子どものころ、新刊本屋やか古本屋か分からぬくすんだ本屋で、アダムスキーの円盤写真付きの怪しげな本を買ったことがある。どう見ても、円盤のデザインが古臭いのが気になった・・・今思えばパルプマガシンか、それとも無声映画に出てきそうなものだった。
宇宙人については、昔の少年雑誌でたびたび特集が組まれたが、テレビ番組でリアリティがあったのは「インベーダー」(1967年~1968年)あたりからだろう。あるいは、矢島正明のナレーションの「謎の円盤 UFO」(1970年~1971年)か。爬虫類型の侵略を描いた「V」(1988年末~1990年)は、人間の姿に化けて女性に子を孕ませてしまう、手の込んだものだ。
平成バブル期から20世紀末にかけて(1980年代後半から1990年代)のテレビ娯楽討論番組で、プラズマ説を中心に、UFOを否定した早稲田大学の大槻義彦教授は、まさに時の人だったりした。ある意味、科学への揺り戻しを果たしてくれた。
今は、UFOからUAPと拡張されて、米政府機関からUAP映像やペーパーが公開されている。そでも、実態はつかめないけれど。
ところで、世界各地の古代文明を一つに集約したいキリスト教的な考え方といってもいいものに、ヨーロッパ人(ドイツ語圏)のエーリッヒ・フォン・デニケンがいて、宇宙人の指導のもとに文明が開化したと論じた。
宇宙人との遭遇映画によく出てくる集団がいて、完全ウェルカムの陶酔状態で彼らに近づき、たちまち食われたり、殺人交戦を浴びせられたりする。将来、もしかして宇宙人が地球に到着したら、こういった連中が両手を挙げて迎えにいくのだろうな。