昔、オリンピックの体操競技で、「吊り輪」と「鞍馬」だけは日本選手にとって欧米選手との得点差が大きかった。「吊り輪」と「鞍馬」に必要な強靭な筋力と、(もしかしたら)体型が違っていたのかもしれない。
まして陸上競技ともなれば、その差は歴然としていた。今回のリオデジャネイロ・オリンピック「男子400mリレー」で、日本チームが”銀メダル”を獲得したのに驚く。
このニュースを聞いたとき、最初、実感が湧かなかった。考えてみれば、北京大会(2008年)で、”銅”メダルを獲得しており、北京、ロンドン、リオデジャネイロと大会を経て達成したことになる。そうなると、”金”も夢ではないなと妄想が膨らむ。
(今は、トラック競技はアフリカ系が台頭し先導している・・・厳しさは増すばかり)
NHKニュースの記事、「陸上男子400mリレーで日本が銀メダル」(8/20)は、オリンピック陸上での日本のメダル史を次のように紹介している。(抜粋)
(ところで、今日現在、日本の金メダルで女子が獲得したのは、7/12である・・・女性はやっぱり強い)
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・リオデジャネイロオリンピック、陸上の男子400メートルリレーは19日、決勝が行われ、日本は37秒60のアジア新記録で2位となり、銀メダルを獲得しました。
(略)
陸上でのメダル獲得 前回までに23個
・陸上は日本が初めてオリンピックに参加した1912年のストックホルム大会で唯一、出場した競技です。
・1928年のアムステルダム大会では、三段跳びで織田幹雄さんが、すべての競技を通じて日本選手として最初の金メダルを獲得しました。以後、日本の陸上界は三段跳びや走り幅跳び、棒高跳びなどのフィールド種目を得意とし、1936年のベルリン大会までの間に13のメダルを取りました。その後、日本の陸上選手はしばらくメダルから遠ざかりましたが、1960年代以降はマラソンを中心としてメダルを増やし、前回、ロンドン大会までに合わせて23のメダルを獲得しています。しかし、男子のトラック種目は、これまでは北京大会の男子400メートルリレーの銅メダルが最高でした。
・今回の男子400メートルリレーの銀メダルは、1928年のアムステルダム大会女子800メートルで銀メダルを獲得した人見絹枝さん以来、実に88年ぶり2回目の快挙で、男子では初めてです。
(略)
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(Youtubeに登録のNHKに感謝)