きょうは、二十四節気の「白露(はくろ)」。秋気が結集して露になるころとのこと。
(本ブログ関連:”白露”)
先日(9/3)の早朝、野鳥観察(探鳥会)の終盤、スタート地点に戻る道筋に、淡紫色をした野草「ツルボ」の穂状花序の花が咲いて、その周りに伸びた線形の葉の上に、丸く膨らんだ朝露が並んでいたのを思いだした。
「芋の露連山影を正しうす」
をあげ、「格調の高い句」と絶賛している。そういえば、私のような素人でさえも、むかし学校の教室で聞いたような気がする。
目の前の柔らかな芋(サトイモ)の葉の上に朝露が集まっている、そんな(作者が住んだ土地の)背景には連山がでんと座っている・・・、連山、それも東西南北の四方を山並みに囲われているわけで。