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2019年7月18日木曜日

(歌)わたしの父の家(Nire aitaren etxea)

以前(7/2)の「バスク語教室」で、先生からバスクの歌の対訳が複数紹介された。Youtubeでそれらを参照したところ、故郷の賛歌もあれば、恋の歌もある。最後に参照・視聴したのが、次の曲「Nire aitaren etxea(わたしの父の家)」だった。

歌詞は、現代バスク語の始祖といわれる「ガブリエル・アレスティ(Gabriel Aresti)」(1933年~1975年)が、1964年に著した「石と国(Harri eta Herri:Stone and Country)」に収めた詩「Nire aitaren etxea defendituko dut(わたしの父の家を守っていく)」という。

Eñaut Elorrietaが柔らかな旋律で歌っているが、真の理解のためにバスクの歴史を紐解く必要があるのだろうけれど、「父の家」を比喩としてバスク地方を守るといった主張を込めているという。あらゆるものが奪われてゆくとも、(如何になろうとも)私は守る。それは父の家だ。

(Youtubeの登録者の記述に、アレスティの詩が記載されている)

(Youtubeに登録のGabi de la Mazaに感謝)

(感想)
<大地>とともに生きることを選択した者は、その自然を含めて守るべきものを知る。<大地>は先祖を葬ってきた場所であり、命を育む豊穣の場所でもある。<大地>に根ざした郷土への愛着は、ますます強固なものになるだろう。