先々週末から先週初にかけて「真夏日」に襲われたが、連日好天が続き、心地よい初夏が続いている。おかげで、足も軽く早めに「バスク語教室」へ出かけたが、少々早過ぎたようだ。
教室の地元駅にある喫茶店で予習かたがた過ごしたが身に入らない。周りの騒音や会話にかき乱されてなかなか集中できない・・・当り前のことだが、喫茶店は予習する場所ではないようだ。
(本ブログ関連:”バスク語”)
今回は、前回のバスク文化紹介から、いつもの講習(テキスト「第5章」に相当)に戻った。まず宿題のプリントを全員が順に回答し、いつも通り丁寧な解説と説明をいただいた。
① 能格の直接目的語が複数あるとき、単数の場合と違う動詞(have)をつかう。
・例: Nik(一人称能格)の動詞 = 直接目的語単数 ⇒ dut / 直接目的語複数 ⇒ ditut
② 直接目的語の数が特定されないとき「分格」と呼び、「絶対格」と区別する。
・名詞: 辞書形+rik/ik(単複の区別はない)
③ 親族名称(兄、姉)を、主語(Ni)が男・女のどちらかによって呼称が異なる。
・Ni(男): 兄(anaia)、 姉(arreba)
・Ni(女): 兄(anaia / neba)、姉(ahizpa)
④ 数量表現
・たくさん(asko)、いくつか(batzuk)
今までの基本知識が絡み合って、これからは、使い方(語法)の整理・理解が必要になってきたようだ。