▼▼ 青字下線付語句のリンク先は、マウス右クリック+<新しいタブ>で進んでください。(本ブログ関連)の最下段に「次の投稿ホーム」があるとき次ページがあります。▼▼

2012年7月3日火曜日

イ・ソンヒ、蔚山市民と楽しむコンサート (続)

先月末の6/30(土)、雨の中、蔚山文殊ワールドカップ競技場、湖畔広場で開かれた「美しい夜・愛、幸せな仲間コンサート」(午後7時30分~)に出演したイ・ソンヒのステージ写真が、ブログ「イ・サンボムの夢」(7/3)に多数掲載されている。(ちなみに登録者イ・サンボム氏は、主催の自動車会社に所属とのこと)

会場全体が真っ白に埋め尽くされている。写真も解説も雨脚の激しさを物語っているが、レインコートを被ったアジュンマの熱気は止まない。そして、イ・ソンヒは雨に濡れながらも情熱的に歌い上げる。臨場感がそのまま伝わる写真が並ぶ。感謝。

このコンサート、7月7日(土)にも再演されるが、二度ともに出演はイ・ソンヒのみとのこと。

(本ブログ関連:"イ・ソンヒ、蔚山市民と楽しむコンサート")

2012年7月2日月曜日

KBS WORLD「国楽の世界へ」 梁邦彦

KBS WORLD「国楽の世界へ」は、先週水曜日(6/27)に、人物シリーズ34回目として国楽の枠を越え、幅広いシーンで音楽を制作している、梁邦彦(りょうくにひこ、ヤン・バンオン、양방언、1960年1月1日~)を紹介した。

まず、済州島제주도)の紹介から始まった。
・朝鮮半島の南に位置する島で、自然景観に富み、ユネスコの生物圏保全地域、世界自然遺産、世界地質公園(ジオパーク)に指定されている。
・島中央に、火山噴火てできた韓国最高峰の漢拏山(ハルラサン、한라산、1,950 m)がある。

▼梁邦彦作曲による「済州の王子」を聴く。伝統音楽の味付けしたライトミュージックといった感じで親しみやすい。

次のように梁邦彦のプロフィールが紹介された。
・1960年 東京で生まれ、日本で育つ。(父親は済州島。母親は新義州出身)
・最近では活動の場を韓国に移す。
・2005年、2009年 世宗文化会館でライブを行なう。

▼梁邦彦による「フロンティア」を聴く。伝統音楽の風を受けて、総合化のような・・・楽しい音楽。

▼梁邦彦による「Flowers of K」を聴く。きっと、伝統へ回帰していくのだろう・・・。

(TVのどこかでこの方の音楽を聞いているはず。Youtubeで聴いてみよう。)

2012年7月1日日曜日

かくて半年が過ぎ

早いねえ、今年も半分過ぎてしまったよ。この梅雨が明ければ、暑い夏が来て涼しい秋風が吹けば体を丸める冬になる。毎日の変化の中にいると季節に幕があるわけでないので、残り半年後にも、おんなじことをいっているだろう。

今日は、二十四節気ではないが、季節の移り変わりを表す雑節の「半夏生(はんげしょう)」とのこと。Wikipediaによれば、「半夏(烏柄杓)」という薬草が生えるころだそうだ。また、生薬の半夏と関係ないが同じ時期に、ドクダミ科の「ハンゲショウ(カタシログサ)」という草が、名前の通り葉を半分白く化粧するようになるともいわれているとのこと。

正直、漢方薬剤となるカラスビシャクも、半化粧の駄洒落につながるカタシログサも見た記憶がない。今日は小雨だし、別の機会に見てみよう。

(参考)
都立薬草園についての個人ホームページ(都立薬用植物園の妖精達)に、「ハンゲショウ(カタシログサ)」の紹介がある。この時期、白くなるこの草の様子を「半端な化粧」に見えるという観察も含めて、古来日本の化粧の歴史について解説している。感謝。

(付記)
ドクダミ科の草といえば、手入れをしない我が家の庭にドクダミが茂っている。除草剤など薬品を散布しないので、例年、ご近所の方に提供したりしている。

あっ、6/21が夏至だったことをブログに書き忘れていた!

2012年6月30日土曜日

イ・ソンヒ「(麗水)万博ポップフェスティバル」

イ・ソンヒが、全羅南道麗水市で開かれている麗水世界博覧会の特設舞台で催された「万博ポップフェスティバル」(6/27、19:00~)で、観客とともに「Jへ(J에게)」を歌う映像がYoutubeに登録されている。映像右上に「麗水万博TV」と表示されている。(登録者Expo2012YeosuKoreaに感謝)

コンサートステージ下からの彼女の映像は珍しい。野外会場のため夜風に髪をなびかせ、楽しみながら歌う姿に臨場感があって良い。そして何より素晴らしいのは、彼女の持つ清潔で健康的な、そしていつまでも若々しい映像を 見ることができるからだ。

(本ブログ関連:"イ・ソンヒ 27日麗水万博特別公演に出演")



2012年6月29日金曜日

お稲荷さんと油揚げ

SBSが放送した「僕のガールフレンドは九尾狐」のOST「狐の嫁入り(여우비)」をイ・ソンヒが歌ったこともあって、狐にからめていろいろと気にかけている。

(本ブログ関連:”狐の嫁入り”)

最近、地元の笠森稲荷神社にある赤い鳥居が続く光景を、携帯の待ち受け画面にしたりしている。
以前聞いた郷土史の解説で、この神社、皮膚病に効能があるとのこと、江戸期に遠く川崎の宿場町から女たちが訪れたという。

ところで、韓国語教室の宿題に、愛知県の豊川稲荷について記されていたので調べてみると、こちらは神社ではなく、曹洞宗の寺院である。インターネットの豊川稲荷略縁起は次のように記している。
一般的に「稲荷」と呼ばれる場合は「狐を祀った神社」を想像される方が多数であると思われますが、当寺でお祀りしておりますのは鎮守・(とよかわだきにしんてん)です。が稲穂を荷(にな)い、白い狐に跨(またが)っておられることからいつしか「豐川稲荷」が通称として広まり、現在に至っております。

そういえば、日曜登山で知られる高尾山にある真言宗智山派の髙尾山薬王院の、髙尾山薬王院飯縄権現(いづなごんげん)も白狐の上に姿を見せている。こちらも神道とは別で仏教である。

(本ブログ関連:”お稲荷さん”)

さて、宿題の豊川稲荷の話題には、油揚げが名産というので、狐との関係を調べてみると、古いインドの信仰につながるそうだ。それはそれで良いが、中身は知らぬ方がよかったかもしれない・・・。

2012年6月28日木曜日

チャン・ユンジョンの日本進出

朝鮮日報の記事「チャン・ユンジョン、10月日本進出」(6/26。STARNEWS/朝鮮日報日本語版)によれば、韓国のトロットを引き継ぐチャン・ユンジョン장윤정)の日本進出を次のように報じている。

・「トロット(韓国演歌)界のクイーン」チャン・ユンジョンが、日本の大手レコード会社クラウンレコードと契約を結び、10月から日本進出する。
・チャン・ユンジョンは2007年に東京、名古屋、京都など日本6都市を回り、コンサートを行ったことがあるが、新曲をリリースし、正式に日本の音楽界に進出するのは今回が初めて。
・現在、チャン・ユンジョンは新曲(?)「招魂」のミュージックビデオが地上波放送不可判定を受けるなど波紋を呼んだが、各種音楽配信サイトのトロット部門で1位を獲得し、人気を博している。

解説されている「招魂(초혼)」(2010年6月)は、イ・ソンヒの「因縁(인연)」(2005年)に連なる東洋回帰のうねりに位置づけられる。またYoutubeに登録されている同曲に、古来シャーマン的儀式の巫俗무속)をイメージした映像があって興味深い。(参考:スポーツ、6/25)

(本ブログ関連:"巫俗")



(Youtubeに登録のMrLamilazに感謝)

(付記)
TBS NEWSiの記事「中国の有人宇宙船『神舟9号』帰還」(6/2913:27)に、「中国初の女性宇宙飛行士(劉洋)ら(3人)を乗せた宇宙船「神舟9号」が14日間の任務を終え、無事帰還」したと次のように報じた。
・中国としては初めてとなる宇宙実験室「天宮1号」とのドッキング実験に成功。
・「(宇宙実験室)天宮は宇宙にある家で、暖かくて居心地が良かったです。・・・」(女性宇宙飛行士劉洋さん)

2012年6月27日水曜日

「小金井の新田開発」(5)

昨日(6/26)、透き通るような陽射しの午前中、地元公民館主催の市民講座「小金井の新田開発」(5回シリーズ)の第5回最終講義を聴きに行く。最後まで講義室は聴講者で満員の盛況だった。

(これまで、鷹場、街道、玉川上水、新田創設という切り口で、江戸との一体化について解説された)

今回も、東京学芸大学の大石学教授から、江戸時代に武蔵野新田に植樹された、松、栗、竹、そして桜の記録資料について、いつものように丁寧な解説と興味深いお話を聴かせていただいた。

【松】
・元禄7年(1694年)の文書に、玉川上水の両岸に植えて、橋の建材に使用したという記録がある。江戸の早い段階から植林が始まっている。その後、新田の囲いとして植えたてられることになる。

【栗】
(栗林を今も散見できる)
・将軍家へ栗を献上するため、栗林を仕立てる経緯が、「大岡越前守忠相日記」の元文2年(1737年)以降に克明に記されている。
・栗林は、小金井を中心に作られた。(下小金井新田、関野新田、梶野新田、井口新田、野崎新田、大沢新田、境新田、関前新田、上保谷新田、田無新田)
・栗林の下草を刈り取り、畑の肥料などに使われたが、管理は厳重に行なわれた。
・払い下げの栗老木を売った代金について、周辺村々と争いも生じたりした。
・献上を通じて、将軍家との一体化の意識が生まれる。栗林については行政(幕府)が支援し、地域は自分(農民)たちで管理するという関係が成立する。

(本ブログ関連:"小金井雑記"、"小金井雑記"、"春の兆し")

【竹】
・栗林とセットで育成された。これも同様に、「大岡越前守忠相日記」の元文3年(1738年)以降に記されている。

【桜】
(「小金井桜」として名をなしている)
・桜の植樹について、その時期を知る一次資料が見つかっていない。寛永年間(1624年~1644年)、寛文10年(1670年)、享保年間(1716年~1736年)、元文年間(1736年~1741年)、寛延年間(1748年~1751年)などの諸説がある。しかも、桜の苗木産地(和州吉野、常州桜川など)といわれている所にも記録がない。
・植え付けの理由に次の3説がある。
 ① 地域振興のため:飢饉など経験から政策のひとつとして。
 ② 上水の浄化のため:桜は水毒を消すという。
 ③ 玉川上水の堤が崩れぬため
・桜木の払い下げについて幕府最古の資料が明和年(1772年)にある。

小金井桜
・文政2年(1829年)の資料に、すでに「小金井桜」の名が見える。
・当初知られなかった小金井桜も、江戸後半には遠くても江戸からの花見客で賑わうようになり、泊りがけ(小金井橋ほとりの柏屋)で見物に来るようになったりもした。当時のガイドブック「小金井道しるへ」なども発行される。
・天保15年(1844年)、将軍になる前の徳川家定も観楼に来た。

(本ブログ関連:"小金井公園のさくら"、"春のぬくもりにさそわれて")

以上、江戸時代を通じて、小金井地域の村々は(首都)江戸との関係のなかで、首都圏として成長・発展した・・・という、終わりの言葉をいただいた。


(付記)
郷土の歴史を知りたいことから、ついつい身近に目が行くが、今回のような大きな切り口(鷹場、街道、玉川上水、新田創設、そして桜)を通じて時代の流れを俯瞰する意義も知った。

(本ブログ関連:"「小金井の新田開発」")

(資料)「関東甲信地方 3か月予報」(7月~9月)

6月25日、気象庁から関東甲信地方の予想される向こう3か月(7月~9月)の天候見通しが次のように発表された。
・7月 前半は、平年と同様に曇りや雨の日が多いでしょう。後半は、平年と同様に晴れの日が多い見込みです。
・8月 平年と同様に晴れの日が多いでしょう。
・9月 天気は数日の周期で変わり、平年と同様に曇りや雨の日が多いでしょう。

<上記の解説資料より>
海面水温の予想に不確定性はあるものの、大気全体が暖められているという傾向は採用する。このことから、関東甲信地方は、3か月平均気温はやや高温傾向とした。東日本への太平洋高気圧の張り出しは概ね平年程度と予想されるため、3か月降水量は平年並とした。

2012年6月26日火曜日

イ・ソンヒ、蔚山市民と楽しむコンサート

連合ニュースの記事「現代自動車、’蔚山市民と楽しむコンサート’開く」(6/24)は、イ・ソンヒが同コンサートに次のように参加すると報じた。(チャン・ヨンウン記者)

・今月30日と7月7日(午後7時30分から3時間ほど)に、蔚山の文殊ワールドカップ競技場の湖畔広場で開かれる、「美しい夜・愛、幸せな仲間コンサート」に、人気歌手イ・ソンヒさんをはじめとしてチャ・ウリム、パク・ミギョン、パク・サンミン、キム・チャンフンなど実力派歌手たちも大挙出演する。

2012年6月25日月曜日

KBS WORLD「国楽の世界へ」 金石出

KBS WORLD「国楽の世界へ」は、先週水曜日(6/20)に、人物シリーズ33回目として巫俗音楽の名人、金石出(キム・ソクチュル、김석출(1922年2月28日~2005年7月26日)を紹介した。

まず、巫俗무속)音楽の復習から始まった。(本ブログ関連:"巫俗")
・「巫俗」は古代から伝わる、天地の間に存在するあらゆる物に神が宿ると信じる韓国固有の信仰。
・体調や家によくないことが相次ぐ場合、巫俗をつかさどるシャーマンの「ムーダン(巫堂、무당)」を訪ね、「クッ(굿)」といわれるお祓いを受ける。クッは、原因を突き止められない奇怪な現象が起こったりする時などに行うというイメージがある。
・一方、村や町の平安のために行う地域に土着した巫俗信仰もあり、自然条件の厳しい島や、海岸地域により強く残っているようで、例えば、江原道や慶尚道の東海岸地域では、村単位で2、3年に一度、「東海岸別神クッ」という大漁豊作や村の安泰を祈るためのクッを行う。金石出は、こういったクッを行う際に演奏される音楽の名人である。

(参考)「写真芸術バン」の"東海岸別神クッ"より、感謝。

金石出ほかによる、「海岸別神クッ」の中から「セジョングッ세존굿」を聴く。以前にも聞いている。歌中心なので演奏の場面も見たいものだ。(東海岸別神クッで、チャング(장구)を叩いていたのが金石出で、歌を担当したのは彼の妻キム・ユソン(김유선)とのこと)

クッについて、次のよう解説された。
・一般的に、クッを行うムーダンは、神が身体に降りる修行を積むというイメージを持たれるが、この東海岸別神クッはじめ、地方のクッをつかさどるムーダンは特定の家に代々引き継がれた世襲制という特徴がある。幼い頃から見聞きしたクッを、大人になり職業とするので、その芸術的完成度は国楽の他分野に見劣ることがない。巫俗の儀式では、主に女性がクッをつかさどり、男性は楽器演奏を担当するのが一般的だ。

(参考)KBS WORLD韓国語放送ホームページより
・巫俗人(=ムーダン)には二つの種類がある。
・ ソウル、京畿道を中心にその北側地方では、神が下りてムーダンになる降神巫があり、
・南部地方と同海岸地方では、神が降りるということとは関係なしに、家業でムーダンになる世襲巫がある。

次のように金石出のプロフィールが紹介された
・1922年 慶尚北道迎日の(世襲巫の)巫家に生まれる。
・1985年 「海岸別神クッ」が重要無形文化財第82-1号と指定され、その技能保有者となる。
・2005年 没す。

巫俗に対する評価の変遷について解説された。
・現在では芸能保有者として待遇されるようになったが、以前はひどく蔑まれ、差別を受ける身分だった。特に1960年から70年代にかけて、巫俗は風紀を乱す抹消すべき迷信との扱い(学校内の"迷信打破教育"、シャーマン追放などの迷信打破運動)を受けた。それに耐え切れず、巫俗界を離れる人々が続出し、その存続が危ぶまれる時期もあった。しかし困難を乗り越えた人々がいたからこそ、今日、その貴重な伝統がこうして存続することができた。

金石出ほかによる、「東海岸別神クッ」の中から、「ムングッサムル(문굿사물)」を聴く。楽隊が村の家を一軒一軒を歩き回りながら、各家の門の神のために演奏された曲だそうで、テピョンソ(태평소)の激しいくダイナミックな響きが素晴らしい。まるでモダンジャズのよう・・・。

(参考)Youtube金石出がテピョンソを奏する映像がある。(登録者vibahogunに感謝)

金石出の音楽性について、ユニークナエピソードが次のように語られた。
2010年9月 オーストラリアのドラマーSimon Barkerが金石出の演奏に惚れ込み、教えを請うため、十数回も韓国訪問した過程がドキュメンタリー映画「センキュー・マスターキム(Intangible Asset Number 82)」(監督Emma Franz)として公開された。

(参考)オーストラリア日報(2/23)、感謝。


金石出のクウム(구음)とチャングによる「サルプリ(살풀이)」を聴く。落ち着いた雰囲気で。

2012年6月24日日曜日

今月までの我慢

今年2月に風邪をこじらせて、随分と長引かせてしまい大変な目に会った。今月に入って、体調も落ち着いてきた。時間がかかったが、ようやく山中に鉱物採集をしに行く自信がついてきたようだ。来月から再開したいと思っている。もちろん、いつもの通りベテランの後をついて行くことに変わりないけれど。

今年は、鉱物の会の仲間と静岡県河津鉱山(蓮台寺)の鉱物採集(5/26)だけでなく、栃木の鉱物仲間との、日光市小百(こびゃく)の大井沢鉱山(4/8)の採集にも脱力感があって欠席したし、今日も、塩谷郡藤原町横川の越路鉱山の採集を、完全回復を期して念のため休ませていただいた。せっかくのチャンスだったのに・・・断念したことを、いずれ惜しむことになるだろう。

来月からは、なまっている体を整えて遠出したいと思う。

(追記)
今日は旧暦5月5日、旧暦「端午の節句」である。そういえば、子どものころにショウブの葉を湯船に入れて健康であるようにと親が邪気払いをしてくれた記憶がある。

2012年6月23日土曜日

イ・ソンヒの「神がまた許すなら」

イ・ソンヒの11集アルバム「Dream of Ruby」(1998年)に所収の.「神がまた許すなら(신이 다시 허락한다면)」 (作詞・作曲チョン・ヨンア)は、まるで晶洞の奥深く秘す如く輝く結晶のような曲だ。それは美しく、ようやく巡りあえた永遠の輝きである。

11集は珠玉のアルバムで、貴重さゆえにか入手がむつかしい。ところで、このアルバムのリリース前のインタビューで、"イ・ソンヒと社会活動"が触れられていた。

---- 現在、Youtube非表示 ---
(Youtubeに登録のKnightmareSMに感謝)

2012年6月22日金曜日

カラオケ

隣り駅の駅前にあるカラオケ店で遅くまで歌った。帰りの電車は、東京行き最終でぎりぎりに間に合った。
金曜日深夜にもかかわらず、客は混みあうほどではなかった。都下のカラオケ店は、驚くほどリーズナブルだ。またの楽しみを期待できる。

カラオケは、気持ちをすっきりさせる。イ・ソンヒの歌を歌えば、さらに楽しく健康にしてくれる。

というわけで、帰宅は夜中の零時を超えたが、昨日の22日(金)のブログとして作成した。

2012年6月21日木曜日

イ・ソンヒ 30周年記念DVD

イ・ソンヒの公式ホームページの、コミュニティー>告知事項(2012-06-16)には、彼女のデビュー30周年記念コンサートDVD制作について検討されている旨記述がある。

DVD制作オーナーについて訂正されたり検討が進められている。パッケージが出来あがったら必ず入手したい。

ちなみに、30周年は、デビュー1984年+30年=2014年 となる。(間違えるところでした)

ところで今年のコンサートの公演情報も待ち遠しい。それに、アルバムもリリースするという話がある。これはコンサート以前に発表されるだろうから、2重の楽しみだ。

2012年6月20日水曜日

(資料)イ・ヨンウ大衆音楽評論家「江辺歌謡祭とイ・ソンヒ」

ブログ「タンサン(딴산)」に連載されている、イ・ヨンウ(이용우)大衆音楽評論家のシリーズにある「(77)爆発的歌唱力で姉さん部隊を号令したイ・ソンヒ - 五月の陽射し」(2006年12月4日)は、イ・ソンヒがトップ歌手として確立するまでを、アルバム6集までの経過と合わせて説明している。
イ・ソンヒの出発を知る貴重な資料として、次のように掲載させていただく。感謝

「爆発的歌唱力で80年代の"姉さん部隊"号令」
韓国ポップの事件・事故60年

(70)江辺歌謡祭とイ・ソンヒ

・ここらで1980年代半ばの大学生歌謡祭を見て回る必要があるようだ。MBC大学歌謡祭の話は何回も扱ったことがあるので、今度はMBC江辺歌謡祭*に集中してみよう。1979年江辺祭りという名前で始まった江辺歌謡祭は初年度ホンサムトリオの<祈り>(大賞受賞曲)をヒットさせたがしばらく大学歌謡祭の威勢に押されて相対的に水準が落ちる行事と見なされる傾向があった。こういう通念の底辺には江辺歌謡祭が出場資格で大学歌謡祭より柔軟なためという学閥主義的見解も厳存したが、これは「悲しいが真実」だった。

(*補注:"(資料)江辺歌謡祭の曲")

・だが、1980年代半ばに達して江辺歌謡祭は大学歌謡祭の牙城を威嚇するほどになった。その出発点は1983年ソン・ヒョンヒの<名前がない鳥>(大賞)を上げられるだろうが、真の大当たりは1984年5回大会の時に炸裂した。まさに混成デュエット4幕5場が歌った<Jへ>(大賞)だ。4幕5場の女性リード・ボーカルが1980年代中後半歌謡界を号令したイ・ソンヒという事実は当時に青年期を送った彼らには蛇足である。

(1集、2集)
・<Jへ>は、1984年下半期最大のヒット曲に浮び上がったし、勢いを駆ってイ・ソンヒは翌年初め地球レコードを通じてソロ・デビューした。イ・ソンヒの(1集)デビュー作はタイトル曲<ああ! 昔よ>が途方もないヒットを記録し、<葛藤>もやはり人気を得ながら歌謡界の新しいディーバ(歌姫)が誕生したことを知らせた。2集もやはりタイトル曲<秋の風>をチャート上位圏に上げて連続ヒットを打ったし、こういう勢いは1980年代が終るまで続いた。

(3集)
・1980年代下半期は、イ・ソンヒの全盛時代であった。1986年発売された3集から1990年6集まで4枚のアルバムは軽重を問い詰めにくい程ヒットした。3集ではヤン・インジャ(양인자)、キム・ヒガプ(김희갑)のコンビが作詞・作曲を引き受けたバラード<分かりたいです>が途方もないヒットを記録したし、軽快な雰囲気の<ヨン>もそれに劣らない人気を享受した。「当代のメジャー中のメジャー」であった地球レコードの時期、ベテランのソング・ライターと演奏者の後押しを受けたイ・ソンヒは、3集を最後に地球レコードと決別して以後、ヘグァン企画所属で、ソウルレコードでレコードを発売し始めた。

(4集から6集)
・4集からイ・ソンヒはもう少し若いソング・ライターと演奏者を招へいして音楽的にも自分色を洗練していった。4集は<私はいつもあなたを>、<愛が散るこの場所>をチャート頂上に上げただけでなく、新鋭作曲家ソン・シヒョン(송시현)を人気作曲家の位置に引き上げた。作曲家群にキム・ポムニョン(김범룡)、キム・チャンワン(김창완)、イ・チェソン(이재성)などを加えた5集は<私の街>、 <五月の陽射し>、<ひとしきり笑いで>の ヒットで結実を結んだし、6集は<なぜ私だけ>と<思い出のページをめくれば>でロングランを継続した。

・小さいで信じ難いほど爆発的な歌唱力を誇るイ・ソンヒのボーカルは、一気にそして長らく大衆の感性を吸引した。清らかで純粋ながら、しっかりしているイメージまで兼ね備えたイ・ソンヒは数多くの男性、女性の追っかけ(部隊)をファン層で確保した。

・イ・ソンヒは、1980年代中後半少女ファンたちの独歩的な偶像だったが人気に安住しないで彼らと共に成長していった。

2012年6月19日火曜日

台風4号

夕方17:00過ぎ、台風4号は和歌山県南部(潮岬方面)に上陸した模様。当初、日本海に抜けると予想されたが、東側にずれて列島縦断に変わった。いずれ関東地方も、今以上に強烈な風雨に晒されることになる。
台風襲来を心配しているところに、韓国語教室から今晩の授業が休講とのメールが届いた。せっかく暗記したスキットの記憶が蒸発してしまいそうだ・・・さて、今晩どうしよう。

夜22:00過ぎ、塊となって次々と吹き寄せる風の勢いをかって、雨が殴りつけるように屋根を叩く。2階にいると、それがよりおどろおどろしく強調されて感じる。うんざり?して、1階に降りてブログを作り直す。

それに、台風5号が出番を待っているという。今年は台風当たり年になるのかな・・・?。

KBS WORLD「国楽の世界へ」 共鳴

KBS WORLD「国楽の世界へ」は、先週水曜日(6/13)に、人物シリーズ32回目として創作打楽器バンド、「共鳴(コンミョン、공명)」を紹介した。

まず、竹を素材にして作られた楽器「共鳴」の紹介から始まった。
・韓国を代表する管楽器のテグム(大笒)、ソグム(小笒)タンソ(短簫)は全て竹から作られていて、コムンゴ(「玄琴」)の弦を弾いて音を出す撥(ばち)のスルテ(匙)も竹で作られている。
・楽器コンミョン(共鳴)は、今から15年前に竹で作られたものであり、竹を30cm~1mほどの長さに切り、それを叩きながらメロディーとリズムを奏する。
・また、この楽器を作ったグループ名もコンミョン(共鳴)という。

▼グループ・コンミョンによる「共鳴戯(コンミョンユヒ、공명유희)」を聴く。むむむ、どこかで似たようなものが・・・。

▼グループ・コンミョンによる「遊ぼう(ノルジャ、놀자)」を聴く。大地の風や臭いが・・・こちらを聞いてホッとした。

▼グループ・コンミョンによる「通じて(トンヘヤ、통해야)」を聴く。楽しいのですが、どうも新しいものは・・・。

(ジャンルや演奏場面を超えての音楽実験は、興味深いので成就していただければと・・・ただし根ざすべき出発点だけは知りたい・・・)

2012年6月18日月曜日

イ・ソンヒ 27日麗水万博特別公演に出演


公式ホームページより
中央日報の記事「麗水万博の特別公演 少女時代らスター総出演」(6/17)によれば、イ・ソンヒは全羅南道麗水市で開かれている麗水世界博覧会で、K-POPスターが多数出演するコンサート「万博ポップフェスティバル」に、イ・スンギと共に出演すると報じた。

・日時: 2012年6月27日(水曜日)、19時~

・場所: 万博特設舞台

(左掲ポスターは、イ・ソンヒ公式ホームページに掲載されているものです)

2012年6月17日日曜日

神舟9号

6月16日午後7時37分(日本時間)、中国甘粛省の酒泉衛星発射センターから打ち上げられた宇宙船「神舟9号」について、各紙に興味ある記事が載っている。

日本経済新聞「中国初の有人宇宙船、18日にもドッキング」(2012/6/17 19:18
・打ち上げ後の3人の健康状態は良好で、宇宙での最初の食事はチャーハンやザーサイと肉のいため物だったという。神舟9号には中華料理など約70種類の食料が積まれている。

・・・ふるさとの食べ物に勝るものはない。


今回初の女性飛行士、劉洋が乗務する。人民日報に(軍歴に近い)略歴があるが、人物をうかがえる記事がないかと探したら次のようなものがあった。

日刊SPA!「【33歳人妻】中国初『女性宇宙飛行士』の正体」(2012/6/17、取材/ドラゴンガジェット編集部)
・河南省の貧しい共働き労働者夫婦の家庭で一人っ子として育った彼女・・・小学校から高校までの成績は常にトップクラス・・・学費のかからない空軍飛行学校を選択。これが、彼女が中国初の宇宙飛行士となる、最初のきっかけ・・・。
・こうした庶民的な生い立ちから、文字通り宇宙へと羽ばたいた彼女には、中国版ツイッター「微博」上でも称賛の声が相次いでいる。
・同時に彼女は、同僚パイロットの夫を持つ妻でもあり、女性の社会進出が進む中国で、キャリアウーマンの鏡として称えられている。
「帰還したら出産を考えたい」
記者会見でこうも語った彼女が無事帰還することを、13億の人民が待ち望んでいる。

・・・人物紹介のタイトルに「人妻」と書くかねえ?


ところで、宇宙船「神舟」のネーミングについて次のような解説があった。

SankeiPhoto「中国の有人宇宙船打ち上げ 初の女性飛行士が搭乗」(2012/6/17
・中国にとって宇宙開発プロジェクトには国威発揚という政治的意味もある。打ち上げた宇宙船の名前(神舟)はすべてで、「何でもできる神様の舟」の意味があるほか、「神の国である麗しい中華」を意味する「神州」とも同じ発音だ。

・・・そういえば、神仙の字が浮かぶ。

2012年6月16日土曜日

イ・ソンヒの「白雨」

梅雨に入って1週間、今日も一日中雨が降った。これが7月半ば過ぎまで続くとなれば鬱陶しい気がする。
梅雨のしとしと雨ではないが、イ・ソンヒの11集アルバム「Dream of Ruby」(1998年)には、「白雨(백우)」(イ・ジェギョン作詞、パク・セジュン作曲)がある。ただし、夕立のからりとした白雨とはちょっと違って・・・。

事実と願望、期待と幻想が(まるで空間失調のように)メビウスの輪を巡る、女性特有の心境が歌われている・・・そんな気がする曲だ。もちろん、彼女の情感を込めてしっとりと歌いかけると同時に、訴えるような



(Youtubeに登録のKnightmareSMに、いつもながら感謝、感謝)