▼▼ 青字下線付語句のリンク先は、マウス右クリック+<新しいタブ>で進んでください。(本ブログ関連)の最下段に「次の投稿ホーム」があるとき次ページがあります。▼▼

2024年6月26日水曜日

(雑談)レジの現金支払機・・・小銭硬貨の投入

コンビニやスーパーでの支払いの際、店ごとのチャージ方式カード(電子マネー)を使うことが多い。他方、それほど利用しない店で、支払機があるときは現金を投入することになる。

現金支払いに「お札」と「硬貨」を使って、きりのよいお釣りをもらいたいとき、小銭財布にいろいろな種類の硬貨が入って(おまけに溜まって膨らんで)いるので、手間取ったりする。

実はきょう、あるスーパーのレジで、支払機に硬貨を投入するのに手を焼いていたら、店員さんからこんなアドバイスをもらった。
小銭は、かまわず財布からどんと投入して、後は機械に任せればいいじゃないですか」と。

なるほど、支払機は人間じゃないので、気にすることはない・・・のだと気付いた。もしかしたら、みんなとっくに承知だったかもしれないが。
ー 小銭の硬貨が溜まっていたが、こんな解消法があったとは。


オナガ
帰り道、畑の一画にある、緑に繁った「ハナモモ」の木に「オナガ」が留まった。正体を隠して、あの興ざめする声を出さず、潜り込むように1羽飛来した。見た目には実に可愛い鳥だ。

(本ブログ関連:”ハナモモ”、”オナガ”)

2024年6月23日日曜日

小雨の中「ヤマホタルブクロ」の再確認

早朝5時過ぎに降り出した雨は、昼前後の間隙に小雨に変わった。もしかすると、この合間に外出できるのではと判断して、公園巡りすることにした。パラパラと小雨が突(つつ)いてくる。でも気まぐれで、フッと止んだりする。
こんな中、園内を幾人ものランナーが走っているのに驚く。彼らにとって、顔面にあたる雨粒は心地よいのかもしれない。

雨に濡れた草木は、低い雲に光を遮られて緑陰を一層濃くしている。なにより、もの音の消えた景色は、一幅の水墨画のようで(言い過ぎか)、実に心地よい。

順路を廻っていたとき、先日(5/24)見つけた「ヤマホタルブクロ」が何とまだ数株健在であるのに気づいた。実は、「顎(がく)の形状で、萼片の間が盛り上がっているのが『ヤマホタルブクロ』で、萼片の間に反り返る付属片があるのが『ホタルブクロ』」というのを後で知って、再確認したのが次の写真。萼片の間に反り返る付属片がないように見えるので、当初の推測の通り、ヤマホタルブクロであると納得した・・・。


公園を出た帰り道、国分寺崖線の急な坂道(階段が設けられている)を登った。鬱蒼と繁る樹々がかぶさって、この辺りでは一番の急傾斜地かも知れない。ケモノの名が付けられた坂で、昔の人は宵闇に彼らに化かされたという。

2024年6月22日土曜日

野鳥観察(69)

きのうの雨空と打って変わって、きょうは朝から天気がよい。日射しはまぶしく強い。台風一過の突き抜ける青さでないけれど見事な晴れ空で、まさに野鳥観察(探鳥会)に絶好の日和である。

(本ブログ関連:”野鳥観察”)

早朝、それでもヒンヤリ感があって、長袖シャツを着て出かけた。けれど、観察会の終わりには汗ばんでいた。気温が上がったせいか、(湿気が飛ばされたからだろうか)空の青さが増したように見えた。

公園内の集合場所へ行く途中に通る、市民農園の畑地一画に「コスモス(秋桜)」の花が咲いていた。本格的な夏の前なのに、もうコスモスなのかと驚く。

今回も、ベテランの方から解説いただいたり、自分なりに目視とカメラ写真で確認・整理したものから、次に記す(聞き間違いがありましたらご容赦)。
・シジュウカラ: 鳴き声を聞いたり、姿を見たりといろいろ観察のチャンスがあった
・ドバト: 高圧線に1羽が泰然としてとまっていた
・ツバメ: 1、2羽の飛ぶ姿を何度も見かける
・カワセミ: 小川に沿って飛ぶ姿を何度か見かける(カワセミといわれて納得した)
--------
・カルガモ: 小川の水門のコンクリート上で日向ボッコしていた(他の水鳥を見かけない)
--------
・エゴノキ: 気が付かねば、実のなったことを知らずに通り抜けたかもしれない
・ネムノキ: よく見れば、まことに妖しさが増す花と知る


シジュウカラ(写真左)とカルガモ(写真右)
・観察会の後半、グラウンド脇の木立に「シジュウカラ」の幼鳥らしい群れが集まっているといわれ、見上げたところ1羽が目に入った。せわしく動きまわっていたところを、運よく撮ることができた。
・小川の水門で日向ボッコしている「カルガモ」を1羽見かけた。このところ、公園の小川でカルガモの姿を見かけない。別の場所で、先日もそうだったが、子育てにいそしんでいるようだ。(公園の方針だろうか、岸辺の葦を刈らない・・・以前、餌付けする人たちがいて問題だった。それを当てにできなくなって、水鳥が減ったのかもしれないと想像したりする)


エゴノキ(写真左)とネムノキ(写真右)
・観察の順路に「エゴノキ」があって、地味に実を付けている。この機会に撮ってみた。
・観察会の後半、小川の土手に「ネムノキ」が花を咲かせている。気付かなかったが、公園内側にももう一本あって、そこでも見事に花を咲かせている。ネムノキの花は、よ~く見ると妖艶である。


2024年6月21日金曜日

梅雨入り 2024

きょうは、せっかくの「夏至」なのに、早朝から曇り空となり、午前と午後の夕方近くまで雨が降った。とはいえ、この時期は、梅雨の季節と重なり、関東甲信の「梅雨入り」は平年 6月7日ころ、「梅雨明け」は7月19日ころである。今年はえらく遅れていた・・・。

そこに関東甲信地方の「梅雨入り」が発表された。恵みの雨とホッとするか、長雨とウンザリするか・・・結局は、自然とのかかわり方次第だろう。
・ホッとすること: 公園の小川が水を満々と蓄えておれば、水鳥も集まり、自然も潤う。
・ウンザリすること: ただでさえ出不精なのに、外出の機会や範囲が狭まる。


■ 日本気象協会
❶ 「関東甲信は梅雨入り早々『非常に激しい』雨 日曜・月曜はまた雨・風強まるおそれ」(日本気象協会本社 田中正史、2024年06月21日16:43)
    ー https://tenki.jp/forecaster/tanaka_masashi/2024/06/21/29249.html
----------------------------------------------------------------
遅い梅雨入りの関東 短期集中型の大雨になる可能性
関東甲信の6月21日の梅雨入りは、2007年、1967年の「6月22日ごろ」に次ぐ、記録的な遅さとなりました。ただ、これに伴って梅雨明けも遅くなるかというとそうではなく、2007年は「8月1日ごろ」と梅雨明けが遅くなりましたが、1967年の梅雨明けは「7月18日ごろ」で、早い梅雨明けとなりました。
----------------------------------------------------------------

❷「今週末は続々と梅雨入りへ 今年の梅雨はメリハリ型 警報級大雨猛暑が隣り合わせ」
(日本気象協会本社 福冨里香、2024年06月18日18:10)
     ー https://tenki.jp/forecaster/r_fukutomi/2024/06/18/29205.html#sub-title-b

(表:日本気象協会より)


■ 気象庁(今年の梅雨入り状況)
「令和6年の梅雨入りと梅雨明け(速報値)」(令和6年の梅雨入り :令和6年6月21日
 ー https://www.data.jma.go.jp/cpd/baiu/sokuhou_baiu.html
地方令和6年平年差昨年差平年昨年
沖縄5月21日ごろ11日遅い3日遅い5月10日ごろ5月18日ごろ
奄美5月21日ごろ9日遅い3日遅い5月12日ごろ5月18日ごろ
九州南部6月8日ごろ9日遅い9日遅い5月30日ごろ5月30日ごろ
九州北部6月17日ごろ13日遅い19日遅い6月4日ごろ5月29日ごろ
四国6月9日ごろ4日遅い11日遅い6月5日ごろ5月29日ごろ
中国6月6日ごろ5月29日ごろ
近畿6月21日ごろ15日遅い23日遅い6月6日ごろ5月29日ごろ
東海6月21日ごろ15日遅い23日遅い6月6日ごろ5月29日ごろ
関東甲信6月21日ごろ14日遅い13日遅い6月7日ごろ6月8日ごろ
北陸6月11日ごろ6月9日ごろ
東北南部6月12日ごろ6月9日ごろ
東北北部6月15日ごろ6月9日ごろ

夏至 2024

きょうは二十四節気の「夏至(げし)」。一年で最も昼(日の出~日没)が長い、すなわち夜が短い日のことである。

(本ブログ関連:”夏至”)

実際に、東京天文台の「日の出・日の入り」*を見ると、きょう・あす共に、日の出は 4:25、日の入りは 19:00 で同時刻・・・微妙な差(数秒)までについては知らないけれど。
(*)東京天文台: https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/dni/2024/s1306.html

なお、夏至を中心に、日の出・日の入りは、最も早く・最も遅くなる日が、前後にずれている。
■ ウェザーニュース
「二十四節気『夏至』 冬至と比べて昼の長さはどれくらい長い?」(2021/06/21 05:01)
    ー https://weathernews.jp/s/topics/202106/200085/#google_vignette
----------------------------------------------------------------
実は、日の出が最も早いのは夏至の一週間ほど前で、日の入りが最も遅いのは夏至の一週間ほど後となっています。夏至はあくまで、昼間の長さが(日の出から日の入りまで)が最も長い日のことなのです。
----------------------------------------------------------------


なお、夏至の期間を3つに分けた「七十二候」は次の通り。
----------------------------------------------------------------
・初候  乃東枯(ないとう かるる)     ウツボグサの花穂(かすい:花が縦に群がる)が黒ずむ
・次候  菖蒲華(しょうぶ はなさく)  あやめ**の花が咲く
・末候  半夏生(はんげ しょうず)     烏柄杓(カラスビシャク)が生える
----------------------------------------------------------------
(**)漢字「菖蒲」は、似た花の「ショウブ」(ショウブ科)と「アヤメ」(アヤメ科)のどちらも使える。梅雨入りの今、水辺を好むショウブが合いそうだが、夏の時期から見て乾地に咲くアヤメが一般的

カルガモとカラス

きょうは、午前 10:00ころから、夕方 17:00ころまで、雨が降り続いた。このところずっと家にこもっていたので、この雨上がりのタイミングに外出することにした。

実は、野鳥観察(探鳥会)のベテランの方から、ほぼデイリーに配信いただいているメールに、「カルガモ」親子の生息場所についてあたらしい情報があったからだ。

雨上がりの夕方(18:00 直前)だったため、カメラにおさめるには少々薄暗い、そんな時刻に、水辺にたたずむ母カルガモにヒナたちが集まり、ふところに潜り込んだのが見えた。
そのとき、頭上で「カラス」の鳴き声がした・・・と合わせて、「マルガモ」が水上に舞い降りた直後、カラスが一羽、水辺に降りてきて、母カルガモへと近づいた

母カルガモ(写真左上)とマルガモ、そしてカラス
カラスは次第に距離を縮めた。すかさず、水上のマルガモが羽ばたいて水音をたてながら、母カルガモに近寄った。観察する私はどうすることもできない*・・・カラスを追い立てたいと気が逸(はや)る。しばらく緊張関係が続いた後、カラスは飛び立った。でも、そんなに遠くではない(様子見するためかもしれない)。
・・・しばらくその場に居合わせたけれど、最後まで見届けることなく、わたしはその場を去った。
(*)追記6/22: カラスを追い払うには、石を拾って投げるポーズをするだけで効果があると、ベテランの方からうかがった。


帰り道、雨上がりとはいえ、上空は鼠色のまま。ただし、南、西、東の地平線に、雲と地面の間に隙間ができて、青い空が微かに覗いて見えた。北の地平線は、家屋に隠れて確認できなかった・・・。

(資料)「ゆめ(Երազ)」(Շահազիզ)

コーカサスの内陸国に、かつて大国であった不思議な文字を持つ「アルメニア」がある。歴史的にユダヤ人に似たディアスポラの運命に翻弄され、現在、国内よりも海外に倍近く人口が離散しているという。
言語は、何と「平叙文での基本的な語順は〔主語S+目的語O+動詞V〕のSOV型」とのこと。会話の習得に役立つツールに「LingoHut」*があるが、ちょっと手が出せない。残念!
(*)LingoHut: https://www.lingohut.com/ja/l76/アルメニア語を学ぶ

アルメニアの詩人「Smbat Shahaziz(Սմբատ Շահազիզ)」(1840年~1908年)の詩「ゆめ(ԵՐԱԶ)」が歌になっている。哀調を帯びた曲に、どこかで聞いたような気になる。

(本ブログ関連:”路に立つ木は曲がって”)

次は、アルメニア語が全く不案内なので、生成AIの「ChatGPT」、「Gemini」による日本語訳を併記した。

詩「ゆめ(ԵՐԱԶ)」
----------------------------------------------------------------
Ես լսեցի մի անո՜յշ ձայն, -
Իմ ծերացած մօր մօտ էր, -
Փայլեց նշոյլ ուրախութեան,
Բայց ափսո՜ս որ երազ էր:

Կարկաչահոս աղբիւրն այնտեղ
Թաւալում էր մարգարիտ, -
Նա յստակ էր, որպէս բիւրեղ,
Այն երա՜զ էր ցնորամիտ:

Եւ մեղեդին տխուր, մայրենի
Յիշեց մանկութեան օրեր.
Մօրըս համբոյրն ես զգացի,
Ա՜խ, ափսո՜ս, որ երազ էր:

Կուրծքին սեղմեց կարօտագին,
Աչերս սրբեց - շատ թաց էր, -
Բայց արտասուքս գընում էին...
Ա՜խ, այդ ինչո՞ւ երազ էր...


私は夜明けにひとつの(優しい)声を聞いた、
それは亡き(歳老いた)母のそば(もと)にあった、
喜びのしるしを囁いて(光が輝いて)いたが、
ああ、それはただ風のざわめき(夢)であった。

そこには桜の木が立っていた(せせらぎ流れる泉があり)、
真珠を咲かせ(転がし)ていた、
微笑むかのように見えたが(水晶のようにすんでいて)、
それはただの巧妙な幻影で(驚くべき夢で)あった。

そしてポプラの木、しなやかで優しい(悲しくも懐かしいメロディーは)、
幼少期(幼い日)の日々を思い出させた。
私は母がそばにいるように(キスを)感じたが、
ああ、それはただ風のざわめき(夢)であった。

苦しみで目を閉じた(胸に憧れを抱きしめ)、
涙が溢れた - 耐え難かったが(目を拭いたけれど)、
しかし、なぜ、なぜなのか(涙は流れ続けた)、
それはただ風のざわめきであった(ああ、あれは夢だったのか)。
----------------------------------------------------------------

ChatGPT 訳説明(原文)
・こちらが、アルメニアの詩人スンバト・シャハジズの詩の日本語訳です:
・この訳は、オリジナルのアルメニア語詩の感情豊かな雰囲気を尊重しつつ、日本語に忠実に再現したものです。

Gemini 訳説明(原文)
・この詩は、アルメニアの詩人サイアト・ノヴァ**によって書かれたものです。彼の詩は、愛、喪失、そして故郷への憧憬をテーマにしたものが多く、アルメニア文学の中で最も愛されている作品の一つです。
(**)Geminiが、なぜ詩人を間違えたのかどうか、判断する術を持ち合わせてない。
・この詩の中では、語り手は美しい歌声とせせらぎ流れる泉を夢に見ます。これらのものは、語り手にとって幸福と安らぎの象徴であるようです。しかし、目覚めると夢であったことに気づき、深い悲しみと喪失感に襲われます。
・この詩は、人生の儚さと、私たちが失ったものへの憧憬を美しく表現しています。

Gemini:補足
・この翻訳は、詩の意味をできるだけ忠実に再現することを心がけました。
・詩の中の比喩やシンボルは、日本語に翻訳すると意味が伝わりにくくなる場合があります。そのような場合は、原文のニュアンスをできるだけ残すように努めました。
・詩の形式は、原文のリズムや韻律を考慮して日本語に再現しました。

Gemini:参考資料
・Սայաթ-Նովա - Ես լսեցի մի անո՜յշ ձայն 
・Sayat-Nova - I Heard a Sweet Voice 


Ruben Hakhverdyan & Lilit Pipoyan- Yeraz
https://www.youtube.com/watch?v=e8tFkrE2X7s


Երազ - Ես լսեցի մի անուշ ձայն - Դավիթ Մաթևոսյան -Yes lseci mi anush dzayn
https://www.youtube.com/watch?v=agL4tBOphyE

2024年6月17日月曜日

ハルシャギク

この時期、公園の散歩道の傍らには、棘を持つ「ワルナスビ」が白い(ときには淡い紫の)花を咲かせている。公園を横切る小川の岸辺(川原)に、もっと目立つ花がある。それは「ハルシャギク」の黄色の花だ。花(舌状花)の中央には、焦げ茶色の花(筒状花)があって、アクセントになっている。ハルシャギクの黄色の花は、緑の草々のなかに帯状に群生して、日ましに増えているような気がする。

(本ブログ関連:”ハルシャギク”)


ヒメジョオン
小川に沿った散歩道に、「ヒメジョオン」の白い花が群れている。地味な野草で、似た花に「ハルジオン」があって、ヒメジョオンとの違いが気になる。ハルジオンは、葉が茎を抱く(包む)ように付いているかどうかが見分けのポイントだ。かつ、蕾(つぼみ)が下を向くというが、ヒメジョオンの蕾もけっこう下を向いているものがある・・・だんだん区別に自信がなくなる。

(本ブログ関連:”ヒメジョオン”)

ネムノキ
小川の土手に、「ネムノキ」が一本立っていて、遠目に薄紅色の花が見える。近くに寄って観察すると、細い「淡紅色の花が10~20個集まって」いるのが分かる。ネムノキの葉の並び方を「羽状複葉」というそうだが、むしろシダに似た古代の趣きがする。花も葉も不思議な木だと思う。
ー ネムノキから、ねむの木学園、宮城まり子、吉行淳之介を思い出す・・・。

(本ブログ関連:”ネムノキ”)


(追記)
ガクアジサイ
先日(6/15)記した「ガクアジサイ」を再確認した。葉にうぶ毛が無いなどから「ヤマアジサイ」と違うと感じた。

2024年6月16日日曜日

滄浪泉園と市民講座

午前に定例開催の自然観察会を欠席した。実は昨年の12月17日以来のこと、およそ半年間にもなる・・・もはや、諦めたといってもいいかもしれない。昨晩、出席しようと前向きだったにもかかわらず、今朝になって、現地集合時刻を15分過ぎているの気付いたほど。
ー 今月末(6月29日)に別場所で開催の、一般公開の自然観察会には参加するつもりだ。

滄浪泉園
自然観察会の欠席を補う意味から? 市街地にある「滄浪泉園」*へ出かけてみた。同園は、大通りを背に南側に向って、国分寺崖線の斜面を利用して設けられた別荘跡地で、回遊式の庭園は丁寧に自然が保全されている。
(*)滄浪泉園:明治~大正時代に活躍した名士の別荘地で、犬養毅元首相によって名付けられた。

(本ブログ関連:”滄浪泉園”)

受付を通り園内に入ると、樹々がうっそうと繁り、外界の喧噪から隔離される。聞こえてくるのは、風に揺れる木立の葉擦れ音ぐらい。一気に場面転換される。
園の斜面下には、崖線からの湧水(「東京の名湧水57選」に選ばれた)が溜まる池があり、やがて野川に注がれる。

園内を巡ってすぐ、はたと気付いた。湿気の多い日かに特有の「ヤブ蚊」の襲来だ。これには参った・・・半袖姿のこの時期は特につらい。さらに、順路を覆う枝葉から、小さな虫やダニが落ちて来るのではないかとハラハラする。実際、ヤブ蚊に手首をやられて腫れた。
(どこかに巣でもあるのだろうか、樹上のカラスたちが必死に鳴き続ける道筋があった)


市民講座
滄浪泉園でしばらく過ごした後、近くで開催の市民講座会場へと向かった。
講演は「近世日本の城郭の復元」について、歴史解説と復元計画の事例紹介であった。正直なところ、門外漢には講演内容について、どう信頼すればよいのか分かりかねた。残念な結果だった。

2024年6月15日土曜日

映画「九十歳。何がめでたい」を見たい

きょうは午前中、公園を巡って草花を(軽く)観察した。そして午後は、久し振りに近隣街へ出かけて(軽く)買い物をした。今回は、近隣街での買い物について記す。

電車に久しぶりに乗る。買い物はAmazonで済ませればよいのだが、そうするとますます出不精になる。駅の階段を上り下りして、足腰を鍛えるためでもある。電器店やユニクロを廻り買い物をしたが、目当ては書店での本探しだ。

■「ワイド版 散歩が楽しくなる 雑草手帳」(稲垣栄洋著、東京書籍)
「雑草」について多数の著書がある、稲垣栄洋氏の「ワイド版 散歩が楽しくなる 雑草手帳」を書棚に見つけた。雑草はどこにでも在って目にしやすい・・・身近に観察できる気安さに合わせて、興味深い話題を散りばめた、とても読みやすい図鑑でもある。例えば、次のように。
・「シロツメクサ」は「詰め草」でマメ科。「ツメクサ」は「爪草」でナデシコ科。
・ダーヴィンが「種の起源」の中で、「アカツメクサ」を例に、「野良猫が多い村では、クローバーがよく茂る」と書かれた、「風が吹けば桶屋が儲かる」式の話を紹介している。その理由は・・・。


■「九十歳。何がめでたい」(佐藤愛子著、小学館文庫)
ところで、かつて狐狸庵先生(遠藤周作)と仲の良いグループに作家の佐藤愛子がいて、今も女性版狐狸庵の役割を果たしている・・・とても息の長い活動のようで、今回、齢に合わせて書かれたエッセイが映画化されるという*。今月の21日に全国公開とのこと。

(本ブログ関連:”映画「九十歳。何がめでたい」”)

書店と同じビルに喫茶店があって、そこでしばらく読んでみた。べらんめえ調(実は兵庫出身)の刺さる言葉を随所に配置していて、その表現に噴き出し、思わず身をよじらせた。老化が何だ、老化ですべてを片付けるなよといわんばかり・・・啖呵の切り方が本当にうまくて納得できる。映画もぜひ見てみたいと思っている。

(*-1)松竹株式会社: 映画『九十歳。何がめでたい』
    ー https://movies.shochiku.co.jp/90-medetai/
(*-2)予告編:「『九十歳。何がめでたい』本予告60秒【6.21㊗公開】」
    ー https://www.youtube.com/watch?v=V9QOk8sDNvw&t=60s

紫陽花、半夏生

きょうは午前中、公園を巡って草花を(軽く)観察した。そして午後は、久し振りに近隣街へ出かけて(軽く)買い物をした。今回は、公園巡りについて記す。

公園に、あまり目立たない出入口があって、木立に覆われた湿った場所がある。そこに、いろいろな姿をした「アジサイ(紫陽花)」が一列に植えられている。アジサイは、普段どこでも目にする余りにも身近な存在である。実は原産は日本とのこと。ちなみに、アジサイの学名の命名に、シーボルトとの因縁がある*。
(*)「アジサイとシーボルト」(神戸市立森林植物園 あじさい情報センター)
    ー https://www.kobe-park.or.jp/shinrin/ajisai/arekore/arekore07/

アジサイは、細い幹がいくつも伸びて、その先に大きな花を咲かせる様から、大型の野草と勘違いしてしまいそうだが、落葉低木の一種であり、その花は、色も形も多様だ。Wikipediaによると:
・アジサイの花は、4枚の顎(がく)片が変化してできた装飾花だそうだ。
・アジサイの花の色は、土壌の酸性度(ph)によって色が変化する。「酸性ならば青、アルカリ性ならば赤」になる。色彩は、〔土壌のアルミニウム・イオンの量〕 + 〔アジサイの色素アントシアニン〕の反応により決まるという。

アジサイの原種は、日本の「ガクアジサイ」で、次の写真の右端の形態にあたるが、似たものに「ヤマアジサイ」があって、公園のアジサイがいずれなのかよく分からない**。


(**-1)ウェザーニュース:「大きいのはどっち? ガクアジサイとヤマアジサイの見分け方」
    ー https://www.youtube.com/watch?v=Mppy_B3y95M
(**-2)追記 6/17: 葉の形状について、うぶ毛が少なく・やや厚いことから、ガクアジサイと推測した


オカトラノオ(写真左)、ハンゲショウ(写真中央)、クサノオウ(写真見)
公園併設の「自然観察園」の西側を(軽く)巡ってみた。土曜日でもあり、子連れの家族や、中高年の集団が多く訪れていた。
・「オカトラノオ」: アニメの「ちびまる子ちゃん」に登場するキザ(気障)な性格が特徴の「花輪くん」の髪形を思い出す。ちょっと異質感をかもし出す白色総状の花が目立つ。
・「ハンゲショウ」: またこの季節が来たかと。昔の女性が、首筋に白粉を厚く塗り付けた様をどうしても想像してしまう。
・「クサノオウ」: とても地味な花だが、「皮膚疾患に有効な薬草という意味で瘡(くさ)の王だという説」(Wikipedia)があるそうだ。見かけによらず、薬効があったのだろう。

2024年6月12日水曜日

深夜にスポーツ番組を見ること

深夜に目が覚めるのは、歳のせいで致し方ない。寝起きついでに、たまたまテレビをつけたところ、目にした番組に熱中してしまい、そのまま見入ってしまった。

きょうの日付に変わった午前1時26分に、NHK総合テレビで放送*された、2011年のFIFAワールドカップでの日独女子サッカーの試合だ。それまでドイツに連敗していた日本の女子チームが長いつばぜり合いの末、延長戦で丸山選手のゴールの結果、1-0で勝利した映像だ。
(きょうの地上波の放送は、BSで放送されたものの再放送のようだ)

(*)「FIFAワールドカップ伝統の試合 ノーカット 女子2011年準々決勝 ドイツ-日本」
    ー https://www.nhk.jp/p/fifanocut/ts/L3R8G119QZ/episode/te/GV19V9765L/

まさか延長戦になるとは。深夜に目覚めた理由との葛藤も始まった・・・。

延長戦で丸山選手が決勝ゴールした後、終了までの間、別の意味で頑張って見つづけた。

それはともかく、2011年のFIFA女子ワールドカップの日米決勝戦も、いずれ放送されるだろう。優勝トロフィーを持ちあげた澤選手を囲む選手たちのバックに、金色の紙吹雪が舞い上がった光景は今でも目に焼き付いている。次回の放送が楽しみだ。

2024年6月10日月曜日

クマノミズキ、ヤエクチナシ

昨深夜から降り始めた雨は、今朝になってようやく止んだ。とはいえ、昼前に家を出たとき、まだ霧雨状態だった。気にせず公園へ向かううちに、空は明るみ晴れ渡った(とはいえ、安定したものではなかったが)。

まず公園の南側を周って、いつもの観察路のある北側へ移動したとき出会った、花が咲いていた次の樹々について記す。


クマノミズキ(写真左)、ヤエクチナシ(写真右)
・公園南側から北側へ陸橋を渡ったところに、落葉高木の「クマノミズキ」の一木が立っていた。木全体が白い花に覆われていて、近づいてよく見ると、細くて小さな花弁であることが分かる。樹名板に「熊野水木。落葉高木。葉が対生します。枝先に白い小さな4弁花が多数つきます。果実は黒く熟します。ミズキ科」と記されている。
・公園北側の出入り口に常緑低木の「ヤエクチナシ」(クチナシの八重咲き)があって、きょう現在、花弁がいくつか開き始めた。かつ蕾(つぼみ)がまだまだ多数ある。
このところ、何度か触れたが、やっとカメラにおさめたので次に載せる。

入梅 2024

最近小雨が続く。天気予報から、東京もそろそろ来週あたり「梅雨」ではと感じる。すでに、沖縄・奄美(5/21) → 九州南部(6/8) → 四国(6/9)の順に「梅雨入り」している。(ちなみに今年の梅雨入りは、全般に遅れ気味とのこと)

「日々の歳時記」(広瀬一朗、中日新聞東京本社)に、夏の季語として、梅雨入りを「ついり」と読むが、梅雨そのものを「ついり」ともいうそうだ。発音としても、文字数としても短く直せつ的で按配よさそう。

実際の気象観測による梅雨入りとは別に、「雑節」に「入梅」があって、きょう(6/10)がそれにあたる。Wikipediaは、入梅について次のように記している。
----------------------------------------------------------------
(入梅は、二十四節気の)「芒種」当日から9日後までである。新暦ではおよそ6月4日から6月16日までを変動し、平均すれば6月10日ごろとなる。
----------------------------------------------------------------

昨夜来の雨も、朝方にはやんだ。梅雨は行動範囲を狭めると不満をいうのは、都市生活者のわがままでしかない。きのう、農家の方にジャガイモの話をうかがったばかりでないか。農事者にとって、雨は栽培に必須であり、梅雨は天からの恵みのときに違いない。


■ 気象庁
・「天気予報等で用いる用語」に、気象としての「梅雨入り」について「数日から一週間程度の天候予想に基づき、地方予報中枢官署が気象情報として発表」すると説明している。 
 ー https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/yougo_hp/kisetsu.html
・「令和6年の梅雨入りと梅雨明け(速報値)」
 ー https://www.data.jma.go.jp/cpd/baiu/sokuhou_baiu.html
地方令和6年平年差昨年差平年昨年
沖縄5月21日ごろ11日遅い3日遅い5月10日ごろ5月18日ごろ
奄美5月21日ごろ9日遅い3日遅い5月12日ごろ5月18日ごろ
九州南部6月8日ごろ9日遅い9日遅い5月30日ごろ5月30日ごろ
九州北部6月4日ごろ5月29日ごろ
四国6月9日ごろ4日遅い11日遅い6月5日ごろ5月29日ごろ
中国6月6日ごろ5月29日ごろ
近畿6月6日ごろ5月29日ごろ
東海6月6日ごろ5月29日ごろ
関東甲信6月7日ごろ6月8日ごろ
北陸6月11日ごろ6月9日ごろ
東北南部6月12日ごろ6月9日ごろ
東北北部6月15日ごろ6月9日ごろ


■ ウェザーニュース
・「関東・甲信エリアの梅雨情報」
 ー https://weathernews.jp/s/news/tsuyu/kanto/
・「2024年梅雨の見通し」
 ー https://weathernews.jp/s/topics/202405/150135/

2024年6月9日日曜日

(昨日に追記)シャドークイーン(ジャガイモ)とクチナシ

きのうのブログ(6/8)に、「ムラサキツユクサ」の花を記したが、他に不明の畑地に咲く野菜の花と、小公園入口の木の花について、きょう確認が取れたので、昨日のブログに追記した。

重複する記述になるが、念のため次の通り。

■ ワルナスビの花に似た花が咲く野菜 について
・農家の方が運よく居合わせたので、教えてもらった。
ー 品名「シャドークイーン」の「ジャガイモ」。ジャガイモは、ナス科の植物
ー 実の中身が紫色をしており、花は白いとのこと。
ー 写真も追加した。

■ クチナシの花か? について
・花を分かりやすく写真に撮って、Googleの画像検索をした。
ー 画像検索の結果。「クチナシ」との回答を得た。
ー 花に鼻を近づけたところ、甘い芳香がした。
ー 写真も追加した。

2024年6月8日土曜日

ムラサキツユクサの花

昼近くに、快晴の空と爽やかな風に誘われて公園へ出向いた。途中、畑で花を咲かせている野菜が気になったが・・・分からずじまい。何の野菜か探す術(スキル・知識)がないと言い訳するしかない。公園の小川は、水量も十分のようでなにより。ただし水鳥は見つからない。

■ ワルナスビの花に似た花が咲く野菜
・公園へ行く途中に畑があって、小さな畝に、野草の「ワルナスビ」とそっくりな花を咲かせる野菜が育っていた。「なすび」の栽培かと思ったが、花弁が白色で気になる(なすびの花は一般に紫色)。ネットに「白なすび」の花は白色という情報があるが。もし、畑地に農家の人がいれば、何の野菜か尋ねたいところ。
・ワルナズビの花は白色が多い気がしたが、公園の道端をよく探すと、薄紫色のものも結構ある。この場合の色の差は、小さな変異に過ぎないだろうけど。

(追記 6/9)
上記畑地そばを通りかかったところ、農家の方がいて野菜の名前などを教えていただいた
ー 品名「シャドークイーン」の「ジャガイモ」。ジャガイモは、ナス科の植物。
ー 実の中身が紫色をしており、花は白いとのこと。
ー 写真も追加する。


■ ムラサキツユクサの花
公園内を巡っていたとき、「ムラサキツユクサ」の花と出会った。小振りの「ツユクサ」と比べて丈が大きく、花弁の数もツユクサの2枚に対して3枚と多い。同じツユクサ科だが、サイズ感が違って分かりやすい。


(参考)「アタマの中は 花畑」
 「【露草】ツユクサとムラサキツユクサの違い・特徴は?」(あんだば氏、2022-06-15)
    ― https://www.kankitsukeip.com/entry/2022/06/15/220503

■ クチナシの花か
・公園の入り口に低木の「ヤエクチナシ」が例年白い花を咲かせている。今年はツボミばかりで、まだ見せていない・・・と思ったが、よく探すと2輪ほど咲いているのを見つけた。これから楽しみだ。
・実は、住宅街に小サイズの公園があって、その入り口に2株ほど「クチナシ」と思われる木が白い花をいっぱい咲かせている。ただし、一瞬前を通り過ぎただけで、芳香を確認するでもなく、観察・鑑別する力量もない。

(追記 6/9)念のため、カメラにおさめた。そのうえで、Googleの画像検索をした。
ー 画像検索の結果。「クチナシ」との回答を得た。
ー 花に鼻を近づけたところ、甘い芳香がした。
ー 写真も追加する。

2024年6月7日金曜日

(資料)ドクダミ

今年も庭一面に、ドクダミ科の多年草植物「ドクダミ」が生えていて、どう扱うか考えあぐねている。なにしろ草刈りは面倒な作業なので、年一回しかやってない。いつものようにナイロンコード式の草刈り機で一掃するしかないのだが・・・いつやろう。
ちなみにドクダミの仲間に、自然観察園で6-7月ころに葉の一部を白く化粧する「ハンゲショウ」がいる。こちらは、ドクダミほどの臭気はない。

(本ブログ関連:”ドクダミ”、”ハンゲショウ”)

(参考)皿倉山VC(ビジターセンター)
「第28話『ドクダミ科は不思議な要素を含んだ植物です』」(田代誠一氏)
https://www.hobashira-aigo.jp/docs/第28話「ドクダミ科は不思議な要素を含んだ植/


ブログに、庭のドクダミについていろいろと小言・不満を記しているが、刈り取り作業の結果を報告をしたことがない。作業は体力を消耗する・・・草刈りした後、さらに鍬(くわ)を使って地中の根を絶やす必要がある。そんなわけで、ぐったりして書くことを忘れている。

今年の草刈りはいつやろう、「梅雨明け」にでもするか・・・。


ドクダミの効用
毒性もない、三大薬草といわれるドクダミで茶作りにチャレンジしてみようかな。Wikipediaに次のよう記されている。
----------------------------------------------------------------
・花期の地上部を陰干し乾燥させたものは、日本では生薬として十薬(じゅうやく; 重薬や蕺薬とも書く)とよばれる。
十薬の煎液には、利尿作用緩下作用高血圧・動脈硬化の予防作用抗炎症・鎮静作用駆虫作用などがあるとされる。
・民間では乾燥した(焙煎することもある)花つきドクダミを煎じ、ふつう1日3杯程度服用する。ただし、妊婦の服用や過剰摂取、長期の連続使用は避けるべきとされる。
----------------------------------------------------------------


ドクダミは邪魔もの扱いされているが、ドクダミ茶、チンキなどにすると薬用があるようで、その作り方をネットで調べてみた。

(資料-1)ドクダミ茶、チンキの基本
「Food for Well-being KAWASHIMAYA」サイト
・「どくだみの効果効能|どくだみ茶やチンキなど活用法もご紹介」(監修 稲尾貴子)
    ー https://kawashima-ya.jp/contents/?p=11300#SEC_04

(資料-2)健康茶:ドクダミ茶の作り方
 ・小量の茶葉の作り方(試飲の感想がある)
    ー https://www.youtube.com/watch?v=kG2dZlnkvtk
 ・大量の茶葉の作り方
     ー https://www.youtube.com/watch?v=a6Xy6etf3BY
 ・強烈な試飲の感想がある茶葉の作り方
    ー https://www.youtube.com/watch?v=DW6_LPXACk0

(資料-3)虫除け:ドクダミチンキの作り方
 ・野菜を食う害虫の駆除
 ・花を瓶詰にして焼酎に漬ける。噴霧して使う
    ー https://www.youtube.com/watch?v=bdnGoljO91M

2024年6月5日水曜日

芒種 2024

きょうは、二十四節気の「芒種(ぼうしゅ)」。イネ科植物*の籾殻(もみがら)に見られる「棘(とげ)」、すなわち「(のぎ)」を持つ栽培植物の「種」を播(ま)くころ。ただし、現実の6月は、田植えの時期でもあるので、種まきはもっと早い。
(*)イネ科植物:「イネ、ムギ、タケ」と「トウモロコシ、キビ、ヒエ、ススキ」の2系統

(本ブログ関連:”芒種”)

最近寝不足で、昼下がりに転寝してしまった。目が覚めると、掛け時計が4時を指していた。明け方の4時かと勘違いしそうになったが、それにしては明るすぎる・・・ようやく気付いた。NHKの「チコちゃん」に、「ボーっと生きてんじゃねーよ!」と叱られそうな気がした。


「芒」の字について
① 記憶違いなのか、ネットを探しても見当たらないものがある。それは、麦畑で遊んだ子どもが、芒(のぎ)に目を突いて失明するという話しだ**。今は、そんな遊びもない時代なのか・・・。
(**)動物病院(現在は犬が散歩中に被害にあう)
    ー https://119.vc/aimblog/archives/204

② 小児のウィルス性感染症に「はしか(麻疹)」がある。その語源に「芒」があるそうで***、症状が、イネ科植物の穂先にあたってチクチクするのと似ているからという。
(***)「看護roo!」用語辞典
    ー https://www.kango-roo.com/word/20903

③ そもそも「芒」の文字は、草かんむり「艹」に「亡」****が組み合わさっている。亡は「亡ぶ」の意があることから、こんな気分になる・・・、すなわち、「麦穂」や「稲穂」がたわわに実ることは生存へつながるため黄金に例えたりするが、風に吹かれて一斉に揺れる景色を見ていると、何故かボンヤリした手がかりのない感がしてくる。
(****)書き順辞典(楷書では「亡」の文字)
    ー http://kakijun.com/c/8292.html

2024年6月4日火曜日

昼の自然観察園

夜の7時過ぎ、遠くで雷鳴がした。山の影のように轟きを変化させ、間をおいて繰り返しながら近づいてきた。小雨を従えていたらしい、雨音が始まった。ときどき雷鳴がゆるりと、そしてだらだら響いた。雨雲の移動に伴う現象だろう。

昼間、おおかた快晴で、日射しがカラッとして過ごしやすかった。そこで、公園併設の「自然観察園」へ出かけた。人影はちらほら、賑わせたのは雑草ばかり。「ドクダミ」が勢力を増している・・・ 観察園を支配するのではないかと気になるほど。

園の入口にある掲示板は、月ごとに推奨の草花写真を地図上にプロットしている。ざっと見渡して、今月は地味なようである。とはいえ、掲示板横に配置の(今月の)「花だより」(見ごろの花一覧と観察順路図を記載)を手に園内(西側)を巡った。

ユキノシタの花(写真左)、ヤブヘビイチゴの実(写真中央)、ムラサキシキブの花(写真右)
・子どものころ、切り傷に効能があると教わった「ユキノシタ」の丸い葉の間から伸びた、細い枝先に白い花を咲かせている。下向きに2つに分かれた花弁は思った以上に小さい。草むらに、葉を見つけるのが先だった。
・観察順路の脇に生えた雑草の影から、「ヤブヘビイチゴ」の赤い実が顔をのぞかせた。そのなかでも、大きな実を見つけ撮ってみた。実に見事なサイズだったので、思わず食べてみたくなるほどだった。
・園内を巡った終り方、掲示板近くに戻って来たとき、落葉低木の「ムラサキシキブ」に淡紅紫色の花が咲いていた。秋の丸い紫の実もそうだが、初夏の花もかわいらしく、紫式部の名を思い出して惹き付けられる。

2024年6月3日月曜日

雷雨、地震、そして麦と米の栽培カレンダー(「麦打ち唄(棒打ち唄)」)

雷雨
きょうの午後4時半過ぎ、激しい降雨とともに雷鳴が轟いた。テレビニュースは「ゲリラ雷雨」と報じた。そして夜、また降り出した・・・。
実は、きのう(日曜日)の午後1時過ぎ、市民講座を聴講しようと家を出たところ、すぐに大粒の雨が降ってきたので、慌てて家に戻った(雨脚を懸念して欠席した)。

こんな雨降りに、「梅雨入り」間近かというとそうでもない。今年の先陣を切って梅雨入りした沖縄、奄美地方でさえ、例年と比べて約10日ほど遅い。天気予報によれば、関東・甲信地方は、これから後は晴れの日が続くという。数日すれば、連日の雨をケロッと忘れているだろう。(きょうの雷雨も10数分間しておさまり、「ドバト」が鳴きだせばあっけない)

地震
それよりも、早朝の能登半島先端の「珠洲(すず)市」と、それに隣接する日本海側の「輪島市」で、震度「5+」(5強)の地震が、今年の元旦以来繰り返された。ただし、東京では体感できなかった。だからという訳ではないだろうが、地震についてのテレビ報道がとても薄かったのに驚く。

■ 気象庁:地震情報(詳細情報)
https://www.data.jma.go.jp/multi/quake/quake_detail.html?eventID=20240603063636&lang=jp
----------------------------------------------------------------
・地震検知日時       2024/06/03 06:31
・緯度/経度     北緯37.5度 / 東経137.3度
・マグニチュード    5.9
・震源の深さ         10km
・震央地名            石川県能登地方
----------------------------------------------------------------


麦と米の栽培カレンダー
ところで6月の景色に、「ムギ」の収穫と、「コメ」稲の苗を植える 田植が浮かぶ。気になるのは、一年を通した米と麦の栽培カレンダーだ。町の住人にも理解できる、月別の農作業を知りたくネットを探したところ、次のカレンダーがあった。

■「おいしい大麦研究所」サイトの「大麦百科」に、「日本の風土で育つ大麦の一年」(2019年10月02日)の記事に、「大麦」・「米」の農作業の解説と「大麦栽培カレンダー」(月別表形式)が掲載されている。
https://www.hakubaku.co.jp/omugi-lab/hyakka/oomugi-ichinen/

栽培カレンダーは、大麦中心に、稲作はザックリと、次のように表示している(版権都合上、ことばで記述する)。
大麦
    11月:種まき → 1~2:麦踏 → 4~5月半:出穂 → 5月:登熟 → 6月:収穫
(「夏は稲、冬は麦という」二毛作の場合)
    6月:田植え → 9~10月:収穫
   
6月は、麦を収穫、米は田植えということになる。


「麦打ち唄(棒打ち歌)」
麦については、天日干しした後、麦打ち(脱穀作業のため「麦打ち唄」がかつて歌われた)がある。この歌には、どの地域でも、十七八の娘を思い浮かべる歌詞がある。仕事が終盤になると誰しも余裕が出るのかな・・・オットットット農家は忙しい、田園地帯なら稲作作業が待っているだろうし、水が乏しかった江戸時代の武蔵野台地の場合は、どうやら栗、蕎麦(ソバ)、豆などの農作業があるのかな?

(本ブログ関連:”麦打ち唄”)

Youtube: 東京都下の多摩地区にある清瀬市の「棒打ち唄」より
- 清瀬の仕事唄6「棒打ち唄2」〈制作 清瀬市郷土博物館学芸員 内田祐治氏〉
- Youtube(清瀬市郷土博物館 Museum Kiyose)の「...もっと見る」に解説がある

2024年6月1日土曜日

野鳥観察(68)

夏になると、早朝4時過ぎには窓がうっすら明からむ。深夜3時過ぎまで起きていたため、なかなか寝つけないでいるうち、5時となり起床する。きょうは、野鳥観察(探鳥会)の日なのだ。

(本ブログ関連:”野鳥観察”)

今朝も少しひんやりする。長袖シャツ姿で出かける。早朝の住宅街を「ヒヨドリ」が元気に飛び交い、観察場所の公園に入ると「ウグイス」が「ホーホケキョ」と迎える(帰りもそうだった)。集合場所手前の橋から小川を見おろしたところ、「カルガモ」が1羽浅瀬にポツンと立っていた。
(明け方の別場所で、「カッコウ」が鳴いていたとベテランの方が語っていた)

探鳥会は、今回も新規参加者を得てスタートした。途中、遅れてきた会員も加わり膨らんでいく。そして、いつものように賑やかだが、公園内はいたって静か鳥たちの鳴き声、飛ぶ光景もわずか・・・先週(前回)よりも少ない。この時期はそうなのだとのこと。

下記内容も含めて、会長からこんなお話をうかがった。
ー 最近の住宅は雨戸の戸袋がない(シャッター方式多い?)、そのため「スズメ」が住宅難
ー 「クリ」,「トウネズミモチ」,「カツラ」の木に香りがある(桂=キャラメルの香り/秋)
ー モクセイ科の木は、葉の付き方が「対生」(ex.「イボタノキ」,「キンモクセイ」)

今回も、会長やベテランの方から解説いただいたり、自分なりに目視とカメラ写真で確認・整理したものから、次に記す(聞き間違いがありましたらご容赦)。
・シジュウカラ: 出発早々、樹間を飛んだ(その後も含めきょうの最多!!とのこと)
・ムク(ムクドリ): きょうの悪目立ちか、飛んだり、地面を歩いたり
・ボソ(ハジボソカラス): 探鳥会の趣旨でカウントの対象だが、わたしとしては・・・
・メジロ: 鳴き声がした、「長兵衛、中兵衛、長兵衛中兵衛」と例えると教わった
    -------
・ヤマボウシ: 木立の遠くに、薄紅色の花を咲かせているのが見えた
・イボタノキ: モクセイ科の特徴として香りがあるそうだが、花に鼻を近づけたが・・・分からず
    -------
・ワルナズビ: 路傍に咲き始めた。ちょっと見に可愛いけれど棘(トゲ)がある有害雑草


今回、チャンスに恵まれず不発に終わりそうなので、何かいいものがないかと思案した。
・そうだ、観察路として脇道を通るグラウンドで、早朝働いている「ロボット草刈り機」を思い出してカメラにおさめた。家庭用(私は所有してないが)掃除ロボットのような動きをしている。
・終着地点に向かう道すがら、あちこちに咲いている「ワルナスビ」の花が目に留まった。これもおさめておこうと思った次第。

2024年5月31日金曜日

きょうで5月が終わり、あしたから夏

昔のラジオ番組「君の名は」には有名なナレーションがあって、「忘却とは忘れ去ることなり」と人生の局面(運命を納得すること)を語った。そんな大げさなものではないが、近ごろ「時」の経過を忘却する。ブログに書いたことすらも忘れる・・・納得してないのに。

(本ブログ関連:”君の名は”)

だから、PCの横に「日付」と「曜日」を大きく強調したデジタル時計を置いているのだが、それすら見落としていることが多々ある。

きょうは5月31日、気象庁の季節区分*で「春」が終わる。あしたから「夏」になる。
(*)気象庁:「時に関する用語 - 季節を表わす用語」
    ー https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/yougo_hp/toki.html#A95
    ・春:3~5月
    ・夏:6~8月 
    ・秋:9~11月
    ・冬:12~2月

それに比べて「初夏」といった表現は、二十四節気**をもとに、Wikipedia***やネット情報によれば「立夏」~「芒種」の前日(すなわち「小満」)までとなる・・・ゆるい感じで。
(**)国立国会図書館「二十四節気(にじゅうしせっき)| 日本の暦」
    ー https://www.ndl.go.jp/koyomi/chapter3/s7.html
(***)Wikipediaによる
    ・初春:「立春」~「啓蟄」の前日(すなわち「雨水」いっぱい)まで
    ・初夏:「立夏」~「芒種」の前日(すなわち「小満」いっぱい)まで
    ・初秋:「立秋」~「白露」の前日(すなわち「処暑」いっぱい)まで
    ・初冬:「立冬」~「大雪」の前日(すなわち「小雪」いっぱい)まで

すでに初夏(立夏5/5~芒種の前日6/4)である。このところ太陽が強く照り付ける日があるものの、雨天が続いている。

初夏の鳥(カッコウ、ホトトギス、ツツドリなど「カッコウ科」)の情報を、野鳥観察(探鳥会)の幹事さんから求める案内をいただいている。昨年の6/4の未明、「カッコゥ、カッコゥ、カッコゥ」の鳴き声を聞いたが、今年はどうだろう。

(本ブログ関連:”カッコウ”)

2024年5月29日水曜日

(資料)Somewhere Only We Know

人間の進化に家族があって、その特徴の一つに「おばあさんの役割」*があるという。家族の中で、おばあさんが孫の面倒をみるのは人間だけだそうだ。考えてみれば、動物は単独かある程度大きな集団で生活している。人間のように小さな家族単位の縦系列集団は、他に見かけないな。
(*)Cou Leur.【コソダテ進化論】: https://tochigi.couleur-mama.net/topics/23175/

そこで、最近思うこと。爺さんの役割ってどうなんだろう? そう、長生きすると役割が難しくなる(家業という職人技の継承がある場合は別だが)。孫との関係がおばあさんほど密になれない平凡な爺さんは、孫愛 → 人類愛へと一気に拡大してしまう。そこで、自然と慈愛あふれる「孫と祖父母」の関係を、Youtube映像で見たくなるものだ。


ところで、Youtubeのショート動画によく使われるバックミュージックで、気になる曲がある。幼児や小動物を慈しみ愛情をかける場面に最適な、見ているうちに自然と心が和み引き込まれる曲。それは下記の原曲をリミックス(再構成)したもののようだ。

原曲をネットで調べてみたところ、イギリスのロックバンド「キーン」の曲という。後に、老舗百貨店のクリスマス・ソング(テレビCM)に採用され、歌手「リリー・アレン」が歌って(カバーして)大ヒットした。テレビCFは、手作り感十分なストップモーション動画の制作風景とその作品を通じて、動物に歌詞の内容(何かをもう一度始めたい)を演じさせる展開になっている。

■「Somewhere Only We Know」(Wikipedia)
----------------------------------------------------------------
・「Somewhere Only We Know 」は、イギリスのオルタナティブ・ロックバンド、キーンが作曲・演奏した曲で、デビューアルバム『Hopes and Fears』 (2004年)からの最初のシングルとして公式にリリースされた。
・2013年、この曲は(百貨店)ジョン・ルイスのクリスマス広告で、リリー・アレンによってカバーされ、アレンのバージョンはイギリスのシングルチャートで1位を獲得した。
----------------------------------------------------------------

● ロックバンド「キーン
https://www.youtube.com/watch?v=Oextk-If8HQ

● 歌手「リリー・アレン」
(Lily Allen | Somewhere Only We Know (John Lewis Christmas Advert)
 

(参考)
HintClipサイト: 「販促担当者のためのHint(ヒント)をClipする」
「開始1ヶ月で2,000万回動画再生!英国老舗百貨店の秀逸なクリスマスCMと連動キャンペーン」(2015.12.18 [2018.11.10])
https://hc.kyodoprinting.co.jp/article/231/

2024年5月27日月曜日

日本海海戦

きょう5月27日は「日本海海戦」の日で、かつて「日露戦争」(1904年:明治37年2月~1905年9月)の形勢を逆転させた、対馬東方沖海域で行われた日本海海戦(1905年:明治38年5月27日~5月28日)の勝利を記念する日である。東郷平八郎大将の指揮のもと日本海軍連合艦隊により、ロシア帝国海軍のバルチック艦隊ほぼ全艦艇を撃滅した、

以前、旅行会社の「横須賀海軍カレーツアー」に参加したとき、京急の横須賀中央駅からすぐにある岸壁に記念保存されている、連合艦隊の旗艦となった戦艦「三笠」を見学したことがある。三笠の艦橋には、東郷平八郎司令長官、秋山真之作戦参謀などが並ぶ絵画「三笠艦橋の図」(東城鉦太郎画)と同じく、主要な人物の配置を金属板で示していた。

(本ブログ関連:”横須賀”)

子どものころのテレビは、今と違って戦争の記録映画を盛んに放送したし、少年漫画の世界では、「週刊少年マガジン」に戦闘機「紫電改」のパイロットを主人公にした <漫画> が連載された。また、「文芸春秋」(1956年4月号)は、戦争体験者の率直な記憶*を掲載した(招集令状の「赤紙」を付録にしていた)。
(*)率直な記憶: 
貫通銃創について<焼け火箸>で貫かれたとか、<バット>で叩かれたような激痛といった表現、および食料の不足によるひもじさ(飢餓感)などについて、肉体的な感想が主だった。後に後世代が語る、時代状況を俯瞰するような視点はなかったと記憶する。

以前のブログに転載(抜粋)したが、「文芸春秋」(2014年9月号)の対談「戦争体験は伝わるか」(哲学者木田元氏、ジャーナリスト徳岡両氏)は、戦争を語ることの難しさを示す。

(本ブログ関連:”戦争体験”、”昭和の日”)

中学時代の職業・家庭科の授業(男女は別授業)のとき、無駄口のない実直な教師が、設計図「三面図面」の書き方の事例として、戦闘機「零戦」を黒板に丁寧に描いて見せた。後になって考えると、当時の教職組合の思想と真っ向から反すると言われ兼ねないことだったかもしれない。

高校時代の日本史の授業のとき、急遽代講された老教師(高校生からはそう見えた)が、日露戦争の解説で、日本海海戦の「T字戦法」の航跡を黒板にダイナミックに描いて見せてくれた。

大学時代は、まるっきり別世界(別言語空間)だった。
余談だが、入学当時のころ、ある政党の青年組織は、ジーパンスタイルをブルジョワ的(プチブル)と批判していた。だが数年も経たぬうち、彼らもジーパンを履いていた。

2024年5月25日土曜日

野鳥観察(67)

目覚まし時計の調子が悪い。To-doに合わせてアラーム設定したが、ピリ..ピリ..と微かに鳴るだけ。でも、野鳥観察(探鳥会)の場合は特別、わずかなアラーム音にも敏感に反応して起床する。

(本ブログ関連:”野鳥観察”)

手際よく準備完了。フィールドで虫に刺されるのが嫌なので長袖にしたところ、家を出て気付いた。意外に涼しく風がある。早朝のこの時間帯は、きょうの日付に変わった深夜から気温が下がり、集合時刻には底を打ったようだ(21℃ ↘ 19℃ ↗)。

公園に入り、集合場所に近づくと、「ウグイス」の鳴き声「ホーホケキョ」が響いた。

バードウォッチング開始早々、犬散歩と出会った。そのとき、連れの「イングリッシュ・セター」犬が、前方草地にいる「ハシボソカラス」に対し、猟犬として狩りの体勢をとったのを見て、みなが驚いた。実に印象的な場面だった。

きょうのフィールドは、しかし静かだった。

下記内容も含めて、会長からこんなお話をうかがった。
ー 草の茎(ツメクサ、オオバコ、スミレ、オヒシバ、レンゲソウ)を使って勝ち負けする、男の子の「相撲遊び」がある。
ー 樹木の幹に名前などを標示した板を「樹名板」という。

今回も、会長やベテランの方から解説いただいたり、自分なりに目視とカメラ写真で確認・整理したものから、次に記す(聞き間違いがありましたらご容赦)。
・ボソ(ハシボソカラス): 姿も鳴き声も当たり前の存在
・ヒヨ(ヒヨドリ): ボソと同じく、姿も鳴き声も当たり前の存在
・ハクセキレイ: グラウンドに1羽いたが、カメラを向ける前に飛び立った
・カワセミ: 鳴き声がして、ベテランの方から、あれがカワセミの声と教えられた・・・
・ツバメ: 2~3羽が行ったり来たり飛翔した
・ムクドリ: 滑空する一瞬、普段のこの鳥らしくなく、おおらかに飛んで見せた
------------------------------
・マルガモ: マガモとカルガモの交雑。カルガモ2羽と一緒に小川に浮かぶ
・カルガモ: 小川に1羽浮かんでいた(上記のカルガモとは別場所)
----------------------------------------------------------------
・ケヤキ: 公園の遊歩道をさえぎるようにケヤキが並んでいる場所がある
  - 幹の太さが違うので植樹年度が違うようだ(スギ、ヒノキの植林は同一年一斉に行なう)
ホルトノキ: 常緑広葉樹の高木であるが、葉が古くなると紅葉して落ちる(常時ある)
・オオシマザクラ: 紅い実が多数膨らみ、熟した黒い実は甘いとのこと(味見せず)
・イロハモミジ: プロペラのような赤い種が見えた
------------------------------
・アカツメクサ: シロツメクサと同じ仲間だが、丈はアカツメクサの方が大きい
  - 明治期に、輸入品(ガラス製品など)のクッション材として使われた「詰め草」が起源

マルガモ
羽つくろいしたばかりの場面なので、よく見ると変な姿になっている。「マルガモ」が、何でこんなとき撮るのかと、意見ありそうな表情をしている・・・ように見える。



オオシマザクラ(写真左)とイロハモミジ(写真右)
・「オオシマザクラ」に実がなっていて、赤い実は若く、黒い実は熟して甘いようだ。何人かはチャレンジしていたが・・・反響が乏しかったので遠慮した。
・「イロハモミジ」にプロペラ状の赤い種ができた。いずれ風に乗って少しでも遠くへ着地するのだろう。



アカツメクサシロツメクサ
・ちょうど「アカツメクサ」と「シロツメクサ」が隣り合って生えていた。同じマメ科だが、アカツメクサの方がシロツメクサよりやや丈が高いようだ。

2024年5月24日金曜日

公園の南側巡り、ドルニエ228とヤマホタルブクロ

快晴の昼下がり(14:00ころ)、南北に区切られた公園の南側に出かけた。先日(5/18)訪れたばかり。途中、陽光が燦燦と降り注ぎ、頬(ほほ)や腕をヒリヒリ焼いた。最高気温 29.9℃ (13:55)に達したときと重なった。

ドルニエ228
上空を、近隣の飛行場へ着陸態勢にある「ドルニエ228」双発機が、ターボプロップの轟音を響かせながら、かすめるように飛んで行った。好天に恵まれたからという訳ではないが、すぐに次の機が続いた。他に「セスナ208B」単発機だろうか? 木洩れ日の中を一瞬横切るのが見えた。

(本ブログ関連:”ドルニエ”)



ヤマホタルブクロ(?)
緑陰を作る木立のもと、キキョウ科の「ヤマホタルブクロ」が膨らみをもった釣鐘型の薄紫色の花を咲かせていた。「日本の山野草」(監修 岩間徹)に、「和名(ホタルブクロ)はこの中にホタルを入れて遊んだからという説と、ちょうちんの古名『火垂るの袋』からという説がある」とのこと。

同じキキョウ科の「ホタルブクロ」との違いは、顎(がく)の形状で、萼片の間が盛り上がっているのがヤマホタルブクロで、萼片の間に反り返る付属片があるのがホタルブクロだそうだ・・・私の観察眼の限りでは、ヤマホタルブクロに見えるのだが?。
(追記)6/23、公園に数株残っていたのを再度観察して、ヤマホタルブクロと確認。


(付記)
帰り道、体育館のある小公園に寄ったところ、公園中央の池*の水が完全に枯れていた。清掃のためかと勘違いしていたが・・・実は、池の囲いにパネルが貼られていて、それに「循環ポンプが故障のため池の水を抜いております」との説明があった。
(*)池: この池の目玉は何といっても「カルガモ」の親子連れだ。公園の小川で親子連れが見られるとのこと。
乾いた池の底に、野鳥(「ドバト」、「カラス」や「ムクドリ」)が次々舞い降りた。

2024年5月23日木曜日

5月の満月(フラワー・ムーン)

今月(5月)今夜の満月も、美しい球形を夜空に浮かべていることだろう。深夜、わが家の窓から見上げたところ(24:00)、南天(高度 28.6342)の薄曇り空にぼんやり明かりを滲ませていた。

5月の満月について、「ウェザーニュース」*と「日本気象協会」*は丁寧な解説をしている。ウェザーニュースは、福島県の「星の村天文台」で観測された優雅な満月のライブ映像を流しているし、日本気象協会は、各地の気象予報と合わせて、観月のチャンスを伝えている(ちなみに「関東甲信や東海は雲が広がりやすいですが、一部で雲の切れ間があるでしょう」とのことだったが・・・)。
(*)ウェザーニュース: https://weathernews.jp/s/topics/202405/230175/
(**)日本気象協会: https://tenki.jp/forecaster/t_yoshida/2024/05/23/28851.html

以前からそうだったのか、それとも最近の流行か、各月の満月の名を米国の農事暦でいわれる名称で紹介されるようだ。今月もかわいらしい「フラワームーン」(花月)。

ところで、信教の自由を求めて英国からから米国へ渡った、象徴的な植民船に「メイフラワー号Mayflower)」がある。Wikipediaは次のように記している。
----------------------------------------------------------------
・1620年(9/16~11/21)、イギリス南西部プリマスから、新天地アメリカの、現在のマサチューセッツ州プリマスに渡ったときの船の名。
・船内ではネズミ狩りとしてブリティッシュショートヘアの猫を飼育していた。これはのちのアメリカンショートヘアの起源となる。
----------------------------------------------------------------
ただし、上陸後の冬越しは厳しかったようで、半分近くの人が亡くなっている。

フラワーに合わせてもう一つ、米国のミュージカルに「フラワー・ドラム・ソング」がある。サンフランシスコの裕福な中国系社会を舞台に展開する。いろいろな曲のなかでも「I Enjoy Being a Girl 」は溌溂として明るく軽快である。
以前のブログに、LPレコードの購入の思い出を記している。

(本ブログ関連:”フラワー・ドラム・ソング”)

Pat Suzuki "I Enjoy Being A Girl" on The Ed Sullivan Show 登録者に感謝)

WWⅡの米国内で、全財産を奪われ強制収容所に送られた日系人が、その苦難を越えて、いかにショービジネスの社会で活躍したかを想いながら聴かせていただいた。

(***)Pat Suzuki(鈴木)について、Wkipediaによる
----------------------------------------------------------------
しかし、1961年の映画版『フラワー・ドラム・ソング』には鈴木は出演していない。映画では女優のナンシー・クワンがその役を演じ、歌手のBJ・ベイカーが彼女の歌声を吹き替えた。
----------------------------------------------------------------

2024年5月20日月曜日

小満 2024

(昨日5/20の、二十四節気「小満(しょうまん)」をブログに書き忘れたので、タイムスタンプを逆回しして、本日5/21 記す)

二十四節気の「小満」となる、きょう(5月20日)の日付にかわってから降り始めた雨は、未明(4:00頃)にピークを迎え、朝方になっておさまった。それに代わって、今度は風が昼過ぎまで吹いた。収まりの悪い天気に、外出する気力も萎えて一日こもった。

「夏至」から15日後のきょうは、小満で草木が繁って天地に満ちあふれるころだ。実際、公園を巡れば、草や木の枝葉が繁り、緑が深まったことを実感する。
江戸時代の「暦便覧」*に「万物 盈満(えいまん)すれば 草木枝葉志げる」と記されている。(盈満: 満ち溢れること)
(*)国立国会図書館デジタルコレクション: https://dl.ndl.go.jp/pid/2536637/1/7

(本ブログ関連:”小満”)

小満を3つに分ける「七十二候」は次の通り。
・初候: 起食(かいこ おこって くわを くらう) : が桑を盛んに食べ始める
・次候: 紅花栄(こうか さかう) : 紅花が盛んに咲く
・末候: 秋至(ばくしゅう いたる) : が熟し麦秋となる

現在は七十二候の(小満の)「初候」にあたり、カイコ(蚕)が桑の葉を盛んに食う時期だ。むかしの養蚕農家は、自宅の二階に蚕室を設け、カイコの幼虫に桑の葉を毎日与えて成長させた。絹糸は、日本の貴重な外貨獲得の産品だった。

中学生のころ、杉並の高円寺にあった「蚕糸試験場」を記憶している。最近、大学博物館**で絹織機を見たとき、解説の研究員に高円寺の蚕糸試験場の話をしたが通じなかった。それもそうだな、同試験場は、1980(昭和55)年に茨城県つくば市へ機能を移転***したのだから。すでに40年近く経っている・・・。
(**) https://www.tuat-museum.org/繊維機械展示室/
(***) https://www.suginamigaku.org/2014/10/yosan-shikenjou-02-01.html

カイコについて、前に触れたかもしれないが、大学時代におかしな奴がいて、どこからか持ってきたカイコの幼虫を「千円くれたら食って見せる」と言い出した。面白がった仲間の一人が賭けに出たところ、本当に食って(飲み込んで)しまったのだ。当時の千円は今と違って、だいぶ価値があった・・・そっちの方が気になった。

2024年5月19日日曜日

日曜日の公園、子どもの声

空模様の怪しい昼下がり(15:00頃)、ちょっと遠くの公園へ出かけた。日曜日なので、若い家族連れで大盛況、「わんぱく広場」*は、にぎやかな声であふれていた。
(*)わんぱく広場: 公園マップに”Rascal field”の表示がある。

ときどき、雨滴がポツポツと頬をつつく。天候を心配したが、それ以上崩れることはなかった。そんななか、子どもたちに付き添う親たちは大変、必死のよう・・・ほほえましく思えた。子どもの声はありがたい。自然と親を元気づける。そればかりでない、辺りにも活気を与えた。

わが町も、郷土の伝統のお囃子があって、正月に練り歩くことがある。そんなとき、子どもたちが楽し気について歩いているのを見ると、この空間の、この時間が、いにしえから続いているのを実感する。歳を取ればとるほど、途切れることのない、ありがたさを感じるものだ。

学生時代、バイトで地方の町にある登記所へ書類を取りに行ったことがある。夏の真昼、田舎駅を降りたとき、人影のない乾いた町並みに驚嘆した。まるで時間が止まったというか、沈んでしまったような気がした。画家「キリコ(Giorgio de Chirico)」(1888年~1978年)の描く光と影の街を思ったりした(絵画「通りの神秘と憂愁」に人影があっても、その存在が影にしか見えない不思議な絵だ)。

だから、公園で泣いたり騒いだりする子どもたちがいるだけで、これからずっと何もかもが続くという確信を与えてくれる、そんな気がした。


(追記)
たまたま番組後半の一部だけ視聴したため、全体を知りたく改めて再放送して欲しい。
NHK Eテレ1東京(5月20日 月曜 0:00~0:45) 
「地球ドラマチック 密着!野生の母親たち」(再放送、ドイツ番組:2023年制作)
- https://bangumi.org/tv_events/AiwwQIgtwAM?overwrite_area=23
----------------------------------------------------------------
野生動物の母親たちは日々さまざまな試練から子どもを守り、命がけで子育てを行っている。ホッキョクグマは数か月間飲まず食わずで子どもたちに授乳し、チーターは子どもを守るためライオンに立ち向かう。他にも“養子”を迎えたヒグマや、一生に一度の子育てを行うミズタコ、托卵をするカッコウなど。海の生き物から空の生き物までさまざまな動物たちの子育てに密着し、その苦労と献身的な育児の様子を描く
----------------------------------------------------------------

2024年5月18日土曜日

公園の南側巡り、カルミアの花と蕾(つぼみ)

快晴の土曜日の昼下がり(午後3時半ころ)、いつもの公園の南側を巡った。考えてみれば久し振りのこと。切り通しのように幹線道路が公園を東西に横切っていて、南側へ行くのに陸橋を渡る必要がある。そのため、わずかだが坂道を登ることになる。ただそれだけのことなのに、足腰の按配がよくなくて、最近おっくうになっていた。

公園の南側には大きな原っぱもあり、小さな子ども連れの家族で賑わっていた。時間的に、そろそろ帰り支度する様子もうかがえるころだった。

カルミアの花と蕾(つぼみ)

公園の散歩道にしたがい巡っていると、サービスセンター近くにある小屋のそばに、今まで気付かなかった白っぽい薄紅色の「カルミア」(ツツジ科)の花が咲いていた(幹に「カルミア」のプレートがあった)。
プレートには「常緑低木で葉は有毒、花には葯(やく:雄しべの先の花粉が入った袋)を入れるポケットがある」と記されていて、ここでは見上げる程だった。
花は、まるで白い傘を上に向けたような、萼とつながった5枚の花弁があって、雄しべが花冠に貼り付くように放射状(5×2本)に伸びている。

公園北側へもどるのに、別の陸橋を渡ろうと坂道をのぼったとき、道ばたに丈の低い美しい花があった。蕾(つぼみ)を見ると実に可愛らしい。見たことある花?・・・見おろしながらカメラにおさめて、サービスセンターへ戻り確認したところ、カルミアの花と蕾だと教えてもらった。

カルミアは、常緑低木で 0.2~5m の丈があるという。花を見上げたり見おろしたりできるわけだが、そのたび花の姿が違って見える(そんな早とちりをした)。また、蕾は薄桃色と濃いめで、形は「金平糖」に似て可愛らしい・・・といわれているようだ。


見上げたカルミアの花(写真左)と、見おろしたカルミアの花と蕾(写真右)


2024年5月17日金曜日

(資料)世界情報社会・電気通信日

きょう(5/17)は、「世界情報社会・電気通信日」である。日常利用する通信について紹介するとき、まず「電気通信」と「情報通信」の違いから説明することが多い。
電気通信は、電信・電話網の技術であり、情報通信はコンピュータ・ネットワークの技術である。違いは、一言でいえば、通信できる「帯域」(周波数の幅)の差だ。それにより、通信手段の種類が分けられる。

●この「世界情報社会・電気通信日(5月17日)」の制定(決議)について、Wikipediaは次のように紹介されている。
----------------------------------------------------------------
・「国際電気通信連合 (ITU)」は、前身の「万国電信連合」が 1865年5月17日に設立されことを記念して、「世界電気通信の日」として制定した(1973年)。
・「世界情報通信サミット」は、世界電気通信の日と同じ5月17日を、「世界情報社会の日」にすることを決議した(2005年)。
・「ITU全権大使会議」は、上記の2つの国際デー5月17日を合わせて、「世界電気通信および情報社会の日」とすることを決議した(2006年)。
----------------------------------------------------------------

国際デーの順序の通り、電気通信の技術は歴史的(技術的)に情報通信へと進展した。
以前、ブログで触れたことがあるが、電気通信について、電信と電話に関連する資料を見てみたい。

電信
・送信:電線に接触(モールス信号)して符号を送信する。
・受信:電線から電気信号(符号)を、電磁石を利用して受信(感知)する。
・日本初の公式な電信機は、ペリー提督の2度目の来日(1854年)時に、米大統領から江戸幕府へ贈られた「エンボッシング・モールス電信機」である。

(本ブログ関連:”電信”、”モールス”)

❶-1:電信の基礎
●(資料-1)NHK for school
「通信の始まりは電磁石」
- https://www2.nhk.or.jp/school/watch/clip/?das_id=D0005300719_00000

❶-2:日本での事例(西南の役)
・「西南の役」(1877年:明治10年1月29日~9月24日)の戦況通信の手段に使われた。
・「西南の役」当時の通信の様子を描いた「錦絵」を見たことがある。錦絵から、電信柱が十分なかったため街道の並木を替わりにして、電信線を架けていたのが分かる。
・東京~鹿児島間は長距離である。電信線の直通は電信線の抵抗が増すため、複数の地方電信局に継電器(リレー)を置き、電信線をつなぎ減衰を防いだ。

(本ブログ関連:”西南の役”)

●(資料-2)山口県文書館: 第13回中国四国地区アーカイブズウィーク
「『文書館レキシノオト -「音」で読み解く防長の歴史 - 西南戦争と電報』解説シート」
- https://archives.pref.yamaguchi.lg.jp/user_data/upload/File/archivesexhibition/AW13%20rekishinooto/25.pdf

●(資料-3)和楽web
「西南戦争勃発時は脆弱だった!?電信と電話の普及に奔走した石井忠亮」(大井 昌靖、2022.01.22)
- https://intojapanwaraku.com/rock/culture-rock/187954/


電話
・「電話」の帯域は、人間の可聴域(声の周波数は4000Hz以下)に合わせて、300~3400Hz とした。
・3.4kHzあれば、電話口の声で相手を識別できるとされたことによる。ちなみに CDの周波数の上限は、~20、000Hz である。

●(資料-4)LoopGate:テレビ会議ブログ
「音声通話における周波数や音質、聞こえ方の違いについて解説」(2023.06.29)より
- https://loopgate.jp/guides/knowledge/use-tips/guides-5600/
----------------------------------------------------------------
音声周波数とは、電話やWeb会議などの音声伝送に使用される周波数の幅のことです。もともと一般電話では300Hz~3400Hzの音声周波数帯域でしたが、(モバイル専用の通信規格の1つ)VoLTEでは50Hz~7000Hz、VoLTE(HD+)では50Hz~14.4kHzと時代とともに可聴音のレベルに近づいてきました。また、一部のテレビ会議などでは20kHzに対応しているものもあります。
----------------------------------------------------------------

2024年5月14日火曜日

自然観察園

昨日の早朝、風を交えて雨が降り始め、夜遅くになってともに止んだ。明けてきょう、明るい日射しを受けた樹々の葉は、きのうの雨に洗われてか緑に輝いた。

昼下がり(16時に)、5月の薫風にあたろうと、公園に併設の「自然観察園」へ出かけた。この時刻の太陽高度は意外に高く、頬(ほほ)をじりじりと焼くのを感じた。

例によって、観察園入口で配布の(今月の)「花だより」(見ごろの花一覧と観察順路図を記載)を手にして園内を巡った。人影がまばらの園内は、辺り一面、夏草に覆われていた。途中に出合った「エノキ」の緑陰と、雑草を照らす日向とのコントラストに、みなぎる生命を感じた。


スイカズラ(写真左)、シラン(写真中央)、キショウブ(写真右)
・観察園に入ってすぐに、ツタのための柵があり、「スイカズラ(吸い葛)」の花が白から黄に変わる様を見ることができる。常緑つる性木本で、草のように見えて木質である。「細長い花筒の奥に蜜があり、古くは子どもが好んで花の管の細いほうを口に含んで甘い蜜を吸うことが行なわれた」(Wikipedia)とのこと。知っていれば、味わってみたのに。
・小柄なラン科の野草「シラン(紫蘭)」が、観察順路とを区分するロープそばに、紅紫色の花を咲かせていた。すぐに目につくおとなしい花だ。
・「かがみ池」の岸辺に、黄色の大きな花を咲かせた「キショウブ(黄菖蒲)」が群生していた。遠目にも目立つ。観察園のボランティアの方が居合わせたので、話をうかがったところ、外来種(要注意外来種)で、今後の扱いをいろいろ検討しているとのこと。たしかに、「花だより」にも、園入口の掲示板の写真にも紹介がない。

(本ブログ関連:”スイカズラ”、”シラン”)


調度、閉園時間(16時30分)となり退出した。帰り道、「カモジグサ」が小川の土手に沿うようにたくさん生えていた。

公園を離れたところにある小公園に寄ったところ、池の水は相変わらずで、水鳥たちの姿を見かけない。がっかりしていたら、足元の石畳の上を、ミミズ*を口にくわえた「ムクドリ」が小走りに横切り、草むらに姿を消した。
(*)きょうは、二十四節気「立夏」の<次候>「蚯蚓出(みみずいずる)」の最終日。

2024年5月12日日曜日

母の日 2024

5月の第2日曜日を、アメリカの例にならい、日本でも「母の日」としている。本来、国民の祝日「こどもの日」を定めた法律に「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」の趣旨があるのだが。

(本ブログ関連:”母の日”)

合わせて、きょうは、近代看護の象徴的存在である「フローレンス・ナイチンゲール」(1820年5月12日~1910年8月13日)の誕生日(5/12)であり、その功績に対してこの日を、「国際看護師評議会(ICN)」は、1965年以来「国際看護デー」(ナイチンゲール・デー)として祝わっているそうだ。

ちなみに、赤十字社の創設に深くかかわった、スイスの実業家「ジャン=アンリ・デュナン」*(1828年5月8日~1910年10月30日)の誕生日(5/8)に合わせて、(ナイチンゲール・デーと4日間の差だが)「世界赤十字デー」となっている。また、彼は1901年の「第1回 ノーベル平和賞」を受賞している。
(*)アンリ・デュナンの人生には、大きな波乱があったことをWikipediaで知った。帰りたくても帰れない思い・・・

母の日のきょう、「エセーニン」の詩「母への手紙」に触れることが多いが、今回は少し趣きを変えてみたい。若き詩人の思いと、中高年の思いと・・・。

(本ブログ関連:”エセーニン”)

「すぎもと まさと」(1948年~2015年5月10日)の「吾亦紅(われもこう)」**(作詞ちあき哲也、作曲杉本眞人、2007年)を聴いてみる。Youtubeの写真が曲のイメージに合わせて沁みる、登録者”The Man”に感謝。
(**)作曲家である杉本真人が、歌手「すぎもとまさと」として発表した楽曲