日の出(東京、6:34)とともに街に明かりが広がるころ、野鳥観察(探鳥会)へ手袋を忘れず出かけた。驚くほど冷えていて、民家に留まる車の窓ガラスは霜で白く曇っていた。きょうの最低気温は、零度を切り -0.4℃(06:07)だった。
(本ブログ関連:”野鳥観察”)
集合場所から(6:50ころ)原っぱの東の空を見ると、太陽は高度 2°34’58” で、囲む森の樹上に輝いていた。公園は、太陽光のフィルター色に染まり、紅(黄)葉を際立たせた。
探鳥会を開始してすぐに森に入る。「カツラ(桂)」の樹の落ち葉が敷き詰められた斜面をあがるとき、甘い香りがするという。分かる人にはわかるようだ(残念ながら私の嗅覚は反応しなかった)。
今回もベテランの方から解説いただいたり、自分なりに目視とカメラ写真で確認・整理したものの中から、次に記す(聞き間違いがありましたらご容赦)。
・ヒヨドリ: 森を飛びまわり、さまざまな声で鳴く
・メジロ; 実をついばむとき、カメラにおさまりやすい(写真下)
・ツグミ: カメラの視野に、頭だけついばんでいる姿を見せてくれた(写真下)
・シジュウカラ: 運よく鮮明に、カメラにおさまった。数多く姿を見せてくれた(写真下)
・キジバト: 目の前を横切るように、バタバタと飛んだ
・カワセミ: 小川の上に飛び出た枝で、朝陽に輝いて見えた(写真下)
・ハクセキレイ: カワセミに注視したとき、反対岸に1羽が舞い降りて直ぐに飛び去った
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・アオサギ: 1羽いた。考えてみれば、岸辺にいて川に入らないように感じる(写真下)
・カルガモ: 飛んだり、流れたり彼らの姿が気ままに見えた(写真下)
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・カツラ(桂): 落ち葉から芳香がするという(葉の形、樹形を観察しないままだった)
・ノースポール: 園芸植物で、白い蕾(つぼみ)を付けて植えられていた(写真下)
メジロ(写真左)、ツグミ(写真中央)、シジュウカラ(写真右)・・・ ついばむ姿
・「メジロ」が下向きになって、柿の実をついばんでいた。
・「ツグミ」のついばむ姿を一瞬視野にとらえたが、カメラに完全収まる前に飛び去った。
・「シジュウカラ」も、何かをエサにしてついばんでいた。
アオサギとカルガモ(写真左)、カワセミ(写真右)
・グェーという大きな鳴き声をたて、小川の上空を飛んだ「アオサギ」が、上流側の岸に立ちエサを探しているようだ。彼が孤高の士なら、カルガモは長屋のオッチャンよろしくプカプカと上流から流れついた。
・朝陽を受けて、「カワセミ」の茶色い腹と青い背が映えた。何かをくわえている。
ノースポール(カンシロギク)
公園の管理センター前の広場にある花壇に、白い蕾(つぼみ)をした可愛い「ノースポール」が植えられていた。Wikipediaによれば、「まだ寒い12月ごろから翌年6月までの長期間、マーガレット*によく似た白い花を付ける。」とのこと。
(*)マーガレットの花は「デイジー」より大きいそうだ。「不思議の国のアリス」は、デイジーで始まる。
(本ブログ関連:”不思議の国のアリス”)