正月にあたって、官庁は「御用納め(仕事納め)」の12/28から翌年1/3までを正月休みとし、1/4を「御用始め(仕事始め)」としたことから、一般企業も1/4に仕事を再開している。今年は、きょう(1/4)が土曜日なので正月休みにつながって、来週月曜日(1/6)から本格始動することになる。
ところで、海外は正月休みをどうしているのだろう。太陽暦の1/1を新年行事とする日本と違い、キリスト教、イスラム教、ユダヤ教などの国々では宗教的な新年が個別にある。カレンダー上の1/1は、単なる区切りでしかないようだ。
宗教的新年を持つ、日本在住の外国人(観光客ではない)にとって、日本の正月行事はどのように見えているのだろうか。感想を知りたいものだ。
わたしたちは、年末に家族団らんの「クリスマス(イブ)」を楽しみ ⇒ 大晦日の夜に寺院の「除夜の鐘」を聞き ⇒ 年始に神社へ「初詣」するといった行事がつづく。日常、宗教的な区別なんて意識していない。
子どものころ、田舎から訪れた祖母が、毎朝、東の空に輝く太陽に向かって両手を合わせて祈っていたのを覚えている。お天道様への祈りこそ、日本人の信仰の原点かもしれないと思う。