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2019年8月2日金曜日

ヤブラン(藪蘭)

分かっていても暑い。昼過ぎ街に出れば、熱射でじりじり焼かれる気がする。家にいて、クーラーで涼んでいた方がよっぽどましだったのにと躊躇する。今日の東京都心の最高気温は、35.1℃(13:26)だった。ここ数日を見ると次の通り。

7/24 31.6℃
7/25 32.4℃
7/26 33.1℃
7/27 31.4℃
7/28 32.3℃
7/29 33.7℃
7/30 33.6℃
7/31 34.6℃
8/01 35.0℃
8/02 35.1℃

東京都心の最高気温は、「夏日」(最高気温が25℃以上の日)は別にして、7/24から「真夏日」(最高気温が30℃以上の日)が連続し、ついに昨日、今日は「猛暑日」(最高気温が35℃以上の日)となった。すこしも緩まる気配がない。

その足で、久し振りに「自然観察園」を訪れて、8月初の草花を観察した。こちらも人影はまばらで、セミの鳴き声だけが聞こえてくる。それにしても、いずれの公園もセミの鳴く場所が限定的なのが気になる。子どものころは、セミは処かまわずあちこちで鳴いていたものだ。

(本ブログ関連:”自然観察園”)


自然観察園の扉を開けて入れば、すぐに淡紫色の「ヤブラン(藪蘭)」の花(写真)を目にする。意外と場所をかまわず咲いているようだ。公園発行のリーフレット「初夏~夏の草花」に次のような解説がある。
「葉は長く、幅は約1cm、花の大きさは約0.6cm、8~10月にうすむらさき色の花がさきます。花は棒のような形に集まって、葉よりも上にのびます。日かげでもよく育ち、林の中で多く見られます」

このヤブランと同じキジカクシ科に属し、花弁も同じ淡紫色ながら、花の大きさが全然違う「コバギボウシ(小葉擬宝珠)」も咲いていた。落ち着いた姿形は、どちらかいえば野趣に富んでいる気がする。

このほか、中華の色感が濃い淡紅色の「シュウカイドウ秋海棠)」、野に置いてこそ可憐といえそうな白色で小粒の「ユウガギク(柚香菊)」など観察した。

2019年8月1日木曜日

日時計

予想はしたが、昼過ぎに外出するとうだるような暑さだった。まるで、湯船に浸かったような熱さ・暑さにくるまれたよう。さすがに街は人影がまばら。みな暑さを嫌って外出を控えたのだろうか。

その足で公園を訪ねてみると、やはり人っ子ひとりいない・・・は大袈裟にしても、太陽ががんがんに照りつける原っぱで日光浴している若者がちらりほらり。いつもの、幼児連れの家族の姿がとんとないのだから。こんな日に来ればたちまちに日射病(熱中症)になりかねない。

いつもなら、いろいろな遊具のある遊び場に子どもたちが集まってくるのだが。歓声もない静まり返った遊び場の近くに、白いコンクリート製の「日時計」が置かれている。もちろんここも静まり返っている。いわゆる「赤道式日時計」のようだ。

(本ブログ関連:”日時計”)

昨年のブログに、この日時計について記したことがある。5月の末頃のことだった。日時計は16時ごろを指していた。今回は、写真のように、白い矢印の先に右下に落ちる薄い影が見える。15時ちょうど指していることになる。実際、携帯電話で正確な時刻を確認すると、14:59だった。日時計が意外なほど正確なのに驚かされる。

2019年7月31日水曜日

かくて7月も終わる

7月が今日で終わる。半年をとっくに過ぎ、一年を通じて 12分の7というのも中途半端だが。

昨日(7/30)、「模写」をテーマにした美術展を見て、何かを表現したい気がしてきた。

模写とは、画材や技法を通じて、原画(現作者)に遡ることだろう。

其処までいかなくとも、原画の息遣いに少しでも触れればと思う。

2019年7月30日火曜日

美術展「模写 ー 西洋絵画の輝き」

野川に沿った国分寺崖線の「はけ(崖)」のもとに小さな美術館がある。ここは、今回もそうだが、地方の美術館と連携して、個性的な美術展を開催(巡回)することがあるようだ。以前、イギリス絵画展「風景への視線」を鑑賞したことがある。

(本ブログ関連:”野川”)

今回は「模写ー西洋絵画の輝き」というタイトルで、イタリアおよび北方ルネッサンスやロシアのイコン画を中心に、模写した作品が展示された。しかも、原画が作成された当時の画材・技法を踏襲することにある。

(本ブログ関連:”北方ルネッサンス”)

1階の展示室で目に飛び込んできたのは、ヤン・ファン・エイクの「アルノルフィーニ夫妻の肖像」の新婦図像部分だ。どこまで目を凝らしても精緻である。修復を踏まえた、原画の画材や技法にそった模写の技術の凄さを知る。まさに、模写とは原画を「材質」から忠実に再現することにあるようだ。
油絵具を開発したヤン・ファン・エイクの時代は、「テンペラ技法」から油絵の過渡期であった。今回の美術展は、テンペラの技法を中心に据えており、彼の他作品および同時代の画家たちのテンペラ技法による絵画の模写も展示されている。

こちらも油絵による模写だが、ピーター・ブリューゲル(父)の「鳥罠のある冬景色」も、目を皿にして細部(筆致)を眺めた。模写の取り組みが感じられてくる。そして絵画の見方が一層深まったような気がした。

(本ブログ関連:”ピーター・ブリューゲル”)

2019年7月29日月曜日

梅雨明け 2019

一昨日になって、中部地方に上陸した台風6号は熱帯低気圧に変わった。それでも、今日の東京に雨などの影響を心配したが、昼間はからりと夏晴れだった。日経新聞の記事*「関東梅雨明け、昨年より30日遅く 岩手など猛暑日に」(7/29 8:21、11:04更新)は、遅めの「梅雨明け」を次のように報じた。(抜粋)
(*)記事: https://www.nikkei.com/article/DGXMZO47897040Z20C19A7MM0000/

(本ブログ関連:”梅雨明け”、”梅雨入り”)

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・気象庁は29日、関東甲信地方梅雨明けしたとみられると発表した。統計開始以降最も早かった昨年より30日遅く平年より8日遅かった

東京都心も33度**まで気温が上がった。湿った空気が入り込む影響で大気が不安定になり、日中は局地的に雷を伴った激しい雷雨となるところもありそうだ。
(**)東京都心の最高気温: 33.7℃(12:23)

・今年の梅雨は東日本や北日本の太平洋側を中心に日照時間が短く、記録的な「梅雨寒」となっていたが、気象庁は一転して東、西日本で8月2日ごろにかけて、北日本で30日から8月3日ごろにかけて気温が高くなると予想猛暑日の地点も出てくるとして、熱中症などの健康管理や農作物の管理に注意を呼びかけている。
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今年の梅雨は、長雨、梅雨寒といった雨模様にもてあそばれた感がある。それに加えて、テレビの気象解説で、スパコンを使った雨雲の予報アニメを見て、わたしら素人は情報以上の先読みをしてしまいがち。確度の高い場合を除いて、一般向け早々情報を提供するのはどうだろうか・・・まさに素人のわたしがそういうのだから。(素人は、専門家の小出しの知識を針小棒大に振りまわす傾向がある)

ところで、夜半になって雨が降りだした。上記の気象庁の解説通りになったようだ。打ち水効果とでもいうべきか、エアコンが急に効きだした。

2019年7月28日日曜日

台風6号 熱帯低気圧に

昨夜来の今朝方、夢うつつの中で雨音がしたような気がした。しかも今日は、台風6号*の影響があって雨降りが予想されていた・・・はずだったが。
(*)台風:「7月27日午後3時、台風6号は熱帯低気圧に変わった」(tenki.jp、7/27

それがどうだ、昼間、公園に出かけてみればカラカラに乾いて、陽射しは強い。東京の天気予報で報じられた台風がもたらすだろう雨の気配はまったくない。
(ここ3連日、東京の最高気温は28℃台だったが、今日は32.3℃[12:37]を記録した)

今日の公園の上空には、高層雲が渦巻いていた。高層雲が見られるとき、これから天気に変化をもたらす兆しともいうが。

台風は、熱帯低気圧にかわったという。現在、関西地域を覆っている熱帯低気圧の雨雲は、次第に東に移動して関東地域に影響を与えるだろうというけれど・・・素人判断では、明日は晴れに違いないと思いたい。

2019年7月27日土曜日

土用の丑の日

今日は「土用の丑(うし)」の日。ちなみに、「土用」は、四季の始まる「四立(立春、立夏、立秋、立冬)」の直前の約18日間をさす。そして、土用の中で今日は、昨日が「甲子(きのえね)」だったので、次の「子(ね)」⇒  「丑(うし)」となる。

(本ブログ関連:”土用の丑”)

そろそろ「立秋」(8/8)。夏の暑さで中だるみだろうから元気を付けようと、コピーライターの平賀源内は「鰻の蒲焼」を歌い文句にした。美味い香りに条件反射して、一種強迫観念におちてしまい、この時期だれもが鰻の蒲焼屋を訪ねることになる。

(本ブログ関連:”蒲焼”)

それにしても暑い。天気予報で今日の東京は、台風の影響で不安定さをいわれていた・・・と思っていたが、どうやら明日にずれ込んだようだ。結果、月曜から本格的な熱暑が続き、「梅雨明け」になるようだ。

来週末、鰻の蒲焼を食いに行こうかと思っている。

2019年7月26日金曜日

甲子(きのえね)

今日の「日めくりカレンダー」に「甲子(きのえね)」とある。ものごとの循環に、「十干(じっかん)」、「十二支(じゅうにし)」で定める考え方がある。それぞれの、10と12の最小公倍数は 60となり、この60通りの組み合わせで一巡するサイクルができあがる。

60通りのサイクルの最初に当たるのが「甲+子」の「甲子」。一年365日を60日で割れば、年に6回、「甲子」となる日を迎える。今日は、今年の4回目の「甲子」にあたる。

夏の高校野球の予選で最近話題が多い。選手の才能を温存するという、みなが気に掛ける時代になった。高校球児の夢である、全国大会の球場が存在する場所を「甲子園」という。その地名の由来について、Wikipediaは次のように記している。
「1924年、七番町の西側(旧枝川・旧申川の分流点あたり)に現在の阪神甲子園球場となる大運動場が開設された。その年が干支でいう甲子(きのえね)の年であったことから、このとき一帯が『甲子園』と名付けられた。」

野球の競技について熱心でないが、子どものころに草野球をした経験があるため、いったんテレビ画面で試合を観戦するとついつい見入ってしまう。これは、相撲と同様、やったことあるものには思わず力が入ってしまう。

2019年7月25日木曜日

勘違い

子どものころに勘違いした言葉がある。ラジオを上の空で聞いて、間違えたのかもしれない。それは暫らく尾を引いた。

・事故で電車が「ふつう」になる: 不通 ⇒ 普通、みんな各駅停車になるのかな?

・事件について「あらての~」: 新手 ⇒ 荒手、ずいぶん乱暴なことをするのかな?

・髪を「白髪染め」すること: 白髪を染料で隠す ⇒ わざわざ白髪色に染めるのかな?

思い出すのはこれくらいだが、他にいくつかあるだろう。思い出すたび追加したい。

・(追加)

2019年7月24日水曜日

石川町立「歴史民俗資料館」(鉱物標本見学)

久し振りに始発電車に乗る。鉱物仲間と福島県石川町にある「歴史民俗資料館」*を訪れ、展示の鉱物標本を見学しようというのだ。平日なれば、早朝の電車は混み合うこともなく快適に待ち合わせの駅へ進んだ。

(*)歴史民俗資料館: http://www.town.ishikawa.fukushima.jp/admin/material/

自宅から集合駅までは、多少の曇り空であったが雨の心配はしなかった。ところが鉱物仲間の車に同乗して、石川町に着くまでの間、天気の変化は目まぐるしいものだった。からっと晴れたかと思えば、土砂降りの雨に車体が打たれる、驚くほどの変転振り・・・幸い、石川町に着いて見れば快晴の空だった。

町役場で、歴史民俗資料館の場所を親切に教えていただき、同館へ到着。(昔、事前確認が足りず、休館だったときの正面玄関を思い出す、あのときのまま)

玄関受付で手続きを済ませ、スリッパに履き替えて入館、1,2階にある、石川町産の「ペグマタイト鉱物」をじっくり見学する。とにかく結晶が大きいのだ、そして美しい。水晶、鉄磐柘榴石、鉄電気石、緑柱石、そして普段、馴染みのない鉱物がずらりと並んでいた。石川町産出の「石川石」(柴田雄次・木村健二郎:福島県石川郡にあるペグマタイトで発見・報告、大正11年・1922年)は、地味ながらじっくり見るべき石だ。

上野の「科学博物館」や、つくばの「地質標本館」で見るときと違った迫力がある。この地、この周辺で見つかったという圧倒的な説得力があるのだ。自然に吸い込まれるように見入ってしまった。

(追記)
せっかくお誘いいただいたことだったが、今後の鉱物趣味をしばらく休止することにさせていただいた。帰路の車中、鉱物仲間にこれまでの感謝を繰り返した。あらためて感謝を申しあげる。

2019年7月23日火曜日

大暑 2019

今日は、二十四節気の「大暑(たいしょ)」。このところ晴れたり小雨がぱらついたり、気温もまばらな日が続いた。字面から暑さがつのるころとはいえ、道筋に雨に濡れたあとが残る公園を久し振りに散歩した。(ちなみに、大暑の真反対は「大寒」になる)

(本ブログ関連:”大暑”)

日焼けした中学生の男女が、公園から駅に向かう道を連なっていた。スポーツ競技があった帰りのようだ。背中に大きなバッグをズリさげるようにして背負っている。どうやらテニスの試合でもあったのだろう。

公園に着くと、夕日がまだ木陰の上で輝いていた。人影はすっかりまばらで、売店のシャッターはとっくに下りている。そんなとき、公園の端にあるテニスコートから大きな歓声が上がった。まだ試合が残っているようだ。
テニスコート面はいくつもある。たまたま通りかかったコートの隅で、赤いユニホームの少女たちが黙りこくったようにまとまっていた。もしかしたら、敗退でもしたのだろうか。

この時間にもなると、公園を行きかうのは犬の散歩連れくらいだ。大きな広場では、そんな姿も小さな固まりにすぎない。日が暮れて緑の陰が深くなると、遠くでカラスの鳴く声が妙に響いてくる。(帰り道、ローソンでバスクチーズケーキの「バクチー」を買った)

今日は「バスク語教室」の最終日だったが、夜に所用があり休んでしまった。テキストを読んで穴埋めしておこう。

2019年7月22日月曜日

(資料)JAXA-日本の宇宙開発史ハイライト

子どものころに「ペンシルロケット」を聞いたことがあるのは自慢のひとつだ。もちろん、「アポロ11号」による月面着陸のように、その場面を目撃したわけではないが。実際、そのとき私は整形外科のベッドの上にいて、後で新聞で知った。(ちなみに、看護師さん[当時は看護婦さん]がいうには、他の科の病室と比べて患者たちがネアカでよろしいとのことだった)

JAXA(宇宙航空研究開発機構)は、「1950年代。手のひらに乗るペンシルロケットから始まった日本の宇宙開発」以降の開発史ハイライトとして、代表的な成果をYoutubeで紹介している。

近隣都市の科学館で宇宙関係のイベントがあると、決まって国分寺市の科学教育関係者が出向いて、ペンシルロケットの実物大模型を展示解説する。子どもたちより、むしろ大人の方が懐かしさからか、時間をかけて見聞きする。

次のYoutubeは、日本の宇宙開発史を一覧できる貴重な映像資料である。また、元のYoutubeにある登録者の記事欄に、「ペンシルロケット」から「はやぶさ2」タッチダウン成功までの年表が記されている。


(Youtubeに登録のJAXA | 宇宙航空研究開発機構に感謝)

2019年7月21日日曜日

古い街道

道路整備や宅地化のため、今となっては地図上から消えてしまった旧道も含めて、当地の歴史的な街道について、地元学芸員の方が解説する講演会へ出かけた。

さすがに若手の研究者は見せることも巧みだ。地図(古地図や現行の都市図)や現地写真をプロジェクターで投影しての解説は、時代をまたにかけるダイナミックさがあった。聴講者に、紹介写真の近くに住んでいる人がいたようで、そのたびに声があがった。歴史をまさに身近に感じられた時間だった。

今回は前編ということで、地元の街全体を知るには後編を待たねばならない。

わが家のある住宅街は、歴史的な街道沿いに位置していたわけでもないようなので、次回の講演でどんな話がされるのか興味しんしんといったところ。そもそも江戸時代の新田開発で取り残された雑木林だったかもしれないのだから・・・。

2019年7月20日土曜日

夏土用入り 2019

今日は「夏土用入」で、そろそろ鰻重を食べたくなるころ。まさにその「土用の丑の日」は、来週の7月27日になる。

(本ブログ関連:”土用入り”)

鰻の蒲焼の記憶をたどると、下町に住んでいたころ、大きな橋の近くに、道路に向けて戸を開けっ放しにした鰻の蒲焼屋があった。飾りがこれっきしもない、蒲焼だけを売る専門店で、この時期になると客が次々押しかけてえらく繁盛していた。

歩道に蒲焼の煙が漂い、美味そうな焼き加減の香りが流れ、歩道に面した店先の屋台には蒲焼が何重も盛られて照りもよく、ますます食欲がそそられた。

で、そこで買い求めたかといえば、ちらりと覗き見するだけで通り過ぎていた。下町っ子の気風が足りず、今になって思えば、食味しておけばよかったのにと悔やむことしきり。そうすれば、蒲焼の記憶は味覚を含めてもっと豊になっていただろうに・・・。

2019年7月19日金曜日

(雑談)カメラ

私は写真家の作品を見るのは好きだけれど、自分で何かを撮りたいとまで思わない。興味がないというのではなく、撮り方がよくわからないからだ。だから、携帯に付属のカメラ機能で十分納得している。

もし、カメラを購入して、いろいろなものを撮影したとしたら、それらを誰かに見て欲しいという願望が出てくるだろう。ネットに公開する手もあるが、結局、空しい思いをするのではないかと不安がある。飛行機好きだから航空写真を、あるいは鉱物マニアだから鉱物結晶写真をなんて想像するが・・・。

若いころ、「ゼンザブロニカ」というカメラがあった。高級マニアが使用するような手の届かないものと見ていた。そのもっと遠くにあったのが「ハッセルブラッド」のカメラだ。素人にはどこか似た雰囲気がした。

50年前、アポロ11号による人類初の月着陸に際し、手持ちカメラにハッセルブラッドのものが使われたことは覚えている。ただし、帰還時、月面上で使用した「空になったカメラ」は放り捨てたそうだ(Wikipedia「アポロ11号」)。
一方、デジカメWatchの以前の記事「アポロ月着陸船のハッセルが約9,300万円で落札」(2014/3/25)*によれば、<月面着陸船パイロットカメラ>が競売に付されて、現在、日本にあるという。このカメラ、一体どこに取り付けられたものなのだろうか。

(*)記事: https://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/641144.html

2019年7月18日木曜日

(歌)わたしの父の家(Nire aitaren etxea)

以前(7/2)の「バスク語教室」で、先生からバスクの歌の対訳が複数紹介された。Youtubeでそれらを参照したところ、故郷の賛歌もあれば、恋の歌もある。最後に参照・視聴したのが、次の曲「Nire aitaren etxea(わたしの父の家)」だった。

歌詞は、現代バスク語の始祖といわれる「ガブリエル・アレスティ(Gabriel Aresti)」(1933年~1975年)が、1964年に著した「石と国(Harri eta Herri:Stone and Country)」に収めた詩「Nire aitaren etxea defendituko dut(わたしの父の家を守っていく)」という。

Eñaut Elorrietaが柔らかな旋律で歌っているが、真の理解のためにバスクの歴史を紐解く必要があるのだろうけれど、「父の家」を比喩としてバスク地方を守るといった主張を込めているという。あらゆるものが奪われてゆくとも、(如何になろうとも)私は守る。それは父の家だ。

(Youtubeの登録者の記述に、アレスティの詩が記載されている)

(Youtubeに登録のGabi de la Mazaに感謝)

(感想)
<大地>とともに生きることを選択した者は、その自然を含めて守るべきものを知る。<大地>は先祖を葬ってきた場所であり、命を育む豊穣の場所でもある。<大地>に根ざした郷土への愛着は、ますます強固なものになるだろう。

2019年7月17日水曜日

天候の変化に追いつかない

連日、涼しい日がつづき、日照時間も少なかった。それが今日になって、東京都心の最高気温が(昨日の22.1℃からジャンプして)28.7℃(14:47)だったという。

昼間、ジャケットを着ていたので額に汗が滲んだ。空調を冷気にすれば寒いし、何もしなければ暑い。そして帰宅すれば、湿気が鬱陶しくて、騒音を撒き散らす除湿機をフル稼働させる。驚くことに、水受けの水槽が直ぐに満杯になる・・・。

しかも、明日からふたたび梅雨空に舞い戻るという。

天候の変化に体が追いつけそうもない。

2019年7月16日火曜日

2019春期バスク語-14

小雨がぱらつく空模様、相変わらずかんばしくない。数歩進んで気付く、やっぱり傘が必要と。今日は、新暦の7月16日なれど、旧暦の7月16日と見たたて「やぶ入り」という。昔、奉公人に与えられた年2回の休日のひとつ。ぱっと晴れて欲しいときだ。

そんな中、「バスク語教室」へ出かけた。(後1回を残すのみ)

(本ブログ関連:”春期バスク語”)

前回の現在形「不完了分詞」の復習(宿題のプリントを全員が順に回答)と、「所有属格」(所有・帰属)について次のように解説いただいた。(第10章相当)

① 語順
  ・通常、強調したい語(名詞、代名詞)を先頭に置く
  ・ただし「疑問詞」がある場合、先頭に疑問詞を置き、動詞が続く
    - 疑問詞+動詞(動詞+助動詞)

② 所有属格(所有・帰属:~の)
  ・名詞の前に置く: 所有属格 + 名詞

教室のみなさんは、飲み込みも早くうらやましい。一方、わたしときたら隘路にはまったよう。これからどうしょうかと戸惑うばかり。

2019年7月15日月曜日

海の日 2019

昨日のブログに、「くらげ」と「うんも」の漢字(水母、雲母)に、「母」の文字があり、母性のイメージとつながるのではと想像した。今日は、国民の祝日「海の日」(7月の第3月曜日)である。この「海」の文字の「毎」に「母」がある。

(本ブログ関連:”海の日”)

「海」は、地球の生命史から、生命の起源の場所であることは間違いない。その意味で、「海」は大地と同様に命を育む「母」なる場所だ。

ところで「海」の文字について、Wiktionaryにある字源の項ををみると、特に「毎」に次のような説明がある。(白川静『常用字解』の解説からの引用のようだ)
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形声: 「水」+音符「毎」。晦、悔、昧、黒、灰等と同系で、共通する意味は「暗い」。
           元は中華地域に対する周辺の未開の地域を言う。もしくは、暗い海。
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意外なことに、「くらげ」や「うんも」ように光を透かす明るさとは反対に、「海」は暗さの意を含むというのだからイメージが混乱してくる・・・まとまらない。

2019年7月14日日曜日

(雑談)くらげ、うんも

「くらげ」も「うんも」も漢字に表すと、「水母」であり「雲母」である。ともに「母」の字を持つ。Wikipediaによれば、「クラゲ」の項では「水母」の文字の語源について不明としており、「雲母」の項では「雲母」の文字の語源についての記述がない。

両者は明かりを透かしてみると、うっすらとした形が浮かぶよう。まるで雲のような、柔らかい存在に思える。それが、包み込むような母性のイメージと重なるのだろうか。


(追記)
小学生がランドセルと一体になって歩いている姿を眺めるのは楽しい。それが一団となって道端を歩んでいると、つい横目で見てしまう。てんでバラバラなのに、一定の会話が成立しているのが不思議。また、低学年の子どもが母親と一緒に歩きながら、自分のことを当り前のように「オレ」なんて勇ましい言葉を使っているのが聞こえてくると微笑んでしまう。

そういえば、彼らはまだ夏休みに入っていないんだと気付いた。少し前のブログに、もう夏休みになっているような記述をしたことがある。とんだ間違い、なぜそう思い込んだのだろうか・・・。近くの小学校の行事予定を見ると、7/25から「夏季休業日始」とある。

2019年7月13日土曜日

精霊会、迎え火

雨雲のためくすんだような夕刻、小雨がぱらつくなかを帰った。家に近づくと、辺りに物を焦がすような香りがした。そのとき、ご近所の門のかたわらで「迎え火」をしているのに気付いた。今日は「精霊会(しょうりょうえ)」である。

精霊会は、今月13日から16日にかけて先祖たちの霊を祀(まつ)る仏事で、「盂蘭盆会(うらぼんえ)」ともいう。これは、いわゆる「お盆」の時期であるが、一般に新暦8月に行なうのが通例(実質、旧暦相当日に合わせたもの)。とはいえ、今日、迎え火をする家もある。

子どものころ、お盆の時期が来ると、客間に盆提灯が飾られ、うれしくて客間を覗き込んだものだ(昔の家の客間は、子どもたちが普段出入りする部屋ではなかった)。お供えものの落雁菓子が、行事が終わると食べられる楽しみもあったからだ。そういえば、何度かお坊さんがお経をあげに来たのも思い出す。祖父母がつづけて亡くなり、しばらくの盆の行事だったのだろう。

(本ブログ関連:”お盆”)

それにしても、わが家で迎え火をした記憶はない。だから、今日、ご近所のそれがとても新鮮に見えた・・・毎年されているのだろうけど、わすかな時間なので、今まで、目にすることも、香りをかぐ機会もなかっただけのことだろう。

2019年7月12日金曜日

初伏、草市

今日は、「夏至」(6/22)から3週間経って訪れる「初伏(しょふく)」で、酷暑に農事を一休みするといった時期のようだ。また、旧暦の今日は7月12日にあたり、盆の行事に使う(盆)提灯や線香などを売る市の「草市(盆市)」が立ったという。

(本ブログ関連:”初伏”)

といっても、実生活でこれらの行事にあったことはない。言葉では知っているわけで、日めくりカレンダーの隅を見て思い出す。旧暦、陰陽五行ともとっくに離れている。

朝方小雨があったものの後は曇り空。近所の栗林の毬は、黄緑から緑色を増して実をしっかり膨らませている。やがて梅雨が明けて、盛夏が来るだろうというのに、心は何処かで栗の実に秋を感じている。連日の涼しさのせいか。

特に変わったこともない。

2019年7月11日木曜日

はやぶさ2、第2回目のリュウグウ着地

本日、午前10時過ぎに、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)から、「小惑星探査機『はやぶさ2」第2回目タッチダウン成功について」のプレスリリースが次のように発表された(2019年(令和元年)7月11日)。

(本ブログ関連:”はやぶさ2”)
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国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、小惑星探査機「はやぶさ2」を小惑星「Ryugu(リュウグウ)」へ接地(タッチダウン)させ、リュウグウの試料を採取する運用を実施しました。

「はやぶさ2」から送られてきたデータを確認した結果、サンプル採取のためのプロジェクタイル(弾丸)の発射を含む「はやぶさ2」のタッチダウンのためのシーケンスが実施されたことが確認できました。「はやぶさ2」の状態は正常であり、今般、リュウグウへの2回目のタッチダウンを成功させることができました。
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今年に入って、「はやぶさ2」は「リュウグウ」に1回目のタッチダウン(2/22)した後、サンプル採取のためのプロジェクタイル(弾丸)発射(4/5)により<表面>にクレーターを作ることに成功している。そして今回、第2回目(10:06頃)の、「はやぶさ2」本体を着陸(前回のクレーター付近)させ、プロジェクタイル発射により「リュウグウ」の<地下>試料の採取にも成功した。

(記者会見で、津田雄一プロジェクトマネージャのミッションへの思いを聞くことができる)

(Yotubeに登録のJAXA | 宇宙航空研究開発機構に感謝)

2019年7月10日水曜日

夏休みの宿題

小学生の高学年のころ、クラブ活動で社会部に属していた。夏休みの宿題に、日本列島の立体地図を作ることにした。材料はデパートで購入したと思う。等高線に沿って切り出した厚紙(部品)を何枚も重ねて高度を表現するのだ。サイズは、縦横50cm×100cmくらいなので、立体地図作りはとんでもない作業になった。

第一段階は、高度(等高線)別に印刷された厚紙をハサミで切り出す。同じ高度の場所が各県に存在するので、きちんと整理しておかないと、どれがどこの地域のものか分からずじまいになる・・・混乱する。ギブアップ寸前のとき、家族総出で手伝ってもらうことになった。延々と時間が費やされた。

第二段階は、厚紙を重ねて貼り付けた後、高度別に色づけする作業が待っている。海、平地、段丘、高地、高山と段差をつけて塗っていく・・・次第に勘で色付けしてしまうことになる。最後に、作品らしく仕上げるため、ニスを塗って光沢を付ける。このころになると、家族全員がぐったりしてくる。そう、ほとんど家族みんなで作ったようなものだった。

夏休みが明けて、部会でひとりひとりが成果発表をしたとき、私は平気な顔をして立体地図をみなに見せた。先生方が感心しながら、そして半分笑いながら壁にかけてくれた。先生はすべてお見通しである。(私は、内心、もっと小さなものにしておけば・・・バレずにすんだのにと妙な反省をした)

2019年7月9日火曜日

2019春期バスク語-13

梅雨寒がつづく。7月に入って、東京都心の最高気温が25℃未満が5日連続したのは26年振りとのこと。同様に連日の日照時間が一日当たり30分にしかないという。おかげで長袖服を引っ張り出した。

曇り空の下、「バスク語教室」へ出かけた。(後2回を残すのみ)

(本ブログ関連:”春期バスク語”)

前回の「未来形」の復習(宿題のプリントを全員が順に回答)して、「現在形」(<反復・習慣>のケース)について、次のように解説いただいた。(第9章相当)

① 不完了分詞
  ・現在形では不完了分詞を使用する
     例: (完了) Nik joan naiz. ⇒ (現在) Nik joaten naiz.
  ・不完了分詞は、動詞(辞書形)語尾のいろいろなパターンに応じて作られる
     例: 行く  joan(-n) ⇒ (nを削除、tenを付加) ⇒ joaten

② 位置格([場所・時間]~で/に )
  ・例: 喫茶店 kafetegi ⇒ 喫茶店で kafetegian(位置格単数)

2019年7月8日月曜日

ユダヤの歴史を学ぶ-12

連日、あやしい天候が続いていたので、心配しながら市民講座「ユダヤの歴史を学ぶ」へ出かけた。この連続講座、今日で最終回となる。第12回の今回、「ユダヤ人、アメリカに渡る:アメリカ移民の20世紀」について、東京大学准教授 鶴見太郎氏から解説いただいた。(幸い帰りもよい天気だった)

20世紀前後に、アメリカへ渡ったユダヤ人移民の大半(7割近く)は、ロシア・東欧地域から来た人びとだった。彼らが、移民後どのような生活を送ったのかを紹介された。

・アメリカのユダヤ人(現在)
  - 人口:約600万人(総人口の2%)・・・ その内「(超)正統派(ハレーディーム)」(黒服)は12%程度
・ロシア・東欧地域からの移民となった要因
  - 貧困:従来の経済活動(商業・手工業・運輸業)では、工業化・資本主義化に乗れなかった
・移民として迎え入れる要因
  - 先発の親類・友人(イディッシュ語話者)の迎え要れ: 非合法(斡旋業者)による移民
・移民後の労働運動
  - ドイツ移民の支援もあった
・ユダヤ人の階級上昇: 高い教育水準
  - 1937年のニューヨーク市: 弁護士・判事の64%、歯科医の64%、医師の55%がユダヤ人
・ユダヤ人の教育環境(正統派など)
  - アメリカの教育法に従いながら宗教教育を行う
  - 男子: タルムードを読みこなせるまで、女子: 世俗科目に重点を置く(世間との親和性あり)
  - 早婚、子だくさん
・(超)正統派コミュニティの問題点
  - 若者に見られるコミュニティからの離脱: 支援組織(ex. Footsteps)がある
・ユダヤ・コミュニティ: 自律的に活動する

連続講座を聴講したことで、何か整理されたかというより、正直ますます混迷を深めたといってもよいかもしれない。ユダヤ人が、どのように各地に定着したか、どのように移動したか、そしてどのような階層だったのかがよく分からない。時代を先行した階層もあれば、とり残された階層もあったはず。そこが知りたい。

2019年7月7日日曜日

小暑、七夕 2019

今日は、二十四節気の「小暑」であり、五節句*のひとつ「七夕」でもある。小暑は、多少前後することがあっても大方7月7日であるため、もうひとつの(新暦)七夕とうまく重なる。夏の子どもたちにとっては、願いを記す七夕飾りは忘れられないものになるだろう。

(本ブログ関連:”小暑”、”七夕”)

(*)五節句
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「人日(じんじつ)」(1/7):「七草の節句」・・・ 七草粥
「上巳(じょうし)」(3/3):「桃の節句・雛祭」・・・ 雛飾り
「端午(たんご)」(5/5):「菖蒲の節句」・・・ こいのぼり
「七夕(たなばた)」(7/7):「七夕(たなばた)」・・・ 笹飾り
「重陽(ちょうよう)」(9/9):「菊の節句」・・・ 菊の花
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今月初(7/3)に野外観察園へ出かけたおり、公園事務所に寄ったところ、入り口に七夕の笹飾りがあった。子どもたちの願いを込めた短冊が吊られていて、幼い文字で書かれたものもあれば、親が代筆したものさまざまある。身近な願いから将来の夢まで、あるいは地元のサッカーチームの優勝祈願まであって微笑ましくながめた。子どもが夢を持てるというのは、本当に素晴らしい大切なことと思った。


(Youtubeに登録のYuki Houseに感謝)

とっくに子どもでなくなってしまった学生時代のちょうど七夕のころ、外科で入院したことがある。病棟の行事の一環として病室のみなに短冊が配られた。願い事を記してくださいといわれてベッドの上で書いたのが、「いてていててと 叫んでみても 誰も知るまいこの痛み」だった。そして2週間ほど過ぎて、人類が初めて月に着陸したのだ。(アポロ11号:1969年7月20日(日本時間21日))

今日は一日中雨が降ったり止んだりで、夜になっても雨雲に覆われている。この雲、ちっとも動こうとしない。

2019年7月6日土曜日

(情報)「きぼう」・「こうのとり」10周年記念公開シンポジウム

宇宙航空研究開発機構(JAXA)のサイトに、「国際宇宙ステーション」に関わる日本側の取り組みについて、次の通りシンポジウム「『きぼう』・『こうのとり』10周年記念公開シンポジウム開催のお知らせ(仮題)」の開催案内(最終更新日:2019年5月10日)が載っていたので記す。
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2019年7月19日に、国際宇宙ステーション(ISS)・「きぼう」日本実験棟完成10周年、そして同年9月11日に、「こうのとり」初号機打ち上げ10周年を迎えます。これを記念して、この夏JAXAでは、「きぼう」・「こうのとり」について、皆様に様々な情報をお届けすると共に、皆様にご参加いただける記念シンポジウムを開催します!
日時        2019年8月30日(金) 19時~21時(予定)
・場所 ヒューリックホール東京 (東京都千代田区有楽町2丁目5-1 有楽町マリオン11階)
                (アクセス) JR山手線「有楽町駅」(中央口・銀座口)より徒歩3分
                                   http://hulic-theater.com/access/
・定員 900名程度
募集       開始: 7月中旬(予定)
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詳細は7月中旬に発表とのことだが、一般向け内容と思うので聴いてみたい。

2019年7月5日金曜日

夏休みのラジオ体操

このごろ、街に子どもたちの姿が目につく。夏を楽しんで、場所をかまわず上げる歓声は、夕立に乾いた地面が濡れてほっとさせるような潤を与えてくれる。街に活気を思い出させる元気の素だ。歳をとるとますますそう感じる。

子どものころの夏休みの思い出といえば、やることが一杯で、全部こなそうとして日射病になったりした。昔は、「熱中症」というより「日射病」が心配されたものだ。水をたくさん飲んで、汗を出せなんて親から厳しく注意されたこともない。

夏休みの早朝、小学校の校庭に子どもたちがぞろぞろ集まり、体育の授業のように規律を求められるでなく、どちらかといえば近所同士一団となってかたまり、のんびり始まった。眠気からようやく覚めたころには終わり、最後に、首にぶら下げたカードに出席のハンコを押してもらって家に帰った。(出席は長続きしなかったけれど)

次のYoutube映像は、昭和35年ごろの、夏休みのラジオ体操という。60年安保の直後の時期だろう。静岡市音羽町の記録とのこと。地方の町ののんびりした朝の様子を撮っている。「ちび丸子」の作者「さくらももこ」(1965年~2018年)が誕生したのも現在の静岡市(同市清水区)であり、60年安保から5年後のことだ。


(Youtubeに登録のkohjohchoに感謝)

2019年7月4日木曜日

図書館でのはなし

霧雨もない空模様、図書館前の駐輪場が空いていた。おや休館日なのかと案じたが、玄関のガラス戸から奥をのぞけば人の気配がして開館しているのが分かった。近くの薬局で買物して寄っただけだが、一階の開架の書棚を巡ってみた。

(館内で、弾みでドアに頭をぶつけてしまった。帰宅してコブができていたのに気付いた)

久し振りの訪問なので、おもしろい本はないものかと興味深々探したら、語学の棚にニューエクスプレス・シリーズの「ロマ(ジプシー)語」(白水社)があった。著者角悠介(すみ ゆうすけ)氏はルーマニアと縁が深いようだ。

ロマ語はインド・ヨーロッパ語族の、しかもインド語群に属す古い言語という。8月に「日本エスペラント協会」で、言語講座「ロマ(ジプシー)語 会話練習」と、講演「ロマ(ジプシー)語の造語法 -エスペラント語の造語法と比較して-」があるそうだ*。

(*)ロマ語に関する講演会: http://www.jei.or.jp/20190824_korno_romago/

次のYoutubeは、随分以前だが映画「ジプシー・キャラバン」の予告編で、「スペイン、ルーマニア、マケドニア、インドの4つの国の5つのバンドによる、ジプシー・キャラバン・ツアーのドキュメンタリー」のよう。(未見であるが・・・)


(Youtubeに登録のUPLINKに感謝)

(流浪の民に、音楽と踊りと共に生きるか、金融とネットワークと共に生きるかの違いがある。そして、彼らがどのような階層と共に生きようとしたか大いに関心がある。)

2019年7月3日水曜日

自然観察園(半夏生)

雨が降りそうでそうでない、空全体灰色、曇天の一日だった。おかげで、日は薄く、木陰の緑は深く濃い。木立は、まさに古めかしい「ジョン・コンスタブル(John Constable)」(1776年~1837年)の風景画のようだ。

昼間、空模様を気にしながら、公園に併設の自然観察園を訪ねた。そんな天気なれば人気はなく、静まり返ったままだった。

昨日(7/2)は、二十四節気の「夏至」を約5日ずつに分けた最後(3番目)にあたる(すなわち、七十二候の)「半夏生(はんげしょう)」だった。「半夏(烏柄杓)という薬草が生える頃」(Wikipedia)とのことで、左の写真のように、薬草「ハンゲショウ」の葉が白く半化粧しているように見える。(正直、鳥のフンでもかけられたのかと思うほど、葉が不規則に白くなっている)

(本ブログ関連:”半夏生”)

観察園では、7月の花だよりとして、上記のハンゲショウのほかに、樹木の花として、「リョウブ(令法)」の花(「花は夏に咲き、花弁は白く5裂する。枝先の長い総状花序に多数の花をつけよく目立つ」:Wikipedia)や、「ネムノキ(合歓木)」の花(「花は頭状花序的に枝先に集まって夏に咲く」:Wikipedia)が咲いていた。

ネムノキの花は、囲いの中にあって(保存されていて)、そばで観察することができない。そのため、遠くから見ると淡紅色の花弁がどのような姿形か判別できない。実際は、細長い花がいくつも群集していて、想像したような花弁とは違っている。簾を透かして見るような東洋的な気配がする。

2019年7月2日火曜日

2019春期バスク語-12

空模様を気にすることなく一日を過ごせた。明日は、九州はふたたび大雨とのこと。東京もくだり気味のようだ。(ところで、今月の福島県石川町への訪問はいつになるやら、気象情報のAccuWeatherで一ヶ月先まで天気予報を見たりして・・・)

今日のバスク語教室は、月一回のペースで、東京外国語大学教授の萩尾生氏から紹介いただいている「バスク文化」の第3回目で、「年間暦と伝統行事」(暦用語と関連語)について、写真や動画を交えて解説された。

① 太陽(eguzki)に関連する用語
 ・eguzuki = egun(朝・明かり)+ zuki(光?)
 ・egunsenti(曙)、egutegi(カレンダー)

② 月(ilargi)に関連する用語
 ・ilargi = il(月、死)+ argi(光)
 ・ilberri(新月)、ilzahar(満月)

③水(ur)に関連する用語
 ・euri(雨)、edur(雪)、urutzi(空)

④ カレンダー
 ・月(1月~12月)・・・・・・ 農業に関連か
 ・曜日(月曜日~日曜日)・・・ 月の満ち欠けに関連か
 ・季節(春~冬)
 ・行事

バスク語の単語に「k」の表記が多い理由について、バスク語の独自性を出すため、周囲で使用の言語の「c」や「q」表記を、「k」にまとめたそうだ。

「バスクと鉄」の関連が深いことから、以前ブログに記した原バスク人と原フィン人の関連について雑談した。

(本ブログ関連:”バスクと鉄”)

2019年7月1日月曜日

ユダヤの歴史を学ぶ-11

九州を昨夜来、大雨が襲った。雨雲レーダーで一般に視覚的に知るようになった「線状降水帯」という同一場所で大雨が降り続く気象現象によるもの。その局地的な被害に対して、一方、東京は霧雨の一日だった。

傘をさすべきか迷う程度の中、市民講座「ユダヤの歴史を学ぶ」へ出かけた。第11回の今日は、東京外国語大学講師 鴨志田聡子氏から「近代東欧のユダヤ人:『屋根の上のバイオリン弾き』にみるイディッシュ文学の世界」について情熱たっぷりに語っていただいた。

(本ブログ関連:”イディッシュ語”)

中欧・東欧地域に多く居住したユダヤ人たちの言語「イディッシュ語」を通じて、言葉を持つ(語る)意味を解説された。イディッシュ語とは何か、そして(イディッシュ語と縁のある)現代のユダヤ人になぜ見直されているのか。

① イディッシュ語文学の代表的作家「ショーレム・アレイヘム」(1859年~1916年)
 ・バイオグラフィー: ウクライナに生まれ、欧州を転々としてニューヨークに没す
 ・代表作「牛乳屋テヴィエ」(ミュージカル「屋根の上のバイオリン弾き」の原作)
  - 読者の「共感」: 家族・庶民の日常と変化、(時代)社会の変化を描く
  - 日常イディッシュ語 < 周辺とはウクライナ語・ロシア語 < 宗教上はヘブライ語

(本ブログ関連:”屋根の上のバイオリン弾き”)

② イディッシュ語
 ・言語の特性: ドイツ語要素80%、スラブ諸語要素15%、ヘブライ語8%
 ・表記の仕方: ヘブライ文字、文章は「左←右」に記述する

③ イディッシュ語の復興
 ・イスラエル建国時に公用語化されず一時廃れる
 ・現在、イスラエルのテルアヴィブなどでサマースクールが開催される
 ・習得動機に「母が喋っていた言葉」がある ⇒ まさに「mame-loshen(マメ・ロシェン)」

④ (イディッシュ語という)言語と集合的記憶
 ・イディッシュ語を通して、自分たちが何者であるのかを求める
 ・イディッシュ語は、世代を超えた連続性のある「共有」


今回紹介の参考書籍、岩波文庫「世界イディッシュ短編選」(西成彦編訳)の巻末に編者の解説があって、イディッシュ文学者たちが時代の中で移動(遁走)していたかを紹介している。

(本ブログ関連:”西成彦”)

またイディッシュ語文学の作品が成立した時代の視点として、ロシア革命以前・以後、第二次大戦以前・以後かどうかも気になるところだ。

2019年6月30日日曜日

今年もとうとう半分食ってしまった

今日は今年の前半にあたる大きな節目の日で、神道の儀式「大はらい(大祓:おおはらえ)」である。電子辞書の広辞苑によれば(宮中の祭祀に着目して)、「古来、6月と12月の晦(つごもり)に、親王以下在京の百官を朱雀門前の広場に集めて、万民の罪や穢(けがれ)を祓った神事。現在も宮中を初め全国各神社で行われる。中臣の祓。みそぎはらえ。おおはらい。<季:夏><季:冬>」とある。

大はらいにちなんだ民間の祭祀に、輪くぐりする「茅(ちがや)の輪くぐり」とか、「夏越の祓の風習」があるそうだ。「茅の輪くぐり」について、東京の神社でも見られるようだが、正直、最近いろいろな行事を呼び水にしているような気配がして気掛かり。それとも、そんな風習があったことを知らずにいただけだろうか。

いつもなら、ブログに、一年をリンゴの実に例えて、もう半分を食ってしまったと溜息するところだが、それも面倒になった。悩んでも半年、悔やんでも半年。どっちみち後戻りすることもできないし、この半年の間に実を結んだものも知らない。残り半年をどう過ごすか思案するしかないようだ。

なんだかあっけない半年が過ぎてしまった。

2019年6月29日土曜日

枇杷の実

子どものころ住んでいた社宅街は、南側にゆるく高度を上げる傾斜地に広がっていた。そのため、隣家との境界は少し段差を付けて区切られた。今頃になると、その境界の南側隣家の敷地に育った「枇杷(ビワ)」の木に、黄橙色に膨らんだ実が多数生った。

友だちが遊びに来ると、その枇杷の実を一緒に食おうと、隣家の物置小屋の屋根に登ってつまんだものだ。皮を剥き、自分の家の庭先に種を吐き出しながら食べた。当り前のようにいくらも生っていると、貴重とも思わず面白半分に食した。だから直ぐに飽きた。後で、母が子どもが勝手なことをしたと隣家に詫びているのが聞こえた。とはいえ、枇杷の実の風味はそのとき覚えたものだ。

ところで、近ごろ近所の通り道に、民家の塀越しの枇杷の木からいくつも実が落ちているのを見て、子どものころのことを思い出す。たくさん生った実に野生の鳥たちすら群がるわけではなさそう。野鳥にとって、枇杷の実はさほど魅力がないのかもしれない。

先日、テレビ報道で、一匹の野生サルが街中を転々と移動していて、攻撃的な仕草をしたり、枇杷の木で休憩するようにして実を食べている映像を報じた。野生のはぐれサルにとって、枇杷の実は貴重な食材になったはず。手負いも見えず、まだ若い様子から、別の集団に入るため自ら生まれた集団を離れたのか、それともボスに集団から追い出されたのだろうか。

2019年6月28日金曜日

政府専用機

大阪で開催のG20サミット(6/28~29)に、各国首脳使用の政府専用機が「大阪(伊丹)空港」や「関西国際空港」に次々着陸している。「神戸空港」も受け入れ態勢に入っているという。

娯楽ニュース番組で、今回、或る石油国の首脳(王族)が招待されており、それぞれ各人が専用機を持っていて多数のため、空港に長期駐機ができず、一旦散らばると紹介された。また、G20サミットは、航空写真マニアにとって絶好の機会のため、カメラを携えて待ちかまえているそうだ。

日本の政府専用機は、初代はジャンボ「ボーイング747-47C」だったが退役して、現在「ボーイング777-300ER」に引き継がれた。ずんぐりむっくりなジャンボからスマートな機体に変わった。航空経済紙「Aviation Wire」の記事「旧政府専用機B-747初号機が離日  旅客型ジャンボ姿消す」(6/28、Tadayuki YOSHIKAWA)に、6/27に、初代はジャンボ機(1号機)は海外へ飛び立ったと記されている。長年(テレビなどで)見慣れた機体だったが消えていくのは寂しい気がする。
(なお機内設備の一部を展示用に残した初代ジャンボ機であるが、残りの一機(2号機)もすでに 6/17 に離日しているとのこと)

次のYoutube映像は、新しい政府専用機「ボーイング777-300ER」が羽田空港に初飛来したまさにその翌日(2018.10.20 )、安倍首相が初代政府専用機「ボーイング747-47C」で帰国したことで、両機が隣り合わせした珍しい光景とのこと。


(Youtubeに登録の読売新聞オンライン動画に感謝)

ところで、ボーイング777-300ERの主翼端のデザインが、おじさん世代にはちょっと洒落てて玩具っぽく見えてくるのはどうしてだろう。

2019年6月27日木曜日

「メーヴェ」の飛行を見てみたい

アニメ「風の谷のナウシカ」(宮崎駿監督)に登場する飛行装置「メーヴェ」の飛行を見てみたいものだ。それをリアルに実現したのが、「オープンスカイプロジェクト」の八谷和彦氏とその仲間たちだ(現在、同プロジェクトは機体にメーヴェの名を冠していない)。

(本ブログ関連:”メーヴェ”)


(Youtubeに登録のPSPoliticsに感謝)


(Youtubeに登録のT. Kawasakiに感謝)

2019年6月26日水曜日

DC-3のレシプロエンジン音(起動から離陸まで)

飛行機のエンジン音は、その原点でもあるレシプロエンジン(ピストンエンジン)に勝るものはない。商用旅客機にとって、今となっては骨董扱いだろうが、このエンジンの起動時の噴気に、内燃機関特有のピストンが押し出す力強さを見て、一瞬、鋼鉄の黒馬とうたわれた蒸気機関車の起動時を想わせる。

現代の飛行機でスタンダードなジェットエンジンの響きは、機能性ばかりが目立って(見えるわけではないが)、機体にロマンを託せないのだ。やはり、Pratt&Whitneyピストンエンジンを搭載した小粒の双発プロペラ旅客機「DC-3」の響きは何度聞いても心地よい。

(本ブログ関連:”DC-3”)

Swissairが大切に保存している、ダグラスDC-3の起動から離陸まで勇姿を眺めよう。


(Youtubeに登録のMatt's Aviation Channelに感謝)

2019年6月25日火曜日

2019春期バスク語-11

今日はからりと晴れて心地よい。いい気分で「バスク語教室」へ出かけた。
ところで、地下鉄の始発乗り換え駅で、いつも火曜日発売の「ニューズウィーク」(日本版)を購入しているが、今週号はなかなか盛りだくさんで興味深い記事が並んでいる。
また、G20サミットにあたってのことだろう、この地下鉄路線が都心を通るためか、始発駅ならではの荷棚・座席下の厳重なチェックがされたのには驚いた。

(本ブログ関連:”春期バスク語”)

今回も、宿題のプリントを全員が順に回答し、次に、未来形(未来分詞形)の作り方について解説いただいた(テキスト第8章相当)

① 未来分詞形
 ・作り方: 動詞の完了分詞形の語尾に付す(-ko、語尾が「n」のときだけ -ngo 
   - 過去分詞形: Xabier goizean lan egin du. (シャビエルは午前に働きました)
   - 未来分詞形: Xabier goizean lan egingo du. (シャビエルは午前に働きます)
 ・参考:「位置格」(場所、時の「~に」を示す)・・・第9章の一部だが
   - (例)上記例文にある goizean: goiz(午前)+ean(~に)= 午前に

② 奪格(~から)
 ・空間的・時期的な基点を示す
  - Japoniatik(日本から): Japonia(日本)+tik(~から)

③ 到格(~まで)
 ・場所の到達を示す
  - Pariseraino(パリまで):Paris(パリ)+eraino(~まで)

2019年6月24日月曜日

ユダヤの歴史を学ぶ-10 、地震さまざま

朝方、小さな地震があった。気象庁の地震情報によれば次のように発表された。なお当地は「震度2」であった。
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24日9時11分ころ、地震がありました。/ 震源地は、千葉県南東沖(北緯34.9度、東経140.0度)で、震源の深さは約60km、地震の規模(マグニチュード)は5.5と推定されます。/ この地震により観測された最大震度は4です。 (千葉、東京、神奈川の各都市)
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小雨ぱらつく中、市民講座「ユダヤの歴史を学ぶ」へ出かけた。第10回の今日、東京大学大学院博士課程の青木良華氏から「近代西欧社会へ参入するユダヤ人:ドイツ・ユダヤ人が見た光と影」の解説をいただいた。

① 18世紀頃から19世紀にかけて、欧州で行なわれたユダヤ人の(伝統からの)解放の動き
・当時「国民国家」が成立する中での、ユダヤ人(ユダヤ教)の自らの変革・解放であった
・国家に対して、ユダヤ教がキリスト教(プロテスタント)と同じ立場に立つことを目的にした
  - 「ユダヤ教は国家に従属する」(ユダヤ教優先する立場からの変更)

② 解放の過程
 ・ユダヤ人が居住する国家の側からきっかけが与えられる
   - 米国で早く、その後ドイツ(プロイセン)、フランス革命後のフランスで始まる

③ ユダヤ人による解放にさまざまな立場があった
 ・キリスト教への改宗
 ・ユダヤ教の改革あるいは伝統を保守すること
  - 改革派: ユダヤ教聖書を批判的に理解
  - 正統派: ユダヤ教改革への反発
  - 東欧での正統派: シュテトル(シュテットルユダヤ人小規模コミュニティー)を基礎とした伝統的ユダヤ教

(本ブログ関連:”シュテットル”)

④ ユダヤ教改革に関わったひとびと
 ・モーゼス・メンデルスゾーン(哲学者)
  - ユダヤ教を独自性のある調和する宗教として説いた
  - 音楽家フェリクス・メンデルスゾーンの祖父
 ・ハインリッヒ・ハイネ(詩人でありジャーナリスト)
  - (ある意味、流浪する文化人のよう)東欧ポーランドのユダヤ人への評価と共感
  - ユダヤ教から、プロテスタント ⇒ カゾリックへと改宗する

④ 社会情勢の変化(三月革命など)にユダヤ人参加とともに、新たな反ユダヤの萌芽
 ・ドイツロマン主義: ドイツ民族意識・・・対立
 ・シオニズム: イスラエルの回帰運動・・・回避

配布資料に、ハイネがポーランドのユダヤ人に触れているところがある。イディッシュ文化の原典(真髄)を知るようでとても納得する。
汚い皮帽子をかぶり、シラミの住みついた髭を垂らし、にんにくの臭をただよわせ、ユダヤことばを話すポーランド・ユダヤ人の方が、いまなお私には札びらの神々しい輝きに包まれた(ドイツ・)ユダヤ人より好ましいのである


(追記)
夕方のTVニュースで、上記の地震報道をまさに解説しようとしたとき、TV画面に地震速報が表示された。一瞬なんのことか戸惑ったが、このタイミングで新たな地震が発生したと理解した(当地では体感はなかったが)。
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24日19時22分ころ、地震がありました。/ 震源地は、伊豆半島東方沖(北緯35.0度、東経139.1度)で、震源の深さは約10km、地震の規模(マグニチュード)は4.1と推定されます。/ この地震により観測された最大震度は4です。(熱海市)
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2019年6月23日日曜日

(雑談)ご飯

大学生の夏休みに、田舎でひとり暮らしの祖母を訪ねたことがある。家の周りに水田が広がっていた。大方の土地は地元農家に貸していたが、歳をとって自家栽培の小耕地の世話も難しくなっていた。孫たちに、機会があれば来させて、自分たちの家系について話して聞かせたかったようだ。

実は、いずれ必要な葬儀の祭壇に置く写真を撮って欲しいということもあった。和服に正装した祖母とセンチメンタルな思い入れもなく、少し笑いを交えながらフィルムに収めた。いい写真が出来上がることに専心した。

庭に古い祠や土蔵があった。祠には、祖母にとって最大のプライドになる、先祖の象徴ともいうべき女性が祭られていた。また土蔵の二階には、明治の時代に、祖父が学生(高校生レベルだろうか)のころに使ったという古い教科書があった。数学の本を興味深く開くと、当り前のことだが今と時代と差を感じないものだった。(ちなみに、私は数Ⅲを学んだ世代である)

数日過ごしたとき、電気釜に残ったご飯が古くなっていた。私は、新しいご飯を食べたいといった。祖母は私に新しい飯を炊いてくれたが、自分は古くなったものを洗えば大丈夫といって、そちらを食べたのだ。

農家にとって、米、ご飯がどんなに大切なものか、東京に戻って思い返すたび深く感じるようになった。今もその思いは変わらない。

2019年6月22日土曜日

夏至 2019

近ごろ夕方になって西の空を見上げると、太陽がまだそれなりの高度にあって、まぶしくギラギラ照っているのに驚く。思わず腕時計を確認してさらに驚く。午後7時だというに、辺りは西日に明るく照らされているのだ。

それもそのはず、6月16日から二十四節気の「夏至」の今日(6/22)まで、東京都心の「日の入り」は19:01だった。今日は、一日雨が降ったり止んだりしたが、晴れていれば、同時刻になっても明かりが十分残っているはず。

(本ブログ関連:”夏至”)

夏至の今日は、一年で「昼の時間」が一番長いが、今まで何度かブログに記した通り、実際の「日の入り時刻」は、明日の6月23日から7月4日まで、一年で一番遅い19:02となる。体感でいえば、まだまだ昼の時間を長く感じることができる。まさに、夏らしい夕方だ。

夏至が曇天に終わったのは残念だったが、朝のTVクイズ番組で「稲妻」とか「キツネの嫁入り」の語源について薀蓄が語られた。稲妻は、イネの生育に落雷がよい方向に影響するといい、そして、農業の仏神の使いとされるキツネは、稲田を荒らすネズミの害を絶やすという。「稲妻」や「キツネの嫁入り」の語源が、ともにイネつながりで、農業国だった時代に遡れるというのはもっともなことだと思う。

(本ブログ関連:”キツネ”)

2019年6月21日金曜日

福島県石川町へ行きたい

日本の代表的な鉱物標本といえば、愛媛県市之川鉱山でかつて産出した「輝安鉱」だろう。海外でも知られるその金属光沢結晶は、直線的で鋭く伸び、日本刀を思わせる。余りの美しさに鉱山労働者が気を取られるため、管理者は見つけては折ったという逸話がある。その話が本当だとしたら、なんと勿体無いことをしたのだろうと悔やまれる。喉から手が出そう。

(本ブログ関連:”鉱物”)

結晶の美しさは、六法晶系というよりアルプスで氷の化石と信じられた「水晶」に勝るものはない。釣り師の言葉に「箆鮒(へらぶな)に始まり、箆鮒に終わる」があるように、「水晶に始まり、水晶に終わる」だろうか。この石については、万人向けに一冊に特化した本があるくらいなのだから。

子どものころ、畑地や道端に「柘榴石」がいくつも転がっていて、それを互いに投げあって遊んだという話を聞いたことがある。身近にあれば当り前だったのだろう。二十四面体のこの石は、確かに投げやすそうだ。それも大粒だったというのだから、何もとうらやましい話だ。

これら水晶や柘榴石を育む火成岩の「ペグマタイト(巨晶花崗岩)」は、「緑柱石」や「鉄電気石」も産む。そんなペグマタイトが分布する福島県石川町は余りに有名。とはいえ、今では鉱物採集は厳しく制限されているという。

(本ブログ関連:”島県石川”)

昔、同町にある鉱物標本館に、上記の美しい鉱物(結晶)が多数陳列されているというので訪ねたことがある。下調べせずに出向いてしまったため、休館日だったという残念な経験をしてしまった。今度こそ行くぞと何度思ったことか。幸い、鉱物仲間と来月にでも見学しようという話になった。ぜひ実現したいと願っている。

2019年6月20日木曜日

緑深い桜並木道

桜並木の緑がますます深くなった。この通りは滅多に車も来ることがない。まさに緑陰の風を楽しむ場所である。訪れるたび、それを実感する。見上げると、葉が繁り重なり合って、木漏れ日も微かになるほど。まるで緑色の陰に覆われたような錯覚をする。

桜並木を見上げる
深くて濃い緑の光景に接すると、イギリスの風景画家「ジョン・コンスタブル(John Constable)」(1776年~1837年)の絵画を思い出す。彼の絵に、勝手なイメージだが、太陽の明かりを求めながらも描くほどに緑の陰が重くのしかかってくるようなジレンマを感じる。ある意味で光を直接追い求めた、同時代の画家「ウィリアム・ターナー(Joseph Mallord William Turner)」(1775年~1851年)と対照的である。

コンスタブルの風景画に「泰西名画」という言葉を思い出すが、どうやら彼の時代の風景画の画風を表すものではなく、あっさりいってしまえば、古い西洋画の意でしかないようだ。今では余り使われない、どこか骨董的な趣もあるような言葉でしかないようだが、どうだろうか。

ともあれ、この桜並木は夏の陽射しをさえぎり、歩くほどに静まり安堵する小道である。突き当りを曲がれば、子どもたちの遊び声が聞こえてくる。

2019年6月19日水曜日

新しいノートPCが届いた

一昨日に、ネットを見て電話申込みしたD社製のノートPCが届いた。あっという間で、早い段取りに驚く。電話対応してくれたのは中国の人(女性)のようだが、日本語理解は適格だった。D社は電話サービス(サポート)を中国にオフショアしているのだろうか。

最新のノートPCを起動して感心した。音声ガイドに従い初期設定するお手軽さは、まるで家電製品のよう。それに静かでなにより(当り前か)。

とはいえ、長年使ってきたノートPCをあっさり捨てるのも忍びない。他に使い道も定まらないので、やがて処分することになるだろうけど。以前もそうだった、使い終わったPCを2年ほど手元に置いて決断したのだ。

今となっては、旧PCになっなってしまったPCからこのブログを記している。いつの間にか新旧PCは入れ替わることになるだろう。

2019年6月18日火曜日

2019春期バスク語-10、山形県沖 M6.8 地震発生

長年労苦?を共にしたノートPCが、ときどき悲鳴を上げるようになった。昨日、ネットで新しいPCを申し込み、今日、銀行で代金を振り込んだ(振込手数料がかかっても、ネット上でカード情報を絶対に明かさないようにしている)。そんな作業を済ませて、「バスク語教室」へ出かけた。

(本ブログ関連:”春期バスク語”)

今回も、まず宿題のプリントを全員が順に回答し、次に目的語を持つ「完了分詞」について解説いただいた(前回は目的語を持たない完了表現)。(テキスト第7章相当)

① 目的語を持つ「完了分詞」
  ・完了表現: 完了分詞 + du助動詞
  ・否定表現:Nik ez dut liburu hori erosi.(I + not du助動詞 + book this + buy)
  ・疑問表現:Zer eskatu duzu?(What + ask + du助動詞

② 名詞の格で、手段・材料・話題を表す「具格(~で)」について
  ・名詞を不定数形で表示: 名詞+(-z/-ez:by)
  ・Biziklta-z ettori naiz.(bicycle-by + come + da助動詞

③ 人称の格の「受益格(~のために、~にとって)」について
  ・人称代名詞について、niretzat(for me)、zuretzat(for you)
  ・Hau zuretzat da.(This + for you + is)

バスクでは、少人数グループで酒を飲むとき、おもしろい酒代の払い方があると紹介された。幹事は全員(一杯)の酒代を払う ⇒ 一杯飲むと次の酒場へ移動し、幹事が入れ替わって、全員(一杯)の酒代を払う ⇒ 移動のたび幹事が変わって一巡りすることで、全員で酒を楽しむという。

(追記)
久し振りに大きな地震が発生した。しかも津波の心配があるという。気象庁発表は次の通り(令和元年 6月18日22時26分 ⇒ 速報後の修正)。
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18日22時22分ころ、地震がありました。
震源地は、山形県沖(北緯38.6度、東経139.5度、酒田の南西50km付近)で、震源の深さは約10(⇒14修正)km地震の規模(マグニチュード)は 6.8 (⇒ 6.7修正)と推定されます。
津波警報等(大津波警報・津波警報あるいは津波注意報)を発表中です。
この地震により観測された最大震度は6強(新潟県 村上市 府屋)です。
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2019年6月17日月曜日

ユダヤの歴史を学ぶ-9

燦燦たる陽光、都心の最高気温は 28.7℃(13:15)に達したが、北北西の風に熱気は吹き飛んだよう。景色は澄んで鮮明、実に爽やか。そんな昼ころに、市民講座「ユダヤの歴史を学ぶ」に出かけた。

第9回の今日、東京理科大学講師 山本伸一氏から「オスマン帝国 のユダヤ人とユダヤ神秘主義:ユダヤ社会の変容」の解説をいただいた。

(本ブログ関連:”ユダヤの歴史を学ぶ”)

ユダヤ人は、ポーランドを中心に中欧に拡散したアユケナジム、スペインを基点に地中海(トルコを含む)に拡散したスファラディム、(キリスト教へ改宗した)マラーノなどがいる。その中で、オスマントルコに定住したユダヤ人について紹介された。

① ユダヤ教の伝統回帰
 ・ユダヤ人はオスマントルコ帝国で安定した生活を送る
   - 非トルコ系・非ムスリムに対する「ミッレト制」によりユダヤ人自治が認められた
   - 宮廷に従えたり、商人、医師、貿易商などに従事する
 ・安定した中から、ユダヤ教の伝統へ回帰する
   - ユダヤ人の「シャブタイ・ツヴィ」は自らをメシアと語る
   - イスラエルのガザの「預言者ナタン」は、ツヴィを原理的に最後(死後)まで支援した
   - ツヴィはイスラムに改宗する(アルバニアに流罪の末、そこで亡くなる)
 ・ツヴィの継承者に、ポーランドの「ヤコブ・フランク」がいる

② ユダヤ教の神秘主義(カバラー)
 ・カバリストは、口伝聖書に隠れた10個の神の力を探求した
   - ツヴィ亡き後、ムスリムになった(改宗した)ユダヤ人(ドンメ)たちの末裔が、後の「青年トルコ革命」に関わる
   - トルコ建国の父「ムスタファ・ケマル・アタテュルク」は、かつてドンメの学校で学んだという

ある意味熱狂的な中で変遷したツヴィ、いつまでも彼を見守り肯定したナタンといった、両者の関係は、キリスト教世界にも見られそうだし、今の時代から見ても興味深い。小説家がインスピレーションを受けたというのも分かる気がする。また、ツヴィの流れが、トルコの近代化にどこかでつながっているような、ドラマチックな紹介にも関心が湧いた。

2019年6月16日日曜日

日の入りが遅くなった

まるで子どものような天気だ。昨日は雨で一日中ひんやりしていたかと思えば、今日はうって変わって真夏のような快晴。東京都心は久し振りに最高気温が 30.7℃(16:21)の「真夏日」(日最高気温が30℃以上の日)になった。

とにかく陽ざしが強く圧倒的で逃げ場がない。気楽に家を出たものの、あっというまに熱気に襲われた。いつもの図書館へ逃げ込むように駆け込んだが、冷房が効きすぎて苦労する。天候の変化に体が付いていかない。

しばらく調べ物をして退出したが、夕方になっても太陽は明るくまぶしい。まるで日中の明るさだ。日頃の感覚がずれてしまったかのようだ。時間もあるので、たっぷり西日を浴びながら公園の川べりを散策した。緑の濃い平凡な光景を写真に撮ったりした。

それにしても夕方、いつまでも明るくて陰る兆しがない。あれっ、こんなに日が長かったのかとあらためて驚く。午後5時に太陽は西の空に浮かんでいた。都心の日の入りは、18:59で、何と午後7時ころだったのだ・・・。

2019年6月15日土曜日

ザ・カスケーズ「悲しき雨音」

一日中、雨が降り続いた。夜が更けるとともに梅雨寒は深まり、夜半10時過ぎの東京都心では 16.8℃ までさがったという。どうりで素足が冷えるわけだ。

いつまでも止まぬ雨音に、いささかうんざりしたとき、からっとした気分になりたいものだ。

昔のアメリカン・ポップの日本語タイトルには、なせか「悲しき~」が多かった。その中から雨の日に合わせるなら、ザ・カスケーズの「悲しき雨音(Rhythm of the Rain)」(1962年 US)がぴったりだろう。当時は、歌詞の意味に関心なんてなく、ただ出しの雷鳴と雨音が気分を盛り上げていた気がする。

(本ブログ関連:”悲しき雨音”)

アメリカ人も、雨にはおセンチになるようだ。不思議なことに、慣れてくると雨音が消えて、やがて雨粒が一粒ひとつぶ見えてくるよう。そこには消えてしまった恋を懐かしむ、ひとりぼっちのアンチャンがいる。


(Youtubeに登録のcrossking24に感謝)

2019年6月14日金曜日

若者はすごい

若くて才能ある者は、活躍の場を与えなくても、自から切り開いていくものだ。

大谷翔平投手(24)
ロサンゼルス・エンゼルス所属の大谷翔平選手は、投打両方の才に恵まれているが、昨年右肘の靭帯再建手術をした結果、今年は指名打者に専念している。メディアは、それでも大谷選手を投手と今年も呼んでいる。日本時間の今日(現地13日)、タンパベイ・レイズ戦に3番・指名打者(DH)として先発、日本人メジャーリーガー初の「サイクル・ヒット」を達成した。

サニブラウン・アブデル・ハキーム(20)
100m競争で、日本人が10秒を切るのはいつなのか長年の関心だった。桐生祥秀選手が、2017年9月9日に9秒98を実現して以来、さらなる更新は時間の問題で、いずれといった期待があった。選手層が厚くなってきたのだ。その中で、米国留学でまさに変身したサニブラウン・アブデル・ハキーム選手が、日本時間の先週8日(現地7日)のNCAA(全米大学体育協会)屋外陸上競技選手権大会で、9秒97を達成した。

久保建英(18)
サッカー競技はいまだよく理解できていないが、なんとなくワールドカップやJリーグの熱気を感じている。それだけに、本場の海外で日本人選手が活躍するとうれしくなる。久保建英選手は、16歳でFC東京とプロ契約し、横浜マリノスへ期限付き移籍した。その彼を、海外移籍解禁の今月、レアル・マドリードは公式ホームページで、久保選手を獲得したと発表した。

若いスポーツ選手が次々芽吹いている。

2019年6月13日木曜日

梅雨の中休み

今月に入って、最高気温が変転している。6/6に今月最高の 32.3℃になったかと思えば、6/10には 最高気温が 17.4℃という超涼しい思いをした。そして今日は、最高気温が 26.4℃(14:41)となって、久し振りの「夏日」(日最高気温が25℃以上の日)になった。

先月末に「真夏日」(日最高気温が30℃以上の日)が4日も連続して驚いた。そして今月の6/7(平年並み)に、「梅雨入り」した。気象庁の宣言通り梅雨になったものの、今日は中休みのようで、まぶしい陽射しは夏そのものといった感じだ。

ところで、周辺のコンビニ店は圧倒的にセブンイレブンとファミリーマートが占めていて、ローソンの通常店は一軒しか見当たらない。少し手間をかけて、そのローソンへ「BASCHEE バスチー」(バスク風チーズケーキ)を買いに行ったが、またしても売り切れという。

(本ブログ関連:”BASCHEE”、”チーズケーキ”)

まさに流行のケーキのようで、ネットを見れば、専門店まで登場しているという。「émotta」というサイトに、「東京バスクチーズケーキ全11選!まとめてみました♡【2019年最新版】」*があって各店舗を紹介している。いろいろな味を楽しめそうだが、店は若い人(特に女性)が訪れそう・・・都心の、いわゆる小洒落れた街に構えているようだ。

(*)東京バスクチーズケーキ全11選!:  https://emotta.jp/selection/39282/

そんなわけで、おじさんは流行が終わるまで、ローカルにあるコンビニ店で我慢して購入することにした。

2019年6月12日水曜日

(雑談)日常の買物リスト

ほどほどに天気がいいので、午前中にホームセンターへ買物に出かけた。掃除用品をいろいろ購入して帰宅すれば、忘れちゃいけないとわざわざテーブルに<浴槽洗剤の空容器>を置いていたのに、本命の品を買い損ねていたのに気付く。

日用品はこまごましていて、買物にはメモが必須のようだ。スーパーの場合、売り場を回っているうちに予定もしない物まで買ってしまうことがある。買物メモは、逆にそんな無駄買いの抑制効果もある。でも、欲しい物をこまごまメモ書きする準備も面倒だし。

それに、メモを見ながら買物しているのを見られると、自ら物忘れしやすいことを明かしているようで・・・といった妙なプライドが邪魔してくる。頭の中に買物リストがちゃんと入っているといった振りをしたいのだ。そんなことを思う歳になってしまった。

さてさて、これから忙しい。

2019年6月11日火曜日

入梅 2019、2019春期バスク語-9

今日は、二十四節気の「芒種」の時期に設定された雑節の「入梅」で、梅雨入りのころを指す。気象庁発表では、今年の関東の「梅雨入り」は 9月7日だった。「昨年(2018年)より1日遅く、平年より1日早い」ことになる。雑節の「入梅」を含めて、それぞれ近傍ということになる(といっても関東地方についてのことだが)。

(本ブログ関連:”入梅”)

昨日の雨が、そのまま今日も続くのではと、天気予報のそれらしく語ったが、(本来実りの雨であるが)どうやら止んでくれて、濡れることなく「バスク語教室」へ出かけた。・・・でもやっぱり、帰宅時には雨に濡れて大変だった!

(本ブログ関連:”春期バスク語”)

今回は、まず宿題のプリントを全員が順に回答し、次に方向(~に)を示す「方格」と、今日起きた「完了分詞」について解説いただいた。(テキスト第6章相当)

① 「方格」:方向(~に)を示す
  ・基本的に<無生物(含:植物)>や<地名>などの名詞に「方格」の語尾(不定数形、単数形、複数形)を付ける
  ・<無生物>は単数形が多い
  ・<地名>で疑問詞(Zein:Which、Zenbat:How many)を使用時、不定数形を使う
      例: Zein herritara joan zara?(どのZein、街にherri+方格tara、出かけたjoan zara(下記②参照)?)
  ・<生き物>については、人名などに付けることがある

② 「完了分詞」:今日起きた/完了した事態を示す(目的語を持たない)動詞
  ・複合形で示す:[完了分詞(動詞の辞書形)△ da助動詞*]
    (*)da助動詞: これまでbe動詞(人称・数により活用したもの)として扱ったもの
     例: Zu eskolara joan zara.(You school+方格語彙)
         (Zu:You、eskola+ra:school+方格ra。joan:goの完了分詞、zara:da助動詞)
  ・否定形: ez△da助動詞
  ・疑問詞と完了分詞の結びつきが強い
     - Nor etorri da?(Nor:who、etorri:comeの完了分詞、da:da助動詞)
     - Noiz ettori da ~?(Noiz:when、etorri:comeの完了分詞、da:da助動詞、~:主語)

だんだん複雑さが増してきたようだ。

2019年6月10日月曜日

ユダヤの歴史を学ぶ-8

朝から一日中雨が降りつづいた。梅雨冷えのなか、昼近くに、先週(6/3)休講を経て、久し振りに市民講座「ユダヤの歴史を学ぶ」に出かけた。前回(5/27)に引き続き、東京工科大学講師の志田雅宏氏による、「『ヴェニスの商人』の舞台とその周辺: ルネサンス時代のユダヤ人」の解説をいただいた。

(本ブログ関連:”ユダヤの歴史を学ぶ”)

前回の、中世におけるキリスト教社会からユダヤ人への「保護」と、ユダヤ人からキリスト教社会への「奉仕」の関係について、具体的に中世都市ベネツィアなどでの状況・事例を紹介された。

1.キリスト教徒とユダヤ人との文化的交流
  ① ユダヤのヘブライ語文献の活版印刷
   ・ベルギー生まれのキリスト教徒「ダニエル・ボンベルグ(Daniel Bomberg)」(1549年没)による
    - 「聖書」、「タルムード」の印刷
    - アドバイザイーにキリスト教に改宗したユダヤ人が参加
    - 印刷、校正にユダヤ人職人が従事

  ② ユダヤのラビとキリスト教徒の学者との研究上の交流
   ・聖書を従来のラテン語訳からではなく、ヘブライ語原典に遡って研究が進められた

  ③ キリスト教徒によるユダヤの神秘主義思想「カバラー」の研究
   ・キリスト教徒のピコ・デラ・ミランドラヨハネス・ロイヒリンによる研究

2.ユダヤ人の経済的な位置づけ
  ① ユダヤ人が金利を持った金貸しに従事した
  ② ユダヤ人の居住を特定の場所(ゲットー)に固定した

見えるようで見えないのは、ユダヤ人の金融商的役割だろう。果たして、ユダヤ商人がどれくらいの規模(例えばベネツィア市の財政での取引規模の割合)でビジネスをしていたのかとか、イタリアの豪商にどのように貸し付けをしていたのかなど知りたい。同様に地方の人びとへの貸付はどのように行なわれたのかも知りたい。貸付証文の書面・内容を見たい・・・などあるが、講師の方が「宗教哲学」の研究者の方のようなので、以上の点について聞くのをはばかれた。

2019年6月9日日曜日

童謡「あめふり」

子どもは水遊びが好きだ。水溜りに飛び込んで泥だらけになるのはもっと好きだ。だから、雨に濡れるのはどうってこともない。下校時に雨が降ってきたってへいっちゃらだった。

そういえば、雨だからといって、傘をさして母が学校に迎えに来た覚えがない。土砂降りのときはどうだったろうか、そんなときの記憶もない。小学校から家までの距離がそれほどでもなかったからだろうか。

童謡に「あめふり」(作詞:北原白秋、作曲:中山晋平、大正14年[1925年])がある。母親が、雨降りを気遣って、蛇の目傘をさして学校に子どもを迎えに来る歌だ。当時は校区が広くて、ずぶ濡れになるのを心配したというのだろうか。

今の時代、母親も働いていて時間的にも迎えにくるのは難しい。童謡「あめふり」が広く歌われた時代は、母親がまだ自宅にいたからかもしれない。

歌の後半に、雨の中、母親と一緒の帰り道、柳の下で泣いている子を見つけて「きみきみ このかさ さしたまえ」と少年は自分の傘を差し出す。言葉使いが、戦前っぽくてなんとも古めかしい。母親を見上げながら、得意な顔をしている様子が見えてくるような気がして微笑ましくなる。


(Youtubeに登録の動く絵本、童謡、手遊び の動画「ゆめあるチャンネル」に感謝)

2019年6月8日土曜日

夢か現(うつつ)か幻か

最近、歳のせいか夢を見なくなった。夢は、昼間の緊張を解きほぐし、精神的再生のためとか、あるいは記憶のワークエリアの整理・削除のためともいわれる。夢はその意味で、昼間のルールと違った、予期しない自由な世界を繰り広げてくれる。

夢を見なくなるほどに、場面や展開を不意に変転する不思議な世界に関心が向く。若いころは、それなりにあやうい経験を楽しんだりして、そんなヒヤリ感がたまらなかった。歳をとると用心しすぎて無茶と縁遠くなる。夢がその代わりをしてくれるはずだった。

室生犀星の「ゆめの話」に、昔、ある武士が帰宅するため夜道を急いでいたところ、物陰に立つ女と出会う話がある。不審に思い、その女に近づくとするりと消える。不思議なことと思って自分の屋敷に着くと、門前にあの女がいて、急いで追うが見当たらない。門番も知らないという。
武士は、怪しさを感じながらも部屋に戻ると、先ほどの女が現れる。怪しんで肩先を斬りつけたところ、女は縁の下に逃げ去った。家中を探してみれば、板の間に女中が気絶していた。覚めた女中は、「実は先刻わたしが使いからかえると、一人の武士に途中であいました。そして御門から這入って縁側へぬけようとするところを抜き打ちに斬られたのでございます。ごらん下さいまし、このところに血がにじんでおります。」といった。しかし、門番は彼女が家を出る姿を見ていないという。

室生犀星は、女中が「夢遊病」だったのかもしれないと推測したが、これと似た伝承がある。以前(2017/6/10)ブログに記した、柳田国男の「遠野物語 」(一○○)にある、狐が夢をかすめ取る話だ。この場合、次のような展開になる。
< ある女房が、夢の中で、帰りの遅い主人を気遣って迎えに行こうかとするのを、狐の身を傭(やと)ってしまうことになる。深夜のこと、坂道で出くわした女を怪しみ、主人はそれをあやめて急いで帰れば、女房は命を取られそうな夢から覚めたばかりという。主人は元の場に戻って見れば、そこに一匹の狐が横たわっていた。>

(本ブログ関連:”遠野物語”)

柳田国男の伝承の場合、人の夢に狐が便乗したことになる。ことほど作用に、夢は誰のものでもないというか、奪われやすいようだ。私の夢を、今は誰かが(私に代わって)見ているかもしれない。

2019年6月7日金曜日

梅雨入り 2019

空模様が怪しくて何となく気配を感じていた。午後に雨降りとなり、どうやら天気予報の通り、今日、関東地方が「梅雨入り」したようだ。

(本ブログ関連:”梅雨入り”)

ほぼ平年通りの梅雨入りを、日本経済新聞の記事「関東甲信が梅雨入り 平年より1日早く」*(6/7 12:05更新)は、次のように伝えている。(抜粋)
(*)記事:https://www.nikkei.com/article/DGXMZO45812000X00C19A6CC0000/
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気象庁は7日、東海、関東甲信、北陸、東北南部の各地方が梅雨入りしたとみられると発表した。関東甲信は昨年より1日遅く平年より1日早い。北陸と東北南部は平年より5日早く、東海地方は1日早かった。
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雨について、ミュージカル映画「マイ・フェア・レディ」で、主人公が「The Rain In Spain」を歌う場面がある。ロンドンの下町娘イライザの訛りが激しくて、それを言語学者(音声学)のヒギンズ教授が矯正した結果、みごとに歌いこなせるようになる。教授が矯正に乗り出した動機はいささか不純である。しかも、原石が美しく輝きだすや動機も忘れて心奪われるのだから・・・。この物語は洋の東西を問わず、昔も今もあるパターン(身分を越えた、しかも男が上位で女性が下位といった)であるが。

(本ブログ関連:”マイフェアレディ”)

雨を恨めしく思いながらも、実りに通じる雨でもあることに気付きながら聞いてみよう。(歌う場面は下側のYoutube映像で)


(Youtubeに登録のLoecsenに感謝)


(Youtubeに登録のshanmugamlakshmananに感謝)

2019年6月6日木曜日

芒種 2019、紫陽花(あじさい)

今日は、二十四節気の「芒種(ぼうしゅ)」で、「イネ科植物(稲や麦)の籾殻の先にある棘(とげ)のような突起の『芒(のぎ)』を持った植物の種を撒くころ」(Wikipedia)だ。考えてみれば、農業に必要な雨降りの時期「梅雨入り」と重なる。今週中に関東地方は梅雨入りとなるという(平年は6月8日)。

(本ブログ関連:”芒種”、”梅雨入り”)

とはいえ、今日の東京は晴れて、かつ久し振りに「真夏日」となり、最高気温が 32.3℃(14:00)に達した。果たして、このまま梅雨に突入するのか。

(本ブログ関連:”真夏日”)

梅雨となれば「紫陽花(あじさい)」の花。先日(6/1)のブログにも記したが、青紫色の、ときには桃紫色の花(=装飾化)の雨に濡れるさまが美しい。そんな紫陽花を有名にしたのは、今では鎌倉の各寺院が競っているが、私の知る限り「明月院」のそれが最初だったのではないかと思う。「あじさい寺」として観光地と化しているものの、昔は紫陽花で知る人ぞ知るといった古寺だった(紫陽花を植えたのも最近のこと、意外な理由からだった)。

明月院と縁があるのが、鎌倉幕府の執権「北条時頼(ほうじょう ときより)」だ。彼には能「鉢の木」で知られる全国を廻遊したという伝説がある。母方の田舎に、昔、時頼が来訪したという言い伝えが残っていて、そんなこともあって随分昔のこと、祖母がわざわざ明月院までうかがったことがある。(そのとき、明月院と紫陽花のいきさつも聞いている)

(紫陽花の花が美しく咲き並ぶ古都鎌倉の寺院を描いたYoutube映像がある。感謝)

(Youtubeに登録のDiscover Nipponに感謝)

2019年6月5日水曜日

ユニークなテーマの定期刊行物

あるテーマに絞って定期的に、例えば週刊で刊行されるものがある。ホビーの組み立て部品とか、模型シリーズとか、何となく関心を引くけれど、全て購入・購読すると随分な出費になるのが特徴。驚くことに二十万円近くになることがある。高額という気掛かりもあるが、むしろ購入・購読を続ける意欲が廃れないか心配。

関心が中途半端でしかなくても、今流行といわれる内容の刊行物には食指がそそられるもの。外野の関心でしかないが、ありがたいことに第一号にはテーマを見通せる解説がある。当り前だが、映画の予告編のように興味を引き寄せ、そして全号購入して欲しいから、わかりやすい入門解説がある。そういう意味で、第一号は便利な入門編でもある。

そんなわけで、興味本位に創刊号だけ購入することが多い(というか、それだけといった方がよいかもしれない)。意外にそんな購入・購読者が多いのではないだろうか。飛行機、百名山、鉱物・・・などいろいろなシリーズに手を出したものだ。

今回、「日本刀」の週刊読物が発行されたので、その第一号を手にした。しかも、購買意欲をそそるよう(とても)安価に設定されているので試し買いした次第。

2019年6月4日火曜日

2019春期バスク語-8

先々週末から先週初にかけて「真夏日」に襲われたが、連日好天が続き、心地よい初夏が続いている。おかげで、足も軽く早めに「バスク語教室」へ出かけたが、少々早過ぎたようだ。
教室の地元駅にある喫茶店で予習かたがた過ごしたが身に入らない。周りの騒音や会話にかき乱されてなかなか集中できない・・・当り前のことだが、喫茶店は予習する場所ではないようだ。

(本ブログ関連:”バスク語”)

今回は、前回のバスク文化紹介から、いつもの講習(テキスト「第5章」に相当)に戻った。まず宿題のプリントを全員が順に回答し、いつも通り丁寧な解説と説明をいただいた。
① 能格の直接目的語が複数あるとき、単数の場合と違う動詞(have)をつかう。
  ・例: Nik(一人称能格)の動詞 = 直接目的語単数 ⇒ dut / 直接目的語複数 ⇒ ditut
② 直接目的語の数が特定されないとき「分格」と呼び、「絶対格」と区別する。
  ・名詞: 辞書形+rik/ik(単複の区別はない)
③ 親族名称(兄、姉)を、主語(Ni)が男・女のどちらかによって呼称が異なる。
  ・Ni(男): 兄(anaia)、          姉(arreba)
  ・Ni(女): 兄(anaia / neba)、姉(ahizpa)
④ 数量表現
  ・たくさん(asko)、いくつか(batzuk)

今までの基本知識が絡み合って、これからは、使い方(語法)の整理・理解が必要になってきたようだ。

2019年6月3日月曜日

「小さな村の物語イタリア」のテーマ曲

日テレ系BS放送の番組「小さな村の物語イタリア」は、イタリアの地方の町や村を舞台にというか訪れて、そこに住み続けてきた人びとの日常を静に見せてくれる。番組の始めと終わりに流れるテーマ曲「L'Appuntamento (逢いびき)」を歌うオルネラ・ヴァノーニの歌声とともにすっかり慣れ親しんでいる。気付けばどっぷり漬かって、やがて自らの人生をも見直させたりする貴重な番組だ。

(本ブログ関連:”小さな村の物語イタリア”)


(Youtubeに登録のMszicky94に感謝)

この「L'Appuntamento」の原曲「Sentado a 'Beira Do Caminho」はブラジルの Roberto CarlosとErasmo Carlosが作曲し、かつErasmo Carlosのシングルによりリリースされたものだそうだ。


(Youtubeに登録のerasmocarlosbrに感謝)

2019年6月2日日曜日

ダンス・ウィズ・ウルブズ

最近、TVコマーシャルにオオカミの映像を重ねたものがある。野生の逞しさと神秘さを込めてのことだろう。オオカミの眼光に、人をたじろがせる原始的な畏れもある。わたしにとっては、キツネ ⇒ イヌ ⇒ オオカミへとつながる関心がある。

(本ブログ関連:”オオカミ”、”キツネ”)

以前、ブログに写真集「オオカミと野生のイヌ」(菊水健史監修)について記した、自然を舞台に強靭な生命力で生き抜くオオカミの姿を思い返す。
オオカミと触れ合う映画がある。(といっても未見であるが)「ダンス・ウィズ・ウルブズ(Dances With Wolves)」(監督・主演・製作はケビン・コスナー、1990年)にそんな場面があるようだ(参考:Youtube)。

映画は、ハリウッドが西部劇で、インディアンを襲撃の対象として描かなくなって(1964年「シャイアン(Cheyenne Autumn)」)以降、協調の対象に変わったことを示す。映画「ダンス・ウィズ・ウルブズ」は第63回アカデミー賞で監督賞を受賞している。外側にいることで、映画を通してアメリカ大衆の歴史観(意識)の変遷を知ることができる。映画が幻想であるなら、スクリーン上だけでしかないかもしれないが。

ところで、この映画のサウンドトラックに主人公の「ジョン・ダンバーのテーマ」がある。作曲は、私のお気に入りの映画「ある日どこかで(Somewhere in Time)」の作曲者でもあるジョン・バリーだ。荘厳でありながら、ハミングするような気安さも合わせ持つ、いってみればアメリカ人好みのロマンチックな旋律がする。ビクター・ヤングの系譜につながるのだろうか。

(本ブログ関連:”ある日どこかで”)


(Youtubeに登録のKajsa Nordstrandに感謝)

2019年6月1日土曜日

アジサイ

民家の裏手、路地に接する場所に、塀の代わりに「アジサイ(紫陽花)」が植えられている。いつもは気に掛けない場所に、小さな青い花(=装飾化)が群集して塊りとなり咲いていた。やがて「梅雨」ともなれば雨に濡れてよく似合う。

(本ブログ関連:”アジサイ ”)

ところで、一昨昨日(5/29)に茨城県の「錫高野」へ鉱物採集に出かけた。3年振りの鉱物採集のため、無理のないようゆっくりと歩を進めた。それでも、現地で5時間ほど徘徊?、いや探し廻ったことになる。一昨日(5/30)、同行の石仲間との電話で、足の疲れを聞かれたが、全然大丈夫と応えた。実際何も感じなかったのだ。それが、昨日(5/31)になって足に疲れがどっと出てきたのだ。歳をとると、疲れが翌日でなく、翌々日に出るという通りだ。

そんなわけで、今日は「養生」半分に時間を過ごした。アジサイは派手なところもなく、存在を自己主張することもない。日本のひっそりと咲く心和ませる花だ。

2019年5月31日金曜日

(雑談)ライザップ牛サラダ

昼どき、町中でふと目に入るのは、「~水産」といった魚介刺身料理の飯屋だ。そこでは満足感もあって手軽な「海鮮丼」をよく選ぶ。家ではスーパーで売っている「冷凍うどん」を最近食べるようになった。電子レンジでチンと温めて、こしも十分あり喉ごしもよい。

(本ブログ関連:”冷凍うどん”)

今日の昼間、地元にある吉野家の前を通ったところ、布看板に「ライザップ牛サラダ」*の図柄があった。サラダというだけでなく、ライザップの名も冠していいるので健康によさそうと思って注文した。ちなみに、吉野家のホームページに、このメニューについて次のような説明をしている。
(*)吉野家: https://www.yoshinoya.com/menu/gyudon/rizap_gyu_salad/
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「高たんぱく質、低糖質」のボリュームいっぱいのサラダです。定番の吉野家の牛肉だけでなく、鶏肉・ブロッコリー・半熟玉子とバランスよくたんぱく質を摂取できます。
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どうやら、筋肉を付けるたんぱく質食品として鶏肉がみそのようだ。ライザップの宣伝のように見違えるほど筋骨りゅうりゅうになるやも知れず。サラダ(キャベツ)もいっぱいで、満腹感もある。体がスッキリした気にさせる。

ところで、夜中の洗面所で鏡の向こうに、ときどき親父の顔と出会うことがある。歳をとったなあと思って見たころの親父の顔つき、体形までそっくりな自分がいるのだ。冷静に考えれば、ライザップどころじゃない歳になった・・・気ままに理屈をつけず食事するのが一番なのかもしれないのだが。

2019年5月30日木曜日

(雑談)活字の大きさ

学生時代に読んだドイツの文豪の全集を、あるとき読み直そうと取り出したことがある。ところが、上下2段刷りの活字が余りに小さくて目が霞んでしまい、読みづらいのに慌ててしまった。今も書棚にあるが、大きな虫眼鏡でもなければ手を出せない。

先日、バスク語教室で、司馬遼太郎の「街道をゆく」シリーズの第22巻「南蛮のみちⅠ」(朝日文芸文庫)が、< バスクのひとびと >について記されていると先生から紹介があった。そこで図書館で借りて読み出したところ手元に欲しくなり、ネットで古書を購入した。

届いた古書の適当なページを開けたところ驚いた。図書館の本では左ページにあった図版が、右ページにあるでないか。よく見れば古書は活字が小さい。本の厚さも薄い。図書館の方は、2014年6月30日新版第3刷であり、古書はそれより古く1998年5月10日第11刷だったのだ。

昔ほど小さな活字で、ぎっしり埋め込むといったわけで、若いときはそれでいいのだろうけれど、歳をとると大きな活字の方が読みやすい。その分、書籍は厚くなるのだが。
ところで。新聞も活字を大きくして久しい。ページ数が増えたわけでもないので、結局情報量は減っていることになる。読者に老人が多いそうだから、それでも按配がよいのかもしれない。

2019年5月29日水曜日

錫高野#21

今月初旬(5/7)に「(茨城県東茨城郡城里町にある)錫高野へ行こう!」と掛け声をあげ、ようやく今日、4年振りに鉱物採集に向かった(実質、山梨県「鈴庫(すずくら)鉱山へ、2016年5月22日(日)に出かけて以来 3年振りとなる)。

(本ブログ関連:”錫高野”、”鉱物”)

朝から小雨まじりの不安な空、同行の鉱物仲間と集合時間を繰り下げて万全を期した。さいわい途中小雨がぱらつく程度で、現地錫高野はすっかり雨上がり状態、大部分は乾燥までしていた。
体調を考慮いただき、いつもの仏国寺側から登るコースとは反対側にある、(美味しい香りがしそうな)「ビーフライン」(県道112号)から、スティック片手に、ゆるい坂道を歩んだ。今回は、足慣らしに近い状態で、急傾斜を登り下りするのは避け、よく歩きまわったと思う。鉱物仲間に気遣いをいただいたこと、無事に鉱物採集が再開できたこと感謝したい。

エゴノキの花弁
高取鉱山と向かい合う形で存在する国有林の錫高野は木々が覆っていたが、今回驚いたことに、なんと伐採が進んでいたのだ。空は広がり、斜面がすっきりして風通しがよくなって、別の場所に来た錯覚がした。(他方、いつもの採集場所は、草木が鬱蒼と繁り踏み込むのを断念した)

様子がすっかり変わって、勝手が違い、手当たり次第、石英を探しては砕いた。涸れた川床を探っていたとき、(頭がきれいな)大型の「水晶」片を見つけたぐらい。

ところで、周りに白い花弁が散らばっていた。見上げると、「エゴノキ」が花を下に向けて咲き、花弁を次々と落してきた。なんとも可憐な愛らしい花だ。また帰路の脇に「マムシグサ」が立っていた。

2019年5月28日火曜日

2019春期バスク語-7

昨日まで「真夏日」が4日間連続したと思ったら、今日は夕方から雨という。天気予報の雨雲レーダーは、今晩から明日の午前中まで、雨雲が関東一円を這う様子を描く。夕方、空模様を心配しながら「バスク語教室」へ出かけた。

(本ブログ関連:”バスク語”)

バスク語教室は、月一回のペースで、東京外国語大学教授の萩尾生氏から「バスク文化」を紹介していただいている。先月(4/16)の「バスクの地理」に続き、今回は「バスクの名前」(人や屋号の名前の変遷など)について、図や歌を交えて解説された。

① 存在と名前
  ・存在(izan)+ α : izadi(自然)、izaera(性格)
  ・名前(izen): ponte-izen(洗礼名)、ezizen(あだ名)
② 文字(ローマ字による)
  ・近世: 教会・印刷技術により普及、 「バスク初文集」(エチェベリ、1545年)
  ・近現代: バスク・ナショナリズム、人名の統一など <純粋化>(サビノ・アラナ
  ・現在: バスク語の公用語化、スペイン(1979年)、フランス(1966年)
  ・バスクアカデミーの設立(1966年): 標準語
③ 人名
  ・人名は多様: 固有、宗教的、聖地、上記のアラナによる、自然、地名・・・などに由来
④ 親族名称
  ・私(Ni)が男女別に、「兄」と「姉」の表現が異なる
  ・財産相続: 相続者は長子に限らず3/4相続、相続者以外*は家から町に出る。
   (*)相続者以外: 僧侶、役人になったり、海外に出たりする。独身のまま家付きも可
⑤ 家(屋号)
  ・家(etxe): etxeko egin(親しくなる)、etxeko jaun(家長) ← (~ko:位置属格)

(付記)
バスク人と鉄の関係について ⇒ (本ブログ関連:”バスクと鉄”)

2019年5月27日月曜日

最高気温32.4℃、ユダヤの歴史を学ぶ-7

今日の都心の最高気温は 32.4℃(13:32)、日連続の「真夏日」となった。5月として観測史上初とのこと。それにしても暑い。天気予報は、明日から最高気温が 30℃をきるという。ようやく落ち着きを取り戻しそう。

(本ブログ関連:”真夏日”)

そんな真夏日、また右のふくらはぎがつり気味の中、市民講座「ユダヤの歴史を学ぶ」へ出かけた。7回目の今日は、「中世キリスト教世界のユダヤ人:共生と対抗」について、東京工科大学講師の志田雅宏氏に解説いただいた。

(本ブログ関連:”ユダヤの歴史を学ぶ”)

8世紀にユダヤ人の90%近くがイスラム世界にいたが、11世紀に入って徐々にヨーロッパに広がった。中世ヨーロッパにおいて、ユダヤ人の立ち位置がどのようであったかについて、大枠(ある意味教科書的)に整理された。

① キリスト教世界から見たユダヤ人との関係
  ・ キリスト教世界 ― 保護 → ユダヤ人 (土地を持たない宗教的共同体を認める)
  ・ キリスト教世界 ← 奉仕 ― ユダヤ人 (金銭的納税的な関係を含めて協力する)

② ユダヤ人から見たキリスト教世界との関係
  ・ユダヤ人 ← 共生 → キリスト教世界 (宗教的に関わらない、アラビア語の共同翻訳)
  ・ユダヤ人 ← 対抗 ― キリスト教世界 (改宗の強要への抵抗、教理的反論・論争文学)

③ 十字軍によるユダヤ人への迫害の理由
  ・十字軍の宗教的熱狂・経済的な理由などによる襲撃
  ・民衆も(わけもわからず?)加わった

ただし、どうしても分からないことがある。なぜユダヤ人がそこに(場所であれ地位であれ)いたのか、最初からいたわけではないのだから。そのことについて知りたい。

2019年5月26日日曜日

最高気温32.6℃ (ついに「バスチー(BASCHEE)」を食べる)

今日の東京都心の最高気温は 32.6℃(12:58)、3日連続の「真夏日」だ。二十四節気の「小満」をさらに3つに分けた2番目、七十二候の「紅花栄 (べにばなさかう)」にあたる。「ベニバナ(紅花)」が盛んに咲くころというが、あいにく身近にこの花(黄色の花弁ながら水に曝して赤色の染料になるという不思議ももちろん)を見る機会はない。

先日来求めたいたバスク風チーズケーキ「バスチー(BASCHEE)」を、今日ようやく食することができた。ちょっと遠回りした場所にあるコンビニ「ローソン」に出かけて購入。パッケージに「レアでもベイクドでもない」と記されているが、食味はまずもってネットリして重い。いわゆる酸味の効いたチーズケーキと違い、甘味も抑えてまったりとしている。いってみれば、腹持ちのいいチーズケーキだ。ちょっと意外な感がした。

(本ブログ関連:”チーズケーキ”)

ところで夜になって、BS日テレで、今年の1月1日に放送されたらしい紀行番組「壇れい初めてのスペイン! 魅惑のバスク」*(19:00~20:54)を途中からだが視聴した。
(*)番組: http://www.bs4.jp/guide/document/danrei_spain/
・かつて製鉄で知られた「ビルバオ」の町。グッゲンハイム美術館の紹介。
・対岸にフランスの町を臨む(バスク語教室の先生推奨の美しい町)「オンダリビア」を巡る。

(本ブログ関連:”ビルバオ”)

(Youtubeに登録のBS日テレ公式チャンネルに感謝)

2019年5月25日土曜日

最高気温31.9℃

今日も「真夏日」が続く。東京の都心の「最高気温」が31.9℃(14:33)を記録した。(昨日(5/24)の東京都心の最高気温は 31.0℃で、今年最初の真夏日だった)

(本ブログ関連:”真夏日”)

肌がぴりぴり焼けるような陽射しの中、公園に出かけた。久し振りに訪れたわけだが、小川も「自然観察園」も雑草だらけになっていて驚く。「ヒメジオン」なんて可愛いもの・・・とはいえ素人観察者には、名も知らぬ草ばかり。

小川道に沿ってイネ科の雑草が繁っている。以前(5/3)来たときは、「カラスムギ」が密集していたが、今回は雑然とした雰囲気で、まさに夏草に覆われた感じ。素人には同定は難しいが、穂の並び方と「芒(のぎ)」があるので、「ネズミムギ」ではなく「ホソムギ」のように思えるが・・・どんなものだろうか。
それらの間を「アカツメグザ」の花がまばらに続く。遠目に見ると「アザミ」のよう、近くで見れば大きな「レンゲ」のよう、少し残念な花だ。

自然観察園では、配置の「樹木観察クイズ」のプリントにそって樹木観察をした。木に標識番号が付いていて、解答もあって楽ちん。とはいえロープ囲いの中にあるので、葉の形がはっきりせず、花がまだ咲いていない状態で・・・なかなか実感が湧かない。

(追記)
今日、米国トランプ大統領が来日した。テレビのニュースは、表面的な行事だけ紹介して、交通規制とか、駅のロッカーが封じられたことについて市民が不満を述べる姿を報じた。そんなとき思い出すのが、以前(2017年9月19日)、ブログの雑談でこんなことを記したことがある。
「昔、WWⅡのノルマンディ上陸作戦で死線を越えた連合軍兵士たちが、意気揚々とフランスの田舎路を通り抜けていたとき、農家の窓が開き老婦人が『うるさい』と叫んだという。いつの世にも日常を最優先する人がいる」

2019年5月24日金曜日

最高気温31.0℃

暑さが極まった。今日の東京都心の最高気温は 30℃を突破して、なんと31.0℃(14:14)まで達した。今年の「夏日(25℃以上)」の記録については、前月4月に 1日だけだったが、今月5月に入ってから 9日、さらに「真夏日(30℃以上)」の今日が加わったことになる。天気予報によれば、この後3日ほど間真夏日が続くという。

(本ブログ関連:”夏日”)

(参考)夏日、真夏日、猛暑日、熱帯夜など気象庁の用語
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・夏日   : 日最高気温が25℃以上の日。
・真夏日: 日最高気温が30℃以上の日。
・猛暑日: 日最高気温が35℃以上の日。
・熱帯夜: 夜間の最低気温が25℃以上のこと。(気象庁の統計種目にはないが)
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暑い夏は、波止場にたたずみ、あるいは座って潮風で涼んでみたい。きらきら輝く波を見ていると、何も変わっちゃいないってことに気付く。CMにも使われた、世界の(ストリート?)ミュージシャンが歌いつないだ「(Sittin' On) The Dock Of The Bay 」をYoutubeで聞いてみよう。自然と溶け合ったのか、それとも宙に浮いてしまったのか判然としない時間を過ごすのもよいものだ。


(Youtubeに登録のPlaying For Changeに感謝)

2019年5月23日木曜日

バスク風チーズケーキが食べられず

前々回の「バスク語教室」で、先生からコンビニ「ローソン」でバスク風チーズケーキ「バスチー」*が発売されていて、どうやら美味しいらしいと話題にされた。受講者で、それを食べたことのあるのわずかだった。どんなものか気になった。

(*)バスチー: https://www.lawson.co.jp/recommend/original/detail/1367433_1996.html

以前、チーズケーキ作りにチャレンジしたが大失敗したことがある。ためにチーズケーキに関心が強く、ましてバスク風となればなおさら。ところで、コンビニのローソンは、遠くの公園に行く途中にしかなくて、購入のタイミングを持てずにいた。

(本ブログ関連:”チーズケーキ”)

まるで真夏のような強い陽射しの昼間、そのローソンへ寄ったところ売り切れていて、午後3時に入荷するという。一昨日が「小満」だったので、木々の葉が深緑色に染まる様でも見ようと、そのまま公園へ向かうことにした。洒落たグリーン色したペットボトル入り「生茶」と新聞を購入した。

ベンチに腰掛けて、新聞を読んでいると風にめくれた。一瞬目に入った記事をあらためて確かめようと目を凝らしたが見つからない。何度探しても紙面に見当たらない。そんな馬鹿なと、帰宅してネットで確認するとちゃんと表示される。もう一度、新聞を読み直すと見つかった。ベタ記事と思い込んだのが間違い、実は(灯台元暗しのようなことだが)大見出しの記事を見誤ったのだ。

以前、物が何かの下に隠れたりすると、その存在が見当付かなくなって大慌てしたことがある。多分、これが老化の始まりと心配した。今度は、手にした新聞紙面の中で探し回ったのだから・・・。

2019年5月22日水曜日

ゲフィルテ・フィッシュの食べ方

先日(5/15)のイディッシュ語の勉強会で、ユダヤ料理を食べながら会話練習をするという洒落た機会を得た。考えてみれば、イディッシュ語に関心を持ちながら、ユダヤ料理を一度も食したことがないというのが不思議。今回それを一挙?に解決できたと思う。

(本ブログ関連:”イディッシュ語クラブ”)

メニューに「ゲフィルテ・フィッシュ(Gefilte fish)」(魚肉のつみれ風だが柔らかくて穏やかな・淡白な味)があって気に入り、授業後その瓶詰めを売店で購入した。「Manischewitz」製の「Premium Gold  Gefilte fish」(ニンジンが少々入った)で、6個入りのもの。Manischewitzは、コーシャ(食物規定)にのっとった、米国では知られた食品会社のようだ。瓶ラベルに食材について、「アメリカの五大湖で漁った」ものから選りすぐったとあり、材料として「コイ」の表示がある。(淡水魚とは意外だった)

売店で購入したとき、(日本の)家庭料理に使うなら「わさび」と一緒に食するとよいとアドバイスを受けたが、今回はちょっと違う使い方をしてみた。そして、今日食べ終わった。

結論からいえば、最近「うどん」(冷凍うどんの場合実に食味がよい)に凝っていて、その際の「つゆ」作りに(千切りした塩昆布と合わせて)、ゲフィルテ・フィッシュを粗く刻んで味出しに使った。
いってみれば、「つみれ入りのうどん」であったり、「肉うどん」といったジャンルに入る。熱いうどんと一緒に食べると、ゲフィルテ・フィッシュから常温では気付かない独特な甘みが出るのを感じた。今まで経験したことのない、新種のうどん料理ができたことになる。

2019年5月21日火曜日

2019春期バスク語-6(小満2019)

二十四節気「小満(しょうまん)」の今日、雨に濡れた木々の若葉は緑を深め繁っている。「立夏」も過ぎてのこと、気分は初夏のはずだが、気象庁のカレンダーの「夏」は6月から。まずは、梅雨(例年の「梅雨の入り」は6月8日)まぢかである。
昨日のブログに、勘違いして「小満」について記してしまった・・・ここに訂正

(本ブログ関連:”小満”)

朝から雨風が止まず、夕方の「バスク語教室」がどうなるのか気掛かりだったが、5時過ぎには雨もすっかり上がった。傘も持たず出かけた・・・結果は、大丈夫だった。

(本ブログ関連:”バスク語”)

今回も、宿題のプリントを全員が順に回答し、新しい章ではいつも通り丁寧な解説と説明をいただいた。(テキスト第4章)
① 能格(主語)で、次の文を使えるようにする。
  ・否定文: 「いいえ(Ez)」を使う場合
  ・疑問文: 回答が、「はい(Bai)」、「いいえ(Ez)」の場合
  ・疑問文: 疑問詞「何を(Zer)」、「誰が(Nork)」を使う場合

 ② その他の表現
  ・「ある一つの~だ(~ bat(dut))」、「~という名前だ(~ du izena)」
  ・数詞(-ta = eta)、時刻/時間(何時ですか?(Zer ordu da?)、~時です)

③ 話題
  ・TV番組「世界遺産」*: バスク地方の鉄の町だったビルバオ**にある「ビスカヤ橋
    (*)TBS: https://www.tbs.co.jp/heritage/1st/archive/20080224/onair.html
    (**)本ブログ関連:”ビルバオ
  ・子どもの命名: (フランコ死後)バスク語の名が自由化され、音の良さに頼った奇妙な名付けがある。

2019年5月20日月曜日

ユダヤの歴史を学ぶ-6

空は日が射して気分も軽く、昼前に市民講座「ユダヤの歴史を学ぶ」へ出かけた。6回目の今日は、「イスラーム世界の形成とユダヤ人の繁栄:地中海とインド洋交易」について、立教大学講師の嶋田英晴氏に解説いただいた。

(本ブログ関連:”ユダヤの歴史を学ぶ”)

少々足早のため、理解が追いつけないところがあったが、次の資料を紹介された。イスラムとユダヤの共存した時代を知るのに参考になるという。(前回(5/13)の講演で少し予告的な話題があったが・・・現状では、ユダヤ社会とイスラム社会の(歴史的な)関係があまり語られていない)
「ユダヤ教徒に見る生き残り戦略」(嶋田英晴著、晃洋書房)

1.イスラム世界の通史
    - ウマイヤ朝 ⇒ アッバース朝(中東地域)
    - 後ウマイヤ朝(イベリア半島:スペイン)
    - ファーティマ朝(北アフリカ)

2.イスラムのイベリア半島まで地中海の展開に合わせたユダヤ社会の拡充
    - 10,11C全般: ユダヤ教徒は地中海交易で活躍
    - 11C末以降: 十字軍襲来、活躍の場を紅海経由でインド洋に移す
    - 12C後半~13C半ば: 徐々に衰退

3.イスラム圏内で主として商業活動をした要因
    - 地租税は重く、人頭税はそれに比べて軽いため、9C初頭に農業従事から撤退を完了

4.アッバース朝下のラビ・ユダヤ教中央指導集団体制
    - ガオン: 各地のユダヤ共同体からの立法について宗教的規範に即して回答
    - レシュ・ガルータ: イスラム圏下ユダヤ教徒の自治の代表(バビロン捕囚時のユダヤ国王の系図)
    - ジャフバズ: 宮廷銀行家としての特権を付与された

昔、イスラムの経済圏下で、各地の有力ユダヤ商人は、婚姻を通して連係をはかった。

夕方になっての帰宅道、空を見上げればねずみ色の雲が小走りするよう。今にも雨が降るのではないかと急いだ。

(付記)
市民高座は、講演という形式で、口頭による要約を聴き概要を知るわけで、素人には受け身の(ある意味気楽に)聴講することになり、なんだか知った気(その気)になるが、研究者は実際に現地に出向き資料を読み解くという、多言語な作業をされている。そんな話題もちらりと聞かせていただき、学術研究とは本当に大変な仕事だと感服した。

2019年5月19日日曜日

落語噺を聴く

昔、職場の同僚と一緒に落語を聴きに行こうということで、「新宿末廣亭」に出かけたことがある。素人ファンでも知る有名な落語家たちが、綺羅星のごとく多数出演した。テレビやラジオで視聴するのと違い、直接生で聴く面白さを実感した。(他にも、上野の「鈴本演芸場」などへ行ったことがあるが、素人ファンの観光気分の域を出ていない)

(本ブログ関連:”落語”)

最近、近くの飯屋に入ったところ、テーブルに落語噺を聴く会の案内パンフレットが置いてあった。久しく落語を聞く機会がなく、フッと思いついたように関心が湧いてきて、店を出て直ぐに電話予約した。

落語会は小会場ながら、地元人びとが参加する、手作り感のある集いという気がしたが、実は、これまでに100回以上続く伝統を持ったものだった。(主催者に感謝)

< にわか・素人落語ファンが、修行を重ねた落語家について軽々語れる言葉はありません。大衆が酸いの甘いの経験して、長い熟成を経て紡ぎだした言葉が落語に集成され、それを語るに人生経験の裏打ちがあってこそといった気がします 。落語家は、常に緊張関係を持ったライブの演技者だと思います。>

出演の落語家と演目を次に記す(話された順ではない)。また、演目については、直接掲示されたわけではないが、Wikipediaにほぼ同じ内容が紹介されている。

林家正雀(8代目林家正蔵[後の林家彦六]に入門)
 ① 「紙入れ
 ② 「百年目

台所おさん柳家花緑に入門)
高座名について、師匠の「花緑」の師匠である「五代目 柳家小さん」が「台所」の名を好んだというが、弟子にその名を受ける者がいなかったところ、台所おさんが自ら申し出たそうだ。
 ① 「抜け雀」(似た展開のものに「竹の水仙」がある)中国の奇聞・奇談にありそうな気がする・・・。
 ② 「芋俵

林家彦星(林家正雀に入門、前座)
 ①「牛ほめ

2019年5月18日土曜日

(知りたいこと)人類とオオカミ

今週の「ニューズウィーク」(日本語版)に、見開き2ページの小記事「オオカミから進化した最強のパートナーたち」がある。オオカミがどうやって人類とともに進化を歩んできたかを紹介する書籍の「ワンス・ア・ウルフ(Once a Wolf)」の著者ブライアン・サイクスとのインタビューだ。合わせて、オオカミからイヌへの進化について概要を語っている。

インタビューということだが、メール上のやりとりのように見えてしまう。

結論からいえば、人類はイヌ(オオカミから飼いなされた)と一緒に、他の人類(ネアンデルタール人たち)などを征服してきたというのだ。これって、以前出版された「ヒトとイヌがネアンデルタール人を絶滅させた(The Invaders: How Humans and Their Dogs Drove Neanderthals to Extinction)」(パット・シップマン著)とどう違うのだろうか。

「ワンス・ア・ウルフ」の日本語訳がでたら、すでに日本語訳されている「ヒトとイヌがネアンデルタール人を絶滅させた」と読み比べてみたい。

(本ブログ関連:”オオカミ”)

2019年5月17日金曜日

森林浴

昨日のブログに「月光浴」について触れた。といっても、月のわずかな光を頼りに(長時間露光)撮影した写真集のことだが。月明かりに照らされた自然の姿が余りに幻想的で、神秘的なのに感動を覚えたものだ。

同じ「~浴」の名を持つのに、「森林浴」(Wikipedia:日本では1982年に当時の林野庁などによって提唱)があって、昔ブームになったことをブログに記したことがある。青葉繁る森(特に針葉樹林)を巡ると独特な香りがする。香りの物質を(ソ連の生物学者が発見した)「フィトンチッド(Фитонциды、Phytoncide)」といい、植物が防御反応で放出する揮発性物質という。

(本ブログ関連:”森林浴”)

日本ではYoutubeに関連映像が多数見受けられる。「Фитонциды」または「phytoncide」で検索してみると、本家のロシア(ソ連)では、効能が語られているようだが、英語版などは、日本発の映像が使われているようで(日本情報に敏感な韓国版もあるが)、欧米での普及はよくわからない。
また、日本版Amazonで「フィトンチッド」関連商品を検索すると、あまり知られていない商品が出てくる。肌に直接触れる物だけに若干の躊躇がある・・・。

現在の日本では、森林浴は一部信奉者だけの言葉として残っているのかもしれない。うっかりすると忘れられそうな観もある。(特に、若い人には余り知られていない気がする)

月光浴

帰宅道、東の空に月齢 11.2の月が浮かんでいる。なのに星一つ見えない。厚い雲が垂れているわけではない、むしろ空全体に青味すら感じて不思議な気がした。きっと、月明かりだけ通す薄い雲が空を覆っているのだろう。

先ほど見た旅番組で、タレントと何ごとも無頓着な漫画家が、夜の岬を訪れたとき、撮影用の照明を落とした瞬間、歓声をあげた。まるで、岬の先が「天の川」へ通じているようだというのだ。星明りの強烈さを、そのときのテレビカメラの感度では伝えられなかったという。

照らされて影ができるほどの、煌々とした月明かりも浴びたい。あるようでない経験だ。

昔のこと、写真集「月光」(石川賢治*、1990年)が話題になったことがある。微かな露光の月明かりを頼りに、サイパンの岬に打ち寄せる波を撮影(長時間露光)した「岬と波」(1985年)の写真はまことに印象的だった。月明かりに照らされて岬に砕ける波が、雲海のように(あるいは、夜光虫が輝いているように)見せるのだ。想像すらできなかった光の世界、光の妙味である。

(*)石川賢治「月光欲」のホームページ: http://gekkouyoku.com/


(Youtubeに登録のmansaku1966に感謝)

(付記)
ちなみに、「~浴」にあたる「森林浴」がある。Wikipediaによれば「日本では1982年に当時の林野庁などによって提唱」されたという。他のネットニュース(複数)に、日本発祥のブームとのこと。

(本ブログ関連:”森林浴”)

2019年5月15日水曜日

イディッシュ語クラブ-2

先月(4/18)から月1回の割合で始まった「イディッシュ語クラブ」の第2回目の今日、一人で会場を訪れた。初回時、駅から会場までの道筋が複雑なため、クラスメイトに同行をお願いしたが、今回は遠慮して、(右足「ふくらはぎ」が少々つり気味にも関わらず)良く頑張ったと思う。

(本ブログ関連:”イディッシュ語クラブ”、”イディッシュ語”)

先生は、ネイティブであり多言語話者でもあるため、言語習得についていろいろなヒントをいただいた。今回新たに(といっても以前、先生の指導を受けたことのある)参加したクラスメイトの・・・これまた多言語振りに接して、流暢に喋れるのではないかと錯覚してしまいそう。

ユダヤ料理を囲みながら会話練習、食後にはイディッシュソングを歌うといった、ちょっと贅沢な時間を過ごした。
① 食事(全般に淡白だがユダヤ家庭料理を楽しめた気がする)
  ・ピタ: カレーのナン風だが、もっとパン寄り
  ・サラプ:賽の目に切ったトマトで飾ったコールスロー風サラダ
  ・ポテトフライ
  ・フムス: ひよこ豆を擂り潰してペースト状にしたもの
  ・ゲフィルテ・フィッシュ: 魚肉のつみれ風だが柔らかい穏やかな味(授業後、瓶詰めを売店で購入した)

② イディッシュ語会話練習(事前に教材がメール配信された)
  ・食事をしながらの会話練習のため、ついつい食材や味覚表現のメモもが残った
  ・出身地の紹介の表現

③ イディッシュソング「暖炉の上で」をみなで歌う
  ・19世紀末にイディッシュに人気のあった曲を歌い、歌詞について解説いただいた 。


(Youtubeに登録のThe Soul of Jewish Musicに感謝)

④ 初級イディッシュ語学習のコツ
  ・名詞: 単数形と複数形(語形が単数と違うことある)を合わせて覚えること。
  ・活用: 格変化を一覧表にして覚えようとせず、会話練習の中で習得すること。