KBS WORLD放送の「国楽の世界へ」は先週水曜日(2/1)に、人物シリーズ13回目として南道農歌(남도들노래)の芸能保有者、曺功禮(チョ・ゴンレ、조공례、1925年-1997年)を紹介した。
まず、南道農歌について次の紹介から始まった。
・全羅南道地方の農民たちが、田んぼや畑で農業をしながら歌った、郷土色の強いとても陽気な労働歌。
▼曺功禮による「パンア打令(방아타령)」を聴く。言葉が数珠のようにつながり起伏がある。どこか宗教的だ。珍島の風情が感じられるそうだが・・・。
▼曺功禮による「オゴク’(五穀?)打令(오곡타령)」を聴く。軽快なリズムで力強く始まる・・・。
次のように曺功禮のプロフィールが紹介された。
・1925年 全羅南道の(漁業より、農業がさかんな)珍島に誕生。
・1971年 全州での全国民俗芸術競演大会で歌った南道農歌が全国的に知られることとなる。
・1997年 没する。
▼曺功禮による民俗芸能「カンガンスルレ(강강술래)」を聴く。主歌に合いの手のようにカンガンスルレと応える。全羅道方言がどんなものなのか・・・。