僕らにとってクリスマスは、赤い服のサンタクロースがお決まりで、歌はビング・クロスビーの「ホワイト・クリスマス」が定番だった。クリスマスでないときは、エルヴィス・プレスリーの歌に酔いしれた。
プレスリーには、熱いハワイの夜に、青い月に照らされて海風に涼みながら歌う「ブルーハワイ」がある。きっと、昼間の余韻が後押しするのだろう、とても前向きなのだ。だから同名の映画でも、困難をいともあっさり乗り切ってしまう。「夢のハワイ」というわけか。
(本ブログ関連:"ブルーハワイ")
それに比べると、冬の寒さは厳しくすさむ。発散する夏に比べると、うちに内にこもるのだ。
そうだから、景色を一新する雪が白いとは限らないらしい。青い雪も降るようだ。でも、クリスマスはやってくる。プレスリーの「ブルー・クリスマス(Blue Christmas)」には、緑色のクリスマスツリーに赤い飾りする一人ボッチの若者が、ブルーな気持ちに・・・なるのでしょう。いつの日か白い雪も降るだろうよ。
(Youtubeに登録のLaLerouxに感謝)
2012年12月17日月曜日
2012年12月16日日曜日
ハウツー本(続)
昨日、記憶力を上げるハウツーものはないかと思案したが、残念ながらその種の最高のものを聞いた記憶!がない。
ならば、記憶力の衰えともいうべき健忘症を防ぐ方法はないだろうか。本日、中央日報に寄稿の「健忘症には五味子がいい? "東医宝鑑の真実"」(12/16)があって、その出だしにタイトルの通り次のように記している。
・「健忘症がある人は、記憶力増進に効果的な五味子*を食べれば良い」、「肝が弱い人はオキシジミを食べれば役に立つ」、「睡眠が多い(過眠、寝坊介な)人はナツメの種を生で食べれば良くなる」等々。
・上に列挙された内容は、全部<東医宝鑑>に登場する内容だ。このように私たちの先祖はかなり以前から、食べ物を薬のように使ってきた。薬食同源だとして根本的に薬と食べ物を同じ範疇においてみた。
(*)「オミジャ(五味子)茶」は、Wikipediaによれば「チョウセンゴミシ(朝鮮五味子)の実を煎じたもの。お茶は赤い色でほのかな甘みとさわやかな酸味がある。甘味、酸味、苦味、辛味、塩味の5つの味を感じるというので五味子の名がついた。」とのこと。
物忘れを防ぐために、(読めるわけもないが)東医宝鑑を読むよりも簡便な、オミジャ(五味子)茶を飲むことにしよう。
ならば、記憶力の衰えともいうべき健忘症を防ぐ方法はないだろうか。本日、中央日報に寄稿の「健忘症には五味子がいい? "東医宝鑑の真実"」(12/16)があって、その出だしにタイトルの通り次のように記している。
・「健忘症がある人は、記憶力増進に効果的な五味子*を食べれば良い」、「肝が弱い人はオキシジミを食べれば役に立つ」、「睡眠が多い(過眠、寝坊介な)人はナツメの種を生で食べれば良くなる」等々。
・上に列挙された内容は、全部<東医宝鑑>に登場する内容だ。このように私たちの先祖はかなり以前から、食べ物を薬のように使ってきた。薬食同源だとして根本的に薬と食べ物を同じ範疇においてみた。
(*)「オミジャ(五味子)茶」は、Wikipediaによれば「チョウセンゴミシ(朝鮮五味子)の実を煎じたもの。お茶は赤い色でほのかな甘みとさわやかな酸味がある。甘味、酸味、苦味、辛味、塩味の5つの味を感じるというので五味子の名がついた。」とのこと。
物忘れを防ぐために、(読めるわけもないが)東医宝鑑を読むよりも簡便な、オミジャ(五味子)茶を飲むことにしよう。
2012年12月15日土曜日
ハウツー本
身近で悩ましい問題に、率直に応えてくれるのがハウツー本である。私の手元にあるのは、どうしたら部屋が片付き整理できるかというものだ。2冊も買ったよ・・・で、回答は明快だ。
・いらないものは棄てなさい。
・散らばったものはもとに戻しなさい。
・無駄にものを増やさない。
部屋の片付け・整理について、読んで理解して頭に入れても、どれもこれもいまだに実行に移せないでいる。ならば、行動に移すハウツー本を探すしかないのだろうか、あれば探してみたいと思っている。
ところで、記憶力を上げるハウツー本はどうかといえば、本屋の棚に並んでいるが、どれもこれも「記憶術」の類ばかり。普通に記憶力をあげるうまい方法なんてない。要は、一生懸命覚える努力を繰り返し繰り返しするしかない・・・今更、わかっちゃいるけど。
というのも、よその韓国語教室を見学したら、自分の非力さを痛切に感じた次第・・・これも、わかっちゃいるけど。
・いらないものは棄てなさい。
・散らばったものはもとに戻しなさい。
・無駄にものを増やさない。
部屋の片付け・整理について、読んで理解して頭に入れても、どれもこれもいまだに実行に移せないでいる。ならば、行動に移すハウツー本を探すしかないのだろうか、あれば探してみたいと思っている。
ところで、記憶力を上げるハウツー本はどうかといえば、本屋の棚に並んでいるが、どれもこれも「記憶術」の類ばかり。普通に記憶力をあげるうまい方法なんてない。要は、一生懸命覚える努力を繰り返し繰り返しするしかない・・・今更、わかっちゃいるけど。
というのも、よその韓国語教室を見学したら、自分の非力さを痛切に感じた次第・・・これも、わかっちゃいるけど。
2012年12月14日金曜日
イ・ソンヒのカバー「ハル(いちにち)」
2012年12月13日木曜日
イ・ソンヒの童謡「島の赤んぼう」
イ・ソンヒのアルバム「愛唱童謡(애창동요)」(1993年)には、ひとびとの琴線に触れるだろう美しい童謡「島の赤ん坊(섬집아기)」(作詞ハン・インヒョン、作曲イ・フンリョル、歌詞と楽譜)が収められている。
以前、本ブログに記したが、イ・ソンヒが歌うYoutube版が見つかったので、同じものをもう一度記す。
・母さんが島陰にカキ採りに行けば、赤ちゃんはひとりでお留守番だけど、海が歌ってくれる子守唄に、とろろり寝付きます。
・静かで、のどかな島の景色が浮かんでくる。海という母性的なものに育まれて、波音をゆりかごにした、島育ちのひとびとの懐かしい心象風景なのだろう。・・・この曲を聴くと、赤ちゃんの気持ちが、やっぱりひしひしと伝わってくるよ。
(本ブログ関連:"島の赤ん坊")
(Youtubeに登録の성배 길に感謝)
以前、本ブログに記したが、イ・ソンヒが歌うYoutube版が見つかったので、同じものをもう一度記す。
・母さんが島陰にカキ採りに行けば、赤ちゃんはひとりでお留守番だけど、海が歌ってくれる子守唄に、とろろり寝付きます。
・静かで、のどかな島の景色が浮かんでくる。海という母性的なものに育まれて、波音をゆりかごにした、島育ちのひとびとの懐かしい心象風景なのだろう。・・・この曲を聴くと、赤ちゃんの気持ちが、やっぱりひしひしと伝わってくるよ。
(本ブログ関連:"島の赤ん坊")
(Youtubeに登録の성배 길に感謝)
2012年12月12日水曜日
大衆は"100%本物の音楽"を望む
ヘラルド経済の記事「大衆は"100%本物の音楽"を望む」(12/10、ソ・ビョンギ選任記者)は、今年の大衆音楽の動向を次のように論評している。抜粋。
・「パフォーマンス、歌、容貌(ルックス)が合わさったコンテンツ」による「韓国アイドルの音楽を(国内だけでなく海外でも)たくさん聞いてみると、疲れのようなものが生じた。」
・「まず国内でアイドルグループの活動が大いに弱まった。それで、グループ全体よりもユニット活動を強化する。」・・・「ソロ歌手が善戦しているのも、音楽消費トレンドの変化を暗示する一つの現象だ。」
・「(大衆の)音楽オーディションを見る視線と歌手を見る視線も変わっていっている。ますますミュージシャン、アーティストのユニーク(unique)ながらも自然な魅力を好む。」
・・・で、今後どうあるべきかと「アイドルとアーティストの共生構造」が述べられる。
・「アイドル歌手のパワーは過小評価されることができない。アイドル歌手は韓国大衆音楽のコアコンピタンスの一つだ。」と、経済紙ならではの視点で語られる。
・「アーティストとして成長する可能性が高い歌手」のために、「歌手がしたいことをできる環境を提供しなければならない。」・・・「大衆はますます唯一無二にして率直で、100%本物の音楽を望む。そのためには、歌手が自由に生活するように解放しなければならない。」と、これこそ本旨が示される。
(付記)
アイドルグループの中心線を走ってきた少女時代がデビューして、今年で5年目である。芸能事務所YGエンターテインメントのヤン・ヒョンソク代表が、韓国日刊スポーツの取材に対して、歌謡界の「5年周期論」である「歌謡界ではパターンが繰り返される。5年周期で市場の流れが変わる」と述べたように、いよいよ周期の変換点に突入したようだ。
(本ブログ関連:"韓国アイドルグループ歌手の今後の動向"、"オーディション"、昨年(2011)のトップ5の歌手(グループ):2011.12.26 Gallup Korea発表"、"韓国ギャラップ調査")
・「パフォーマンス、歌、容貌(ルックス)が合わさったコンテンツ」による「韓国アイドルの音楽を(国内だけでなく海外でも)たくさん聞いてみると、疲れのようなものが生じた。」
・「まず国内でアイドルグループの活動が大いに弱まった。それで、グループ全体よりもユニット活動を強化する。」・・・「ソロ歌手が善戦しているのも、音楽消費トレンドの変化を暗示する一つの現象だ。」
・「(大衆の)音楽オーディションを見る視線と歌手を見る視線も変わっていっている。ますますミュージシャン、アーティストのユニーク(unique)ながらも自然な魅力を好む。」
・・・で、今後どうあるべきかと「アイドルとアーティストの共生構造」が述べられる。
・「アイドル歌手のパワーは過小評価されることができない。アイドル歌手は韓国大衆音楽のコアコンピタンスの一つだ。」と、経済紙ならではの視点で語られる。
・「アーティストとして成長する可能性が高い歌手」のために、「歌手がしたいことをできる環境を提供しなければならない。」・・・「大衆はますます唯一無二にして率直で、100%本物の音楽を望む。そのためには、歌手が自由に生活するように解放しなければならない。」と、これこそ本旨が示される。
(付記)
アイドルグループの中心線を走ってきた少女時代がデビューして、今年で5年目である。芸能事務所YGエンターテインメントのヤン・ヒョンソク代表が、韓国日刊スポーツの取材に対して、歌謡界の「5年周期論」である「歌謡界ではパターンが繰り返される。5年周期で市場の流れが変わる」と述べたように、いよいよ周期の変換点に突入したようだ。
(本ブログ関連:"韓国アイドルグループ歌手の今後の動向"、"オーディション"、昨年(2011)のトップ5の歌手(グループ):2011.12.26 Gallup Korea発表"、"韓国ギャラップ調査")
2012年12月11日火曜日
KBS WORLD「国楽の世界へ」 姜垠一
KBS WORLD「国楽の世界へ」は、先週水曜日(12/5)に、人物シリーズ57回目として、ヘグム(奚*琴:けいきん、해금)のフュージョン奏者である姜垠一(カン・ウニル、강은일)(1967年~)を紹介した。
(*)Wikipediaによれば、「中国東北部のシラムレン川の谷に住んでいたモンゴルまたは契丹に近い民族である奚(けい)によって作り出されたとされる。」(Ko-Wikipediaも同様)
(本ブログ関連:"ヘグム")
まず、ヘグムの復習から始まった。
・ヘグムは、バイオリンやチェロといった、弓(または棒など)で弦を擦って音を出す擦弦楽器の一つで、もともと中国北方の遊牧民の楽器といわれる。楽器「二胡」とよく似た形状で、馬にまたがって演奏できるよう小さく、奏法も比較的単純である。左手で弦の持つ位置や引っ張る力を調整して、音程を自由に変え、様々な音楽を演奏する。その利点から最近は、フュージョン国楽にもよく使われる。
▼姜垠一のヘグムによる「未来の記憶」の中から「サーカス(서커스)」を聴く。これもフュージョンか。キーワードに「ワールドミュージック」があるそうだが・・・。
次のように姜垠一のプロフィールが紹介された。・・・ちなみにイ・ソンヒ(1964年生まれ)と同世代である。
・1967年 ソウルに生まれる。
・国立国楽高等学校で本格的にヘグムを学ぶ。4年全額奨学生として漢陽大学に入学してヘグムを専攻。同卒業後。KBS国楽管弦楽団に参加するも、京畿道立国楽団の新設に合せ移籍して主席団員として活躍。間もなくしてソロ演奏家の道に進む。
(参考)ブログ「ヘグム勉強部屋(해금 공부방)」
▼姜垠一のヘグムによる「リベルタンゴ&白鶴(Libertango&백학)」を聴く。テレビCMで聞いたYo-YoMaの演奏を思い出す。
・最近、高校時代の同級生(コムンゴ奏者:ホ・ユンジョン、打楽器と鉄弦琴(チョルヒョングム、철현금)奏者:ユ・ギョンファ)と共に、現代音楽トリオ「サンサン」を結成し演奏活動を続けている。
▼姜垠一のヘグムによる「ヘイヤ(헤이야)」を聴く。これはこれでジャンルだと思うよ。
(*)Wikipediaによれば、「中国東北部のシラムレン川の谷に住んでいたモンゴルまたは契丹に近い民族である奚(けい)によって作り出されたとされる。」(Ko-Wikipediaも同様)
(本ブログ関連:"ヘグム")
まず、ヘグムの復習から始まった。
・ヘグムは、バイオリンやチェロといった、弓(または棒など)で弦を擦って音を出す擦弦楽器の一つで、もともと中国北方の遊牧民の楽器といわれる。楽器「二胡」とよく似た形状で、馬にまたがって演奏できるよう小さく、奏法も比較的単純である。左手で弦の持つ位置や引っ張る力を調整して、音程を自由に変え、様々な音楽を演奏する。その利点から最近は、フュージョン国楽にもよく使われる。
▼姜垠一のヘグムによる「未来の記憶」の中から「サーカス(서커스)」を聴く。これもフュージョンか。キーワードに「ワールドミュージック」があるそうだが・・・。
次のように姜垠一のプロフィールが紹介された。・・・ちなみにイ・ソンヒ(1964年生まれ)と同世代である。
・1967年 ソウルに生まれる。
・国立国楽高等学校で本格的にヘグムを学ぶ。4年全額奨学生として漢陽大学に入学してヘグムを専攻。同卒業後。KBS国楽管弦楽団に参加するも、京畿道立国楽団の新設に合せ移籍して主席団員として活躍。間もなくしてソロ演奏家の道に進む。
(参考)ブログ「ヘグム勉強部屋(해금 공부방)」
▼姜垠一のヘグムによる「リベルタンゴ&白鶴(Libertango&백학)」を聴く。テレビCMで聞いたYo-YoMaの演奏を思い出す。
・最近、高校時代の同級生(コムンゴ奏者:ホ・ユンジョン、打楽器と鉄弦琴(チョルヒョングム、철현금)奏者:ユ・ギョンファ)と共に、現代音楽トリオ「サンサン」を結成し演奏活動を続けている。
▼姜垠一のヘグムによる「ヘイヤ(헤이야)」を聴く。これはこれでジャンルだと思うよ。
2012年12月10日月曜日
イソンヒについてフリートーク(別)
イ・ソンヒのファンの特徴は息の長さだろう。彼女が登場した1984年以来、当時熱烈なファンだった少女が母親となり、その子どもたちと共に引き継がれているからだ。ファンと合わせ鏡に存在する彼女は、時代に応じて変貌し、新しい言葉で語られるに値する。
(本ブログ関連:"資料:이선희 Reviewal (仕掛かり中)")
イ・ソンヒについて、以前、NBA Mania>スポーツ関連外>フリートーク(「イソンヒについてフリートーク」)に、ファンたちが語っているのを記したが、Daum知識にも「イ・ウンミ vs イ・ソンヒ(이은미vs이선희)」(2009年4月~)の形で、ファンたちの気持が記され、わずかだが現在も追記されている。
イ・ソンヒについて、どう思っているのか・・・それだけに着目して、読ませていただくのがよいだろう。歌によって時代を共有し、耳を傾けたのならば、尊敬こそあれ両歌手の比較はあまり意味の無いことと思うからです。
(参考)Google翻訳ツールで上記「Daum知識」読む → 「イ・ウンミ vs イ・ソンヒ」
(付記)
あまりの寒気に、小金井公園にある「江戸東京たてもの園」東端南側の、公園と境いになっている小池に薄氷が張っていた。池の中央にぽつぽつと置かれた小島に、以前なら亀が日向ぼっこしていたが、もう冬支度して水面下に潜ったままなのだろうか、動くものが見当たらない。
人影がまばらな公園で、体を温めようと入った園内の売店食堂で「力うどん」を食っていたら、次々と客が入ってきた。みな寒さのせいで、熱いものを同様に求めたのだろう。
(本ブログ関連:"資料:이선희 Reviewal (仕掛かり中)")
イ・ソンヒについて、以前、NBA Mania>スポーツ関連外>フリートーク(「イソンヒについてフリートーク」)に、ファンたちが語っているのを記したが、Daum知識にも「イ・ウンミ vs イ・ソンヒ(이은미vs이선희)」(2009年4月~)の形で、ファンたちの気持が記され、わずかだが現在も追記されている。
イ・ソンヒについて、どう思っているのか・・・それだけに着目して、読ませていただくのがよいだろう。歌によって時代を共有し、耳を傾けたのならば、尊敬こそあれ両歌手の比較はあまり意味の無いことと思うからです。
(参考)Google翻訳ツールで上記「Daum知識」読む → 「イ・ウンミ vs イ・ソンヒ」
(付記)
あまりの寒気に、小金井公園にある「江戸東京たてもの園」東端南側の、公園と境いになっている小池に薄氷が張っていた。池の中央にぽつぽつと置かれた小島に、以前なら亀が日向ぼっこしていたが、もう冬支度して水面下に潜ったままなのだろうか、動くものが見当たらない。
人影がまばらな公園で、体を温めようと入った園内の売店食堂で「力うどん」を食っていたら、次々と客が入ってきた。みな寒さのせいで、熱いものを同様に求めたのだろう。
2012年12月9日日曜日
(資料)397世代
朝鮮日報の記事「20代には"IMF"、30代にはバブル崩壊... "アングリー397"最大反与(党)世代に」(11/5、ナ・ジホン、パク・ユヨン記者)は、386世代にならって<397世代>を定義して記している。同世代の政治的立場の分析が主旨だが、時代風潮の部分について次に抜粋する。
ちなみに386世代は、現在の40歳代にあたる。
・【397世代とは】現在30歳代で、'90年代に大学入学した'70年代生まれ。810万人ほどで、40代(850万人)の次に人口比重が高い。ソ・テジ、H.O.T.で始めたアイドル文化の最初の消費世代であり、経済的には流通市場最大の消費層*として浮上している。
・386世代による"学生運動が活発だった1970~1980年代とは異なり、1990年代の学年番号を持つ学生は大韓民国歴史上最も勉強を熱心にした大学生"(ソウル大、キム・オンジュン教授)
・20代の時IMF(国際通貨基金、1997年)危機、30代に入ってからの不動産バブル崩壊を経験・・・成人になって韓国経済高度成長の恩恵を享受できなかった初めての世代。
・"親の助けなしに自分の収入だけで、ソウルのマンションを買うのがほぼ不可能になった・・・自力じゃ中産階級入りを期待できない最初の世代"(LG経済研究院、パク・チョンヒョン研究員)
(*) 流通市場最大の消費層397世代について。
同じ朝鮮日報は、「消費の主力に浮上した『397世代』」(6/24)の記事でポジティブな側面を強調している。経済状況によっては、上記のような別の面も見えることになる。
(本ブログ関連:"(資料)486世代"、"(資料)40代の変化"、"(資料)40代の変化-2"、"(資料)ソウル市長選挙に見る世代別背景")
ちなみに386世代は、現在の40歳代にあたる。
・【397世代とは】現在30歳代で、'90年代に大学入学した'70年代生まれ。810万人ほどで、40代(850万人)の次に人口比重が高い。ソ・テジ、H.O.T.で始めたアイドル文化の最初の消費世代であり、経済的には流通市場最大の消費層*として浮上している。
・386世代による"学生運動が活発だった1970~1980年代とは異なり、1990年代の学年番号を持つ学生は大韓民国歴史上最も勉強を熱心にした大学生"(ソウル大、キム・オンジュン教授)
・20代の時IMF(国際通貨基金、1997年)危機、30代に入ってからの不動産バブル崩壊を経験・・・成人になって韓国経済高度成長の恩恵を享受できなかった初めての世代。
・"親の助けなしに自分の収入だけで、ソウルのマンションを買うのがほぼ不可能になった・・・自力じゃ中産階級入りを期待できない最初の世代"(LG経済研究院、パク・チョンヒョン研究員)
(*) 流通市場最大の消費層397世代について。
同じ朝鮮日報は、「消費の主力に浮上した『397世代』」(6/24)の記事でポジティブな側面を強調している。経済状況によっては、上記のような別の面も見えることになる。
(本ブログ関連:"(資料)486世代"、"(資料)40代の変化"、"(資料)40代の変化-2"、"(資料)ソウル市長選挙に見る世代別背景")
2012年12月8日土曜日
タモリの「三浦半島断層群を行く」チミンモラスイ!
毎週金曜の深夜、テレビ朝日の番組「タモリ倶楽部」は、タモリ好みのマニアックなテーマで構成されていて、鉄道マニアと競ったり、目立たないがユニークな町工場を訪ねたりして興味をそそらせる。タモリにはこの番組以外にも、東京の街なかのふとした光景から地形を読み解く、NHKの番組「ブラタモリ」がある。彼の表の仕事とは別かもしれないが、おじさんうけする。
「タモリ倶楽部」は、先週・今週の2回に分けて、「グレートネイチャーシリーズ 三浦半島断層群を行く!!」(前編・後編)を放送した。FC2に掲載されているので見てみたい。(登録のdiver7に感謝)
▼ 次の動画は削除された。⇒ したがって、下記紹介先を参照ください。
(前編:11/30) http://video.fc2.com/content/20121201CrzP0Pwd
(後編:12/07) http://video.fc2.com/content/20121208nr2br3SP
三浦半島は、付加体により生成され、複数の<北西>に切れる断層を見ることができる。
ところで、その隣の伊豆半島は、 成因は別だが複数の噴火列(噴火割れ目)が<北西>に並んでいる。むかし、東伊豆単成火山群の観察と称して、単成火山の美しい大室山や城ヶ崎海岸にある(大室山由来の曲線をもって輝く黒色ガラス質の)溶岩流跡を鑑賞したことがある。鉱物採集では、下田の寝姿山鉱山や高根山鉱山に行った・・・代表鉱物を何~にも採れなかったけれど。
それはそうとして、手前の三浦半島にも行って見たいものだ。
▼ ブログ「チミンモラスイ!」に放送概要が写真形式で紹介されている。(感謝)
・前編
・後編
「タモリ倶楽部」は、先週・今週の2回に分けて、「グレートネイチャーシリーズ 三浦半島断層群を行く!!」(前編・後編)を放送した。FC2に掲載されているので見てみたい。(登録のdiver7に感謝)
▼ 次の動画は削除された。⇒ したがって、下記紹介先を参照ください。
(前編:11/30) http://video.fc2.com/content/20121201CrzP0Pwd
(後編:12/07) http://video.fc2.com/content/20121208nr2br3SP
三浦半島は、付加体により生成され、複数の<北西>に切れる断層を見ることができる。
ところで、その隣の伊豆半島は、 成因は別だが複数の噴火列(噴火割れ目)が<北西>に並んでいる。むかし、東伊豆単成火山群の観察と称して、単成火山の美しい大室山や城ヶ崎海岸にある(大室山由来の曲線をもって輝く黒色ガラス質の)溶岩流跡を鑑賞したことがある。鉱物採集では、下田の寝姿山鉱山や高根山鉱山に行った・・・代表鉱物を何~にも採れなかったけれど。
それはそうとして、手前の三浦半島にも行って見たいものだ。
▼ ブログ「チミンモラスイ!」に放送概要が写真形式で紹介されている。(感謝)
・前編
・後編
2012年12月7日金曜日
ふたたび地震に揺れる
![]() |
気象庁:地震情報(各地の震度に関する情報) |
ズズズッと小刻みに揺れが始まり、やがて家が軋みだした・・・このままいけば、昨年の3.11と同じになるのではと不安がよぎる。慌ててストーブの火を消した。
幸い、1分少しの揺れでおさまったが、震源地域の海岸では津波警報(宮城)、および注意報(茨城~青森)が発令された。
気象庁の地震情報(17時29分)は次のように伝えている。
・震源地は、三陸沖(北緯37.8度、東経144.2度、牡鹿半島の東240km付近)で震源の深さは約10km、地震の規模(マグニチュード)は7.3と推定されます。
最大震度5弱とのことだが、西日本の佐賀県でも震度1が確認されている。今回も日本全体を覆う地震である。当地は震度3を測定されたようだが、その最中、不安が加わるのだからたまらない。
イ・ソンヒの「母をたずねて三万里」
距離単位の「里」について、Wikipediaによれば、日韓同名称ながら次のように違いを説明している。すなわち、「里(り)は・・・現在の中国では500m、日本では約3.9km、朝鮮では約400mに相当する。」とある。歩いた時間(日本)や歩数(韓国)、あるいは一定面積の辺の長さ(中国)が根拠になったようだ。
日本の里(約4Km=3927.272 727m)を基準にすると、中国のそれは約1/8であり、韓国のそれは約1/10(360歩、393m)である。
イ・ソンヒのアルバム「愛唱童謡(애창동요)」(1993年)に収められたアニメソング「母をたずねて三万里(엄마찾아 삼만리)」*の<三万里>は、30,000/10=3,000ということで、日本の「母をたずねて三千里」(1976年、放送:フジテレビ、制作:日本アニメーションほか)に当たる。
(*)「韓国のアニメーション史に関する一考察」(金先喜:キム・ソンヒ)によれば、「母をたずねて三万里」(1981年:監督:ジョン・スヨン、制作会社:ソンウプロダクション)の一行がある。
日本版(大杉久美子)と比べつつ、イ・ソンヒが童謡アルバムの中で、憂いを感じさせながらも軽快なテンポで歌う、優しく澄んだ声を聴いてみよう。母と会える喜びを、会いたいという情緒を歌っているのだろう。子どもたちにとって、どちらもたいせつなことである。
(Youtubeに登録の2002Jyan、KnightmareSMに感謝)
日本の里(約4Km=3927.272 727m)を基準にすると、中国のそれは約1/8であり、韓国のそれは約1/10(360歩、393m)である。
イ・ソンヒのアルバム「愛唱童謡(애창동요)」(1993年)に収められたアニメソング「母をたずねて三万里(엄마찾아 삼만리)」*の<三万里>は、30,000/10=3,000ということで、日本の「母をたずねて三千里」(1976年、放送:フジテレビ、制作:日本アニメーションほか)に当たる。
(*)「韓国のアニメーション史に関する一考察」(金先喜:キム・ソンヒ)によれば、「母をたずねて三万里」(1981年:監督:ジョン・スヨン、制作会社:ソンウプロダクション)の一行がある。
日本版(大杉久美子)と比べつつ、イ・ソンヒが童謡アルバムの中で、憂いを感じさせながらも軽快なテンポで歌う、優しく澄んだ声を聴いてみよう。母と会える喜びを、会いたいという情緒を歌っているのだろう。子どもたちにとって、どちらもたいせつなことである。
(Youtubeに登録の2002Jyan、KnightmareSMに感謝)
2012年12月6日木曜日
陶淵明-4
市民講座「陶淵明の描いた世界」の第4回目に出席する。(今回を含めて)残すところ後2回、いよいよ最終にさしかかった。今回は幻想好きにとって楽しみな<桃源郷>について、陶淵明が記した散文を解説いただいた。
「桃花源の記」は、武陵の川漁師が渓谷を水源まで遡ったところ、山中に洞窟を見つけて、くぐりに抜けた先に桃源郷と出会う話だ。そこには、見たこともない人々が穏やかに暮らしていた。秦時の乱を避けて以来、漁師の時代(太元年間)までざっと見積もって、600年以上前からこの地に住み続けられたことになるのだろう。彼らから、もてなしを受けた後、去り際に他言無用と次のように口止めされる。
・不(レ)足(下)為(2)外人(1)道(上)也 外人(がいじん)の為に道(い)うに足らざるなり
(訳) 外部の世間の人に話すほどのことではありません。
それでも漁師は、行政長の太守に喋っちゃうんだな。でも、いくら探しても、桃源郷は結局見つからなかった。この記は、後の時代の<物語>に通じるそうだ。
ところで「桃花源の記」は、山の岩間から雲が生まれるような仙境を語っているわけでも、碧眼の美女との遭遇を喜んでいるわけでもない。鶏が鳴き、犬が吠える、のんびりした素朴な光景が浮かんでくる。もしかすると。桃源郷はもっと身近にあって気付かないだけなのかもしれない。
ところで、現在の中国の若者たちが、自然のもとへ行こうと言うとき、この記に語られた武陵の地名を使って、「武陵に行こう」と言うと解説があった。
今回の講義は、「桃花源の記」の前に、九尾の狐伝説などの原典といわれる「山海経」を題にした、「山海経を読む十三首 其の一」の解説があり、終わりには、陶淵明の洒落た自叙伝ともいうべき詩についても聞かせていただいた。
次回(最終回)のために、漢字教育の資料が配られた。宿題である。
「桃花源の記」は、武陵の川漁師が渓谷を水源まで遡ったところ、山中に洞窟を見つけて、くぐりに抜けた先に桃源郷と出会う話だ。そこには、見たこともない人々が穏やかに暮らしていた。秦時の乱を避けて以来、漁師の時代(太元年間)までざっと見積もって、600年以上前からこの地に住み続けられたことになるのだろう。彼らから、もてなしを受けた後、去り際に他言無用と次のように口止めされる。
・不(レ)足(下)為(2)外人(1)道(上)也 外人(がいじん)の為に道(い)うに足らざるなり
(訳) 外部の世間の人に話すほどのことではありません。
それでも漁師は、行政長の太守に喋っちゃうんだな。でも、いくら探しても、桃源郷は結局見つからなかった。この記は、後の時代の<物語>に通じるそうだ。
ところで「桃花源の記」は、山の岩間から雲が生まれるような仙境を語っているわけでも、碧眼の美女との遭遇を喜んでいるわけでもない。鶏が鳴き、犬が吠える、のんびりした素朴な光景が浮かんでくる。もしかすると。桃源郷はもっと身近にあって気付かないだけなのかもしれない。
ところで、現在の中国の若者たちが、自然のもとへ行こうと言うとき、この記に語られた武陵の地名を使って、「武陵に行こう」と言うと解説があった。
今回の講義は、「桃花源の記」の前に、九尾の狐伝説などの原典といわれる「山海経」を題にした、「山海経を読む十三首 其の一」の解説があり、終わりには、陶淵明の洒落た自叙伝ともいうべき詩についても聞かせていただいた。
次回(最終回)のために、漢字教育の資料が配られた。宿題である。
2012年12月5日水曜日
(資料)ネット音楽料金の定額制から従量制へ
韓国はネット普及により、音楽購入の仕方がシフトして、CD販売がますます厳しくなっているようだ。しかも、ネット利用のため、売り上げに占める著作権の取り分が少ない状況といわれている。
来年から、アーティストにとって、どのように改善されるのか分からないが改正されるようだ。MoneyTodayの記事「著作権法変われば... "音楽の価格、市場原理に任せる"」(11/30、キム・ドンハ記者)は、次のように報じている。(抜粋)
・文化観光部体育観光部は、今年になって2008年2月作った音楽使用料徴収規定を4年ぶりに手直しを始めた。
・音楽が「定額」で取引されながら、ロエン(メロンMelOn)、KTミュージック、エムネット(CJ E&M)などと同じ音楽流通およびサービス事業者だけ利益を得て、音楽を作る制作者、実演者などの権利は疎外される「奇形的」生態系が形成されたという論議が拡大したためだ。
・国会国政監査の叱責も政府の改正の必要性を高めた。国会議員は、音源定額制が曲当たり60ウォンで、外国の25分の1の水準とし、ミュージシャンが創作する補償をまともに受けられずにいると主張した。
・すると政府は、今年6月に、韓国音楽著作権協会、韓国音楽実演者連合会、韓国音源製作者協会、韓国音楽コンテンツ産業協会などと徴収規定改正案を作って公開しており、今年10月に、国会を通過させた。
・過去の徴収規定は、流通業社が55%、著作権者が45%を持っていく構造だったとしたら、流通業社の持分は40%、(一方)著作権者などの持分は60%に増えた。
・改正案は、利用量に応じて料金を付す「従量制」商品の原則も一部導入した。新しい徴収規定が適用される初年度である、2013年には曲当たり価格は105ウォンになり、年度ごとにに引き上げられて2016年には曲当たり150ウォンになる。
(本部ログ関連:"韓国のオンライン・オフライン音楽市場規模"、"在韓の英国人が見た韓国音楽"、(資料)音楽アルバムのシステム)
この結果、いずれいろいろなところに影響するだろう・・・。
来年から、アーティストにとって、どのように改善されるのか分からないが改正されるようだ。MoneyTodayの記事「著作権法変われば... "音楽の価格、市場原理に任せる"」(11/30、キム・ドンハ記者)は、次のように報じている。(抜粋)
・文化観光部体育観光部は、今年になって2008年2月作った音楽使用料徴収規定を4年ぶりに手直しを始めた。
・音楽が「定額」で取引されながら、ロエン(メロンMelOn)、KTミュージック、エムネット(CJ E&M)などと同じ音楽流通およびサービス事業者だけ利益を得て、音楽を作る制作者、実演者などの権利は疎外される「奇形的」生態系が形成されたという論議が拡大したためだ。
・国会国政監査の叱責も政府の改正の必要性を高めた。国会議員は、音源定額制が曲当たり60ウォンで、外国の25分の1の水準とし、ミュージシャンが創作する補償をまともに受けられずにいると主張した。
・すると政府は、今年6月に、韓国音楽著作権協会、韓国音楽実演者連合会、韓国音源製作者協会、韓国音楽コンテンツ産業協会などと徴収規定改正案を作って公開しており、今年10月に、国会を通過させた。
・過去の徴収規定は、流通業社が55%、著作権者が45%を持っていく構造だったとしたら、流通業社の持分は40%、(一方)著作権者などの持分は60%に増えた。
・改正案は、利用量に応じて料金を付す「従量制」商品の原則も一部導入した。新しい徴収規定が適用される初年度である、2013年には曲当たり価格は105ウォンになり、年度ごとにに引き上げられて2016年には曲当たり150ウォンになる。
(本部ログ関連:"韓国のオンライン・オフライン音楽市場規模"、"在韓の英国人が見た韓国音楽"、(資料)音楽アルバムのシステム)
この結果、いずれいろいろなところに影響するだろう・・・。
2012年12月4日火曜日
KBS WORLD「国楽の世界へ」 金大禮
KBS WORLD「国楽の世界へ」は、先週水曜日(11/28)に、人物シリーズ56回目として、亡くなった人の魂を讃える珍島シッキムグッ(씻김굿)をとりおこなう巫堂(ムーダン、무당:"シャーマン")である、芸能保有者の金大禮(キム・デレ、김대례、1935年~2011年)を紹介した。
(本ブログ関連:"シッキムグッ")
まず、珍島シッキムグッの説明(復習)から始まった。
・珍島シッキムグッの「シッキム」は「洗い流す」の意を持ち、亡くなった人の怨恨をきれいに拭い去り、明るく安らかな気持ちで冥土に旅立てるように祈りながら行う「クッ」(グッ、굿:お祓い、祭儀)である。
・近年、各地方の様々な民間信仰やクッは<迷信>と虐げられ、その伝承が危ぶまれる時期があったが、珍島地方では今も、巫俗*音楽の伝統がしっかり守られ、家族に不幸があるとシッキムグッを行うことが多い。このようなグッを行う巫堂は、生涯、人々のために祈りを捧げる。神を喜ばせ、成仏できない魂を慰める歌や踊りを、長期に渡る厳しい修練の中で学ぶ。
(*)巫俗:巫女(みこ、ふじょ)の巫(ふ)と、俗世の俗の字を当てたシャーマニズム、または民間信仰を指す。
▼金大禮ほかによる「珍島シッキムグッ」の中から「招魂シッキムグッ(혼맞이 씻김굿)」を聴く。以前、番組で「巫俗音楽」紹介があったときのものか。招魂の願いが、次々沸き起こるように聞こえてくる。
・巫堂は、大きく次の二つに分類できる。
① 神が体に降臨し、特別なお祓いを受け巫堂となる降神巫(カンシンム、강신무)で、韓半島中部より北の地方に多い。
② 代々、家業として巫俗を司っている、世襲巫(セスプム、세습무)で、南部地方に多い。
珍島地方では世襲巫が多く、各村ごとに、その地域を担当する巫堂がいて、日常的に村の人々のためにグッを行い、その代わりに、麦や穀物などを謝礼として受け取るという関係にあった。
次のように金大禮のプロフィールが紹介された。
・1935年 羅南道珍島に生まれる。母親は、実家が巫俗(무속)を司った家系で、テグム・サンジョの創始者として名高いパク・ジョンギ名人の三女である。この地域で有名な巫堂だった影響もあり、歌や踊りを真似しながら遊んだという。
・11歳 普通学校2年のとき中退。巫堂の道に進み、母方のおばからグッの伝授を受ける。
・17歳 結婚。嫁ぎ先も巫俗家系のため、一生涯をかけてグッに従事することになる。
▼金大禮ほかによる「珍島喪輿歌(チンドサンヨソリ、진도상여소리)」を聴く。なぜか映画のように、白い喪服の人々が続く画面が想像される。
・1980年 珍島シッキムグッで重要無形文化財、第72号として認定される。
・2011年3月 没する。
▼金大禮による舞踊音楽「サルプリ(살풀이)を歌ったクウム(口音、구음)を、厄払いの宗教学的理解はないが、Youtube映像と合わせて聴く。巫俗音楽は、演じられる場面こそ相応しいに違いない。
(Youtubeに登録のehyundamに感謝)
(本ブログ関連:"シッキムグッ")
まず、珍島シッキムグッの説明(復習)から始まった。
・珍島シッキムグッの「シッキム」は「洗い流す」の意を持ち、亡くなった人の怨恨をきれいに拭い去り、明るく安らかな気持ちで冥土に旅立てるように祈りながら行う「クッ」(グッ、굿:お祓い、祭儀)である。
・近年、各地方の様々な民間信仰やクッは<迷信>と虐げられ、その伝承が危ぶまれる時期があったが、珍島地方では今も、巫俗*音楽の伝統がしっかり守られ、家族に不幸があるとシッキムグッを行うことが多い。このようなグッを行う巫堂は、生涯、人々のために祈りを捧げる。神を喜ばせ、成仏できない魂を慰める歌や踊りを、長期に渡る厳しい修練の中で学ぶ。
(*)巫俗:巫女(みこ、ふじょ)の巫(ふ)と、俗世の俗の字を当てたシャーマニズム、または民間信仰を指す。
▼金大禮ほかによる「珍島シッキムグッ」の中から「招魂シッキムグッ(혼맞이 씻김굿)」を聴く。以前、番組で「巫俗音楽」紹介があったときのものか。招魂の願いが、次々沸き起こるように聞こえてくる。
・巫堂は、大きく次の二つに分類できる。
① 神が体に降臨し、特別なお祓いを受け巫堂となる降神巫(カンシンム、강신무)で、韓半島中部より北の地方に多い。
② 代々、家業として巫俗を司っている、世襲巫(セスプム、세습무)で、南部地方に多い。
珍島地方では世襲巫が多く、各村ごとに、その地域を担当する巫堂がいて、日常的に村の人々のためにグッを行い、その代わりに、麦や穀物などを謝礼として受け取るという関係にあった。
次のように金大禮のプロフィールが紹介された。
・1935年 羅南道珍島に生まれる。母親は、実家が巫俗(무속)を司った家系で、テグム・サンジョの創始者として名高いパク・ジョンギ名人の三女である。この地域で有名な巫堂だった影響もあり、歌や踊りを真似しながら遊んだという。
・11歳 普通学校2年のとき中退。巫堂の道に進み、母方のおばからグッの伝授を受ける。
・17歳 結婚。嫁ぎ先も巫俗家系のため、一生涯をかけてグッに従事することになる。
▼金大禮ほかによる「珍島喪輿歌(チンドサンヨソリ、진도상여소리)」を聴く。なぜか映画のように、白い喪服の人々が続く画面が想像される。
・1980年 珍島シッキムグッで重要無形文化財、第72号として認定される。
・2011年3月 没する。
▼金大禮による舞踊音楽「サルプリ(살풀이)を歌ったクウム(口音、구음)を、厄払いの宗教学的理解はないが、Youtube映像と合わせて聴く。巫俗音楽は、演じられる場面こそ相応しいに違いない。
(Youtubeに登録のehyundamに感謝)
2012年12月3日月曜日
My Friend Lee Sun Hee
イ・ソンヒ(이선희)の名前は、漢字表記で"李仙姫"、アルファベット表記で"Lee Sunhee"(公式ホームページ)である。なおハングルおよび漢字の通りに、一文字ずつ対応させてアルファベット表記"Lee Sun Hee"に分かち書きしたものもある・・・こちらの方が多いような気がするが。
ところで、e-Bayの日本語版sekaimonで、"Lee Sun Hee"と検索したら、「My Friend Lee Sun Hee / Joy Of Life」というCDがあった。あれ、これ何だろう、見たことないなあ・・・ということで調べてみた。
INTERPARKに探したら、タイトル、ジャケット写真とも「내친구 이순희 - Joy Of Life 〔EP〕」とある。"Lee Sun Hee"は、実はイ・ソンヒ(イ・ソニ、이선희)ならぬ、イ・スンヒ(イ・スニ、이순희)のことだった。というわけで、イ・ソンヒとは関係ない・・・。
三人組のソング・ライターチーム「My Friend Lee Sun Hee (내친구 이순희 )」による、作品「Joy Of Life」(2010年)は全5曲で構成されている。彼らは作詞・作曲を担当という特性上、演奏はそれぞれ違うようだ。
ちなみに、この作品、Amazonでも購入できるそうだ。聴いてみたい気がする・・・。
あらら! Youtubeを探したらありましたよ。INTERPARK掲載の解説によれば、「一番目の曲である、"ずっと(한참을)"は素敵なベース・ループと格好よいブラスの間奏が引き立つ曲だ。ダンス音楽を作ろうとしていた意図が十分に反映されて、聞いてみるとかなり愉快になる。」 とのこと。どう?
(Youtubeに登録のkonjeongに感謝)
ところで、e-Bayの日本語版sekaimonで、"Lee Sun Hee"と検索したら、「My Friend Lee Sun Hee / Joy Of Life」というCDがあった。あれ、これ何だろう、見たことないなあ・・・ということで調べてみた。
INTERPARKに探したら、タイトル、ジャケット写真とも「내친구 이순희 - Joy Of Life 〔EP〕」とある。"Lee Sun Hee"は、実はイ・ソンヒ(イ・ソニ、이선희)ならぬ、イ・スンヒ(イ・スニ、이순희)のことだった。というわけで、イ・ソンヒとは関係ない・・・。
三人組のソング・ライターチーム「My Friend Lee Sun Hee (내친구 이순희 )」による、作品「Joy Of Life」(2010年)は全5曲で構成されている。彼らは作詞・作曲を担当という特性上、演奏はそれぞれ違うようだ。
ちなみに、この作品、Amazonでも購入できるそうだ。聴いてみたい気がする・・・。
あらら! Youtubeを探したらありましたよ。INTERPARK掲載の解説によれば、「一番目の曲である、"ずっと(한참을)"は素敵なベース・ループと格好よいブラスの間奏が引き立つ曲だ。ダンス音楽を作ろうとしていた意図が十分に反映されて、聞いてみるとかなり愉快になる。」 とのこと。どう?
(Youtubeに登録のkonjeongに感謝)
2012年12月2日日曜日
(資料)音楽アルバムのシステム
朝鮮日報のオピニオン記事「歯ブラシに付録で売る音楽アルバム」(11/9、チェ·スンヒョン大衆文化部放送·音楽チーム長)は、あるコンサート会場で自虐的に歯ブラシの付録としてアルバムが売られたことをもとに、アルバム販売の動向について寄稿したものだ。その中から関心のある部分だけを次に抜粋する。
・("歯ブラシの付録としてアルバム販売"は)たとえ誇張されたイベントだったが、この場面は、韓国大衆音楽市場で存在価値を失っているアルバムの哀れな現実をそっくりそのまま見せてくれたという点で、多くの人に訴える<苦笑>を抱かせた。
・音楽アルバムは、ミュージシャンの人生と世界に対する哲学を集約して見せるという点で最も芸術的な媒体だ。商業的考慮が先んじる歌と音楽のこだわりを込めた歌が共存するため、ミュージシャンの成長と音楽市場の多様化に重要な役割を果たしている。米国・日本・欧州ではまだアルバム市場が巨大に存在する理由だ。しかし、我が国(韓国)の音楽市場は、アルバムを捨ててしまって、すでに久しい。ファンシー商品として企画されたアイドル・グループのアルバムの数種を除けば、1万枚だけ売って「大当たり」という言葉が出てくるのが実情だ。
・その底には各種インターネット音楽サイトの無理な「定額制」がある。月3,000ウォンだけ出せば無制限にストリーミング(リアルタイム・リスニング)サービスを受けることができる環境で、大衆が適正価格を出してアルバムを買って聞いてミュージシャンに対して真剣な関心を持つようになることは難しい。反面、音楽先進国では、インターネットで音楽を聞いても、消費者が適正価格を支払わなければなら環境が整っている。例えばアップルのアイチューンズ・ストアでは、歌は一曲当たり1ドル前後、アルバムは一枚当たり15ドル前後を支払ってダウンロードすることができる。結局問題はシステムである。
(付記)
イ・ソンヒのアルバムを期待したが、来年にお預けのようだ。彼女のアルバム15集が登場して、あらためて国民歌手として多くのひとびとに購入され聴かれることを祈ります。
(本部ログ関連:"韓国のオンライン・オフライン音楽市場規模"、"在韓の英国人が見た韓国音楽")
(別付記)
先日観覧した「考動展」最終日の今日、気に入って頼んだ蕎麦猪口(そばちょこ)を求めて吉祥寺に行く。猪口の表が淡い灰色の直線でデザインされていて、2つ重ね合わせるのが妙味で洒落ている。早速、蕎麦を食うときに使いたいと思う。
同展会場のギャラリーmonoの近く、ビルの地下にある蕎麦屋「砂場」で、「とろろ蕎麦」を食う。冬のような寒さに厚着して出かけたが、やっぱり熱いものはありがたい。芯から温まり、次第に額に汗がにじむ。この店は、日本橋室町の「室町砂場」と縁があるそうだ。以前、荒川の「南千住砂場」に何度か蕎麦を食したことがあるが、そこから分岐した孫筋にあたるのだろう。
・・・蕎麦に絡めて、猪口と食を合わせた次第。
・("歯ブラシの付録としてアルバム販売"は)たとえ誇張されたイベントだったが、この場面は、韓国大衆音楽市場で存在価値を失っているアルバムの哀れな現実をそっくりそのまま見せてくれたという点で、多くの人に訴える<苦笑>を抱かせた。
・音楽アルバムは、ミュージシャンの人生と世界に対する哲学を集約して見せるという点で最も芸術的な媒体だ。商業的考慮が先んじる歌と音楽のこだわりを込めた歌が共存するため、ミュージシャンの成長と音楽市場の多様化に重要な役割を果たしている。米国・日本・欧州ではまだアルバム市場が巨大に存在する理由だ。しかし、我が国(韓国)の音楽市場は、アルバムを捨ててしまって、すでに久しい。ファンシー商品として企画されたアイドル・グループのアルバムの数種を除けば、1万枚だけ売って「大当たり」という言葉が出てくるのが実情だ。
・その底には各種インターネット音楽サイトの無理な「定額制」がある。月3,000ウォンだけ出せば無制限にストリーミング(リアルタイム・リスニング)サービスを受けることができる環境で、大衆が適正価格を出してアルバムを買って聞いてミュージシャンに対して真剣な関心を持つようになることは難しい。反面、音楽先進国では、インターネットで音楽を聞いても、消費者が適正価格を支払わなければなら環境が整っている。例えばアップルのアイチューンズ・ストアでは、歌は一曲当たり1ドル前後、アルバムは一枚当たり15ドル前後を支払ってダウンロードすることができる。結局問題はシステムである。
(付記)
イ・ソンヒのアルバムを期待したが、来年にお預けのようだ。彼女のアルバム15集が登場して、あらためて国民歌手として多くのひとびとに購入され聴かれることを祈ります。
(本部ログ関連:"韓国のオンライン・オフライン音楽市場規模"、"在韓の英国人が見た韓国音楽")
(別付記)
先日観覧した「考動展」最終日の今日、気に入って頼んだ蕎麦猪口(そばちょこ)を求めて吉祥寺に行く。猪口の表が淡い灰色の直線でデザインされていて、2つ重ね合わせるのが妙味で洒落ている。早速、蕎麦を食うときに使いたいと思う。
同展会場のギャラリーmonoの近く、ビルの地下にある蕎麦屋「砂場」で、「とろろ蕎麦」を食う。冬のような寒さに厚着して出かけたが、やっぱり熱いものはありがたい。芯から温まり、次第に額に汗がにじむ。この店は、日本橋室町の「室町砂場」と縁があるそうだ。以前、荒川の「南千住砂場」に何度か蕎麦を食したことがあるが、そこから分岐した孫筋にあたるのだろう。
・・・蕎麦に絡めて、猪口と食を合わせた次第。
2012年12月1日土曜日
イ・ソンヒのアルバム枚数
イ・ソンヒの「アルバム」はどれくらいの枚数リリースされたのだろうか。DAUM掲示板の「歴代レコード最終版」(2011年7月12日)は、歌手(グループ)を選択して、そのうえで韓国音楽産業協会、音楽チャート、各歌手ファンクラブの情報を基にランクを記載している。感謝。
そのなかで、イ・ソンヒについて次のように計上されている。
・1988年度発売: 4集 - 63万枚 (代表曲「私はいつもあなたを」、「美しい江山」、「愛が散るこの場所」など)
・1990年度発売: 5集 - 68万枚 (代表曲「五月の陽差し」、「冬哀傷」、「私の街」など)
以上は、彼女が躍進を続けていた時代のアルバムだ。
(追記)
イ・ソンヒの公式ホームページによれば、今月23日(日)はイ・ソンヒの新暦誕生日だ。一般に、彼女の誕生日は、旧暦11月11日と記される。
同公式ホームページの「私だけの貴重な資料」コーナーに、どうやって入手したのでしょうかな、イ・ソンヒの幼少~女学生時代の写真が登録されている。本物なら、元気溌剌でころころした普通の女の子である。こちらは、写真「アルバム」といったところだ。
そのなかで、イ・ソンヒについて次のように計上されている。
・1988年度発売: 4集 - 63万枚 (代表曲「私はいつもあなたを」、「美しい江山」、「愛が散るこの場所」など)
・1990年度発売: 5集 - 68万枚 (代表曲「五月の陽差し」、「冬哀傷」、「私の街」など)
以上は、彼女が躍進を続けていた時代のアルバムだ。
(追記)
イ・ソンヒの公式ホームページによれば、今月23日(日)はイ・ソンヒの新暦誕生日だ。一般に、彼女の誕生日は、旧暦11月11日と記される。
同公式ホームページの「私だけの貴重な資料」コーナーに、どうやって入手したのでしょうかな、イ・ソンヒの幼少~女学生時代の写真が登録されている。本物なら、元気溌剌でころころした普通の女の子である。こちらは、写真「アルバム」といったところだ。
イ・ソンヒと政治(続)
イ・ソンヒが、1991年6月20日にソウル市会議員選挙に27才で麻浦地区から出馬(民自党)して入選したこと、後に民自党を離党したこと、そして金大中の民主党に入党したことについて触れた。民主党入党時期がわかったので記す。
MBCのニュース記事「民主、金大中候補、ソウル·仁川最後の遊説」(1992年12月17日、ソン・ドンギュ記者)は、大統領候補金大中の遊説中の1992年12月17日、次のように報告している。
・記者: 今日(12/17)で遊説日程をすべて終えた金大中候補は、午後にソウル明洞と鐘路一帯で、今日、民主党に入党した歌手イ・ソンヒさんなどと一緒に市民にバラの花を配って投票参加キャンペーンをしました。
なお、彼女の公式ホームページに当時の写真が掲載され、「(金大中候補が)イ・ソンヒさんの手をあげて歓呼してます。」とキャプションを付している。
(本ブログ関連:"イ・ソンヒの話"、"イ・ソンヒと政治"、"(資料)イ・ソンヒのソウル市議会議員選出馬の背景"、"(資料)イ・ソンヒのソウル市議会議員選出馬の背景 (続き)")
MBCのニュース記事「民主、金大中候補、ソウル·仁川最後の遊説」(1992年12月17日、ソン・ドンギュ記者)は、大統領候補金大中の遊説中の1992年12月17日、次のように報告している。
・記者: 今日(12/17)で遊説日程をすべて終えた金大中候補は、午後にソウル明洞と鐘路一帯で、今日、民主党に入党した歌手イ・ソンヒさんなどと一緒に市民にバラの花を配って投票参加キャンペーンをしました。
なお、彼女の公式ホームページに当時の写真が掲載され、「(金大中候補が)イ・ソンヒさんの手をあげて歓呼してます。」とキャプションを付している。
(本ブログ関連:"イ・ソンヒの話"、"イ・ソンヒと政治"、"(資料)イ・ソンヒのソウル市議会議員選出馬の背景"、"(資料)イ・ソンヒのソウル市議会議員選出馬の背景 (続き)")
2012年11月30日金曜日
パンク
60年代のサイケでなく、70年代のパンクでもなく、80年代のヘヴィメタでもない。自転車のタイヤがパンクしたのだ。
今日、自転車の前輪が突然泳いだ。音もなくパンクしたのだ。ハンドルをとられた感じがして、ペダルをこぎながら前かがみに車輪を覗くと、黒いタイヤが平べったく両側にはみ出しているのが見えた。みるみる空気が抜けていく。自転車店への道のり、やがて前輪がごとごとと跳ねだした。
この店で購入しただけに、何かと面倒見てもらっているオヤジが、タイヤとチューブを交換しながら、後5年はもちますよという。確かに、それはそれで良いが、野川公園散歩の坂道の上り下りが最近急にきつくなってきたので、電動アシスト付きもいいのでは・・・と思ったりする。
オヤジがいうには、一度電動アシスト付きに乗ると普通の自転車には戻れませんよとのこと。ただし、運動不足解消のサイクリングにつながらないかというと、そうでもないようだ。皇居まで往復した客がいるという。おじさんレベルに合った、長距離も楽しめるものかもしれない。
今日、自転車の前輪が突然泳いだ。音もなくパンクしたのだ。ハンドルをとられた感じがして、ペダルをこぎながら前かがみに車輪を覗くと、黒いタイヤが平べったく両側にはみ出しているのが見えた。みるみる空気が抜けていく。自転車店への道のり、やがて前輪がごとごとと跳ねだした。
この店で購入しただけに、何かと面倒見てもらっているオヤジが、タイヤとチューブを交換しながら、後5年はもちますよという。確かに、それはそれで良いが、野川公園散歩の坂道の上り下りが最近急にきつくなってきたので、電動アシスト付きもいいのでは・・・と思ったりする。
オヤジがいうには、一度電動アシスト付きに乗ると普通の自転車には戻れませんよとのこと。ただし、運動不足解消のサイクリングにつながらないかというと、そうでもないようだ。皇居まで往復した客がいるという。おじさんレベルに合った、長距離も楽しめるものかもしれない。
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