映画好きのもう一人の息子と、有楽町マリオンのTOHOシネマズで3D映画「トロン レガシー」を見る。
3D映画は、<遠近両用メガネ>ではなくて、<遠用(常用)メガネ>で見るべきことを経験した。
前回、3D映画「AVATOR」のときと違い、今回は<遠近両用メガネ>の上に3D専用メガネを被せて見た。この組み合わせは見にくいのだ。スクリーン映像は3Dでも、スクリーン下側の字幕がかすんでしまい、姿勢やメガネの角度を変えたり試してみたが・・・。3D映画は、<遠用(常用)メガネ>で見るべきである。
それから、3D専用メガネの特性で、視界がどうしても暗やむ。映画「トロン レガシー」は、アクション、ゲーム・シーンなどの映像が暗く撮られていて、ダブルで暗くなる。
また、この映画は全編3Dで構成されているわけではなく、2D映像が随所に挿入されているので、そんなとき、3D専用メガネを外して見てしまう。ラストに、太陽とはどんなものかとたずねた女性(クオラ)を乗せて、主人公(サム・フリン)がオートバイで走るシーンは、2D映像そのものだった。3D専用メガネを外したことはいうまでもない。太陽の光りを浴びて、明るい現実世界に来たクオラを見たいではないか。
プログラム世界(グリッド)のゲーム・シーンで走るライト・サイクルのデザインは、シド・ミードのデザインを継承しているものだろう。前作「トロン」と同様、この車がなくてはトロン映画とはいえない重要なアイコンである。
作品は、父親との再会、父の化身との闘い、悪の集団の制圧、世界の救済、そして愛するものの獲得という神話的物語要素がちりばめられている。
(本ブログ関連:”AVATAR”、”シド・ミード”)