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2019年8月16日金曜日

計画運休

台風10号は、昨日(8/15)、四国の愛媛県から中国の広島県、鳥取県を縦断して、今日(8/16)、日本海へ抜けた。明日(8/17)にも熱帯低気圧になる見込み。関東地方には、わすかだが一部風雨の影響を与えたが、大過なく終わった。昨夕、鈍色の低層雲が南から北へ次々と走り抜ける様に、ある意味勇壮感すら覚えた。そして今夕、真っ白な高層雲の下、西空の果ての雲が紅く染まっていくのが印象的だった。まことに美しかった。

事前の予測で、ゆっくりと北上しながらも強風圏が大きいため十分な注意をテレビの天気予報で繰り返し喚起された。一方、交通網に混乱が起らないように、事前に新幹線や飛行機の運休が計画されたりした。

信毎Web(日新聞信濃毎日新聞)の記事「計画運休の実施 周知の改善を図りつつ」(8/16)*は、国土交通省が示した「計画運休」の指針とモデルケースを次のように紹介した。(抜粋)
(*)記事: https://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20190816/KT190815ETI090008000.php
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国土交通省**は7月に計画運休の指針とモデルケースを示した。48時間前に計画運休の可能性を公表し、24時間前に詳細な情報を提供するよう求めている。
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(**)「計画運休・運転再開時における情報提供タイムラインのモデルケース」
         https://www.mlit.go.jp/common/001296917.pdf

台風10号の被害は思いのほか少なかったものの、今回の早めの措置(計画運休)の実施について、テレビのニュース番組で一般客による感想が紹介された。カメラを向けられると何かを言いたくなる人もいるだろうけれど、抑制の効いた報道に徹したようだ。

たまたま運が良かっただけで、台風の気分次第では何が起るか分からないのだから。事前の措置は有効だと思う。