今週の「ニューズウィーク」(日本語版)に、見開き2ページの小記事「オオカミから進化した最強のパートナーたち」がある。オオカミがどうやって人類とともに進化を歩んできたかを紹介する書籍の「ワンス・ア・ウルフ(Once a Wolf)」の著者ブライアン・サイクスとのインタビューだ。合わせて、オオカミからイヌへの進化について概要を語っている。
インタビューということだが、メール上のやりとりのように見えてしまう。
結論からいえば、人類はイヌ(オオカミから飼いなされた)と一緒に、他の人類(ネアンデルタール人たち)などを征服してきたというのだ。これって、以前出版された「ヒトとイヌがネアンデルタール人を絶滅させた(The Invaders: How Humans and Their Dogs Drove Neanderthals to Extinction)」(パット・シップマン著)とどう違うのだろうか。
「ワンス・ア・ウルフ」の日本語訳がでたら、すでに日本語訳されている「ヒトとイヌがネアンデルタール人を絶滅させた」と読み比べてみたい。
(本ブログ関連:”オオカミ”)