「百万本のバラ」といえば、加藤登紀子の歌しか知らなかった。歌声喫茶風の旋律に少々戸惑いを覚えたが、いつしか耳になじんだ。でも、歌詞は今でも照れくさい。
できれば、画家が一晩で百万本のバラの絵を広場に描いて欲しかった。翌朝あのひとに窓から見せた広場のバラは、いつもの人ごみに消されたとしても・・・と。どちらにしても照れくさい。
韓国では矢張り、シム・スボン(심수봉)の1997年にゴールデン・ベストアルバムになったのが代表でしょうか。
シム・スボンがチャン・ギハ(장기하)*とともに歌う「百万本のバラ(백만송이 장미)」はいいな。彼女は存在感があるし、落ち着いた母性的なビロードのような声に、この歌はとてもよく合っている。
* チャン・ギハ: ブログK-POP(KR2JP)にプロフィールが紹介されている。
この「百万本のバラ」の原曲が、ラトビアの「マーラは与えた(Dāvāja Māriņa)」**であることを、Wikipediaで初めて知った。
** ブログ「のすたる爺や」に、この歌について世界に広まった経緯や、ラトビヤ語歌詞などの詳細な解説がある。感謝。
なお「バラ」に連れて、趣はことなるが、イ・ソンヒには「バラ(장미)」の歌がある。
(Youtubeに登録のsanninmusume2、1985obj、burkaaninjsh、2kilometerに感謝)