5月初のゴールデンウィーク連休中は、「イディッシュ語教室」も休講した。その間、自分なりにやったことといえば僅か。イディッシュ語教材の音声を、PCフリーソフトの(MP3プレイヤー)「聞々ハヤえもん」で聴いて、大声で発声したことくらい。速度調整できるおかげで、もつれた舌が音声とシンクロし始めるとうれしくなった・・・それくらいなのだ。
休みで揮発した記憶力と緩んだ気持ちを立て直したく、今日も「イディッシュ語教室」に通った。(地下鉄で通うため、地上に出れば雨上がりで、雷雨を知らず教室にたどりついた)
(本ブログ関連:”春期イディッシュ語 2018”、”イディッシュ語”)
授業にいつも工夫いただき、みなで楽しく学習することができた。感謝。
① 今回も「イディッシュの歌」を、歌詞を解釈しながら歌った。
①-1.「Yome Yome(יאמע יאמע)」:フォークソング「ベニーちゃん、ベニーちゃん」の欲しいもの。
・前回授業で解釈したものを再確認した。
①-2.「Sleep, my Child(son)(שלאָף מיין קינד)」:ショーレム・アレイヘム作詞の子守歌「眠れわが子よ」。
・前回授業で紹介(前触れ)されたものを解釈した。
・ニューヨークに単身滞在中の S.アレイヘムが、遠くの妻を通じてわが子を想う。
・アメリカはいいところだよ・・・と。
② 現代のイディッシュたちは、その出身に応じてローマ字やキリル文字転写も活用しているようだ。
③ 受講者が日頃使用している、オンラインのイディッシュ語辞書やツールについて互いに紹介した。
先生から、大学での「イディッシュ語」の授業で、学生たちが共同で課題に取り組んでいると紹介があった。若い好奇心がうらやましく、彼らの成果を知りたいと思った。