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2016年9月12日月曜日

秋の景色

小学校の垣根の下側を、腰を曲げるようにして覗き、携帯電話のカメラで写真を撮っているおじさんがいた。何ごとかと見ると、おじさんの足元に真っ赤な花弁を冠した「曼珠沙華(ヒガンバナ)」が4、5本密集していた。この時期、もう曼珠沙華が咲いているのかと驚く。

秋にはいつも、行ってみようと思いながら果たせないことがある。秋らしい景色巡りだ。「高尾山」のケーブルカーの急傾斜の線路を囲むように続く紅葉(もみじ)は、いささか人工的ながらも豪華だ。また、西武線高麗駅そばにある「巾着田」に広がる曼珠沙華の花々は、一種宗教的であり、幻想的ですらある。

欧米の秋の景色に黄葉はあっても、日本の紅葉の独特な美しさはないという。緑に黄が色づいた木の葉に、紅色が加わると、躍動感が出て、きらびやかさが増すというもの。山の斜面を曲がりくねりながら、向かいの斜面の色づきの変化を楽しむのも秋ならではである。

毎年、巾着田で催される「曼珠沙華まつり」は、今年は9月17日(土)から10月2日(日)までとのこと。曼珠沙華の紅蓮の色に、女性の深い情念のようなものも感じることがある。しかしながら、女性からそんなものをいただいたことがないのが残念である。