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2021年10月28日木曜日

(地震)茨城県南部

最近、家の中を動くとき、家具や壁に手を伝って歩いているのに気付く。家の外では、他人さまから頼りなく見えているのではないかと気兼ねしてしまう・・・というのも、先日の健康診断で検査室を移動するとき、看護師さんからフラフラするようなことはありませんかと問われた。自分の思いと違って、実際の歩行は怪しいのかもしれないと・・・何とも心もとない、そんな思いがよぎる。

朝食後、椅子の背にもたれていたとき、ぐらぐらと小さく揺するような感触がした。老化のせいで体が震えているのではと嫌な想いがした。揺れが少し続いて、やっと地震と気づく。いそいで気象庁のネット地震情報を見たが、まだ掲載されてなかった。テレビをつけると、NHKのニュース番組に地震速報の字幕が流れた。

気象庁によれば、震源は「茨城県南部」という。この地域(千葉県北部との県境を含めて)に、地震が頻発するのが気になる。最大震度は茨城県坂東市の「4」、当地の震度は「2」とのこと(体感でもそんな感じだ)。

気象庁:「震源・震度情報」(2021年10月28日09時59分発表)
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地震の発生日時: 10月28日09時55分頃
震央地名: 茨城県南部
深さ: 50km
マグニチュード: M4.6
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2021年10月26日火曜日

富士山の麓

公民館で、<火山噴火と地震による災害>について、市民向け講演会が開催されている。座学スタイルが中心で、野外を歩く(巡検する)ことがないのはありがたい。
今回は、富士山麓にある「山梨県富士山科学研究所」*へうかがい、富士火山による土砂災害や火山灰による影響、ハザードマップによる情報入手などの解説を聴講した。合わせて、同所内にある自然観察路を巡るということになり・・・勝手ながら膝の痛みを理由に、観察巡りからはずさせていただいた。このような緑奥深い環境で、軽快に歩けたらどんなに素晴らしかっただろうとくやんだ。
(*)山梨県富士山科学研究所: https://www.mfri.pref.yamanashi.jp/


ところで、公民館からバスに乗って研究施設へ向かう途中、昨日の雨に濡れた山々の山腹から朝陽に照らされた白雲が沸きあがっているのが見えた。神仙風にいえば、山自身が雲を産む光景かもしれない。朝のいっとき、貴重な情景を見ることができた。

(本ブログ関連: ”山 雲 石”)



また、研究施設に近づくにしたがい、真っ白に冠雪した富士が姿をあらわした。バスの車内で、その雄姿を撮ろうとみながカメラ(あるいはスマホ)を向けた。わたしにしても、このような雪化粧した富士山を間近に見た記憶がない・・・講演の始め、研究員の方から、晴天のもと白冠雪の富士の姿を眺めることができるのは、この時期に貴重だと語られた。


2021年10月23日土曜日

霜降 2021、野鳥観察(23)

二十四節気の「霜降(そうこう)」、<霜>が降り始めるころという。きのうは、最高気温が13.5℃(平年12月の平均最高気温は12.2℃)で思いっきり冷えた。そんなわけでメディアは、今年は春・夏の次に秋がなく、いきなり冬だと冗談っぽく語ったりする。きょうは、持ち直して最高気温が19.3℃になった。20℃を切ったとはいえ心地よい一日だった。これから行きつ戻りつしながら、冬が迫って来るのだろう。

(本ブログ関連:”霜降”)

ところで、気象庁(福岡管区気象台)は先日(10/20)、阿蘇山で「11時43分頃、噴火が発生しました。」と報じた。テレビは阿蘇山噴火の映像をすばやく放送した。その後も、山麓の街の道路や駐車の車のボンネットの上に火山灰が薄く積もっている様子を紹介した。こちらは火山灰であり、<霜>のように溶けてはくれない・・・シャレにならない。

さて、今朝の探鳥会に参加した。前回(10/2)以来の間、主に植物を対象にした自然観察会が2度催されたがいずれも欠席している。雨を言い訳にするも、膝の按配がよくないせいもあった。しかし今回は出かけてみようと思った。
いつものように集合場所に到着して、会員の方々とひとしきり世間話(膝の治療もふくめて話題に)して開始を待った。さあ出発と、ゆるい斜面の小道を歩き始めたとき、急に自信を無くした。やっぱり膝が痛む。苦やしいながら言いわけするように断念を伝えた。

帰り道、畑地の一画に丈の低い「ヒマワリ(向日葵、ひまわり)」が植え付けられていた。鑑賞用なのか、今どき不思議な感じがした。朝陽を受けて大方は私に背を向け咲いていたが、明るい黄色の花が眩しくて、気分を和らげてくれた。


(本ブログ関連:”ヒマワリ”)

2021年10月21日木曜日

(地震)東海道南方沖

このところ雨を口実に、自然観察会などへの参加をはばかっている。本当は、膝の痛みがまさっているのだが。きょうも地元の整形外科医院で診てもらい、膝に溜まった水を注射で抜いてもらう。これも歳のせい。

歳をとると、あちこちにひずみが出る。他人事と思っていたものがわが身にも起こる。あらがいたいが、こればかりはどうしようもない。せめて身ぎれいにしておきたいもの。

今の時代、野良犬を身近に見ることはない。子どものころ、家から遠くにあった貯水池の野原に犬の死骸がよく捨てられていた。どこから骨になり始めるかを知っている。あるいは、衰えた野犬を見ることもあった。彼らの毛並みは、使い古された蓑(みの)傘のようでボサボサで哀れだった。そんな生き物の姿を、わたしの世代は間近に見た経験がある。なぜか、それを思い出す。

ところで、夕方ゆらりとした。気象庁の地震速報によると、当地の震度は(体感と同様の)「1」だった。震源(東京の島嶼部、伊豆諸島南部にある青ヶ島の南西)の深さは380kmだが、揺れが関東・東北南部に偏っているのが気になる。最近、深いところで発生する地震(深発地震)に遇うが、気のせいだろうか。

(本ブログ関連:”深発地震”)

気象庁: 震源・震度情報(2021年10月21日17時43分発表)
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地震の発生日時: 10月21日17時37分頃
震央地名: 東海道南方沖
深さ: 380km
マグニチュード: M5.8
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2021年10月8日金曜日

寒露 2021、自然観察園

二十四節気の「寒露(かんろ)」だ。”かんろ”の音から、小魚を甘く煮つけて黒い照りが特徴の「甘露煮(かんろに)」とか、むかし懐かしい薄茶色した飴玉の「カンロ飴」を思い出すが、二十四節気の寒露は、寒さが押し寄せる気配をしめすもの。
晩秋にいたり気温が下がりつつあるが、強い寒気にさらされることもなく、ここ数日、半袖姿で外出したりするくらい。

(本ブログ関連:”寒露”)

きょう、明るい日射しに誘われて公園併設の自然観察園へ出かけた。運動不足で弱った膝のリハビリを兼ねてのこと。いったん動き出せば問題なく・・・滑らかに歩を進める。直射日光を避けるようにして木陰を探す。次第に額に汗がにじんでくる。

観察センターで配布の今月の「花だより」を片手に、木の実や花を中心に探した。

コムラサキ(樹):
以前この実についてブログに記したが、写真に撮ってなかった。

ガマズミ(樹):
この実も以前ブログに記したが、写真に撮っていなかった・・・。

クサギ(樹):
この実について以前ブログに記している。

ミズヒキ(草): 
この花について以前ブログに記している。

ホトトギス(草):
花弁に紫色の斑点を散らした、一見カモフラージュ風の姿に異様さを感じるが、それが鳥のホトトギスの胸の模様に似ている(Wikipediaによる)といわれても戸惑うばかり。迷彩風の斑点模様が、花弁の色・形は異なるが「ヒオウギ」と似た感じがする。
キンモクセイ(樹):
公園の門(オートバイなど進入防止柵を設けている)の脇に一本立っていて、オレンジ色の小さな花を群れ咲かせている。花の香りが特徴的でポピュラーな花だけに、以前ブログに何度か記している。今回、マスクをしていたので、香気を感じることはなかったけれど・・・。

2021年10月7日木曜日

(地震)千葉県北西部

夜分Youtube*で、神戸市内の民家を覆いかぶさる巨木の伐採を見ていた。まるでパズルのようにチェーンソウを巧みに使って、枝や幹を切断していく。それらが直下の屋根に落ちないよう、ロープを巻き付けて地上と連携しながら吊りおろすのだ。息がつまる展開がつづく。終盤にさしかかったとき、いきなり縦揺れの地震に襲われた。
(*)大木の特殊伐採: https://www.youtube.com/watch?v=vr7ipZxKB7Q

いつもと違う、来たのか? やばいと慌てる。

(本ブログ関連:”地震”)

携帯電話から地震発生の緊急情報発信の音声が聞こえてきた。ますます不安になる。幸いなことに家具が倒れることなく、短い時間で揺れはおさまった。
いそいでテレビをつける。千葉市方面を震源にした画像が映っていた。

ネットで、気象庁の緊急地震速報を閲覧したところ、当地の震度は「4」とのこと・・・短時間ではあったが、まさに体感の通りだった。
(追記)今回の都心での震度「5強」は、2011年「東日本大震災」以来とのこと。

気象庁「震源・震度情報 2報」(2021年10月07日22時50分発表)
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地震の発生日時: 10月07日22時41分頃
震央地名: 千葉県北西部
深さ: 80km
マグニチュード: M6.1
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揺れが続くことなく一息付けそうと判断したわたしは、何と、中断した上記Youtube映像を再び見始めたのだ。いまブログに記しながら、何をやっているやらと自問してしまう・・・。

とりあえず、ことが大きくならずホッとしている。

2021年10月2日土曜日

野鳥観察(22)

公園を巡る野鳥観察(探鳥)会は、新型コロナウィルスの「緊急事態宣言」下でも雨天を除き、ほぼ月2回実施されてきた。昨年8月末に入会して以来ほぼ出席してきた。今回で22回目になる。

昨日の雨空とうって変わって、きょうはすっかり晴れ上がり朝陽がまぶしい。とはいえ、路肩に雨のシミがまだ残っていたり、民家に駐車の車の表面がうすく露で覆われていたりして少々ひんやりする。そんな中も、初心者の謙虚さを忘れず元気に出かけたのだが・・・(相変わらず右膝に鈍痛がある)。

今回は十分な実視というか確認もできず、情けない結果に終わった。
・メジロ: さっと飛んでいくのを指し示された・・・
・カワラバト(ドバト): 大群が白い腹に朝陽を受けながら飛ぶ姿を見た
・モズ: 鳴き声を教えてもらうも・・・
・シジュウカラ: 鳴き声を教えてもらうも・・・
・ヒヨドリ: 鳴き声を教えてもらうも・・・
・コゲラ: ウワサを聞く(小さな観察者はしっかり見つけていた)
・カルガモ:3羽が小川で泳ぐのを見る(別の公園でヒナを見かけたという話を聞く)
・アオサギ: カルガモたちの上を「グワッ」といいながら飛んで行った

本日の教訓
自然観察に「あまり関心を広げ過ぎないこと」というベテランの方の金言である。最近、野鳥も野草も樹木もと、観察会があれば見境なく参加しているが、収受が付かなくなっている。外歩きの健康のためと、いいわけもあるのだが。

2021年10月1日金曜日

今年も残り4分の1

新型コロナウィルスに対する「緊急事態宣言」が、第5波の収束をもってようやく昨日(9月30日)解除された。わたしは、すでに(6,7月に)2度のワクチン接種していたので、わが身への不安はわずかだが、世間もひと息ついたようだ。

(本ブログ関連:”コロナウィルス”)

COVID-19 Dashboard

昨年末からずっと続いてきた新型コロナウィルスの騒動が沈静化して、ふと気付けば今や年末へまっしぐら。これからハロウィン、クリスマス、年賀状作り、そして大晦日へ・・・。テレビじゃ正月のお節料理の予約広告がたけなわ。

10月初日のきょう、数えてみれば年末まで3か月しかない。一年の4分の3が終わっているのだ。毎年、一年をリンゴの実に例えてどれくらい食ってしまったかを見る。わずか4分の1しかないのに驚く。

(付記)
先日(9/26)、玉川上水の2つの橋をはさんだ両岸の緑道を観察する会に参加した。あいにく膝が痛く、みなに追いつくのに難儀した。帰宅して直ぐにブログに記すことができなかったので、タイムスタンプを調整して当日付で登録している。

(本ブログ関連:”玉川上水緑道観察会”)