きのう、ウルトラマンの仮面を孫にお土産したとき、バルタン星人について話したが、余り気乗りしないで、孫は仮面をつけて部屋中駆け回った。それに、シルヴィ・ヴァルタンと言っても・・・。
60年代後半からのフレンチポップの流行で、シルヴィ・ヴァルタンはその代表だった。ちょっと目尻が上がって、ひかれるものがあり、母親がハンガリー人だそうで、もしかして膠着語の仲間として・・・東洋の遺伝子があるのかも・・・そんな雰囲気だった。
シルヴィ・ヴァルタンとバルタン星人のネーミングの関係は、Wikipediaによれば、どうやら勘違いとのこと・・・信じていたのだが。
さて、60年代のフレンチポップで、記憶にある(女性)歌手を列記する。
・シルヴィ・ヴァルタン(Sylvie Vartan、1944年~) 「あなたのとりこ(Irresistiblement)」(1968年、日本1970年)
・ダニエル・ビダル(Danièle Vidal、1952年~) 「天使のらくがき(Aime ceux qui t'aiment)」(1969年)
・フランス・ギャル(France Gall、1947年~) 「夢みるシャンソン人形(Poupee de Cire Poupee de Son)」(1965年)
・マージョリー・ノエル(Marjorie Noel、1945年~) 「そよ風にのって(Dans le même wagon)」(1965年)
ところで当時、カンツォーネブームもあり、イタリア(女性)歌手も音楽界で競っていた。
何といっても、ジリオラ・チンクエッティ(Gigliola Cinquetti、1947年~)だろう。16歳の彼女が、1964年のサンレモ音楽祭で 「夢みる想い(Non ho l'eta)」を歌って優勝したときの映像をみれば、まさに昭和の香りがする。イタリアの吉永小百合のイメージだ。