▼▼ 青字下線付語句のリンク先は、マウス右クリック+<新しいタブ>で進んでください。(本ブログ関連)の最下段に「次の投稿ホーム」があるとき次ページがあります。▼▼

2025年11月25日火曜日

熊本県阿蘇地方地震、震源の深さ

昼をはさんで降った「時雨」の風情を、夕方になってブログに書きとめようとしたとき、後ろのテレビから地震発生を知らせるチャイム音がした。熊本県阿蘇地方を震源としたもので、武蔵野の当地に体感はなかった。

夕方(18時01分)、熊本県阿蘇地方に、震度5クラス*の地震が発生した。その後も余震が続いている。
気象庁の「地震情報 : 詳細情報」(2025/11/25 18:05 発表)によれば次の通り。
(*)震度5クラスの地震: 熊本県(5+ 産山村、5- 阿蘇市)、大分県(5-  竹田市)

■ 気象庁の「地震情報 : 詳細情報」
    ー https://www.data.jma.go.jp/multi/quake/quake_detail.html?eventID=20251125180544&lang=jp
---------------------------------------------------
地震検知日時            2025/11/25 18:01
緯度・経度               北緯33.0度・東経131.1度
マグニチュード        5.7
震源の深さ               10km
震央地名                  熊本県阿蘇地方
---------------------------------------------------


なお、2016年4月~5月に、熊本県熊本・阿蘇地方で、最大震度7の地震が発生している。
阿蘇地方と熊本市がつながって地震が発生した。終わったつもりでいても、地震に終わりがない。

(本ブログ関連:”熊本県熊本地方、熊本県阿蘇地方”)

■ 朝日新聞
「阿蘇で震度5強、熊本地震の余震域 専門家『10年後の今も影響か』」(佐々木凌、2025年11月25日 19時31分)より抜粋
    ー https://www.asahi.com/articles/ASTCT3F5BTCTTIPE019M.html
---------------------------------------------------
 東京大の平田直名誉教授(地震学)は、「2016年の熊本地震の余震域に発生した内陸型の地震で、熊本地震で活発になった領域で発生した地震活動の一部と考えられる」と話す。

 熊本地震からは来年の4月で10年となるが、「大きな地震だったため、その影響が今も続いていることは十分考えられる」という。
---------------------------------------------------

(参考)
震源の深さ(Google生成AI「Gemini」)

「地震学や防災の分野では、震源の深さによって以下のような分類がされることがあります。」

深さの目安分類特徴・備考
10km未満ごく浅い地震非常に浅い地震。直下型で強い揺れとなりやすく、被害が拡大しやすい傾向があります。
40km未満浅い地震陸のプレート内部で発生する地震(内陸型地震)の多くはこの深さ。地表での揺れが大きくなりやすいです。
70km未満
浅発地震プレート境界型地震(海溝型地震)の多くはこの深さに含まれ、最も被害をもたらす地震が多い深さです。
70km〜300kmやや深発地震沈み込むプレート内部で発生する地震。揺れが広範囲に伝わりやすいが、直下での揺れは浅発地震より穏やかになる傾向があります。
300km以上深発地震非常に深い地震。揺れが遠くまで伝わりやすく、異常震域(震源から離れた場所で震度が大きくなる現象)を伴うことがあります。