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2026年11月5日木曜日

目をさませ後知らぬ世の紅葉狩(鬼貫)

11月になると、樹々の紅葉が鮮やかになる。春に花見(観桜)があるように、秋に紅葉狩がある。高尾山のケーブルカーの沿線につづくモミジ(オオモミジやイロハモミジ)のトンネルは見ものだ。野鳥観察の公園のイチョウやカエデが、本格的に色づくのが待ち遠しい。

(本ブログ関連:”公園の紅葉”)

そういえば、随分以前にバスツアーで、千葉県夷隅郡大多喜町にある養老渓谷へ紅葉狩に行ったことがある。岩場を走る川筋のモミジやカエデを眺めた・・・岩肌が滑りやすくて苦労した思い出がある。

(本ブログ関連:”養老渓谷”)

久し振りに覗いた文庫「俳句歳時記 生活  秋冬」(楠本健吉編、カラーブックス・保育社)で、紅葉狩りを探すと、最初に江戸時代中期の俳諧師 上島鬼貫*(うえじま おにつら、万治4年/寛文元年[1661年] ~ 元文3年[1738年])の次の句が載っていた。
(*)摂津国の伊丹(現在の兵庫県伊丹市)の出身・拠点とし、大阪に没す。

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目を覚ませ後(のち)知らぬ世の紅葉狩                (鬼貫)
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能の「紅葉狩」に、(旧暦九月)平安時代の武将・平維茂(たいらの これもち)が山中で美女に会い、酔いつぶれていたとき、八幡大菩薩の使いに夢の中で目を覚ませ**といわれる(神託)。美女は、実は鬼女だったのだ。
(**)謡本に「いかに維茂、目を覚まし給へ。八幡大菩薩の勅許によって神剣を授け奉るなり。先の女どもは戸隠山の鬼神なり。早々目を覚ましてかの鬼神を討ち果たし給へ……」とあるそうだ(Gemini)。

鬼貫の句は、上記の能(物語)もあるが、誰れの身にも通じる、夢うつつに時を過ごすことの無いようとした呼びかけでもあるようだ。そこで、ChatGPT に、鬼貫の俳諧についてたずねた結果を次に記す。

■ ChatGPT    抜粋

Q.「目を覚ませ後知らぬ世の紅葉狩」の作者 鬼貫について教えてください。
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A.「目を覚ませ後知らぬ世の紅葉狩」の作者、上島鬼貫(うえしま おにつら)は、江戸時代中期に活躍した俳人で、松尾芭蕉とほぼ同時代を生きた人物です。「東の芭蕉、西の鬼貫」***と称されるほどの俳人でした。
(***)なぜか正岡子規は、それほど評価していないという…鬼貫は、自然観察を重視したそうだが。

鬼貫の俳句を理解するうえで大切なのは、彼が生涯にわたって追求した 「まこと」(誠)という考え方です。

1. 鬼貫の生涯
伊丹の裕福な酒造家に生まれ、幼いころから俳諧に親しみ、16歳ごろから(談林派の祖)西山宗因に学びました。青年期には大坂に出て、俳諧の修業を重ねました。1738年、大坂で78歳の生涯を閉じました。
当時の俳諧には、言葉遊びや技巧を凝らした作風も盛んでしたが、鬼貫は技巧だけに頼らず、人間や自然の真実を表現することを重視しました。

2. 鬼貫の俳諧思想「まこと」
鬼貫を語るとき、欠かせない言葉が、「まことの外に俳諧なし」です。これは、俳句は単に言葉を巧みに並べたり、珍しい表現を考えたりするものではない、という考え方です。
・自然をよく観察する。
・自分の心に感じたことを大切にする。
・見せかけや技巧に走らない。
・心から感じた真実を言葉にする。
この姿勢は、芭蕉の俳諧観とも通じるところがあります。

3. 「目をさませ後知らぬ世の紅葉狩」の句について
上島鬼貫『鬼貫句選』所収とされる句で、現代語に近づけると、「目を覚ましなさい。この先どうなるかも分からない、無常の世の中なのだから、今この秋の紅葉狩を楽しみなさい」という意味に解釈できます。
この句には、人生の先行きは誰にも分からないのだから、今という時間を大切にしなさい、という人生観が感じられます。
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2026年10月25日日曜日

縁に出て手をうつ柿の烏かな(宜律)

近所の民家の庭先に、柿の木が実をたわわに膨らませている。まだ完熟前だが、冬近くになって刈り取られる。中には、寒冬を迎える野鳥のために、エサとして其のまま残していることがある。何度か、そのような光景に出会って、主(あるじ)の心配りが見えたような気がした。

(本ブログ関連:”柿の実”)

とはいえ、最近の <クマ問題> を考えると、柿はかれらの格好のエサとなるし、八王子市や秦野市にツキノワグマが出没しているのを聞いて、クマよりいっそ早く食ってしまった方がよいのではと、余計なお節介をしてしまう。

江戸元禄期(17世紀末〜18世紀初頭)の人々を中心にした「古句を観る」(柴田宵曲、岩波文庫)に、庭の柿の実を気にしている次の句がある。本文にある、作者の <宜律> についてどう読むのか(「ぎりつ」?)、あるいはプロフィールの説明がない。(Gemini は或る人物を挙げているが、他方、検索 Labs や ChatGPT は分からないとしている・・・そのため、宜律とだけにとどめる)

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縁(えん:縁側)に出て手をうつ柿の烏(カラス)かな        (宜律)   
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宵曲の解説によれば、<柿に烏> は相当あり触れた題材で、烏(カラス)を追うという趣向も少くないとして、次に記している(青空文庫:「古句を観る」)。
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(宜律の句以外に)
•「柿を守る吝(しわ)しき法師が庭に出でてほう/\といひて烏追ひけり」という子規居士の歌もあり、
• 漱石氏はまた(小説)『野分』の一節にこれを用いて、(登場人物)道也先生をして「蛸寺の和尚が烏を追っているんです。毎日がらんがらんいわして、烏ばかり追っている。ああいう生涯も閑静でいいな」と評せしめている。
柿の烏を追う方法もいろいろあるらしい。この三種*の中では、(宜律の)縁へ出て手を打つのが最も消極的のようである。
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(*)三種: 子規、漱石、宜律 の3通り。ある意味、宜律の句は穏やかである。

ちなみに、カラスは野鳥観察で「ボソ」(ハシボソカラス)、「ブト」(ハシブトカラス)と、「ヒヨ」(ヒヨドリ)同様に見慣れ過ぎて、略称で呼ばれる存在だ。


■ Google検索 Labs  より抜粋
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柴田宵曲の『古句を観る』は、松尾芭蕉のような有名どころではなく、あえて歴史に埋もれて忘れ去られた無名作家たちの優れた日常句(古句)を取り上げて評釈した随筆です。そのため、宜律個人の詳細な生涯や生没年、経歴といった具体的な伝記データはほとんど残されていません。

宜律の句
「縁に出て手をうつ柿の烏かな(えんに出て 手を打つ柿の からすかな)」
• 句の意味と背景:
秋の日、縁側に出てパチパチと手を叩き、庭の柿の木にやってきて実を突つこうとする烏(カラス)を追い払った、というごく当たり前の日常のひとコマを詠んだものです。
• 柴田宵曲による評価:
著者の柴田宵曲はこの句を高く評価しています。烏を追い払う方法はいろいろありますが、「縁側に出て手を叩く」というのは最も消極的でのんびりとした方法です。宵曲は、後世の正岡子規や夏目漱石の作品に見られる烏追いのエピソード(大声を出す、ガラガラと音を鳴らすなど)と比較しながら、宜律のこの句には、生活に密着した「閑静でのどかな暮らしぶり」がよく表れていると評しています。

当時の流行や技巧に走らず、自分の生活の延長線上にある自然な光景をそのまま五七五に落とし込んだ、素朴で風流な暮らしを送っていた人物であったことが窺えます。
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■ ChatGPT
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『古句を観る』のこの箇所から確実にわかるのは、宵曲が宜律の句を、柿を荒らす烏を追う日常の一場面を捉えた作品として紹介していることです。
しかし、宜律の本名、生没年、居住地、師匠や所属する俳諧流派までは、この記述からはわかりません。

なお、この句で私が特に興味深いと思うのは、烏を追うという何でもない動作を、余計な説明や感情を加えずに詠んでいる点です。宵曲もまた、奇抜な趣向を評価するというより、こうした句に描かれた生活の実感を読み取ろうとしているように思います。
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2026年10月24日土曜日

台風30号の進路、雨量と雨の強さ

明け方の眠りが深く、気付けば7時半、早朝の <野鳥観察(探鳥会)> に出かけるのに間に合わなかった。最近、目覚めが遅くなってきていて、探鳥会への参加が月1のペースになっているのに気付く。・・・どうも、時間に流されるままのていだ(寝ぼけながら、暖かい布団から抜け出すのが億劫なだけかもしれないけれど)。


台風30号
石垣島を越えて、そのまま西へ直進するかと思われた「台風30号」だが、心変わりしたのだろうか、進路を北へ転じるらしい。その影響で、本州付近の秋雨前線を活発化して大雨の恐れがあるという。(10/16 の大勢の予想通りになったようだ)

(本ブログ関連:”台風30号”)

当地の天気予報(日本気象協会: tenki.jp)を見ると、天候は、きょうから崩れだし、あさって(8/26)は一日中小雨(降水量1mm/h~3mm/h)になるという。


■ ウェザーニュース
「先島諸島は台風30号(チャンパー)接近で大荒れ 本州付近の前線も活発に」(2026.10.23 15:48)
    ー https://weathernews.jp/news/202610/230291/
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・10月23日(金)16時推定で、大型で非常に強い台風30号(チャンパー)は与那国島の南南東の海上を北北西に進んでいるとみられます。
・先島諸島は今夜にかけて暴風雨のピークで、明日の午前中まで荒天に警戒が必要です。その後は九州に近づき、前線の活動が活発になるため西日本、東日本でも大雨のおそれがあります。

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雨量と雨の強さ
気象庁の用語解説に、Google検索のLabs の結果を合わせて表にしてみた。

■ 気象庁
「雨の強さと降り方」
    ー https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/yougo_hp/amehyo.html

1時間雨量(mm)雨の強さ人の受けるイメージ
10未満小雨・弱い雨地面が湿る、またはシトシト降る程度。傘なしや普通の傘で問題なく歩けます。
10以上~20未満やや強い雨ザーザーと降る、地面一面に水たまりができ、足元が濡れます。
20以上~30未満強い雨どしゃ降り。傘をさしていても濡れ、車のワイパーを最速にしても見づらくなります。
30以上~50未満激しい雨バケツをひっくり返したように降る。道路が川のようになり、高速走行時はハイドロプレーニング現象(タイヤが水に浮く現象)が起きやすくなります。
50以上~80未満非常に激しい雨滝のようにゴーゴーと降る。傘は全く役に立たず、水しぶきで視界が悪くなり、車の運転は危険です。
80以上~猛烈な雨息苦しくなるような圧迫感や恐怖を感じます。大規模な災害が発生するおそれが急激に高まります。

2026年10月13日火曜日

BIRDER 10月号、会話する細胞

久し振りに、隣り町の書店に行った。月刊の野鳥雑誌「BIRDER」(10月号)とブルーバックス「会話する細胞」を購入した。

「BIRDER」(10月号)
野鳥観察(探鳥会)のベテランの方がデイリーに配信される、観察フィールドでの野鳥写真に、最近「エゾビタキ」を筆頭に各種ヒタキの仲間が多い。今月号(10月号)の「BIRDER」(文一総合出版)の特集が「秋の公園でも出会いのチャンスあり!  秋のヒタキ」で、タイミング的にもまさにピッタリ。来月号が15日に発行されるので、電話で在庫確認して出かけた次第。

(本ブログ関連:”BIRDER”)

私にとって、一番の好みの鳥は「ジョウビタキ」のメスで、落ち着いた色合いと、何より愛くるしい目をした小鳥のイメージそのもだからだ。写真に撮れたのは一度だけ、それほど私のレベルでは貴重なのだ。(鉱物でいえば、「セリウムフローレンス石」かな。自分の手で出会ってない(採集できてない)のが残念だが)

(本ブログ関連:”ジョウビタキ”、”セリウムフローレンス”)


「会話する細胞」
ブルーバックスの科学新書は久しぶり(一時期、科学ものでSB新書が迫る勢いだったが)。
ところで、むかし講談社新書だったか? 生物の原初形態が、口から肛門へつながる消化器官だったことから、その後進化した各種の内臓(脳を含めて)について・・・内臓も考える器官であるという、ドイツの思念型の生命論的な解説本があった(残念ながら書名を失念してしまった)。

今回、書店の棚で本書「会話する細胞  細部と臓器はどのように情報を伝え合うのか」(石川香、講談社ブルーバックス)を見つけた。恒常性をベースに取り入れて?、細胞・器官・胎児といったレベルで他とどのように会話がなされているのかを解説されている(読み始めたばかりで何も言えないが・・・)。

最初に気づいたのは、「会話」と記し、コミュニケーションとは言わなかった点だ。カタカナが氾濫するこの時代に、分かりやすい言葉で説明しようという意欲が感じられる。(まるでハウツー本のような表紙デザインもいさぎよい)

実際のところ、細胞の膜構造一つとっても、どのように互いが接続したり、養分や伝達物質をどのように取り入れるのかを微細構造で知ると、神の手によるとしか思えない驚くべきメカニズムがあることに気づくのだから(本書では、あっさり図示しているが、雑誌「ニュートン」の大判カラー図で見せられると圧倒されるというもの!)。

2026年10月8日木曜日

寒露 2026、秋の野の露

きょうは二十四節気の「寒露」、草原の梅雨が寒く感じるころ・・・真夏の野鳥観察のとき、草原に輝く露が美しく輝いて見えたものだが。今、カレンダーでは中秋になって、25℃以上の夏日がつづくと、中途半端でいけない。夏じゃないけど、秋でもない。天気は愁いの秋でもない。

(本ブログ関連:”寒露”)

以前にも触れたが、端唄「秋の野に出て」に、風流を楽しむ*のに、着物の裾(すそ)が露に濡れるという唄詞(うたことば)がある。「江戸端唄集」(倉田喜弘編、岩波文庫)に、アッサリ記載されているが。
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秋の野に出て 七草見れば    サアヤレ 
露でこづま(小褄)が    みなぬれる    サァゝ 
よしてもく(来)んな(よ)    鬼あざみ(薊)
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(*)秋の野に出て、七草を楽しむのが夜では塩梅よくないのでは。月明かり(陰暦8~9月)に、提灯の灯を足して。それよりも、二人連れ(逢瀬)を楽しんでいるのか。鬼薊(あざみ)の棘が、ツンデレか? あるいは、恋の暗示・・・。

(本ブログ関連:”秋の野に出て”、”端唄”)

■ Youtube(登録: ひさごの小唄と爪弾き三味線)
「小唄『秋の野に出て』」(2025/10/11)
    ー https://www.youtube.com/watch?v=tNk1ILu0RYk
    ー 唄:瓢 千雅(ひさごせんが)

2026年10月3日土曜日

野鳥観察(102)

久し振りに、野鳥観察(探鳥会)に出かけた。というのも、先月(9月)は雨のため、定例の月内2回の観察会が中止したからだ。東京都心の長雨記録が更新されたように、武蔵野台地も天候に恵まれなかった。

(本ブログ関連:”野鳥観察”)

幸い、今朝の空は晴れ渡り、心配はなく出かけられた。気になったのは、フィールドの状況だ。特に公園を流れる小川が、どれくらい氾濫したかだ。
実際、私が今まで見た中で、川幅が最大に広がった跡があった・・・とはいえ、それをものともせず、まるで水溜まりとして「カルガモ」の群れがたくましく泳いでいるのを眺めた。また、川中にとり残された「ミゾソバ」のピンク色した花が群れて水流に揺れていた。

すでに、尖った「コナラ」のドングリや、まん丸な「トチノキ」の実があちこち散らばっている。苗園の「ハナミズキ」も追いかけるように、葉を色づけている。公園が秋らしく染まり始めた。

(Gemini で鮮明にしたもの)


今回は、参加者数と観察できた野鳥の種数が同じだったと、終着地点で幹事さんから報告があった。もちろん、野鳥の全数は多い。一方、私ときたら、見落とした鳥の種類と羽数の多さに、えっと驚くばかり・・・。

今回も、ベテランの方から解説いただいたり、自分なりに目視とカメラで確認・整理したものを次に記す(聞き間違いがありましたらご容赦)。
・ハシボソカラス: せっかく写真に撮ったのにピンボケ(日頃の無視の報いを受ける)
・ヒヨドリ: 鳴き声を近くに聞くが、姿を見かけない(観察結果では数が挙げられている)
・シジュウカラ: 一瞬、樹上の枝の中に見えた(カメラを構えたときにはもういない)
・メジロ: シジュウカラと一緒にいたと知らされた(あの小さな鳥がそうだったのか)
・カワラバト: 観察会の開始のタイミングにいたとのこと・・・(全羽数の4割弱と最多数)
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・カルガモ: 氾濫で葦が横倒しになった小川に、1+6羽を確認した(もっと多いけれど)
・ダイサギ: 最近見かける小型、指先が黒いことが確認された(コサギと思った人もいた)
・アオサギ:1羽が川向こうを悠然と飛翔し、林の中に静かに舞い降りるのを見た。


(付記)
ところで、腕時計型の万歩計は、いつもなら2,000歩弱だが、手をよく振りながら歩くと何と3,000歩以上を示した。元気に歩けってことか。(「きょうは快調そうですね」といわれて、手を振りながら歩くことの効用に気付いた次第)

2026年9月26日土曜日

台風26号の進路、秋の気配がせまる

早朝の小雨のため、野鳥観察(探鳥会)を欠席した。空模様を覗けば、雨粒が見られるわけではないものの、家並みがしっとり濡れている。無理して行けないでもないが、雨合羽が必要だし、野鳥も身を潜めているかもしれないしで・・・。

きょうの東京の雨は、「本州の南岸に停滞する秋雨前線と、関東沖に形成されたシアーライン(Shear line:風の流れが変化 -不連続になっている- する境界線)の影響によるものです」(ウェザーニュース)とのこと。一日だらだらと降り続きそう。

■ ウェザーニュース
「明日9月26日(土)の天気予報 秋雨前線で広い範囲に雨 関東は新たな災害に警戒」(2026.09.25 17:00)
    ー https://weathernews.jp/news/202609/250191/」

今のところ、当地の天気予報では、来月6日まで(下記の)台風26号の影響は見られない。多分、台風の進路を考慮せず、現時点の天気状況による予報だろう(?)。晴れ空をそのまま期待せず、覚悟が必要かもしれない


台風
ところで、9月23日午後9時にフィリピンの東で発生した台風は、北西に進路を取り台湾方面に進んだが、例によって北北東へ、沖縄・本州方面に反転するという。関東地域には、まだその余波はないが、(台風の動き次第によって)来月初に影響が出るのだろうか。

(本ブログ関連:”台風”)

■ ウェザーニュース
「台風26号(スリゲ) 沖縄は影響が長引くおそれ 来週は日本の南へ」(2026.09.26 05:16)
    ー https://weathernews.jp/news/202609/260041/
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・9月26日(土)3時現在、台風26号(スリゲ)は沖縄の南に位置し、北北西に進んでいます。明日27日(日)には強い勢力まで発達する予想です。
・遅い速度で沖縄付近を通過していく見通しで、影響が長引くおそれがあります。速度次第で本州への影響タイミングも変化する見込みです。

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秋の気配がせまる
明け方から一日中、北風が吹き、昼下がり(14:00~17:00 20:00)に気温が 18.0℃ まで下がった。熱い(インスタント)コーヒーを飲んだが、このまま秋が深まるのかと思うと、寒いのが苦手な私には憂鬱になる。

2026年9月17日木曜日

公園散歩

晴れた昼下がり(午後3時半ころ)、公園に出かけた(最高気温 26.1℃、15:33)。

最初は、南北に分かれた公園を一周した。何処まで行って緑、みどり、緑陰と木漏れ陽、何ともいえぬ心地よさを感じた。戻り道、公園の東西を流れる小川に、先日(9/15)と同じく白サギがいた。水中のエサを求めてゆっくり進んでいるのだが、残念ながら足先が水面下に隠れて確認できない・・・「コサギ」ではないのか?

その後、隣接の公園(探鳥会の観察場所)に移って、以下の写真を撮った。

ヒガンバナ
・野鳥観察のフィールドがある公園を横切る小川の沿道に石垣があって、誰れが植えたかヒガンバナ科の「ヒガンバナ(彼岸花、別名:曼珠沙華)」の赤い花が並んでいた。一部に、おとつい(9/15)隣の公園の自然観察園で観察した「シロバナヒガンバナ」も混じっていた。
・何と、公園のサービスセンター前広場の一画に、少し大き目の群落があった。
・こんなに賑わっているなら、隣りの公園の自然観察園にある本格的な「ヒガンバナ群生地」に行かなくては・・・。


サンシュユ(実)
・公園の小川に架かる橋を渡って、階段を上った高台に、赤い実をつけた中木があった。幹肌を見たところ、サルスベリに似ていたので、そうなのかと思ったが、どうも合点がいかず、戻って確認したところ、同じ列にミズキ科の落葉小高木「サンシュユ(山茱萸)」の木札*があった。
(*)サンシュユ: 別名ハルコガネバナ。花は黄色、出葉前の早春に咲きます。

・公園配布の「レンジャーミニ図鑑」には、「特徴:木の皮がはがれる、実の大きさ:0.8~1.2cm。実はだ円形で、9~11月に赤くなります。実は葉が落ちた後ものこり、中に1~2個のたねが入っています。」


カルガモ(写真右は Gemini による精細化)
・ポケットサイズのコンデジで、小川の岸辺にいる「カルガモ」を遠くから撮った(写真左)
・ピンボケなので、Gemini に精細化を頼ったのが右側。何だかでき過ぎな気がしないでもない。
・公園(東京都)は、小川の岸辺に茂る萱を切らない方針なので、以前のように、すぐに見つけることができにくくなった。久し振りに出会った。

2026年9月13日日曜日

健康診査の受診予定

雨が続いた(9/4以来)ので、しばらく振りに玄関先のポストを開けたら、ドッサリ郵便物が詰まっていた。その中に、健康診査の受診票類在中と記した郵便があった。この時期に毎年送ってくるのだが、受診はつい面倒で年末にしていた。

あるとき、こんな話を聞いたことがある。年の暮れに受診すると、寒気で血圧が上昇するので、できるだけこの時期(つまり、まだ暖かい時期)に受けた方がよいというのだ。なるほど、寒いのが苦手な身なので、無理して年末に行く必要もないわけで・・・。

さっそく開封して、問診票などに回答を記入し、明日にでも近隣の医療機関へ電話予約をしようと思う。

ところで、通っていた健康のための体操教室を退会したため、代わりになるものをネットで探している。野鳥観察の早朝(土曜日の6:30ころ)、フィールドとなる公園に人びとが集まって「ラジオ体操」をしているのと出会う(毎朝実施しているのか未確認だが)。会場まで出歩くことを含めて、よい運動になっているようだ。

それほど頑張れない身には、Youtubeで「ラジオ体操(第一)」に合わせて運動するのも悪くない。今、早速やってみた・・・短時間(3分20秒ほど)なので、できるだけ連日継続するのが要だろう。(ほかにも、「ラジオ体操(第二)」編がある)

■ Youtube(登録: ラジオ体操チャンネル【かんぽ生命公式】)
「ラジオ体操第一(通し)」
    ー https://www.youtube.com/watch?v=SGPBSqxKGAc
    ー 「ラジオ体操は(旧)逓信省簡易保険局により1928年11月1日に制定された」とのこと。

2026年9月7日月曜日

白露 2026、セキレイ

きょうは二十四節気の「白露」、大気が冷えて露を結ぶころ。さらに三つに分けた七十二侯では、鳥たちが何かと忙しく、「① 初侯:雁(かり)が飛来し始める(中国)、➁ 次侯:(留鳥の)鶺鴒(せきれい)が鳴き始める(日本)、③ 末侯:燕(つばめ)が南へ帰って行く(日本)」(Wikipedia)と並んでいる。

(本ブログ関連:”白露”)

秋になれば、野鳥観察(探鳥会)も忙しくなる(といっても、ベテランの方にとってだが。私は後に付いていくばかり)。野鳥が増えて写真がすこし賑わうので、結構なことであるが。ただし、次第に冷えていくのは辛いでもない。


セキレイ
妙に人懐っこい「セキレイ」について、昔はどうだったのか Gemini に問うてみた。抜粋

(本ブログ関連:”セキレイ”)

Q.セキレイを、昔(たとえば江戸時代)の人々が飼ったという話はありますか? 
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A.江戸時代には空前の「愛鳥ブーム」が巻き起こり、ウグイスやメジロをはじめ多種多様な鳥が飼育されていましたが、セキレイ(ハクセキレイ等)をペットとして愛玩用に飼っていたという記録はほとんど存在しません。
警戒心が薄いにもかかわらず、飼い鳥にならなかったのには明確な理由があります。

1. 食性が「生きた昆虫」中心で、餌の確保が困難だった
江戸時代に人気を博した飼い鳥(ウグイスやホオジロなど)は、すり餌(きな粉や魚粉、青菜などを混ぜた練り餌)で飼育する技術が確立されていました。しかし、セキレイは動く昆虫や蜘蛛を追いかけて捕食する食性が非常に強く、配合されたすり餌になじみにくい鳥です。飼育のハードルが高すぎました。

2. 籠(かご)の中では鳴き声や姿を鑑賞しづらい
江戸のペット鳥ブームで求められたのは、「優れた鳴き声(ウグイスなど)」か「鮮やかな美しさ(メジロやカナリアなど)」、あるいは「手乗りになるなつきやすさ(文鳥など)」でした。セキレイの鳴き声は「チチン、チチン」とシンプルで地味であり、さらに「地面を走り回り、尾羽を上下に振る」という最大の特徴的な仕草は、狭い鳥籠の中では再現できません。

3. 「見る鳥」というより神話・文化上の象徴だった
江戸の人々にとって、セキレイは飼う対象ではなく、絵画や陶磁器の意匠、あるいは物語の題材として愛される存在でした。
●『日本書紀』の神話: イザナギとイザナミの二神に「夫婦の営み(交合)」の手ほどきをした鳥(「教えて授けた鳥」=トツギオシドリ)として有名であり、吉兆や子孫繁栄の象徴とされていました。
● 絵画や意匠: 伊万里焼の皿や屏風絵などに「尾を振る姿」が数多く描かれ、身近な風物詩として親しまれていました。

なお、当時の「ハクセキレイ」自体、主に北海道や東北など北日本で繁殖する冬鳥であり、現在の関東や関西の都市部で年中見られるようになったのは昭和中期以降のことです(当時は「セグロセキレイ」や「キセキレイ」の方が身近でした)。
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2026年9月5日土曜日

百舌鳥なくや入日さしこむ女松原(凡兆)

本当なら、きょうは野鳥観察(探鳥会)の日だった。天気予報で、早朝まで続く小雨が終わる境い目の時刻に、外をのぞくと薄明かりの通りが濡れている。フィールドの様子を想像し、どうしようかと思案した・・・ずるずるとしているうちに、結局、休ませていただくことにした。・・・その後、幹事さんから雨天のため中止になった旨のメールをいただいた。

季節の変わり方がめまぐるしい。あっという間に秋だ。

モズ
先日(8/31)、秋の季語「モズ」の、「高鳴き」について触れた。肉食性で「はやにえ」を作る、一見凄みがあるが、「カッコウ」、「ツツドリ」に托卵されることもあるというに及んで・・・う~む。

(本ブログ関連:”モズ”、”カッコウ”)

折々のうた: 野沢凡兆
さて、今度は第十巻、「第十  折々のうた」(大岡信、岩波新書、1992年9月21日)*に、江戸時代前期~中期の俳諧師 野沢凡兆**(生年不明~ 正徳4年⁅1714年])句がある。また、彼は医業に携わったものの(流行医ではなかった)、波乱にみちた人生だったようで、家族ぐるみで縁のあった芭蕉の門に入りながらも離反し、さらには入牢、極貧に終わったという。
(*)折々のうた:朝日新聞に掲載 1991.5.1~1992.4.30
(**)芭蕉の指揮のもと去来と凡兆により俳諧選集「猿蓑」を編集。後半、場所を凡兆宅に移して完成。

(本ブログ関連:”折々のうた”)

「第十  折々のうた」の、秋の項にとりあげられた次の句について、大岡信は、絵画的手法として「秋の入日が赤松の立ち並ぶ林にさしこむんで、光と影の鮮やかな構図を生み出している」、「言葉が的確に絵画的影像を呼びおこし、定着している」と評価しながら、先行きの不安を暗示している。

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百舌鳥(もず)なくや入日さし込む女松原***    凡兆
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(***)女松原(めまつばら):  女松はアカマツ、男松はクロマツ。


■「芭蕉の門人」(堀切実著、岩波新書、1991年10月21日)
「凡兆」の項の、タイトルに「芭蕉の抜擢に応えて、『猿蓑』に驚異のデビューを飾りながら、間もなく師から離反してしまった ”写生の演出家”」と添えている。(同項の後半に、芭蕉からの離反の理由について推察がある)
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 禅寺の松の落葉や神無月       『猿蓑』

  ながながと川一筋や雪の原    『猿蓑』
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著者は、上掲「百舌鳥なくや~」の句について「赤松の林に秋の入日がさしこむという鮮明な視覚的風景に、けたたましい百舌鳥の鳴き声を配した見事な景趣」、「写生的風景に見えて写生を超えたものであり、じつはきっちりと構成された俳趣の世界なのである」と評している。

■ 山梨県立大学
「野沢凡兆/加生(ぼんちょう/かせい)」
    ー https://www2.yamanashi-ken.ac.jp/~itoyo/basho/whoswho/boncho.htm
「猿蓑脚注    猿蓑集 巻之三」
    ー https://www2.yamanashi-ken.ac.jp/~itoyo/basho/shitibusyu/sarumino30.htm#百舌鳥なくや

2026年9月2日水曜日

公園巡り(ツルボ、ナンバンギセル)

昼過ぎ(午後2時半から3時)、快晴、最高気温が 31℃ の公園を巡った。なんで、わざわざというわけでなく、ちょっと行きたくなっただけ。公園内の自販機でジュースを買って飲んだが、たちどころに汗が噴き出した。それでも、隣接する2つの公園を廻った。

まず、いつもの野鳥観察フィールドである公園で、「シベリアリンゴ」の木と「ミチノクナシ」の木を、いつものように確認したが、まだ実を付けていない。
・シベリアリンゴの木は、開花は春から初夏にかけて、実は10月ころ(検索AI  Labs)
・ミチノクナシの木は、開花は春から初夏にかけて、実は8月から10月ころ(検索AI  Labs)

そこで、隣りの公園に移った。

ツルボ
公園を流れる小川に沿った沿道のあいだの斜面に「ツルボ(蔓穂)」が群生していた。(このときは)木陰に薄紫の花が咲きそろい、なんだかおとぎ話のような空間が広がっていた。
公園の「レンジャーミニ図鑑」によると、「特徴: 小さな花が穂状にあつまる、 花の大きさ: 0.7~0.8cm、 8月~9月にうすむらさき色の花が咲きます。日当りの良い場所に生え、花は下から順番に咲いていきます。地中に2~3cmの球根があり、食べられます。」とのこと。


ナンバンギセル
公園に併設の自然観察園入り口そばの小橋を渡り、板橋を伝っていくと、湿地に「ナンバンギセル」のあ赤紫の花が塊るようにして咲いていた。
公園の「レンジャーミニ図鑑」によると、「特徴: 花はキセルのような形、花の大きさ:約3cm、8~9月に赤むらさき色の花が咲きます。(長い葉のイネ科の単子葉植物の)ススキやチガヤなどに寄生する寄生植物で、葉はありません。うつむいて咲く様子から『思い草』とも呼ばれます」とのこと。寄生植物と知って、なんだか・・・。

2026年8月26日水曜日

公園のベンチ

昼下がり(午後3時)ころ、気温が 34℃ 近くあるにも関わらず小公園の池(人工池)に行ってみた。もしかして、「カルガモ」親子が見られるかもしれないと思ってのこと。とはいえ、この池で最後に出会ったのは、6月20日のだった。以来、何度か足を運んだが観察できてない。

(本ブログ関連:”小公園”)

ちなみに、きのう、きょうの最高気温は次の通り(猛暑日が続く)。
・8/26 35.6℃(12:54)
・8/25 35.7℃(13:37)

もしかすると、彼らは、大きな公園を流れる葦で保護された小川に移ってしまったのだろう。ただし、小公園に1羽だけポツンといたこともあったのだが。

小公園の池の岸辺(しっかり整備された石畳と木陰)にベンチがあって、散歩途中の休憩場所になっていたりする。そこに、おじさんがラジオを聞きながら横になっていた。このくそ暑いなか、水辺にいてもちっとも涼まず、諦めてのことか。(ホームレスのようにも見えないし)

また、いつもの野鳥観察のフィールドである公園にもベンチがあるわけだが。あたりまえだが、この時期の日当たりの良い場所にあるベンチで休む人はいない。枝が長く伸びて木漏れ陽だけが届く場所のベンチには、ときたま座っている人を見かける。

そよ風を受けながらベンチに座ってのんびり時を過ごすのは悪くない。ただし、じっと長時間は耐えられない・・・文庫本を片手に過ごすのも難しい。泰然と風景に溶け込む仙人のような感覚を持ってない悲しさかもしれない。本当は、ベンチと一体になってみたいのだが。

天気予報では、これから9月まで、30℃前後の日 が続くという。本格的な秋は遅くなりそうだ。(下線部分修正)

2026年8月22日土曜日

野鳥観察(101)

定例(月2回、土曜日)開催の野鳥観察(探鳥会)に出かけた。気温27.4℃、眩しいほどの朝陽を受ける。家の前の路地隅が濡れているのを見て、昨晩、雨があったのを気づく。実際、集合場所の原っぱは、露の葉が朝陽にキラキラ輝いていたし、草地をすり抜けるとき靴が濡れるほどだった。

(本ブログ関連:”野鳥観察”)

今月の第1回目(8/1)を、落し物の騒ぎで(探鳥会に家を出てすぐに気付き)交番に相談に行ったりして欠席した。そこで、第2回目のきょうは頑張って参加した。

夏季の暑い時期、観察できる野鳥の種類(数)が少なくなるようだ。今回は、ベテランの方の目力で観察したものを加えても、参加者数の方が多い結果となった。こんなことが、ときたまある。

そんなわけで、野鳥より <植物> 中心になってしまったが、ベテランの方々から解説いただいたり、自分なりに目視とカメラで確認・整理したものを次に記す(聞き間違いがありましたらご容赦)。
・カルガモ: 彼らはじっとしていたので、2地点で目視したのは 1+2羽(2→実際3)
・カラス・ハト: 当たり前にいて・・・(フィールドワークの主旨は数を数えることだが)
(他にアオゲラ、メジロ、シジュウカラなど: 終着点での結果報告のとき聞かされる)
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・キツネノカミソリ: 観察を開始してすぐに見つかった。
・ナンバンギセル: 終着地の葦原の下に咲いていた。
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・ホオノキ(赤い実): 高木の葉影の奥に見えた。
・サルスベリ(花): 公園の苗園で見られるが、公園の別地にずらりと並んで咲いていた。
・ヤマボウシ(実): 路上に落ちていた。  


カルガモ
・小川の岸辺にすっかり茂った葦の影に、「カルガモ」の姿をそれぞれ見つけた。右の写真では周りに2羽(計3羽)いた。公園整備で葦刈りを避けて、水鳥を保護したせいか、ベテランの方の情報によると、カルガモの親子は順調に(ヒナの数を減らすことなく)大きく育っているという。


キツネノカミソリ(写真左)、ナンバンギセル(写真右)
・フィールド巡り開始そうそう、公園の散歩道に「キツネノカミソリ」の赤い花が咲いていた。株数が多いので、誰れかが埋めたのではないかという説もあった。
・ 昨年と同様、終着地点に向かう葦原の下に隠れるように「ナンバンギセル」の花が咲いていた。今年は数が多いように見られる。会員の方によると、雨のおかげかもしれないとのこと。


ヤマボウシの実(写真左)、ホオノキの実(写真右)
・ミズキ科の落葉小高木の「ヤマボウシ」の木の前の路上に実が落ちていた。会員の方が食べてみると、甘味があるとのこと。実を潰してみたところ、モモのような香りがした。別の方の情報によると、ジャムにしたりするという。
ちなみに、同じミズキ科どうしであるが、「ヤマボウシの果実は食用にできるが、ハナミズキの果実には毒があり食用にできない」(Wikipedia)とのこと。
・指差されないと気づかない、落葉高木の「ホオノキ」の葉影に赤い実が見られた(まるでドリアの実を赤くしたよう・・・ネットにそのような紹介がある)。
ちなみ、葉の利用とか、種の漢方薬はあるが、実は食べる対象ではないようだ。


(追記)
夕方になって、天気予報の通りしっかり雨が降った。

2026年8月16日日曜日

自然観察(21)、夜の水道水が冷たい

月1回、公園をフィールドにした「自然観察会」*に出かけた。長く欠席していたので、久し振りのこと。観察会は、公園とは別に、他エリアにも出向くことも含めて、通算800回以上の開催実績があるとのこと。
(*)主に植物・昆虫などを中心にした観察会。なお、月2回開催の「野鳥観察(探鳥会)」が別途設けられている。

(本ブログ関連:”自然観察会”)

これまで定例の自然観察会に参加**したのは20回、2025年9月21日が最後。以後、他場所での観察に同行したことは数回あったが。
(**)初めて参加したのは、2020年8月16日。ちなみに探鳥会には、2020年8月22日以来100回出席(7月25日現在)。

自然観察会は、9時開始-12時まで3時間ほどかける。要所要所で観察するため、ずっと歩き続けるわけではないが・・・、一方、探鳥会は、早朝1時間ほど。実は、自然観察会の途中、体力的に断念したことが何度もあった。

今回、自然観察会を歩き切った。(地元の「体操教室」に通っているおかげかも知れない)

さて、今回は写真の記録だけ残したい。

クスノキ(写真左)、エノキ(写真中央、右)
・集合場所に、以前 施設改装のため植えられた常緑広葉樹「クスノキ」の高木がある。葉に、黄緑と濃緑の違いがあるのは、新芽と古いものとの差であり、常緑とはいえ新芽が出ると古い葉はほぼ落ちる。
・公園を横断する小川に沿った散歩道に、まるでディズニーのアニメの背景画に描かれそうな落葉広葉樹の「エノキ」の高木が2つ、幹をしっかり大地に張り付かせている。傍を通るたび、いつも根元から見上げている。


公園に併設の「自然観察園」にも進む。

カラスウリ(写真左)、センニンソウ(写真中央)、ヤブミョウガ(写真右)
・自然観察園の柵に、ウリボウのような縞模様のウリ科つる性の「カラスウリ」の実がなっている。秋には赤い実になるそうだ。
・同じく、柵の上にキンポウゲ科つる性の「センニンソウ」の白い花が咲いている。風に揺れる姿に東洋的な風情を感じる。長い雄蕊(おしべ)だけでも十分仙人の髭を想起させるが、実際はその後もっと花柱が伸びて、白い綿毛になるそうだ。
・自然観察園内に「ヤブミョウガ」が群がっている。白い妖精のような花が、黒い実を作っていた。その変化におやっと思ってしまった。


そのほか、「ヒメヒオウギスイセン」、「トチノキの実」などの写真をマクロで撮った(ポケットカメラ)が、ピンボケ。マクロ撮影は、よっぽどじっくり接近しなければダメのようだ。案外、普通(AF)で撮った方がよいことに気づかされた。

(参考)
公園内に、小川の草刈りについて掲示があった。「生きものの生息範囲として重要な重要な環境配慮範囲(水際)」を設定している。そのおかげか、カルガモ親子の雛の被害(数が減る)が避けられている気がする・・・観察に遮蔽となるが、生きものの命が優先だ。


夜の水道水が冷たい
自然観察の時間帯こそ 27℃ 近くあった(最高気温 27.4℃、12:07)ものの、夜になってぐっと冷えを感じた。というのも、水道水の水が冷たく感じたからだ。先月ジリジリ暑いころの、昼間の水道水の生温さと比べて雲泥の差である。

2026年8月15日土曜日

わがいほは鷺にやどかすあたりにて (野水)

鷺(サギ)*といえば、まず、真白の「白鷺(しらさぎ)」を思い浮かべる。「ダイサギ」であり「コサギ」を野鳥観察のフィールドで目にする。その白さは、緑の葦が茂る川岸にたたずむとき、一層際立つ。白い羽根に包まれて優雅に振舞えば、つい視線を固めるというもの。
(*)探鳥会で目にするのに、白鷺以外に「アオサギ」(薄藤~薄紫色)もいる。

(本ブログ関連:”サギ”)

人にとって白い衣装は、潔癖さを、決意を、そして人生の区切りを示すものである。そうであるからこそ、白鷺は人の目をひくのだろう。

今度は第九巻、「第九  折々のうた」(大岡信、岩波新書)の夏の項に、岡田野水(やすい)(江戸時代前期-中期、万治元年[1658年] ~ 寛保3年[1743年]、尾張名古屋の呉服豪商で町役人)と芭蕉との連句**を、聖と俗の関係を想起されるように、面白げに紹介している。
(**)芭蕉七部集「冬の日」に所収
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わがいほ(庵)は鷺にやど(宿)かすあたり(辺り)にて (野水)
 髪はやす(生やす)ま(間)をしのぶ(忍ぶ)身のほど (芭蕉)← 忍ぶ身: 身を隠す
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「折々のうた」で著者 大岡信は、野水の句「鷺に宿を貸すほどの草庵に隠れ住む隠者」に対して、芭蕉の句はその隠者を別者にして「恋愛沙汰か何かで一度は出家したものの、本心は一向にそんな所にはない・・・田舎住まいに身を潜めている」と解釈している。

さもありなん。鷺の白色が一挙に色褪せてしまうのを見るよう。結局、頼りは俗世間か。

■ 山梨県立大学 芭蕉DB
芭蕉七部集「冬の日 」 脚注(1/5)
    ー https://www2.yamanashi-ken.ac.jp/~itoyo/basho/shitibusyu/huyunohi00.htm
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野水の句について
私の家は鷺の巣もあるほどの田舎です。鷺は<さぎ>とよむ。白鷺かゴイサギかは分からない。

芭蕉の句について
ある事情で髪を切ったが、今はその髪の毛が元通りになるまでこの田舎に忍んでいます。なぜ忍んでいるかは不明だが、「しのぶ」には色恋の沙汰が無くては面白くない。主人公が不明、野水にそのような事情があったのかも不明。
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2026年8月11日火曜日

台風15号 襲来、「山の日」

国民の祝日「山の日」の今朝、時計のアラームが鳴った。野鳥観察の定例とは別のイベントに参加するためだ・・・寝ぼけながらスイッチを切ったのはいいが、そのまま二度寝してしまった。正直、台風15号の影響を気にして、どうしようか迷っていて、気が緩んだのかもしれない。

台風15号の本州上陸地点の予想は、東北地方 → 福島地方へと南下した。最新の進路予想は、関東地方に向かっている、それも東京を狙ったように。今夜から明朝にかけて激しい雨や強風に襲われそう。

(本ブログ関連:”台風”)

■ テレ朝ニュース
「異例の台風 統計史上初めて茨城県に上陸か 激しい雨や暴風、竜巻などの突風の恐れ」(気象予報士 佐藤圭一、2026年8月11日 12:10)抜粋
    ー https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/900196914.html
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予想進路図の中心線が通る茨城県に上陸すれば過去76年の統計史上初めてです。

なぜ?異例の進路の台風15号    ←(午前6時現在:最低気圧:985hPa)
通常、台風は南の海上で発生して北上、日本付近で偏西風にのり東へ進むことが多くなります。しかし、今回は高気圧が北日本付近に張り出し、さらに寒冷渦の影響もうけるという、あまり起こらない条件が重なり、珍しい進路をとることになりました。

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今年の盆休み(13日 (木) ~ 16日(日)まで)は、天気の塩梅がよくなく、スッキリしない日が続くようだ。台風とは別にして、なぜか武蔵野台地は、夜になって雨となる日が多い。


■ 過去の台風の進路(Gemini 、Wikipedia)
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・東京上空を通過したケース:平成13年(2001年) 台風15号(最低気圧:945hPa)
神奈川県に上陸後、東京都(多摩地域〜都心付近)を直進して縦断し、茨城県方面へ抜けました。都内でも大きな雨風被害を出しています。

・房総半島を通過したケース:令和元年(2019年)台風15号(最低気圧:955 hPa)
9月9日未明に三浦半島付近を通過後、東京湾を渡り千葉県千葉市付近に上陸しました。首都圏を中心に観測史上トップクラスの猛烈な暴風をもたらしました。
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2026年8月10日月曜日

台風 15号、16号

台風はありがたくない。ただし、乾燥した夏に恵みの雨だったり、水枯れの貯水ダムに一息つかせてくれることもあるのだが。先日来、行き先が気になった台風15号は、予想の反転はなく、そのまま本州を横断するという。さらに、次の台風16号がさっそく発生しているが、進路を北東に向けるようだ。(13号は上海方面に上陸、14号はとっくに熱帯性低気圧に変じてしまった)

(本ブログ関連:”台風”)

福島県付近に上陸する予想の、台風15号*の影響か、あす(8/11)午後に厳しい雨が降りはじめ、あさって(8/12)までつづきそう。おっと、その後一週間も雨天のもようだ。
(*)中心気圧が、990 hPaと弱めだが、地元の天気予報では結構な降水量だ。

あす、定例のフィールドとは違った場所で、野鳥観察が予定されているが、雨天が心配。参加すべきかどうか迷っている。

■ 朝日新聞
「台風16号発生、日本周辺に3台風:15号は11日ごろ東北に接近か」(2026年8月9日 17時45分)
    ー https://www.asahi.com/articles/ASV892TTSV89OXIE01WM.html
■ ウェザーニュース
「台風15号(チャンホン)は明日上陸予想 関東は夕方以降が荒天のピーク」(2026-08-10 10:16)
    ー https://weathernews.jp/news/202608/100101/

台風の進路予想: 朝日新聞(8/9 図左)、ウェザーニュース(8/10 図右)

2026年8月7日金曜日

立秋 2026、セミの声、盆踊り

きょうは二十四節気の「立秋」、秋の気配を感じるころ。この熱暑のなか、秋を直接感じることはないけれど、それでも忍び寄ってくる・・・。大人なら、風や樹々の変化に気づくことになる。

(本ブログ関連:”立秋”)

でも、子どもたちに <夏休み> はアッという間のことなんだよ、なんていっても始まらない。彼らにとって、今まさに毎日が <夏休み> なんだから。二十四節気の立秋の前段「大暑」(7/23)と、暑い盛りの立秋と、これから先の「処暑」(8/23)まで含めて <夏休み>(7月21日~8月31日までの42日間)というわけだから。

セミの声
そういえば、野鳥観察のフィールドに行って感じるのは、カラスが目立つ以外に、セミの声がうるさくなったことだろう。
・子どものころ、九州で虫取り網で捕まえたのは、ジリジリした夏を象徴するようなセミたちだった。羽根に模様や色がある、小さな「ニイニイゼミ」と、大型の「アブラゼミ」だ。
・それが、東京に引っ越してきて、透明な羽の「ミンミンセミ」がいてたくさんいて驚いた。

夏も過ぎると、子どもはセミ捕りに飽きる。鳴き声に愁いを感じる「ヒグラシ」や、<夏休み> の終わりを知らせる「ツクツクボウシ」に、もう心が離れてしまっていたものだ。


盆踊り
今夕の盆踊りは、洒落たネーミングの「サマーフェスティバル」となっている。きょうとあすの夕方開催され、屋台も並ぶ夏祭りの一大イベントだ。四方から、子どもたちと一緒に家族連れが集まってくる。

会場入り口近くに寄ったが、まだ正式開催前だったためか、櫓(やぐら)の周りの芝生辺りに一段となって座ったり、立ってかたまっていた。スピーカーからラップミュージックらしきものが流れて、和風盆踊りの前振りのような・・・。あすもあるので、とりあえず見たことにして会場から離れた。


(雑談)孫を見せる動画
産まれて間もない乳児を連れて、両親(おばあちゃん、おじいちゃん)へ見せに行くアメリカのYoutube動画が楽しい。もっぱら、アメリカの家族を見るのは、日本人家族の場合、なぜか立ち入ったような感覚がして気が引けるからかもしれない。

感心するのは、おばあちゃんが歳がいくつになっても、赤ん坊の頭や首に負担がかからぬよう、実に巧みにすっと抱きかかえる。そのとき、明かりがパッと灯るようで美しい。
一方、おじいちゃんの場合、大丈夫か?と、つい要らぬ心配をしてしまう。

2026年8月6日木曜日

山越の豆麩も遅し諫鼓鶏 (怒風)

商いをやっている方には縁起でもないが、「閑古鳥が鳴く」という言葉にある鳥は、野鳥の「カッコウ」を指すという。しかしながら本ブログ関連の通り、誰もが知るカッコウの姿を私は見たことも、鳴き声を聴いたこともない(とんでもなく鈍くて、ただ気付かないだけかもしれないが)。

(本ブログ関連:”カッコウ”)
 
ユニークな経歴を持ち、漱石や子規に傾倒した柴田宵曲(しばた しょうきょく、明治30年⁅1897年] ~ 昭和41年⁅1966年])の「古句を観る」(岩波文庫)の <夏> の項に、怒風*の次の句が紹介されている、「山を越した向うの里から豆腐を売りに来る。その大凡(おおよそ)の時間が決まっているのであろう。もう来そうなものだと思うが、なかなかやって来ない。どこかで閑古鳥(諫鼓鶏)の声がする、という山里の光景である」。
(*)怒風は、「高岡怒風(たおか/たかおか どふう)、江戸時代中期の大垣藩士で、芭蕉の門人である美濃派(大垣)の、兄斜嶺(しゃれい)とともに俳人」とのこと。
    ー「水の都 大垣」サイト「第四回 芭蕉来垣」
         http://www.ip.mirai.ne.jp/~binyou/basyou3.htm
    ー および Google Labsより。

(本ブログ関連:”柴田宵曲”、”俳諧”)

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山越の豆麩**も遅し諫鼓鶏(かんこどり)        (怒風)
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(**)豆麩は、①「豆腐」の「腐」の字を嫌った当て字で、「風流字」というのだそうだ。➁ また、岩波文庫では「麥」+「夫」の活字表記だが、Unicodeは、「麩」の通り「夕」が長く「しんにょう(辶)」のように伸びている。

上記、宵曲の解説は、そのままに解釈しつつ、「山越えに来る豆腐屋が遅いという点だけを描い(ている)」と記している。なるほど、朝食に待ち構えていたのかも知れない。

昔も今も、豆腐作り・売りは大変である。近所に <豆腐店> があれば身近に知ることだろうけれど。また、昔はリヤカーを轢いて豆腐屋が回っていた・・・後に自転車に替わったりした。
このこと(豆腐作りと販売)について、Google Labsは、「前夜から水に浸した大豆を深夜(午前1時〜3時頃)から早朝にかけて仕込んで製造し、朝食や昼食に間に合わせるため、朝の6時頃から午前中を中心にその日のうちに販売します。」とのこと。

待ち遠しい豆腐屋の声の代わりに、カッコウの鳴き声が山あいに木霊(こだま)する情景だ。


■ Gemini (抜粋)
ちなみに、カッコウと巡り会うには今夏は遅過ぎて、来晩春~初夏を待たねばならない。

Q.近所の公園には、本当に小さな小川と葦原(アシハラ)があり、託卵相手のオオヨシキリやモズ、ノビタキも観察されていますが・・・。この夏の時間帯としていつ頃がいいでしょうか?
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A.結論から申し上げますと、「今の時期(8月)」は、時間帯を問わずカッコウの姿や声を観測するのがかなり難しい時期に入っています。
● なぜ「夏の今の時期(8月)」は難しいのか?
・鳴くのをやめてしまっている(さえずりの終了)
カッコウが「カッコウ」と高く澄んだ声で鳴くのは、主に5月〜6月中旬頃の縄張り宣言やオスのアピール(繁殖期)です。7月に入ると鳴く回数が激減し、8月になるとほとんど鳴かなくなります。姿が地味な鳥ですので、鳴かない時期に樹上や草地に潜まれると発見が極めて困難になります。
・すでに南へ帰り始めている(秋の渡り)
カッコウは子育て(抱卵やヒナの育成)を自分でしないため、卵を産み落とした親鳥は、他の夏鳥よりも一足早く7月下旬〜8月にかけて南の国(東南アジアなど)へ渡りを始めます。8月にはすでに多くの個体が旅立っているか、通過移動の最中です。

● 来シーズン(春)に向けたベストタイミング
もし今シーズン出会えなかったとしても、オオヨシキリやノビタキ(春・秋の渡り)が訪れるその公園であれば、「来春の渡り期」には飛来する可能性が十分にあります。
・ベストシーズン: 5月上旬〜6月上旬
・狙い目の時間帯: 早朝(午前5時〜7時頃)
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