春ともなると、これほどに次々と新曲が出て桜が歌われるのはなぜだろう。戸惑うばかりだ。
子どもの頃の桜の歌を思い浮かべると、むかしからの「さくらさくら」と、滝廉太郎作曲、武島又次郎作詞の「花」ぐらいだ。これらの歌と、実際に桜が咲き散る光景とが合わさって、心象風景を形作っている。桜はいつでも新しく懐かしいものだ。
小学校の春の小さな外出に、校舎の南につづく坂道を上がって行くと公園に貯水池があって、その堤に植えられた桜の木の下で昼食をとった思い出がある。桜は、今となっては白く漠として輪郭がない。ただ、桜花を通して暖かく射す陽の下ではしゃいでいる子どもたちの姿が浮かぶ。
(Youtubeに登録のniponpolydor、tk152008に感謝)
★★★★★ 孫が、いよいよ明日から保育園に通うため、短時間預ける練習から始めるとメールが届いた ★★★★★