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2011年12月3日土曜日

皆既月食の楽しみ

読売新聞の記事「皆既月食、10日深夜に…全国で観測可能」(12/3)に、来週10日の皆既月食観測について次のように紹介している。
・月が地球の影に隠れる「皆既月食」が、10日深夜に全国で見られる。
・国立天文台によると、月食は午後9時45分に始まり、翌11日午前1時18分に終わる。月が完全に隠れた状態は、10日午後11時5分から約50分続く。関東地方では、南の方角の高い空で観察できる。日本各地で皆既月食の全てを観測できるのは、2000年7月以来となる。

ウェザーニュースの、10日の天気予報は次の通りで、夜間の空に雲がかかるのだろうか。
10日 晴れ後曇り、気温(最高10℃/最低0℃)、降水確率20%


国立天文台の情報(月食各地予報で検索)で、当地の観測時間は次表の通り。この間に雲間に浮かぶ月を仰ぎ見られればよいのだが。

食の状況
日時 方向角[°] 月[°] 視半径[″] その他
年月日 時刻 北極 極頂 天頂 高度 方位 半影 本影 角距離 食分 備考
2011/12/10 20h31.8m 76 -61 137 49.2 96.8 4372 2384 902 5274 0.000 半影食の始め
2011/12/10 21h45.4m 67 -54 121 63.4 112.8 4374 2386 902 3288 0.000 部分食の始め
2011/12/10 23h05.7m 31 -23 53 75.4 153.9 4375 2387 902 1485 1.000 皆既食の始め
2011/12/10 23h31.8m 1 -2 2 76.7 178.0 4375 2387 902 1286 1.110 食の最大
2011/12/10 23h58.0m 331 20 311 75.7 202.7 4376 2388 903 1485 1.000 皆既食の終り
2011/12/11 1h18.3m 294 53 241 64.1 246.0 4377 2389 903 3292 0.000 部分食の終り
2011/12/11 2h31.7m 285 61 225 50.0 262.5 4379 2391 903 5282 0.000 半影食の終り

Webブラウザーのシェア

日本経済新聞の記事「Chromeが初めてFirefoxを抜き2位に、世界市場シェア調査」(11/2)は、11月のWebブラウザー市場で「Chrome」が2位になったと、次の通り報告している。

・Webアクセスの解析などを手がけるアイルランドのStatCounterは、現地時間2011年12月1日、Webブラウザーの世界市場に関する調査結果を発表した。
それによると11月は、米Googleの「Chrome」(25.69%、2年前と比べて(以下同じ)大幅に伸)が初めて米Mozillaの「Firefox」(25.23%、縮小)のシェアを上回り、2位に付けた。首位の座は米Microsoftの「Internet Explorer(IE)」(40.63%、減少傾向)が維持した。
米Appleの「Safari」(5.92%、増加)。


ちなみに、本ブログの本日分「ブラウザ別のページビュー」(統計TAB)の割合は次の通り。
・Internet Explorer (71%)
・Chrome  (10%)
・Mobile Safari (6%)
・Firefox  (5%)
・Opera  (3%)
・Safari  (2%)

IEから一度Chromeに移行したが、何となく(先見性に追いつかず)、またIEに戻ってしまった。結果的に変な話だが、ChromeでIE9の練習をしていたようなものだった・・・かもしれない。


 孫娘-1枚

2011年12月2日金曜日

イ・ムンセの曲アンケート

Wstarnewsの記事「赤い夕焼け " 韓国人が好きなイ・ムンセの歌1位" に選定」(11/16)は、Mnet番組のアンケート調査による、歌手イ・ムンセの人気曲順位結果を紹介している。

1.「赤い夕焼け」(붉은 노을、1988年):13〜18歳の年齢層の45%が支持。
2.「光化門恋歌」(광화문 연가、1988年):イ・ムンセ自身が下記番組に出演して最高のヒット曲に選んだ。40代で21%と最も高い支持。
3.「街路樹の木陰に立てば」(가로수 그늘 아래서면、1988年)
4.「むかしの恋」(옛사랑、1991年)
5.「秋が来れば」(가을이 오면、1987年)

なお、イ・ムンセ自身が好きな曲は9位の「私はまだ分からないでしょう(난 아직 모르잖아요)」。

[調査概要]
・調査機関:韓国ギャラップ
・調査範囲:Mnet番組「ユン・ドヒョンのマスト(MUST)」(毎週火曜日午後11時)
・調査人数:13〜49歳の成人男女1,023人


なるほど、「私はまだ分からないでしょう」は、ドラマチックな展開のする曲だし、「むかしの恋」は、光化門の雪道にむかしの恋を懐かしむよい歌です。
イ・ムンセの印象は、飄々としてなお泰然とした雰囲気がありながら、親しみやすい感じがする。

(Youtubeに登録の2SINISTRO、pops8090、gd2loveに感謝)

(本ブログ関連:"(資料)KBS-FM調査:リスナーが最も好む歌")

2011年12月1日木曜日

イ・ソンヒの「2011コンサート」

イ・ソンヒの「2011イ・ソンヒ『五月の陽射し』コンサート」(5/21-22、世宗文化会館)が、YOUKU(视频)に、ほぼフルバージョンで登録されている。この登録映像は公演の1部と2部の両方を含み、1時間半近く続く。パワフルに歌い上げる彼女の曲目を、次の画像下側に列記した。ただし、残念ながらアンコールで歌われた「Jへ」(J에게)など一部は収録されていないようだ。
なお、公演初日の様子については、以前の本ブログでレポートした



この映像で、イ・ソンヒが歌ったリストは次の通り。

<第1部>

・「私はいつもあなたを」(나항상 그대를)
・「少女の祈り」(소녀의기도)
・「愛が散るこの場所」(사랑이 지는 이 자리)
・「ケンチャナ」(괜찮아)
・「生きてみると」(살아가다 보면)
・「ひとしきり笑いで」(한바탕 웃음으로)

===== 関係者による「彼女を語る」映像 (최불암、임진모、이상벽、정윤기、차승원) =====

・「狐の嫁入り(日照り雨、天気雨、Fox Rain)」(여우비)
・「分かりたいです」(알고 싶어요)
・「離別」(이별)・・・パティ・キムの歌(作詞・作曲:吉屋潤(길옥윤))
・「一度くらい」(한번쯤)・・・宋昌植(송창식)の曲
・「因縁(인연)」

・・・・・ イ・ソンヒの愛弟子イ・スンギの出演 ・・・・・
・「愛が酒を教えて」(사랑이 술을 가르쳐)
・「旅に出よう」(여행을 떠나요)・・・チョー・ヨンピルの歌


<第2部>

・・・・・ キム・ボムニョン(김범룡)をゲストに迎える(イ・ソンヒとのデュエットも!) ・・・・・
・「冬雨は降って」(겨울비는내리고)・・・キム・ボムニョンの歌
・「ヨン」(영)

・「炎のように」(불꽃처럼)・・・作詞・作曲キム・ボムニョン
・「葛藤」(갈등)
・「ああ、昔よ」(아! 옛날이여)
・「美しい江山」(아름다운 강산)・・・作詞・作曲シン・ジュンヒョン(신중현)

・・・・・ アンコール ・・・・・
(未収録か)

2011年11月30日水曜日

セシウム137の沈着と汚染

先週、「勤労感謝の日」祝日のため休みだった、地元体育館の「健康体操コース」に出かける。静かで暖かい陽ざしのする公園の道にはプラタナスの落ち葉が重なっていた。

先日、米国科学アカデミー紀要(PNAS)の電子版に報告(11/14)された、「福島原発事故による日本土壌のセシウム137の沈着と汚染」(名古屋大の安成哲三教授ほか)を、名古屋大学の日本語pdf版プレスリリースで見ることができる。
(難解なテクニカルタームのため、「読む」というより「見る」という表現に留まるのだが・・・)

汚染状況は、新聞各紙に報じられたが、次図「土壌中の推定セシウム137濃度」(3/20~4/19の期間の推定値)からわかるように、本報告は次のことをの述べている。

・日本全国で広範囲にわたり、比較的低濃度であるが、一定程度のセシウム137の沈着がありそうであること・・・が推定された。
・(セシウム137は)西日本へまで輸送され沈着している可能性がある・・・。
・また西日本では、汚染が低い中でも標高の高いところ(中国・四国山地など)で、(ホットスポット的に)「相対的に」汚染が高い場所があり得る・・・。
(PNAS):図3-土壌中の推定セシウム137濃度(Bq/Kg)























わが身を、子どもを、そして孫を守るのは、(他者ではなく)自分しかいないということをあらためて知る。

★ 孫-1枚、孫娘-1枚 

2011年11月29日火曜日

KBS WORLD「国楽の世界へ」 金竹坡

KBS WORLD放送の「国楽の世界へ」は、先週水曜日(11/23)に、人物シリーズ3回目として「伽椰琴散調(가야금산조)の名人である金竹坡(김죽파)」が紹介された。
ところで、紹介者の岸さんのブログ「かなちゃんの韓国大学院生活」で、そのご活躍を知ることができる。

まず、散調(산조、)の復習からはじまった。
・韓国を代表する器楽演奏曲。
・100年ほど前、金昌祖(김창조1856~1919)という人物が初めて、伽椰琴散調を作ったとされている。そのメロディーは、金昌祖の孫娘の金竹坡(김죽파、1911-1989年)の手により大きく発展していった。

▼金竹坡流、伽椰琴散調の中から「フィモリ휘모리)」を聴く。複雑な拍子でなく、軽快な伽椰琴に気持ちも合わせ易くなる。

次のように金竹坡のプロフィールが紹介された。
・1911年、全羅南道霊岩(靈巖、영암)で生まれる。
・7歳の頃から、伽椰琴散調の基礎を作り上げた、祖父金昌祖より直接、伽椰琴を習う。
・14歳で演奏団の協律社(협률사)に所属し、その後ソウルに上京。
・20代の初め結婚、その後復帰して金竹坡流伽椰琴散調を完成。
・1985年、来日演奏会。
・1989年、79歳で没。

▼若き日の金竹坡の伽椰琴による「アリラン」を聴く。余韻を持たせながらも、軽やかにステップを踏むようなアリランだ。原初のアリランを聞いたような気がする。記録的な意味合いも深いのでは・・・。

▼金竹坡伝承者ムン・ジェスクによる民間風流の中から「羽調(우조)」を聴く。風流に時は流れていく、陽射しも暖かな春に聞きたくなるような・・・。

2011年11月28日月曜日

机上鉱物採集:砂編

前回の机上鉱物採集に続いて、栃木の鉱物の会でお世話になっているйосиба氏から、今回は、世界各地の砂漠を含めて<砂>を机上採集させていただいた。今まで、砂という範疇で収集したことがなかったので、次の通り珍しい採集?ができた。感謝

・砂鉄+(Au+Pt=?):北海道夕張、白金川 (シューパロ湖近く)
・赤鉄鉱砂:岩手県和賀町、和賀仙人鉱山(川沿い)
・ガーネットサンド+砂鉄:南極
・砂:オーストラリア、ゴールドコースト
・火山灰:鹿児島県、桜島
菫青石砂:群馬県タキガ沢(多色性:方向により透明のすみれ色と白色、火山灰付着:白色)
・サハラ砂漠砂:モロッコ
・タクラマカン砂漠砂:ウイグル
・ダイショー砂漠砂:北京朝陽区

また、次の貴重な書籍を貸していただい。目次の鉱山リストを見れば、主要な鉱山が本来、金山であったことが分かる。

「日本金山誌 - 第4編 関東・中部)」(資源・素材学会、1994年2月)

2011年11月27日日曜日

ミルク味

とりとめなく綴る。

先日スティックコーヒー(ブレンディー)の手間要らずな簡単さに気付いて、しばらく飲み続けていたが、やっぱり甘く重い感じがしてきた。ならば、半分の量を使い、それに適量のインスタントコーヒーを足して試したみたところ、これが意外と美味いのだ。甘みを抑えて、苦味が増して十分いける。

とうとうスティックコーヒーを使いきったので、思案した。出番を失っていたM社の粉末のミルク(クリープ)と砂糖を再登場させ、(ジャムで使用した大口の)ガラス瓶のなかにインスタントコーヒーと一緒に適当に混ぜ入れた。お手軽スティックコーヒー味を作ってみた。仕上がりは、粉末のミルクの独特の香りが・・・ちょっと気になるけど、まあいいか。

これで粉末のミルクは使い切ったが、ミルク様液体のコーヒーフレッシュは、冷蔵庫に収まったままだ。これって、存在感が薄いのでは。使い道が決まらないのだ。コーヒーに入れてもピンとこないし、スクランブルエッグに混ぜても風味の位置が定まらない・・・どうしよう。

そういえば、子どもの頃、缶入りの練乳があって、あれを思いっきり飲んだらどんなに美味しいだろうと想像したものだ。大人になって、イチゴ売り場で見かけるM社のチューブ入りの練乳を、グイグイ飲んでみたが遅すぎた。もう子どもではなくなっていた。味の夢も見なくなっていたし。


孫娘-2枚

2011年11月26日土曜日

イ・ソンヒの「雪が降る」

イ・ソンヒは、アダモ(Salvatore Adamo)の「雪が降る(Tombe la neige)」(1963年)を歌っている。彼女の歌は、Youtubeに登録されているが、映像は登録者撮影と思われる冬景色のスライドショーなので、歌声だけをリンクさせていただいた。

イ・ソンヒのアルバム「冬の日のものがたり(겨울날의 이야기)」 (1988年)に、この歌「雪が降る(눈이 내리네)」は収録されているが、このYoutube音源はいつのものだろうか。彼女にしては、随分と歌謡風な歌い方だ。後半のセリフがないのも無理がなくていいな。



(Youtubeに登録のbumobbaに感謝)


★★★★★ 孫が、母親のカメラに向かいこの上ない幸せな笑顔で、ブランコ遊びしている写真が届いた ★★★★★

2011年11月25日金曜日

アルバム紹介:イ・ソンヒ 4集+5集(All That Masterpiece)

Daumミュージックは、イ・ソンヒの「4集+5集(All That Masterpiece)」(24bit-remastering版)について、チョン・イルソ(정일서)KBSラジオPDによるアルバム紹介を次のように載せている。

アルバム紹介

・今、ここで《オール・ザット・マスターピース、イ・ソンヒ》でまたよみがえった4集と5集を話すときだ。1988年2月に出された4集は、イ・ソンヒのディスコグラフィーでかなり重要な位置を占める。ここから、彼女の音楽が意味ある変曲点を迎えたためだ。

・ところで、その変化の端緒を説明する名前の一人がいる。まさに、ソン・シヒョン(송시현)だ。
1987年、「夢みるような世界(꿈결같은 세상)」のヒットで、名前を知られたシンガーソングライターのソン・シヒョンは、この時からイ・ソンヒのアルバム作業に参加し始めたが、4集LPのA面タイトル曲の「愛が散るこの場所」とB面タイトル曲「私はいつもあなたを」を含めて、全4曲が彼の作品だ。 二人の出会いは成功だった。ソン・シヒョン特有の感受性と叙情性は、イ・ソンヒの声とよく調和したし、以後も一時期、イ・ソンヒと一緒にすることになる。

・4集で最も熱い関心を集めた曲は、「美しい江山」だ。 韓国ロックの巨人シン・ジュンヒョン(신중현)の名曲をリメークした「美しい江山」に対する評価は、多少交錯するが概して編曲と演奏面においては余り高得点を得ていない。だが、この曲でさえもイ・ソンヒの歌唱力だけは非の打ちどころがない。しかも、その時までにしても大衆的にそんなに大きく知られなかったこの名曲が、イ・ソンヒのリメークによって多くの人々から愛されることになったので、その功労もまた小さいということはできないだろう。個人的には、4集でユン・テヨン(윤태영)作詞/作曲の「歳月は流れても」を最も好む。やさしくて平易なメロディを持ったこの歌は、たとえ大きくヒットできなかったが、ボサノバ風の洗練された編曲が直ぐに耳をとらえる曲だ。

・5集は1989年に出たが、イ・ソンヒはここでまた一歩進んだ面目を見せてくれた。アルバムのあちらこちらに社会性濃厚な曲を配置したのだ。「五月の陽射し」は、80年光州民主化運動の犠牲者たちの英霊を慰める曲であったし、「ひとしきり笑いで」もやはり時代的痛みをはらんでいる曲だった。直接的ではなかったが、歌詞の中に隠喩的に隠されたメッセージは、通常の民衆歌謡に劣らず深くておぼろなものだった。この他にも5集は、グループ「山びこ(산울림)」のキム・チャンワン(김창완)が作詞、作曲した二曲が収録されていて目を引くだけでなく、同年イム・ジフン(임지훈)によっても歌われた「お姉ちゃん」と、ハミングとナレーションが続く独特の雰囲気の曲「水仙(スイセン)」がそれで、キム・チャンワン特有の歌詞とイ・ソンヒのしなやかでしっかりした声が調和する「水仙(スイセン)」は多少実験的な曲だ。
・ソン・シヒョンは、4集に続き5集でも中枢的な役割をしている。アルバムの代表曲の「ひとしきり笑いで」と「冬哀傷」は、まさに彼が作った曲だ。

(Youtubeに登録のkoongkrに感謝)

昨日、新宿のコリアプラザに電話申し込みしてみたが、限定版のため入荷可能かどうかをあらためて連絡をもらうことになった・・・遅すぎたかな。こういうことは、インターネットで情報が出たとき、早く予約すべきだった。反省。

(本ブログ関連:"イ・ソンヒ 4集+5集(All That Masterpiece)")

2011年11月24日木曜日

由紀さおり「1969」

スポニチSponichiAnnexの記事「由紀さおり 40年ぶり&史上最年長トップ10入り」(11/22)に、歌手の由紀さおりの最新ヒットについて次のように記している。

由紀さおり(63)が米ジャズグループ「ピンク・マルティーニ(Pink Martini)」と共演し、世界24カ国で発売されたアルバム「1969」が28日付オリコンチャートで7位に急上昇することが21日、確定した。

・同作は由紀(さおり)がデビューした1969年のヒット曲を収録。代表曲「夜明けのスキャット」や、いしだあゆみ(63)の「ブルー・ライト・ヨコハマ」など12曲中11曲を日本語で歌っている。

・ピンク・マルティーニとの共演は、リーダーのトーマス・ローダーデール(40)が10年以上前に由紀のファーストアルバム「夜明けのスキャット」を中古レコード店で見つけ、ジャケット写真にほれ込んで購入したことがきっかけ「高音も低音も美しい」と透明感ある歌声に魅了されたという。美声と同楽団の世界的知名度もあって海外から大ヒット。米iTunesジャズチャート1位(2日付)をはじめ、カナダの同ワールドミュージックチャート1位など各国のランキングで軒並み上位にランクイン63年に発売した故坂本九さんの「SUKIYAKI(上を向いて歩こう)」が米ビルボードで1位を記録して以来の日本語作品の世界的ヒットとなっている

試聴Amazonで試聴可能。

また、「FCI」の映像で、次のような象徴的なことをインタビューに語っている。
・「今、日本では歌謡曲っていわれるジャンルが欠落しているので、もう一回復活するきっかけになったらとおもいます。」


由紀さおりの印象は、多分お姉さん(安田祥子)の存在と照らし合わせて、典型的なおきゃんな妹といった役回りの感じがした。ユーモアのセンスがあって、受け応えが抜群で、そのうえ上品である。
「ピンク・マルティーニ」のリーダーが、「『高音も低音も美しい』と透明感ある歌声に魅了された」という通り、彼女の澄んだ声は今も変わらない。

(Youtubeに登録のAutumnSnake2011に感謝)

2011年11月23日水曜日

小雪2011

今日は、二十四節気の「小雪」で、そろそろ雪の気配を感じるころ。とはいえ、いまだに寒暖の差が激しく、今週金曜日を底にして変動するようだ。いきがって、もっと寒くなれ!とはいえない。寒いのは苦手だから。


(暖かい陽射しに誘われて、公園で孫たちが遊んだとの知らせを受けた)
★ 孫(兄)が戯けたポーズをして、孫娘(妹)がドッシリとかまえて、座っている写真が届いた 

神野美伽/OVER THE SEA

神野美伽が韓国語で歌ったアルバム「OVER THE SEA  해협을 넘어서」(海峡を越えて、1999年)がYoutubeに登録されている。このアルバムがリリースされた翌々年の2001年に、彼女は、NHKの語学講座「アンニョンハシムニカ・ハングル講座」の「歌うハングル酒場」コーナーにママ役で出演して、代表的なトロットを歌っている。さらに翌年の2002年には、サッカーのW杯が日韓共同で開催されるに至る。

このアルバム「海峡を越えて」には日本語訳の冊子もあり、制作の意義を、「『同根異花』の歌が海峡を越えた!」(小西良太郎、スポーツニッポン新聞社)のなかで次のように解説している。
・韓国側の(ナフナを筆頭に幅広いジャンルからの)作曲者がメロディーを先に書き、日本の作詞家が、はめ込む型で詩を作った。
・(両国当事者の)「腕くらべ」・・・情熱のつばぜり合い・・・。これに神野美伽が、乗らなければ嘘である。・・・・

以上の熱い序論の通り、アルバムの歌詞とメロディには熱気があって美しい。その中でも、特に次の曲はお気に入りだ。

Youtube-1
Youtube-2   「6.인생은 간이역」(日本語タイトル)「人生は水の駅」
Youtube-3   「9.무정」(日本語タイトル)「砂に抱かれて」

ところで、彼女の「釜山海峡」(1997年)のYoutube映像がないのが残念だ。(カラオケ版は他の動画サイトにあるのだが)

そうそう、神野美伽は1965年生まれなので、イ・ソンヒより一つしただ・・・つまり、同じ世代である。

(Youtubeに登録のsaran06hyonmiに感謝)

(本ブログ関連:"釜山海峡の冬景色はいかに"、"神野美伽の「歌うハングル酒場」")

2011年11月22日火曜日

古川宇宙飛行士無事帰還

日本経済新聞の記事「宇宙飛行士の古川さん無事帰還 カザフスタンに 宇宙滞在167日」(11/22)によれば、宇宙での滞在日数が日本人最長となった古川宇宙飛行士が無事帰還したと次のように報じている。【モスクワ=金子夏樹記者】

・「国際宇宙ステーション(ISS)」(日本の実験棟「きぼう」で実験など)での長期滞在を終えた宇宙飛行士の古川聡さん(47)らを乗せたロシアの有人宇宙船「ソユーズ」(27S/TMA-02M)は、22日午前8時26分(日本時間同11時26分)、カザフスタンの平原地帯に着陸し、古川さんらは無事に帰還した。

・古川さんは日本時間午前8時、ロシアと米国の飛行士とともにISSを離れ、約3時間後に大気圏に突入した。(6月8日にカザフのバイコヌール宇宙基地からソユーズで打ち上げられ、同10日からISSでの長期滞在を始め)宇宙での滞在日数は167日に達し、2009年12月~10年6月に163日滞在した野口聡一さんを抜いて日本人最長となった。


ソユーズで着陸した後、体を慣らすため宇宙飛行士が椅子に座っている光景があるが、そのとき彼らの額を拭いてあげている場面を目にする。今回も、TV映像(TBS)によれば、厳寒のなか彼らを(防寒のため)たっぷり包んだためか、汗を拭っていた。それに、後でみずみずしいリンゴを食べるのかな・・・美味いだろうな。

2011年11月21日月曜日

田無演習林

西武線田無駅北側の、同線に平行して走る新青梅街道と所沢街道(都道4号線)が交差する北原交差点近くに、東京大学の農学関連施設がある。施設正門は、同交差点から所沢街道を北上するとすぐに右手に見える。現在、施設の耕地・緑地(旧農場)は、見学が原則休止されているが、さらに街道を北上すると、演習林の門が見える。こちらの見学は自由である。

むかしの仕事仲間と上記の演習林をのんびり散歩した。ところどころに、樹木の解説帳があるが、基本的には自然を親しむ場所だ。年数回、小金井公園で催される、樹木観察会に参加しているが、目前の木々の名は皆目検討つかない。
見学路には、落ち葉が敷き詰められていた。陽当たりのよい広場を外れると、やっぱりヒンヤリする。だんだん冷えてくる。

結局、トンカツを食って、近くに孫たちの住む家があるのだが・・・と思いつつ帰宅する。


(付記) 演習林の門をくぐり、受付で訪問者名を記載したとき、田無演習林について「田無試験地」と書かれたパンフレットが置いてあったので、その中から、同地の地況について触れている項(「3.地況」)を次に記す。

・本試験地の総面積は9.1haで、武蔵野台地の武蔵野段丘(武蔵野面)上に位置し、海抜高約60m、地形は平坦です。地質は、層厚6~8mの火山灰層(関東ローム層)の下に、砂礫層(武蔵野礫層)が続いています。土壌はローム層の上に火山灰層を母材とする黒色土が50~60cmの厚さで分布しています。気象条件は年平均気温15.5℃、年降水量は1,350mmです。

KBS WORLD「国楽の世界へ」 ピナリ

KBS WORLD放送の「国楽の世界へ」は、先週水曜日(11/16)に、人物シリーズ2回目として「ビナリ(비나리)といわれる音楽の第一人者、イ・ガンス(이광수)」(1952~)」が紹介された。

まずピナリについて、次の通り説明から始まった。
・何かを切実に願いお祈りするときに、音楽にのせて歌う歌を、ビナリという。
・家庭の祭壇にお供え物をする儀式の「告祀(고사)」の際に、ビナリが歌われ、ビナリの別名を「告祀ソリ」ともいう。

▼イ・ガンスほかによる「祝願徳談(축원덕담)」を聴く。複数の打楽器とともに歌う声は、掛け声のように力強い。前口上のように語り聞かせる。

次のようにイ・ガンスのプロフィールが紹介された。
・1952年、清南道礼山に誕生。寺党(ナムサダン:남사당=旅芸人)一座をひきいていた父を持つ。
・1978年、キム・ドクス、キム・ヨンベ、チェ・ジョンシル等とともにサムルノリ一座(4人編成)で、広場で踊ったり走りまわったりしながら演奏していた風物(プンムル:풍물)という音楽を舞台用に再構成し、サムルノリの公演を初めて行った。(サムルノリの誕生)
・現在、独立して活動中。

▼イ・ガンスほかによるサムルノリの「南風(영남풍물)」を聴く。風物の舞の動作を含まない分、演奏はリズムの技巧が主体になっている。伝統音楽の縦軸以外に、横軸も組み込んだイメージがする。

▼イ・ガンスによる民謡の「江原道アリラン」、「ハン五百年」を聴く。民謡はいいな、肩肘張らずに聞けるし、歌っている方も、自分の声の背に大地に根ざしたものを感じているだろうから。・・・ところで「ハン五百年」はどの地域を起源としているのだろうか。


ピナリといえば、ク・チャンモ(구창모)の「ヒナリ(희나리)」を思い出してしまうが、祈願のピナリと、生木のヒナリでは大違いなわけで・・・。

(Youtubeに登録のyokosuka30に感謝)

2011年11月20日日曜日

イ・ソンヒ、人生のメンターに選ばれる

DailyWhyの記事「歌手イ・ソンヒ、ユ・ジェソク抜いて『人生のメンター』に挙げられて」(11/19)によれば、音楽サイトのアンケートで、「『人生のメンター(指導者)になってくれたらと思うスター』アンケート調査で1位」に選ばれたと、次のように報じている。

・歌手イ・ソンヒが「人生のメンター(指導者)になってくれればというスター」の1位に上がった。

・音楽専門サイト「モンキー3(monkey3)」が、去る11月10日~16日まで実施したアンケート調査で、イ・ソンヒはユ・ジェソクを追い抜いて「人生のメンターになってくれればというスター」の1位に選ばれた。

・総計487人の投票者中で、(198名)41%の支持を受けた彼女は、MBC「偉大なる誕生2」にメンターとして参加して、温みの中で、挑戦者らの弱点を鋭く突いて見つけながら、助言を惜しまないでいる。

・一方、国民のMCユ・ジェソク(유재석)は34%で2位を占めており、タブロ(타블로、7%)、パク・チソン(박지성、6%)、パク・チニョン(박진영、6%)、キム・テウォン(김태원、6%)の順だった。


MBCのオーディション番組「偉大なる誕生2」に登場するイ・ソンヒの様子を、PC上で見たことがある。メンター席の中央に座り、感情を安易に出さず、声のトーンも抑え目で厳しさを感じた。若い人たちには、彼女のそんな迎合しない態度が惹かれたのかもしれない・・・。もちろん、参加者の力量に応じて使い分けしているのだろうけれど。
イ・ソンヒと同世代も含めて、ファンは目覚めた。オーディション番組は、実力ある歌手の歌を聞きくことの意味を再認識させたのだろう。
・・・それにつけても、イ・ソンヒの声を直接日本で聴くことはできないのだろうか。

(参考)
情報源のmonkey3(http://www.monkey3.co.kr/)は、残念ながら韓国内のみ閲覧可能のようだ。インターネットによる海外からのアクセス不可が最近の傾向らしい。


(隣り町のスーパーで開かれたゴレンジャーとの握手会に、孫は母親の家族と一緒に出かけた)
★★★★★ 孫が、ゴレンジャーと緊張して握手するのを、後ろでおばあちゃんが支えている写真が届いた ★★★★★

2011年11月19日土曜日

アマ・ルール

小雨ぱらつくなか、地元の公民館に記録映画「アマ・ルール 大地の人 バスク」(1981年、民族文化映像研究所)を見る。スペインとフランスを分けるピレネー山脈の両側にまたがり大西洋に面するバスク地方(Euskal Herria)の人々の記録映画である。

牧歌的なバスク民族の生活をイメージしてしまうが、確かに映画では(チーズ作りのため)山地に登り羊を放牧する男たち様子を主軸にしていたけれど、実際にはスペイン側に工業地帯を持ち多数の人口を抱えていることも触れていた。彼らの住むところは、本来、広葉樹のブナ林に恵まれ、ピレネー山脈を水源とする環境のようで、辺境の地というわけではないようだ。

30年前、1981年当時の映画なので、現在の状況を知るわけではないが、ただバスク語の響きがどのようか聞いてみたかったのだ。民族性なのかもしれないが、抑揚をきかせたしゃべり方ではなく、一語一語明確な言葉使いに聞こえた・・・。バスク語の地名の痕跡は、実際の彼らのバスク地方の周辺にもとどめていて、本来の活動した範囲はもっと広かったらしい。

そうそう、映画の題名「アマ・ルール」は、バスク語で「母なる大地」の意だそうだ。

帰り道の雨脚は強かった。

2011年11月18日金曜日

しし座流星群

曇天の深夜(0:00~)、南東の空に雲間なく、星明かりも、まして「しし座流星群」を見ること能わず。

ということで、weathernewsのインターネット特別番組「SOLiVEスター」を視聴する。(昨日23:00~本日01:00)
7元のLive中継場所に、しし座の名にちなんで(ライオンはメスが強い)、観測者に女性が4名という、前回の「オリオン座流星群」の時と打って変わった陣容だった。

・胎内自然天文館<晴れ>: いそやん(男性)
・美星天文台<曇り>:かんたろう(男性)怪しい金髪女性が出現。
・小岩井農場まきばの天文館<素晴らしい快晴>: NEGO(男性) ☆一番!、☆二番!☆三番!ハットトリック、スリーゴールの観測。
・綾部市天文館<曇り>: トクマルマン2(女性)
・八ヶ岳自然文化園<晴れ>: みけんくん(女性)自動車とゴッツン!3億、3億!・・・意味不明。
・銀河の森天文台<快晴>: マティス梓澤(女性)天然さにMCからみきれず。
・SHIRASE(船橋)<曇り>: シルベスダ・須田ローン(女性)

今晩も、腹を抱えて笑わせてもらいながらも、実況画面で3回も流星映像を見せてもらった。感謝。
流れ星が姿を見せた瞬間、願い事をするのを忘れて、スポーツ感覚で視聴していた。

(本ブログ関連:"オリオン座流星群")


(孫たちの髪をさっぱりさせてとい知らせを受けた)
★★★★★ 孫娘が、髪を切ってもらいお目めもパッチリして、颯爽としている写真が届いた ★★★★★
★★★★★ 孫が、髪を切ってもらって身軽になったのか、何かしでかしそうな写真が届いた ★★★★★

2011年11月17日木曜日

炬燵と便り

まごうかたなき冬。とうとう、炬燵のスイッチを入れてしまった。エアコンの暖風はせわしい。押し付けがましいのだ。それに比べて、じんわりと足元を温めてくれる炬燵はよい。落ち着いてほっとさせてくれる。炬燵の上で、ブログの作成はもっとよい。

先ほどメールを受信した。お嫁さんから、結婚記念日の一昨日、家族でディズニーランドに泊まったという。添付の写真がうれしい。
孫(お兄ちゃん)が、梅佳代の写真集にあるように、上を向いてとぼけた顔を見せてくれる。ちいさな男の子の一種の照れ隠しなのだろう。そのポーズがとても似合っているからたまらない。
孫娘(妹)は、父親と一緒に大きな花飾りのそばにいる。屋内展示場所なので薄暗いが、よく目をこらして見ると、ベビーカーに孫(お兄ちゃん)も一緒に乗り込んでいるように見えて・・・。
幼児はとどまることを知らない。

(本ブログ関連:"みかん"、"美しい調べ"、"ちいさな男の子は阿呆である")