小金井公園は、夏の陽射しを楽しむ人々で賑わっていた。広場を囲う木立は緑を増して、その下に一息つける緑陰を作る。木陰のベンチで、文庫本を取り出し読み始めたたところ、半袖の両手先を薮蚊に刺された。刺された処が左右対称のようで不思議だ。イグノーベル賞ではないが、蚊は人間の何処を刺すのかを研究していないだろうか。もしかすると、静脈血管に沿っていないだろうか。また、隣接して刺さないのも不思議である。(おかげで帰り道、薬局に行くことになった)
木立の中を巡る散歩道に、夏風に合わせて木洩れ陽が揺れていた。木陰の濃さに反比例して、木洩れ陽がまるでスポットライトのように眩しく射してくることがあった。
(追記)イ・ソンヒは今日、城南(성남)の「城南アートセンターオペラハウス」で開催のライブ・コンサート に出演する。