今日の「日めくりカレンダー」に「甲子(きのえね)」とある。ものごとの循環に、「十干(じっかん)」、「十二支(じゅうにし)」で定める考え方がある。それぞれの、10と12の最小公倍数は 60となり、この60通りの組み合わせで一巡するサイクルができあがる。
60通りのサイクルの最初に当たるのが「甲+子」の「甲子」。一年365日を60日で割れば、年に6回、「甲子」となる日を迎える。今日は、今年の4回目の「甲子」にあたる。
夏の高校野球の予選で最近話題が多い。選手の才能を温存するという、みなが気に掛ける時代になった。高校球児の夢である、全国大会の球場が存在する場所を「甲子園」という。その地名の由来について、Wikipediaは次のように記している。
「1924年、七番町の西側(旧枝川・旧申川の分流点あたり)に現在の阪神甲子園球場となる大運動場が開設された。その年が干支でいう甲子(きのえね)の年であったことから、このとき一帯が『甲子園』と名付けられた。」
野球の競技について熱心でないが、子どものころに草野球をした経験があるため、いったんテレビ画面で試合を観戦するとついつい見入ってしまう。これは、相撲と同様、やったことあるものには思わず力が入ってしまう。