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2025年1月15日水曜日

音を探し聞くこと

「鉄道ファン」にはいろいろな種類があって、「乗り鉄」や「撮り鉄」など細分化している。そんな中、プラットフォームや車内の(駅員や車掌による)音声とか、起動車のモーター音などに焦点を合わせた「音鉄(録り鉄)」といったジャンルまであるようだ。

「野鳥観察」では、そのように独立した世界はないが、ベテランの方の場合、<総合的>なスキルとして、林の奥深くに隠れて鳴く野鳥を同定する。鳴き声だけで、フィールドに野鳥が <存在> する証となる。同行しながら、峻別力にいつも驚かされる。

随分と昔のこと、屋外に出て、自然や人工の<音>を録音するのが流行った。肩に吊るした携帯型「カセットテープ・レコーダー」(テレコ)を片手でチューニングして、もう一方の手にした「パラボラ型マイク」*を持ち上げて集音し、ヘッドホンで音源を確認する。少年たちに、あこがれのスタイルだった・・・残念ながら実現できなかったが。いわゆる個電時代のはしりのことだ。
(*)今はレコーダーの性能が良くて、パラボラ型にする必要はないようだ・・・。

ネットに、野外録音機器の変遷について紹介があった。カセットテープ・レコーダーに「デンスケ」の呼び名があったことを思い出させてくれた。

■ 千葉県立中央博物館「ききみみコレクション」
「千葉県立中央博物館での録音方法」
https://www.chiba-muse.or.jp/NATURAL/special/kikimimi/houshin_top.html

以前、野鳥の鳴き声を身につけたくて、鳴き声集とでもいうCDを購入したことがある。毎晩、それを寝床で聴きながら眠った。数日、繰り返したところ、鳥と関係ないことだが悪い夢を見てしまった。鳥の鳴き声とどんな関係があったのか・・・、ともかく寝ながら聞くのを止めた。

(本ブログ関連:”鳥 CD”)