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2016年2月26日金曜日

イ・ソンヒの詩誦 「あなたは去りながら、私に泣かないでくれというけど」

イ・ソンヒは、シンガーソングライターとして作品の発表を望んだが、時代がすぐに受け入れることはなかった。それを実現するのに、(デビュー以来)およそ10年近くかけたことになる。

念願の自作曲について彼女が語った経緯を、本ブログに以前紹介した「イ・ソンヒの分かりたいこと」から抜粋する。
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実は、私は最初のアルバムから、いつも曲を書いていたけれど、当時、シンガーソングライターという概念がそれほど良く考えられないし、女性が曲を書くといえば、評価がそんなに豊かでない時期で、「私も曲を書いたが、入れてみたい」というと、いろいろな理由で反対されて。
私の曲をのせてもよくなったのは、「ライラックが散るとき」(10集、1996年)の時からです。私が作った曲をやってもよいだろうと思ったし、少しずつ比重を増やしました。
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イ・ソンヒには、自作曲が歌謡界に受け入れられない頃に作った、アルバム「自作詩朗誦集 去る者だけが愛を夢見ることができる」(1990年6月)がある。ある意味、シンガーソングライターの決意の始点であり突破口だったのかもしれない。

同アルバムに所収の詩に「あなたは去りながら、私に泣かないでくれというけど(너는 떠나면서 나에게 울지 말라고 하지만)」がある。なぜかテンポのよい演奏を背景に、強い意志が浮かぶ情景を詩誦する。

(本ブログ関連:”「去る者だけが愛を夢見ることができる(떠나는 자만이 사랑을 꿈꿀 수 있다)」”)


あなたは去りながら、私に泣かないでくれというけど


私は、そんなに感傷的ではなくて
むしろ座って
コーヒーを一杯飲むでしょう

はじめ温かいけど、次第に冷めてしまう
まるで愛と同じ、このコーヒー


いっそわが家の古い階段で
みしみし音をたてて
十回も二十回も上がり下りするでしょう

この理由ない行動は まるで
あなたが私に話した別れと同じこと


わたしが誓うのは一つだけ
私たち、ふたたび苦しい愛をしないと

一度はじめた苦しみは 終わりが ないから

(Youtubeに登録のA lazy afternoonに感謝)

2016年2月25日木曜日

イ・ソンヒが出演したテレビドラマ「ギブス家族」

男の子は怪我が得意だ。しょっちゅうするし、傷の具合も自慢になる。包帯ぐらいでは大したことない。腕に白い三角巾して颯爽と登校すると、みなが(男の子だけだが)興味深々に寄ってきて会話が始まる。

松葉杖だったりすると大変、勲章も同然。だから、なかなか手放なさない。回復が進んでも、器用に使うのが自慢となる。それを羨望の眼差しで見ていたのだから、男の子には阿呆な要素がいっぱい詰まっている。

(本ブログ関連:”ちいさな男の子は阿呆である”、”あいつ、今頃鼻血ブーだぜ”、”卒業式”、”膝小僧をすりむいて”、”まあ、見てください”)

子どもは、ちょっとした出来事が好きだ。三角巾や松葉杖は特に大好きだ。ところが大人になるとそうはいかない。何しろ仕事があり日常がある。そのうえギブスなどしたら、周りまで心配になる。そんな知らせをいただいので気になる。御身大切を願うばかり。

イ・ソンヒが初めてテレビドラマに出演したのは、MBCの「ギブス家族(깁스가족)」(2000年1月7日~5月12日、金曜日午後7:30)だ。病院を舞台にしたイ・ソンヒの役回りについては、以前の本ブログに記した。

(本ブログ関連:”ギブス家族”)

入院中の物真似歌手役のイ・ソンヒが、病院ホールで患者たちを前に歌う場面がある。これなら、確かにドラマに出演した実績にもなる。そんなパジャマ姿の彼女を、ファンと一緒の写真には必ず?写っているような、あるファンのブログで見ることができる。

⇒ ブログ「美しい人よ、それは運命なんだ~、頑張って^^」、感謝!

2016年2月24日水曜日

キム・ヒジン「花の指輪さして」

愛らしさの特徴にぷっくら丸い頬がある。全体を柔らかにつつんだ幼い子どもの頬はなおさらだ。だから、その膨らみに自然に目が行き、自然に受け入れる。大人でもそう。例えば、朝のテレビで見る、渡辺蘭気象予報士にとても和むし、歌手では、イルカとか、aikoにそんな感じがする。イ・ソンヒにつながるイメージでもある。

韓国のフォーク歌手のキム・ヒジンもそうだ。優しい健康的な歌い方も相まって、ほんわりした頬に親しみが増す。同郷済州出身の歌手ウニ(キム・ウニ)の曲、「花の指輪さして(꽃반지 끼고)」を丁寧に歌う。彼女も、ステージマナーが好ましい歌手のひとりなのだろう。

(本ブログ関連:”キム・ヒジン”)


思い出される その小道
あなたが 作った 花の指輪さして
優しく 手を取り 歩いた 小道が
今では 去ってしまった 美しい 思い出
(トゥルルル~ルルルル~ルルルル)

思い出される その浜辺
あなたと 二人で積んだ砂の城
波頭が寄せた その浜辺も
今では 去ってしまった 美しい 思い出
(トゥルルル~ルルルル~ルルルル)

あなたが 作った 花の指輪
さびしい 夜なら 胸に抱いて
あなたを しのぶ 昔が思い出され
あなたは 遠い 夜空の あの星
(トゥルルル~ルルルル~ルルルル)
あの 星

(Youtubeに登録のrhythm7777777に感謝)

2016年2月23日火曜日

KBS WORLD「国楽の世界へ」 小正月

KBS WORLD「国楽の世界へ」は、先週水曜日(2/17)に文化的なキーワードに基づく韓国文化シリーズとして、「小正月(정월 대보름)」に関連した3曲を紹介した。

(本ブログ関連:”小正月”)

始めに、陰暦の「小正月」に行なわれた「踏橋遊び(답교놀이)」の由来と風習などについて次のように紹介された。
・今年の2月22日は満月で、陰暦1月15日の「小正月」である。風習の大半は正月に行われ、多くが小正月と関連する。以前は正月同様に特別な日だった。ソウルの古称「漢陽(한양)」もこの時期、「踏橋遊び」という橋を往来する風習があった。「橋」と「足」は共に「다리」と言い、人々はこの日に橋を渡ると足も健康になると清渓川の橋を渡った。女性が「踏橋遊び」で他の男性とぶつかるのを戒めた学者ソンビもいた。また、そこに歌い手が集まり、山の打令を歌った。

▼ 京畿山打令(경기산타령)で最初に歌う「遊令(놀량)」を聴く。徒党を組むよう、勇ましく響く。

次に、「ソンソリ(선소리)山打令」、「売暑(더위팔기)」の「自分の暑さ(내 더위)」などについて次のように紹介された。
・山打令は、ソウルと周辺の京畿地域、北の西道地方に伝わる歌。円陣で立ったまま歌う、「ソンソリ山打令」と言う。朝鮮時代、旅芸人の頭(모갑)がリズムに合わせて歌い、残りの仲間も小太鼓を持って歌い踊る。「遊令」から始まり、表の山の「表山打令」、裏山の「裏山打令」と続く。この時期、農村では豊作を祈願して、木や枝を燃やしたりした。また、「売暑」の風習もあった。小正月に陽が昇る前に会った人の名を呼び、「自分の暑さ」といって夏の暑さを押し付ける。名を呼ばれた側は、「自分の暑さ、暑さ返し(맞더위)」と暑さを押し返す。

▼ 三つの災いを解く歌「三災解(삼재풀이)」を聴く。仏教的、五行的、巫俗的・・・混ざる感じなのだろうか。

最後に、「三災解」の由来と儀式や「農楽(농악)」について次のように紹介された。
・三災は元々、水、火、風の三つの災いを指すが、ここでは、その年の干支に当たる人が災いに遭う可能性が高い意を指す。正月、家族で三災に当たる者に、災いを解く儀式を行った。昔の人々は、同じ場所に生まれ育ち、共に農漁業をして生きた。みなで豊作に喜び、凶年に悲しんだ。互いの協力は、生存とかかわる問題だった。

▼ 南部の農楽のリズム「サムルノリ(사물놀이)」で、「湖南農楽加楽(호남 농악가락)」を聴く。新酒の香りが残る。

・年始の正月、平和と安寧のため、シャーマニズムの祓い「クッ(굿)」の儀式や、綱引きなどの行事をして心を一つにした。そんなとき欠かせないのが、農楽の歌だった。

2016年2月22日月曜日

(雑談) 転寝(うたたね)

昼寝は、遅くとも午後3時までにすること。それ以降は、夜の睡眠に影響するという。最近、テレビを見ながら、転寝(うたたね)していることが増えた。今晩もやってしまった。

(本ブログ関連:”転寝”)

先月末もブログに「転寝」について記したというに・・・。子どもの頃、面白いテレビ番組を見ながら親が頭をコックリするのが不思議だった。私も入れ変わったようだ。

「転寝」は滑るように眠りに落ちる。ところが、明治時代の将軍の詩に、「転荒涼(うたたこうりょう)」の言葉がある。荒涼とした戦場を歌ったものだ。この場合の「うたた」は、ひどい状態を意味する。「転寝」の「うたた」とはおよそ感触が違う。

夜冷えにストーブをそばにしていると、温もりにうとうとして、ぼんやりと厚い睡魔にくるみ込まれる。抗(あがら)うことがでない誘惑だ。人生一瞬の階段の踊り場のようなもの、ひと休みしよう。

2016年2月21日日曜日

イ・ソンヒの「本当に悪い」

天気予報で、今日一日<晴れ>のはずだった。ところが空は重く、午前10時頃、怪しい雨音がした。外を覗けば辺りが濡れて光っている。Weathernewsの「雨雲レーダー」に、当地など局所に、濃い青色の雨雲が湧いては消えた。

雨はすぐに遠ざかり、明るい陽が差した。穏やかさに誘われて外出するも、日が陰る頃になると一気に寒風が襲う。こんなはずじゃなかった、あわてて帰り仕度する。その下では真っ正直であらねばならぬお天道様が、天気を振り回すなんて。たまには言ってみたくなる、「本当に悪い」とね。

イ・ソンヒの14集所収の「本当に悪い(참 나쁘다)」(2009年、作詞・作曲イ・ソンヒ)は、悪い(ひと)といいながら、なんとも可愛らしい彼女の声質に救われる。ファンは、きっと彼女のデビュー当時と同じ気持ちで聴いているのだろう、そんな気がする。いつまでも若々しくて、清く澄んだ、どこか少女の気配を残す。

(本ブログ関連:”本当に悪い”)


立ち直れない思いを抱いて
街に出て見たわ
あのたくさんの人たちの中で
私は何度も泣きそうなの

そのまま、この雨の中に
しばらくの間、立っていたわ
貴方に会いたい思いで・・・

本当に悪い・・・貴方、この思い知らないで
どうして無視して遠ざかっていくの
ただ私だけを愛した人の思い
こんなにまで苦しめるの

本当に悪い・・・私をここに一人にして置いて
あなたは、ただ私が近づいて来るのを望んでいるの
その思いにも愛があるのなら
どうか近づいて

そのまま、雨の中に
しばらくの間、立っていたわ
貴方に会いたい思いで・・・

本当に悪い・・・あなた、この思い知らないで
どうして無視して遠ざかっていくの
ただ私だけを愛した人の思い
こんなにまで苦しめるの・・・

本当に悪い・・・ここに私は一人にして置いて
あなたは、ただ私が近づいて来るのを望んでいるの
その思いにも愛があるのなら
どうか近づいて、どうか・・・近づいて

(Youtubeに登録のlys2187に感謝)

2016年2月20日土曜日

韓国人の好きな花

世論調査の大手、韓国ギャラップは例年、韓国人の「花」に対する意識調査を行なっている。昨年2014年の春調査(3月4~6日、下記に一部紹介)については既に本ブログに紹介したが、<秋調査>については未確認だった。

昨年の<秋調査>結果を元に、SBS芸能スポーツの記事、「春の花開花時期 『韓国人が最も好きな花の順位は』」(2/18、SBS funE芸能ニュースチーム)は次のように伝えている。(抜粋・表示加工)

花の嗜好は、圧倒的に「バラ」が好評である。ちなみに、イ・ソンヒには、ほとばしる赤い情熱を歌う13集所収の「バラ(장미)」(2005年、作詞作曲イ・ソンヒ)の曲がある。

(本ブログ関連:”バラ”)

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【韓国ギャラップの<秋調査>
2014年10月2日~29日、4週間、全国満13歳以上の男女1,700人
- 韓国ギャラップ独自調査、面接調査員インタビュー方式、
- 標本誤差ポイント95%(信頼水準で±2.4%)

・韓国人が最も好きな花の結果は次の順
- 華やかな姿と香りを持つ「バラ」 (30%)
- 秋を象徴する「菊」 (11%)
- 〃 「コスモス」 (8%)

・「バラ」
過去、韓国ギャラップ調査で、すべての好きな花の1位だった。商業化されたのは、1980年代初め、本格栽培は、1990年代に知られている。
- 1982年(26%)
- 1992年(38%)
- 1995年(42%)
- 2004年(42%)
- 2011年(41%)
- 2014年(30%) ← 40%から下落

・2004年と比べて評価が目だって上昇したもの。
- 「菊」 (5%→11%)
- 「コスモス」 (2%→8%)

・好きな花10位は、次の順であった
- それ自体地味な美しさがあるが、他の花をより一層引き立てる「カスミソウ」 (5%)
- 清楚な 「ユリ」(4.4%)
- 国花「ムクゲ」 (3.6%)
- 春の伝令「レンギョウ」 (3.6%)
    「チューリップ」 (3.6%)
- 「つつじ(진달래)」 (3.5%)
- 「ひまわり」 (3.4%)
- 代表的な春の花「フリージア」 (2.8%)
- 「マグノリア(木蓮)」 (2.0%)
- 「桜」 (1.5%)
- 「クロフネツツジ(철쭉)」 (1.1%)
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<比較>(2014年3月4~6日の<春調査>)
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「春」といえばどんな花が思い出されますか?(上位から順に)
- 「レンギョウ」 (개나리、41%)
- 「桜」 (벚꽃、18%)
- 「ツツジ」 (진달래:カラムラサキツツジ、花だけ咲く、18%)
- 「梅」 (매화、4%)
- 「木蓮」(목련、3%)
- 「ツツジ」 (철쭉:クロフネツツジ、花と葉がある、2%)
- 「菜の花」、「フリージア」、「サンシュユ」、「バラ」、「ツバキ」・・・(それぞれ1%)
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季節によって花のイメージが異なるのは当然だが、春秋共に好まれるものもあるようだ。

2016年2月19日金曜日

雨水2016

春の陽に雪氷が溶け始める候、二十四節気の「雨水(うすい)」が巡ってくる。今年、地元の降雪は、年初1月18日のみだった。以降、みぞれ混じりの雨があっても、雪の気配はない。

(本ブログ関連:”雨水”)

土地がら根雪もなく、白く輝く峰々に見守られることもない。そんなわけで、雨水の実感はなかなか湧いてこない。そう考えると、この雨水という言葉、一体どんな風土にぴったりなのだろう。

束の間の三寒四温の揺り戻しか、朝から暖かい。晴天に気をよくして外出したが、行く先々が休館して無駄足に終わった。準備もままならない。

こんな日だから、久し振りに懐かしいドラマ、「ありがとうございます(고맙습니다)」(2007年)のOSTを聴こう。強気のおじさんが不覚にもすっかりはまってしまったドラマだ。チョコパイも忘れられない。
(次のYoutube映像はすぐに暗転する)

 
 (Youtubeに登録のRory Weathersに感謝)

2016年2月18日木曜日

イ・ソンヒの「私はいつもあなたを」、作曲者によりリメイクされる

秋には陽の陰りの速さに驚いたが、この時期は三寒四温だろう。先日、13日の土曜日と14日の日曜日に、4月下旬や5月上旬並みの20℃越えの陽気を味わったが、すぐに春寒に戻った。週間ほどの周期で季節が変化する。

昼過ぎ、ぽかぽか陽気に誘われたが、やっぱり風の冷たさは容赦ない。陽が傾けばなおさらで、気をよくして出かけたことを後悔する。寒いのは苦手とぶつぶついいながら。

ところで、イ・ソンヒの代表曲「私はいつもあなたを(나항상 그대를)」を、作曲者のソン・シヒョンの手でリメイクし、彼自身のアルバムに収録するという。NEWSISの記事、「ソン・シヒョン、イ・ソンヒの『私はいつもあなたを』 リメイク…キング作曲者」(2/16、イ・ジェフン記者)は、次のように報じている。

(本ブログ関連:”私はいつもあなたを”、”ソン・シヒョン”)

ちなみに、このリメイク版は、Bugs!サイトで<試聴>できる。(感想をいえば、<ラップ>についていくのは・・・ちょっと)

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・歌手イ・ソンヒのヒット曲「私はいつもあなたを」が、作曲者であるソン・シヒョンによって、モダンロック&ラップ・バージョンに新たに生まれ変わる。ソン・シヒョンはまた、1988年、自身の歌で発表した「夢めのような世界」もオーケストレーション・バージョンで再録音してリメイクする。

・「私はいつもあなたを」のニューバージョンは、17日正午、KBSハッピーFM 「イム・ベクチョンの(ラジオ)7080」(演出イ・インスク)で初放送されてオンラインを通じて公開される。

・「私はいつもあなたを」は、これまで、ユン・ドヒョンが「私は歌手だ」で、タレントのキム・ジョンウンが映画「家門の栄光」で歌ったことがある。だが、原作者が28年ぶりに自身の歌でリメイク、アルバムに収録するのは初めてである。

軽快なリズムのバラード「私はいつもあなたを」は、ソン・シヒョンがイ・ソンヒに与えて最もヒットした曲で、最近のドラマ「応答せよ1988」の挿入曲として再び知らされた。音源ポータルGenieは、最近、1980年代の発表曲中、最も多く聞かれる歌として取り上げた。

・ソン・シヒョンがデビュー30周年記念として企画した「月刊 夢のような世界」に2番目の曲に収録される「私はいつもあなたを」は、原曲の甘美と叙情性を秘めながらも、最近のトレンドをミックスして、リフレーンの「戻ってきて、戻ってきて、Oh~」の部分をヒップホップ・バージョンで表現している。
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2016年2月17日水曜日

「ひとみ」ちゃん

ブラックホール」って、素人に分かるようで・・・本当はよ~く分からない。

宇宙は、「ダークマター(暗黒物質)」とか「ダークエネルギー」とか、全身黒ずくめの<ダースベーダー>のようなもので充満している。さらに、何でも吸い込んでしまうブラックホールまであるとか。

そんなブラックホールを調べようと、観測衛星が打ち上げられた。衛星は、「ひとみ」と正式命名された。テレビでは、もっぱら「ひとみ」ちゃんと呼ばれている。

JAXAプレスリリース  「X線天文衛星(ASTRO-H)の太陽電池パドル展開及び衛星の名称について」(2/17
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・国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、平成28(2016)年2月17日17時45分00秒(日本標準時)に種子島宇宙センターからH-IIAロケット30号機(H-IIA・F30)で打上げられたX線天文衛星(ASTRO-H)の電波を、同日19時40分に内之浦局で受信し、太陽電池パドルの展開が正常に行われたことを確認しました。

・現在、衛星の状態は正常です。
また、ASTRO-Hの名称を「ひとみ」と命名しました。「ひとみ」という名称の由来は、以下のとおりです。

●「ひとみ」(ASTRO-H)が「熱い宇宙の中を観るひとみ」であること。
●画竜点睛(竜を画いてひとみを点ず)の故事において、ひとみを描きこんだ途端に、竜が天に昇ったことから示されるように、物事の最も肝要なところという意味に使われる。「ひとみ」(ASTRO-H)は、X線天文学において、物事を知るのに最も肝要なミッションになってほしいという願いが込められている。
●瞳は、眼の中で光を吸い込む部分でもある。ブラックホールは「宇宙の瞳」であるともいえる。
「ひとみ」で「宇宙の瞳」を観測する。
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(YouTubeのに登録のKYODO NEWS【共同通信社】に感謝)

KBS WORLD「国楽の世界へ」 千年万歳

KBS WORLD「国楽の世界へ」は、先週水曜日(2/10)に文化的なキーワードに基づく韓国文化シリーズとして、実学者洪大容の「記留春塢楽会」の記載に関連した3曲を紹介した。

始めに、朝鮮後期の実学者、洪大容(홍대용、1731年~1783年)の別荘で開かれた楽会について次のように紹介された。
・「記留春塢楽会」は、洪大容の別荘「留春塢(유춘오)」で開かれた音楽会を記す。洪大容の伽耶琴(カヤグム、가야금)や金檍(김억)の洋琴/楊琴(ヤングム:양금)を始め、玄琴(コムンゴ、거문고)、洞簫(テュンソ、퉁소)、笙簧(センファン、생황)など登場する。一番年配の金用謙(김용겸)が上座に座し、酔が回りくると、色々な楽器が合わさり演奏が始まる。雰囲気が実った頃、金用謙が急に辞儀をした。みなが驚くと、「こんなに素晴らしい音楽を鑑賞したのに、年配の者が辞儀をするのは当然なことではないか」と言った。

▼ 国立国楽院正楽団による寿命が千年も万年も続く祈願の演奏「千年万歳(천년만세)」を聴く。軽やかなめでたい音色。

次に、朝鮮21代王英祖41年(1765年)、35歳の若さで中国の清に渡った洪大容の思想について次のように紹介された。
・清の文物を受け入れる主張の中心にいた洪大容は、権威のある家柄に生まれ、思うままに出世できる立場にいた。だが、学問の道を固執して(理論的な)性理学より、雑学と呼ばれた学問に関心を持った。実生活と関連した学問(実学)に関心を傾けた。玄琴演奏にも優れ、清に行った際に、天主堂(カトリック)のパイプオルガンを詳しく観察し、その形と原理を管楽器の笙簧と比較説明し、国の補助さえあれば作れるとも述べた。

▼ 笙簧とピアノ演奏「Oblivion」(忘却)を聴く。追想的な、昔の仏映画のような・・・今様である。

最後に、洪大容が楽器洋琴の奏法の解明に大きく関わったと次のように紹介された。
・「記留春塢音楽会」にある金檍が演奏した洋琴は、中国から入ってきた清く透き通った音色の楽器で、洪大容がその奏法を広めた。洋琴は細い針金で作った弦が数十個もあり、演奏が難しいと言われた。また、弦を揺らして奏する技法が使えぬため、国楽との調和が困難な楽器だった。当時、中国から不思議な楽器を入手しても、演奏法が分からぬことがあった。洪大容は色々試みて、その奏法を身につけた。

▼ 朝鮮時代の代表的風流音楽、「霊山会相(영산회상)」の三番目の曲、洋琴演奏「細霊山(세령산 )」を聴く。音を探るように響きを楽しむ。

2016年2月16日火曜日

ユン・ボクヒ「ヨロブン(みなさん)」

ハフィントンポストKoreaは、「16歳のユ・ジェイ(유제이)が歌うユン・ボクヒの『みなさん(여러분)』」(2/15、ライター:カン・ピョンジン)の記事で、3世代に歌いつがれる話題を次のように紹介している。

イ・ソンヒの「五月の陽射し(오월의 햇살)」(5集、1989年、作詞イ・ソンヒとユン・ハンギ、作曲ユン・ハンギ)に関わったユン・ハンギの妹であるユン・ボクヒの曲「みなさん」を、オーディション番組で歌う新星16歳*のユ・ジェイの登場を記している。まず、聴いてほしいという内容だ。それでは、歌を聴き比べてみよう。(* 16歳: 数え歳か、別紙では15歳と記述)

(本ブログ関連:”みなさん(여러분)”、”ユン・ボクヒ(윤복희)”、”五月の陽射し”)

ちなみに、ユン・ボクヒはイ・ソンヒの本籍地と同じ忠清南道保寧の生まれ(1946年3月9日~)である。

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・歌手ユン・ポクヒの「みなさん」は、今まで色々歌手が歌った歌だ。イム・ジェボム、イ・ソンヒ、Ailee、そしてSohyangまで。歌唱力では最も高い位置にある歌手が挑んだこの歌に、今回は16歳の少女が挑戦した。

・2月14日放映されたSBS「Kポップスター5」のバトル・オーディションでは、参加者ユ・ジェイ嬢が「みなさん」を歌った。彼女は、「幼かった時、両親を通じてこの歌を聞いた」とし、「お母さんを慰めるように歌うつもり」と話した。実際、どのように歌ったのかは、下の映像で直接聞いてみよう。

・「マイデイリー」の報道によれば、この日のユ・ジェイが「みなさん」を歌った瞬間、「Kポップスター5」は、21.9%という瞬間最高視聴率をとった。ヤン・ヒョンソクは、「私も一度もお会いしたことはないが、ユン・ポクヒ先生がきっとこの場面をご覧になったらいいな」とし、「これ以上、言葉を続けられない」と話した。

(イ・ソンヒの歌う「みなさん」の映像を挿入)
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2016年: 16歳のユ・ジェイが歌う・・・まさに、後畏るべし。

(Youtubeに登録の임경수に感謝)

若き イ・ソンヒが歌う(MBC「土曜日、土曜日は楽しい」にて)

(Youtubeに登録のsoya iに感謝)

1979年: ユン・ボクヒの原曲(1967年にミニスカートで登場した彼女は衝撃的だったという)

  (Youtubeに登録のdjyoona11に感謝)

2016年2月15日月曜日

イ・ソンヒのカバー「ハル(いちにち)」

イ・ソンヒには、キム・ボムス(김범수)の「ハル(いちにち、하루)」をカバーしたものがある。ラテン風に味付けした彼の原曲と比べて、しっとりとして聴かせる。まるで、吸い込まれるように耳を傾けているのに気付く。

キム・ボムスが歌う男の側の心情と対比するように、イ・ソンヒは女性らしい感性で歌いあげる。それは音楽性豊かであり、以前に触れたシム・スボン(심수봉)の「愛しか私はわからない(사랑 밖에 난 몰라)」をカバーしたときのように(繊細さを)感じさせる。

(本ブログ関連:”ハル(いちにち)”、”愛しか私はわからない”)


*愛がまた傷つけます・・・
愛がまた泣かすのね・・・
あんなに愛した思い出まで忘れてくれといって
愛は残酷に去っていくのね・・・

本当に耐えられるでしょうか・・・
あなたが言った その言葉のように
そう、あなたは目を覆って 知らない振りして去るのが
いっそ、気楽なのでしょう・・・

変わることもできるのでしょう
あの風も 毎日は違うから・・・
それでもこの世に 生きたいという幸せをくださったのは
今まで、とてもありがとう

(* 最初の4行のみ繰り返し)

(Youtubeに登録のlys2187に感謝)

2016年2月14日日曜日

春一番 2016

どうやら、「春一番」が吹いたらしい。昨夜来、風が絶え間なく吹く気配したが、家の中で実感がわかずいた。昼までにすっかり落ち着いてしまった。暖かく天気上々である。

そういえば、去年、春一番はなかった(2012年も)。砂塵を巻き上げて、子どもの目に悪さをするようで、待ち望むものでないが、なければないで寂しいもの。冬から春への気象として受け入れよう。

(本ブログ関連: 2015年ナシ、”2014年”、”2013年”、”2012年ナシ”、”2011年”、”2010年”)

読売新聞の記事、「関東・東海・北陸・中国で『春一番』…気象庁」(2/14、抜粋)によれば、「気象庁は14日午前、関東と東海、北陸、中国で『春一番』が吹いたと発表した。/低気圧の影響で各地で南風が強まり、最大瞬間風速は東京都心で21.4メートル、静岡市で17.7メートル、名古屋市で13.6メートルを観測した。」とのこと。

気象庁、「天気予報等で用いる予報用語」の「春一番」解説
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冬から春への移行期に、初めて吹く暖かい南よりの強い風
<備考>
・気象庁では立春から春分までの間に、広い範囲(地方予報区くらい)で初めて吹く、暖かく(やや)強い南よりの風としている。
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(追記)
じわっと暑さで締め上げられたよう。一体何を着ればいいのやら。暖かい飲み物も未練ない。明日には寒さに震えるというに。この二日間、天候に振り回されたようだ。

2016年2月13日土曜日

最高気温

春の陽気が進み、今年の最高気温を更新した。今日ばかりは大きく飛びぬけた。都心で、21.8℃(今年最高、5月上旬並)、地元近隣でも、21.0℃(今年最高、4月下旬並)だった。

昼、ガラス窓に差し込む陽を、おもわずカーテンでさえぎった。それでも、外出すると風が強く、思いのほかひんやりした。「春は名のみの 風の寒さや」だ。夕方になると、風はますます強まる。明日未明にかけて、関東地方に「春一番」が吹くかもしれないという話題もある。

予報では、明日の最高気温が地元で、25℃という(weathernews)。温暖がこのまま続くはずもない。明後日から、10℃前後に落ち着くようだ。体調を崩さぬよう養生が肝心。今日ばかりは、それでもストーブを忘れがたく、点けては消している。

とはいえ、気分は「早春賦」(作詞吉丸一昌、作曲中田章、1913年)のままである。

(Youtubeに登録のshimobunsadoに感謝)


(付記)
近隣街の書店で、「あの日」(小保方晴子)を購入。

2016年2月12日金曜日

(雑談) インフルエンザ

インフルエンザが流行っている。私自身は、昨年10月に予防注射をしたけれど大丈夫だろうか。医院で説明書をもらったのに見当たらない・・・何てことだ。

都は、今日、インフルエンザの「流行警報」を出したという。NHKニュースWEB「東京都がインフルエンザ流行警報」(2/12)によれば、次の2種類のインフルエンザが流行っているという。
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・最も流行しているのは、7年前に新型インフルエンザとして流行した「H1N1型」でおよそ56%を占め、
・次いで「A香港型」がおよそ26%となっています。
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(参考: 東京都の「報道発表資料」平成28年2月12日 福祉保健局


ところで、もしかしたら、すでにインフルエンザに罹っているかもしれない。何となく喉が重く、手足がほてった感じがする。そうでないとしたら・・・、考えられる理由は次の二つ。
①  風呂場のタイル目地に付着した黒カビ汚れを除くため、「カビキラー」を噴射し、ティッシュペーパーを貼り付けて、さらに噴射した。一日放っておくと、真っ白になる。ただし広い面積に噴射したため、塩素ガスを吸って喉を痛めたのかもしれない。
②  外出途中、小さな蚊のようなものが顔をかすめた。フッと避けようとしたが、何だか飲み込んだような気がして、吐き出そうと激しく咳き込んだ。そのときから喉の調子がよくない。

通っている「健康体操教室」でも、指導者の方々も罹ったいうのだから、気弱なおじさんはもっと危ない。ならば、病は気から、インフルエンザになんか罹っていない・・・と思うことにした。

2016年2月11日木曜日

建国記念の日 2016

建国記念の日」の今日、快晴の暖かい陽射しに誘われて、小金井公園を訪れた。「梅祭り」が開かれるからだ。祭りは、正式には今週土曜日の13日から、21日の日曜日までの9日間の開催である。咲き振りはどうかと期待しつつ、少し早目だが観梅に出かけた。

公園の少し西寄りに、梅の木が密集した梅林がある。梅園と呼ぶには、それなりの規模が必要なのだろう。とはいえ、冬あけを梅花で楽しむことができる規模だ。白梅、紅梅が一斉に花開いているわけでない。祭りの期間中楽しむよう、28品種、約100本が順次咲くように植わっているようだ。

ところで、公園中央の二つの広場は、大勢の家族連れで賑わっていた。冬枯れの芝草に点在する親子たちの姿を見て思った。人間の視覚には、彼らの姿は実際より大きく意識されているのではないだろうかと。レンズの映像なら、きっと小さく写っただろうけれど。人間は見えるものを意識化する力がある。

眺める広場のひとつひとつの遊びを意味づけできる。ブリューゲルの「子どもの遊戯」の絵を思い出した。それぞれの遊びは、それぞれ違ったものだけど、それらが集まると、もう一つ別の意味を持つ宇宙になる。その雰囲気を楽しむ、そんな共感が素晴らしい。

イ・ソンヒ、レジェンド・アーティスト

6日放送されたKBS 2TVの芸能番組「芸能街中継」で、レジェンド・アーティストの世論調査の結果、イ・ソンヒが4位を占めたことを、デイリアン(dailian)の記事、「チョー・ヨンピル、圧倒的支持で『レジェンド・アーティスト1位』 やはり歌王」(2/10、イ・ハンチョル記者)は次のように報じている。(記事の主旨は、チョー・ヨンピル礼賛であるが)

(本ブログ関連:最近の歌手ファンの調査結果
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・「歌王」チョー・ヨンピルが、全世代の圧倒的支持で「レジェンド・アーティスト」の1位に選ばれた。

・6日放送されたKBS 2TV芸能番組「芸能街中継」では、特別企画「韓国人が愛するレジェンド・アーティス」の世論調査結果が発表された。

・この日、チョー・ヨンピルは、20代のみで僅差で、故キム・グァンソクに1位を渡しただけで、30代から60代まで全1位を占める底力を誇示した。

・全体の順位2位は、90年代アイコンのソテジとアイドゥルが占め、イ・ミジャ、イ・ソンヒ、キム・グァンソク、イ・ムンセ、ナフナ、キム・ゴンモ、シン・スンフン、ナムジンなどが10位圏に名前を上げた。

・一方、チョー・ヨンピルは、1968年デビューして以後、48年間「友よ」、「赤トンボ」、「Q」、「ソウル、ソウル、ソウル」、「モナリザ」など数多くのヒット曲を流して、「歌王」として君臨してきた。
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1984年の江辺音楽祭大賞受賞(「Jへ」)、清清しくすっきりとした、爽やかな唱法、少女たちの偶像、姉さん部隊(女学生ファングループ)の始まり、アニメ「走れハニー」主題歌、歌謡界の女王・・・順位4位、支持返答率 23%、3位とのその差何と0.1% (1回答あたり、5人/グループの複数回答)

(Youtubeに登録の아카시아 Acaciaに感謝)

2016年2月10日水曜日

KBS WORLD「国楽の世界へ」 (旧)正月

KBS WORLD「国楽の世界へ」は、先週水曜日(2/3)に文化的なキーワードに基づく韓国文化シリーズとして、「旧正月」に関連した3曲を紹介した。

始めに、正月と「百結(백결)先生」の玄琴(コムンゴ)の匙(ばち、술대)にちなんだ話を次のように紹介された。
・新羅の慶州狼山(낭산)の麓に住んだ百結先生(414年~?)は、何度も縫い直して、布地の切れ目がウズラのように垂れ下がった服を着た。王室に命を捧げた忠臣、朴堤上(박제상)の息子の説もあるが不詳。百結は玄琴(거문고)で表現するのを好み、悲喜を、ときには怒りもリズムで表した。ある冬、正月を控えて彼の妻が、隣家は餅を搗(つ)くのに、わが家は食べ物がない。正月に何を食べれば良いのかとつぶやいた。先生は、玄琴の匙を叩き付けて、餅つきの音を真似て慰めた。人々はそのリズムを「大楽(「碓樂、대악)」、または「臼打令(방아타령)」と呼んだ。

▼ 玄琴と楊琴(ヤングム、양금)演奏、「ソウルの風流(서울풍류)」から「打令(타령)」を聴く。唐を経た西域の香りする。

次に、大晦日の「歲拜(세배)」の挨拶、悪鬼の「夜光鬼(야광귀)」の払いの風習などについて次のように紹介された。
・正月を迎える風習に「歲拜」がある。新年の挨拶を指すが、大晦日にする一年間の感謝と、年始周りの意も含まれた。また、夜に靴を部屋に隠し、部屋の外には篩(ふるい)をかけ置いて、悪鬼の夜光鬼を追い払う風習もある。夜光鬼が大晦日に村に来て、足に合う人間の靴を履くと、その靴の持ち主は一年間運が悪いため、門に篩をかけて避けた。夜光鬼がその篩の穴数を数えている間、靴を履くのをうっかり忘れ朝を迎えるからという。適した出会いを考えさせるようだ。

▼ 伽耶琴(カヤグム、가야금)の弾き語り並唱(竝唱、병창)で「燕路程記(제비노정기)」を聴く。早い語りの歌・・・。(パンソリ「興甫歌(흥보가)」より)

・昔、学者のソンビは庶民と違って<鶴>を好んだ。半面、<燕>は数多の鳥の中、最も親しみのある鳥だ。春、燕が巣を作ると、良いことがあると信じられた。

最後に、幸福のこし器の意の「福笊籬(복조리)」や、悪鬼を払いと幸福を呼び込む絵について次のように紹介された。
・正月のもうひとつの風習に、「福笊籬」がある。米のこし器をかけておくと、一年間の幸福がそこに引っかかる意から始まったまた、絵を掛ける、「歳画(세화)」の風習もあった。門に掛けるため、門の絵という意味の「門画(문화)」とも呼ばれた。

▼ パンソリ「水宮歌(수궁가)」から、歳画にある「虎が下りてくる場面(범 내려오는 대목)」を聴く。スッポンが兎と虎を呼び間違える・・・

・さらに、悪鬼払いと招福のため虎のような猛獣の絵や、伝染病払いの「処容(처용)」という者の顔を貼る風習もあった。

2016年2月9日火曜日

神野美伽の「春夏秋冬 屋形船」

季節は春に始まるけれど、想いを四季に成就する、神野美伽の「春夏秋冬 屋形船」(1989年、作詞作曲:深野義和)は、<夏>の終わりに始まった恋を、翌<春>に恋の盗人を観念させる。舞台は屋形船、江戸情緒いっぱいの小粋な歌である。

次のYoutubeでは、放送用に短縮して、「金杉橋(かなすぎばし)は雪化粧/『言葉が白い文字になる』」に始まる<冬>の場面は省略されているが・・・。(「Uta-Net」で歌詞を参照できる)

とはいえ、最後の<春>に登場する、在原業平の歌にちなんだ「言問橋」の名に風情を感じる。そんな言葉に彩られた、この歌は言霊が相応しく、想いを通じさせたようだ。とても健やかで、四季の展開を楽しめる恋歌だ。

(本ブログ関連:”神野美伽”)

(Youtubeに登録のKIMURA236に感謝)