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2025年1月25日土曜日

野鳥観察(77)【探鳥会の公式100回目のフィールドワーク】

今年第2回目の野鳥観察(「早朝探鳥会」)の朝、初回(1/4)を欠席しただけに、何としても参加せねばと夜明け前から出かける準備に怠りない。「自然観察会」の小会とはいえ、この探鳥会は、きょうで公式100回目を迎える。・・・私としては、途中参加して(欠席などもあって)77回目にあたる。

(本ブログ関連:”野鳥観察”)

曇り空のもと門を出たとき、路地が真っ黒に濡れているのを見た。一部に水溜まりさえあって少々戸惑う。未明に雨が降ったのを全く気付いていなかったからだ。雨音には敏感なはずなのに。

集合場所にいつものように参加者が集合したし、フィールドの途中に追い着いた方々もいた。探鳥会は無事、100回目を成就した。
ー 集合場所の手前にある橋から、小川にカルガモ(2羽)と、浅瀬を歩く水鳥(逆光でよくわからない)が見えたが・・・果たして何(クイナ、ソイサギ、バン)?。

今回も、ベテランの方から解説いただいたり、自分なりに目視とカメラで確認・整理したものから、次に記す(聞き間違いがありましたらご容赦)。
・ヒヨ(ヒヨドリ): フィールド入口の木立に、鳴き声が響く
・アオゲラ: 指差された先に姿を見る(うれしくて内心祭り状態・・・写真は下記の通り)
・ムクドリ: 一羽、遠くの幹を這うように舞い上がるのが見えた。不思議な光景がした
・シジュウカラ: 「ジュクジュク」という鳴き声がする。彼らは多様多彩の発声をする
・メジロ: 一株のツバキに10数羽が群がりせわしく出入りした(写真に彼らは見つからず)
・モズ: 尾羽をふりふりする後ろ姿をみた。特徴的なくちばしが見えないと判別に苦心する
・カワセミ: 子ども会員に教えてもらった先に見る(写真は下記の通り)
・シジュウカラ: こちらも、一本の木に群らがり出たり入ったりして、なかなかせわしい
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・カルガモ:(下記写真の通り)
・トモエガモ: (下記写真の通り)口ばしの基部に白い斑紋がある、雌鳥(雄鳥は不在)
・アオサギ: (下記写真の通り)
・ダイサギ: (下記写真の通り)珍しくじっと動かないでいた
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・サクラ: サクラの苗園に、2~3輪の花を咲かせたものが2株ほどあった
・ソシンロウバイ: ソシンロウバイの苗園は、今を盛りに黄色に染まっていた
    ー ロウバイの改良(園芸品種)に「素心ロウバイ」、「満月ロウバイ」がある(会長)

(参考)公園外周路の「ツバキ」、園内の「カンツバキ」が花を散らせていた
    ー サザンカ: 10月頃~12月頃までが最盛期(花弁が1枚ごと散る)
    ー カンツバキ: 11月頃~3月頃まで(花弁がバラバラに散る)
    ツバキ: 12月頃~4月頃まで(花が丸ごと落ちる)

アオゲラ(写真左)、カワセミ(写真右)
せっかくのチャンスだっただけに、ぼけぼけの写真になったのは残念だけれど、心眼をこらして眺めたい・・・敢えて載せる。
・木立の奥に、「アオゲラ」 の姿を教えてもらった。手前の枝に焦点が当たってうまく撮れてないが、とにかく目視できたのは間違いない・・・「コゲラ」には何度かお目にかかっているが、アオゲラは久し振り。
(追記)後日(1/30)、ベテランの方が撮影したアオゲラの写真を送られてきた・・・それはないでしょ、すご過ぎる。
・小学生の会員が指差した先の水門の鉄柵に「カワセミ」がとまっていた。瑠璃色の背をみせているのが、ぼんやりだが分かる。こちらも手前の枯れ草に焦点が当たってしまった。



カルガモ(写真左)、トモエガモ(写真中央左)、アオサギ(写真中央右)、ダイサギ(写真右)
・とにかくたくさんの「カルガモ」が小川に浮かんでいた。水中に頭を突っ込みエサを探すものもいる。
・カルガモの一団に、「トモエガモ」の雌が混じっていた。彼女にとって安住の地が見つかったのだろう。(この小川では、カルガモと「マガモ」の交雑と思われる「マルガモ」の雄の姿を見かける)
・いつものように孤高を保って立つ「アオサギ」が悠然としたたたずまいを見せてくれる。
・いつもは少しせわしい「ダイサギ」が、きょうは珍しくじっとしていた。