2時/6時開催する。(主催:大田MBC)
(チケットオープン予定日:2009年8月3日午前10時)

2009年7月28日火曜日

憂鬱な公演界

「sportschosun」(7/13)の記事だが、最近の公演界の憂鬱な事情を次のように記している。
・ノ・ムヒョン前大統領の不幸な出来事(5/23)のため、公演ビジネスは天災地変状況を体験し、全国を舞台にしたツアーコンサートは最近20日余り不本意な開店休業を経験した。
・さらに長い間の景気低迷で、最近1~2年間、歌手の各種行事舞台が急激に減っている。
・一つの公演で観客に納得してもらうためには、少なくとも<数億から数十億ウォン>投資されてこそ可能というのが現状という声がある。
・現在コンサートを広げている歌手として、イ・ミジャの他に、キム・ヨンイム(김영임)、イ・ソンヒ、イ・スンチョル(이승철) 、Bobby Kim(바비킴)などが挙げられる。
今後は、局面が転換して良くなるだろうと模索と期待がされているようだ。
(YouTubeに登録のsclctrading、nekocat007、ljscb2000に感謝)

2009年7月26日日曜日

K-POPフリーク(7月)

KBSworldで、ユンナ(ちゃん)のKPOPフリークを聴く。ニューシングル「Girl」を7/22に出したそうだ。夏ばて防止の話題で、食べ物中心になるのが若さでしょうか。
마이티 마우스(マイティーマウス)の「에너지(エナジー)」で始まった。
<ゲストコーナー>にオ・ジウン(오지은)が招かれた。ユンナが驚くほどきれいな、そしてノーマルな日本語で彼女は話した。デビュー時の苦心談の後、1stアルバムより「오늘은 하늘에 별이 참 많다(今日は空に星が本当に多いね)」が紹介された。次に2ndアルバムの「진공의 밤(真空の夜)」の歌詞が語られ、タイトル曲「날 사랑하는 게 아니고(私を愛しているのではなく)」が紹介された。
<リスナーの便りコーナー>では、聴取者のKPOPへの関心を応援すると元気よく語った。
<エンディング>では、携帯ゲームにはまっているそうで、車に酔わない薬を飲んで車中でゲームをしているとのこと。それに関連して違法ダウンロードへの注意を呼びかけた。最後に、盛り上げるためユンナの曲「터치タッチ)」で終わった。
(YouTubeに登録のyounha0428、zdegreesnet、bluoxetine、aurim83、gunpyo、helloyounha、godmd5に感謝)

天上沢鉱山

栃木県塩谷郡塩谷町上寺島にある天沢鉱山に鉱物採集に行く。採集メンバーは、栃木県の鉱物採集会会員4名とxаякава氏とわたしだ。天沢沿いの山道を登り、数回沢を横切って、天沢鉱山手前の土石流ダム下で探す。成果は、閃亜鉛鉱、方鉛鉱、黄銅鉱、黄鉄鉱、孔雀石、水晶および微斜長石だ。(例によって、自分で手にしたものよりも、いただきものの方が結晶が大きく美しい)
今回はリーダーも初めてという、ヒル(蛭)の大攻撃にあう。山道を歩くのに足が遅く最後尾を勤めたため、ヒルはズボン表面に付着しただけだった。一方、先頭のメンバーはヒルが衣服内に侵入したため、パンツ一枚になって点検せざる得なかった。ヒルが長靴をすばやく這い上がる様は、まるで映画「エイリアン」の生物のようで気味悪いものだ。
なんと家に帰って調べると、右ひざ下がやられていた。山ヒル恐るべし。

(追記)リーダーからヒルの撃退方法として、事前に食塩が配られた。ヒル予防のために、食塩水を長靴に噴霧しておけばよい。もし長靴を這い上がってきたら食塩をかけるとか、アルコール液をたらすとのこと。 実際は、衣服や肌についたら、あわてて木の枝でこさぎ落とした。何しろ気味が悪い。

2009年7月25日土曜日

マリーナ・カプーロ

神田の古書センターに「新世界レコード」があったころ、透き通るように美しい高音の女性歌手の曲が流れていた。それは、マリーナ・カプーロ(Марина Капуро)だった。早速CD「Марина Капуро и группа ”Яблоко"」(MS 117:1997)を購入した。会社の昼休みに、ヘッドホンの中の彼女の声を何度も聞いた記憶がある。
YouTubeに彼女の曲が多数登録されており、上記アルバムの中の「小さな島(Маленький остров)」がある。

ところで高音域の特徴について、イ・ソンヒはどちらかといえば直線的で芯があるが、マリーナ・カプーラの場合曲線的でやわらかい感じがする。両方とも透明感があり、耳に心地よい点は同じである。

(YouTubeに登録のGavkinsに感謝)

2009年7月24日金曜日

浮石寺へ

イ・ソンヒの歌「Jへ」のタイトルにある、イニシャルの<J>について調べたことがある。(本ブログ関連:6/7、6/8)
そのとき、作家シン・ギョンスク(申京淑)が著した「J物語」という小説があることを知りインターネットで探したが、彼女のその作品は日本語訳はないようだ。図書館で、いくつかの短編集に彼女の作品が入っているのを見つけた。短編集「秘密の花園」(素人社)におさめられている「浮石寺へ」と、「現代韓国短篇選 上」(岩波書店)にある「よりそう灯り」を読んだ。

それぞれが裏切られた想い出のある男女が出会い、慶尚北道の浮石寺までドライブする短編「浮石寺へ」を読みつつ、物語の展開に沿ってソウル南山の1号トンネルから浮石寺(小白山麓)までの国道や地方道の道筋を「韓國道路地圖」にトレースした。物語の展開がメインルーチンなら、その上に様々な心象を織り交ぜた異なる時制を持つサブルーチンが、いつのまにか泡のように湧き出る。このサブルーチンひとつひとつの必然と内容の理解が文学理解の醍醐味なのだろうけれど・・・。

「現代韓国短篇選」の「解説」で、編者が彼女の表現(文体)について意見を述べられているが、素人に埒外のことますます難儀する。

(付記)
韓国ギャラップが7/21リリースした「韓国人の好きな小説家」の第8位にシン・ギョンスクが入っている。

2009年7月23日木曜日

キム・カラム

以前、YouTubeに「14才江陵(カンヌン:강릉)少女の美しい江山- イ・ソンヒ」のタイトルで、ある少女が素人風な少女バンドの前で、イ・ソンヒの「美しい江山(아름다운강산)」を歌っていた。この少女について、動画登録者の(詳細)の注釈に、「別名江陵少女で有名なスターキングのスター.. 」とあるが、次のような記事や動画を見て、キム・カラム(김가람)(ちゃん)であると知った。
・「江原日報」7/23に、「江陵少女キム・カラム歌手デビュー」の記事があり次のように記されている。
爆発的な歌唱力で世間の話題を集めた「江陵少女」キム・カラム(16)さんが来る8月1日にデビュー曲「約束できます」を発表して歌手として本格デビューする。・・・キムさんは、去る19日に江原FCのホーム競技が開かれた、江陵総合運動場の2万人余りの観衆の前でも全く緊張しないでプロらしい自信に満ちた姿で、イ・ソンヒの「美しい江山」を熱唱して拍手喝采を受けた。
・14歳のキム・カラムは、TV番組「スターキング」でイ・ソンヒの「美しい江山」をBMKとデュエットしている。
(画像登録のnacalaba신지훈に感謝)

2009年7月22日水曜日

Golden

SAMSUNG MUSIC版のイ・ソンヒのCD「Golden」(YSCS-229:1996)を、韓国書籍専門店で入手した。代表曲を編集(compilation)したもので14曲入っている。
CDケースにSAMSUNG MUSICについてSAMSUNG ENTERTAINMENT GROUPEであり、製造はSAMSUNG ELECTRONICSとある。まるでSONYの戦略だ。
韓国書籍専門店のTVで硫黄島からの日食中継を見ながら、主人にSAMSUNG MUSICの変遷を聞かせていただいた。

日食

東京の日食部分食で、9時55分33秒に始まり、11時12分58秒には最大の食分0.749となり、12時30分20秒に終る予定とのこと。
しかし、昨夜来の小雨は早朝(6:30過ぎ)の現在まで続いている。weathernewsによれば、当地ローカルの気象は、10:00から曇り空、11:00から13:00まで晴れ空のマークで表されている。
にわか観測なので、木漏れ日の影が日食の太陽の形に変化しているのを眺めればよいだろう。
(結果)
・食の時間帯も曇天は変わらず、太陽はTVで中継された映像で確かめるしかない。
・何と東京でも、雲の合間から太陽が顔をのぞかせる時間が5分ほどあって、日食を観測できたそうだ。

2009年7月21日火曜日

イ・スンギ

世代を超えて多くの女性ファンがいるというイ・スンギ(이승기)については、イ・ソンヒと「Jへ」をデュエットする動画がYouTubeにいくつかあるが、o51029が登録したものが一番印象的だ。なにしろイ・ソンヒのイ・スンギに対する眼差しがとてもよいからだ。そのことは、「sportschosun」(7/19)にイ・スンギの記事があり、イ・ソンヒとの関係が次のように書かれていることからもわかる。

「イ・スンギにとってイ・ソンヒはお母さんと違わない。イ・スンギを発掘して育てた人物がまさに歌手イ・ソンヒであるためだ。(実在のイ・スンギの実母とイ・ソンヒは同い年だ)。イ・ソンヒは高校生だったイ・スンギをピックアップして直接歌を教えて、実力派歌手に育てた。 イ・スンギは平素でも『音楽のお母さんであり尊敬する先輩』と明らかにした。」

(イ・スンギの発掘のいきさつは、MBCの番組「膝打ち道士」で語られている。)

(追記) 「オムチナ(엄친아)」
生徒会長をしたとか、成績はトップだったとか、医学部へ行けたのにとかで、「彼には勉強と容貌、才能などどれ一つ抜けないという意で『オムチナ』というニックネーム」(日刊スポーツ7/27)があり、アジュンマの心をつかんで離さない。(オムチナ(엄친아)の意については、ブログ「KOARI Diary」に<母親の友達のできの良いむすこさん>と紹介されている)

2009年7月20日月曜日

私の名前はキム・サムスン(最終)

「私の名前はキム・サムスン」の第13話から第16話(最終)までを見た(DVDレンタルをほぼ毎日2枚=4話のピッチはきつかった)。最終回の視聴率は、50.5%だったそうで、多くの視聴者を予想しただろうから、終わり方に苦労したに違いない。
毎回、映画「プリティ・ウーマン」の曲に似た出だしで始まることから、シンデレラ・ストーリーであることがわかる。そして時代のキーワード、すなわち、女性の結婚高齢化・歳下男性との結婚、専門職業としてのパティシエと自立、海外経験等々を織り込んでいる。それらの課題を乗り越えていくストーリーだ。最終回には、健気であるが30歳のキム・サムスンが、夢でなく本当に幸せになった姿を見たかった。
ところで、キム・サムスンが家族と恋人ヒョン・ジノンと一緒にカラオケで歌うYouTube<完全版>映像は楽しい。(キム・サムスンの母が歌う이자연の「찰랑찰랑」はのりがよい曲だ)
(TouTubeに登録の jullyppppphenachoco1111www0433mingsgury に感謝)

2009年7月19日日曜日

サムスン

「私の名前はキム・サムスン(내 이름은 김삼순)」の第9話から第12話までを見た。サムスンの想いが成就すればよいのだが、わたしに娘がいたら、彼女と同じ歳の子がいてもおかしくないのだから。
ところで、なぜ彼女が「サムスン」という名を嫌がるのだろうか。ソウルの役所に改名届けをする第10話のシーンで、申請書に現在の名前キム・サムスンを漢字で「金三珣」と書いていた。(彼女の筆順から、王(たま/おう)偏の文字「珣」を使っていた。「珣」の日本語音読みは「じゅん」だろう)
サムスンは、三番目の娘という通俗な「三順(삼순)」につながる音(読み方)を嫌がっているだけなのだろうか。
ちなみに電子辞書の「DONG-A'S Prime」によれば、「삼순(サムスン)」は、①「三旬」(さんじゅん):月の上旬、中旬、下旬、②「三十歳」、とあり、その他関連語句として、「三旬九色」(삼순-구식):三十日間に九度しか食事がとれないこと、とあるがイメージがそこまで広がったのだろうか・・・。

シリカ鉱物について

今日、鉱物の会の砂金採りと例会日を間違えていた。例会はSophiaで開かれた。ёсики氏から、詳細な鉱山地図が載っている「日本金山誌」(関東・中部編)の資料をいただいた。掲載の金山は他の金属鉱物なども採取できるわけで、今後の採集エリア拡大のためにも貴重なありがたい情報だ。
例会では、筑波の若い研究者が「シリカ鉱物について」というテーマで講演をしてくれた。彼は中学生時代にこの鉱物の会員だったそうだ。今日は、珍しく中学一年生と二年生の新入会員もいて、彼等にとって素晴らしい機会になったと思う。
シリカ⇒石英=組成:SiO2=連結方式:SiO4四面体について、他イオンやガスの混入により各種鉱物が生成される説明があった。結晶構造をCGや走査型電子顕微鏡写真を使って工夫してくれたが、説明の途中に行くまでもなく挫折。
珪素(Si)と比べて酸素(O)原子サイズが極めて大きなことを考えれば、結晶構造に他イオンやガスの混入が可能でありその結果、SiとOの間は実質イオン結合ながら結晶構造が多様になるのだと、帰り道に別の筑波の研究者сэяма氏に解説してもらった。・・・難しい。(聞き誤りがあればごめんなさい)

2009年7月17日金曜日

5集、6集

イ・ソンヒのCDアルバム5集「私の街(나의 거리)」(1989年)と、6集「なぜ私だけ(왜 나만)」(1990年:CDジャケット)を入手した。インターネットで探して電話申込が可能だったので直ぐにお願いした。今日、とても綺麗な状態のCDが届いた。(雑談: 随分以前のこと、雑誌「SFマガジン」で読んだ記事だが、昔のパルプマガジンの「Amazing Stories」などを求めると、米国では新本のような状態で出してくる古書店主がいて、彼はタイムマシンを持っているに違いないと冗談に噂される有名人がいたそうだ。)

5集の#01「私の街(나의 거리)」、#03「 ひとしきり笑いで(한바탕 웃음으로)」はお馴染みの曲である。特に好みの曲である#06「冬哀傷(겨울애상)」を聴くことができる。なお、6集と同様に朗読がある。#05「スイセン(수선화)」のちょっと拗ねたような思い出語りが可愛い。

6集の#05「片思い(짝사랑)」の朗読は少女のような愛らしい想いが語られる。まるでそれに続くように、懐かしむような#06「思い出のページをめくれば(추억의 책장을 넘기면)」が歌われる。

2009年7月16日木曜日

私の名前はキム・サムスン

小金井公園散策の帰り道、DVD「私の名前はキム・サムスン」をレンタルした。連続TVドラマのレンタルは「ありがとうございます」以来、2度目である。ドラマの主人公が善人で頑張りやさんなのが心地よい歳になってしまった。
このドラマは何となくのりのよい感じで、第1話は今後の布石の宝箱を開けた期待があり、第2話はストーリー展開がちょっと早くて強引かなと思ったりするが、先行きが楽しみだ。
ところで、「私の名前はキム・サムスン」のヒョン・ジノン役のヒョンビンと、「ありがとうございます」ミン・ギソ役のチャン・ヒョクの区別がつかないのは歳のせいか。

小金井雑記

板碑:
地元公民館による「小金井の今昔を知ろう」に参加して、月1回当地の史跡・旧蹟を巡っている。先週(7/11)の散策後の講義で、講師の方から「板碑」の説明があった。板碑は死者に対する追善供養のためなどのものであり、緑泥片岩でできており、その石材を当地に長瀞周辺から担いで行商に来たのではないかとのこと。また上小金井村には中世の頃から有力な豪族がいたようだ。旧家の造成土中から複数の板碑が見つかったことがあるという話があった。

公園のとんぼ:
夕方、小金井公園の陽の照る原っぱにはたくさんのトンボが飛んでいた。子どもたちがいない静かな時間である。少し雲が出て陽が翳り出したとき、読んでいた本から原っぱに目をやると、トンボはいなくなっていた。

2009年7月15日水曜日

韓国人が好きな映画俳優

「韓国ギャラップ(한국갤럽)」は5/20付けで、「韓国人が好きな映画俳優」についての調査結果を報告している。2009年の第1位は안성기である。第1位から第10位までは次の通り。
①안성기、②송강호、③장동건、④설경구、⑤신성일、⑥정우성、⑦황정민、⑧김수로、⑨정준호、 ⑩김혜수
ちなみに、안성기の映画「ママと星といそぎんちゃく」、「祝祭」を映画会やTVで見た。わたしの勝手なイメージだが、日本の俳優の役所広司を見るとなぜか안성기を思い出す。

2009年7月14日火曜日

梅雨明け 2009

気象庁は、<関東甲信>で7/14ごろ「梅雨明け」したとみられると発表した。
すでに梅雨明け速報が出されたのは、<沖縄>(6/28ごろ)、<奄美>(7/5ごろ)、<九州南部>(7/12ごろ)で、<九州北部>、<四国>、<中国>、<近畿>、<東海>を飛び越えて、<関東甲信>は気が早く7/14ごろとなった。桜前線のようにゆっくりと北上してくれないようだ。
それにしても今日の暑さと陽射しは夏そのものだった。

イ・ソンヒ ライブコンサート-高陽

イ・ソンヒは14集にあわせ、9月5日、15:00と19:00にライブコンサートをソウル西北部の高陽(고양)市にある「高陽アラムヌリ アラム劇場(고양아람누리 아람극장)」(1887席)で開催する。