今日(9/15)から「老人週間」が始まる。それに伴い、9月の第3月曜日(9/16)が「敬老の日」となる。以前は、9月15日を「老人の日」と呼んだ。老人となる境い目はいつか。本人の意志以外に、医療や年金制度の課題から定義が揺れている。
孫が生まれたら、親族名称で「祖父・お爺ちゃん」であり「祖母・お婆ちゃん」になるのを受け入れたがらない人が多いようだ。親族名称を避けた(日本語化した)「シニア」という区分もある。確かに、楽隠居できる歳でもなく、将来が不安でもある。だからこそ、年寄の肩を小さな孫がたたいてくれる光景があれば、本当に微笑ましい。
童謡「肩たたき」(西条八十 作詞、中山晋平 作曲:1923年・大正12年)のようにして、爺さん・婆さんが「お肩をたたきましょう タントン タントン タントントン」といわれたなら羨ましいだろうが、実際は母親を思う子どもの願いだ。
--------------------------------
母さん お肩をたたきましょう
タントン タントン タントントン
母さん 白髪がありますね
タントン タントン タントントン
お縁側には日がいっぱい
タントン タントン タントントン
(以下略)
--------------------------------
歌詞に、母さんの髪に白髪を見つける部分がある。童謡のやさしい響きから、小さな子どもと若い母親の情景を思い浮かべてしまうかもしれないが、母に老いを発見する場面でもある。
(Youtubeに登録のKAZEKOZOU69に感謝)
2019年9月15日日曜日
2019年9月14日土曜日
ビールフェスティバル
中央線の武蔵境駅前で開催中の「ビールフェスティバル」*(9/13(金)~9/16(月))へ出かけてみた。中央線に点在する12のビール醸造所が集い、自慢のクラフトビール(地ビール)を味あわせてくれるという。(2018年に初回開催以来、今回で3回目とのこと)
(*)ビールフェスティバル: https://chuo-beer.com/
(本ブログ関連:”クラフトビール”)
駅に隣接する広場に、ビール醸造所とビールに合った肉料理のフード店がそれぞれテントを張って囲んでいた。その中央には、テーブルがいく列も並び、いろいろな組み合わせの客が楽しそうに飲み食いしながら談笑していた。満席の盛況振りだった。
中央線につながる青梅線の終点「奥多摩」駅近く、日原川沿いにあるという醸造所「VERTERE」の屋台で黒ビールを頼んだ。さっぱりした飲み心地で、軽いアルコール飲料といった風情。そしてフードに選んだのは串焼きソーセージ。組み合わせもちょうどよい。・・・他のクラフトビールも味わいたいが、屋台を飲み歩くほどの気力は乏しい。まだ残り2日間もあるではないかと、ひとまず我慢した。
会場近くにある書店で、万葉集の歌と地誌を合わせて紹介す年配者向けの本を見つけた。気負わずのんびりと読んでみたいと思う。だんだんそのように自覚してきている。
(*)ビールフェスティバル: https://chuo-beer.com/
(本ブログ関連:”クラフトビール”)
駅に隣接する広場に、ビール醸造所とビールに合った肉料理のフード店がそれぞれテントを張って囲んでいた。その中央には、テーブルがいく列も並び、いろいろな組み合わせの客が楽しそうに飲み食いしながら談笑していた。満席の盛況振りだった。
中央線につながる青梅線の終点「奥多摩」駅近く、日原川沿いにあるという醸造所「VERTERE」の屋台で黒ビールを頼んだ。さっぱりした飲み心地で、軽いアルコール飲料といった風情。そしてフードに選んだのは串焼きソーセージ。組み合わせもちょうどよい。・・・他のクラフトビールも味わいたいが、屋台を飲み歩くほどの気力は乏しい。まだ残り2日間もあるではないかと、ひとまず我慢した。
会場近くにある書店で、万葉集の歌と地誌を合わせて紹介す年配者向けの本を見つけた。気負わずのんびりと読んでみたいと思う。だんだんそのように自覚してきている。
2019年9月13日金曜日
十五夜、ヤブラン
曇り空の今晩、月齢13.7の月を見るのはむつかしそう。旧暦8月15日の今夜は、実は「満月」の前夜でもあるが、「中秋の名月」すなわち「十五夜」に当り、みなで「月見」を楽しむ風習がある。
「自然観察園」の帰り道、ススキの穂をしっかりと握った子どもを乗せたママチャリが追い越していった。また、「月見だんご」を求めて寄った和菓子屋で、私の後ろにおさない子連れの家族がつづいた。今晩の空模様では月が見えないかもしれないが、きっと家族団らん「月見」で賑わうことだろう。ちなみに、10月初旬に商店団体による祭り「お月見のつどい」が開催されるという。
話の順序が逆になるが、月見だんごを買う前に自然観察園へ行った。閉園ぎりぎりのため、しかも園内放送で退園をせかされて、「ヤブラン(藪蘭)」の花・実を見るのが精一杯だった。この花について、手持ちの <山野草の図鑑> の写真と随分違うため、自然観察センターで確認した・・・。
(本ブログ関連:”ヤブラン”)
観賞(園芸)用のものと違い、スッと伸びた葉の両サイドが班(ふ)入りのものではない。つやつやした緑色の小さな実が、淡紫色の花弁と並んでいるのが印象的だった。(次のヤブランの写真はピンボケなので残念)
「自然観察園」の帰り道、ススキの穂をしっかりと握った子どもを乗せたママチャリが追い越していった。また、「月見だんご」を求めて寄った和菓子屋で、私の後ろにおさない子連れの家族がつづいた。今晩の空模様では月が見えないかもしれないが、きっと家族団らん「月見」で賑わうことだろう。ちなみに、10月初旬に商店団体による祭り「お月見のつどい」が開催されるという。
話の順序が逆になるが、月見だんごを買う前に自然観察園へ行った。閉園ぎりぎりのため、しかも園内放送で退園をせかされて、「ヤブラン(藪蘭)」の花・実を見るのが精一杯だった。この花について、手持ちの <山野草の図鑑> の写真と随分違うため、自然観察センターで確認した・・・。
(本ブログ関連:”ヤブラン”)
観賞(園芸)用のものと違い、スッと伸びた葉の両サイドが班(ふ)入りのものではない。つやつやした緑色の小さな実が、淡紫色の花弁と並んでいるのが印象的だった。(次のヤブランの写真はピンボケなので残念)
2019年9月12日木曜日
暑さ寒さも彼岸まで
まだまだ暑さが残る。ここ一週間、「東京都心の最高気温」は次表の通りで、30℃以上の「真夏日」と、35℃以上の「猛暑日」が交わっていたが、はたして今日になって 30℃を切った。それでも、25℃以上の「夏日」であることに違いはない。
月/日 最高気温℃
--------------------
9/6(金) 32.9
9/7(土) 33.5
9/8(日) 33.3
9/9(月) 36.2
9/10(火) 35.6
9/11(水) 32.3
9/12(木) 28.7
--------------------
東京の気温は、明日以降、急に降下して最低気温が(20±2)℃、最高気温でも(27±1)℃くらいになるようだ。まさに「暑さ寒さも彼岸まで」で、Wikipediaによれば、「概ね『秋分』*までは、夏の季節現象では猛暑日・真夏日・熱帯夜になることもある」と残暑の可能性を示している。
(*)秋分の日: 今年は 9月23日
気象協会のtenki.jpの記事「しばらく残暑、台風に注意 一か月予報」**(9/12、18:44 徳田留美)は、暑さ寒さも彼岸までの通り、次のように記している。(抜粋)
(**)記事: https://tenki.jp/forecaster/r_tokuda/2019/09/12/5926.html
--------------------
9/14~20: 関東と東海は湿った空気の影響で、平年と同様に曇りや雨の日が多いですが、湿気が多く、蒸し暑いでしょう。
9/21~27: 関東と東海は、引き続き湿った空気の影響で、平年と同様に曇りや雨の日が多いでしょう。気温は平年並みで、涼しい日が増えそうです。
--------------------
ところで、9/8~9に襲来した「台風15号」の災害が凄まじい。台風一過の先日(9/9)訪れた公園とは別の公園に今日行って見た。大変なことになっていた。公園内の自然再生のゾーンとの境目にある塀(鉄網)が、倒壊した巨木によってペしゃんこに押しつぶされていた。あちこちに、落下した大きな枝が散在していた。(それらは「立入禁止」のポリエチレン・テープで囲われていた)
なにより、千葉県の停電に驚いた。修復の難しさから、電気に依存する社会(水道、都市ガスも同様)の脆弱さをあらためて感じた。こんなことでは、電気がなければ実用しないキャッシュレスの将来なんて信用してよいのか不安だ。(大停電では、現金があっても何の役にも立たないようだが・・・3日も経てば店頭から食料品は消える)
月/日 最高気温℃
--------------------
9/6(金) 32.9
9/7(土) 33.5
9/8(日) 33.3
9/9(月) 36.2
9/10(火) 35.6
9/11(水) 32.3
9/12(木) 28.7
--------------------
東京の気温は、明日以降、急に降下して最低気温が(20±2)℃、最高気温でも(27±1)℃くらいになるようだ。まさに「暑さ寒さも彼岸まで」で、Wikipediaによれば、「概ね『秋分』*までは、夏の季節現象では猛暑日・真夏日・熱帯夜になることもある」と残暑の可能性を示している。
(*)秋分の日: 今年は 9月23日
気象協会のtenki.jpの記事「しばらく残暑、台風に注意 一か月予報」**(9/12、18:44 徳田留美)は、暑さ寒さも彼岸までの通り、次のように記している。(抜粋)
(**)記事: https://tenki.jp/forecaster/r_tokuda/2019/09/12/5926.html
--------------------
9/14~20: 関東と東海は湿った空気の影響で、平年と同様に曇りや雨の日が多いですが、湿気が多く、蒸し暑いでしょう。
9/21~27: 関東と東海は、引き続き湿った空気の影響で、平年と同様に曇りや雨の日が多いでしょう。気温は平年並みで、涼しい日が増えそうです。
--------------------
ところで、9/8~9に襲来した「台風15号」の災害が凄まじい。台風一過の先日(9/9)訪れた公園とは別の公園に今日行って見た。大変なことになっていた。公園内の自然再生のゾーンとの境目にある塀(鉄網)が、倒壊した巨木によってペしゃんこに押しつぶされていた。あちこちに、落下した大きな枝が散在していた。(それらは「立入禁止」のポリエチレン・テープで囲われていた)
なにより、千葉県の停電に驚いた。修復の難しさから、電気に依存する社会(水道、都市ガスも同様)の脆弱さをあらためて感じた。こんなことでは、電気がなければ実用しないキャッシュレスの将来なんて信用してよいのか不安だ。(大停電では、現金があっても何の役にも立たないようだが・・・3日も経てば店頭から食料品は消える)
2019年9月11日水曜日
二百二十日 2019
午前中は晴れ、午後から曇り、夕方になって土砂降り。このところ、このパターンが多い気がする。帰り道に夜空を見上げれば、薄雲の先に月がぼんやり浮かんでいる。春の季語に「朧月(おぼろづき)」があるが、秋口の場合なんと呼ぶのだろうか。ネットを検索してみると「薄月(うすづき)」とある。
さて、朧月といえば、映画「絵日傘」(長田幹彦作詞、佐々紅華作曲:昭和5年/1930年)の主題歌「祇園小唄」に歌われる。この歌は祇園の四季を歌っている(実は随分と色っぽいのだが)。始まりの「月はおぼろに東山」は、春の「朧月」明かりをさす。秋については、静けさの中に聞こえる(際立たせる)「瀬音」や「鐘」の音、さらに「秋風」に象徴させている。
------------------------------
鴨の河原の水やせて
咽(むせ)ぶ瀬音に鐘の声
枯れた柳に秋風が
泣くよ今宵も夜もすがら
祇園恋しや だらりの帯よ
------------------------------
「祇園小唄」の秋に、台風の気配はないが、今日は雑節の「二百二十日」。Wikipediaによれば、「八朔(旧暦8月1日)・二百十日とともに、天候が悪くなる農家の三大厄日とされてきた。統計的には、台風は二百十日から9月下旬にかけて襲来することが多く、二百十日よりも二百二十日の方を警戒する必要がある。」とのこと。
(本ブログ関連:”二百二十日”)
先日(9/8~9)の台風15号を思えば、確かにこの近傍の方が農家にとって「厄日」ということが分かる。今日にしても、夕方の土砂降りは台風15号が吹き落とした後の木の枝や葉を再び散乱させた。台風の余波はしぶといようだ。
さて、朧月といえば、映画「絵日傘」(長田幹彦作詞、佐々紅華作曲:昭和5年/1930年)の主題歌「祇園小唄」に歌われる。この歌は祇園の四季を歌っている(実は随分と色っぽいのだが)。始まりの「月はおぼろに東山」は、春の「朧月」明かりをさす。秋については、静けさの中に聞こえる(際立たせる)「瀬音」や「鐘」の音、さらに「秋風」に象徴させている。
------------------------------
鴨の河原の水やせて
咽(むせ)ぶ瀬音に鐘の声
枯れた柳に秋風が
泣くよ今宵も夜もすがら
祇園恋しや だらりの帯よ
------------------------------
「祇園小唄」の秋に、台風の気配はないが、今日は雑節の「二百二十日」。Wikipediaによれば、「八朔(旧暦8月1日)・二百十日とともに、天候が悪くなる農家の三大厄日とされてきた。統計的には、台風は二百十日から9月下旬にかけて襲来することが多く、二百十日よりも二百二十日の方を警戒する必要がある。」とのこと。
(本ブログ関連:”二百二十日”)
先日(9/8~9)の台風15号を思えば、確かにこの近傍の方が農家にとって「厄日」ということが分かる。今日にしても、夕方の土砂降りは台風15号が吹き落とした後の木の枝や葉を再び散乱させた。台風の余波はしぶといようだ。
2019年9月10日火曜日
今日も「猛暑日」
昨日に続いて今日も暑かった。東京都心の最高気温は、昨日 36.2℃(13:34)、今日は 35.6℃(12:30)。9月に2日連続して 35℃以上の「猛暑日」になるのは 27年振りとのこと。
気象庁「気温に関する用語」
----------------------------------------
・夏日: 日最高気温が25℃以上の日
・真夏日: 日最高気温が30℃以上の日
・猛暑日: 日最高気温が35℃以上の日
----------------------------------------
おかげで出歩く気にもなれず、一日家にこもっていた。それでも、夜になると秋の気配に変わりはない。どこか落ち着きを取り戻したように感じる。ところで、数日前の夜にあった虫の音が、今夜は聞き耳を立てても聞こえてこない。余りの暑さにげんなりしたのだろうか。
台風一過の昨日、公園で、胴が極めて細い黒色の羽をした「カラストンボ」が草の上にふんわりとまるのを見たことを思い出した。蝶のように舞うのが特徴のようだ。カラストンボという呼び名は子どものころのことで、正式には「ハグロトンボ」という。でも、ハグロトンボと口にしてしまうと心地よくない。子ども仲間(世界)から外れたような気がする。
8月気分がまだ抜けきっていないようだ。ならば冷たいビールを楽しみたい。9/13(金)~9/16(月)まで、中央線のある駅前で「ビールフェスティバル」があるという。行ってみようかと思う。
気象庁「気温に関する用語」
----------------------------------------
・夏日: 日最高気温が25℃以上の日
・真夏日: 日最高気温が30℃以上の日
・猛暑日: 日最高気温が35℃以上の日
----------------------------------------
おかげで出歩く気にもなれず、一日家にこもっていた。それでも、夜になると秋の気配に変わりはない。どこか落ち着きを取り戻したように感じる。ところで、数日前の夜にあった虫の音が、今夜は聞き耳を立てても聞こえてこない。余りの暑さにげんなりしたのだろうか。
台風一過の昨日、公園で、胴が極めて細い黒色の羽をした「カラストンボ」が草の上にふんわりとまるのを見たことを思い出した。蝶のように舞うのが特徴のようだ。カラストンボという呼び名は子どものころのことで、正式には「ハグロトンボ」という。でも、ハグロトンボと口にしてしまうと心地よくない。子ども仲間(世界)から外れたような気がする。
8月気分がまだ抜けきっていないようだ。ならば冷たいビールを楽しみたい。9/13(金)~9/16(月)まで、中央線のある駅前で「ビールフェスティバル」があるという。行ってみようかと思う。
2019年9月9日月曜日
重陽の節句
今日は、五つの節句の最後にあたる「重陽の節句」。「菊」にちなんだ節句で、その花弁を浮かべた「菊酒」を飲むという。昨日(9/8)のブログに「白露」について、仙人が「風を吸い露を飲む」との言葉を引いたが、「菊酒」も仙人が飲むという。
(本ブログ関連:”重陽の節句”)
五節句
--------------------------------
人日(じんじつ) (1月7日)
上巳(じょうし) (3月3日)
端午(たんご) (5月5日)
七夕(しちせき) (7月7日)
重陽(ちょうよう)(9月9日)
--------------------------------
菊花は、この日に縁ある花であるが、実際は秋に咲かせるもの。東京の菊花展は、10月から11月頃にかけて開かれることから、旧暦にずらして見ればよいだろう。すなわち、今日は旧暦の8月11日であり、旧暦の9月9日は、新暦の10月7日となり一ヵ月後のことになる。
ところで、台風一過の公園を覗けば、余りの惨状に驚かされた。古木は風圧に耐え切れず根元から折れていた。木立に覆われた散歩道をくぐれば、吹き飛ばされた葉や小枝が一面に落ちて、両側の草地と区別がつかないほど。先へ進むのに一瞬躊躇した。
湿気った公園を巡れば汗をかく。つい売店に寄って、冷たいものを口にふくませる。東京都心の最高気温は 36.2℃(13:34)だったという。どうりで暑いわけだ。(今年最高の「猛暑日」)
(本ブログ関連:”重陽の節句”)
五節句
--------------------------------
人日(じんじつ) (1月7日)
上巳(じょうし) (3月3日)
端午(たんご) (5月5日)
七夕(しちせき) (7月7日)
重陽(ちょうよう)(9月9日)
--------------------------------
菊花は、この日に縁ある花であるが、実際は秋に咲かせるもの。東京の菊花展は、10月から11月頃にかけて開かれることから、旧暦にずらして見ればよいだろう。すなわち、今日は旧暦の8月11日であり、旧暦の9月9日は、新暦の10月7日となり一ヵ月後のことになる。
ところで、台風一過の公園を覗けば、余りの惨状に驚かされた。古木は風圧に耐え切れず根元から折れていた。木立に覆われた散歩道をくぐれば、吹き飛ばされた葉や小枝が一面に落ちて、両側の草地と区別がつかないほど。先へ進むのに一瞬躊躇した。
湿気った公園を巡れば汗をかく。つい売店に寄って、冷たいものを口にふくませる。東京都心の最高気温は 36.2℃(13:34)だったという。どうりで暑いわけだ。(今年最高の「猛暑日」)
2019年9月8日日曜日
白露 2019、台風15号
今日は二十四節気の「白露」。この時期、日中に暑さが残るものの、昼夜に気温差が出て草葉に「露」がつきはじめるころをいう。東京ではまだ目にすることはない。高原の朝なら白露を実感できるだろう。その名がいいので、日本酒に白露を冠するものがあるようだ。果たしてその風味は、「風を吸い露を飲む」仙人だけが知るものかもしれないが。
(本ブログ関連:”白露”)
台風15号が接近している。Tenki.jpの記事「強い台風15号 関東や東海に接近 深夜の上陸か」*(9/8、05:14)によれば、まるで関東南部や伊豆半島付近を蹴りあげるようにして太平洋に逃げて行く感じがする。暴風が予想され、交通機関の運休が計画されている。困り者だ。
(*)記事: https://tenki.jp/forecaster/deskpart/2019/09/08/5860.html
---------------------------------------
強い台風15号は、8日夜遅くには関東南部や伊豆半島付近に接近し、上陸する可能性が高くなっています。台風の接近に伴って関東から東海は、急に雨や風が強まりますので、早め早めの備えが必要です。
---------------------------------------
せっかくの日曜日、午後には雨が降り始めるという。それじゃぁ露もだいなしだろう。明日の日付に変わった深夜には土砂降りらしい。首都圏直撃になる。
(ウェザーニュース「台風15号 関東は9日早朝、大荒れ」より)
(Youtubeに登録のウェザーニュースに感謝)
(本ブログ関連:”白露”)
台風15号が接近している。Tenki.jpの記事「強い台風15号 関東や東海に接近 深夜の上陸か」*(9/8、05:14)によれば、まるで関東南部や伊豆半島付近を蹴りあげるようにして太平洋に逃げて行く感じがする。暴風が予想され、交通機関の運休が計画されている。困り者だ。
(*)記事: https://tenki.jp/forecaster/deskpart/2019/09/08/5860.html
---------------------------------------
強い台風15号は、8日夜遅くには関東南部や伊豆半島付近に接近し、上陸する可能性が高くなっています。台風の接近に伴って関東から東海は、急に雨や風が強まりますので、早め早めの備えが必要です。
---------------------------------------
せっかくの日曜日、午後には雨が降り始めるという。それじゃぁ露もだいなしだろう。明日の日付に変わった深夜には土砂降りらしい。首都圏直撃になる。
(ウェザーニュース「台風15号 関東は9日早朝、大荒れ」より)
(Youtubeに登録のウェザーニュースに感謝)
2019年9月7日土曜日
夏仕舞い
民謡「会津磐梯山」に登場する小原庄助さんの「朝寝 朝酒 朝湯が大好きで・・・」を真似たところ、パソコンデスクの前でしばらく寝込んでしまい夢心地していた。だらだらと日中を過ごす・・・。
このままじゃ体が鈍ると公園散歩に出かけることにした。まだ西日がさす時刻、公園口から出てくる帰りの客とすれ違う。園内の樹上で「ミンミンゼミ」が、「ミ~ン、ミィ・ミィ・ミィ・ミィ~」と激しく鳴き続けていた。ちなみに、ミンミンゼミの地上での生活は、「7月下旬~9月上旬」とのこと。
(訂正)ミンミンゼミ: 「ツクツクボウシ」と間違えて記していたので訂正します。
ところで、セミが、地上に出て一週間の命しかないというのは誤りらしい・・・「10日以上の生存を確認」されたという。山陽新聞の記事「セミ成虫の寿命1週間は俗説! 笠岡高植松さんが生物系三学会最優秀賞」*(6/19)は、岡山県の高校生の観察研究を次のように報じている。(抜粋)
(*)記事: https://www.sanyonews.jp/article/909869
------------------------------------------
植松さんは2016年の7月中旬から9月中旬にかけて、笠岡市内の住宅地や雑木林など4カ所でほぼ毎日、この調査を繰り返し、アブラゼミ、ツクツクボウシ、クマゼミなど計863匹にマーキング。15匹を再捕獲し、4匹を再再捕獲した。
植松さんは「なかなか再捕獲できず、調査の効率は非常に悪かった」と笑うが、調査の結果、アブラゼミ、ツクツクボウシ、クマゼミの3種で10日以上の生存を確認。最長生存確認記録はアブラゼミが32日間、ツクツクボウシが26日間、クマゼミが15日間だった。
------------------------------------------
公園をぐるりと巡れば、太陽は西の果てに没したにもかかわらず、空はまだ明るい。でも確実に、日没の時間が早くなった。南の空に鈍色の雲が浮かび、南南東の風に乗って寄せて来る。
帰宅するころには、すっかり薄暗くなっていた。どこからか、ゴトゴトと物音がする。どうやら近隣の街で行われている「花火大会」のようだ。ネット情報によれば、鉄橋を渡る車窓から見える光景がよいという。来年は、行ってみようかと思う。
このままじゃ体が鈍ると公園散歩に出かけることにした。まだ西日がさす時刻、公園口から出てくる帰りの客とすれ違う。園内の樹上で「ミンミンゼミ」が、「ミ~ン、ミィ・ミィ・ミィ・ミィ~」と激しく鳴き続けていた。ちなみに、ミンミンゼミの地上での生活は、「7月下旬~9月上旬」とのこと。
(訂正)ミンミンゼミ: 「ツクツクボウシ」と間違えて記していたので訂正します。
ところで、セミが、地上に出て一週間の命しかないというのは誤りらしい・・・「10日以上の生存を確認」されたという。山陽新聞の記事「セミ成虫の寿命1週間は俗説! 笠岡高植松さんが生物系三学会最優秀賞」*(6/19)は、岡山県の高校生の観察研究を次のように報じている。(抜粋)
(*)記事: https://www.sanyonews.jp/article/909869
------------------------------------------
植松さんは2016年の7月中旬から9月中旬にかけて、笠岡市内の住宅地や雑木林など4カ所でほぼ毎日、この調査を繰り返し、アブラゼミ、ツクツクボウシ、クマゼミなど計863匹にマーキング。15匹を再捕獲し、4匹を再再捕獲した。
植松さんは「なかなか再捕獲できず、調査の効率は非常に悪かった」と笑うが、調査の結果、アブラゼミ、ツクツクボウシ、クマゼミの3種で10日以上の生存を確認。最長生存確認記録はアブラゼミが32日間、ツクツクボウシが26日間、クマゼミが15日間だった。
------------------------------------------
公園をぐるりと巡れば、太陽は西の果てに没したにもかかわらず、空はまだ明るい。でも確実に、日没の時間が早くなった。南の空に鈍色の雲が浮かび、南南東の風に乗って寄せて来る。
帰宅するころには、すっかり薄暗くなっていた。どこからか、ゴトゴトと物音がする。どうやら近隣の街で行われている「花火大会」のようだ。ネット情報によれば、鉄橋を渡る車窓から見える光景がよいという。来年は、行ってみようかと思う。
2019年9月6日金曜日
ロシア式紅茶
先日(8/26)のブログで、一般公開講座「ロシア・スラヴの言語と文化入門」(最終日)の帰り道に、クラスの仲間と地下鉄「茗荷谷」駅近くにあるロシア料理店「ソーニャ」へ行ったことを記した。食後にロシア式紅茶を頼んだところ、紅茶入りのガラス・カップと一緒に、ジャムを盛った小皿とスプーンが運ばれてきた。
(本ブログ関連:”紅茶”)
そのとき仲間がいうには、スプーンにジャムをすくって口に入れ、合わせて紅茶を飲むというのだ。てっきり、カップの中にジャムを入れ、混ぜて飲むものと思っていたがそうではないらしい。ためしにジャムを口にすると随分と濃く甘いけれど、熱い紅茶をふくませると、口中に蜂蜜と練り混ぜたイチゴジャムの香りが広がった。なるほど、こういう飲み方もあるのかと納得した。
ところで、むかし読んだ「オール読物」(平成18年(2006年)、5月号)に連載「とは知らなんだ」(92)の「ロシア式紅茶はどこから?」(鹿島茂著)に、ロシア式紅茶の飲み方について興味深い話題が載っていた。
仏文学者の鹿島氏がソ連時代のモスクワ空港で、フルーツ・ジュースを飲みたくて、バー・マンにフランス語でフルーツ・ジュースを頼んだところ、甘いドロドロの果汁が渡されたという。それは一体何か。沼野充義夫妻の著「世界の食文化 ロシア」の中に、次のような記載があると紹介している。孫引きになるが、「そもそもロシア式のジャムは『ヴァレーニエ』と呼ばれる果物の砂糖煮で、日本でいうジャムほど煮込まない、つまり別ものである」という。鹿島氏がモスクワの空港で口にしたのは「ヴァレーニエ」だったことになる。
その「ヴァレーニエ」と紅茶の関係について、沼野夫妻の著は、紅茶を飲む際に「お茶うけ」にするという。「ヴァレーニエをスプーンで一口食べて(舐めて?)お茶を飲み、またヴァレーニエを口に入れてお茶をすする、という飲み方だ」としている。
連載にある「ロシア式紅茶はどこから?」の後半に、日本では紅茶にジャムを溶かして飲むという習慣について、沼野夫妻の著と合わせて鹿島氏ともども由来を推測されている。ロシア革命後に亡命して来日した白系ロシア人の風習を見間違えたとか、戦後のシベリア抑留体験の中で見たソ連人の風習を日本風に解釈し直したとか、昭和三十年代の歌声喫茶でロシア式紅茶の飲み方に新解釈があったとか・・・。いずれにしても正解はなさそう。
(本ブログ関連:”紅茶”)
そのとき仲間がいうには、スプーンにジャムをすくって口に入れ、合わせて紅茶を飲むというのだ。てっきり、カップの中にジャムを入れ、混ぜて飲むものと思っていたがそうではないらしい。ためしにジャムを口にすると随分と濃く甘いけれど、熱い紅茶をふくませると、口中に蜂蜜と練り混ぜたイチゴジャムの香りが広がった。なるほど、こういう飲み方もあるのかと納得した。
ところで、むかし読んだ「オール読物」(平成18年(2006年)、5月号)に連載「とは知らなんだ」(92)の「ロシア式紅茶はどこから?」(鹿島茂著)に、ロシア式紅茶の飲み方について興味深い話題が載っていた。
仏文学者の鹿島氏がソ連時代のモスクワ空港で、フルーツ・ジュースを飲みたくて、バー・マンにフランス語でフルーツ・ジュースを頼んだところ、甘いドロドロの果汁が渡されたという。それは一体何か。沼野充義夫妻の著「世界の食文化 ロシア」の中に、次のような記載があると紹介している。孫引きになるが、「そもそもロシア式のジャムは『ヴァレーニエ』と呼ばれる果物の砂糖煮で、日本でいうジャムほど煮込まない、つまり別ものである」という。鹿島氏がモスクワの空港で口にしたのは「ヴァレーニエ」だったことになる。
その「ヴァレーニエ」と紅茶の関係について、沼野夫妻の著は、紅茶を飲む際に「お茶うけ」にするという。「ヴァレーニエをスプーンで一口食べて(舐めて?)お茶を飲み、またヴァレーニエを口に入れてお茶をすする、という飲み方だ」としている。
連載にある「ロシア式紅茶はどこから?」の後半に、日本では紅茶にジャムを溶かして飲むという習慣について、沼野夫妻の著と合わせて鹿島氏ともども由来を推測されている。ロシア革命後に亡命して来日した白系ロシア人の風習を見間違えたとか、戦後のシベリア抑留体験の中で見たソ連人の風習を日本風に解釈し直したとか、昭和三十年代の歌声喫茶でロシア式紅茶の飲み方に新解釈があったとか・・・。いずれにしても正解はなさそう。
2019年9月5日木曜日
パソコンで気分転換
パソコン作業の途中、気分転換する。仕事場じゃできないだろうが、自宅なら可能なこと。ひとつに、Youtubeにある自然の音などをバックグラウンドにして仕事するのもいい。実はもうひとつ、仕事を中断して(短時間だけ)ゲームに切り替えるのもある。それもオールドスタイルなものの方がよい。
ネットに、フリーの「スペースインベーダー ゲーム」がある。タイトルに「昔懐かしのレトロなインベーダーゲーム スペースインベーダー【無料】」*とある。機能は簡易版のようで、コメントにいくつか要望があるが、ちょくちょく遊ばせていただいている。
(*)http://game-ac.com/flashgame/shooting/space-invaders/
「スペースインベーダー ゲーム」といえば、むかしの喫茶店のイメージが浮かぶ。喫茶店といっても、スターバックスのような洒落た喫茶店ではない。どちらかといえば、脂(やに)臭くて湿気た雰囲気の店に置かれたテーブル筐体型のゲーム機だ。
Wikipediaを見ると、最も早い時期のものが「1978年(昭和53年)に発売したアーケードゲーム」とある。熱中したのは、社会人だったということになる。もっと以前に出会っていたような、錯覚というか記憶違いしていた。
次のYoutubeのゲームの敗れ方にアッパレ!
(Youtubeに登録のGame Archiveに感謝)
ネットに、フリーの「スペースインベーダー ゲーム」がある。タイトルに「昔懐かしのレトロなインベーダーゲーム スペースインベーダー【無料】」*とある。機能は簡易版のようで、コメントにいくつか要望があるが、ちょくちょく遊ばせていただいている。
(*)http://game-ac.com/flashgame/shooting/space-invaders/
「スペースインベーダー ゲーム」といえば、むかしの喫茶店のイメージが浮かぶ。喫茶店といっても、スターバックスのような洒落た喫茶店ではない。どちらかといえば、脂(やに)臭くて湿気た雰囲気の店に置かれたテーブル筐体型のゲーム機だ。
Wikipediaを見ると、最も早い時期のものが「1978年(昭和53年)に発売したアーケードゲーム」とある。熱中したのは、社会人だったということになる。もっと以前に出会っていたような、錯覚というか記憶違いしていた。
次のYoutubeのゲームの敗れ方にアッパレ!
(Youtubeに登録のGame Archiveに感謝)
2019年9月4日水曜日
百日紅(さるすべり)
今が旬か、いつまでも咲きつづける「サルスベリ(百日紅)」の花をあちこちで目にする。白色から薄紅を経て紅色までさまざまな色合いを持つ。枝先に小さな花弁が群集して風に重く揺れる。その様はいかにも東洋的で古風な趣がする。あえていえば、辺りに抹香が漂う感すらするのは思い過ごしか。
(本ブログ関連:”百日紅”)
この季節、公園の木々には色数が少ない。そんな今日、昼下がり紅色の花を見た。おやこんな所にと、若い百日紅が植えられていたりする。その幹は、花と違って、樹の名の通りサルが手を滑らせるようにツルリとしている。その対比ぶりにいまだに馴染めない。
育てばかなり大きくなる。造園業者の庭先に高木となってあふれていたのを見たことがある。その様子から、民家の塀越しに覗かれる百日紅が将来どうなるか気をもんでしまう。
(本ブログ関連:”百日紅”)
この季節、公園の木々には色数が少ない。そんな今日、昼下がり紅色の花を見た。おやこんな所にと、若い百日紅が植えられていたりする。その幹は、花と違って、樹の名の通りサルが手を滑らせるようにツルリとしている。その対比ぶりにいまだに馴染めない。
育てばかなり大きくなる。造園業者の庭先に高木となってあふれていたのを見たことがある。その様子から、民家の塀越しに覗かれる百日紅が将来どうなるか気をもんでしまう。
![]() |
| 公園の百日紅の若木 |
2019年9月3日火曜日
秋の夜
天気予報の通り、午前は晴れ、午後に曇って、そして夕方から夜にかけて驟雨。夜半にいたって辺りは静まりかえる。一日せわしい空模様だった。
深夜の静けさに、唱歌「埴生の宿」の歌詞を思い出す。雨後のため、窓から見る庭には月明かりに冴え渡る青い明るさはないが、気持ちだけは古い詞の思いにひたりたい。
----------------------------
清らなりや 秋の夜半(よは) 月はあるじ 虫は友
おゝ 我が窓よ たのしとも たのもしや
----------------------------
この曲は、中学時代の思い出の合唱曲でとても懐かしい。いってみれば、合唱入門曲として最適だったのだろう。声変わりした男子のパートが、女子の声部とうまく調和して、混声合唱の楽しさを味合わせてくれた。そう、歌垣ではないが、男女で歌うことになんとなく感じていたのだろう。
今夜の秋の夜は音もない。せめて虫の音でも聞こえてくればよいものを。静すぎるのもやるせない気がする。
深夜の静けさに、唱歌「埴生の宿」の歌詞を思い出す。雨後のため、窓から見る庭には月明かりに冴え渡る青い明るさはないが、気持ちだけは古い詞の思いにひたりたい。
----------------------------
清らなりや 秋の夜半(よは) 月はあるじ 虫は友
おゝ 我が窓よ たのしとも たのもしや
----------------------------
この曲は、中学時代の思い出の合唱曲でとても懐かしい。いってみれば、合唱入門曲として最適だったのだろう。声変わりした男子のパートが、女子の声部とうまく調和して、混声合唱の楽しさを味合わせてくれた。そう、歌垣ではないが、男女で歌うことになんとなく感じていたのだろう。
今夜の秋の夜は音もない。せめて虫の音でも聞こえてくればよいものを。静すぎるのもやるせない気がする。
2019年9月2日月曜日
秋の日のヴィオロンの
秋となれば、少しメランコリックな気分になって、詩的な雰囲気にひたってみたくなるものだ。まさに気分だけ秋を味わう。上田敏の訳詩集「海潮音」にある「落葉」(仏詩人ポール・ヴェルレーヌの「秋の歌」)が浮かんでくる。
映画館で、モノクローム*画面の「史上最大の作戦(The Longest Day)」(1962年)を見たのはいつの日だったか。仏レジスタンスへの作戦開始の暗号に、ヴェルレーヌの「秋の歌」の詩が語られていた。今も印象強く覚えている。これから始まる戦いに、なんという詩的な言葉が選ばれたのだろうと思った。しかし、ノルマンディーの海岸は、すぐさま血の海に変わった。
(*)モノクローム: 戦争経験者が多数存命した時代の作品。ぼくらは世代が重なりながら時を経ることを忘れがちだ。
海岸を制圧展開する場面では、戦場の「非情」さが描かれていた。それに戦慄した。後に制作された映画「プライベートライアン」(1998年)で表現された「悲惨」さとは別種のものだ。
Youtubeに、D-dayのために送信された、ヴェルレーヌの「秋の歌」の音声(フランス語)を英語字幕したものがある。(上田敏訳「秋の日のヴィオロンのためいきの 身にしみてひたぶるにうら悲し」)
(Youtubeに登録のNickyJIlanに感謝)
映画館で、モノクローム*画面の「史上最大の作戦(The Longest Day)」(1962年)を見たのはいつの日だったか。仏レジスタンスへの作戦開始の暗号に、ヴェルレーヌの「秋の歌」の詩が語られていた。今も印象強く覚えている。これから始まる戦いに、なんという詩的な言葉が選ばれたのだろうと思った。しかし、ノルマンディーの海岸は、すぐさま血の海に変わった。
(*)モノクローム: 戦争経験者が多数存命した時代の作品。ぼくらは世代が重なりながら時を経ることを忘れがちだ。
海岸を制圧展開する場面では、戦場の「非情」さが描かれていた。それに戦慄した。後に制作された映画「プライベートライアン」(1998年)で表現された「悲惨」さとは別種のものだ。
Youtubeに、D-dayのために送信された、ヴェルレーヌの「秋の歌」の音声(フランス語)を英語字幕したものがある。(上田敏訳「秋の日のヴィオロンのためいきの 身にしみてひたぶるにうら悲し」)
(Youtubeに登録のNickyJIlanに感謝)
2019年9月1日日曜日
二百十日 2019
今日は(今年の)「立春」(2/4)から数えて210日目。雑節の「二百十日」である。日本気象協会のTnenki.jpの記事「『知って得する季語』 ── 謎の季語『二百十日』『不知火』とは?」(8/29)*に、「二百十日」について次のように解説している。(抜粋)
(*)記事: https://tenki.jp/suppl/m_yoshino/2019/08/29/29374.html
----------------------------------------------------
「二百十日」と台風
「二百十日」とは、立春から数えて二百十日目をいい、今年は9月1日がその日にあたります。なぜあえて「二百十日」というのか。それは、日本では稲の花が咲く大事な頃でありながら、台風襲来の時季でもあり、この日を無事に過ぎてほしいという農家の願いから「厄日」ともいわれているのです。
----------------------------------------------------
(本ブログ関連:”二百十日”)
台風の経験についていえば、子ども時代に育った九州の台風では、父親が台風襲来前に木の雨戸に釘を打ちつけて固定していたこと。小学時代の東京の教室で、転校生の女の子から「伊勢湾台風」の災害を聞いたこと。今も台風被害はあるが、天気予報や土木工事の充実(警報や精度の向上)で、年々被災が小さくなった気がするが・・・。もちろん、天災は忘れたころにやって来るのを肝に銘じたいのは承知のうえ。
昨日のブログに「今年も 2/3 が過ぎた」と記したが、今日からは、1/3 しか残っていない。あっという間に過ぎていくだろう。大事にしたいと案じるが、さて如何に過ごすべきか、まとまっていない。二百十日に新風でも起こればいいのだが・・・何事もなく終わりそう。
(*)記事: https://tenki.jp/suppl/m_yoshino/2019/08/29/29374.html
----------------------------------------------------
「二百十日」と台風
「二百十日」とは、立春から数えて二百十日目をいい、今年は9月1日がその日にあたります。なぜあえて「二百十日」というのか。それは、日本では稲の花が咲く大事な頃でありながら、台風襲来の時季でもあり、この日を無事に過ぎてほしいという農家の願いから「厄日」ともいわれているのです。
----------------------------------------------------
(本ブログ関連:”二百十日”)
台風の経験についていえば、子ども時代に育った九州の台風では、父親が台風襲来前に木の雨戸に釘を打ちつけて固定していたこと。小学時代の東京の教室で、転校生の女の子から「伊勢湾台風」の災害を聞いたこと。今も台風被害はあるが、天気予報や土木工事の充実(警報や精度の向上)で、年々被災が小さくなった気がするが・・・。もちろん、天災は忘れたころにやって来るのを肝に銘じたいのは承知のうえ。
昨日のブログに「今年も 2/3 が過ぎた」と記したが、今日からは、1/3 しか残っていない。あっという間に過ぎていくだろう。大事にしたいと案じるが、さて如何に過ごすべきか、まとまっていない。二百十日に新風でも起こればいいのだが・・・何事もなく終わりそう。
2019年8月31日土曜日
夏の終わり、今年も2/3が過ぎた
気象庁の「時に関する用語」にある「季節を表わす用語」*の通り、<夏>は今日で終わりになる。いつまで続くのかと思った熱暑の夏が、カレンダーとともに過ぎて行くのを惜しむ気がする。私は寒いのが苦手なので、暑い夏の方がまだましと思っていただけに・・・。
(*) 季節: http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/yougo_hp/toki.html#A95
------------------------------
・春:3月から5月までの期間
・夏:6月から8月までの期間
・秋:9月から11月までの期間
・冬:12月から2月までの期間
------------------------------
この時期、小学生のいる親にとっては、子どもたちの世話から解放されてホッとしているかもしれない。一方、夏休みを楽しんだ子どもたちにすれば、明後日の月曜日から2学期が始まるわけで、クラスの友だちと再会してどんな遊びをしようかと思い巡らしていることだろう。
「夏の終わり」なんていうと、賑やかさから静謐へといった季節の変わり目を意識しておセンチになるようで、急に暖かみを求め始めるのかもしれない。
ネットに熱烈なファンが多くいる、カントリーフォーク シンガーソングライターの「ジョン・プライン(John Prine)」の「夏の終わり(Summer's End)」を、オフィシャルビデオと合わせて聴けば、世界が静まり返る秋を前にして、胸に迫るものがあるようです。(映像の最後にある呼びかけとは違った世界にいても・・・)
(Youtubeに登録のJohn Prineに感謝)
(*) 季節: http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/yougo_hp/toki.html#A95
------------------------------
・春:3月から5月までの期間
・夏:6月から8月までの期間
・秋:9月から11月までの期間
・冬:12月から2月までの期間
------------------------------
この時期、小学生のいる親にとっては、子どもたちの世話から解放されてホッとしているかもしれない。一方、夏休みを楽しんだ子どもたちにすれば、明後日の月曜日から2学期が始まるわけで、クラスの友だちと再会してどんな遊びをしようかと思い巡らしていることだろう。
「夏の終わり」なんていうと、賑やかさから静謐へといった季節の変わり目を意識しておセンチになるようで、急に暖かみを求め始めるのかもしれない。
ネットに熱烈なファンが多くいる、カントリーフォーク シンガーソングライターの「ジョン・プライン(John Prine)」の「夏の終わり(Summer's End)」を、オフィシャルビデオと合わせて聴けば、世界が静まり返る秋を前にして、胸に迫るものがあるようです。(映像の最後にある呼びかけとは違った世界にいても・・・)
(Youtubeに登録のJohn Prineに感謝)
2019年8月30日金曜日
無頼
内村剛介著「ロシア無頼」の中で、古い感覚での無頼を「ブラトノイ」と呼んでいた。少しでもその言葉をネットに探したところ、次の資料に触れられていた。
「ロシアにおける地下経済とマフィア ー 社会学的考察」*(青山学院大学 寺谷弘壬)に、ロシアの闇経済について紹介されている。(1993年に発表されたもののようだ)
(*)資料: https://www.jstage.jst.go.jp/article/jarees1993/1993/22/1993_22_27/_pdf
-----------------------------------------------------
「マフィア」や「レケヅト」が日常的に使われる以前は、「ブラトノイ(Блатной=やくざ=泥棒仲間)」や「ブラターリ(блатрь=泥棒)」が使われ、「ウォール(вор=悪党)」と「スゥカ(сука=雌犬=うらぎりやくざ)」の二派に分けられていた。
-----------------------------------------------------
(本ブログ関連:”ブラトノイ”、”エセーニン”、”内村剛介”)
「ロシアにおける地下経済とマフィア ー 社会学的考察」*(青山学院大学 寺谷弘壬)に、ロシアの闇経済について紹介されている。(1993年に発表されたもののようだ)
(*)資料: https://www.jstage.jst.go.jp/article/jarees1993/1993/22/1993_22_27/_pdf
-----------------------------------------------------
「マフィア」や「レケヅト」が日常的に使われる以前は、「ブラトノイ(Блатной=やくざ=泥棒仲間)」や「ブラターリ(блатрь=泥棒)」が使われ、「ウォール(вор=悪党)」と「スゥカ(сука=雌犬=うらぎりやくざ)」の二派に分けられていた。
-----------------------------------------------------
(本ブログ関連:”ブラトノイ”、”エセーニン”、”内村剛介”)
2019年8月29日木曜日
ユダヤ教の現代がわかる 2019-3
3日連続の一般公開講座「ユダヤ教の現代がわかる - 宗教と言語の観点から -」の第3回目の最終日に出かけた。街中は真夏に戻ったように陽差しが照りかえり・・・まさに汗だらけになった。途中、涼を求めて喫茶店に飛び込んだほど。
(本ブログ関連:”ユダヤ教の現代がわかる 2019”)
今日の東京都心の最高気温は、34.6℃(12:38)だった。久し振りに高温だったことが分かる。ちなみに、先週土曜日から今日までの都心の最高気温は次の通り。
-----------------------
24日(土) 31.4℃
25日(日) 31.1℃
26日(月) 28.5℃
27日(火) 29.4℃
28日(水) 28.1℃
29日(木) 34.6℃
-----------------------
最終回は、日本学術振興会特別研究員(東京大学)鴨志田聡子氏から、「現代ユダヤ人とユダヤの言語」というタイトルで、ユダヤ人の母語としての「イディッシュ語」と「ラディノ語」、および各種の「ユダヤ諸語」の存在について紹介された。
・ユダヤ人の母語と母国語
- 母語: 母親が内輪で話す言語(例.イディッシュ語の場合、「マメ・ロシュン」)
- 母国語: 母国(国家)の言語(例.イスラエルの公用語としての「ヘブライ語」)
・「イディッシュ語」と「ラディノ語」
- イディッシュ語: 1000年前にドイツのフランクフルトを起点に東欧へ展開した言語
- ラディノ語: 1492年に「スペイン追放」された後、トルコなどへ移動した言語
- 当然ながら、イディッシュ語はドイツ語を、ラディノ語はスペイン語を基底にする
・ユダヤ人の気質を知る
- 絵入りイディッシュ語のジョーク・サイト(YiddishWit.com)*の紹介
(*)サイト: https://www.yiddishwit.com/index.html
例:「大きな河で大物が釣れる」(でかいことをしたければ大舞台でやれ)
・イディッシュ語(ヘブライ文字:右から左へ読む).אין אַ גרויסן טײַך כאַפּט מען גרויסע פֿיש
・イディッシュ語(ラテン文字転記:左から右へ読む)In a groysn taykh khapt men groyse fish.
・英語訳 In a big river you(men) catch big fish.
(本ブログ関連:”ユダヤ教の現代がわかる 2019”)
今日の東京都心の最高気温は、34.6℃(12:38)だった。久し振りに高温だったことが分かる。ちなみに、先週土曜日から今日までの都心の最高気温は次の通り。
-----------------------
24日(土) 31.4℃
25日(日) 31.1℃
26日(月) 28.5℃
27日(火) 29.4℃
28日(水) 28.1℃
29日(木) 34.6℃
-----------------------
最終回は、日本学術振興会特別研究員(東京大学)鴨志田聡子氏から、「現代ユダヤ人とユダヤの言語」というタイトルで、ユダヤ人の母語としての「イディッシュ語」と「ラディノ語」、および各種の「ユダヤ諸語」の存在について紹介された。
・ユダヤ人の母語と母国語
- 母語: 母親が内輪で話す言語(例.イディッシュ語の場合、「マメ・ロシュン」)
- 母国語: 母国(国家)の言語(例.イスラエルの公用語としての「ヘブライ語」)
・「イディッシュ語」と「ラディノ語」
- イディッシュ語: 1000年前にドイツのフランクフルトを起点に東欧へ展開した言語
- ラディノ語: 1492年に「スペイン追放」された後、トルコなどへ移動した言語
- 当然ながら、イディッシュ語はドイツ語を、ラディノ語はスペイン語を基底にする
・ユダヤ人の気質を知る
- 絵入りイディッシュ語のジョーク・サイト(YiddishWit.com)*の紹介
(*)サイト: https://www.yiddishwit.com/index.html
例:「大きな河で大物が釣れる」(でかいことをしたければ大舞台でやれ)
![]() |
| 「Yiddish Wit」に掲載より |
・イディッシュ語(ラテン文字転記:左から右へ読む)In a groysn taykh khapt men groyse fish.
・英語訳 In a big river you(men) catch big fish.
2019年8月28日水曜日
ユダヤ教の現代がわかる 2019-2
玄関ドアを開けて、雨が降っているのに気付いた。そんな中を外出するのは久し振り。今まではいいタイミングで雨に会わず済んでいたのに・・・。そんなわけで、のんびり傘差して一般公開講座「ユダヤ教の現代がわかる - 宗教と言語の観点から -」の2日目へ出かけた。
(本ブログ関連:”ユダヤ教の現代がわかる 2019”)
今回も初回に続き、早稲田大学の研究員志田雅宏氏からお話があった。「現代社会とユダヤ教 ~ 宗教学の視点から ~」というタイトルで、フランス革命の影響を受けた「ユダヤ啓蒙主義」(19C初頭)とその後の展開について紹介された。
ユダヤ啓蒙主義
・近代的価値観にユダヤ教も合わせるよう活動がおこる
・ユダヤ教は、ユダヤ人の自治的位置付けから、国家の中で選択される一宗教となる
ユダヤ教の宗派(ユダヤ啓蒙主義の影響を受けての位置づけ:前回(8/27)の補足)
⇒ (ドイツ)「改革派」の登場 ⇔ 「正統派」の反発
⇔(東欧)「超正統派」の反発
⇒ (米国)「保守派」の登場(改革派と保守派の中間に位置づけられる)
⇒ (欧州)「世俗派」の登場(信仰が失われ/教会離れの時代に登場・・・多数派となる)
(イスラエル)「シオニズム」が登場(世俗的運動を宗教的に解釈しなおしたもの)
世俗化とゆり戻し
・ますます世俗化が進むものと思われたが、宗教が復権しつつある
- 「カラバー」(世界が創りだされる前の神の世界を聖書から探し出す研究)の見直し
- イスラエルで、世俗的な若者が超正統派へ戻る運動がある(その逆もあるが・・・)
この後、「人間中心」の宗教観について語られたが力不足で理解が難しかった。
(本ブログ関連:”ユダヤ教の現代がわかる 2019”)
今回も初回に続き、早稲田大学の研究員志田雅宏氏からお話があった。「現代社会とユダヤ教 ~ 宗教学の視点から ~」というタイトルで、フランス革命の影響を受けた「ユダヤ啓蒙主義」(19C初頭)とその後の展開について紹介された。
ユダヤ啓蒙主義
・近代的価値観にユダヤ教も合わせるよう活動がおこる
・ユダヤ教は、ユダヤ人の自治的位置付けから、国家の中で選択される一宗教となる
ユダヤ教の宗派(ユダヤ啓蒙主義の影響を受けての位置づけ:前回(8/27)の補足)
⇒ (ドイツ)「改革派」の登場 ⇔ 「正統派」の反発
⇔(東欧)「超正統派」の反発
⇒ (米国)「保守派」の登場(改革派と保守派の中間に位置づけられる)
⇒ (欧州)「世俗派」の登場(信仰が失われ/教会離れの時代に登場・・・多数派となる)
(イスラエル)「シオニズム」が登場(世俗的運動を宗教的に解釈しなおしたもの)
世俗化とゆり戻し
・ますます世俗化が進むものと思われたが、宗教が復権しつつある
- 「カラバー」(世界が創りだされる前の神の世界を聖書から探し出す研究)の見直し
- イスラエルで、世俗的な若者が超正統派へ戻る運動がある(その逆もあるが・・・)
この後、「人間中心」の宗教観について語られたが力不足で理解が難しかった。
2019年8月27日火曜日
ユダヤ教の現代がわかる 2019-1、ロシア無頼
素人の横好きというか歳相応の冷や水というか、夏の終わりを好奇心で満たしてみたく、一般公開講座の第2弾に出かけた。今日から3日間、「ユダヤ教の現代がわかる - 宗教と言語の観点から -」を聴講する。
(本ブログ関連:”ユダヤ教の現代がわかる 2019”)
第1回目の今日は、早稲田大学産業経営研究所研究員の志田雅宏(まさひろ)氏による、「ユダヤ教文化の歴史性と多様性」について、ユダヤ教の理解(解釈)の仕方の歴史性や、ユダヤ教の宗派の多様性について紹介があった。
以前、他所の一般公開講座「ユダヤの歴史を学ぶ」*で、志田雅宏氏の回を聴講したことがある。
(本ブログ関連:”志田雅宏氏の「ユダヤの歴史を学ぶ」”)
ユダヤ教
・ユダヤ聖書の理解に2つのトーラー(律法)がある。
- 成文トーラー: モーセが文書(文字化)したとされるものに従う
- 口伝トーラー: モーセの口伝したとされるものに従う、ラビによる解釈の集大成にタルムードがある
・神の信仰の仕方に、人間の自由意志が認められる面がある
ユダヤ教の宗派
・ユダヤ教の伝統をどのように守るかによっていろいろな宗派が存在
- 超正統派: 東欧のアシュケナームの伝統を持つ
イスラエル(メアシュリーム)と米(NY ブルックリン)に居住
- 正統派: 西欧(ドイツ)起源で、イスラエルで最大勢力
- 保守派: 米最大の宗派、女性ラビが存在し礼拝時に男女同席もする
- 改革派: さらに現代的価値観に合わせ、米西海岸に多い
- 他にパレスチナで入植活動する宗教シオニズムがある
(付記)
昨日(8/26)のブログで、ロシアの詩人「エセーニン」について触れたつながりで次に記す。「エセーニン詩集」の訳者内村剛介氏が著した書籍がAmazonから、今日の講座に出かける直前にタイミングよく届いた。さっそく電車の中で読んだところ、気になった部分があった。
(本ブログ関連:”エセーニン”、”内村剛介”)
書名は「ロシア無頼」(内村剛介著。高木書房)、1980年に発行されたもので、ソ連崩壊の10年ほど前のこと。ここでいう「ロシア」はその意味で、ソ連時代の根の深いところにある原初的意味合いである。なお、内村氏は戦後にシベリア抑留を経験している。
書名にある「無頼」の徒について、旧いロシアに誕生した(農奴や奴隷から導き出された)彼ら「ブラトノイ」の語源を紹介している。
-----------------------------------------------
「ブラトノイ」=またの名を「ヴォール」ともいう。この語は「ブラートの人」「結び合った人」「血盟の人」を意味する。
「ブラート」=コネ。有用な結びつき。おそらくイディシ(ユダヤ人のことば)が起こりである。十九世紀からオデッサで用いられはじめたが、その後「一般」のロシア語にも用いられるようになる。オデッサは古来ロシア犯罪人たちの故郷、犯罪人たちの首都でこの状態は二十世紀三〇年代の終わりまでつづいた。この犯罪者たちの頭目に伝統的英雄が多々あり、それはしばしばユダヤ人であった。イディシの「ブラート」が採りあげられるようになるのは自然の成りゆきであろう。
-----------------------------------------------
(本ブログ関連:”ユダヤ教の現代がわかる 2019”)
第1回目の今日は、早稲田大学産業経営研究所研究員の志田雅宏(まさひろ)氏による、「ユダヤ教文化の歴史性と多様性」について、ユダヤ教の理解(解釈)の仕方の歴史性や、ユダヤ教の宗派の多様性について紹介があった。
以前、他所の一般公開講座「ユダヤの歴史を学ぶ」*で、志田雅宏氏の回を聴講したことがある。
(本ブログ関連:”志田雅宏氏の「ユダヤの歴史を学ぶ」”)
ユダヤ教
・ユダヤ聖書の理解に2つのトーラー(律法)がある。
- 成文トーラー: モーセが文書(文字化)したとされるものに従う
- 口伝トーラー: モーセの口伝したとされるものに従う、ラビによる解釈の集大成にタルムードがある
・神の信仰の仕方に、人間の自由意志が認められる面がある
ユダヤ教の宗派
・ユダヤ教の伝統をどのように守るかによっていろいろな宗派が存在
- 超正統派: 東欧のアシュケナームの伝統を持つ
イスラエル(メアシュリーム)と米(NY ブルックリン)に居住
- 正統派: 西欧(ドイツ)起源で、イスラエルで最大勢力
- 保守派: 米最大の宗派、女性ラビが存在し礼拝時に男女同席もする
- 改革派: さらに現代的価値観に合わせ、米西海岸に多い
- 他にパレスチナで入植活動する宗教シオニズムがある
(付記)
昨日(8/26)のブログで、ロシアの詩人「エセーニン」について触れたつながりで次に記す。「エセーニン詩集」の訳者内村剛介氏が著した書籍がAmazonから、今日の講座に出かける直前にタイミングよく届いた。さっそく電車の中で読んだところ、気になった部分があった。
(本ブログ関連:”エセーニン”、”内村剛介”)
書名は「ロシア無頼」(内村剛介著。高木書房)、1980年に発行されたもので、ソ連崩壊の10年ほど前のこと。ここでいう「ロシア」はその意味で、ソ連時代の根の深いところにある原初的意味合いである。なお、内村氏は戦後にシベリア抑留を経験している。
書名にある「無頼」の徒について、旧いロシアに誕生した(農奴や奴隷から導き出された)彼ら「ブラトノイ」の語源を紹介している。
-----------------------------------------------
「ブラトノイ」=またの名を「ヴォール」ともいう。この語は「ブラートの人」「結び合った人」「血盟の人」を意味する。
「ブラート」=コネ。有用な結びつき。おそらくイディシ(ユダヤ人のことば)が起こりである。十九世紀からオデッサで用いられはじめたが、その後「一般」のロシア語にも用いられるようになる。オデッサは古来ロシア犯罪人たちの故郷、犯罪人たちの首都でこの状態は二十世紀三〇年代の終わりまでつづいた。この犯罪者たちの頭目に伝統的英雄が多々あり、それはしばしばユダヤ人であった。イディシの「ブラート」が採りあげられるようになるのは自然の成りゆきであろう。
-----------------------------------------------
2019年8月26日月曜日
ロシア・スラヴの言語と文化入門 2019- 3
夏の一般公開講座「ロシア・スラヴの言語と文化入門」の最終日(第3回目)に出かけた。家を出るのに少し遅れたので、いつもと違うコースを選んで向かうことにした。途中、ネットで知った、講座会場近くにある、或る書店に寄った。
其処で(語学力を全無視して、記念のつもりで)「詩と散文【ロシア古典叢書】」シリーズの中から「セルゲイ・エセーニン 楓(かえで)の落葉...」を求めた。ハードカバーの表紙は、若い女性たちに愛される詩人であることを示すように、赤い服を着たエセーニンが片手に楓の枯れ葉を持っている絵で飾られている。
(本ブログ関連:”エセーニン”)
表紙に詩の書き出しがあって、詩集の中を見ると1925年11月28日と記されている・・・彼が自死したのはたしか27日だったはず? (素人にはよく分かりません)
楓の落葉の詩を歌った、Youtube映像を見てみよう。歌手Igor Mirkurbanovについて存じないが、渋い歌い方は独特である。
(Youtubeに登録のmedpupに感謝)
ところで、今日の「ロシア・スラヴの言語と文化入門」は、東京外国語大学非常勤講師 阿出川 修嘉(のぶよし)による「現代ロシア語成立の歴史の概説 - 言語と文字の発展 -」という、門外漢には難易度が高いものだった。
・「スラブ祖語」: スラブ民族に共通して使われだしたのが、6~7、8世紀ごろという。意外と古くない。
・「キリル文字」: ギリシャ字をベースに、現代のキリル文字に落ち着くのにいろいろと変遷している。
(本ブログ関連:”ロシア・スラヴの言語と文化入門”)
講座の帰り道、クラス仲間と、地下鉄「茗荷谷」駅近くにあるロシア料理店「ソーニャ」へ行ってみた。美味かった、同時に苦しいくらいに満腹した。
其処で(語学力を全無視して、記念のつもりで)「詩と散文【ロシア古典叢書】」シリーズの中から「セルゲイ・エセーニン 楓(かえで)の落葉...」を求めた。ハードカバーの表紙は、若い女性たちに愛される詩人であることを示すように、赤い服を着たエセーニンが片手に楓の枯れ葉を持っている絵で飾られている。
(本ブログ関連:”エセーニン”)
表紙に詩の書き出しがあって、詩集の中を見ると1925年11月28日と記されている・・・彼が自死したのはたしか27日だったはず? (素人にはよく分かりません)
楓の落葉の詩を歌った、Youtube映像を見てみよう。歌手Igor Mirkurbanovについて存じないが、渋い歌い方は独特である。
(Youtubeに登録のmedpupに感謝)
ところで、今日の「ロシア・スラヴの言語と文化入門」は、東京外国語大学非常勤講師 阿出川 修嘉(のぶよし)による「現代ロシア語成立の歴史の概説 - 言語と文字の発展 -」という、門外漢には難易度が高いものだった。
・「スラブ祖語」: スラブ民族に共通して使われだしたのが、6~7、8世紀ごろという。意外と古くない。
・「キリル文字」: ギリシャ字をベースに、現代のキリル文字に落ち着くのにいろいろと変遷している。
(本ブログ関連:”ロシア・スラヴの言語と文化入門”)
講座の帰り道、クラス仲間と、地下鉄「茗荷谷」駅近くにあるロシア料理店「ソーニャ」へ行ってみた。美味かった、同時に苦しいくらいに満腹した。
2019年8月25日日曜日
里ごころ
今日は(小学生にとって)夏休み最後の日曜日。街に出てみれば、親子連れの姿が思ったほどでもない。家族サービスに疲れ果てた親は、子どもたちの夏休みの宿題の手伝いに追われているのかもしれない。やがて9月になれば、普段の生活に戻れることを期待しながら。
2学期になれば夏の終わりを実感するだろうけれど、久し振りに顔を合わせた子どもたちはそれでも楽しい。でも、やがて秋の気配がしんしんと深まってくる。
昨日(8/24)、北原白秋の童謡「おむすびころりん」の詞について記したが、実のところ、その歌(曲)を聴いた覚えはない。詞だけが古い本に残されていた。
そこで、北原白秋の作詞で、実際に童謡として歌われたものを探したところ、Youtubeに登録された「里ごころ」(作詞北原白秋、作曲中山晋平など)があった。なんだか、「雛祭り」の歌のような始まりだが、賑やかさはない。夏祭りというより、秋祭りだろうか、ぽつんと取り残されたような、寂しさがやがてつのる。(ちなみに、歌詞はYoutubeの登録者の解説にある)
(Youtubeに登録の四日市 童謡愛好会に感謝)
2学期になれば夏の終わりを実感するだろうけれど、久し振りに顔を合わせた子どもたちはそれでも楽しい。でも、やがて秋の気配がしんしんと深まってくる。
昨日(8/24)、北原白秋の童謡「おむすびころりん」の詞について記したが、実のところ、その歌(曲)を聴いた覚えはない。詞だけが古い本に残されていた。
そこで、北原白秋の作詞で、実際に童謡として歌われたものを探したところ、Youtubeに登録された「里ごころ」(作詞北原白秋、作曲中山晋平など)があった。なんだか、「雛祭り」の歌のような始まりだが、賑やかさはない。夏祭りというより、秋祭りだろうか、ぽつんと取り残されたような、寂しさがやがてつのる。(ちなみに、歌詞はYoutubeの登録者の解説にある)
(Youtubeに登録の四日市 童謡愛好会に感謝)
2019年8月24日土曜日
おむすびころりん
探査機「はやぶさ2」が、小惑星「リュウグウ」に2回目のタッチダウンした際に作った<穴ぼこ>が、「おむすびころりんクレーター」と命名されたと、時事通信の記事「『おむすびころりん』と命名=りゅうぐうの人工クレーター - JAXA」(8/22)は次のように伝えている。(抜粋)
(*)記事: https://www.jiji.com/jc/article?k=2019082200920&g=soc
----------------------------------------------------
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は22日、探査機「はやぶさ2」が小惑星「りゅうぐう」表面につくった人工クレーターに「おむすびころりんクレーター」と愛称を付けたことを明らかにした。
----------------------------------------------------
(本ブログ関連:”はやぶさ2”)
なお、8/22にJAXAで開催された記者説明会資料***に、「はやぶさ2」ミッションの概要が紹介されていて分かりやすい。人工クレータの命名の他に、小惑星探査に関わった半ばに逝去された技術者たちの名を冠した<岩>についても紹介されている。
(***)資料: https://fanfun.jaxa.jp/countdown/hayabusa2/press/files/20190822_hayabusa2.pdf
ところで、転がり落ちるイメージから「どんぐりころころ」の童謡を思い出すが、「おむすびころりん」の童謡は聴いた記憶がない。童話については、話を聞かされたことがあるけれど。そこで、童謡はないかと探せば、国立国会図書館デジタルコレクション**に、北原白秋の作品があった。
(**)デジタルコレクション: http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1720371
(本ブログ関連:”国立国会図書館デジタルコレクション”)
北原白秋の童謡集「国引」(帝国教育会出版部、昭和18年7月25日)の中に、「おむすびころりん」(p.66)が収録されている。以下転記する。なお、岩波書店のサイト****にも、この童謡集が転記されているので参考にした。
(****)国引: http://www.j-texts.com/hakushu/kunibikiah.html
おむすびころりん
1
おむすびころりん、
ころころりん、
ころりん、小山をころげてく。
おむすびころりん、
ころころりん、
ころりん、砂山、砂に穴。
おむすびころりん、
ころころりん、
ころりん、ころころ、穴のなか。
おむすびころりん、
ころころりん、
ころりん、ころりん、すつとんとん。
2
おむすびころりん、
ころころりん、
爺さん、おむすび投げまする。
おむすびころりん、
ころころりん、
まいにち、お山で日が暮れる。
おむすびころりん、
ころころりん、
ころりん、こんどは重箱だ。
重箱ころりん、
ころころりん、
ころりん、ころりん、すつとんとん。
爺さんころりん、
ころころりん、
ころりん、爺さん、ころげてく。
3
おむすびころりん、
ころころりん、
ころりん、ころりん、すつとんとん。
重箱ころりん、
ころころりん、
ころりん、ころりん、すつとんとん。
爺さんころりん、
ころころりん、
ころりん、ころりん、すつとんとん。
鼠の餅つき、
ころころりん、
ころりん、小山の穴のなか。
爺さんお禮よ、
ころころりん、
ころりん、黄金(こがね)も的(臼)のなか。
すつとん、すつとん、
ころころりん、
ころりん、小槌も添へてあぎよ。
4
おむすびころりん、
ころころりん、
おかげで爺さん、ほいこらさ。
婆さん、これ見な、
この小槌、
どつさり、お寶(たから)うち出そか。
爺さん婆さん、
若くなれ、
ついでに赤んぼ、飛んで出ろ。
お家も出ろ出ろ、
よいお家、
よいことづくしで、すつとんとん。
おむすびころりん、
ころころりん、
今でも、どつかで、すつとんとん。
(*)記事: https://www.jiji.com/jc/article?k=2019082200920&g=soc
----------------------------------------------------
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は22日、探査機「はやぶさ2」が小惑星「りゅうぐう」表面につくった人工クレーターに「おむすびころりんクレーター」と愛称を付けたことを明らかにした。
----------------------------------------------------
(本ブログ関連:”はやぶさ2”)
なお、8/22にJAXAで開催された記者説明会資料***に、「はやぶさ2」ミッションの概要が紹介されていて分かりやすい。人工クレータの命名の他に、小惑星探査に関わった半ばに逝去された技術者たちの名を冠した<岩>についても紹介されている。
(***)資料: https://fanfun.jaxa.jp/countdown/hayabusa2/press/files/20190822_hayabusa2.pdf
ところで、転がり落ちるイメージから「どんぐりころころ」の童謡を思い出すが、「おむすびころりん」の童謡は聴いた記憶がない。童話については、話を聞かされたことがあるけれど。そこで、童謡はないかと探せば、国立国会図書館デジタルコレクション**に、北原白秋の作品があった。
(**)デジタルコレクション: http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1720371
(本ブログ関連:”国立国会図書館デジタルコレクション”)
北原白秋の童謡集「国引」(帝国教育会出版部、昭和18年7月25日)の中に、「おむすびころりん」(p.66)が収録されている。以下転記する。なお、岩波書店のサイト****にも、この童謡集が転記されているので参考にした。
(****)国引: http://www.j-texts.com/hakushu/kunibikiah.html
おむすびころりん
1
おむすびころりん、
ころころりん、
ころりん、小山をころげてく。
おむすびころりん、
ころころりん、
ころりん、砂山、砂に穴。
おむすびころりん、
ころころりん、
ころりん、ころころ、穴のなか。
おむすびころりん、
ころころりん、
ころりん、ころりん、すつとんとん。
2
おむすびころりん、
ころころりん、
爺さん、おむすび投げまする。
おむすびころりん、
ころころりん、
まいにち、お山で日が暮れる。
おむすびころりん、
ころころりん、
ころりん、こんどは重箱だ。
重箱ころりん、
ころころりん、
ころりん、ころりん、すつとんとん。
爺さんころりん、
ころころりん、
ころりん、爺さん、ころげてく。
3
おむすびころりん、
ころころりん、
ころりん、ころりん、すつとんとん。
重箱ころりん、
ころころりん、
ころりん、ころりん、すつとんとん。
爺さんころりん、
ころころりん、
ころりん、ころりん、すつとんとん。
鼠の餅つき、
ころころりん、
ころりん、小山の穴のなか。
爺さんお禮よ、
ころころりん、
ころりん、黄金(こがね)も的(臼)のなか。
すつとん、すつとん、
ころころりん、
ころりん、小槌も添へてあぎよ。
4
おむすびころりん、
ころころりん、
おかげで爺さん、ほいこらさ。
婆さん、これ見な、
この小槌、
どつさり、お寶(たから)うち出そか。
爺さん婆さん、
若くなれ、
ついでに赤んぼ、飛んで出ろ。
お家も出ろ出ろ、
よいお家、
よいことづくしで、すつとんとん。
おむすびころりん、
ころころりん、
今でも、どつかで、すつとんとん。
2019年8月23日金曜日
処暑 2019、コニー・フランシス「ヴァケイション」
夏の終わりを気付かせるマイルストーン、二十四節気の「処暑」。昼間と朝夕の気温差も、このごろ当り前に受け入れるようになった。今日の午後には、外出途中、ヒンヤリした小雨がぱらついて傘の世話になったばかり。テレビのキャスターは子どもたちに、そろそろ夏休みも残りわずかといいながら、宿題はどうかと問いかける。
でも余韻はまだある。夏のゆるい気分にピッタリな「サルスベリ(百日紅)」が、民家の塀越しに気ままに花を咲かせている。
(本ブログ関連:”処暑”)
そういえば、若いころ、夏の休みにはきっといいことがあるに違いないと・・・そんなことを考えていた。コニー・フランシス(Connie Francis、1938年~)の歌「ヴァケイション(Vacation)」(日本語版)をYoutubeで聞きながら懐かしんでみよう。彼女を最初に知ったのはラジオから。甘えた歌声にいろいろ想像したものだ。
(本ブログ関連:”コニー・フランシス”)
(Youtubeに登録のtengokuemakiに感謝)
でも余韻はまだある。夏のゆるい気分にピッタリな「サルスベリ(百日紅)」が、民家の塀越しに気ままに花を咲かせている。
(本ブログ関連:”処暑”)
そういえば、若いころ、夏の休みにはきっといいことがあるに違いないと・・・そんなことを考えていた。コニー・フランシス(Connie Francis、1938年~)の歌「ヴァケイション(Vacation)」(日本語版)をYoutubeで聞きながら懐かしんでみよう。彼女を最初に知ったのはラジオから。甘えた歌声にいろいろ想像したものだ。
(本ブログ関連:”コニー・フランシス”)
(Youtubeに登録のtengokuemakiに感謝)
2019年8月22日木曜日
ヤブランとアカメヤナギ
「自然観察園」の入り口には、いくつかに間仕切りしたボックスがあり、それぞれに、園内の季節の樹木や草花情報を印刷したリーフレットが入っている。特に「花だより」は、毎月、前半(No.1)・後半(No.2)の2回に分けて発行される。花の開花期間を考えてのことだろう。
(本ブログ関連:”自然観察園”)
このところ季節の変化をしっかり感じる。日向と日影で気温の差がはっきりしてきたことだ。そんな薄曇りの今日、8月度版のNo.2「花だより」を片手に、すれ違うひともない静かな自然観察園を巡った。
以前、8月初(8/2)に訪れたとき以上に「ヤブラン(藪蘭)」の淡紫色の花が咲き乱れていた。華やかさを主張しない花だが、左の写真のように、「アカメヤナギ」(マルバヤナギの別名)の樹下に群集するのを見ていると、その場がまるで「ジブリ」アニメの世界のような錯覚すら覚える。幻想的なしっとりとした色合いが美しい。
(本ブログ関連:”ヤブラン(藪蘭)”)
アカメヤナギの幹の太さとうねり具合に驚く。ヤナギ科ヤナギ属の樹木ながら、一般的な「柳」の持つ、なよとした女性的なイメージとは真反対で、力強く立つこの樹に寄り添うようにヤブランが咲いていた。
その他に観察した草花は次の通り。名前にこだわりたくなる白色の「センニンソウ」は仙界や貴種というより、身近な感じすらする地味な「つる」植物だ。目をもっと近づけると華奢で可憐。また、小さな花が茎に淡紫色の花がかたまって、数珠繋ぎするように咲く「ハッカ」は、園内を巡る板橋から覗くにはこじんまりしていた。
ところで先月(7/3)、「ハンゲショウ(半夏生)」の草の葉に、白い斑(ふ)がまだらに付いているのを見た。よい例えではないかもしれないが、まるで緑色の葉の上に、飛ぶ鳥がフンを落として白色に乾いた跡のようというのは言い過ぎだろうか。昔の人は、もっと洒落て、女人の白化粧なかばのイメージから「半化粧」の名を与えたものだ。
(本ブログ関連:”ハンゲショウ”)
さて今回、同じように葉の表面が変化する様を楽しんだ。やがて黄色の花を咲かす前の「キツリフネ」の葉表が、左の写真のように、葉の茎側が薄緑色して葉先に向かって緑色を増すグラディエーションが目に留まった。開花前の、キツリフネの葉の色合いの違いを見て、おもわず木漏れ日による光の魔術かと錯覚してしまうほどだった。
公園は静まり返っていて、小川で水遊びする家族連れもまれ、日を受けながら沼に掉さす釣り人もまれ。上空を飛び交う飛行機のエンジン音だけが響いていた。
(本ブログ関連:”自然観察園”)
このところ季節の変化をしっかり感じる。日向と日影で気温の差がはっきりしてきたことだ。そんな薄曇りの今日、8月度版のNo.2「花だより」を片手に、すれ違うひともない静かな自然観察園を巡った。
![]() |
| ヤブランの花とアカメヤナギの幹 |
(本ブログ関連:”ヤブラン(藪蘭)”)
アカメヤナギの幹の太さとうねり具合に驚く。ヤナギ科ヤナギ属の樹木ながら、一般的な「柳」の持つ、なよとした女性的なイメージとは真反対で、力強く立つこの樹に寄り添うようにヤブランが咲いていた。
その他に観察した草花は次の通り。名前にこだわりたくなる白色の「センニンソウ」は仙界や貴種というより、身近な感じすらする地味な「つる」植物だ。目をもっと近づけると華奢で可憐。また、小さな花が茎に淡紫色の花がかたまって、数珠繋ぎするように咲く「ハッカ」は、園内を巡る板橋から覗くにはこじんまりしていた。
![]() |
| キツリフネの葉表 |
(本ブログ関連:”ハンゲショウ”)
さて今回、同じように葉の表面が変化する様を楽しんだ。やがて黄色の花を咲かす前の「キツリフネ」の葉表が、左の写真のように、葉の茎側が薄緑色して葉先に向かって緑色を増すグラディエーションが目に留まった。開花前の、キツリフネの葉の色合いの違いを見て、おもわず木漏れ日による光の魔術かと錯覚してしまうほどだった。
公園は静まり返っていて、小川で水遊びする家族連れもまれ、日を受けながら沼に掉さす釣り人もまれ。上空を飛び交う飛行機のエンジン音だけが響いていた。
2019年8月21日水曜日
清瀬ひまわりフェスティバル
念願の「清瀬ひまわりフェスティバル」*へ行ってきた。例年、清瀬市の農家や関係者によって開催されるもので、今年で12回目という。ブログ情報などで知ってはいたが、訪れたのは今回初めてのこと。現地には、JR武蔵野線の新座駅前からバスに乗って行く。バス停からさほど距離もなく会場に着いた。
(*)http://www.city.kiyose.lg.jp/s029/050/010/010/010/20190628172128.html
(本ブログ関連:”ひまわりフェスティバル”、”ひまわり”)
本当は、昨日(8/20)行こうとしたが、午前中に雑用のため出かけるタイミングを失い、あれよあれよというまに午後には曇り空と雨。今週の天気は余談を許さない。そんなわけで、今日は早めに出かけた。一瞬、お天気雨もあったが、「ひまわり」の花の海を十分堪能できた。
会場はとにかく広く、農地いっぱいにひまわりの花が咲き、所狭しと群集している。しかも大人の丈ほど成長していて、間近で見ると花が視界に入りにくく、実感が湧かないほど。小さな子どもたちに、どう見えただろうか。そこで、花畑全体を俯瞰するには、フィールド中央にある見晴台から臨むしかない。見渡す限りひまわりだらけなのがよく分かる。
ここは、住宅街の狭間にあるような畑地と違い、本格的農地ということに気付かせられることがあった。密集したひまわり畑は、意外と空気の流れがなくて、堆肥の臭いがこもっていたのだ。そんなとき、ソフィアローレンが、映画「ひまわり」の中で、ひまわり畑(ウクライナで撮影)の中をくぐり抜けたとき、どんな香りがしたのだろうかと思ったりした。
ところで、会場の休憩広場の木陰で、「猿まわし」*が演じられていた。まだまだ一歳という幼い小猿が、一生懸命「輪くぐり」や「走り高跳び」を頑張って見せてくれた。私は最近、よその家族の子どもも可愛いだけでなく、小猿のような小動物まで愛しくてしょうがない。そんな思いができる歳になった。
(*)戦豆のさるまわし: https://sen-zu.com/
(*)http://www.city.kiyose.lg.jp/s029/050/010/010/010/20190628172128.html
(本ブログ関連:”ひまわりフェスティバル”、”ひまわり”)
本当は、昨日(8/20)行こうとしたが、午前中に雑用のため出かけるタイミングを失い、あれよあれよというまに午後には曇り空と雨。今週の天気は余談を許さない。そんなわけで、今日は早めに出かけた。一瞬、お天気雨もあったが、「ひまわり」の花の海を十分堪能できた。
![]() |
| ひまわり畑中央の見晴台より |
ここは、住宅街の狭間にあるような畑地と違い、本格的農地ということに気付かせられることがあった。密集したひまわり畑は、意外と空気の流れがなくて、堆肥の臭いがこもっていたのだ。そんなとき、ソフィアローレンが、映画「ひまわり」の中で、ひまわり畑(ウクライナで撮影)の中をくぐり抜けたとき、どんな香りがしたのだろうかと思ったりした。
ところで、会場の休憩広場の木陰で、「猿まわし」*が演じられていた。まだまだ一歳という幼い小猿が、一生懸命「輪くぐり」や「走り高跳び」を頑張って見せてくれた。私は最近、よその家族の子どもも可愛いだけでなく、小猿のような小動物まで愛しくてしょうがない。そんな思いができる歳になった。
(*)戦豆のさるまわし: https://sen-zu.com/
2019年8月20日火曜日
子どもの好きなもの
以前(夏休み直前のころ)、帰宅する私の前を小学低学年の男の子たち3人が歩いていた。小学時代のこどもは真っ直ぐ歩けない。じゃれあって、横に広がったり、留まったりで、見ていてハラハラする。やがて、その中のひとりの男の子が、みんなと分かれて、私と同じ横道を曲がってどんどん先を進んだ。
そのとき、遠くで、ご近所のお婆ちゃんが路地に出て孫の帰宅を待っているのが見えた。
「お孫さんですか」とたずねた。たしか、3世代同居を始めたと聞いていたからだ。
「そうなんですよ、ちょっと帰りが心配で」と、孫を見つめながら応えた。
大人の会話の雰囲気を察したらしく、坊やは気安く話をできる相手と判断したのだろう、私にいきなり訊ねてきたのだ。
「おしり探偵知ってる」といって、なにやら「おしり探偵」の歌らしきものを歌いだした。実は良く知らないので、ネットで調べてみるからと返事するのが精一杯だった。突然、腕白目線の世界へ引き込まれてしまった。
子ども、とりわけ男の子は、お尻とか、ウンチ(うんこ)といった根源的下ネタが大好きだ。天真爛漫さは持ち上げすぎかもしれないが、かのモーツァルトも手紙にしたためたという。それが公認されたからという訳ではないだろうが、最近、書店で小学生向けの学習ドリルを見て驚いたというか、ニンマリしたことがある。素材(用語)に「うんこ」を多用する「うんこドリル」といったシリーズで、小学全学年に対応しているというのだ。
あの坊やは、見たところ一年生ぐらいだったか、「お尻」や「うんこ」への関心が絶頂期のころ。まして、できたばかりの友だちと話せば、これ以上愉快なものはないだろう。
そのとき、遠くで、ご近所のお婆ちゃんが路地に出て孫の帰宅を待っているのが見えた。
「お孫さんですか」とたずねた。たしか、3世代同居を始めたと聞いていたからだ。
「そうなんですよ、ちょっと帰りが心配で」と、孫を見つめながら応えた。
大人の会話の雰囲気を察したらしく、坊やは気安く話をできる相手と判断したのだろう、私にいきなり訊ねてきたのだ。
「おしり探偵知ってる」といって、なにやら「おしり探偵」の歌らしきものを歌いだした。実は良く知らないので、ネットで調べてみるからと返事するのが精一杯だった。突然、腕白目線の世界へ引き込まれてしまった。
子ども、とりわけ男の子は、お尻とか、ウンチ(うんこ)といった根源的下ネタが大好きだ。天真爛漫さは持ち上げすぎかもしれないが、かのモーツァルトも手紙にしたためたという。それが公認されたからという訳ではないだろうが、最近、書店で小学生向けの学習ドリルを見て驚いたというか、ニンマリしたことがある。素材(用語)に「うんこ」を多用する「うんこドリル」といったシリーズで、小学全学年に対応しているというのだ。
あの坊やは、見たところ一年生ぐらいだったか、「お尻」や「うんこ」への関心が絶頂期のころ。まして、できたばかりの友だちと話せば、これ以上愉快なものはないだろう。
2019年8月19日月曜日
ロシア・スラヴの言語と文化入門 2019- 2
先週の月曜日(8/12)は、その前日(日曜日、8/11)が祝日「山の日」だったため、お盆休みの最終日ともいえる「振替休日」となり、月曜日開催の一般公開講座「ロシア・スラヴの言語と文化入門」が休講となった。そのため、今日、一週空けて久し振りの同講座、第2回目に出かけた。
(本ブログ関連:”ロシア・スラヴの言語と文化入門”)
今回は「芸術・文化に親しむ」のタイトルで、ロシアの(クラシック)音楽状況やコンサートホール(& ネットによるチケット申込方法)などについてピアニストの日高志野(しの)さんから紹介があった。声楽家(メゾソプラノ)の小野綾香(あやか)さんとの共演もあり、知って得する機会に恵まれた。合わせて、東京外国語大学非常勤講師の小川暁道(あきみち)さんから語学的補足などあった。
ロシア・スラヴの世界に門外漢の私にとっては、十分すぎる内容と時間だった。その中で、面白い話題がいくつかあった。
・ ロシアに西欧の音楽が導入されたのは、バッハ(1685年~1750年)の時代に遅れること100年を過ぎた1800年代だった。そのため、ピアノは当然ながら100年後に進化した(差を持った)構造や奏法から始まった。
・ モスクワの音楽会場について詳細に紹介された。ところで、ネット申し込みの際、最終的に(ロシア内での)「電話番号認証」が要求されるので、日本からの申し込みは不可となる。
・ 贈り物(プレゼント)についての注意点: ① 花束は奇数本であること、黄色は不可。② ハンカチーフは涙に通じるため不可。
最後に、小野綾香さんの歌、日高志野さんのピアノ伴奏によるミニコンサートを聞くことができた。あたりまえのことだが、どこからそんな声がでるのかと驚いた。曲目のひとつにある、チャイコフスキーの「昼の光が満ちようと...(День ли царит)」は、情感あふれる旋律がして、耳にとても心地よくとどいた。
ネット上のブログ「梅丘歌曲会館」の「使途音楽」コーナーに、この曲について訳詞と解説がある*。素人はこちらに頼るしかなく鑑賞させていただいた。(藤井宏行氏に感謝)
(*) http://www7b.biglobe.ne.jp/~lyricssongs/TEXT/S442.htm
そこで、「День ли царит(Denj li tsarit)」をYoutubeで検索して、次にエンベッドさせていただく。
(А. Нетребко、 Д. Мацуев、 "День ли царит")
(Youtubeに登録のЕлена Рудневаに感謝)
(本ブログ関連:”ロシア・スラヴの言語と文化入門”)
今回は「芸術・文化に親しむ」のタイトルで、ロシアの(クラシック)音楽状況やコンサートホール(& ネットによるチケット申込方法)などについてピアニストの日高志野(しの)さんから紹介があった。声楽家(メゾソプラノ)の小野綾香(あやか)さんとの共演もあり、知って得する機会に恵まれた。合わせて、東京外国語大学非常勤講師の小川暁道(あきみち)さんから語学的補足などあった。
ロシア・スラヴの世界に門外漢の私にとっては、十分すぎる内容と時間だった。その中で、面白い話題がいくつかあった。
・ ロシアに西欧の音楽が導入されたのは、バッハ(1685年~1750年)の時代に遅れること100年を過ぎた1800年代だった。そのため、ピアノは当然ながら100年後に進化した(差を持った)構造や奏法から始まった。
・ モスクワの音楽会場について詳細に紹介された。ところで、ネット申し込みの際、最終的に(ロシア内での)「電話番号認証」が要求されるので、日本からの申し込みは不可となる。
・ 贈り物(プレゼント)についての注意点: ① 花束は奇数本であること、黄色は不可。② ハンカチーフは涙に通じるため不可。
最後に、小野綾香さんの歌、日高志野さんのピアノ伴奏によるミニコンサートを聞くことができた。あたりまえのことだが、どこからそんな声がでるのかと驚いた。曲目のひとつにある、チャイコフスキーの「昼の光が満ちようと...(День ли царит)」は、情感あふれる旋律がして、耳にとても心地よくとどいた。
ネット上のブログ「梅丘歌曲会館」の「使途音楽」コーナーに、この曲について訳詞と解説がある*。素人はこちらに頼るしかなく鑑賞させていただいた。(藤井宏行氏に感謝)
(*) http://www7b.biglobe.ne.jp/~lyricssongs/TEXT/S442.htm
そこで、「День ли царит(Denj li tsarit)」をYoutubeで検索して、次にエンベッドさせていただく。
(А. Нетребко、 Д. Мацуев、 "День ли царит")
(Youtubeに登録のЕлена Рудневаに感謝)
2019年8月18日日曜日
ひまわり
例年、小学校近くの畑地に観賞用だろうか丈の低い「ヒマワリ」(キク科の一年草)が栽培されていたが、昨年につづき今年もその様子が見られない。農家の都合なのでなにもいえないが、夏の日を浴びた黄金色の花を畑いっぱいに見渡すことができないのは惜しまれる。
(本ブログ関連:”ひまわり”)
その代わりに、去年訪れてみようとして果たせなかった「西武線清瀬駅近くの農園で、8/17~24の間、10万本の『ひまわり』を楽しむことができるという」清瀬市の「ひまわりフェスティバル」*に、明後日の火曜日(8/20)にでも行ってみたい気がする。盆休みと重なった今日(8/18)の日曜日は一番賑わったかも知れない。
(*)http://www.city.kiyose.lg.jp/s029/050/010/010/010/20190628172128.html
合わせてこの時期になると、1970年にマルチェロ・マストロヤンニとソフィア・ローレンが主演した映画「ひまわり( I Girasoli )」のことが思い出される。今となっては、WWⅡは70数年前に終わったことだろうが、この映画が公開された時期、終戦から35年ほどしか経過していなかった。大戦と関わったひとびとが50代という中年期にかかり、人生を振り返るころでもあったと思う。その中で、イタリア人夫婦の別れと再会そして別離という運命に、映画を見た当時のひとびとは十分に共感できる体験を持っていたはず。
(本ブログ関連:”映画「ひまわり」①、②”)
(Youtubeに登録のlemikeylesに感謝)
さて、明日は夏期一般公開講座の「ロシア・スラヴの言語と文化入門」の2回目を聴講する。久し振りに都心に出かけることになる。曇りの昼間より、雨が降るかもしれない夕方の方が暑いという変わった天候のようだ。
(本ブログ関連:”ひまわり”)
その代わりに、去年訪れてみようとして果たせなかった「西武線清瀬駅近くの農園で、8/17~24の間、10万本の『ひまわり』を楽しむことができるという」清瀬市の「ひまわりフェスティバル」*に、明後日の火曜日(8/20)にでも行ってみたい気がする。盆休みと重なった今日(8/18)の日曜日は一番賑わったかも知れない。
(*)http://www.city.kiyose.lg.jp/s029/050/010/010/010/20190628172128.html
合わせてこの時期になると、1970年にマルチェロ・マストロヤンニとソフィア・ローレンが主演した映画「ひまわり( I Girasoli )」のことが思い出される。今となっては、WWⅡは70数年前に終わったことだろうが、この映画が公開された時期、終戦から35年ほどしか経過していなかった。大戦と関わったひとびとが50代という中年期にかかり、人生を振り返るころでもあったと思う。その中で、イタリア人夫婦の別れと再会そして別離という運命に、映画を見た当時のひとびとは十分に共感できる体験を持っていたはず。
(本ブログ関連:”映画「ひまわり」①、②”)
(Youtubeに登録のlemikeylesに感謝)
さて、明日は夏期一般公開講座の「ロシア・スラヴの言語と文化入門」の2回目を聴講する。久し振りに都心に出かけることになる。曇りの昼間より、雨が降るかもしれない夕方の方が暑いという変わった天候のようだ。
2019年8月17日土曜日
エストレリータ
遠く輝く「小さな星」に願をかけるような恋の歌「エストレリータ(Estrellita)」(マヌエル・ポンセ作詞作曲、1912年)がある。ポンセはメキシコのクラシック作曲家だそうだが、正直この曲についてネットで調べるまで知らなかった。「彼の愛なしには生きていけないのだから」と星に訴える女性の想いは、今の時代感覚からすれば随分かけ離れて古風に聞こえる。
そこで、できるだけ昔の音源をたどったところ、米女優で歌手でもあった「ディアナ・ダービン(Deanna Durbin)」(1921年~2013年)が歌ったものがYoutubeにあった。なんだかモノクロームの映画の雰囲気がしてよい。いつごろ歌ったのだろうか、音源はSPレコードだったのか、それともLPレコードだったのか・・・。
バラードは、時間や空間を遠く隔てて想いを歌ったのだろうけど、今の時代になっては、表現の新しさを追い求め、せっかくの美しい羽をつぎつぎ自らむしりとってきたのではないかと思ったりする。残ったのは、大量生産の丸裸になったブロイラーだけだったではつまらない。
ちなみに、次のYoutubeの登録者による解説の「もっと見る」を開くと、スペイン語の歌詞の後に、英語訳も添えてくれている(もっぱらこちらで知るのだが)。
(Youtubeに登録のviolinthiefに感謝)
(付記)
昨日(8/16)、隣町にあるスーパーで、(主婦に人気の菓子メーカーといわれる)ブルボン社製の「バナナのオムレット」を見つけた。バナナ味する(洋酒アルコール分1.2%を添加した)クリーム(ピューレ)を、黄色の四角いスポンジでくるんだもの。さて、どこかで食った記憶があるとブログを見直すと、2012年9月18日に味見していた。アルコールが効いて、ちょっと刺激的な大人の菓子だ。
(本ブログ関連:”バナナ味”)
そこで、できるだけ昔の音源をたどったところ、米女優で歌手でもあった「ディアナ・ダービン(Deanna Durbin)」(1921年~2013年)が歌ったものがYoutubeにあった。なんだかモノクロームの映画の雰囲気がしてよい。いつごろ歌ったのだろうか、音源はSPレコードだったのか、それともLPレコードだったのか・・・。
バラードは、時間や空間を遠く隔てて想いを歌ったのだろうけど、今の時代になっては、表現の新しさを追い求め、せっかくの美しい羽をつぎつぎ自らむしりとってきたのではないかと思ったりする。残ったのは、大量生産の丸裸になったブロイラーだけだったではつまらない。
ちなみに、次のYoutubeの登録者による解説の「もっと見る」を開くと、スペイン語の歌詞の後に、英語訳も添えてくれている(もっぱらこちらで知るのだが)。
(Youtubeに登録のviolinthiefに感謝)
(付記)
昨日(8/16)、隣町にあるスーパーで、(主婦に人気の菓子メーカーといわれる)ブルボン社製の「バナナのオムレット」を見つけた。バナナ味する(洋酒アルコール分1.2%を添加した)クリーム(ピューレ)を、黄色の四角いスポンジでくるんだもの。さて、どこかで食った記憶があるとブログを見直すと、2012年9月18日に味見していた。アルコールが効いて、ちょっと刺激的な大人の菓子だ。
(本ブログ関連:”バナナ味”)
2019年8月16日金曜日
計画運休
台風10号は、昨日(8/15)、四国の愛媛県から中国の広島県、鳥取県を縦断して、今日(8/16)、日本海へ抜けた。明日(8/17)にも熱帯低気圧になる見込み。関東地方には、わすかだが一部風雨の影響を与えたが、大過なく終わった。昨夕、鈍色の低層雲が南から北へ次々と走り抜ける様に、ある意味勇壮感すら覚えた。そして今夕、真っ白な高層雲の下、西空の果ての雲が紅く染まっていくのが印象的だった。まことに美しかった。
事前の予測で、ゆっくりと北上しながらも強風圏が大きいため十分な注意をテレビの天気予報で繰り返し喚起された。一方、交通網に混乱が起らないように、事前に新幹線や飛行機の運休が計画されたりした。
信毎Web(日新聞信濃毎日新聞)の記事「計画運休の実施 周知の改善を図りつつ」(8/16)*は、国土交通省が示した「計画運休」の指針とモデルケースを次のように紹介した。(抜粋)
(*)記事: https://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20190816/KT190815ETI090008000.php
---------------------------------------------------
国土交通省**は7月に計画運休の指針とモデルケースを示した。48時間前に計画運休の可能性を公表し、24時間前に詳細な情報を提供するよう求めている。
---------------------------------------------------
(**)「計画運休・運転再開時における情報提供タイムラインのモデルケース」
https://www.mlit.go.jp/common/001296917.pdf
台風10号の被害は思いのほか少なかったものの、今回の早めの措置(計画運休)の実施について、テレビのニュース番組で一般客による感想が紹介された。カメラを向けられると何かを言いたくなる人もいるだろうけれど、抑制の効いた報道に徹したようだ。
たまたま運が良かっただけで、台風の気分次第では何が起るか分からないのだから。事前の措置は有効だと思う。
事前の予測で、ゆっくりと北上しながらも強風圏が大きいため十分な注意をテレビの天気予報で繰り返し喚起された。一方、交通網に混乱が起らないように、事前に新幹線や飛行機の運休が計画されたりした。
信毎Web(日新聞信濃毎日新聞)の記事「計画運休の実施 周知の改善を図りつつ」(8/16)*は、国土交通省が示した「計画運休」の指針とモデルケースを次のように紹介した。(抜粋)
(*)記事: https://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20190816/KT190815ETI090008000.php
---------------------------------------------------
国土交通省**は7月に計画運休の指針とモデルケースを示した。48時間前に計画運休の可能性を公表し、24時間前に詳細な情報を提供するよう求めている。
---------------------------------------------------
(**)「計画運休・運転再開時における情報提供タイムラインのモデルケース」
https://www.mlit.go.jp/common/001296917.pdf
台風10号の被害は思いのほか少なかったものの、今回の早めの措置(計画運休)の実施について、テレビのニュース番組で一般客による感想が紹介された。カメラを向けられると何かを言いたくなる人もいるだろうけれど、抑制の効いた報道に徹したようだ。
たまたま運が良かっただけで、台風の気分次第では何が起るか分からないのだから。事前の措置は有効だと思う。
2019年8月15日木曜日
異界百名山
山歩きにとって「日本百名山」踏破は夢だろう。私にしてみれば、根っからきついことに触手がおよばない。登山であれトレッキングであれ、関心はあっても登山靴の紐を結ぶ(ブートする)ことはできなかった。
そんなぐうたら気分でも、登山気分や山の風景を味合わせてくれる番組が、深夜に再放送を重ねている。NHKの「にっぽん百名山」(関連の番組)だ。その番外ともいえる、山を異界に見立てて不思議な体験を伝える番組があった。「異界百名山~体験者が語る不思議な話~」(初2018年8月15日、再2018年9月9日、再2019年8月15日)は、山中やその周辺で体験したいくつかの奇妙なエピソード紹介と同時に、(人選に多少疑問があるが)四人の人物による体験(経験)を踏まえたスタジオトークが展開された。
NHKのサイトにある同番組「異界百名山」の紹介に、スタッフから「異界百名山との出会い」のタイトルで番組成立の背景(動機)について次のように語られている。(抜粋)
--------------------------------------------------
・・・今回の番組のディレクターが「面白い本があるんですよ!」と嬉々として見せてくれたのが「山怪〜山人が語る不思議な話」という「山と渓谷社」から出版されている本でした。著者の田中康弘さんはマタギの暮らしなどを撮影している写真家で、日本各地の山で聞いた不思議な体験を地道な取材によってまとめたルポルタージュでした。まさに自分がこれまで山で聞いて来たような不思議な話が、鬼気迫るリアリティと共に、かなりのボリュームでまとめられていたのです。この本で紹介されている不思議体験者の中には、昔からの知り合いもいて、本で紹介された話をベースに映像化したら相当面白いドキュメンタリー番組が出来るのではないかとディレクターとうなずき合ったのでした。
さっそく、著者の田中さんや出版社の方に連絡し映像化について相談したところ快諾を頂き、本には登場しない新たな取材先も加えつつ番組制作が始まりました。どうせなら、体験者の人物像や山での暮らしぶりなども深掘りしつつ、不思議体験を安易な再現映像にはせずに、山の風景のイメージ描写とインタビューのみで表現しようと考えました。撮影には情景描写に優れる一眼レフカメラを多用。結果、山の“異界感”の表現に成功したと思います。
日本の山は、太古の昔から、この世とあの世をつなぐ異界の入口だったというテーマのもと、日本人の死生観や自然との付き合い方、また、神話や物語の生まれる原点などについてスタジオトークも盛り上がりました。私たち日本人は、山にひかれ、山を仰ぎ見て、ご来光に手を合わせます。現代人が無意識のうちに求めている「異界の物語」の魅力とは何なのか?
都会でなくしてしまった「山」の中でしか得られない「何か」に気づく番組となりました。
※取材協力 田中康弘 「山怪」より
(クリエイティブネクサス プロデューサー 佐藤知樹)
--------------------------------------------------
なるほど、元ネタは、ブログでも関心を持った本「山怪」(田中康弘著、山と渓谷社)だった。「山怪」シリーズが(秘かな)ブームになっていることを先日(8/11)の祝日「山の日」に記した。今回の上記番組について率直な感想をいえば、活字と映像ではイマジネーションの入り込む余地に違いがありそう。まして「神話や物語の生まれる原点」について語り合うのなら、人選にも注意を払っていただきたかった。
(本ブログ関連:”山怪”)
そんなぐうたら気分でも、登山気分や山の風景を味合わせてくれる番組が、深夜に再放送を重ねている。NHKの「にっぽん百名山」(関連の番組)だ。その番外ともいえる、山を異界に見立てて不思議な体験を伝える番組があった。「異界百名山~体験者が語る不思議な話~」(初2018年8月15日、再2018年9月9日、再2019年8月15日)は、山中やその周辺で体験したいくつかの奇妙なエピソード紹介と同時に、(人選に多少疑問があるが)四人の人物による体験(経験)を踏まえたスタジオトークが展開された。
NHKのサイトにある同番組「異界百名山」の紹介に、スタッフから「異界百名山との出会い」のタイトルで番組成立の背景(動機)について次のように語られている。(抜粋)
--------------------------------------------------
・・・今回の番組のディレクターが「面白い本があるんですよ!」と嬉々として見せてくれたのが「山怪〜山人が語る不思議な話」という「山と渓谷社」から出版されている本でした。著者の田中康弘さんはマタギの暮らしなどを撮影している写真家で、日本各地の山で聞いた不思議な体験を地道な取材によってまとめたルポルタージュでした。まさに自分がこれまで山で聞いて来たような不思議な話が、鬼気迫るリアリティと共に、かなりのボリュームでまとめられていたのです。この本で紹介されている不思議体験者の中には、昔からの知り合いもいて、本で紹介された話をベースに映像化したら相当面白いドキュメンタリー番組が出来るのではないかとディレクターとうなずき合ったのでした。
さっそく、著者の田中さんや出版社の方に連絡し映像化について相談したところ快諾を頂き、本には登場しない新たな取材先も加えつつ番組制作が始まりました。どうせなら、体験者の人物像や山での暮らしぶりなども深掘りしつつ、不思議体験を安易な再現映像にはせずに、山の風景のイメージ描写とインタビューのみで表現しようと考えました。撮影には情景描写に優れる一眼レフカメラを多用。結果、山の“異界感”の表現に成功したと思います。
日本の山は、太古の昔から、この世とあの世をつなぐ異界の入口だったというテーマのもと、日本人の死生観や自然との付き合い方、また、神話や物語の生まれる原点などについてスタジオトークも盛り上がりました。私たち日本人は、山にひかれ、山を仰ぎ見て、ご来光に手を合わせます。現代人が無意識のうちに求めている「異界の物語」の魅力とは何なのか?
都会でなくしてしまった「山」の中でしか得られない「何か」に気づく番組となりました。
※取材協力 田中康弘 「山怪」より
(クリエイティブネクサス プロデューサー 佐藤知樹)
--------------------------------------------------
なるほど、元ネタは、ブログでも関心を持った本「山怪」(田中康弘著、山と渓谷社)だった。「山怪」シリーズが(秘かな)ブームになっていることを先日(8/11)の祝日「山の日」に記した。今回の上記番組について率直な感想をいえば、活字と映像ではイマジネーションの入り込む余地に違いがありそう。まして「神話や物語の生まれる原点」について語り合うのなら、人選にも注意を払っていただきたかった。
(本ブログ関連:”山怪”)
2019年8月14日水曜日
Mr. サマータイム
夏の定番の曲といえば、コーラスグループ「サーカス」の「Mr. サマータイム」(1978年)だろう。軽やかで洋風な心地よい響きは、湿気の多い日本の夏と違った洒落た空気を感じさせたものだ。この曲がフランスの(シンガーソングライター)ミシェル・フュガンの「Une Belle Histoire(美しい物語)」(ミシェル・フュガン作曲、ピエール・ドラノエ作詞、1972年)のカバー曲だったとは、その当時まったく知らなかった。
(本ブログ関連:”Mr.サマータイム”)
サーカスの「Mr. サマータイム」は、ふとした気の迷いを女性の側で歌うのに対して、ミシェル・フュガンの「美しい物語」は、次のYoutubeによれば、男女の一日の出会いと別れを歌う(訳詞者に感謝)。
(Youtubeに登録のKei's Echoに感謝)
(本ブログ関連:”Mr.サマータイム”)
サーカスの「Mr. サマータイム」は、ふとした気の迷いを女性の側で歌うのに対して、ミシェル・フュガンの「美しい物語」は、次のYoutubeによれば、男女の一日の出会いと別れを歌う(訳詞者に感謝)。
(Youtubeに登録のKei's Echoに感謝)
2019年8月13日火曜日
チョコバナナ
最近、アイスクリームは、帰り道の途中にあるコンビニでときどき買うくらい。スーパーに行っても、アイスクリーム・コーナーに立ち寄ることはなくなっていた。そんな今日、スーパーのアイスクリームのケースに箱入りの「チョコバナナ」アイスを見つけた。
黄色のパッケージに、「Dole」のマークの下にチョコレートでコーティングされた<棒アイス>が6本描かれている。てっきりDole社製のものと思って購入。帰宅してパッケージの説明書きを見たところ、ロッテ社の商品だった。Doleとの関係はどこにも触れていない。
アイスの「種類別」を見ると、「ラクトアイス バナナ果汁・果肉 10%」と記されている。棒アイスにチョコレートコーディングしているものの、屋台のそれのような曲がり具合がなく棒状である。味は、チョコのコーティングが薄い割りに濃い、少し細めのアイス(薄黄色)もバナナ風味がしっかりしている。ただし、一本当りの分量が少なめで・・・子ども向けといった方がよいかもしれない。
というわけで、久し振りに人工風味のバナナ味(菓子・飲料)を楽しんだ。バナナ信仰ともいうべき、バナナ味の巡礼はまだまだ続くよ。
(本ブログ関連:"バナナ"、”バナナ2”)
黄色のパッケージに、「Dole」のマークの下にチョコレートでコーティングされた<棒アイス>が6本描かれている。てっきりDole社製のものと思って購入。帰宅してパッケージの説明書きを見たところ、ロッテ社の商品だった。Doleとの関係はどこにも触れていない。
アイスの「種類別」を見ると、「ラクトアイス バナナ果汁・果肉 10%」と記されている。棒アイスにチョコレートコーディングしているものの、屋台のそれのような曲がり具合がなく棒状である。味は、チョコのコーティングが薄い割りに濃い、少し細めのアイス(薄黄色)もバナナ風味がしっかりしている。ただし、一本当りの分量が少なめで・・・子ども向けといった方がよいかもしれない。
というわけで、久し振りに人工風味のバナナ味(菓子・飲料)を楽しんだ。バナナ信仰ともいうべき、バナナ味の巡礼はまだまだ続くよ。
(本ブログ関連:"バナナ"、”バナナ2”)
2019年8月12日月曜日
昼夜の気温差
普段使わない二階部屋に熱気が夕方までこもることが少なくなった。それも、ここ一週間ほどの変化の気がする。季節を感じるのは、意外と身近な処からかもしれない。
秋の気配を、鋭い観察眼をもって、風がかすめる具合や木の葉の揺れ具合といった振る舞いから気付くのが、少々高尚のような気がしないでもない。でも、日常生活の中でとっくに気付いていることがある。水道水に温みを感じなくなったとか、冷蔵庫の麦茶の消費量が減ってきたとか。
詩情というのは、個人的な生活感よりも、自然のなかで気付く日の陰りなどといった共通体験で語る方がよいのかもしれない。
でも、実感は日常の中にありそうだ。
秋の気配を、鋭い観察眼をもって、風がかすめる具合や木の葉の揺れ具合といった振る舞いから気付くのが、少々高尚のような気がしないでもない。でも、日常生活の中でとっくに気付いていることがある。水道水に温みを感じなくなったとか、冷蔵庫の麦茶の消費量が減ってきたとか。
詩情というのは、個人的な生活感よりも、自然のなかで気付く日の陰りなどといった共通体験で語る方がよいのかもしれない。
でも、実感は日常の中にありそうだ。
2019年8月11日日曜日
山の日 2019
今日は、2016年以来施行されている祝日「山の日」だ。山にちなんだイベントもあるようだが、趣味の鉱物採集から遠ざかって以来、山に近寄ることもなくなった。いくつかの公園の中に、山の名を冠した標高50m~70m台の山がある。山というには余りにも低山。いつの間にか通り過ぎている。
(本ブログ関連:山の日”2016”、”2017”、”2018”)
「山の日」にちなんで、山にかかわる歌を思い浮かべた。その出しに「山には山の うれいあり」から始まる「あざみの歌」(作詞横井弘、作曲八洲秀章、1949年)がある。何と、昨年の今日もそれをブログに記していた。それじゃあ「山男の歌」ってか・・・、よほど山への想像力が足りないようだ。もともと、近場の高尾山が限界だったせいもある。
山といえば、おじさん好みの、山の怪異集「山怪」(山と渓谷社)シリーズがある。聞けばなんと累計17万部を突破したという。書店を巡ると書棚に真っ黒なカバーをした「山怪」シリーズが並んでいる・・・書店の規模に関わらず目にすることができる。どうやら秘かなブームのようだ。
(本ブログ関連:”山怪”)
「山怪」の発行元「山と渓谷社」のニュースリリース「累計17万部突破のベストセラー『山怪』第三弾! 現代版遠野物語『山怪 参 山人が語る不思議な話』刊行」*(2018/09/10)は次のように紹介している。(抜粋)
(*) https://www.yamakei.co.jp/news/release/20180910_02.html
----------------------------------------------------------
インプレスグループで山岳・自然分野のメディア事業を手掛ける株式会社山と溪谷社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:川崎深雪)は、9月10日に『山怪 参 山人が語る不思議な話』を刊行しました。
2015年6月に刊行されてベストセラーとなった『山怪 山人が語る不思議な話』、2016年1月に刊行された続編『山怪 弐 山人が語る不思議な話』(共に田中康弘・著)に続く第3弾に当たります。
本書は、長年、マタギや狩猟など山に入り取材を続けてきた著者が、山に暮らす人や働く人をはじめ、多くの山人の元を訪ね、山の不可思議な体験談を取材しまとめた一冊です。本シリーズは「現代版遠野物語」として、新聞・雑誌等数多くのメディアで絶賛され、今作も同様に、すべて改めて取材した「現在形のフィールドワーク」であり、その集大成。シリーズ初となる北海道の取材を決行しています。
また、前作『山怪』『山怪 弐』は、2018年8月15日放送のNHK BSプレミアム「異界百名山」の原案にもなりました。
----------------------------------------------------------
真っ黒な装丁をした本といえば、埴谷雄高の全集なんて思い出す・・・。
(本ブログ関連:山の日”2016”、”2017”、”2018”)
「山の日」にちなんで、山にかかわる歌を思い浮かべた。その出しに「山には山の うれいあり」から始まる「あざみの歌」(作詞横井弘、作曲八洲秀章、1949年)がある。何と、昨年の今日もそれをブログに記していた。それじゃあ「山男の歌」ってか・・・、よほど山への想像力が足りないようだ。もともと、近場の高尾山が限界だったせいもある。
山といえば、おじさん好みの、山の怪異集「山怪」(山と渓谷社)シリーズがある。聞けばなんと累計17万部を突破したという。書店を巡ると書棚に真っ黒なカバーをした「山怪」シリーズが並んでいる・・・書店の規模に関わらず目にすることができる。どうやら秘かなブームのようだ。
(本ブログ関連:”山怪”)
「山怪」の発行元「山と渓谷社」のニュースリリース「累計17万部突破のベストセラー『山怪』第三弾! 現代版遠野物語『山怪 参 山人が語る不思議な話』刊行」*(2018/09/10)は次のように紹介している。(抜粋)
(*) https://www.yamakei.co.jp/news/release/20180910_02.html
----------------------------------------------------------
インプレスグループで山岳・自然分野のメディア事業を手掛ける株式会社山と溪谷社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:川崎深雪)は、9月10日に『山怪 参 山人が語る不思議な話』を刊行しました。
2015年6月に刊行されてベストセラーとなった『山怪 山人が語る不思議な話』、2016年1月に刊行された続編『山怪 弐 山人が語る不思議な話』(共に田中康弘・著)に続く第3弾に当たります。
本書は、長年、マタギや狩猟など山に入り取材を続けてきた著者が、山に暮らす人や働く人をはじめ、多くの山人の元を訪ね、山の不可思議な体験談を取材しまとめた一冊です。本シリーズは「現代版遠野物語」として、新聞・雑誌等数多くのメディアで絶賛され、今作も同様に、すべて改めて取材した「現在形のフィールドワーク」であり、その集大成。シリーズ初となる北海道の取材を決行しています。
また、前作『山怪』『山怪 弐』は、2018年8月15日放送のNHK BSプレミアム「異界百名山」の原案にもなりました。
----------------------------------------------------------
真っ黒な装丁をした本といえば、埴谷雄高の全集なんて思い出す・・・。
2019年8月10日土曜日
ツクツクボウシの鳴き声が聞こえた
8月10日の今日も暑かった。東京都心の最高気温は、「真夏日」(最高気温が30℃以上の日)の34.4℃(13:11)で、「猛暑日」(最高気温が35℃以上の日)までに至らなかった。とはいえ今月に入って、東京都心の最高気温を見ると、すべて35℃以上で、「真夏日」は4日間、「猛暑日」は6日間だった。昨日までの4日間は「猛暑日」が連続した。
8月 最高気温
01日 35.0℃
02日 35.1℃
03日 33.7℃
04日 34.3℃
05日 34.9℃
06日 35.0℃
07日 35.6℃
08日 35.5℃
09日 35.6℃
10日 34.4℃
このところ、最高気温の時間帯と比べて、午後3時以降に日が傾き始めると、暑苦しさを逃れ、落ち着きを感じるようになった。微風から秋が遠くないことを知る。
昨日、街路樹の下で、色々なセミの鳴き声に混じって「ツクツクボウシ」の声を聞いた。本来、夏休みの終りごろ、宿題作業に駆け込む時期に聞こえてくるはずのもの。こんなに早く鳴き声がすることについて、ネットの情報では、梅雨の期間が長かったせいとか、夏が早仕舞いするのではといった見解がある・・・果たしてどうなのだろう。
(本ブログ関連:”ツクツクボウシ”)
ところで、テレビのニュース番組で、台風情報が盛んに流されるが、一説に番組制作の都合ではないかという。天気予報コーナーの制作費がかなりリーズナブルだからというのだ。テレビ苦難な時代だからこそか。
8月 最高気温
01日 35.0℃
02日 35.1℃
03日 33.7℃
04日 34.3℃
05日 34.9℃
06日 35.0℃
07日 35.6℃
08日 35.5℃
09日 35.6℃
10日 34.4℃
このところ、最高気温の時間帯と比べて、午後3時以降に日が傾き始めると、暑苦しさを逃れ、落ち着きを感じるようになった。微風から秋が遠くないことを知る。
昨日、街路樹の下で、色々なセミの鳴き声に混じって「ツクツクボウシ」の声を聞いた。本来、夏休みの終りごろ、宿題作業に駆け込む時期に聞こえてくるはずのもの。こんなに早く鳴き声がすることについて、ネットの情報では、梅雨の期間が長かったせいとか、夏が早仕舞いするのではといった見解がある・・・果たしてどうなのだろう。
(本ブログ関連:”ツクツクボウシ”)
ところで、テレビのニュース番組で、台風情報が盛んに流されるが、一説に番組制作の都合ではないかという。天気予報コーナーの制作費がかなりリーズナブルだからというのだ。テレビ苦難な時代だからこそか。
2019年8月9日金曜日
晩鐘
先日(8/5)、公開講座(「ロシア・スラヴの言語と文化入門」)を聴講した際、アンケート用紙が配られ、今後の要望などあれば記入するようにとあった。門外漢の素人が気ままに、勝手なことを記入した。ロシアンPOPとかエセーニンの詩を元にした歌があれば紹介して欲しいと。
(本ブログ関連:”ロシア・スラヴの言語と文化入門”)
そのとき、名前を失念して記入できなかったロシアンPOPの女性歌手がいる。神田にあった今はないソ連(ロシア)専門のレコード店で、店内に流れていた「マリーナ・カプーロ(Марина Капуро)」の澄みきった歌声を聞いて、あまりの美しさに直ぐにCD(1997年版)を求めた。
(本ブログ関連:”マリーナ・カプーロ”)
Youtubeを検索すると、彼女が歌う(ロシアで人気の・・・という)「晩鐘(Вечерний звон)」(作詞:イワン・コズロフ、作曲:アレクサンドル・アリャービエフ、1827年)があったので、次にエンベッドする。
(Youtubeに登録のMarina Kapuroに感謝)
(本ブログ関連:”ロシア・スラヴの言語と文化入門”)
そのとき、名前を失念して記入できなかったロシアンPOPの女性歌手がいる。神田にあった今はないソ連(ロシア)専門のレコード店で、店内に流れていた「マリーナ・カプーロ(Марина Капуро)」の澄みきった歌声を聞いて、あまりの美しさに直ぐにCD(1997年版)を求めた。
(本ブログ関連:”マリーナ・カプーロ”)
Youtubeを検索すると、彼女が歌う(ロシアで人気の・・・という)「晩鐘(Вечерний звон)」(作詞:イワン・コズロフ、作曲:アレクサンドル・アリャービエフ、1827年)があったので、次にエンベッドする。
(Youtubeに登録のMarina Kapuroに感謝)
2019年8月8日木曜日
立秋 2019
今日は二十四節気の「立秋」。名の通りまさに秋が立つころ。立秋の前が「大暑」だったことを思い返すと、季節の大きな変わり目に気付く。あれほど暑さを気遣ったのに、今から秋の心構えが必要のようだ。今朝の寝起きに感じたのは、昨日までの汗ばんだ気だるさではなかったことだ。
(本ブログ関連:”立秋”、”大暑”)
秋の気配を、まずは風の変化で知ることになる。和歌の理解というより、季節の変わり目に一般に語られる例えに、平安時代の歌人「藤原敏行」の歌「秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかれぬる」(「古今和歌集」秋歌上169)がある。立秋の日に詠んだ歌だそうだが、もしかして、この風に、台風の予兆まで思い巡ったのだろうか。
これから本格的な台風シーズンを迎える。気象庁の統計資料「台風の平年値」の「地方ごとの台風接近数の平年値」によると、<関東地方・甲信地方>の場合、来月(9月)をピークにつぎつぎ押し寄せてくるようだ。
0.2/6月 ⇒ 0.4/7月 ⇒ 0.9/8月 ⇒ 1.1/9月 ⇒ 0.6/10月 (その他の月は 0)
ちなみに、藤原敏行が詠んだであろう<近畿地方>の場合、8月、9月にピーク差はない。もちろん温暖化といわれる現代と平安時代の気象状況に差はあるだろうけれど。
0.3/6月 ⇒ 0.5/7月 ⇒ 1.0/8月 ⇒ 1.0/9月 ⇒ 0.5/10月
今晩の月は月齢7、上弦の月。夜空に浮かぶ姿を見れば、玄の張り加減が弛めに感じたが。
(本ブログ関連:”立秋”、”大暑”)
秋の気配を、まずは風の変化で知ることになる。和歌の理解というより、季節の変わり目に一般に語られる例えに、平安時代の歌人「藤原敏行」の歌「秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかれぬる」(「古今和歌集」秋歌上169)がある。立秋の日に詠んだ歌だそうだが、もしかして、この風に、台風の予兆まで思い巡ったのだろうか。
これから本格的な台風シーズンを迎える。気象庁の統計資料「台風の平年値」の「地方ごとの台風接近数の平年値」によると、<関東地方・甲信地方>の場合、来月(9月)をピークにつぎつぎ押し寄せてくるようだ。
0.2/6月 ⇒ 0.4/7月 ⇒ 0.9/8月 ⇒ 1.1/9月 ⇒ 0.6/10月 (その他の月は 0)
ちなみに、藤原敏行が詠んだであろう<近畿地方>の場合、8月、9月にピーク差はない。もちろん温暖化といわれる現代と平安時代の気象状況に差はあるだろうけれど。
0.3/6月 ⇒ 0.5/7月 ⇒ 1.0/8月 ⇒ 1.0/9月 ⇒ 0.5/10月
今晩の月は月齢7、上弦の月。夜空に浮かぶ姿を見れば、玄の張り加減が弛めに感じたが。
2019年8月7日水曜日
旧暦 七夕
今日は旧暦の7月7日。東京では、新暦の7月7日に「七夕」の風習があるが、地域によって月遅れのこの日に行うこともあるようだ。その理由について、マイナビニュースの記事「七夕祭りに月遅れが多い理由とは?」*(8/7)は、次のように紹介している。(抜粋)
(*)記事: https://news.mynavi.jp/article/20190807-ogiboy2/
-------------------------------------------------
七夕は7月7日に織姫と彦星が一年に一度だけ天の川で会う日で、それをお祝いするイベントが七夕祭りです。七夕祭りも7月7日開催が当然かと思いきや、地域によって一ヶ月後に開催されることも多くあります。
これは旧暦と新暦(明治時代に導入された現在の暦)とが関係しているからです。織姫と彦星が合う七夕の話は7月7日で間違いないのですが、この7月7日は旧暦で、現在の暦では8月20日ごろになります。さらに、七夕は夏に行われるお祭りという「夏」のイメージがあったので、季節感と7日という日付を調整して8月7日に開催する地域もあるといわれています。
日本(東北)三大祭りに数えられる「仙台七夕」祭りも 8月7日をメインに開催しており、今年は6(火)・7(水)・8(木)になります。・・・
-------------------------------------------------
(本ブログ関連:”七夕”)
(Youtubeに登録のハグクモーションに感謝)
(*)記事: https://news.mynavi.jp/article/20190807-ogiboy2/
-------------------------------------------------
七夕は7月7日に織姫と彦星が一年に一度だけ天の川で会う日で、それをお祝いするイベントが七夕祭りです。七夕祭りも7月7日開催が当然かと思いきや、地域によって一ヶ月後に開催されることも多くあります。
これは旧暦と新暦(明治時代に導入された現在の暦)とが関係しているからです。織姫と彦星が合う七夕の話は7月7日で間違いないのですが、この7月7日は旧暦で、現在の暦では8月20日ごろになります。さらに、七夕は夏に行われるお祭りという「夏」のイメージがあったので、季節感と7日という日付を調整して8月7日に開催する地域もあるといわれています。
日本(東北)三大祭りに数えられる「仙台七夕」祭りも 8月7日をメインに開催しており、今年は6(火)・7(水)・8(木)になります。・・・
-------------------------------------------------
(本ブログ関連:”七夕”)
(Youtubeに登録のハグクモーションに感謝)
2019年8月6日火曜日
ロードクロサイト
今日のテレビ東京の番組「なんでも鑑定団」を途中から視聴したところ、いきなり、赤い透明で四角面の立体をした結晶群が映った。それは美しい結晶で宝石にもなりそう。画面に「ロードクロサイト(rhodochrosite、菱マンガン鉱)」の名が表示された。
ところで、持ち込まれた物品は、ピンクの乳白色したものが粒(房)状に群集した鉱物で、いかにもマンガン系の鉱物にありがちな色合をしていた。
ところで、持ち込まれた物品は、ピンクの乳白色したものが粒(房)状に群集した鉱物で、いかにもマンガン系の鉱物にありがちな色合をしていた。
(なんでも、祖父の家にあったものを貰い受けたらしいのだが、周りに不人気で放置していたようだ。)*
(*) https://www.tv-tokyo.co.jp/kantei/kaiun_db/otakara/20190806/02.html
事例紹介された赤色透明の結晶は、<半貴石として宝飾や収集> 対象になるだろうけど、番組で鑑定されたものはもう少し地味なものだった。
マンガン系の鉱物は、一般に酸化すると黒くなるので、保管がむつかしいといわれる。採集地のズリ跡などにある「バラ輝石(rhodonite)」は、周りに黒い粉がある石塊で、ハンマーで叩くと石英並みに固いものの、割れた断面はピンク色している。
鑑定品も菱マンガン鉱だったが、随分長く家の中に置かれていたそうだが色褪(黒色化)していない。酸化に強いのだろうか。
- 一般に、菱マンガン鉱の方が、バラ輝石よりも酸化しやすいというのに?
(*) https://www.tv-tokyo.co.jp/kantei/kaiun_db/otakara/20190806/02.html
事例紹介された赤色透明の結晶は、<半貴石として宝飾や収集> 対象になるだろうけど、番組で鑑定されたものはもう少し地味なものだった。
マンガン系の鉱物は、一般に酸化すると黒くなるので、保管がむつかしいといわれる。採集地のズリ跡などにある「バラ輝石(rhodonite)」は、周りに黒い粉がある石塊で、ハンマーで叩くと石英並みに固いものの、割れた断面はピンク色している。
鑑定品も菱マンガン鉱だったが、随分長く家の中に置かれていたそうだが色褪(黒色化)していない。酸化に強いのだろうか。
- 一般に、菱マンガン鉱の方が、バラ輝石よりも酸化しやすいというのに?
2019年8月5日月曜日
ロシア・スラヴの言語と文化入門 2019- 1
今日から始まった <TUFS(東京外国語大学)オープンアカデミー>の夏期間公開講座「ロシア・スラヴの言語と文化入門」(全3回)の初回は、中澤英彦 東京外国語大学名誉教授による「小さなグミの木(Тонкая рябина)ー グミは川を越えられるか」で、興味深く聴講させていただいた。
(本ブログ関連:”ロシア・スラヴの言語と文化入門”)
実は、夏期間公開講座に予定されていた別講座を申し込んだものの、事務局から成立できなくなったとの連絡があり、関心と近い関係のあるクラスに急遽振り替えていただいた。当然ながらキリル文字を苦労してたどっても、文法も単語も知らず出かけたのだから、我ながら相当な心臓だ。
今回のタイトルにある小さなグミの木をもとに、ロシアの独学の詩人「スーリコフ・イワン・ザハーロヴィチ(Суриков, Иван Захарович)」(1841年~1880年) の詩について解説された。付いていくのが精一杯だったが、話題は多岐にわたり、素人でも楽しく拝聴することができた。
「小さなグミの木」の詩は、日本でも1960年代の歌声運動で盛んに歌われたという*。しかしながら、もともとの詩は、スーリコフが23歳ころの1864年に詩作されたもの。この詩を元にした歌が、彼の死後の1920年ころから歌われだしたという。
(*)日本語歌詞: http://www.utagoekissa.com/gumi.html
露語歌詞: Что шумишь, качаясь (どうして揺れながら立っているの)
(Youtubeに登録のaaasssdd100に感謝)
川をまたいで立つ2つの木、薄幸な乙女を指すナナカマド(≒グミ)の木と、たくましい若者を指すオーク(≒樫)の木はついに合間見えることはない。このことから、旧帝制ロシアの過酷な労働下の女子工員と男子工員の関係とか、あるいはWWⅡ後の戦争未亡人の想いとか、いろいろな解釈があると紹介された。
ところで、スーリコフがロシア革命前の農民を愛した「農民派」の詩人なら、一方、ロシア革命をまたいで激しく生きた「無頼派」の詩人セルゲイ・エセーニン(Есенин、1895年~1925年)についても気になる・・・。
(本ブログ関連:”エセーニン”)
(本ブログ関連:”ロシア・スラヴの言語と文化入門”)
実は、夏期間公開講座に予定されていた別講座を申し込んだものの、事務局から成立できなくなったとの連絡があり、関心と近い関係のあるクラスに急遽振り替えていただいた。当然ながらキリル文字を苦労してたどっても、文法も単語も知らず出かけたのだから、我ながら相当な心臓だ。
今回のタイトルにある小さなグミの木をもとに、ロシアの独学の詩人「スーリコフ・イワン・ザハーロヴィチ(Суриков, Иван Захарович)」(1841年~1880年) の詩について解説された。付いていくのが精一杯だったが、話題は多岐にわたり、素人でも楽しく拝聴することができた。
「小さなグミの木」の詩は、日本でも1960年代の歌声運動で盛んに歌われたという*。しかしながら、もともとの詩は、スーリコフが23歳ころの1864年に詩作されたもの。この詩を元にした歌が、彼の死後の1920年ころから歌われだしたという。
(*)日本語歌詞: http://www.utagoekissa.com/gumi.html
露語歌詞: Что шумишь, качаясь (どうして揺れながら立っているの)
(Youtubeに登録のaaasssdd100に感謝)
川をまたいで立つ2つの木、薄幸な乙女を指すナナカマド(≒グミ)の木と、たくましい若者を指すオーク(≒樫)の木はついに合間見えることはない。このことから、旧帝制ロシアの過酷な労働下の女子工員と男子工員の関係とか、あるいはWWⅡ後の戦争未亡人の想いとか、いろいろな解釈があると紹介された。
ところで、スーリコフがロシア革命前の農民を愛した「農民派」の詩人なら、一方、ロシア革命をまたいで激しく生きた「無頼派」の詩人セルゲイ・エセーニン(Есенин、1895年~1925年)についても気になる・・・。
(本ブログ関連:”エセーニン”)
2019年8月4日日曜日
タレント年表
先日のテレビ番組で、タレント年表が語られた。芸能界で活躍した若い女性ポップ歌手を指していた。その(年表の)一番にあげられたのが、沖縄復帰の前年にあたる1971年に「17才」でデビューした南沙織(みなみ さおり、1954年7月2日生まれ)だ。キラキラと輝いた目鼻立ちが印象的な少女だった。
むかしのタレント(歌手)はみなひとりで歌っていた。それも、演歌とは違う大衆歌謡を。一体いつ頃から、タレントという言葉が使われるようになったのだろう。若手演歌歌手を今ではタレント扱いするのだろうか。よく分からないのが現実だ。
ところで、南沙織が写真家の篠山紀信と結婚して生まれた息子の篠山輝信が、テレビで活躍しているのを見ると、よい意味で南沙織の姿が浮かんでくる。合わせて思い出すのが、渡辺徹と榊原郁恵の息子の渡辺裕太もそうだ。遠目でしかないけれど、二人の若者たちの頑張りを、それぞれ家族を通して見てしまう。
今もタレントがつぎつぎ登場しているが、おじさんには最早ついて行くことができない。深夜のテレビに、若いタレントだけで構成される番組があるが、誰が誰やら見当つかない。まるで、見知らぬタレントばかりなのだ。若者を熱気させるのは、若者だけでしかないということだろう。
むかしのタレント(歌手)はみなひとりで歌っていた。それも、演歌とは違う大衆歌謡を。一体いつ頃から、タレントという言葉が使われるようになったのだろう。若手演歌歌手を今ではタレント扱いするのだろうか。よく分からないのが現実だ。
ところで、南沙織が写真家の篠山紀信と結婚して生まれた息子の篠山輝信が、テレビで活躍しているのを見ると、よい意味で南沙織の姿が浮かんでくる。合わせて思い出すのが、渡辺徹と榊原郁恵の息子の渡辺裕太もそうだ。遠目でしかないけれど、二人の若者たちの頑張りを、それぞれ家族を通して見てしまう。
今もタレントがつぎつぎ登場しているが、おじさんには最早ついて行くことができない。深夜のテレビに、若いタレントだけで構成される番組があるが、誰が誰やら見当つかない。まるで、見知らぬタレントばかりなのだ。若者を熱気させるのは、若者だけでしかないということだろう。
2019年8月3日土曜日
鰻の蒲焼
先週の「土用の丑の日」(7/27)に果たせなかった鰻の蒲焼を食しに近隣の街へ出かけた。昔から(江戸以来?)の夏バテ防止の習慣。これで猛暑の夏場を乗り越えられるだろう。
今日の東京都心の最高気温は、33.7℃(13:50)で、一昨日、昨日の「猛暑日」とはならず、「真夏日」に終わった。たしかに、家を出たとき、真綿でくるまれたような逃げ場のない暑さほどではなかった。この後、(明日の予報を別にして)これから先は真夏日が続くという。一段落か。
ところで、今日利用した鰻の蒲焼屋は、この時期でない限り寄りがたい店だが、昼には客であふれていた。「土曜の丑」の日近傍ならではのことか。庶民にとっては通過儀礼(儀式)のようなもの。そう思えば、確かに美味かった。
先日の台風6号は本土上陸して、岐阜あたりで熱帯低気圧になった。その後の7号は、今ごろベトナムにあるという。そして、台風8号が南の海に発生し、8/5過ぎには九州横断との予報がある。鰻のように、にょろにょろ動くことなく、北西に直進するという。スパコンの神託や如何に。
今日の東京都心の最高気温は、33.7℃(13:50)で、一昨日、昨日の「猛暑日」とはならず、「真夏日」に終わった。たしかに、家を出たとき、真綿でくるまれたような逃げ場のない暑さほどではなかった。この後、(明日の予報を別にして)これから先は真夏日が続くという。一段落か。
ところで、今日利用した鰻の蒲焼屋は、この時期でない限り寄りがたい店だが、昼には客であふれていた。「土曜の丑」の日近傍ならではのことか。庶民にとっては通過儀礼(儀式)のようなもの。そう思えば、確かに美味かった。
先日の台風6号は本土上陸して、岐阜あたりで熱帯低気圧になった。その後の7号は、今ごろベトナムにあるという。そして、台風8号が南の海に発生し、8/5過ぎには九州横断との予報がある。鰻のように、にょろにょろ動くことなく、北西に直進するという。スパコンの神託や如何に。
2019年8月2日金曜日
ヤブラン(藪蘭)
分かっていても暑い。昼過ぎ街に出れば、熱射でじりじり焼かれる気がする。家にいて、クーラーで涼んでいた方がよっぽどましだったのにと躊躇する。今日の東京都心の最高気温は、35.1℃(13:26)だった。ここ数日を見ると次の通り。
7/24 31.6℃
7/25 32.4℃
7/26 33.1℃
7/27 31.4℃
7/28 32.3℃
7/29 33.7℃
7/30 33.6℃
7/31 34.6℃
8/01 35.0℃
8/02 35.1℃
東京都心の最高気温は、「夏日」(最高気温が25℃以上の日)は別にして、7/24から「真夏日」(最高気温が30℃以上の日)が連続し、ついに昨日、今日は「猛暑日」(最高気温が35℃以上の日)となった。すこしも緩まる気配がない。
その足で、久し振りに「自然観察園」を訪れて、8月初の草花を観察した。こちらも人影はまばらで、セミの鳴き声だけが聞こえてくる。それにしても、いずれの公園もセミの鳴く場所が限定的なのが気になる。子どものころは、セミは処かまわずあちこちで鳴いていたものだ。
(本ブログ関連:”自然観察園”)
自然観察園の扉を開けて入れば、すぐに淡紫色の「ヤブラン(藪蘭)」の花(写真)を目にする。意外と場所をかまわず咲いているようだ。公園発行のリーフレット「初夏~夏の草花」に次のような解説がある。
「葉は長く、幅は約1cm、花の大きさは約0.6cm、8~10月にうすむらさき色の花がさきます。花は棒のような形に集まって、葉よりも上にのびます。日かげでもよく育ち、林の中で多く見られます」
このヤブランと同じキジカクシ科に属し、花弁も同じ淡紫色ながら、花の大きさが全然違う「コバギボウシ(小葉擬宝珠)」も咲いていた。落ち着いた姿形は、どちらかいえば野趣に富んでいる気がする。
このほか、中華の色感が濃い淡紅色の「シュウカイドウ(秋海棠)」、野に置いてこそ可憐といえそうな白色で小粒の「ユウガギク(柚香菊)」など観察した。
7/24 31.6℃
7/25 32.4℃
7/26 33.1℃
7/27 31.4℃
7/28 32.3℃
7/29 33.7℃
7/30 33.6℃
7/31 34.6℃
8/01 35.0℃
8/02 35.1℃
東京都心の最高気温は、「夏日」(最高気温が25℃以上の日)は別にして、7/24から「真夏日」(最高気温が30℃以上の日)が連続し、ついに昨日、今日は「猛暑日」(最高気温が35℃以上の日)となった。すこしも緩まる気配がない。
その足で、久し振りに「自然観察園」を訪れて、8月初の草花を観察した。こちらも人影はまばらで、セミの鳴き声だけが聞こえてくる。それにしても、いずれの公園もセミの鳴く場所が限定的なのが気になる。子どものころは、セミは処かまわずあちこちで鳴いていたものだ。
(本ブログ関連:”自然観察園”)
自然観察園の扉を開けて入れば、すぐに淡紫色の「ヤブラン(藪蘭)」の花(写真)を目にする。意外と場所をかまわず咲いているようだ。公園発行のリーフレット「初夏~夏の草花」に次のような解説がある。
「葉は長く、幅は約1cm、花の大きさは約0.6cm、8~10月にうすむらさき色の花がさきます。花は棒のような形に集まって、葉よりも上にのびます。日かげでもよく育ち、林の中で多く見られます」
このヤブランと同じキジカクシ科に属し、花弁も同じ淡紫色ながら、花の大きさが全然違う「コバギボウシ(小葉擬宝珠)」も咲いていた。落ち着いた姿形は、どちらかいえば野趣に富んでいる気がする。
このほか、中華の色感が濃い淡紅色の「シュウカイドウ(秋海棠)」、野に置いてこそ可憐といえそうな白色で小粒の「ユウガギク(柚香菊)」など観察した。
2019年8月1日木曜日
日時計
予想はしたが、昼過ぎに外出するとうだるような暑さだった。まるで、湯船に浸かったような熱さ・暑さにくるまれたよう。さすがに街は人影がまばら。みな暑さを嫌って外出を控えたのだろうか。
その足で公園を訪ねてみると、やはり人っ子ひとりいない・・・は大袈裟にしても、太陽ががんがんに照りつける原っぱで日光浴している若者がちらりほらり。いつもの、幼児連れの家族の姿がとんとないのだから。こんな日に来ればたちまちに日射病(熱中症)になりかねない。
いつもなら、いろいろな遊具のある遊び場に子どもたちが集まってくるのだが。歓声もない静まり返った遊び場の近くに、白いコンクリート製の「日時計」が置かれている。もちろんここも静まり返っている。いわゆる「赤道式日時計」のようだ。
(本ブログ関連:”日時計”)
昨年のブログに、この日時計について記したことがある。5月の末頃のことだった。日時計は16時ごろを指していた。今回は、写真のように、白い矢印の先に右下に落ちる薄い影が見える。15時ちょうど指していることになる。実際、携帯電話で正確な時刻を確認すると、14:59だった。日時計が意外なほど正確なのに驚かされる。
その足で公園を訪ねてみると、やはり人っ子ひとりいない・・・は大袈裟にしても、太陽ががんがんに照りつける原っぱで日光浴している若者がちらりほらり。いつもの、幼児連れの家族の姿がとんとないのだから。こんな日に来ればたちまちに日射病(熱中症)になりかねない。
いつもなら、いろいろな遊具のある遊び場に子どもたちが集まってくるのだが。歓声もない静まり返った遊び場の近くに、白いコンクリート製の「日時計」が置かれている。もちろんここも静まり返っている。いわゆる「赤道式日時計」のようだ。
(本ブログ関連:”日時計”)
昨年のブログに、この日時計について記したことがある。5月の末頃のことだった。日時計は16時ごろを指していた。今回は、写真のように、白い矢印の先に右下に落ちる薄い影が見える。15時ちょうど指していることになる。実際、携帯電話で正確な時刻を確認すると、14:59だった。日時計が意外なほど正確なのに驚かされる。
2019年7月31日水曜日
2019年7月30日火曜日
美術展「模写 ー 西洋絵画の輝き」
野川に沿った国分寺崖線の「はけ(崖)」のもとに小さな美術館がある。ここは、今回もそうだが、地方の美術館と連携して、個性的な美術展を開催(巡回)することがあるようだ。以前、イギリス絵画展「風景への視線」を鑑賞したことがある。
(本ブログ関連:”野川”)
今回は「模写ー西洋絵画の輝き」というタイトルで、イタリアおよび北方ルネッサンスやロシアのイコン画を中心に、模写した作品が展示された。しかも、原画が作成された当時の画材・技法を踏襲することにある。
(本ブログ関連:”北方ルネッサンス”)
1階の展示室で目に飛び込んできたのは、ヤン・ファン・エイクの「アルノルフィーニ夫妻の肖像」の新婦図像部分だ。どこまで目を凝らしても精緻である。修復を踏まえた、原画の画材や技法にそった模写の技術の凄さを知る。まさに、模写とは原画を「材質」から忠実に再現することにあるようだ。
油絵具を開発したヤン・ファン・エイクの時代は、「テンペラ技法」から油絵の過渡期であった。今回の美術展は、テンペラの技法を中心に据えており、彼の他作品および同時代の画家たちのテンペラ技法による絵画の模写も展示されている。
こちらも油絵による模写だが、ピーター・ブリューゲル(父)の「鳥罠のある冬景色」も、目を皿にして細部(筆致)を眺めた。模写の取り組みが感じられてくる。そして絵画の見方が一層深まったような気がした。
(本ブログ関連:”ピーター・ブリューゲル”)
(本ブログ関連:”野川”)
今回は「模写ー西洋絵画の輝き」というタイトルで、イタリアおよび北方ルネッサンスやロシアのイコン画を中心に、模写した作品が展示された。しかも、原画が作成された当時の画材・技法を踏襲することにある。
(本ブログ関連:”北方ルネッサンス”)
1階の展示室で目に飛び込んできたのは、ヤン・ファン・エイクの「アルノルフィーニ夫妻の肖像」の新婦図像部分だ。どこまで目を凝らしても精緻である。修復を踏まえた、原画の画材や技法にそった模写の技術の凄さを知る。まさに、模写とは原画を「材質」から忠実に再現することにあるようだ。
油絵具を開発したヤン・ファン・エイクの時代は、「テンペラ技法」から油絵の過渡期であった。今回の美術展は、テンペラの技法を中心に据えており、彼の他作品および同時代の画家たちのテンペラ技法による絵画の模写も展示されている。
こちらも油絵による模写だが、ピーター・ブリューゲル(父)の「鳥罠のある冬景色」も、目を皿にして細部(筆致)を眺めた。模写の取り組みが感じられてくる。そして絵画の見方が一層深まったような気がした。
(本ブログ関連:”ピーター・ブリューゲル”)
2019年7月29日月曜日
梅雨明け 2019
一昨日になって、中部地方に上陸した台風6号は熱帯低気圧に変わった。それでも、今日の東京に雨などの影響を心配したが、昼間はからりと夏晴れだった。日経新聞の記事*「関東梅雨明け、昨年より30日遅く 岩手など猛暑日に」(7/29 8:21、11:04更新)は、遅めの「梅雨明け」を次のように報じた。(抜粋)
(*)記事: https://www.nikkei.com/article/DGXMZO47897040Z20C19A7MM0000/
(本ブログ関連:”梅雨明け”、”梅雨入り”)
------------------------------------------------------
・気象庁は29日、関東甲信地方が梅雨明けしたとみられると発表した。統計開始以降最も早かった昨年より30日遅く、平年より8日遅かった。
・東京都心も33度**まで気温が上がった。湿った空気が入り込む影響で大気が不安定になり、日中は局地的に雷を伴った激しい雷雨となるところもありそうだ。
(**)東京都心の最高気温: 33.7℃(12:23)
・今年の梅雨は東日本や北日本の太平洋側を中心に日照時間が短く、記録的な「梅雨寒」となっていたが、気象庁は一転して東、西日本で8月2日ごろにかけて、北日本で30日から8月3日ごろにかけて気温が高くなると予想。猛暑日の地点も出てくるとして、熱中症などの健康管理や農作物の管理に注意を呼びかけている。
------------------------------------------------------
今年の梅雨は、長雨、梅雨寒といった雨模様にもてあそばれた感がある。それに加えて、テレビの気象解説で、スパコンを使った雨雲の予報アニメを見て、わたしら素人は情報以上の先読みをしてしまいがち。確度の高い場合を除いて、一般向け早々情報を提供するのはどうだろうか・・・まさに素人のわたしがそういうのだから。(素人は、専門家の小出しの知識を針小棒大に振りまわす傾向がある)
ところで、夜半になって雨が降りだした。上記の気象庁の解説通りになったようだ。打ち水効果とでもいうべきか、エアコンが急に効きだした。
(*)記事: https://www.nikkei.com/article/DGXMZO47897040Z20C19A7MM0000/
(本ブログ関連:”梅雨明け”、”梅雨入り”)
------------------------------------------------------
・気象庁は29日、関東甲信地方が梅雨明けしたとみられると発表した。統計開始以降最も早かった昨年より30日遅く、平年より8日遅かった。
・東京都心も33度**まで気温が上がった。湿った空気が入り込む影響で大気が不安定になり、日中は局地的に雷を伴った激しい雷雨となるところもありそうだ。
(**)東京都心の最高気温: 33.7℃(12:23)
・今年の梅雨は東日本や北日本の太平洋側を中心に日照時間が短く、記録的な「梅雨寒」となっていたが、気象庁は一転して東、西日本で8月2日ごろにかけて、北日本で30日から8月3日ごろにかけて気温が高くなると予想。猛暑日の地点も出てくるとして、熱中症などの健康管理や農作物の管理に注意を呼びかけている。
------------------------------------------------------
今年の梅雨は、長雨、梅雨寒といった雨模様にもてあそばれた感がある。それに加えて、テレビの気象解説で、スパコンを使った雨雲の予報アニメを見て、わたしら素人は情報以上の先読みをしてしまいがち。確度の高い場合を除いて、一般向け早々情報を提供するのはどうだろうか・・・まさに素人のわたしがそういうのだから。(素人は、専門家の小出しの知識を針小棒大に振りまわす傾向がある)
ところで、夜半になって雨が降りだした。上記の気象庁の解説通りになったようだ。打ち水効果とでもいうべきか、エアコンが急に効きだした。
2019年7月28日日曜日
台風6号 熱帯低気圧に
昨夜来の今朝方、夢うつつの中で雨音がしたような気がした。しかも今日は、台風6号*の影響があって雨降りが予想されていた・・・はずだったが。
(*)台風:「7月27日午後3時、台風6号は熱帯低気圧に変わった」(tenki.jp、7/27)
それがどうだ、昼間、公園に出かけてみればカラカラに乾いて、陽射しは強い。東京の天気予報で報じられた台風がもたらすだろう雨の気配はまったくない。
(ここ3連日、東京の最高気温は28℃台だったが、今日は32.3℃[12:37]を記録した)
今日の公園の上空には、高層雲が渦巻いていた。高層雲が見られるとき、これから天気に変化をもたらす兆しともいうが。
台風は、熱帯低気圧にかわったという。現在、関西地域を覆っている熱帯低気圧の雨雲は、次第に東に移動して関東地域に影響を与えるだろうというけれど・・・素人判断では、明日は晴れに違いないと思いたい。
(*)台風:「7月27日午後3時、台風6号は熱帯低気圧に変わった」(tenki.jp、7/27)
それがどうだ、昼間、公園に出かけてみればカラカラに乾いて、陽射しは強い。東京の天気予報で報じられた台風がもたらすだろう雨の気配はまったくない。
(ここ3連日、東京の最高気温は28℃台だったが、今日は32.3℃[12:37]を記録した)
今日の公園の上空には、高層雲が渦巻いていた。高層雲が見られるとき、これから天気に変化をもたらす兆しともいうが。
台風は、熱帯低気圧にかわったという。現在、関西地域を覆っている熱帯低気圧の雨雲は、次第に東に移動して関東地域に影響を与えるだろうというけれど・・・素人判断では、明日は晴れに違いないと思いたい。
2019年7月27日土曜日
土用の丑の日
今日は「土用の丑(うし)」の日。ちなみに、「土用」は、四季の始まる「四立(立春、立夏、立秋、立冬)」の直前の約18日間をさす。そして、土用の中で今日は、昨日が「甲子(きのえね)」だったので、次の「子(ね)」⇒ 「丑(うし)」となる。
(本ブログ関連:”土用の丑”)
そろそろ「立秋」(8/8)。夏の暑さで中だるみだろうから元気を付けようと、コピーライターの平賀源内は「鰻の蒲焼」を歌い文句にした。美味い香りに条件反射して、一種強迫観念におちてしまい、この時期だれもが鰻の蒲焼屋を訪ねることになる。
(本ブログ関連:”蒲焼”)
それにしても暑い。天気予報で今日の東京は、台風の影響で不安定さをいわれていた・・・と思っていたが、どうやら明日にずれ込んだようだ。結果、月曜から本格的な熱暑が続き、「梅雨明け」になるようだ。
来週末、鰻の蒲焼を食いに行こうかと思っている。
(本ブログ関連:”土用の丑”)
そろそろ「立秋」(8/8)。夏の暑さで中だるみだろうから元気を付けようと、コピーライターの平賀源内は「鰻の蒲焼」を歌い文句にした。美味い香りに条件反射して、一種強迫観念におちてしまい、この時期だれもが鰻の蒲焼屋を訪ねることになる。
(本ブログ関連:”蒲焼”)
それにしても暑い。天気予報で今日の東京は、台風の影響で不安定さをいわれていた・・・と思っていたが、どうやら明日にずれ込んだようだ。結果、月曜から本格的な熱暑が続き、「梅雨明け」になるようだ。
来週末、鰻の蒲焼を食いに行こうかと思っている。
2019年7月26日金曜日
甲子(きのえね)
今日の「日めくりカレンダー」に「甲子(きのえね)」とある。ものごとの循環に、「十干(じっかん)」、「十二支(じゅうにし)」で定める考え方がある。それぞれの、10と12の最小公倍数は 60となり、この60通りの組み合わせで一巡するサイクルができあがる。
60通りのサイクルの最初に当たるのが「甲+子」の「甲子」。一年365日を60日で割れば、年に6回、「甲子」となる日を迎える。今日は、今年の4回目の「甲子」にあたる。
夏の高校野球の予選で最近話題が多い。選手の才能を温存するという、みなが気に掛ける時代になった。高校球児の夢である、全国大会の球場が存在する場所を「甲子園」という。その地名の由来について、Wikipediaは次のように記している。
「1924年、七番町の西側(旧枝川・旧申川の分流点あたり)に現在の阪神甲子園球場となる大運動場が開設された。その年が干支でいう甲子(きのえね)の年であったことから、このとき一帯が『甲子園』と名付けられた。」
野球の競技について熱心でないが、子どものころに草野球をした経験があるため、いったんテレビ画面で試合を観戦するとついつい見入ってしまう。これは、相撲と同様、やったことあるものには思わず力が入ってしまう。
60通りのサイクルの最初に当たるのが「甲+子」の「甲子」。一年365日を60日で割れば、年に6回、「甲子」となる日を迎える。今日は、今年の4回目の「甲子」にあたる。
夏の高校野球の予選で最近話題が多い。選手の才能を温存するという、みなが気に掛ける時代になった。高校球児の夢である、全国大会の球場が存在する場所を「甲子園」という。その地名の由来について、Wikipediaは次のように記している。
「1924年、七番町の西側(旧枝川・旧申川の分流点あたり)に現在の阪神甲子園球場となる大運動場が開設された。その年が干支でいう甲子(きのえね)の年であったことから、このとき一帯が『甲子園』と名付けられた。」
野球の競技について熱心でないが、子どものころに草野球をした経験があるため、いったんテレビ画面で試合を観戦するとついつい見入ってしまう。これは、相撲と同様、やったことあるものには思わず力が入ってしまう。
2019年7月25日木曜日
勘違い
子どものころに勘違いした言葉がある。ラジオを上の空で聞いて、間違えたのかもしれない。それは暫らく尾を引いた。
・事故で電車が「ふつう」になる: 不通 ⇒ 普通、みんな各駅停車になるのかな?
・事件について「あらての~」: 新手 ⇒ 荒手、ずいぶん乱暴なことをするのかな?
・髪を「白髪染め」すること: 白髪を染料で隠す ⇒ わざわざ白髪色に染めるのかな?
思い出すのはこれくらいだが、他にいくつかあるだろう。思い出すたび追加したい。
・(追加)
・事故で電車が「ふつう」になる: 不通 ⇒ 普通、みんな各駅停車になるのかな?
・事件について「あらての~」: 新手 ⇒ 荒手、ずいぶん乱暴なことをするのかな?
・髪を「白髪染め」すること: 白髪を染料で隠す ⇒ わざわざ白髪色に染めるのかな?
思い出すのはこれくらいだが、他にいくつかあるだろう。思い出すたび追加したい。
・(追加)
2019年7月24日水曜日
石川町立「歴史民俗資料館」(鉱物標本見学)
久し振りに始発電車に乗る。鉱物仲間と福島県石川町にある「歴史民俗資料館」*を訪れ、展示の鉱物標本を見学しようというのだ。平日なれば、早朝の電車は混み合うこともなく快適に待ち合わせの駅へ進んだ。
(*)歴史民俗資料館: http://www.town.ishikawa.fukushima.jp/admin/material/
自宅から集合駅までは、多少の曇り空であったが雨の心配はしなかった。ところが鉱物仲間の車に同乗して、石川町に着くまでの間、天気の変化は目まぐるしいものだった。からっと晴れたかと思えば、土砂降りの雨に車体が打たれる、驚くほどの変転振り・・・幸い、石川町に着いて見れば快晴の空だった。
町役場で、歴史民俗資料館の場所を親切に教えていただき、同館へ到着。(昔、事前確認が足りず、休館だったときの正面玄関を思い出す、あのときのまま)
玄関受付で手続きを済ませ、スリッパに履き替えて入館、1,2階にある、石川町産の「ペグマタイト鉱物」をじっくり見学する。とにかく結晶が大きいのだ、そして美しい。水晶、鉄磐柘榴石、鉄電気石、緑柱石、そして普段、馴染みのない鉱物がずらりと並んでいた。石川町産出の「石川石」(柴田雄次・木村健二郎:福島県石川郡にあるペグマタイトで発見・報告、大正11年・1922年)は、地味ながらじっくり見るべき石だ。
上野の「科学博物館」や、つくばの「地質標本館」で見るときと違った迫力がある。この地、この周辺で見つかったという圧倒的な説得力があるのだ。自然に吸い込まれるように見入ってしまった。
(追記)
せっかくお誘いいただいたことだったが、今後の鉱物趣味をしばらく休止することにさせていただいた。帰路の車中、鉱物仲間にこれまでの感謝を繰り返した。あらためて感謝を申しあげる。
(*)歴史民俗資料館: http://www.town.ishikawa.fukushima.jp/admin/material/
自宅から集合駅までは、多少の曇り空であったが雨の心配はしなかった。ところが鉱物仲間の車に同乗して、石川町に着くまでの間、天気の変化は目まぐるしいものだった。からっと晴れたかと思えば、土砂降りの雨に車体が打たれる、驚くほどの変転振り・・・幸い、石川町に着いて見れば快晴の空だった。
町役場で、歴史民俗資料館の場所を親切に教えていただき、同館へ到着。(昔、事前確認が足りず、休館だったときの正面玄関を思い出す、あのときのまま)
玄関受付で手続きを済ませ、スリッパに履き替えて入館、1,2階にある、石川町産の「ペグマタイト鉱物」をじっくり見学する。とにかく結晶が大きいのだ、そして美しい。水晶、鉄磐柘榴石、鉄電気石、緑柱石、そして普段、馴染みのない鉱物がずらりと並んでいた。石川町産出の「石川石」(柴田雄次・木村健二郎:福島県石川郡にあるペグマタイトで発見・報告、大正11年・1922年)は、地味ながらじっくり見るべき石だ。
上野の「科学博物館」や、つくばの「地質標本館」で見るときと違った迫力がある。この地、この周辺で見つかったという圧倒的な説得力があるのだ。自然に吸い込まれるように見入ってしまった。
(追記)
せっかくお誘いいただいたことだったが、今後の鉱物趣味をしばらく休止することにさせていただいた。帰路の車中、鉱物仲間にこれまでの感謝を繰り返した。あらためて感謝を申しあげる。
2019年7月23日火曜日
大暑 2019
今日は、二十四節気の「大暑(たいしょ)」。このところ晴れたり小雨がぱらついたり、気温もまばらな日が続いた。字面から暑さがつのるころとはいえ、道筋に雨に濡れたあとが残る公園を久し振りに散歩した。(ちなみに、大暑の真反対は「大寒」になる)
(本ブログ関連:”大暑”)
日焼けした中学生の男女が、公園から駅に向かう道を連なっていた。スポーツ競技があった帰りのようだ。背中に大きなバッグをズリさげるようにして背負っている。どうやらテニスの試合でもあったのだろう。
公園に着くと、夕日がまだ木陰の上で輝いていた。人影はすっかりまばらで、売店のシャッターはとっくに下りている。そんなとき、公園の端にあるテニスコートから大きな歓声が上がった。まだ試合が残っているようだ。
テニスコート面はいくつもある。たまたま通りかかったコートの隅で、赤いユニホームの少女たちが黙りこくったようにまとまっていた。もしかしたら、敗退でもしたのだろうか。
この時間にもなると、公園を行きかうのは犬の散歩連れくらいだ。大きな広場では、そんな姿も小さな固まりにすぎない。日が暮れて緑の陰が深くなると、遠くでカラスの鳴く声が妙に響いてくる。(帰り道、ローソンでバスクチーズケーキの「バクチー」を買った)
今日は「バスク語教室」の最終日だったが、夜に所用があり休んでしまった。テキストを読んで穴埋めしておこう。
(本ブログ関連:”大暑”)
日焼けした中学生の男女が、公園から駅に向かう道を連なっていた。スポーツ競技があった帰りのようだ。背中に大きなバッグをズリさげるようにして背負っている。どうやらテニスの試合でもあったのだろう。
公園に着くと、夕日がまだ木陰の上で輝いていた。人影はすっかりまばらで、売店のシャッターはとっくに下りている。そんなとき、公園の端にあるテニスコートから大きな歓声が上がった。まだ試合が残っているようだ。
テニスコート面はいくつもある。たまたま通りかかったコートの隅で、赤いユニホームの少女たちが黙りこくったようにまとまっていた。もしかしたら、敗退でもしたのだろうか。
この時間にもなると、公園を行きかうのは犬の散歩連れくらいだ。大きな広場では、そんな姿も小さな固まりにすぎない。日が暮れて緑の陰が深くなると、遠くでカラスの鳴く声が妙に響いてくる。(帰り道、ローソンでバスクチーズケーキの「バクチー」を買った)
今日は「バスク語教室」の最終日だったが、夜に所用があり休んでしまった。テキストを読んで穴埋めしておこう。
2019年7月22日月曜日
(資料)JAXA-日本の宇宙開発史ハイライト
子どものころに「ペンシルロケット」を聞いたことがあるのは自慢のひとつだ。もちろん、「アポロ11号」による月面着陸のように、その場面を目撃したわけではないが。実際、そのとき私は整形外科のベッドの上にいて、後で新聞で知った。(ちなみに、看護師さん[当時は看護婦さん]がいうには、他の科の病室と比べて患者たちがネアカでよろしいとのことだった)
JAXA(宇宙航空研究開発機構)は、「1950年代。手のひらに乗るペンシルロケットから始まった日本の宇宙開発」以降の開発史ハイライトとして、代表的な成果をYoutubeで紹介している。
近隣都市の科学館で宇宙関係のイベントがあると、決まって国分寺市の科学教育関係者が出向いて、ペンシルロケットの実物大模型を展示解説する。子どもたちより、むしろ大人の方が懐かしさからか、時間をかけて見聞きする。
次のYoutubeは、日本の宇宙開発史を一覧できる貴重な映像資料である。また、元のYoutubeにある登録者の記事欄に、「ペンシルロケット」から「はやぶさ2」タッチダウン成功までの年表が記されている。
(Youtubeに登録のJAXA | 宇宙航空研究開発機構に感謝)
JAXA(宇宙航空研究開発機構)は、「1950年代。手のひらに乗るペンシルロケットから始まった日本の宇宙開発」以降の開発史ハイライトとして、代表的な成果をYoutubeで紹介している。
近隣都市の科学館で宇宙関係のイベントがあると、決まって国分寺市の科学教育関係者が出向いて、ペンシルロケットの実物大模型を展示解説する。子どもたちより、むしろ大人の方が懐かしさからか、時間をかけて見聞きする。
次のYoutubeは、日本の宇宙開発史を一覧できる貴重な映像資料である。また、元のYoutubeにある登録者の記事欄に、「ペンシルロケット」から「はやぶさ2」タッチダウン成功までの年表が記されている。
(Youtubeに登録のJAXA | 宇宙航空研究開発機構に感謝)
2019年7月21日日曜日
古い街道
道路整備や宅地化のため、今となっては地図上から消えてしまった旧道も含めて、当地の歴史的な街道について、地元学芸員の方が解説する講演会へ出かけた。
さすがに若手の研究者は見せることも巧みだ。地図(古地図や現行の都市図)や現地写真をプロジェクターで投影しての解説は、時代をまたにかけるダイナミックさがあった。聴講者に、紹介写真の近くに住んでいる人がいたようで、そのたびに声があがった。歴史をまさに身近に感じられた時間だった。
今回は前編ということで、地元の街全体を知るには後編を待たねばならない。
わが家のある住宅街は、歴史的な街道沿いに位置していたわけでもないようなので、次回の講演でどんな話がされるのか興味しんしんといったところ。そもそも江戸時代の新田開発で取り残された雑木林だったかもしれないのだから・・・。
さすがに若手の研究者は見せることも巧みだ。地図(古地図や現行の都市図)や現地写真をプロジェクターで投影しての解説は、時代をまたにかけるダイナミックさがあった。聴講者に、紹介写真の近くに住んでいる人がいたようで、そのたびに声があがった。歴史をまさに身近に感じられた時間だった。
今回は前編ということで、地元の街全体を知るには後編を待たねばならない。
わが家のある住宅街は、歴史的な街道沿いに位置していたわけでもないようなので、次回の講演でどんな話がされるのか興味しんしんといったところ。そもそも江戸時代の新田開発で取り残された雑木林だったかもしれないのだから・・・。
2019年7月20日土曜日
夏土用入り 2019
今日は「夏土用入」で、そろそろ鰻重を食べたくなるころ。まさにその「土用の丑の日」は、来週の7月27日になる。
(本ブログ関連:”土用入り”)
鰻の蒲焼の記憶をたどると、下町に住んでいたころ、大きな橋の近くに、道路に向けて戸を開けっ放しにした鰻の蒲焼屋があった。飾りがこれっきしもない、蒲焼だけを売る専門店で、この時期になると客が次々押しかけてえらく繁盛していた。
歩道に蒲焼の煙が漂い、美味そうな焼き加減の香りが流れ、歩道に面した店先の屋台には蒲焼が何重も盛られて照りもよく、ますます食欲がそそられた。
で、そこで買い求めたかといえば、ちらりと覗き見するだけで通り過ぎていた。下町っ子の気風が足りず、今になって思えば、食味しておけばよかったのにと悔やむことしきり。そうすれば、蒲焼の記憶は味覚を含めてもっと豊になっていただろうに・・・。
(本ブログ関連:”土用入り”)
鰻の蒲焼の記憶をたどると、下町に住んでいたころ、大きな橋の近くに、道路に向けて戸を開けっ放しにした鰻の蒲焼屋があった。飾りがこれっきしもない、蒲焼だけを売る専門店で、この時期になると客が次々押しかけてえらく繁盛していた。
歩道に蒲焼の煙が漂い、美味そうな焼き加減の香りが流れ、歩道に面した店先の屋台には蒲焼が何重も盛られて照りもよく、ますます食欲がそそられた。
で、そこで買い求めたかといえば、ちらりと覗き見するだけで通り過ぎていた。下町っ子の気風が足りず、今になって思えば、食味しておけばよかったのにと悔やむことしきり。そうすれば、蒲焼の記憶は味覚を含めてもっと豊になっていただろうに・・・。
2019年7月19日金曜日
(雑談)カメラ
私は写真家の作品を見るのは好きだけれど、自分で何かを撮りたいとまで思わない。興味がないというのではなく、撮り方がよくわからないからだ。だから、携帯に付属のカメラ機能で十分納得している。
もし、カメラを購入して、いろいろなものを撮影したとしたら、それらを誰かに見て欲しいという願望が出てくるだろう。ネットに公開する手もあるが、結局、空しい思いをするのではないかと不安がある。飛行機好きだから航空写真を、あるいは鉱物マニアだから鉱物結晶写真をなんて想像するが・・・。
若いころ、「ゼンザブロニカ」というカメラがあった。高級マニアが使用するような手の届かないものと見ていた。そのもっと遠くにあったのが「ハッセルブラッド」のカメラだ。素人にはどこか似た雰囲気がした。
50年前、アポロ11号による人類初の月着陸に際し、手持ちカメラにハッセルブラッドのものが使われたことは覚えている。ただし、帰還時、月面上で使用した「空になったカメラ」は放り捨てたそうだ(Wikipedia「アポロ11号」)。
一方、デジカメWatchの以前の記事「アポロ月着陸船のハッセルが約9,300万円で落札」(2014/3/25)*によれば、<月面着陸船パイロットカメラ>が競売に付されて、現在、日本にあるという。このカメラ、一体どこに取り付けられたものなのだろうか。
(*)記事: https://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/641144.html
もし、カメラを購入して、いろいろなものを撮影したとしたら、それらを誰かに見て欲しいという願望が出てくるだろう。ネットに公開する手もあるが、結局、空しい思いをするのではないかと不安がある。飛行機好きだから航空写真を、あるいは鉱物マニアだから鉱物結晶写真をなんて想像するが・・・。
若いころ、「ゼンザブロニカ」というカメラがあった。高級マニアが使用するような手の届かないものと見ていた。そのもっと遠くにあったのが「ハッセルブラッド」のカメラだ。素人にはどこか似た雰囲気がした。
50年前、アポロ11号による人類初の月着陸に際し、手持ちカメラにハッセルブラッドのものが使われたことは覚えている。ただし、帰還時、月面上で使用した「空になったカメラ」は放り捨てたそうだ(Wikipedia「アポロ11号」)。
一方、デジカメWatchの以前の記事「アポロ月着陸船のハッセルが約9,300万円で落札」(2014/3/25)*によれば、<月面着陸船パイロットカメラ>が競売に付されて、現在、日本にあるという。このカメラ、一体どこに取り付けられたものなのだろうか。
(*)記事: https://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/641144.html
2019年7月18日木曜日
(歌)わたしの父の家(Nire aitaren etxea)
以前(7/2)の「バスク語教室」で、先生からバスクの歌の対訳が複数紹介された。Youtubeでそれらを参照したところ、故郷の賛歌もあれば、恋の歌もある。最後に参照・視聴したのが、次の曲「Nire aitaren etxea(わたしの父の家)」だった。
歌詞は、現代バスク語の始祖といわれる「ガブリエル・アレスティ(Gabriel Aresti)」(1933年~1975年)が、1964年に著した「石と国(Harri eta Herri:Stone and Country)」に収めた詩「Nire aitaren etxea defendituko dut(わたしの父の家を守っていく)」という。
Eñaut Elorrietaが柔らかな旋律で歌っているが、真の理解のためにバスクの歴史を紐解く必要があるのだろうけれど、「父の家」を比喩としてバスク地方を守るといった主張を込めているという。あらゆるものが奪われてゆくとも、(如何になろうとも)私は守る。それは父の家だ。
(Youtubeの登録者の記述に、アレスティの詩が記載されている)
(Youtubeに登録のGabi de la Mazaに感謝)
(感想)
<大地>とともに生きることを選択した者は、その自然を含めて守るべきものを知る。<大地>は先祖を葬ってきた場所であり、命を育む豊穣の場所でもある。<大地>に根ざした郷土への愛着は、ますます強固なものになるだろう。
歌詞は、現代バスク語の始祖といわれる「ガブリエル・アレスティ(Gabriel Aresti)」(1933年~1975年)が、1964年に著した「石と国(Harri eta Herri:Stone and Country)」に収めた詩「Nire aitaren etxea defendituko dut(わたしの父の家を守っていく)」という。
Eñaut Elorrietaが柔らかな旋律で歌っているが、真の理解のためにバスクの歴史を紐解く必要があるのだろうけれど、「父の家」を比喩としてバスク地方を守るといった主張を込めているという。あらゆるものが奪われてゆくとも、(如何になろうとも)私は守る。それは父の家だ。
(Youtubeの登録者の記述に、アレスティの詩が記載されている)
(Youtubeに登録のGabi de la Mazaに感謝)
(感想)
<大地>とともに生きることを選択した者は、その自然を含めて守るべきものを知る。<大地>は先祖を葬ってきた場所であり、命を育む豊穣の場所でもある。<大地>に根ざした郷土への愛着は、ますます強固なものになるだろう。
2019年7月17日水曜日
天候の変化に追いつかない
連日、涼しい日がつづき、日照時間も少なかった。それが今日になって、東京都心の最高気温が(昨日の22.1℃からジャンプして)28.7℃(14:47)だったという。
昼間、ジャケットを着ていたので額に汗が滲んだ。空調を冷気にすれば寒いし、何もしなければ暑い。そして帰宅すれば、湿気が鬱陶しくて、騒音を撒き散らす除湿機をフル稼働させる。驚くことに、水受けの水槽が直ぐに満杯になる・・・。
しかも、明日からふたたび梅雨空に舞い戻るという。
天候の変化に体が追いつけそうもない。
昼間、ジャケットを着ていたので額に汗が滲んだ。空調を冷気にすれば寒いし、何もしなければ暑い。そして帰宅すれば、湿気が鬱陶しくて、騒音を撒き散らす除湿機をフル稼働させる。驚くことに、水受けの水槽が直ぐに満杯になる・・・。
しかも、明日からふたたび梅雨空に舞い戻るという。
天候の変化に体が追いつけそうもない。
2019年7月16日火曜日
2019春期バスク語-14
小雨がぱらつく空模様、相変わらずかんばしくない。数歩進んで気付く、やっぱり傘が必要と。今日は、新暦の7月16日なれど、旧暦の7月16日と見たたて「やぶ入り」という。昔、奉公人に与えられた年2回の休日のひとつ。ぱっと晴れて欲しいときだ。
そんな中、「バスク語教室」へ出かけた。(後1回を残すのみ)
(本ブログ関連:”春期バスク語”)
前回の現在形「不完了分詞」の復習(宿題のプリントを全員が順に回答)と、「所有属格」(所有・帰属)について次のように解説いただいた。(第10章相当)
① 語順
・通常、強調したい語(名詞、代名詞)を先頭に置く
・ただし「疑問詞」がある場合、先頭に疑問詞を置き、動詞が続く
- 疑問詞+動詞(動詞+助動詞)
② 所有属格(所有・帰属:~の)
・名詞の前に置く: 所有属格 + 名詞
教室のみなさんは、飲み込みも早くうらやましい。一方、わたしときたら隘路にはまったよう。これからどうしょうかと戸惑うばかり。
そんな中、「バスク語教室」へ出かけた。(後1回を残すのみ)
(本ブログ関連:”春期バスク語”)
前回の現在形「不完了分詞」の復習(宿題のプリントを全員が順に回答)と、「所有属格」(所有・帰属)について次のように解説いただいた。(第10章相当)
① 語順
・通常、強調したい語(名詞、代名詞)を先頭に置く
・ただし「疑問詞」がある場合、先頭に疑問詞を置き、動詞が続く
- 疑問詞+動詞(動詞+助動詞)
② 所有属格(所有・帰属:~の)
・名詞の前に置く: 所有属格 + 名詞
教室のみなさんは、飲み込みも早くうらやましい。一方、わたしときたら隘路にはまったよう。これからどうしょうかと戸惑うばかり。
2019年7月15日月曜日
海の日 2019
昨日のブログに、「くらげ」と「うんも」の漢字(水母、雲母)に、「母」の文字があり、母性のイメージとつながるのではと想像した。今日は、国民の祝日「海の日」(7月の第3月曜日)である。この「海」の文字の「毎」に「母」がある。
(本ブログ関連:”海の日”)
「海」は、地球の生命史から、生命の起源の場所であることは間違いない。その意味で、「海」は大地と同様に命を育む「母」なる場所だ。
ところで「海」の文字について、Wiktionaryにある字源の項ををみると、特に「毎」に次のような説明がある。(白川静『常用字解』の解説からの引用のようだ)
-------------------------------
形声: 「水」+音符「毎」。晦、悔、昧、黒、灰等と同系で、共通する意味は「暗い」。
元は中華地域に対する周辺の未開の地域を言う。もしくは、暗い海。
-------------------------------
意外なことに、「くらげ」や「うんも」ように光を透かす明るさとは反対に、「海」は暗さの意を含むというのだからイメージが混乱してくる・・・まとまらない。
(本ブログ関連:”海の日”)
「海」は、地球の生命史から、生命の起源の場所であることは間違いない。その意味で、「海」は大地と同様に命を育む「母」なる場所だ。
ところで「海」の文字について、Wiktionaryにある字源の項ををみると、特に「毎」に次のような説明がある。(白川静『常用字解』の解説からの引用のようだ)
-------------------------------
形声: 「水」+音符「毎」。晦、悔、昧、黒、灰等と同系で、共通する意味は「暗い」。
元は中華地域に対する周辺の未開の地域を言う。もしくは、暗い海。
-------------------------------
意外なことに、「くらげ」や「うんも」ように光を透かす明るさとは反対に、「海」は暗さの意を含むというのだからイメージが混乱してくる・・・まとまらない。
2019年7月14日日曜日
(雑談)くらげ、うんも
「くらげ」も「うんも」も漢字に表すと、「水母」であり「雲母」である。ともに「母」の字を持つ。Wikipediaによれば、「クラゲ」の項では「水母」の文字の語源について不明としており、「雲母」の項では「雲母」の文字の語源についての記述がない。
両者は明かりを透かしてみると、うっすらとした形が浮かぶよう。まるで雲のような、柔らかい存在に思える。それが、包み込むような母性のイメージと重なるのだろうか。
(追記)
小学生がランドセルと一体になって歩いている姿を眺めるのは楽しい。それが一団となって道端を歩んでいると、つい横目で見てしまう。てんでバラバラなのに、一定の会話が成立しているのが不思議。また、低学年の子どもが母親と一緒に歩きながら、自分のことを当り前のように「オレ」なんて勇ましい言葉を使っているのが聞こえてくると微笑んでしまう。
そういえば、彼らはまだ夏休みに入っていないんだと気付いた。少し前のブログに、もう夏休みになっているような記述をしたことがある。とんだ間違い、なぜそう思い込んだのだろうか・・・。近くの小学校の行事予定を見ると、7/25から「夏季休業日始」とある。
両者は明かりを透かしてみると、うっすらとした形が浮かぶよう。まるで雲のような、柔らかい存在に思える。それが、包み込むような母性のイメージと重なるのだろうか。
(追記)
小学生がランドセルと一体になって歩いている姿を眺めるのは楽しい。それが一団となって道端を歩んでいると、つい横目で見てしまう。てんでバラバラなのに、一定の会話が成立しているのが不思議。また、低学年の子どもが母親と一緒に歩きながら、自分のことを当り前のように「オレ」なんて勇ましい言葉を使っているのが聞こえてくると微笑んでしまう。
そういえば、彼らはまだ夏休みに入っていないんだと気付いた。少し前のブログに、もう夏休みになっているような記述をしたことがある。とんだ間違い、なぜそう思い込んだのだろうか・・・。近くの小学校の行事予定を見ると、7/25から「夏季休業日始」とある。
2019年7月13日土曜日
精霊会、迎え火
雨雲のためくすんだような夕刻、小雨がぱらつくなかを帰った。家に近づくと、辺りに物を焦がすような香りがした。そのとき、ご近所の門のかたわらで「迎え火」をしているのに気付いた。今日は「精霊会(しょうりょうえ)」である。
精霊会は、今月13日から16日にかけて先祖たちの霊を祀(まつ)る仏事で、「盂蘭盆会(うらぼんえ)」ともいう。これは、いわゆる「お盆」の時期であるが、一般に新暦8月に行なうのが通例(実質、旧暦相当日に合わせたもの)。とはいえ、今日、迎え火をする家もある。
子どものころ、お盆の時期が来ると、客間に盆提灯が飾られ、うれしくて客間を覗き込んだものだ(昔の家の客間は、子どもたちが普段出入りする部屋ではなかった)。お供えものの落雁菓子が、行事が終わると食べられる楽しみもあったからだ。そういえば、何度かお坊さんがお経をあげに来たのも思い出す。祖父母がつづけて亡くなり、しばらくの盆の行事だったのだろう。
(本ブログ関連:”お盆”)
それにしても、わが家で迎え火をした記憶はない。だから、今日、ご近所のそれがとても新鮮に見えた・・・毎年されているのだろうけど、わすかな時間なので、今まで、目にすることも、香りをかぐ機会もなかっただけのことだろう。
精霊会は、今月13日から16日にかけて先祖たちの霊を祀(まつ)る仏事で、「盂蘭盆会(うらぼんえ)」ともいう。これは、いわゆる「お盆」の時期であるが、一般に新暦8月に行なうのが通例(実質、旧暦相当日に合わせたもの)。とはいえ、今日、迎え火をする家もある。
子どものころ、お盆の時期が来ると、客間に盆提灯が飾られ、うれしくて客間を覗き込んだものだ(昔の家の客間は、子どもたちが普段出入りする部屋ではなかった)。お供えものの落雁菓子が、行事が終わると食べられる楽しみもあったからだ。そういえば、何度かお坊さんがお経をあげに来たのも思い出す。祖父母がつづけて亡くなり、しばらくの盆の行事だったのだろう。
(本ブログ関連:”お盆”)
それにしても、わが家で迎え火をした記憶はない。だから、今日、ご近所のそれがとても新鮮に見えた・・・毎年されているのだろうけど、わすかな時間なので、今まで、目にすることも、香りをかぐ機会もなかっただけのことだろう。
2019年7月12日金曜日
初伏、草市
今日は、「夏至」(6/22)から3週間経って訪れる「初伏(しょふく)」で、酷暑に農事を一休みするといった時期のようだ。また、旧暦の今日は7月12日にあたり、盆の行事に使う(盆)提灯や線香などを売る市の「草市(盆市)」が立ったという。
(本ブログ関連:”初伏”)
といっても、実生活でこれらの行事にあったことはない。言葉では知っているわけで、日めくりカレンダーの隅を見て思い出す。旧暦、陰陽五行ともとっくに離れている。
朝方小雨があったものの後は曇り空。近所の栗林の毬は、黄緑から緑色を増して実をしっかり膨らませている。やがて梅雨が明けて、盛夏が来るだろうというのに、心は何処かで栗の実に秋を感じている。連日の涼しさのせいか。
特に変わったこともない。
(本ブログ関連:”初伏”)
といっても、実生活でこれらの行事にあったことはない。言葉では知っているわけで、日めくりカレンダーの隅を見て思い出す。旧暦、陰陽五行ともとっくに離れている。
朝方小雨があったものの後は曇り空。近所の栗林の毬は、黄緑から緑色を増して実をしっかり膨らませている。やがて梅雨が明けて、盛夏が来るだろうというのに、心は何処かで栗の実に秋を感じている。連日の涼しさのせいか。
特に変わったこともない。
2019年7月11日木曜日
はやぶさ2、第2回目のリュウグウ着地
本日、午前10時過ぎに、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)から、「小惑星探査機『はやぶさ2」第2回目タッチダウン成功について」のプレスリリースが次のように発表された(2019年(令和元年)7月11日)。
(本ブログ関連:”はやぶさ2”)
---------------------------------------------------------------
国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、小惑星探査機「はやぶさ2」を小惑星「Ryugu(リュウグウ)」へ接地(タッチダウン)させ、リュウグウの試料を採取する運用を実施しました。
「はやぶさ2」から送られてきたデータを確認した結果、サンプル採取のためのプロジェクタイル(弾丸)の発射を含む「はやぶさ2」のタッチダウンのためのシーケンスが実施されたことが確認できました。「はやぶさ2」の状態は正常であり、今般、リュウグウへの2回目のタッチダウンを成功させることができました。
---------------------------------------------------------------
今年に入って、「はやぶさ2」は「リュウグウ」に1回目のタッチダウン(2/22)した後、サンプル採取のためのプロジェクタイル(弾丸)発射(4/5)により<表面>にクレーターを作ることに成功している。そして今回、第2回目(10:06頃)の、「はやぶさ2」本体を着陸(前回のクレーター付近)させ、プロジェクタイル発射により「リュウグウ」の<地下>試料の採取にも成功した。
(記者会見で、津田雄一プロジェクトマネージャのミッションへの思いを聞くことができる)
(Yotubeに登録のJAXA | 宇宙航空研究開発機構に感謝)
(本ブログ関連:”はやぶさ2”)
---------------------------------------------------------------
国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、小惑星探査機「はやぶさ2」を小惑星「Ryugu(リュウグウ)」へ接地(タッチダウン)させ、リュウグウの試料を採取する運用を実施しました。
「はやぶさ2」から送られてきたデータを確認した結果、サンプル採取のためのプロジェクタイル(弾丸)の発射を含む「はやぶさ2」のタッチダウンのためのシーケンスが実施されたことが確認できました。「はやぶさ2」の状態は正常であり、今般、リュウグウへの2回目のタッチダウンを成功させることができました。
---------------------------------------------------------------
今年に入って、「はやぶさ2」は「リュウグウ」に1回目のタッチダウン(2/22)した後、サンプル採取のためのプロジェクタイル(弾丸)発射(4/5)により<表面>にクレーターを作ることに成功している。そして今回、第2回目(10:06頃)の、「はやぶさ2」本体を着陸(前回のクレーター付近)させ、プロジェクタイル発射により「リュウグウ」の<地下>試料の採取にも成功した。
(記者会見で、津田雄一プロジェクトマネージャのミッションへの思いを聞くことができる)
(Yotubeに登録のJAXA | 宇宙航空研究開発機構に感謝)
2019年7月10日水曜日
夏休みの宿題
小学生の高学年のころ、クラブ活動で社会部に属していた。夏休みの宿題に、日本列島の立体地図を作ることにした。材料はデパートで購入したと思う。等高線に沿って切り出した厚紙(部品)を何枚も重ねて高度を表現するのだ。サイズは、縦横50cm×100cmくらいなので、立体地図作りはとんでもない作業になった。
第一段階は、高度(等高線)別に印刷された厚紙をハサミで切り出す。同じ高度の場所が各県に存在するので、きちんと整理しておかないと、どれがどこの地域のものか分からずじまいになる・・・混乱する。ギブアップ寸前のとき、家族総出で手伝ってもらうことになった。延々と時間が費やされた。
第二段階は、厚紙を重ねて貼り付けた後、高度別に色づけする作業が待っている。海、平地、段丘、高地、高山と段差をつけて塗っていく・・・次第に勘で色付けしてしまうことになる。最後に、作品らしく仕上げるため、ニスを塗って光沢を付ける。このころになると、家族全員がぐったりしてくる。そう、ほとんど家族みんなで作ったようなものだった。
夏休みが明けて、部会でひとりひとりが成果発表をしたとき、私は平気な顔をして立体地図をみなに見せた。先生方が感心しながら、そして半分笑いながら壁にかけてくれた。先生はすべてお見通しである。(私は、内心、もっと小さなものにしておけば・・・バレずにすんだのにと妙な反省をした)
第一段階は、高度(等高線)別に印刷された厚紙をハサミで切り出す。同じ高度の場所が各県に存在するので、きちんと整理しておかないと、どれがどこの地域のものか分からずじまいになる・・・混乱する。ギブアップ寸前のとき、家族総出で手伝ってもらうことになった。延々と時間が費やされた。
第二段階は、厚紙を重ねて貼り付けた後、高度別に色づけする作業が待っている。海、平地、段丘、高地、高山と段差をつけて塗っていく・・・次第に勘で色付けしてしまうことになる。最後に、作品らしく仕上げるため、ニスを塗って光沢を付ける。このころになると、家族全員がぐったりしてくる。そう、ほとんど家族みんなで作ったようなものだった。
夏休みが明けて、部会でひとりひとりが成果発表をしたとき、私は平気な顔をして立体地図をみなに見せた。先生方が感心しながら、そして半分笑いながら壁にかけてくれた。先生はすべてお見通しである。(私は、内心、もっと小さなものにしておけば・・・バレずにすんだのにと妙な反省をした)
2019年7月9日火曜日
2019春期バスク語-13
梅雨寒がつづく。7月に入って、東京都心の最高気温が25℃未満が5日連続したのは26年振りとのこと。同様に連日の日照時間が一日当たり30分にしかないという。おかげで長袖服を引っ張り出した。
曇り空の下、「バスク語教室」へ出かけた。(後2回を残すのみ)
(本ブログ関連:”春期バスク語”)
前回の「未来形」の復習(宿題のプリントを全員が順に回答)して、「現在形」(<反復・習慣>のケース)について、次のように解説いただいた。(第9章相当)
① 不完了分詞
・現在形では不完了分詞を使用する
例: (完了) Nik joan naiz. ⇒ (現在) Nik joaten naiz.
・不完了分詞は、動詞(辞書形)語尾のいろいろなパターンに応じて作られる
例: 行く joan(-n) ⇒ (nを削除、tenを付加) ⇒ joaten
② 位置格([場所・時間]~で/に )
・例: 喫茶店 kafetegi ⇒ 喫茶店で kafetegian(位置格単数)
曇り空の下、「バスク語教室」へ出かけた。(後2回を残すのみ)
(本ブログ関連:”春期バスク語”)
前回の「未来形」の復習(宿題のプリントを全員が順に回答)して、「現在形」(<反復・習慣>のケース)について、次のように解説いただいた。(第9章相当)
① 不完了分詞
・現在形では不完了分詞を使用する
例: (完了) Nik joan naiz. ⇒ (現在) Nik joaten naiz.
・不完了分詞は、動詞(辞書形)語尾のいろいろなパターンに応じて作られる
例: 行く joan(-n) ⇒ (nを削除、tenを付加) ⇒ joaten
② 位置格([場所・時間]~で/に )
・例: 喫茶店 kafetegi ⇒ 喫茶店で kafetegian(位置格単数)
2019年7月8日月曜日
ユダヤの歴史を学ぶ-12
連日、あやしい天候が続いていたので、心配しながら市民講座「ユダヤの歴史を学ぶ」へ出かけた。この連続講座、今日で最終回となる。第12回の今回、「ユダヤ人、アメリカに渡る:アメリカ移民の20世紀」について、東京大学准教授 鶴見太郎氏から解説いただいた。(幸い帰りもよい天気だった)
20世紀前後に、アメリカへ渡ったユダヤ人移民の大半(7割近く)は、ロシア・東欧地域から来た人びとだった。彼らが、移民後どのような生活を送ったのかを紹介された。
・アメリカのユダヤ人(現在)
- 人口:約600万人(総人口の2%)・・・ その内「(超)正統派(ハレーディーム)」(黒服)は12%程度
・ロシア・東欧地域からの移民となった要因
- 貧困:従来の経済活動(商業・手工業・運輸業)では、工業化・資本主義化に乗れなかった
・移民として迎え入れる要因
- 先発の親類・友人(イディッシュ語話者)の迎え要れ: 非合法(斡旋業者)による移民
・移民後の労働運動
- ドイツ移民の支援もあった
・ユダヤ人の階級上昇: 高い教育水準
- 1937年のニューヨーク市: 弁護士・判事の64%、歯科医の64%、医師の55%がユダヤ人
・ユダヤ人の教育環境(正統派など)
- アメリカの教育法に従いながら宗教教育を行う
- 男子: タルムードを読みこなせるまで、女子: 世俗科目に重点を置く(世間との親和性あり)
- 早婚、子だくさん
・(超)正統派コミュニティの問題点
- 若者に見られるコミュニティからの離脱: 支援組織(ex. Footsteps)がある
・ユダヤ・コミュニティ: 自律的に活動する
連続講座を聴講したことで、何か整理されたかというより、正直ますます混迷を深めたといってもよいかもしれない。ユダヤ人が、どのように各地に定着したか、どのように移動したか、そしてどのような階層だったのかがよく分からない。時代を先行した階層もあれば、とり残された階層もあったはず。そこが知りたい。
2019年7月7日日曜日
小暑、七夕 2019
今日は、二十四節気の「小暑」であり、五節句*のひとつ「七夕」でもある。小暑は、多少前後することがあっても大方7月7日であるため、もうひとつの(新暦)七夕とうまく重なる。夏の子どもたちにとっては、願いを記す七夕飾りは忘れられないものになるだろう。
(本ブログ関連:”小暑”、”七夕”)
(*)五節句
------------------------------------------
「人日(じんじつ)」(1/7):「七草の節句」・・・ 七草粥
「上巳(じょうし)」(3/3):「桃の節句・雛祭」・・・ 雛飾り
「端午(たんご)」(5/5):「菖蒲の節句」・・・ こいのぼり
「七夕(たなばた)」(7/7):「七夕(たなばた)」・・・ 笹飾り
「重陽(ちょうよう)」(9/9):「菊の節句」・・・ 菊の花
------------------------------------------
今月初(7/3)に野外観察園へ出かけたおり、公園事務所に寄ったところ、入り口に七夕の笹飾りがあった。子どもたちの願いを込めた短冊が吊られていて、幼い文字で書かれたものもあれば、親が代筆したものさまざまある。身近な願いから将来の夢まで、あるいは地元のサッカーチームの優勝祈願まであって微笑ましくながめた。子どもが夢を持てるというのは、本当に素晴らしい大切なことと思った。
(Youtubeに登録のYuki Houseに感謝)
とっくに子どもでなくなってしまった学生時代のちょうど七夕のころ、外科で入院したことがある。病棟の行事の一環として病室のみなに短冊が配られた。願い事を記してくださいといわれてベッドの上で書いたのが、「いてていててと 叫んでみても 誰も知るまいこの痛み」だった。そして2週間ほど過ぎて、人類が初めて月に着陸したのだ。(アポロ11号:1969年7月20日(日本時間21日))
今日は一日中雨が降ったり止んだりで、夜になっても雨雲に覆われている。この雲、ちっとも動こうとしない。
(本ブログ関連:”小暑”、”七夕”)
(*)五節句
------------------------------------------
「人日(じんじつ)」(1/7):「七草の節句」・・・ 七草粥
「上巳(じょうし)」(3/3):「桃の節句・雛祭」・・・ 雛飾り
「端午(たんご)」(5/5):「菖蒲の節句」・・・ こいのぼり
「七夕(たなばた)」(7/7):「七夕(たなばた)」・・・ 笹飾り
「重陽(ちょうよう)」(9/9):「菊の節句」・・・ 菊の花
------------------------------------------
今月初(7/3)に野外観察園へ出かけたおり、公園事務所に寄ったところ、入り口に七夕の笹飾りがあった。子どもたちの願いを込めた短冊が吊られていて、幼い文字で書かれたものもあれば、親が代筆したものさまざまある。身近な願いから将来の夢まで、あるいは地元のサッカーチームの優勝祈願まであって微笑ましくながめた。子どもが夢を持てるというのは、本当に素晴らしい大切なことと思った。
(Youtubeに登録のYuki Houseに感謝)
とっくに子どもでなくなってしまった学生時代のちょうど七夕のころ、外科で入院したことがある。病棟の行事の一環として病室のみなに短冊が配られた。願い事を記してくださいといわれてベッドの上で書いたのが、「いてていててと 叫んでみても 誰も知るまいこの痛み」だった。そして2週間ほど過ぎて、人類が初めて月に着陸したのだ。(アポロ11号:1969年7月20日(日本時間21日))
今日は一日中雨が降ったり止んだりで、夜になっても雨雲に覆われている。この雲、ちっとも動こうとしない。
2019年7月6日土曜日
(情報)「きぼう」・「こうのとり」10周年記念公開シンポジウム
宇宙航空研究開発機構(JAXA)のサイトに、「国際宇宙ステーション」に関わる日本側の取り組みについて、次の通りシンポジウム「『きぼう』・『こうのとり』10周年記念公開シンポジウム開催のお知らせ(仮題)」の開催案内(最終更新日:2019年5月10日)が載っていたので記す。
------------------------------------------------------------------
2019年7月19日に、国際宇宙ステーション(ISS)・「きぼう」日本実験棟完成10周年、そして同年9月11日に、「こうのとり」初号機打ち上げ10周年を迎えます。これを記念して、この夏JAXAでは、「きぼう」・「こうのとり」について、皆様に様々な情報をお届けすると共に、皆様にご参加いただける記念シンポジウムを開催します!
・日時 2019年8月30日(金) 19時~21時(予定)
・場所 ヒューリックホール東京 (東京都千代田区有楽町2丁目5-1 有楽町マリオン11階)
(アクセス) JR山手線「有楽町駅」(中央口・銀座口)より徒歩3分
http://hulic-theater.com/access/
・定員 900名程度
・募集 開始: 7月中旬(予定)
------------------------------------------------------------------
詳細は7月中旬に発表とのことだが、一般向け内容と思うので聴いてみたい。
------------------------------------------------------------------
2019年7月19日に、国際宇宙ステーション(ISS)・「きぼう」日本実験棟完成10周年、そして同年9月11日に、「こうのとり」初号機打ち上げ10周年を迎えます。これを記念して、この夏JAXAでは、「きぼう」・「こうのとり」について、皆様に様々な情報をお届けすると共に、皆様にご参加いただける記念シンポジウムを開催します!
・日時 2019年8月30日(金) 19時~21時(予定)
・場所 ヒューリックホール東京 (東京都千代田区有楽町2丁目5-1 有楽町マリオン11階)
(アクセス) JR山手線「有楽町駅」(中央口・銀座口)より徒歩3分
http://hulic-theater.com/access/
・定員 900名程度
・募集 開始: 7月中旬(予定)
------------------------------------------------------------------
詳細は7月中旬に発表とのことだが、一般向け内容と思うので聴いてみたい。
2019年7月5日金曜日
夏休みのラジオ体操
このごろ、街に子どもたちの姿が目につく。夏を楽しんで、場所をかまわず上げる歓声は、夕立に乾いた地面が濡れてほっとさせるような潤を与えてくれる。街に活気を思い出させる元気の素だ。歳をとるとますますそう感じる。
子どものころの夏休みの思い出といえば、やることが一杯で、全部こなそうとして日射病になったりした。昔は、「熱中症」というより「日射病」が心配されたものだ。水をたくさん飲んで、汗を出せなんて親から厳しく注意されたこともない。
夏休みの早朝、小学校の校庭に子どもたちがぞろぞろ集まり、体育の授業のように規律を求められるでなく、どちらかといえば近所同士一団となってかたまり、のんびり始まった。眠気からようやく覚めたころには終わり、最後に、首にぶら下げたカードに出席のハンコを押してもらって家に帰った。(出席は長続きしなかったけれど)
次のYoutube映像は、昭和35年ごろの、夏休みのラジオ体操という。60年安保の直後の時期だろう。静岡市音羽町の記録とのこと。地方の町ののんびりした朝の様子を撮っている。「ちび丸子」の作者「さくらももこ」(1965年~2018年)が誕生したのも現在の静岡市(同市清水区)であり、60年安保から5年後のことだ。
(Youtubeに登録のkohjohchoに感謝)
子どものころの夏休みの思い出といえば、やることが一杯で、全部こなそうとして日射病になったりした。昔は、「熱中症」というより「日射病」が心配されたものだ。水をたくさん飲んで、汗を出せなんて親から厳しく注意されたこともない。
夏休みの早朝、小学校の校庭に子どもたちがぞろぞろ集まり、体育の授業のように規律を求められるでなく、どちらかといえば近所同士一団となってかたまり、のんびり始まった。眠気からようやく覚めたころには終わり、最後に、首にぶら下げたカードに出席のハンコを押してもらって家に帰った。(出席は長続きしなかったけれど)
次のYoutube映像は、昭和35年ごろの、夏休みのラジオ体操という。60年安保の直後の時期だろう。静岡市音羽町の記録とのこと。地方の町ののんびりした朝の様子を撮っている。「ちび丸子」の作者「さくらももこ」(1965年~2018年)が誕生したのも現在の静岡市(同市清水区)であり、60年安保から5年後のことだ。
(Youtubeに登録のkohjohchoに感謝)
2019年7月4日木曜日
図書館でのはなし
霧雨もない空模様、図書館前の駐輪場が空いていた。おや休館日なのかと案じたが、玄関のガラス戸から奥をのぞけば人の気配がして開館しているのが分かった。近くの薬局で買物して寄っただけだが、一階の開架の書棚を巡ってみた。
(館内で、弾みでドアに頭をぶつけてしまった。帰宅してコブができていたのに気付いた)
久し振りの訪問なので、おもしろい本はないものかと興味深々探したら、語学の棚にニューエクスプレス・シリーズの「ロマ(ジプシー)語」(白水社)があった。著者角悠介(すみ ゆうすけ)氏はルーマニアと縁が深いようだ。
ロマ語はインド・ヨーロッパ語族の、しかもインド語群に属す古い言語という。8月に「日本エスペラント協会」で、言語講座「ロマ(ジプシー)語 会話練習」と、講演「ロマ(ジプシー)語の造語法 -エスペラント語の造語法と比較して-」があるそうだ*。
(*)ロマ語に関する講演会: http://www.jei.or.jp/20190824_korno_romago/
次のYoutubeは、随分以前だが映画「ジプシー・キャラバン」の予告編で、「スペイン、ルーマニア、マケドニア、インドの4つの国の5つのバンドによる、ジプシー・キャラバン・ツアーのドキュメンタリー」のよう。(未見であるが・・・)
(Youtubeに登録のUPLINKに感謝)
(流浪の民に、音楽と踊りと共に生きるか、金融とネットワークと共に生きるかの違いがある。そして、彼らがどのような階層と共に生きようとしたか大いに関心がある。)
(館内で、弾みでドアに頭をぶつけてしまった。帰宅してコブができていたのに気付いた)
久し振りの訪問なので、おもしろい本はないものかと興味深々探したら、語学の棚にニューエクスプレス・シリーズの「ロマ(ジプシー)語」(白水社)があった。著者角悠介(すみ ゆうすけ)氏はルーマニアと縁が深いようだ。
ロマ語はインド・ヨーロッパ語族の、しかもインド語群に属す古い言語という。8月に「日本エスペラント協会」で、言語講座「ロマ(ジプシー)語 会話練習」と、講演「ロマ(ジプシー)語の造語法 -エスペラント語の造語法と比較して-」があるそうだ*。
(*)ロマ語に関する講演会: http://www.jei.or.jp/20190824_korno_romago/
次のYoutubeは、随分以前だが映画「ジプシー・キャラバン」の予告編で、「スペイン、ルーマニア、マケドニア、インドの4つの国の5つのバンドによる、ジプシー・キャラバン・ツアーのドキュメンタリー」のよう。(未見であるが・・・)
(Youtubeに登録のUPLINKに感謝)
(流浪の民に、音楽と踊りと共に生きるか、金融とネットワークと共に生きるかの違いがある。そして、彼らがどのような階層と共に生きようとしたか大いに関心がある。)
2019年7月3日水曜日
自然観察園(半夏生)
雨が降りそうでそうでない、空全体灰色、曇天の一日だった。おかげで、日は薄く、木陰の緑は深く濃い。木立は、まさに古めかしい「ジョン・コンスタブル(John Constable)」(1776年~1837年)の風景画のようだ。
昼間、空模様を気にしながら、公園に併設の自然観察園を訪ねた。そんな天気なれば人気はなく、静まり返ったままだった。
昨日(7/2)は、二十四節気の「夏至」を約5日ずつに分けた最後(3番目)にあたる(すなわち、七十二候の)「半夏生(はんげしょう)」だった。「半夏(烏柄杓)という薬草が生える頃」(Wikipedia)とのことで、左の写真のように、薬草「ハンゲショウ」の葉が白く半化粧しているように見える。(正直、鳥のフンでもかけられたのかと思うほど、葉が不規則に白くなっている)
(本ブログ関連:”半夏生”)
観察園では、7月の花だよりとして、上記のハンゲショウのほかに、樹木の花として、「リョウブ(令法)」の花(「花は夏に咲き、花弁は白く5裂する。枝先の長い総状花序に多数の花をつけよく目立つ」:Wikipedia)や、「ネムノキ(合歓木)」の花(「花は頭状花序的に枝先に集まって夏に咲く」:Wikipedia)が咲いていた。
ネムノキの花は、囲いの中にあって(保存されていて)、そばで観察することができない。そのため、遠くから見ると淡紅色の花弁がどのような姿形か判別できない。実際は、細長い花がいくつも群集していて、想像したような花弁とは違っている。簾を透かして見るような東洋的な気配がする。
昼間、空模様を気にしながら、公園に併設の自然観察園を訪ねた。そんな天気なれば人気はなく、静まり返ったままだった。
昨日(7/2)は、二十四節気の「夏至」を約5日ずつに分けた最後(3番目)にあたる(すなわち、七十二候の)「半夏生(はんげしょう)」だった。「半夏(烏柄杓)という薬草が生える頃」(Wikipedia)とのことで、左の写真のように、薬草「ハンゲショウ」の葉が白く半化粧しているように見える。(正直、鳥のフンでもかけられたのかと思うほど、葉が不規則に白くなっている)
(本ブログ関連:”半夏生”)
観察園では、7月の花だよりとして、上記のハンゲショウのほかに、樹木の花として、「リョウブ(令法)」の花(「花は夏に咲き、花弁は白く5裂する。枝先の長い総状花序に多数の花をつけよく目立つ」:Wikipedia)や、「ネムノキ(合歓木)」の花(「花は頭状花序的に枝先に集まって夏に咲く」:Wikipedia)が咲いていた。
ネムノキの花は、囲いの中にあって(保存されていて)、そばで観察することができない。そのため、遠くから見ると淡紅色の花弁がどのような姿形か判別できない。実際は、細長い花がいくつも群集していて、想像したような花弁とは違っている。簾を透かして見るような東洋的な気配がする。
登録:
投稿 (Atom)











