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2024年11月23日土曜日

野鳥観察(75)、勤労感謝の日

国民の祝日「勤労感謝の日」のきょう、野鳥観察(探鳥会)へ久し振りに出かけた。というのも、月2回(土曜日)開催の前回が雨で休止になったからだ。晩秋の早朝、気温が10℃を下回る(9.7℃)中、外出するには気合がいる。

(本ブログ関連:”野鳥観察”)

セーターにジャケット(昔風にいえばジャンパー)を重ねて、防寒に努めて家を出た。南の空は青く広がり、たなびく雲は朝陽を受けて一部が茜色に染まっていた。(探鳥会の帰りには、空一面を青空となり、雲はわずかに残った)

日の出が遅くなると、フィールドの景色は薄茶色のフィルターを透したように、穏やかで豊かな色彩になる。まるでドラマチックな映画の画面のようだ。

今回も、ベテランの方から解説いただいたり、自分なりに目視とカメラで確認・整理したものから、次に記す(聞き間違いがありましたらご容赦)。
・ヒヨドリ: 観察開始早々鳴き声がして、一瞬目にしただけ。カウント*は第2位だった!
(*)「カウント」は、探鳥会終了後、副会長から配信されるメールの「記録」による
・メジロ: 小柄な3羽を目撃できた。動きが早く、カメラを構える暇さえない
・ハト: 地面にキジバトとドバトが接近して餌を探していた
・カワラヒワ: 指さされた先の樹の頂に、4羽を目撃した(以下の写真)
・モズ: 最終の集結場所近くで鳴き声を聴いたが、目撃できず
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・カルガモ: 小川に浮かぶ7羽ほどの群れを見た。カウントはその4倍近くで1位(以下の写真)
・アオサギ: いつもは1羽しか見ないのに、今回は4羽を目撃した(以下の写真)
・ダイサギ: 小川の岸辺の草むらに、隠れるようにしている1羽を見つけた(以下の写真)
・コサギ: 小川の上空を、3羽が川下へ向かって飛んで行った。カメラを構える暇さえない
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・ピラカンサ(実): (以下の写真)

公園の黄葉・紅葉
観察フィールドの公園は、今まさに黄葉・紅葉のシーズン。観察路のあちこちの樹々の葉は、黄色・紅色に染まり、一陣の風と共に舞い飛ぶ光景を目にした。


ピラカンサトキワサンザシ属
・生垣サイズ「ピラカンサ」(バラ科)の細木に、真っ赤な実がたわわに実っていて、遠目に気付くほど。会長から、和名は「たちばなもどき」で、花柄(かへい)に特徴があるとのこと(ネット情報によれば、「花序枝や花柄、萼(がく)にも軟毛が密生する」。また柑橘類の「たちばな」と違い、「もどきの実には毒性があって鳥が食べない」・・・そうだ)


カワラヒワ
・ベテランの方に指された先に、「カワラヒワ」の一群が樹の上部、風に揺れる枝にいた。上下左右にも仲間がいて、カメラを通して4羽まで確認できた。いつ飛び立つか気がかりで、うまく焦点を合わせられない。本当は、背中の模様がきちんと映れば最高だったのだが。


カルガモ(写真左)、アオサギ(写真中央)、ダイサギ(写真右)
・小川の岸辺の草に隠れてしまい、小型の「カルガモ」の姿が見つけにくい。きょう一番のカウント数だった。
・いつも1羽で川岸にじっとたたずむ「アオサギ」を、きょうは何と4羽の(もちろん1羽ずつ離れていて)見つけた。これは珍しいことだ。
・岸辺に身を隠すようにいた「ダイサギ」の姿が、何故か弱々しいのが気になった。