暦は「大寒」ながら、今日はゆるりと暖かいようで、孫も寝起きがご機嫌よく、日中散歩の足を少し遠くに伸ばすとのメールをいただく。
この「大寒(대한)」については、中都日報(중도일보)の「節気の話」(1/20)の中で、アン論説委員が次のよう解説されている。大寒は一年の終わり、二十四節気の最後の節気であること。それにまつわる食事や、次の節気「立春」前日の豆まきで年の終わり感じること、そして寒さに耐える梅などを縷々述べられている。
豆まきといえば、孫が父親の鬼の仮面にチョップしている、いい具合の写真がメールに添付されていた。それに、昨日公園で、一部花開いた梅を見てきたと、頭の中で話をつなげる。
(付記)
「東国歳時記」(洪錫謨 著)、十二月の「臘享」の項によれば、「李朝においては、冬至から第三番目の未(ひつじ)の日を臘日と定め、宗廟、社稷で大祭がおこなわれる。」と記されており、臘日は明日に相当する。
※「臘(납)」について、Wikippediaに「つなぎあわせる」の意と説明している。
ところで広辞苑では、「臘」を「①冬至の後、第3の戌(いぬ)の日に行う祭。猟の獲物を先祖百神に供える ②年の暮れ、陰暦12月の異称、・・・」と記している。「東国歳時記」にある未(ひつじ)と、戌(いぬ)の違いがある。
(追記)
asahi.comの記事(1/20、20:53)によれば、「東京都心でも平年より7.8度高い17.3度と4月上旬並みの暖かさ」だったとのこと。