霧雨もない空模様、図書館前の駐輪場が空いていた。おや休館日なのかと案じたが、玄関のガラス戸から奥をのぞけば人の気配がして開館しているのが分かった。近くの薬局で買物して寄っただけだが、一階の開架の書棚を巡ってみた。
(館内で、弾みでドアに頭をぶつけてしまった。帰宅してコブができていたのに気付いた)
久し振りの訪問なので、おもしろい本はないものかと興味深々探したら、語学の棚にニューエクスプレス・シリーズの「ロマ(ジプシー)語」(白水社)があった。著者角悠介(すみ ゆうすけ)氏はルーマニアと縁が深いようだ。
ロマ語はインド・ヨーロッパ語族の、しかもインド語群に属す古い言語という。8月に「日本エスペラント協会」で、言語講座「ロマ(ジプシー)語 会話練習」と、講演「ロマ(ジプシー)語の造語法 -エスペラント語の造語法と比較して-」があるそうだ*。
(*)ロマ語に関する講演会: http://www.jei.or.jp/20190824_korno_romago/
次のYoutubeは、随分以前だが映画「ジプシー・キャラバン」の予告編で、「スペイン、ルーマニア、マケドニア、インドの4つの国の5つのバンドによる、ジプシー・キャラバン・ツアーのドキュメンタリー」のよう。(未見であるが・・・)
(Youtubeに登録のUPLINKに感謝)
(流浪の民に、音楽と踊りと共に生きるか、金融とネットワークと共に生きるかの違いがある。そして、彼らがどのような階層と共に生きようとしたか大いに関心がある。)