子どものころ、父親と一緒によく映画館に連れていかれた。地元の映画館は、いわゆる二番館・三番館(つまり封切館ではない)といわれるもので、通常2本立て(まれに3本建て)の上映観だった。ただし、アメリカの空想科学映画や冒険・怪奇映画しか記憶に残っていない。
(本ブログ関連:”映画館”)
とりわけ、空想科学映画(いまならSF映画)は忘れられない。少年漫画雑誌の世界にある宇宙人や魔人や怪物が、リアルにスクリーンで動き回るのだから。それは夢に出てくるほど強烈だった。
もしかしたら、最初の記憶にあるかも知れない映画がある。米国で1954年6月に公開された「放射能X(Them!)」だ。(核実験の)放射能により巨大化したアリ*との戦いを描いたもので、「ヒュㇽヒュㇽ」と独特の声をあげながら襲ってくるのがいまも耳に残る。女王アリと攻撃アリが各地に分散する展開は、映画「エイリアン」に通じる恐怖だった。
(*)子どもにとって、スクリーン上のアリのサイズは、まるでトラックのように巨大だった。
Youtube動画で「放射能X」の予告編を見て、映画館で見た興奮を思い出した。
■ Youtube(登録: Rotten Tomatoes Classic Trailers)
「 Them! (1954) Official Trailer #1 - Sci-Fi Horror Movie」(2013/10/23)
ー https://www.youtube.com/watch?v=v4URRp39XOo
実は、日本映画の「ゴジラ」も、放射能の影響に怪獣として、1954年11月に上映されている。奇しくも同じ年である。1954年3月にビキニ環礁で「水爆実験」が行なわれ、第五福竜丸事件が起きている。(子どもながらに、無線長の久保山さんの名前をいまも憶えている)
数々のハリウッドのSF映画に、宇宙人などの襲来をどのように解決するのか、パターンがあるのではと Gemini に訊いてみたところ、次のような一覧表にまとめてくれた。(表に未記載の「エイリアン」は、解決策のない永遠の侵略のようだ)
ハリウッドSF映画の脅威と解決パターン