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2016年2月26日金曜日

イ・ソンヒの詩誦 「あなたは去りながら、私に泣かないでくれというけど」

イ・ソンヒは、シンガーソングライターとして作品の発表を望んだが、時代がすぐに受け入れることはなかった。それを実現するのに、(デビュー以来)およそ10年近くかけたことになる。

念願の自作曲について彼女が語った経緯を、本ブログに以前紹介した「イ・ソンヒの分かりたいこと」から抜粋する。
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実は、私は最初のアルバムから、いつも曲を書いていたけれど、当時、シンガーソングライターという概念がそれほど良く考えられないし、女性が曲を書くといえば、評価がそんなに豊かでない時期で、「私も曲を書いたが、入れてみたい」というと、いろいろな理由で反対されて。
私の曲をのせてもよくなったのは、「ライラックが散るとき」(10集、1996年)の時からです。私が作った曲をやってもよいだろうと思ったし、少しずつ比重を増やしました。
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イ・ソンヒには、自作曲が歌謡界に受け入れられない頃に作った、アルバム「自作詩朗誦集 去る者だけが愛を夢見ることができる」(1990年6月)がある。ある意味、シンガーソングライターの決意の始点であり突破口だったのかもしれない。

同アルバムに所収の詩に「あなたは去りながら、私に泣かないでくれというけど(너는 떠나면서 나에게 울지 말라고 하지만)」がある。なぜかテンポのよい演奏を背景に、強い意志が浮かぶ情景を詩誦する。

(本ブログ関連:”「去る者だけが愛を夢見ることができる(떠나는 자만이 사랑을 꿈꿀 수 있다)」”)


あなたは去りながら、私に泣かないでくれというけど


私は、そんなに感傷的ではなくて
むしろ座って
コーヒーを一杯飲むでしょう

はじめ温かいけど、次第に冷めてしまう
まるで愛と同じ、このコーヒー


いっそわが家の古い階段で
みしみし音をたてて
十回も二十回も上がり下りするでしょう

この理由ない行動は まるで
あなたが私に話した別れと同じこと


わたしが誓うのは一つだけ
私たち、ふたたび苦しい愛をしないと

一度はじめた苦しみは 終わりが ないから

(Youtubeに登録のA lazy afternoonに感謝)

2016年2月25日木曜日

イ・ソンヒが出演したテレビドラマ「ギブス家族」

男の子は怪我が得意だ。しょっちゅうするし、傷の具合も自慢になる。包帯ぐらいでは大したことない。腕に白い三角巾して颯爽と登校すると、みなが(男の子だけだが)興味深々に寄ってきて会話が始まる。

松葉杖だったりすると大変、勲章も同然。だから、なかなか手放なさない。回復が進んでも、器用に使うのが自慢となる。それを羨望の眼差しで見ていたのだから、男の子には阿呆な要素がいっぱい詰まっている。

(本ブログ関連:”ちいさな男の子は阿呆である”、”あいつ、今頃鼻血ブーだぜ”、”卒業式”、”膝小僧をすりむいて”、”まあ、見てください”)

子どもは、ちょっとした出来事が好きだ。三角巾や松葉杖は特に大好きだ。ところが大人になるとそうはいかない。何しろ仕事があり日常がある。そのうえギブスなどしたら、周りまで心配になる。そんな知らせをいただいので気になる。御身大切を願うばかり。

イ・ソンヒが初めてテレビドラマに出演したのは、MBCの「ギブス家族(깁스가족)」(2000年1月7日~5月12日、金曜日午後7:30)だ。病院を舞台にしたイ・ソンヒの役回りについては、以前の本ブログに記した。

(本ブログ関連:”ギブス家族”)

入院中の物真似歌手役のイ・ソンヒが、病院ホールで患者たちを前に歌う場面がある。これなら、確かにドラマに出演した実績にもなる。そんなパジャマ姿の彼女を、ファンと一緒の写真には必ず?写っているような、あるファンのブログで見ることができる。

⇒ ブログ「美しい人よ、それは運命なんだ~、頑張って^^」、感謝!

2016年2月24日水曜日

キム・ヒジン「花の指輪さして」

愛らしさの特徴にぷっくら丸い頬がある。全体を柔らかにつつんだ幼い子どもの頬はなおさらだ。だから、その膨らみに自然に目が行き、自然に受け入れる。大人でもそう。例えば、朝のテレビで見る、渡辺蘭気象予報士にとても和むし、歌手では、イルカとか、aikoにそんな感じがする。イ・ソンヒにつながるイメージでもある。

韓国のフォーク歌手のキム・ヒジンもそうだ。優しい健康的な歌い方も相まって、ほんわりした頬に親しみが増す。同郷済州出身の歌手ウニ(キム・ウニ)の曲、「花の指輪さして(꽃반지 끼고)」を丁寧に歌う。彼女も、ステージマナーが好ましい歌手のひとりなのだろう。

(本ブログ関連:”キム・ヒジン”)


思い出される その小道
あなたが 作った 花の指輪さして
優しく 手を取り 歩いた 小道が
今では 去ってしまった 美しい 思い出
(トゥルルル~ルルルル~ルルルル)

思い出される その浜辺
あなたと 二人で積んだ砂の城
波頭が寄せた その浜辺も
今では 去ってしまった 美しい 思い出
(トゥルルル~ルルルル~ルルルル)

あなたが 作った 花の指輪
さびしい 夜なら 胸に抱いて
あなたを しのぶ 昔が思い出され
あなたは 遠い 夜空の あの星
(トゥルルル~ルルルル~ルルルル)
あの 星

(Youtubeに登録のrhythm7777777に感謝)

2016年2月23日火曜日

KBS WORLD「国楽の世界へ」 小正月

KBS WORLD「国楽の世界へ」は、先週水曜日(2/17)に文化的なキーワードに基づく韓国文化シリーズとして、「小正月(정월 대보름)」に関連した3曲を紹介した。

(本ブログ関連:”小正月”)

始めに、陰暦の「小正月」に行なわれた「踏橋遊び(답교놀이)」の由来と風習などについて次のように紹介された。
・今年の2月22日は満月で、陰暦1月15日の「小正月」である。風習の大半は正月に行われ、多くが小正月と関連する。以前は正月同様に特別な日だった。ソウルの古称「漢陽(한양)」もこの時期、「踏橋遊び」という橋を往来する風習があった。「橋」と「足」は共に「다리」と言い、人々はこの日に橋を渡ると足も健康になると清渓川の橋を渡った。女性が「踏橋遊び」で他の男性とぶつかるのを戒めた学者ソンビもいた。また、そこに歌い手が集まり、山の打令を歌った。

▼ 京畿山打令(경기산타령)で最初に歌う「遊令(놀량)」を聴く。徒党を組むよう、勇ましく響く。

次に、「ソンソリ(선소리)山打令」、「売暑(더위팔기)」の「自分の暑さ(내 더위)」などについて次のように紹介された。
・山打令は、ソウルと周辺の京畿地域、北の西道地方に伝わる歌。円陣で立ったまま歌う、「ソンソリ山打令」と言う。朝鮮時代、旅芸人の頭(모갑)がリズムに合わせて歌い、残りの仲間も小太鼓を持って歌い踊る。「遊令」から始まり、表の山の「表山打令」、裏山の「裏山打令」と続く。この時期、農村では豊作を祈願して、木や枝を燃やしたりした。また、「売暑」の風習もあった。小正月に陽が昇る前に会った人の名を呼び、「自分の暑さ」といって夏の暑さを押し付ける。名を呼ばれた側は、「自分の暑さ、暑さ返し(맞더위)」と暑さを押し返す。

▼ 三つの災いを解く歌「三災解(삼재풀이)」を聴く。仏教的、五行的、巫俗的・・・混ざる感じなのだろうか。

最後に、「三災解」の由来と儀式や「農楽(농악)」について次のように紹介された。
・三災は元々、水、火、風の三つの災いを指すが、ここでは、その年の干支に当たる人が災いに遭う可能性が高い意を指す。正月、家族で三災に当たる者に、災いを解く儀式を行った。昔の人々は、同じ場所に生まれ育ち、共に農漁業をして生きた。みなで豊作に喜び、凶年に悲しんだ。互いの協力は、生存とかかわる問題だった。

▼ 南部の農楽のリズム「サムルノリ(사물놀이)」で、「湖南農楽加楽(호남 농악가락)」を聴く。新酒の香りが残る。

・年始の正月、平和と安寧のため、シャーマニズムの祓い「クッ(굿)」の儀式や、綱引きなどの行事をして心を一つにした。そんなとき欠かせないのが、農楽の歌だった。

2016年2月22日月曜日

(雑談) 転寝(うたたね)

昼寝は、遅くとも午後3時までにすること。それ以降は、夜の睡眠に影響するという。最近、テレビを見ながら、転寝(うたたね)していることが増えた。今晩もやってしまった。

(本ブログ関連:”転寝”)

先月末もブログに「転寝」について記したというに・・・。子どもの頃、面白いテレビ番組を見ながら親が頭をコックリするのが不思議だった。私も入れ変わったようだ。

「転寝」は滑るように眠りに落ちる。ところが、明治時代の将軍の詩に、「転荒涼(うたたこうりょう)」の言葉がある。荒涼とした戦場を歌ったものだ。この場合の「うたた」は、ひどい状態を意味する。「転寝」の「うたた」とはおよそ感触が違う。

夜冷えにストーブをそばにしていると、温もりにうとうとして、ぼんやりと厚い睡魔にくるみ込まれる。抗(あがら)うことがでない誘惑だ。人生一瞬の階段の踊り場のようなもの、ひと休みしよう。

2016年2月21日日曜日

イ・ソンヒの「本当に悪い」

天気予報で、今日一日<晴れ>のはずだった。ところが空は重く、午前10時頃、怪しい雨音がした。外を覗けば辺りが濡れて光っている。Weathernewsの「雨雲レーダー」に、当地など局所に、濃い青色の雨雲が湧いては消えた。

雨はすぐに遠ざかり、明るい陽が差した。穏やかさに誘われて外出するも、日が陰る頃になると一気に寒風が襲う。こんなはずじゃなかった、あわてて帰り仕度する。その下では真っ正直であらねばならぬお天道様が、天気を振り回すなんて。たまには言ってみたくなる、「本当に悪い」とね。

イ・ソンヒの14集所収の「本当に悪い(참 나쁘다)」(2009年、作詞・作曲イ・ソンヒ)は、悪い(ひと)といいながら、なんとも可愛らしい彼女の声質に救われる。ファンは、きっと彼女のデビュー当時と同じ気持ちで聴いているのだろう、そんな気がする。いつまでも若々しくて、清く澄んだ、どこか少女の気配を残す。

(本ブログ関連:”本当に悪い”)


立ち直れない思いを抱いて
街に出て見たわ
あのたくさんの人たちの中で
私は何度も泣きそうなの

そのまま、この雨の中に
しばらくの間、立っていたわ
貴方に会いたい思いで・・・

本当に悪い・・・貴方、この思い知らないで
どうして無視して遠ざかっていくの
ただ私だけを愛した人の思い
こんなにまで苦しめるの

本当に悪い・・・私をここに一人にして置いて
あなたは、ただ私が近づいて来るのを望んでいるの
その思いにも愛があるのなら
どうか近づいて

そのまま、雨の中に
しばらくの間、立っていたわ
貴方に会いたい思いで・・・

本当に悪い・・・あなた、この思い知らないで
どうして無視して遠ざかっていくの
ただ私だけを愛した人の思い
こんなにまで苦しめるの・・・

本当に悪い・・・ここに私は一人にして置いて
あなたは、ただ私が近づいて来るのを望んでいるの
その思いにも愛があるのなら
どうか近づいて、どうか・・・近づいて

(Youtubeに登録のlys2187に感謝)

2016年2月20日土曜日

韓国人の好きな花

世論調査の大手、韓国ギャラップは例年、韓国人の「花」に対する意識調査を行なっている。昨年2014年の<春調査>(3月4~6日、下記に一部紹介)については既に本ブログに紹介したが、<秋調査>については未確認だった。

昨年の<秋調査>結果を元に、SBS芸能スポーツの記事、「春の花開花時期 『韓国人が最も好きな花の順位は』」(2/18、SBS funE芸能ニュースチーム)は次のように伝えている。(抜粋・表示加工)

花の嗜好は、圧倒的に「バラ」が好評である。ちなみに、イ・ソンヒには、ほとばしる赤い情熱を歌う13集所収の「バラ(장미)」(2005年、作詞作曲イ・ソンヒ)の曲がある。

(本ブログ関連:”バラ”)

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【韓国ギャラップの<秋調査>】
- 2014年10月2日~29日、4週間、全国満13歳以上の男女1,700人
- 韓国ギャラップ独自調査、面接調査員インタビュー方式、
- 標本誤差ポイント95%(信頼水準で±2.4%)

・韓国人が最も好きな花の結果は次の順
- 華やかな姿と香りを持つ「バラ」 (30%)
- 秋を象徴する「菊」 (11%)
- 〃 「コスモス」 (8%)

・「バラ」
過去、韓国ギャラップ調査で、すべての好きな花の1位だった。商業化されたのは、1980年代初め、本格栽培は、1990年代に知られている。
- 1982年(26%)
- 1992年(38%)
- 1995年(42%)
- 2004年(42%)
- 2011年(41%)
- 2014年(30%) ← 40%から下落

・2004年と比べて評価が目だって上昇したもの。
- 「菊」 (5%→11%)
- 「コスモス」 (2%→8%)

・好きな花10位は、次の順であった
- それ自体地味な美しさがあるが、他の花をより一層引き立てる「カスミソウ」 (5%)
- 清楚な 「ユリ」(4.4%)
- 国花「ムクゲ」 (3.6%)
- 春の伝令「レンギョウ」 (3.6%)
    「チューリップ」 (3.6%)
- 「つつじ(진달래)」 (3.5%)
- 「ひまわり」 (3.4%)
- 代表的な春の花「フリージア」 (2.8%)
- 「マグノリア(木蓮)」 (2.0%)
- 「桜」 (1.5%)
- 「クロフネツツジ(철쭉)」 (1.1%)
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<比較>(2014年3月4~6日の<春調査>)
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「春」といえばどんな花が思い出されますか?(上位から順に)
- 「レンギョウ」 (개나리、41%)
- 「桜」 (벚꽃、18%)
- 「ツツジ」 (진달래:カラムラサキツツジ、花だけ咲く、18%)
- 「梅」 (매화、4%)
- 「木蓮」(목련、3%)
- 「ツツジ」 (철쭉:クロフネツツジ、花と葉がある、2%)
- 「菜の花」、「フリージア」、「サンシュユ」、「バラ」、「ツバキ」・・・(それぞれ1%)
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季節によって花のイメージが異なるのは当然だが、春秋共に好まれるものもあるようだ。

2016年2月19日金曜日

雨水2016

春の陽に雪氷が溶け始める候、二十四節気の「雨水(うすい)」が巡ってくる。今年、地元の降雪は、年初1月18日のみだった。以降、みぞれ混じりの雨があっても、雪の気配はない。

(本ブログ関連:”雨水”)

土地がら根雪もなく、白く輝く峰々に見守られることもない。そんなわけで、雨水の実感はなかなか湧いてこない。そう考えると、この雨水という言葉、一体どんな風土にぴったりなのだろう。

束の間の三寒四温の揺り戻しか、朝から暖かい。晴天に気をよくして外出したが、行く先々が休館して無駄足に終わった。準備もままならない。

こんな日だから、久し振りに懐かしいドラマ、「ありがとうございます(고맙습니다)」(2007年)のOSTを聴こう。強気のおじさんが不覚にもすっかりはまってしまったドラマだ。チョコパイも忘れられない。
(次のYoutube映像はすぐに暗転する)

 
 (Youtubeに登録のRory Weathersに感謝)

2016年2月18日木曜日

イ・ソンヒの「私はいつもあなたを」、作曲者によりリメイクされる

秋には陽の陰りの速さに驚いたが、この時期は三寒四温だろう。先日、13日の土曜日と14日の日曜日に、4月下旬や5月上旬並みの20℃越えの陽気を味わったが、すぐに春寒に戻った。週間ほどの周期で季節が変化する。

昼過ぎ、ぽかぽか陽気に誘われたが、やっぱり風の冷たさは容赦ない。陽が傾けばなおさらで、気をよくして出かけたことを後悔する。寒いのは苦手とぶつぶついいながら。

ところで、イ・ソンヒの代表曲「私はいつもあなたを(나항상 그대를)」を、作曲者のソン・シヒョンの手でリメイクし、彼自身のアルバムに収録するという。NEWSISの記事、「ソン・シヒョン、イ・ソンヒの『私はいつもあなたを』 リメイク…キング作曲者」(2/16、イ・ジェフン記者)は、次のように報じている。

(本ブログ関連:”私はいつもあなたを”、”ソン・シヒョン”)

ちなみに、このリメイク版は、Bugs!サイトで<試聴>できる。(感想をいえば、<ラップ>についていくのは・・・ちょっと)

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・歌手イ・ソンヒのヒット曲「私はいつもあなたを」が、作曲者であるソン・シヒョンによって、モダンロック&ラップ・バージョンに新たに生まれ変わる。ソン・シヒョンはまた、1988年、自身の歌で発表した「夢めのような世界」もオーケストレーション・バージョンで再録音してリメイクする。

・「私はいつもあなたを」のニューバージョンは、17日正午、KBSハッピーFM 「イム・ベクチョンの(ラジオ)7080」(演出イ・インスク)で初放送されてオンラインを通じて公開される。

・「私はいつもあなたを」は、これまで、ユン・ドヒョンが「私は歌手だ」で、タレントのキム・ジョンウンが映画「家門の栄光」で歌ったことがある。だが、原作者が28年ぶりに自身の歌でリメイク、アルバムに収録するのは初めてである。

・軽快なリズムのバラード「私はいつもあなたを」は、ソン・シヒョンがイ・ソンヒに与えて最もヒットした曲で、最近のドラマ「応答せよ1988」の挿入曲として再び知らされた。音源ポータルGenieは、最近、1980年代の発表曲中、最も多く聞かれる歌として取り上げた。

・ソン・シヒョンがデビュー30周年記念として企画した「月刊 夢のような世界」に2番目の曲に収録される「私はいつもあなたを」は、原曲の甘美と叙情性を秘めながらも、最近のトレンドをミックスして、リフレーンの「戻ってきて、戻ってきて、Oh~」の部分をヒップホップ・バージョンで表現している。
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2016年2月17日水曜日

「ひとみ」ちゃん

「ブラックホール」って、素人に分かるようで・・・本当はよ~く分からない。

宇宙は、「ダークマター(暗黒物質)」とか「ダークエネルギー」とか、全身黒ずくめの<ダースベーダー>のようなもので充満している。さらに、何でも吸い込んでしまうブラックホールまであるとか。

そんなブラックホールを調べようと、観測衛星が打ち上げられた。衛星は、「ひとみ」と正式命名された。テレビでは、もっぱら「ひとみ」ちゃんと呼ばれている。

JAXAプレスリリース  「X線天文衛星(ASTRO-H)の太陽電池パドル展開及び衛星の名称について」(2/17)
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・国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、平成28(2016)年2月17日17時45分00秒(日本標準時)に種子島宇宙センターからH-IIAロケット30号機(H-IIA・F30)で打上げられたX線天文衛星(ASTRO-H)の電波を、同日19時40分に内之浦局で受信し、太陽電池パドルの展開が正常に行われたことを確認しました。

・現在、衛星の状態は正常です。
また、ASTRO-Hの名称を「ひとみ」と命名しました。「ひとみ」という名称の由来は、以下のとおりです。

●「ひとみ」(ASTRO-H)が「熱い宇宙の中を観るひとみ」であること。
●画竜点睛(竜を画いてひとみを点ず)の故事において、ひとみを描きこんだ途端に、竜が天に昇ったことから示されるように、物事の最も肝要なところという意味に使われる。「ひとみ」(ASTRO-H)は、X線天文学において、物事を知るのに最も肝要なミッションになってほしいという願いが込められている。
●瞳は、眼の中で光を吸い込む部分でもある。ブラックホールは「宇宙の瞳」であるともいえる。
「ひとみ」で「宇宙の瞳」を観測する。
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(YouTubeのに登録のKYODO NEWS【共同通信社】に感謝)

KBS WORLD「国楽の世界へ」 千年万歳

KBS WORLD「国楽の世界へ」は、先週水曜日(2/10)に文化的なキーワードに基づく韓国文化シリーズとして、実学者洪大容の「記留春塢楽会」の記載に関連した3曲を紹介した。

始めに、朝鮮後期の実学者、洪大容(홍대용、1731年~1783年)の別荘で開かれた楽会について次のように紹介された。
・「記留春塢楽会」は、洪大容の別荘「留春塢(유춘오)」で開かれた音楽会を記す。洪大容の伽耶琴(カヤグム、가야금)や金檍(김억)の洋琴/楊琴(ヤングム:양금)を始め、玄琴(コムンゴ、거문고)、洞簫(テュンソ、퉁소)、笙簧(センファン、생황)など登場する。一番年配の金用謙(김용겸)が上座に座し、酔が回りくると、色々な楽器が合わさり演奏が始まる。雰囲気が実った頃、金用謙が急に辞儀をした。みなが驚くと、「こんなに素晴らしい音楽を鑑賞したのに、年配の者が辞儀をするのは当然なことではないか」と言った。

▼ 国立国楽院正楽団による寿命が千年も万年も続く祈願の演奏「千年万歳(천년만세)」を聴く。軽やかなめでたい音色。

次に、朝鮮21代王英祖41年(1765年)、35歳の若さで中国の清に渡った洪大容の思想について次のように紹介された。
・清の文物を受け入れる主張の中心にいた洪大容は、権威のある家柄に生まれ、思うままに出世できる立場にいた。だが、学問の道を固執して(理論的な)性理学より、雑学と呼ばれた学問に関心を持った。実生活と関連した学問(実学)に関心を傾けた。玄琴演奏にも優れ、清に行った際に、天主堂(カトリック)のパイプオルガンを詳しく観察し、その形と原理を管楽器の笙簧と比較説明し、国の補助さえあれば作れるとも述べた。

▼ 笙簧とピアノ演奏「Oblivion」(忘却)を聴く。追想的な、昔の仏映画のような・・・今様である。

最後に、洪大容が楽器洋琴の奏法の解明に大きく関わったと次のように紹介された。
・「記留春塢音楽会」にある金檍が演奏した洋琴は、中国から入ってきた清く透き通った音色の楽器で、洪大容がその奏法を広めた。洋琴は細い針金で作った弦が数十個もあり、演奏が難しいと言われた。また、弦を揺らして奏する技法が使えぬため、国楽との調和が困難な楽器だった。当時、中国から不思議な楽器を入手しても、演奏法が分からぬことがあった。洪大容は色々試みて、その奏法を身につけた。

▼ 朝鮮時代の代表的風流音楽、「霊山会相(영산회상)」の三番目の曲、洋琴演奏「細霊山(세령산 )」を聴く。音を探るように響きを楽しむ。

2016年2月16日火曜日

ユン・ボクヒ「ヨロブン(みなさん)」

ハフィントンポストKoreaは、「16歳のユ・ジェイ(유제이)が歌うユン・ボクヒの『みなさん(여러분)』」(2/15、ライター:カン・ピョンジン)の記事で、3世代に歌いつがれる話題を次のように紹介している。

イ・ソンヒの「五月の陽射し(오월의 햇살)」(5集、1989年、作詞イ・ソンヒとユン・ハンギ、作曲ユン・ハンギ)に関わったユン・ハンギの妹であるユン・ボクヒの曲「みなさん」を、オーディション番組で歌う新星16歳*のユ・ジェイの登場を記している。まず、聴いてほしいという内容だ。それでは、歌を聴き比べてみよう。(* 16歳: 数え歳か、別紙では15歳と記述)

(本ブログ関連:”みなさん(여러분)”、”ユン・ボクヒ(윤복희)”、”五月の陽射し”)

ちなみに、ユン・ボクヒはイ・ソンヒの本籍地と同じ忠清南道保寧の生まれ(1946年3月9日~)である。

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・歌手ユン・ポクヒの「みなさん」は、今まで色々歌手が歌った歌だ。イム・ジェボム、イ・ソンヒ、Ailee、そしてSohyangまで。歌唱力では最も高い位置にある歌手が挑んだこの歌に、今回は16歳の少女が挑戦した。

・2月14日放映されたSBS「Kポップスター5」のバトル・オーディションでは、参加者ユ・ジェイ嬢が「みなさん」を歌った。彼女は、「幼かった時、両親を通じてこの歌を聞いた」とし、「お母さんを慰めるように歌うつもり」と話した。実際、どのように歌ったのかは、下の映像で直接聞いてみよう。

・「マイデイリー」の報道によれば、この日のユ・ジェイが「みなさん」を歌った瞬間、「Kポップスター5」は、21.9%という瞬間最高視聴率をとった。ヤン・ヒョンソクは、「私も一度もお会いしたことはないが、ユン・ポクヒ先生がきっとこの場面をご覧になったらいいな」とし、「これ以上、言葉を続けられない」と話した。

(イ・ソンヒの歌う「みなさん」の映像を挿入)
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2016年: 16歳のユ・ジェイが歌う・・・まさに、後生畏るべし。

(Youtubeに登録の임경수に感謝)

若き イ・ソンヒが歌う(MBC「土曜日、土曜日は楽しい」にて)

(Youtubeに登録のsoya iに感謝)

1979年: ユン・ボクヒの原曲(1967年にミニスカートで登場した彼女は衝撃的だったという)

  (Youtubeに登録のdjyoona11に感謝)

2016年2月15日月曜日

イ・ソンヒのカバー「ハル(いちにち)」

イ・ソンヒには、キム・ボムス(김범수)の「ハル(いちにち、하루)」をカバーしたものがある。ラテン風に味付けした彼の原曲と比べて、しっとりとして聴かせる。まるで、吸い込まれるように耳を傾けているのに気付く。

キム・ボムスが歌う男の側の心情と対比するように、イ・ソンヒは女性らしい感性で歌いあげる。それは音楽性豊かであり、以前に触れたシム・スボン(심수봉)の「愛しか私はわからない(사랑 밖에 난 몰라)」をカバーしたときのように(繊細さを)感じさせる。

(本ブログ関連:”ハル(いちにち)”、”愛しか私はわからない”)


*愛がまた傷つけます・・・
愛がまた泣かすのね・・・
あんなに愛した思い出まで忘れてくれといって
愛は残酷に去っていくのね・・・

本当に耐えられるでしょうか・・・
あなたが言った その言葉のように
そう、あなたは目を覆って 知らない振りして去るのが
いっそ、気楽なのでしょう・・・

変わることもできるのでしょう
あの風も 毎日は違うから・・・
それでもこの世に 生きたいという幸せをくださったのは
今まで、とてもありがとう

(* 最初の4行のみ繰り返し)

(Youtubeに登録のlys2187に感謝)

2016年2月14日日曜日

春一番 2016

どうやら、「春一番」が吹いたらしい。昨夜来、風が絶え間なく吹く気配したが、家の中で実感がわかずいた。昼までにすっかり落ち着いてしまった。暖かく天気上々である。

そういえば、去年、春一番はなかった(2012年も)。砂塵を巻き上げて、子どもの目に悪さをするようで、待ち望むものでないが、なければないで寂しいもの。冬から春への気象として受け入れよう。

(本ブログ関連: 2015年ナシ、”2014年”、”2013年”、”2012年ナシ”、”2011年”、”2010年”)

読売新聞の記事、「関東・東海・北陸・中国で『春一番』…気象庁」(2/14、抜粋)によれば、「気象庁は14日午前、関東と東海、北陸、中国で『春一番』が吹いたと発表した。/低気圧の影響で各地で南風が強まり、最大瞬間風速は東京都心で21.4メートル、静岡市で17.7メートル、名古屋市で13.6メートルを観測した。」とのこと。

気象庁、「天気予報等で用いる予報用語」の「春一番」解説
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・冬から春への移行期に、初めて吹く暖かい南よりの強い風。
<備考>
・気象庁では立春から春分までの間に、広い範囲(地方予報区くらい)で初めて吹く、暖かく(やや)強い南よりの風としている。
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(追記)
じわっと暑さで締め上げられたよう。一体何を着ればいいのやら。暖かい飲み物も未練ない。明日には寒さに震えるというに。この二日間、天候に振り回されたようだ。

2016年2月13日土曜日

最高気温

春の陽気が進み、今年の最高気温を更新した。今日ばかりは大きく飛びぬけた。都心で、21.8℃(今年最高、5月上旬並)、地元近隣でも、21.0℃(今年最高、4月下旬並)だった。

昼、ガラス窓に差し込む陽を、おもわずカーテンでさえぎった。それでも、外出すると風が強く、思いのほかひんやりした。「春は名のみの 風の寒さや」だ。夕方になると、風はますます強まる。明日未明にかけて、関東地方に「春一番」が吹くかもしれないという話題もある。

予報では、明日の最高気温が地元で、25℃という(weathernews)。温暖がこのまま続くはずもない。明後日から、10℃前後に落ち着くようだ。体調を崩さぬよう養生が肝心。今日ばかりは、それでもストーブを忘れがたく、点けては消している。

とはいえ、気分は「早春賦」(作詞吉丸一昌、作曲中田章、1913年)のままである。

(Youtubeに登録のshimobunsadoに感謝)


(付記)
近隣街の書店で、「あの日」(小保方晴子)を購入。

2016年2月12日金曜日

(雑談) インフルエンザ

インフルエンザが流行っている。私自身は、昨年10月に予防注射をしたけれど大丈夫だろうか。医院で説明書をもらったのに見当たらない・・・何てことだ。

都は、今日、インフルエンザの「流行警報」を出したという。NHKニュースWEB「東京都がインフルエンザ流行警報」(2/12)によれば、次の2種類のインフルエンザが流行っているという。
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・最も流行しているのは、7年前に新型インフルエンザとして流行した「H1N1型」でおよそ56%を占め、
・次いで「A香港型」がおよそ26%となっています。
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(参考: 東京都の「報道発表資料」平成28年2月12日 福祉保健局)


ところで、もしかしたら、すでにインフルエンザに罹っているかもしれない。何となく喉が重く、手足がほてった感じがする。そうでないとしたら・・・、考えられる理由は次の二つ。
①  風呂場のタイル目地に付着した黒カビ汚れを除くため、「カビキラー」を噴射し、ティッシュペーパーを貼り付けて、さらに噴射した。一日放っておくと、真っ白になる。ただし広い面積に噴射したため、塩素ガスを吸って喉を痛めたのかもしれない。
②  外出途中、小さな蚊のようなものが顔をかすめた。フッと避けようとしたが、何だか飲み込んだような気がして、吐き出そうと激しく咳き込んだ。そのときから喉の調子がよくない。

通っている「健康体操教室」でも、指導者の方々も罹ったいうのだから、気弱なおじさんはもっと危ない。ならば、病は気から、インフルエンザになんか罹っていない・・・と思うことにした。

2016年2月11日木曜日

建国記念の日 2016

「建国記念の日」の今日、快晴の暖かい陽射しに誘われて、小金井公園を訪れた。「梅祭り」が開かれるからだ。祭りは、正式には今週土曜日の13日から、21日の日曜日までの9日間の開催である。咲き振りはどうかと期待しつつ、少し早目だが観梅に出かけた。

公園の少し西寄りに、梅の木が密集した梅林がある。梅園と呼ぶには、それなりの規模が必要なのだろう。とはいえ、冬あけを梅花で楽しむことができる規模だ。白梅、紅梅が一斉に花開いているわけでない。祭りの期間中楽しむよう、28品種、約100本が順次咲くように植わっているようだ。

ところで、公園中央の二つの広場は、大勢の家族連れで賑わっていた。冬枯れの芝草に点在する親子たちの姿を見て思った。人間の視覚には、彼らの姿は実際より大きく意識されているのではないだろうかと。レンズの映像なら、きっと小さく写っただろうけれど。人間は見えるものを意識化する力がある。

眺める広場のひとつひとつの遊びを意味づけできる。ブリューゲルの「子どもの遊戯」の絵を思い出した。それぞれの遊びは、それぞれ違ったものだけど、それらが集まると、もう一つ別の意味を持つ宇宙になる。その雰囲気を楽しむ、そんな共感が素晴らしい。

イ・ソンヒ、レジェンド・アーティスト

6日放送されたKBS 2TVの芸能番組「芸能街中継」で、レジェンド・アーティストの世論調査の結果、イ・ソンヒが4位を占めたことを、デイリアン(dailian)の記事、「チョー・ヨンピル、圧倒的支持で『レジェンド・アーティスト1位』 やはり歌王」(2/10、イ・ハンチョル記者)は次のように報じている。(記事の主旨は、チョー・ヨンピル礼賛であるが)

(本ブログ関連:最近の歌手ファンの調査結果)
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・「歌王」チョー・ヨンピルが、全世代の圧倒的支持で「レジェンド・アーティスト」の1位に選ばれた。

・6日放送されたKBS 2TV芸能番組「芸能街中継」では、特別企画「韓国人が愛するレジェンド・アーティス」の世論調査結果が発表された。

・この日、チョー・ヨンピルは、20代のみで僅差で、故キム・グァンソクに1位を渡しただけで、30代から60代まで全1位を占める底力を誇示した。

・全体の順位2位は、90年代アイコンのソテジとアイドゥルが占め、イ・ミジャ、イ・ソンヒ、キム・グァンソク、イ・ムンセ、ナフナ、キム・ゴンモ、シン・スンフン、ナムジンなどが10位圏に名前を上げた。

・一方、チョー・ヨンピルは、1968年デビューして以後、48年間「友よ」、「赤トンボ」、「Q」、「ソウル、ソウル、ソウル」、「モナリザ」など数多くのヒット曲を流して、「歌王」として君臨してきた。
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1984年の江辺音楽祭大賞受賞(「Jへ」)、清清しくすっきりとした、爽やかな唱法、少女たちの偶像、姉さん部隊(女学生ファングループ)の始まり、アニメ「走れハニー」主題歌、歌謡界の女王・・・順位4位、支持返答率 23%、3位とのその差何と0.1% (1回答あたり、5人/グループの複数回答)

(Youtubeに登録の아카시아 Acaciaに感謝)

2016年2月10日水曜日

KBS WORLD「国楽の世界へ」 (旧)正月

KBS WORLD「国楽の世界へ」は、先週水曜日(2/3)に文化的なキーワードに基づく韓国文化シリーズとして、「旧正月」に関連した3曲を紹介した。

始めに、正月と「百結(백결)先生」の玄琴(コムンゴ)の匙(ばち、술대)にちなんだ話を次のように紹介された。
・新羅の慶州狼山(낭산)の麓に住んだ百結先生(414年~?)は、何度も縫い直して、布地の切れ目がウズラのように垂れ下がった服を着た。王室に命を捧げた忠臣、朴堤上(박제상)の息子の説もあるが不詳。百結は玄琴(거문고)で表現するのを好み、悲喜を、ときには怒りもリズムで表した。ある冬、正月を控えて彼の妻が、隣家は餅を搗(つ)くのに、わが家は食べ物がない。正月に何を食べれば良いのかとつぶやいた。先生は、玄琴の匙を叩き付けて、餅つきの音を真似て慰めた。人々はそのリズムを「大楽(「碓樂、대악)」、または「臼打令(방아타령)」と呼んだ。

▼ 玄琴と楊琴(ヤングム、양금)演奏、「ソウルの風流(서울풍류)」から「打令(타령)」を聴く。唐を経た西域の香りする。

次に、大晦日の「歲拜(세배)」の挨拶、悪鬼の「夜光鬼(야광귀)」の払いの風習などについて次のように紹介された。
・正月を迎える風習に「歲拜」がある。新年の挨拶を指すが、大晦日にする一年間の感謝と、年始周りの意も含まれた。また、夜に靴を部屋に隠し、部屋の外には篩(ふるい)をかけ置いて、悪鬼の夜光鬼を追い払う風習もある。夜光鬼が大晦日に村に来て、足に合う人間の靴を履くと、その靴の持ち主は一年間運が悪いため、門に篩をかけて避けた。夜光鬼がその篩の穴数を数えている間、靴を履くのをうっかり忘れ朝を迎えるからという。適した出会いを考えさせるようだ。

▼ 伽耶琴(カヤグム、가야금)の弾き語り並唱(竝唱、병창)で「燕路程記(제비노정기)」を聴く。早い語りの歌・・・。(パンソリ「興甫歌(흥보가)」より)

・昔、学者のソンビは庶民と違って<鶴>を好んだ。半面、<燕>は数多の鳥の中、最も親しみのある鳥だ。春、燕が巣を作ると、良いことがあると信じられた。

最後に、幸福のこし器の意の「福笊籬(복조리)」や、悪鬼を払いと幸福を呼び込む絵について次のように紹介された。
・正月のもうひとつの風習に、「福笊籬」がある。米のこし器をかけておくと、一年間の幸福がそこに引っかかる意から始まったまた、絵を掛ける、「歳画(세화)」の風習もあった。門に掛けるため、門の絵という意味の「門画(문화)」とも呼ばれた。

▼ パンソリ「水宮歌(수궁가)」から、歳画にある「虎が下りてくる場面(범 내려오는 대목)」を聴く。スッポンが兎と虎を呼び間違える・・・

・さらに、悪鬼払いと招福のため虎のような猛獣の絵や、伝染病払いの「処容(처용)」という者の顔を貼る風習もあった。

2016年2月9日火曜日

神野美伽の「春夏秋冬 屋形船」

季節は春に始まるけれど、想いを四季に成就する、神野美伽の「春夏秋冬 屋形船」(1989年、作詞作曲:深野義和)は、<夏>の終わりに始まった恋を、翌<春>に恋の盗人を観念させる。舞台は屋形船、江戸情緒いっぱいの小粋な歌である。

次のYoutubeでは、放送用に短縮して、「金杉橋(かなすぎばし)は雪化粧/『言葉が白い文字になる』」に始まる<冬>の場面は省略されているが・・・。(「Uta-Net」で歌詞を参照できる)

とはいえ、最後の<春>に登場する、在原業平の歌にちなんだ「言問橋」の名に風情を感じる。そんな言葉に彩られた、この歌は言霊が相応しく、想いを通じさせたようだ。とても健やかで、四季の展開を楽しめる恋歌だ。

(本ブログ関連:”神野美伽”)

(Youtubeに登録のKIMURA236に感謝)

2016年2月8日月曜日

NHKスペシャル「ママ達が非常事態!?」

先月末(1/31)、NHKスペシャル「ママ達が非常事態!?」を見て感じたこと。子育てに、一説に「おばあさん」の役割が語られたりするが、今回は授乳を助ける女性同士の協調(母親の育児戦略)が紹介された。

人間は子どもに生まれて直ぐに立つことも、大人同様の食事もできない。肉体的な成長だけでなく、精神性においても、大脳皮質の成長に時間が必要なようだ。12歳近くまでかかるという。そのため、母子の関係はより密接でなければならないし、それを守る環境も必要になる。

母親は乳幼児に、ずっと母乳を与え続けることはできない。その間に、食糧の確保も必要になる。その時、世話や面倒をみてくれるだけでなく、代わりに母乳を与えてくれる仲間が必要になる。
・赤ん坊の面倒をみるには、子どものころに母親の世話を見たり真似たりする擬似的な経験が必要。
・食べ物としての授乳のために、「おばあさん」の役割でない、母乳を与えられる若い女性の仲間が必要。(食物の分配)

女性が他者と協調性が強いといわれるのは、以上のような形で、社会生活を進化させたことにあるのかもしれない。さらに番組では、10組の母子が登場して、赤ん坊の(泣き)声だけで、わが子を判別できることを紹介した。まさに感動的な場面だ。また、出産前後で、女性の脳の活動が大きく変化することをMRI画像を使って示した。

母親に特別な反応を生じさせる、赤ん坊の不思議な力に驚かずにいられない。今までの学説・推論・見解に縛られず、あるままに立ち返って見ると、人間にはもっといろいろな自然のコードが隠されているかもしれない。人間は自然な存在だ。

(本ブログ関連:”家族の月”、”(雑談) 人についてひとこと”)

2016年2月7日日曜日

今晩も地震

昨日発生した台湾南部の地震災害をYoutube映像*で見ていたとき、揺れが始まった。ズズズズと振動が続き、あわててストーブの火を消す。地震に慣れることはない、永久にない。

(* YouTubeの映像:ニュース】)

すぐにテレビをつける。こんなとき、一番適切なのはNHKだろう。最初、関東各地の震度を伝えていたが、気象庁の情報を得て震源地を説明した。茨城県南部とのこと。

気象庁発表(平成28年02月07日19時30分)
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07日19時27分頃地震がありましました。
震源地は茨城県南部(北緯36.1度、東経139.9度)で、
震源の深さは約50キロ、地震の規模(マグニチュード)4.6と推定されますは。
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当地を揺らす地震に、茨城県南部を震源とするものが多い気がする。ただし、今回の震源は茨城県南部だが、いつもよりやや西側だ。

気象庁の地震情報では、今晩の当地の震度は2とのこと。一昨日(震度3)と比べれば弱めだが、一瞬、体感で震度3とすら感じた。慣れると境界が曖昧になるのだろうか。

2016年2月6日土曜日

昨日:桜島噴火、今日:台湾で地震

【桜島噴火】
昨晩(2/5)、鹿児島県の桜島が噴火した。NHKニュースで見た、夜の噴火映像は驚異的だった。噴出物が黒い山肌を赤く染め(溶岩流かと紛うばかり)、舞い上がる噴煙中を「火山雷(かざんらい)」が走る。一瞬、終末世界を想わせた。
朝日新聞の記事、「桜島で爆発的噴火 警戒レベル、3に引き上げ」(2/5、鈴木逸弘記者)は次のように報じている。(抜粋)
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・気象庁は、5日午後6時56分ごろに桜島(鹿児島県)の昭和火口で爆発的噴火が発生し、噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から3(入山規制)へと引き上げた、と発表した。
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【台湾で地震】
昨日朝の地震に驚いたところに、地震がまだ続く。本日の明け方、場所は遠く台湾で、ビルが倒壊するほどの大地震が発生した。テレビでその映像を見て驚く。朝日新聞の記事、「台湾地震、7人死亡440人負傷 高層マンション倒壊」(2/7、台南=鵜飼啓記者)は次のように規模を報じている。(抜粋)
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・台湾の中央気象局によると、台湾南部・高雄市で6日午前3時57分(日本時間同4時57分)、マグニチュード6.4の地震があった。隣の台南市で16階建てマンションが倒壊するなどの被害があり、内政部消防署によると7人が死亡、約440人が負傷した。
・気象局によると、震源は高雄市美濃区で、深さは16.7Km。台南で余震と見られる地震が午前7時ごろまで断続的に続いた。
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イ・ソンヒ「離別小曲」

イ・ソンヒが人生を合わせるよう、静謐の中に悲しみを歌った、12集所収の「離別小曲(이별 小曲)」(2001年、作詞クォン・ジンヨン、作曲イ・ソンヒ、編曲チェ・テワン)は、それまでの高音による若さの表現から、大人の音域へのそれに変わったといわれる。

(本ブログ関連:”離別小曲”)

この歌にどのようなストーリーがあるのか(彼女に関わる99年のことは別にして)、歌詞の展開を通して気になる。同じアルバムの「この歌をかりて」(作詞カン・ウンギョン、作曲ユ・ヨンソク)と同様、ストーリー性の強い作品だ。

また、次のYoutube(or Daum tvpot)映像にあるミュージックビデオの最初に表示される「Over Entertainment」についても、アルバムの配給会社問題があったこともあり気になる・・・。また、映像の最後に、ウォン・テヨン(원태연)の詩朗唱詩集「涙に....顔を埋める(눈물에....얼굴을 묻는다)」(2000年出版)が映っているが・・・この詩から.インスパイヤされたのか気になる。


生きていくことが、とても辛いです
そばにはあなたが  いたのに
あなたなしに生きるなんて、一人になるなんて
思ってみたことないのに

残った人はそれでも  生きられるという
その言葉が、さらに苦しめます
こんなに会いたいのに  忘れることができないのに
残った私には  苦しい重荷なだけです

私に待てといわれるなら  ただこう生きろといわれるなら
それはとても残酷じゃないの
あまりにも会いたいのに こんな私を置いて行かれたのですか
愛してる 待てと いっておいて

生きていくことが  つらいのです
私に残ったあなたの  名残りだけで・・・
              ______        

一生いきていっても、遂げられぬ恋なのに
なぜ私には時間をくれなかったのですか
残ったものはもうありません
戻せるのなら、以前のように一緒にできるのなら

生きていくことが  つらいのです
私に残ったあなたの  名残りだけで・・・

生きていく痛ましさ  もういいわ
わたしも 今 あなたのそばに 行きます

(「離別小曲」ミュージックビデオ)

(Youtubeに登録のlemonajkwに感謝)

2016年2月5日金曜日

久し振りの地震

朝方、久し振りに強い地震があった。はじめ、揺れるな、やって来るなという予感がした。気象庁の地震情報によれば、当地の震度は3とのこと。一瞬、それ以上大きなものになるのではと恐れた。震源は、思いのほか近傍の南の地とのこと。テレビの速報を見てさらに驚く。

気象庁発表(平成28年02月05日07時45分)
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05日07時41分頃地震がありました。
震源地は神奈川県東部(北緯35.6度、東経139.5度)で、
震源の深さは約30km、地震の規模(マグニチュード)は4.6と推定されます。
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先日、「立川断層」のことが気になり情報を探した。立川を端にして、北西に続く2つの断層(埼玉県飯能市の「名栗断層」と、東京都青梅市から府中市までの「立川断層」)で構成される「立川断層帯」がある。この活断層を、反対に南東に延ばしたところに、今日の地震の震源が重なるように見える。素人判断なので気にするしかない。

(本ブログ関連:”立川断層”)

東京都(伊豆諸島及び小笠原諸島を除く)とその周辺の主な被害地震
東京都(伊豆諸島及び小笠原諸島を除く)とその周辺の主な被害地震 (地震調査研究推進本部)

2016年2月4日木曜日

立春 2016

ひごとに日照時間が延びる。昨年12月初旬(「冬至」より前に)、東京の最も早い「日の入り」時刻は16:28だった。それが今日は17:10までになった。夕方まで陽が残るのはありがたい。

今日は四季の始まり、春の初日「立春」だ。そう思うだけで少し温んだ気がしてくる。最高気温は、都心で9.5℃、地元で9.1℃。10℃未満だったけれどすでに春気分だ。

(本ブログ関連:”立春”)(本ブログ関連:立春”2010”、”2012”、”2013”、”2014”、”2015”)

そういえば、去年の立春は寒い一日だったし、一昨年の立春は雪降りで、バス利用を優先するほどだった。立春とは名ばかりなのだろうか。

そんな昼下がり、近くにある私鉄駅前の小さな広場で、保育園から遊びに来ていた幼児たちの声が響く。保育士さんのやさしい目が届き思う存分にはしゃぎまわっているのが見えた。陽を浴びた子どもたちの姿はなぜかホカホカさせてくれた。

2016年2月3日水曜日

節分 2016

今日は「節分」だ。各季節の始まりの前日を「節分」という。とりわけ、春の始まりの「立春」の前日に、鬼を豆で追い出す「豆まき」が節分の家庭行事として定着している。幼い子がいればなおさらだろう。

(本ブログ関連:”節分”)

一年の暦の始まりである元旦前日の「大晦日」に、除夜の鐘を打って煩悩を祓うように、一年の季節の始まりの日である春分の日前日に、豆まきして悪気を追い払う。今日の節分は、一年の覚悟を示す節目かもしれない。

そういえば同じ節分に、「恵方巻き」という巨大な海苔巻きを食べる関西風の食行事がある。恵方巻きに予約が必要のようだが頼んだ覚えはない。ただ食べることしかないため、生活の中に居場所がなく馴染みにくい。家庭内の行事として、演技する家族があることを忘れている。

先日、テレビの誕生月占いで最下位のことがあったが、その日困ったことがなかった。悪気や悪鬼と出会うこともなかった。もしかしたら、鬼の方から逃げ出したのかもしれないが。そういえば、インフルエンザがいるな・・・。

KBS WORLD「国楽の世界へ」 花

KBS WORLD「国楽の世界へ」は、先週水曜日(1/27)に文化的なキーワードに基づく韓国文化シリーズとして、花に関連した3曲を紹介した。

始めに、冬に咲く梅の花、「臘月(ろうげつ)の梅」について次のように紹介された。
・冬真っただ中、春到来も先でない。雪の季節に咲く梅の花は、正月の後、春直前に咲き、ほんのり香りして親しまれる。稀に、陰暦12月(「臘月」)の冬真っ盛りに咲く梅もあり、「臘月の梅」ともいう。南地方の全羅南道の順天(순천)地域に、6本の臘月の梅がある。楽安(낙안)の城郭にあった臘月の梅が枯れかかると、その枝を順天に移し植え、それぞれ名札を付けて育ている。今年の順天の冬は暖かく、12月から花を咲かせている。

▼ 北方の黄海道地域の妓生「梅花(매화)」が作った歌「梅花歌(매화가)」を聴く。梅の香りの漂いに歳月が重なるよう。

・この歌は、「梅花よ」と呼びかけで始まる。梅花とは梅の花で、歳をとる物寂しい気持ちを込める。春に花を咲かせたい思いは、梅花も人も同じ。真冬だが、もうすぐ旧正月。その後訪ねてくる春を待ち望む。

次に、「寺堂牌(사당패)」を起源とする南地方(南道)の雑歌「花草四巨里(화초사거리)」について次のように紹介された。
・雑歌「花草四巨里」の花草四巨里は、花と草木を歌った曲だ。朝鮮時代、彷徨の芸能集団「寺堂牌」が歌った。花や木の歌詞から始まり、その後の詞には特に意味はない。まるで念仏を唱えるようにも聞こえ、「パン念仏(판염불)」とも言われた。

▼ 南道雜歌「花草四巨里」を聴く。いかにも庶民の間を巡った歌のよう、どこか楽天的さ(あるいは求めること)を感じる。

最後に、「沈清伝(심청전)」に語られる、「印塘水(인당수)」に咲いた花について次のように語られた。
・昔、花の中の花は人間の花といわれた。遊ぶ孫を見て、祖母が言ったものだ。中には、花より美しい人もいる。パンソリに歌われる沈淸(심청)のことで、パンソリ「沈清歌(심청가)」の「花草四巨里(화초사거리)」の歌だ。親孝行の沈淸は、父の目を治すため商人に売られる。航海の安全のために人身御供として、「印塘水」に身を投じて犠牲になるが、親孝行の彼女に感動した竜王に助けられる。一説に、印塘水に咲いた美しい花を、人々は王に捧げた。花から出た沈淸は王妃になった。

▼ 「沈清歌」から花と木の「花草打令(화초타령)」を聴く。パンソリだ。

・この歌には、人の心は、元々は花のようであるという、ひとつの教えがある。

キム・ボエさんの言葉、「まだ真冬ですが、お花に関連した歌を聞くと、暖かい春が待ち遠しくなります」。本当に、そうですね。

2016年2月2日火曜日

イ・ソンヒ「たぶん」

今年もあっというまに2月になってしまった。ひと月の早さと軽さをつくづく思い知る。それも歳とともに加速する。日めくりカレンダーをPC横に置いて2年目。一日が、紙一枚の重さしかない。あっけない。

考えてみれば、時間ほど確かなものはない。体内時計があって、DNAの複製回数が決められている。神様は、命のチケットを与えてくれたが有効期限つきだ。精一杯、旅をしなければならない。

イ・ソンヒの12集所収の「たぶん(아마...)」(2001年)は、たぶん人生で美しい情景を歌っているのかもしれない。成就の歓びでなくても、胸の痛みであったとしても、生きている実感に違いないからだ。若いときにしか経験できない貴重な一瞬だ。

(本ブログ関連:”「たぶん(아마...)」”)


その人の話し、しましょうか。 悲しい私の愛、聞き入れることができますか。
馬鹿でしょ、言葉ひとつできず、一人で胸を痛めるなんて。 私のそばにいても、
分かってください。 そんな気持ち、彼を見るたび、いいえ、私余計なこといい始めたようです。

*もう、その人には、命のような、そんな大事なものがあるのでしょう。
永遠に、私は堪えられない話をできないんです。 愛するという言葉は、たぶん・・・

なぜか、涙が止まりません。 つまらないでしょう。 私の気持ち分からなくて。
あなたがくれたハンカチに、涙とともに滲み出た言葉、それはあなたなのに。
本当に分からないのですか。 私のこんな気持ちを、いいえ、余計なこといい始めたようです。

*(2行繰り返し - 2度)


(Youtubeに登録のrosamin2に感謝)

2016年2月1日月曜日

イ・ソンヒはイ・スンギの入隊について・・・

韓国には徴兵制度があり、満18歳で徴兵検査を受け満19~29歳までに入隊(約2年間の兵役)するという。イ・ソンヒが発掘して育てた歌手イ・スンギ(李昇基、이승기、1987年1月13日~)が、今日入隊するとInnofile.netの記事「イ・スンギ、今日(1日)現役入隊」(2/1)は次のように伝えている。(抜粋)
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・イ・スンギは1日午後、忠清南道論山陸軍訓練所を通じて入隊し、5週間の基礎軍事訓練後、部隊に配置されて陸軍現役として服務する。
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イ・ソンヒは、以前経営していた劇場(彼女の歌ステージ)で演奏した高校生バンドの中からイ・スンギを発見し、いわゆる住み込みの弟子・師匠の徒弟関係を通じて育てた。現在、イ・スンギは、歌手として成長し、タレントや役者としても活躍している。イ・ソンヒのコンサートにイ・スンギが、イ・スンギのコンサートにはイ・ソンヒがゲスト出演するというのが習わしのようだ。

(本ブログ関連:”イ・スンギ”)

また、イ・ソンヒはイ・スンギの母親と同年代であることから母親代わりに面倒を見たという。それほどの関係だから、今回のイ・スンギの入隊について、イ・ソンヒがどのように思ったか知りたいところだが、ネットニュースにまだ見つけることができない。

今回、静かに入隊するというので、それを見守るイ・ソンヒも配慮したのかもしれない。とはいえ、いずれ彼女の心境を知ることができるかもしれない。

2016年1月31日日曜日

U-23アジア選手権優勝

昨晩、深夜に放送された「男子サッカー U-23アジア選手権」決勝(カタール・ドーハ)の日韓戦で、日本チームが3-2で優勝した。試合そのものは、今日未明にかかる放送だったため、ついつい寝込んでしまい、勝利を知ったのは朝だった。

(本ブログ関連:”サッカー”)

すでに、今年のリオデジャネイロ五輪出場権(23歳未満)を獲得しているので、気楽に観戦できるはずだったが寝てしまうなんて勿体ないことをした。ジャガーポーズの浅野琢磨選手の活躍と、手倉森監督の采配など素晴らしいものだった。

ところで、雨男とか雨女があって、イベントに予期せぬ展開を招くことがある。常々思うことだが、私がテレビ観戦に熱中することで、果たして試合にどんな影響があるか考えてしまう。見た方がよいのか、見ない方がよいのか思案する。結局、寝てしまい、勝利が導びかれたのかもしれない・・・そんな気がする。私が見なかったのがよかったのだろう。

相変わらずサッカールールを理解できない。そんな、にわかファンならでは、画面に見入ってしまったのは、手倉森監督を見たとき、カンニング竹山に似ているなんて、勝利に喜ぶ笑顔を見てそう感じた。

ここまで、決勝まで勝ち続けてきた全ての選手の活躍に、乾杯!

2016年1月30日土曜日

(雑談) マスク

寒いからといって、防寒マスクの話しではない。夜中、口を空けたまま寝て口中が乾くのを防ぐために、いわゆる衛生マスクをすればよいという話しがある。使い捨てマスクで十分で、気兼ねなく一晩で使いきるというわけだ。

実は、毎朝一番に気にしているのは、口腔がカラカラに乾わくことだった。テレビなどで、この渇きで雑菌が繁殖したりして、衛生上よろしくないという。若い人でも口を空けたまま寝ると渇くという。歳をとればなおさら。用心が必要、ただでさえ乾燥するというに。

ということで、マスクを着用しながら寝てみることにした。結果は、寝相が悪いからなのか、朝起きるとマスクの紐は耳に掛かっているが、マスク本体がアゴ下にずれ落ちているのだ。それも連日のこと。どうしたわけだろう。

この繰り返しで、朝一番、喉の乾きは相変わらずであるが。うがいから始めることも変わらないでいる。今晩もまたマスクを試してみよう。

2016年1月29日金曜日

氷雨

今夜、雨の後に雪の降る予報ある。外をのぞけば、氷雨に濡れた夜道が街燈に重く照らされている。思ったほどに寒くない。雨音に紛れて外は妙に明るいでいる。

氷雨に、以前見た映画、キム・ハヌル(김하늘)に翻弄される二人の男がカナダの雪山で遭難する「氷雨(빙우)」(2004年)を思い出す。氷雨というよりは、雪壁と滑落の印象が強いけれど。また、キム・ハヌルの姿に、男を虜にする奔放さというよりは、本来の健康なイメージしかないので戸惑った。彼女の26歳の映画だ。

(本ブログ関連:”氷雨”)

それに比べたら、20歳でデビューした年の1982年末にリリースした日野美歌の「氷雨」(元歌は、佳山明生の1977年のデビュー曲、競作)は、ぐっと大人っぽい。記憶にあるのは彼女の歌の方だ。印象深い素晴らしい曲だが、それにしても、20歳そこそこの女の子にこの曲を歌わせたとは・・・歌ったとは。


(Youtubeに登録のeboshi2008に感謝)

2016年1月28日木曜日

イ・ソンヒの「さようなら」

きのうの健康体操教室で、今月はもう終わりですといわれて驚く。えっ、そうなんだ。つい先日、正月を迎えたばかりというに、早いものだ。このまま記憶が飛んでしまえば、すぐに年末だ。鬼も笑わない。私ときたら、コマ送りの映写フィルムのように、カタカタ音をたてて記憶が空回りする。

イ・ソンヒの4集に所収の「さようなら(안녕)」(1988年、作詞イ・ギョンエ、作曲キム・イラン)は、過ぎ去った思い出を懐かしむ。「さようなら」といえる若さは、時間の流れを刻々と惜しむことができるほど充実しているからに違いない。若さには過去を見ているようで、未来しかないのだから。人生が、演じる舞台のほんの一幕でしかない。うらやましい。

(本ブログ関連:”さようなら(안녕)”)


美し過ぎた思い出にふけりながら
あなたの寝顔を見つめて
あなたの額に口づけして
静かにささやいたわ
さようなら

ドアを、ドアを開けしなに心残りして
もう一度、あなたを見つめて
遠くから聞こえる夜明けの鐘に
静かにもう一度
さようなら

別れは、本当につらい
愛とは、ただあなた

けれど、去らねばならない私を引き止めないで
ああ、引き止めないでください
愛しています

ドアの、ドアの外に出たら、冷たい夜は明け
コートの襟を上げて、口笛吹いて
白(しら)露なのか涙なのか、私の目もとに流れ
静かにささやいたわ
さようなら

静かに、もう一度
さようなら、さようなら


(Youtubeに登録のJ-GODに感謝)

2016年1月27日水曜日

転寝(うたた寝)

最近、昼過ぎの健康体操教室が終わって帰宅すると、どうしたことか眠くなる。適度な運動と疲労がなせるせいか、いつのまにかまどろむのだ。そして寝入ったことにおどろいて目が覚める。以前は、こんなことはなかったけれど、まことに心地いい。

知り合いに、午後の転寝(うたた寝)は3時までと教えられた。それ以降だと、夜の睡眠に影響するという。確かに夕方頃ちょいと転寝すると、深夜まで頭がさえる、というか落ち着かない。らんらんと深夜にパソコンを触ることになる。

(本ブログ関連:”昼寝”)

テレビで、幼稚園児の昼寝に効果があるという絵本が紹介されていた。絵本「おやすみ、ロジャー - 魔法のぐっすり絵本」を読み聞かせるというのだ。ゆっくり読む部分が文字で強調(ゴシック体、色付け)されていたり、子どもの名前を挿入する部分を示したり、いろいろ工夫されているようだ。
(Amazonにある同絵本の<なか見!検索>で、「本書の読み方の手引き」を見ることができる)

でも、おじさんが自身に、この絵本を読んで聞かせる=読むわけにもいかないし・・・結局、自然にうつらうつらして、ハッと目が覚める繰り返しだ。

KBS WORLD「国楽の世界へ」 北方に伝わる歌

KBS WORLD「国楽の世界へ」は、先週水曜日(1/20)に文化的なキーワードに基づく韓国文化シリーズとして、北方に伝わる歌に関連した3曲を紹介した。

最初に、平安道の妙香山(묘향산)の地勢と西山大師(서산대사)について次のように紹介された。
・妙香山(太白山ともいう)は、北の平安道に位置する。東に金剛山、西に九月山、そして南に智異山といわれ、妙香山も含めて4大名山と評する。最高峰は1,909m、周囲は128Kmある。山中の滝は1万に及ぶという。神話の熊と虎が人となり得て、熊女が「檀君」を懐妊した檀君洞窟があり、民族のシンボルともいえる、小さな寺が360ある。西山大師(休靜、1520年3月26日~1604年1月23日)が、秀吉の朝鮮出兵に対し僧兵を結成した場所でもある。

▼ 妙香山の風景を表現した歌「香山遊覧歌(향산유람가)」を聴く。経を唱えるようにリフレインする。

・この曲は、作者未詳の作品を歌にしたもので、妙香山の山脈を説明して旅立ち、その麓から頂上に至る過程をゆっくり歌う。歌詞中、檀君の洞窟や僧侶の西山大師の話と共に、国の平安を祈る部分がある。この歌で風景を想像できる。

次に、平安道の西道民謡の愁える心の歌「愁心歌(수심가)」について次のように紹介された。
・平安道を代表する歌に「愁心歌」がある。山川の草木は若返り、人の青春は歳老いていく、それを考えると悲痛で仕方ないという歌詞に、物寂しいリズムが加わり曲名になったという。黄海道と平安道の北地域の民謡を西道民謡という。

▼ 心配事のかたまり、一度聴くと長く記憶に残るという歌「愁心歌」を聴く。ビブラートの効いたモンゴル風の香りがする。

最後に、西道地域の歌の歴史性について次のように紹介された。
・西道地域の歌が悲しいのは、朝鮮の差別政策のためという説もある。朝鮮時代に、今の平安道と咸鏡道地域を差別することがあった。この地の人々が官職につくのを制限する差別だ。辺境の地を差別した。勉強しても官職につけるわけでなく、挑戦もできなかった。同民族として待遇をしない意に思える。

▼ 平壌の妓生が戦を案ずる詩にリズムを付した「詩唱、關山戎馬(관산융마)」を聴く。長く続く抑揚、声質は北風。

・内容は、いつになったら北の地域の戦いは終わるのだろうか、關山の戦争を心配する歌詞だ。この曲が、辺境地の平安道地域の人々に特別に感じられたようだ。

2016年1月26日火曜日

ストリーミング・サービスで80年代曲の1位、イ・ソンヒの「私はいつもあなたを」

最近、テレビのドラマや音楽番組の影響で、レトロ(復古)音楽に関心が増え、ストリーミング・サービス(Genie)で90年代の音源が増加し、去年と一昨年に聞かれた80年代曲の1位に、イ・ソンヒの「私はいつもあなたを」がランクされたと、聨合通信の記事(1/25、イ・ウンジョン記者)は次のように伝えている。

(本ブログ関連:”私はいつもあなたを”)

記事: 「『応答せよ1988(응팔)』・『土曜日!土曜日は歌手だ(토토가)』の影響?…音楽サービスのGenie、90年代音源ストリーミング57%増加」

(本ブログ関連:”40代に吹く「レトロブーム(復古熱風)」”)

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・チョー・ヨンピルの「釜山港に帰れ」、イム・チャンジョンの「焼酎一杯」 3年連続1位

・tvNドラマ「応答せよ1988」と、MBC TV「無限挑戦」の「土曜日!土曜日は歌手だ」など放送番組の影響で、レトロ(復古)音楽に関心が増加して、1990年代音楽のストリーミング件数が大きく増加した。

・音楽サービスGenieは、時代別音楽コーナーで紹介した過去の興行音源ストリーミングの動向を調べた結果、昨年Genieで1990年代の音源ストリーミング件数は、5千361万件で、前年度(2014年)対比57%増加したと、25日明らかにした。

・また、同じ期間、2000年代の音源が37%、1980年代の音源が23%、1970年代の音源が3%の増加傾向を見せた。

・Genieを運営するKTミュージック関係者は、「これまで利用者が2000年代の過去の音楽を主に聞いたが『応答せよ1988』と『無限挑戦 - 土曜日!土曜日は歌手だ』などを通して記憶から忘れていた1990年代の音楽に接し、この時代の音楽ストリーミングが大きく増加した」と説明した。

・実際、昨年音源ストリーミング件数が最も多かった過去の音源は、2000年代の音源で1億6千31万件を記録し、1990年代の音源ストリーミング数の3倍に達した。

・Genieは、この3年(2013~2015年)間、時代別曲中の利用者が最も多く聞いた1位曲を調査した結果、1970年代曲ではチョー・ヨンピルの「釜山港へ帰れ」が3年連続1位を占めたと明らかにした。

・1980年代曲中にはユ・ジェハの「愛してるから」(2013年)と、イ・ソンヒの「私はいつもあなたを」(2014、2015年)が、1990年代曲中にはイ・ムンセの「昔の恋」(2013年)と、キム・ヨンウの「いまでもきれいかい」(2014年)、Coolの「哀傷」(2015年)が1位を占めた。

・2000年代曲ではイム・チャンジョンの「焼酎一杯」が3年連続1位に上がって、定番(steady seller)曲としての面目を見せた。

・【2013年~2015年 Genie利用者が最も多く聞いたストリーミング1位のレトロ(復古)音楽】
- 発売年度別/曲名・歌手名、(ストリーミング1位の年)
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1970年代 「釜山港に帰れ」 チョ・ヨンピル 1位 (2013年、2014年、2015年)
1980年代 「私はいつもあなたを」 イ・ソンヒ 1位 (2014年、2015年)
              「愛してるから(사랑하기때문에)」 ユ・ジェハ 1位 (2013年)
1990年代 「哀傷」Cool 1位 (2015年)
              「いまでもきれいかい」 キム・ヨンウ 1位 (2014年)
              「昔の恋」 イ・ムンセ 1位 (2013年)
2000年代 「焼酎一杯」 イム・チャンジョン 1位 (2013年、2014年、2015年)
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2016年1月25日月曜日

寒い朝

ここ数日、寒気が西日本を覆い、昨日(1/24)、奄美大島に115年ぶりの 降雪があったという。もちろん、当地の冷え込みも厳しい。今朝、温水蛇口がゴホゴホと咳き込んだかと思うと、茶色の水を吐き出した。落ち着くまで、しばらく出しっぱなしにしたほどだ。

台所外の温水器が、昨夜の冷気で凍りついたのかもしれない。それを、温水を流そうとしたとき、凍った塊りが水道管の内壁をこすり、溶けながら通ったのだろう。おかげで、管内掃除をしたようなものだ。一瞬あせったけれど。

寒い朝だった。吉永小百合(1945年~)の歌に「寒い朝」(1962年)がある。おじさんのカラオケの定番で、カラオケの最後に心を浄化する儀式のように歌ったものだ。

この曲は、吉永小百合と<和田弘とマヒナスターズ>による歌だが、彼女はあくまで清純にすがすがしく歌う。それをバックコーラスで健康的に歌い合わせたのが、当時ムード歌謡で知られた和田弘とマヒナスターズだったのだ。彼らは、まるでダークダックスのように正統に歌い聞かせた。映画「赤い蕾と白い花」(制作時タイトルが「寒い朝」だった)の主題歌として歌われた。(吉永小百合の相手役の浜田光夫は、当時の観客側のわたしにとって、邪魔でしかなかった。容赦)

吉永小百合は、いわゆる青春映画スターである。いまだに、その気風が抜けきっていないかもしれない。かつての映画ファンがそさせないだけかもしれない。韓国の青春映画スターといえば、イム・イェジン(林藝眞、임예진、1960年~)があたる気がするが、どうだろうか。

2016年1月24日日曜日

イ・ソンヒのカバー「ハル(いちにち)」

イ・ソンヒがカバーした、キム・ボムス(김범수)の2集収録の「ハル(하루)」は、独特のしっとりとした仕上がりになっている。この歌がすでに持っていた、時や地理性を超え、あたかもイ・ソンヒの世界に独自の香りをして再生したようだ。それに似た驚きを、シム・スボン(심수봉)の「愛しか私はわからない(사랑 밖에 난 몰라)」のカバーにも感じた。

(本ブログ関連:”「ハル」”、”「愛しか私はわからない」”、”カバー”)

イ・ソンヒは、同じ組成を持ちながらもきらめく独自の結晶へ導くようにカバーする。味わい深くひきつける共鳴力を持ちながら。

(Youtubeに登録のlys2187に感謝)

2016年1月23日土曜日

(資料) 騙す狢(むじな)

「同じ穴のむじな(狢)」というけれど、さて考えてみると、ムジナという獣の記憶がない。どうやら、ムジナとは、「アナグマ」のようだが、果たして子どものころ動物園でいかに見たか覚束ない。写真の姿は、警戒心の強いインパクトに欠けた小動物に見える。

とはいえ、「同じ穴のむじな(狢)」とは、騙すという似た輩のわけで、アナグマ、タヌキ、テンなどをまとめて指すようだ。アナグマが騙すという由縁を考えると、<擬死>にあるような気がする・・・つまり死んだ振りだ。人間の目から見れば、そんなことより逃げればいいのにと思い、タヌキと似た滑稽さを感じる。アナグマにしてみれば、ただ小心なだけなのかもしれないけど。

タヌキ同様に騙すという習性から、小泉八雲の「狢」では<のっぺら坊>の、お女中になったり、屋台の蕎麦売りになったりする。でも、この話し少し変だ。というのも<のっぺら坊>の、お女中は泣き声をあげるし、屋台の蕎麦売りは「こんなものだったか?」といって自分の顔を見せてダメ押しする。口がない筈なのに。

闇夜に遠く、狢の声が聞こえるという、芥川龍之介の「狢」は物語というより、採話に近い内容だ。狢の話しの古い記録について次のように書き出している。
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書紀によると、日本では、推古天皇の三十五年春二月、陸奥で始めて、貉が人に化けた。尤もこれは、一本によると、化レ人(ヒトニナリテ)でなくて、比レ人(ヒトニマジリテ)とあるが、両方ともその後に歌之(ウタウ)と書いてあるから、人に化けたにしろ、人に比ったにしろ、人並に唄を歌った事だけは事実らしい。

それより以前にも、垂仁紀を見ると、八十七年、丹波の国の甕襲(みかそ)と云う人の犬が、貉を噛み食(ころ)したら、腹の中に八尺瓊曲玉(やさかにのまがたま)があったと書いてある。この曲玉は馬琴ばきんが、八犬伝の中で、八百比丘尼妙椿(やおびくにみょうちん)を出すのに借用した。が、垂仁朝の貉は、ただ肚裡(とり)に明珠(めいしゆ)を蔵しただけで、後世の貉の如く変化自在を極きわめた訳ではない。すると、貉の化けたのは、やはり推古天皇の三十五年春二月が始めなのであろう。
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最初から化かす存在ではなかったようだが、腹の中に曲玉を蔵したことに、化かすことが合わさって、狐と似た具合にもなる。狐は、「腹内には金の壷あり、其の中に仏舎利」、「額にありたる白玉」、「尾の先にありたる二つの針」が存在したとされる。

(本ブログ関連;”(資料) 那須野の殺生石”)

人を騙す程度の悪知恵しかないのなら、身の内に、身のほど知らずの余りいいものを持つべきではないようだ。

2016年1月22日金曜日

(雑談) 早口

以前、SNSのFacebookがどのように発生して、どのようにのし上がったかをドラマ仕立てにした映画を見た。その主人公が、Facebook創設者といわれるザッカーバーグ同様に恐ろしく早口だった。

(本ブログ関連:”ソーシャル・ネットワーク”)

早口といっても、アナウンサーの練習ことばではない。いってみれば、TEDのスピーカーがとめどなく言葉をあふれ出すように、自分の言葉で造った自身の世界を語っているのだから。その際、言葉は自身を表現する道具にすぎない。聞こうとする人がいるなら、説得するための専用インターフェースは必要ないのだ。

情報を探し五官に届けるのに、デジタル技術は急速に発展した。インプット技術について、これからもそうだろう。だが、いったん脳内の処理はどうにもならない。どんなに技術が進んでも、人間としての判断は高速化できない。

語りをどうして急ぐのか。他者に聞かせようとするなら、発する言葉に自分の言葉だけではすまないものがあるはずだ。言葉は意味にあらゆる構造体を持っている。パラメーターの加減で機能が変化する。思いついたまま、口先で早口に条件反射するものではないだろう。

アホウドリも船乗りに捕まれば、さきほどまで悠々と海原の上空を浮かび睥睨したときと違い、その無様な姿をさらすだけなのだから。詩人も然り、さらにいえば、ぼくらは全然詩人じゃないのだから。

2016年1月21日木曜日

イ・ソンヒ、韓国人が最も愛する「国民歌手」...チョー・ヨンピル、キム・ゴンモが続く

順位好きは韓国の国民性だろうけれど、イ・ソンヒについてうれしい順位記事があるたび目移りして、ついつい探し読んでしまう。最近の韓国ギャラップ調査でも、見事にカムバックして上位にランクされている。

(本ブログ関連:ギャラップ調査 ”2015年”、”2014年”)

昨年末、ジョイ・ニュースの記事、「イ・ソンヒ、韓国人が愛する”国民歌手”…チョー・ヨンピル、キム・ゴンモの順」(2015年12月31日、キム・ヤンス記者)は、FM番組のアンケート調査結果で、彼女が一番愛されていると次のように報じている。(彼女のファン・グループも頑張っただろう)

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- 「ホ・スギョンのハッピータイム 4時」で行なわれたアンケート調査の結果

・歌手イ・ソンヒが韓国人が愛する国民歌手1位に上った。

・(2015年12月)31日KBS 2ラジオ ハッピーFM(首都圏FM 106.1MHz)の、「ホ・スギョンのハッピータイム 4時」が、「我が心の国民歌手ベスト20」の選定結果を発表した。リスナーの熱い反響の中で行なわれた投票結果、1位は合計370票を得票した歌手イ・ソンヒが占めた。

・1984年江辺歌謡祭でデビューしたイ・ソンヒは、小さい体躯から出る完ぺきな歌唱力で、「Jへ」、「いつもあなたを」、「思い出のページをめくれば」など数多くのヒット曲を残したし、最近にも「因縁(絆)」、「その中であなたに出会って」などの歌で安定した愛(支持)を受けている。

・その他にも、80年代に兄さん部隊(=歳下の女性ファン・グループ)*を導き、今は歌王と呼ばれる歌手チョー・ヨンピルが合計334票を得て2位に選ばれ、3位キム・ゴンモ(317票)。4位キム・グァンソク(260票)、5位イ・ムンセ(231票)が後に続いた。

(* ちなみに、イ・ソンヒには「姉さん部隊」と呼ばれる女子中高生のファン・グループがいた)

・番組を制作するパク・ヨンフンPDは、「老若男女を問わず、今日私たち国民の愛を受ける大衆歌謡の地勢をよく示す意味ある調査結果」と評価した。

・今回の調査は、制作スタッフが事前選定した合計50人の歌手候補のうち、自身が考える国民歌手を最大5人まで選択する方式で行なわれ、去る(2015年)12月1日から23日まで総投票数5,599票を記録した。

・「ホ・スギョンのハッピータイム 4時」の年末年始特集、「我が心の国民歌手ベスト20」は、名曲とその歌手にまつわる思い出を分かちあい、深い感動と余韻を残す時間として作られてリスナーの大きな反響を得ている。
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大寒2016

今日は、二十四節気の最後、「大寒」だ。新しい一年の始まり「立春」(2/4)まで、14日間を残す。一昨昨日(1/18)の降雪もあり、このところ冬らしさを増している。今週土曜日に再び雪が降るという天気予報もある。

(本ブログ関連:”大寒”)

ところで、大寒をなんと発音するのか、「だいかん」か、それとも「たいかん」か。わたしとしては、「たいかん」と呼びたい。「だいかん」と濁音にすることで、「大仏」の「だい」につながる量的な大らかさが加わり、冬寒の質的な厳しさにつながらないような気がする。「だいかん」では間延びした感がする。

ネットを参照すると、「大寒」の読み方について、「だいかん」か「たいかん」かといったQAがあり、「たいかん」に組する感想も記されている。(特に、ブログ「井上教室(広島市)」のご意見に納得です。感謝。)

そういうわたしは、今、ストーブを全開してぬくぬくと「大寒」を語っている。われながら、自分のいい加減さを気付き、自覚することになる。もともと「寒いのは苦手だ」、「冬よりは夏の方がまだよい」と言っていたくせに。立春が待ち遠しい。

2016年1月20日水曜日

KBS WORLD「国楽の世界へ」 犬

KBS WORLD「国楽の世界へ」は、先週水曜日(1/13)に文化的なキーワードに基づく韓国文化シリーズとして、身近な動物「犬」に関連した3曲を紹介した。

始めに、京畿民謡「ヌンシル打令(는실타령)」と女性芸人団「寺堂牌(사당패)」について次のように紹介された。
・ソウル近辺の京畿地域の民謡は、他と比べて明るく派手なものが多い。人生、愛や別れを歌うときもそうで、恨みや悲しみより楽しく華やかに歌う。中に、「ヌンシルヌンシル」と繰り返す「ヌンシル打令」がある。特に意味はないが、動物の鳴き声を表した歌で、身近な鶏や犬から、鳳凰の鳴き声まである。あちこち彷徨った女性芸人団「寺堂牌(サダンペ)」が歌ったことに由来する。道端で疲れて歌ったろうが、リズムは依然愉快。

(本ブログ関連:”打令”)

▼ 「ヌンシル打令」の歌を聴く。歌謡の原点のよう、明るく楽しませる・・・流浪の歌だったのだろうか。

次に、現在伝わる動物をテーマにした「犬打令(개타령)」の統営(トンヨン)地域のものについて次のように紹介された。
・伝統音楽に時々動物が登場するが、主人公となる歌は少ない。動物でも、人と身近な犬は民謡にふさわしいテーマだ。「犬打令(ケタリョン)」は釜山近辺の統営、北方の西道(ソド)地域に二種伝わる。最近は犬をかわいがるが、昔は違う目的で飼った。泥棒よけの実用的な理由だ。いざ泥棒が入っても吠えず、そうでないとき吠える犬がある。昔の詩に、そんな犬について、歓迎しない相手にしっぽを振り、喜ばしい人には吠える。夜こっそり訪ねきた恋人に吠える犬のなんと憎たらしいことだろう。

▼ 統営地域の「犬打令」を聴く。夜、遠吠えを重ねる犬のよう。今様(アレンジ)である。

最後に、西道(ソド)地域の犬打令について次のように紹介された。
・統営地域と違い、西道地域の犬打令は犬を脅かす。犬の方言カイで歌う「カイヤ、カイヤ」で始まる。夜の人(密かに訪ねる恋人)が来たら吠えるな。吠えたら土葬すると脅かす。犬が理解したか分からない。犬から始まるので「犬打令」と呼ぶが、その後、木の下で遊ぶヒヨコの話に移る。一羽はトビがさらって行き、もう一羽は姑にばれぬよう二人で仲良く食べようという、少し恐ろしい恋愛の話だ。二人以上の歌い手が漫才のように掛け合うため、漫才の意の「ゼダムソリ(재담소리)」に分類されることもある。

▼ 犬を脅かす内容の西道地域の歌「犬打令」を聴く。掛け合いに抑揚を付けた素朴な感じがする。

・犬に頼んだり脅したり、吠えてはならぬという切実な気持ちが伝わる。ともに恋人の話が登場するのがおもしろい。

2016年1月19日火曜日

(雑談)雪降りの翌日

昨日は降雪で外出を控えたが、今日、朝から雲ひとつない快晴だ。陽射しを受けた雪道の中央はほぼ乾き、路肩に片付けられた残雪だけが名残り惜しそうに溶けるのを待っている。

降った翌日だけに、残り雪がまだ白いのが幸いだ。これも、2、3日すれば汚れてくるだろう。日陰路には雪が凍りつき、歩行に注意が必要。堅い路面で引っくり返ったりしたら大変なことになる。

近隣の街で、買物をした足で本屋に寄る。関心ある書棚を見ていたら、(市民教室で)いつも教えていただいている先生の研究論文を掲載した研究誌が並んでいた。素人のくせして覗いてみたら、これが全く分からない。もし説明を聞いたとしても分かるものでもない(間違いなく!)。普段の先生とは違った、研究者の世界があることに感心し尊敬する。

今晩で、2015年度の教室が一段落した。4月までしばらくの間、さぼらぬよう気を引き締めていこう。

2016年1月18日月曜日

積雪2016

昨晩、冷え方が厳しかった。テレビで、降雪を知る。早朝、近所から雪掻きの音が聞こえたりした。家の廻りに今年最初の雪が積もった。

気象庁の最新気象データ(9時現在、都心)では、24時間「累積降雪量」は6cmとのこと。早速、わが家の状況を測る。みぞれから雨粒に変わり多少削られていることも勘案して、(一番積もったと思われる)塀の上の積雪を見ると、8cmほどの高さだった。

昨年、雪止め工事をしてもらったので、例年のように屋根からどさっと雪が落ちて雨どいを壊すことはないだろう。今回、その効果が確かめられるわけだが・・・そんなことより、近隣の街へちょっとした買物を予定していたが、明日にしようか。


(付記) 「冬の土用の入り」
今日から18日後に「立春」すなわち春を迎える。この間を「土用」といい、その入り口だ。立春の前日は「節分」となる。
春を間近に見る、冬の土用の入りに雪が降るとは。旧暦の春は、旧暦1月1日(今年の2月8日)から始まる。陽暦の3月から始まるのに比べて1ヶ月早い。実感の春にはまだ遠い。

2016年1月17日日曜日

イ・ソンヒの「そうよ過ちは私にあります」

江辺音楽祭で大賞受賞した翌年に、イ・ソンヒはアルバムを立て続け2つも出した。その第2集に収録された、「そうよ過ちは私にあります(그래요 잘못은 내게 있어요)」(作詞チュ・セホ、作曲チョン・ギョンチョン、1985年)に、彼女らしさを探せば、突き刺すような高音しかないかもしれない。

デビュー当時のイ・ソンヒをどんな風に売り出そうとしたのだろうか気になる。ボーイッシュでメガネ姿の彼女から、女性的なものを磨き出そうとしたのかもしれない。それも思いっきり、終わってしまった恋の歌詞をあてて・・・。

彼女が歌えば、悲恋を追想するより、ハードルを飛び越えダッシュする姿が浮かんでくるが、当時、この歌に「イソンヒに初めて女性らしさを感じた」というファンの声もある。


熱い涙で、胸濡らしながら
一人で、とても悩みました
*
そんなに愛した私を
忘れてもかまわないんですか
胸いっぱいになる、そんな悲しみを
一人で、受けとめてます

これ以上のこと、もっとあったのに
私たちが別れるなんて、信じられません

そうよ、過ちは私にあります
いつも、私だけのせいだから

(*以下繰り返し)

(Youtubeに登録の길성배に感謝)

2016年1月16日土曜日

(雑談)電子書籍リーダー

昨年末、ラジオ講座を定時録音するラジオサーバーが、「メモリー不足」表示を繰り返した。このラジオサーバーを以前購入した、近隣の街にある家電ショップに出かけ、マイクロSDカードの増設と、録音先の設定などしてもらう。

結局、2度足を運んだ。(忙しい時期に、面倒みてくれた店員さんに感謝)
帰りがけ、電子辞書と電子書籍リーダーの売り場を覗く。昔、ソウルで買ったカシオの電子辞書(韓国製)は頑丈で故障の気配がないが・・・国産機の場合、小学館版辞書を搭載しているので気になっているのだ。

電子書籍リーダーについては、「青空文庫」を手元に置いて読みたく思案中だ。家電ショップに陳列されているのは、バックライトのないS社製一機種だけで他社製品と比較しようがない。

(本ブログ関連:”電子書籍リーダー”)

そこで、店員さんに相談してみた。いっそ小型タブレットを電子書籍リーダー代わりにしたらどうだろうかと。すると小型タブレットでの読書は、重量の点もあるが、長時間使用は「蛍光灯を見つづけるようなものです」とやんわり説得された。むしろ、専用電子書籍リーダーがいいというのだ。

さて悩む。

青空文庫の書籍を大量にダウンロードしても、果たして読む動作につながるかどうか、それが本当の悩みどころだ。

2016年1月15日金曜日

イ・ソンヒの「世界中が眠りに落ちた後から」

イ・ソンヒの12集所収の「世界中が眠りに落ちた後から(온 세상 잠든 후부터)」(2001年、作詞イ・タギョン、作曲パク・ヨンス、編曲パク・ヨンス、ユ・ションソク)は、雪の朝に去った人への想いを歌う。残った悲しみを訴えるように、曲の最後にかすかなささやきが聞こえる。まるで電話口に訴えるように。雪の白さはすべてを隠したが、ふっとよみがえる冷たい想いはまだ熱いようです。

(本ブログ関連:”世界中が眠りに落ちた後から”)

ところで、作詞者イ・タギョンと作曲者パク・ヨンスは、同12集所収の「I Have To Say Goodbye」も作詞、編曲している。ともに重量感のある印象深い曲だ。


夜通し雪が降ったわ。世界中が眠りに落ちた後から
悲しい 私のこころも知らぬまま、 朝はくるのでしょう。
窓、音もなく開けば、染みる冷たい風
白雪、美しく積もった 木の上には冬の空

あなたの背に近づき、しばらく寄り添ったが
なんの言葉もなしに ドアを出るのね。
もうすべて終わってしまったのね まだ私はここにいるのに
あなたに見せられなかった 痛みはまだそのままなのに

本当にとてもつらいです このように別れるのだから
あなたを なくした朝 私だけ残ってます。

去ってしまったあなたの足跡が雪の上一つずつ刻まれて
眺める目を少しずつ 滲ませてしまいました。

あの冬の終わりに あなたはもう消えて
とうとう 悲しい涙を 流してしまったの。

(Youtubeに登録のCool Kidに感謝)


(付記) 小金井公園
陽がかげる前の小金井公園を散歩する。蝋梅はすでに盛りを過ぎてわずかに香りを漂わせていた。そこにつづく梅園では、一部の白梅、紅梅が花を咲かせていた。陽が傾くと、陽だまりと日陰の温度差がきびしい。長居は無用とそこそこに引きあげた。

2016年1月14日木曜日

ソン・シヒョンのカムバック

イ・ソンヒの初期アルバム4集(1988年)と5集(1989年)、6集(1990年)に大きく関わった作詞・作曲家にソン・シヒョン(송시현)がいる。彼についてはこのブログに何度も記してきた。

(本ブログ関連:”ソン・シヒョン”)

ソン・シヒョンが関わったイ・ソンヒの作品に、下記記事に示された以外に、4集収録の「愛が散るこの場所」の作詞・作曲、「天使は泣かない」の作曲、「むづかしい応え」の作詞・作曲が、5集収録の「冬哀傷」の作曲、「心のようにあなたのそばに」作詞・作曲が、6集収録の「今日この夜も」の作曲、「懐かしい国」の作詞・作曲(イ・ソンヒと共同)、「思い出のページをめくれば」の作詞・作曲がある。

ニューシスの記事、「ソン・シヒョン、13年ぶりのカムバック…『月刊 夢みるような世界』」(1/13、チョ・インウ記者)は、ソン・シヒョンのカムバックについて次のように報じている。
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・tvNドラマ「応答せよ1988」で、当時最高の人気歌謡に選ばれた「夢みるような世界(꿈결 같은 세상)」の主人公である歌手ソン・シヒョン(51)が13年ぶりにカムバックした。

・デジタル・シングル「静かな離れ島に母さん鳥と幼い鳥がむつまじく暮らしていました。そんなある日(조용한 외딴섬에 엄마 새와 어린 새가 정답게 살고 있었습니다. 그러던 어느 날)」を12日発表した。国楽とクラシックを融合したオーケストレーション・バラードのジャンルでミュージカルを連想させる叙情的なサウンドが際立つ曲だ。

・ソン・シヒョンが、今年デビュー30周年を記念して毎月「統一」を主題に一曲ずつ発表する、「月刊、夢みるような世界」の開始だ。13日、昼12時のKBSハッピーFM「イム・ベクチョンの7080」を通じて、初放送される。

・1986年、MBC江辺歌謡祭で「憎めないおまえ(미워할 수 없는 그대)」でデビューしたソン・シヒョンは、歌手イ・ソンヒの「いつもあなたを」(イ・ソンヒ4集、作曲)、「ひとしきり笑いで」(イ・ソンヒ5集)を作曲・作詞した。2003年に5集発表以後、ミュージカル演出者として活動している。

・ソン・シヒョンは、「デビュー30周年を迎えて国民的共感を呼びおこす歌を歌いたくて大衆音楽の前面に出る」と伝えた。
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「静かな離れ島に母さん鳥と幼い鳥がむつまじく暮らしていました。そんなある日」
-Youtube登録者のコメント<もっと見る>には、母鳥への切ない想いを歌った歌詞が紹介されている。
(Youtubeに登録のUnInvited Guestに感謝)


(付記) 新春特別公演Part1「韓国伝統芸術ハンマダン」
今晩、四谷二丁目にある「韓国文化院」のホールで開かれた、伝統音楽の国楽演奏会に出かけた。「千年萬歳」から「サムヌノリ」まで演奏と舞踏を含めて9演目、総勢14名の演奏家、舞踏家により演じられた。いろいろ幅広く楽しめる公演だった。
(当方、最近少々疲れ気味で没頭できぬまま・・・演奏が耳の外で響いているような感じがして・・・大丈夫かな?)

2016年1月13日水曜日

初氷2016

今朝、都心で「初氷」が観測された。今年最初の結氷日となる。冬の寒さはジワジワ来るものだが、暖冬に油断したせいか突然やってきた感じだ。昨晩の教室帰り、余りの寒さに頬がしばられて、ついに冬到来を実感したばかり。

朝、ストーブをつけて横になりながらテレビ番組を見ていたら、気象コーナーで東京都心の初氷について解説していた。BIGLOBEニュースの天気記事、「東京で 最も遅い初氷を観測!」(1/13、tenki.jp)は、遅い初氷を次のように報じている。(抜粋)

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・今朝の東京都心は冷え込みが強まり、午前6時30分までの最低気温は氷点下0度9分まで下がりました。
・東京都心では、1925年の統計開始以来、最も遅い「初氷」が観測されました。(東京大手町での観測)
・平年より27日遅く、昨年より29日遅い観測です。
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「1925年の統計開始以来、最も遅い『初氷』」というのは驚き。子どものころ、道路の水溜りに張った氷を踏んでバリバリという響きを楽しんだ。軒先に氷柱(つらら)がさがっていたこともあった。つい、もぎとって陽にかざしたり、舐めたりしたものだ。子どもは何でもする。

そういえば、東京に転校してびっくりしたことがあった。「霜柱」だ。前に住んでいた所より緯度が高いこともあり、火山性の関東ローム層という土質もあって、霜柱の成長が大きい。踏み込むとぐしゃりと折れてへこむ感触がなんとも嬉しくて、辺りを踏み散らしながら歩いた。それも数年で慣れてしまったが。

雪の中ではしゃぐ子どもたちの様子を見たい気がする。やっぱり冬はあった方がいいのかもしれない。

KBS WORLD「国楽の世界へ」 昔話

KBS WORLD「国楽の世界へ」は、先週水曜日(1/6)に文化的なキーワードに基づく韓国文化シリーズとして、「昔話」に関連した3曲を紹介した。番組、新年最初の放送である。

最初に、一粒の栗に悩むかわいらしい話による童謡「セサンダルグン(세상달궁)」について、次のように紹介された。
・昔、冬になると部屋に火鉢を置いた。部屋の空気を暖かくし、鍋料理を温めのにも使う。孫が遊びにくれば、火鉢で栗やサツマイモなど焼いてやった。そんなとき、昔話や歌があればなお楽しい。童謡に、栗のお話しがある。ソウルへの途中、栗を拾い台所の食器棚に入れたところ、ネズミが食べたようで、一粒だけ残り、どの窯で蒸して食べるか悩む内容だ。栗が出来上がったら、<包丁で皮をむき、二人で分けて食べよう>という、一粒の栗に悩む姿がかわいらしい。

▼ 子どもたちが歌う童謡「セサンダルグン」を聴く。童謡というより舞台で歌われるよう、結構力強い。

次に、「独脚鬼(トケビ、도깨비)」のおかげで大金持ちになった物語を次のように紹介された。
・昔話に、虎やキツネ、お化け、独脚鬼と呼ばれる化け物などがよく登場する。物語りで人々を脅かす存在だが、時には人間が上に立つという、愚かで哀れな姿だったりもする。パンソリに、独脚鬼のお蔭で金持ちになった話しがある。ある男が道端でばったり出会った独脚鬼は、金を貸して欲しいと言う。男は持ち合わせの金を独脚鬼に渡し、急いで帰った。すると、翌日から独脚鬼は金を返し始めたものの、それを忘れ毎日くる。それがいつまでも続き、男はすぐに大金持になる。でも男は、毎日くる独脚鬼が面倒になりどうしたことだろう。

▼ 創作パンソリ「独脚鬼のお蔭で金持になった男」から、「独脚鬼を追い出して大金持になる場面」を聴く。饅頭怖いか、今様。

・面倒になった男は、トケビが一番怖がるものは何か尋ねると、鶏の血が一番怖いとう。男は金が一番怖いと返す。そして、家中に鶏の血を付けると、男に恨みを抱いた独脚鬼は、庭に金束を投げて行ったとのこと。

最後に、白石(백석、1912年~1996年)の詩「カエルの食卓の物語(개구리네 한솥밥)」について次のように紹介された。
・詩人白石は、南北分断後に北側で活躍し、最近になって韓国でも作品が読まれるようになった。土着の情緒を独自の表現で表す詩人として挙げられる。子どものための作品も多い。彼は、言葉を保存する方法はただひとつ、文学を高いレベルに引き上げることといい、それを後世に受け継がせるのに、子供向けの良い作品を残すという。彼の作品に、「カエルの食卓の物語」の詩がある。貧しいけれど善良なカエルが、困難な立場の動物を次々と助ける内容だ。

▼ カヤグム(伽耶琴)併奏の「カエルの食卓の物語」を聴く。素直な旋律。(「善良な人優しいあなたを愛します」に感謝)

・カエルが友達を助けると、今度はカエルが大変な目にあったとき、友達が助けてくれる。そして、みんなでカエルの家に集まり、暖かい食事をしたという、心温まる話しだ。

(付記) 「いっしょにごはんたべたよ」(平凡社)

2016年1月12日火曜日

初雪2016

今日の午前、日の明けぬころに都心で初雪が降った。朝日新聞の記事、「東京都心や横浜で初雪観測 平年より9日遅く」(1/12)によれば、暖冬のせいか遅い初雪になったようだ。(抜粋)

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気象庁によると、東京都心(大手町)で12日午前3時55分ごろ、初雪が観測された。平年より9日、昨冬より29日遅い。
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(本ブログ関連:”初雪”)

明るんだころのテレビのニュースで知った。外を覗いて見れば、雪が降った気配もなく、辺りをしっとり濡らしている。この湿りで、乾いた空気がようやく落ち着いた気がする。冬らしくなったようだ。

ところで、気象庁は、1日の時間を「1日の時間細分図(府県天気予報の場合)」として次のように示している。今日の初雪は、「明け方」に降ったことになるが、冬の場合、寝静まった日の明けぬ暗い<夜更け>といった感がするが、「<夜更けては>対象時間が不明確な用語なので用いない。」(気象庁「時に関する用語」)そうだ。

1日の時間細分図(府県天気予報の場合)

2016年1月11日月曜日

イ・ソンヒの「Young(영)」

今日は成人の日。(彼らは)二十歳になったとはいえ特段変わることはない。むしろ気付かぬことの方が多いだろう。自覚する・しないかの差だけだ。
このころまでに、人としての大方の器量が定まる。昔のひとは、元服を十代半ばですませた。生き方が多様な今、さすがにそぐわないが、覚悟を促すことにおいていずれの時代にも共通する通過儀礼だ。

そうはいっても、青春は謳歌したいもの。イ・ソンヒの3集所収の「Young(영)」(1986年)は若さあふれる溌剌とした歌だ。次のYoutubeは、イ・ソンヒが2011年世宗文化会館でのコンサートで、ゲスト歌手キム・ボムニョン(김범룡)と共に歌っている。


Young しおりに挿した
Young イチョウの葉は色あせても

Young たまらなく会いたい Young うーん・・・
あなたは 今 どこに

Young わたしだけ 一人 寂しく
Young 残しておいてどこへ行ったの

Young 戻って来ることができないの  Young うーん・・・
私はあなたを愛してる

夕闇背負って  川岸に座って
花の指輪をさして  ささやいたその言葉

Young あなたは忘れてしまったの  もう忘れたの
帰ってきて  私はあなたを あなたを愛してる

(Youtubeに登録のP Chan Wooに感謝)

2016年1月10日日曜日

竹久夢二美術館 ギャラリートーク

暖冬のせいで、冬から春への橋渡しが定まらない。旧暦と新暦の季節区分にときどき混乱する。いっそ新暦の1月(冬)を、旧暦の1月(春)とみなせば、この冬を春に置き換えられて納得いくのだが。

【月別の季節区分】
・冬 : 新暦12月~02月、旧暦10月~12月
・春 : 新暦03月~05月、旧暦01月~03月
・夏 : 新暦06月~08月、旧暦04月~06月
・秋 : 新暦09月~11月、旧暦07月~09月

今日は、旧暦の12月1日、まだ去年のうち、冬のうちである。この先、寒波が急襲するかもしれぬ。とはいえ、厚着して外出すれば、額に汗がにじんでくる。風に当たれば冬、屋内にいれば春、そんな按配だ。

昼過ぎに、竹久夢二美術館に行く。東大工学部裏手にある、言問通りから暗闇坂に進む途中にある。竹久夢二(1884年【明治17年】9月16日~1934年【昭和9年】9月1日)の生涯について、学芸員の方のギャラリートーク、「夢二をめぐる人々 - 家族・友人・恋人…大正浪漫交遊録 -」があり、お話しを聞くことができた。

夢二作品の人物像は、黒く大きな瞳をした華奢な女性像が特徴で、哀愁を漂わせた、どこか薄幸な雰囲気を感じさせる。浮世絵の美人図にならって、鼻梁の長い細面した容貌をしている。大正浪漫の画家として人気を博した後、いつしか人々の記憶から遠のいていったものの、「一九六三年(昭和三八)、<講談社版日本近代絵画全集>において刊行された『竹久夢二・村山槐多・関根正二』が契機」となって再評価される(「竹久夢二 大正ロマンの画家、知られざる素顔」の「はじめに」(石川圭子)より)。

独学で挿絵画家として出発した後、書籍の装丁家、作詞家、舞台造形家など多才だった。一方、彼の奔放な生き方についても話題が多い。画家として売れっ子になると、その才能がフェロモンの如く女性たちを吸い寄せるに事欠かなかったようだ。
関わった女性たちが、彼の美人図にそうように見えるのはどうしたことだろう。お気に入りの女性に、次々デッサンして渡すというのも同様な感じがする。美人図の世界に男女自ら飛び込んでいったように思える。

また、装丁デザイナーとして活躍し、さまざまな作家たちとの交流もあって、時代の特色がうかがえる。装丁で関わった作家たちがセンセーショナルな話題を提供したこともあいまって、大正浪漫の自由すぎる香りを知る。もしかすると今の時代、似た臭いする人たちにも然りなことかもしれない。

夢二の代表的な歌、「宵待草」を高峰三枝子が歌うものがある。Youtubeで彼の絵も楽しめる。なお歌詞の第2番は、西条八十による追加という。


(Youtubeに登録のakiraplastic5に感謝)

2016年1月9日土曜日

イ・ソンヒとイム・ソンギュンがTV番組で「Jへ」を歌う珍しい映像

1984年7月29日(日)、春川の南怡島(춘천 남이섬)で開催された「江辺歌謡祭」に参加した、混声デュエット「4幕5場」のイ・ソンヒ(李仙姫、仁川専門大環境管理科 1年)とイム・ソンギュン(林成均、同機械科 2年)は、「Jへ」を歌い大賞受賞した。

(本ブログ関連:”イム・ソンギュン”)

同年10月21日に、若者にチャレンジ精神を与えたというMBCの番組「ヤング11(영11)*」に早速出演して「Jへ」を歌っている。二人がTV番組でデュエットする珍しい映像をYoutubeで見ることができる。
(* 「ヤング11」については「失われた思い出を探して」の「思い出のTV」に紹介あり。感謝。)

(本ブログ関連:”Jへ”)


J 撫でる風に、J あなた想えば
今日も静かに、あなた 偲ぶわ

J きのうの夢に、J 出会った面影
わたしの胸に、染まっているのよ

J きれいな夏の日、遠く消えたとしても
J わたしの愛は、今も変わらない

J あなたを永久(とわ)に
J あなたを愛して
J ともに歩いた、J 思い出の道

わたしは今宵も、寂しく歩くのね
寂しく歩くのね

(Youtubeに登録のjenny.kimに感謝)

2016年1月8日金曜日

40代に吹く「レトロブーム(復古熱風)」

最近、アナログLPレコードが復活し、ターンテーブルが売れているという。大手家電メーカーもターンテーブルの製品化に合流を始めた。何のきっかけなのか、どんな曲を聴きたいのか知りたいところだ。最新楽曲までLPレコード化する話しもある。

懐かしい思い出に、忘れがちなことがある。蒸気機関車の動きに人間らしさを感じる面もあるが、トンネル内を走る時の排煙とススの煩わしさを忘れることはできない。LPレコードの音質が柔らかいという感想もあるが、レコード盤面のキズによるノイズを気にしながら聞いていたことがよみがえる。

ところで韓国で、tvNドラマ「応答せよ1988」にあやかり、80年代のレトロブームが、40代世代に湧き上がっているという。NEWS DIVEの記事、「40代に吹く『復古熱風(=レトロブーム)』・・・トッポッキ・コート(=ダッフルコート)、ミニカセット、消費↑【データ視覚化】」(1/8)は、LPレコードの中古価格までアップしていると次のように報じている。(抜粋)

(本ブログ関連:”応答せよ~”)

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・オークションの中古市場では、チョー・ヨンピル、野菊、山びこ、キム・ヒョンシクなどのLP盤が2万ウォンを上回る価格で取り引きされている。また、ピョン・ジンソプ、イ・ムンセ、キム・グァンソク、イ・ソンヒ、ミン・ヘギョンなど80年代後半の人気歌手のLPレコードは1万ウォン台で販売される。

・オークション関係者は、「関連プログラム(番組)に関心を持つ40代が増えて、復古商品の購買も頭角を現わしている」として、「アナログ一色だった80年代を記憶する40代にターン・テーブル、LPレコードなど復古商品が過去に対する郷愁を刺激して購買を呼び起こすと見られる」と分析した。
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以前、2011年、2014年に、イ・ソンヒのコンサートに合わせて、ソウルの「会賢(회현)駅」地下商店街で、彼女の中古LPを探した。そのとき、中古LPが一枚5000ウォン(≒500円)という、余りの低価格に驚き呆れた覚えがある。

(本ブログ関連:”ソウル1日目:LP収集”、”探してきました! イ・ソンヒ LPレコード(ソウル2日)”)

2016年1月7日木曜日

(雑談) 七草

今日で正月気分がすっかり抜けて一新する。芽吹きの春を体に実感するよう、春の「七草粥(せり/なずな、ごぎょう/はこべら/ほとけのざ、すずな/すずしろ)」を食べる風習がある。今年こそ・・・と思いながら、またしても忘れてしまった、が。

(本ブログ関連;”七草”)

正月行事を振り返ってみると次の通り。終われば、明日から小学校は3学期が始まる。

1月1日 元旦
1月3日 正月明け(三が日の終わり)
1月4日 仕事始め
1月7日 松の内(正月)の終わり、飾り納め
           小学校の冬休みの終わり
           七草(節句のひとつ)、七草粥を食べる


■ 佐賀市富士町産 「春の七草」。日本の伝統食「七草粥」レシピ紹介 (健康をいただけそうです!)


(Youtubeに登録のJa Sagaに感謝)

2016年1月6日水曜日

小寒2016

二十四節気の「小寒」。寒さが一段と増すというに、暖冬のためか、厚着に迷い、ストーブの火加減に手間取る。冬であることをすっかり忘れそうだ。

(本ブログ関連:”小寒”)

テレビ各局のニュースで報じられているが、富士山の山肌の雪模様について、読売新聞の記事「暖冬の影響か…富士山の『農鳥』、早くも姿現す」(1/6)は、「毎年4月下旬から5月中旬に現れる」、「富士山の残雪が鳥の形に見える『農鳥(のうとり)』が早くも、富士山の7~8合目付近(標高約3000メートル)に姿を現した。」という。

最高気温について、三月とか四月並みといわれる。今日を「寒の入り」とはますますいい難い気がする。天気予報では、今週末から本格的な寒さが増すとのこと。

KBS WORLD「国楽の世界へ」 厄払い

KBS WORLD「国楽の世界へ」は、先週水曜日(2015年12月30日)に文化的なキーワードに基づく韓国文化シリーズとして、「厄払い」に関連した3曲を紹介した。昨年末の放送である。

始めに、古代中国伝承の鬼神「方相氏(방상시)」と、それを追い払う儀式(追儺)について次のように紹介された。
・「仮面を被る」という行動がある。仮面は、自分と違う存在に見せる役割をする。昔、仮面に優れた力があると見做し、悪鬼を追い払うのに、仮面を被って行うのも多かった。朝鮮時代の宮中で、年末に悪鬼を追い出す儀式をした。四つ目の仮面「方相氏」を被り踊った。また、「処容舞(처용무)」がある。一年最後の日に行う行事で、処容(처용)という者が歌い踊りながら鬼を追い払ったことに由来する。統一新羅時代から伝わり、処容の仮面を被り舞う。一年間の恨みや悩みなどの気運の象徴を追い払う。

▼ 新羅時代の「処容歌(처용가)」を新しく構成した「月よ月よ明るい月よ」を聴く。異国の香り漂う今様の編曲だ。

次に、厄払い「エクメギ(액맥이)」の、巫俗(무속)信仰や農楽隊「風物牌(プンムルペ、풍물패」について次のように紹介された。
・年末に悪鬼を追い払い、年初に厄払いの「エクメギ」をした。「エク(厄)」は人を害する悪気運の意だ。巫俗信仰で、ムーダン(巫堂、무당)を呼び儀式をしたり、占いをして厄払いした。正月に農楽隊の「風物牌(牌=集団)」が家々を回り厄払いするタリョン(打令)の「エクメギ・タリョン」を歌ったりした。東西南北で将軍が見守る内容だったり、季節ごとの厄払いを紹介することもあった。

▼ 「エクメギ」の曲を聴く。今様の新しいテンポに載せて軽快に歌い響く編曲だ。

最後に、様々な悪鬼を追い払う「罷経(파경)」を唱える「盲覡(パンス)~盲僧」について次のように紹介された。
・昔、正月に村中を回りながら厄払いした楽隊「風物牌」の他に、正月などの祭祀に経を唱えた盲覡の「罷経」という歌がある。盲覡に盲人が多いため、そのような人が幸福を唱える経ともいはれる。経が終わると、罷経は、最後に経を終える意で、悪鬼を追い出す内容で構成される。色々な悪鬼が登場するが、経の中で必ず食べることを勧める。悪鬼を追い出す儀式でも、満腹にさせてから追い出すのが人情だったようだ。一年間の悪い気運を洗い流し、新たな気持ちで新年を迎えようとした人々に、知恵が伺えるいろいろな伝統がある。

▼ 「罷経」の歌を聴く。色々な信仰が習合したとも・・・読経のようでもあり、民間信仰の様でもありおもしろい。

・最後に、キム・ボエさんの言葉で、「みなさんも、良いお年をお迎えください」とのこと。

2016年1月5日火曜日

イ・ミヨンとイ・ソンヒの「ガム戦争」

「応答せよ~」にあやかった、青春懐旧の話題がはやっている。ハンギョレの記事、「応答せよ1988・・・イ・ミヨン - イ・ソンヒの『ガム戦争』」(2015年12月31日)は、無糖ガムの広告について、<ハイティーンスター>のイ・ミヨン(이미연)がロッテ製菓の「ノタイムガム(No Time Gum)」(1988年)、<江辺歌謡祭に浮上した歌手>のイ・ソンヒがヘテ製菓の「ノノガム(No No Gum)」(1985年?)の広告モデルであったと報じている。

(本ブログ関連:”コマーシャル”)


(Youtubeに登録のYONG KUN Joungに感謝)


(Tvポットに登録者<DCinsideより>に感謝)

2016年1月4日月曜日

万珠鉱山・富井鉱山

昨晩、電話をいただき都合を聞かれたが、二つ返事で鉱物採集に出かけることにした。前回(昨年10/25)不発だった「万珠鉱山」へのリトライだ。そんなわけで、早朝の始発電車に乗る。辺りはまだまだ暗いが、寒さは例年と比べて凍みるほどでない。東の地にある待ち合わせ駅の方が、返って冷えたりした。

【万珠鉱山】
前回、採集場所が不明のままに終わったが、今回同行のH氏がルートを再検討して目的の採集場所へ連れて行っていただく。どうやら、前回は左折すべき場所を誤ったようだ。進行の途中、道筋のない斜面を登ることになる。
結論からいえば、私の力では、微小群晶だが、色合いが希望通りの濃い紫色した「紫水晶」しか採れなかった。まあまあの成果だ。もちろん、頂き物がなければ、手元に置いて睨(ね)め回すことはできなかったろう。

【富井鉱山】
午前中を万珠鉱山で費やしたので、昼食後、場所を富井鉱山に移した。年々採集が難しくなってきている。採集訪問者がずいぶんといるようだ。落ち葉が敷き詰められて採集に手間取る。掘り返すパワーもなく、落ち葉の少ない場所を見つけては石を割る。もしかしたら、採集地は枯葉で埋まってしまうかもしれない。
鉄分などで赤黒く染まった母岩に付いた微小群晶を手にしたが、紫水晶といえるか・・・、とりあえず、自称「紫水晶」とした。他に、黄鉄鉱も。

2016年1月3日日曜日

(雑談) 絵本探し

不思議な絵本だった。親父の本棚の引き出し奥に、まるで隠れるようにしまわれていた。子どもたちに見せてくれたことのない絵本だった。

当時としては大きなサイズだが、さほどページ数のない薄い冊子だった。時代を経た古書の雰囲気がした。表紙に何があったか覚えていない。遠く異国の香りがするように思えた。紙質はくすんで変色していた。絵本の内容は、ページ全面を黒色に塗りつぶして、白線で物語を描画していた。まるでネガフィルムの世界のようだった。登場人物の記憶が無い。遠くから覗き見るように情景が淡々と続いていた。

思い出を強引に結びつけると、物語の展開が、ポー(Edgar Allan Poe)の短編「メールストロムの旋渦(A Descent into the Maelström)」と似ていた気がする。巨大な漆黒の渦面に小船がしがみつくようにしながら飲み込まれていくさまに、何度も覗いてはおののいた。この物語挿絵に、ハリー·クラーク(Harry Clarke)が描いたものがあるが、記憶の絵と違う気がする。もっとシンプルな線描だった。

(本ブログ関連:”メールストロムの旋渦”)

昔見た絵本を知りたくて、ネットを探したが、それらしいものが未だ見つからない。それに、絵本が本棚にひっそりしまわれていたことに別の意味で興味がある。

2016年1月2日土曜日

イ・ソンヒの「冬哀傷」

イ・ソンヒの「冬哀傷(겨울애상)」(1989年)は、同じ5集所収のアピール性の強い「五月の陽射し」と比べて追想的だ。こころの痛みは、思い出そうとしてのことではない。ある瞬間、あるきっかけで、突然こころによみがえる。隠していたものが、冬の夜の月明かりに照らし出されてしまう。「冬哀傷」は、そんな凍りついた心を哀切に歌う。

(本ブログ関連:”冬哀傷”、”五月の陽射し”)


星明かりに澄み映える  私の悲しい顔よ
雁が鳴きながら  飛び去る  空を  見る

懐かしさ雪のように積もり  丘を転がり超えて
青い月明かり  降り注ぐ  私の空っぽの  庭に
*
風は木の葉を 吹きたてて  消えたが
なぜ痛く懐かしい小船は  私の胸に浮かんでいるのか

消すことが  できないのか
冬になるとよみがえる姿

青く冷たい  私の愛
凍ってしまった悲しい後姿

(*以下繰り返し)

凍ってしまった悲しい後姿

(Youtubeに登録の나무하나に感謝)

2016年1月1日金曜日

初詣2016

昼前、からりと晴れた渡った青空の下、山手線原宿駅横にある「明治神宮」へ初詣に行く。余りの人出に、境内の混み合いをコントロールするため、一方通行で進む。外国人観光客の多さにも驚く。おみくじをひくも、「寧静」と書かれていて、「心はいつも平静に豊かに保ちましょう」とのこと。「健康長寿の基であり、万時成功の秘訣」という。

(本ブログ関連:”明治神宮-初詣”、”初詣”)

新元素(原子番号113)

話題の新元素(原子番号113)の命名権を日本が獲得したと、理化学研究所のプレスリリース、「113番元素の命名権獲得 -元素周期表にアジア初、日本発の元素が加わる-」(昨年12/31)は次のように伝えている。(抜粋)

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理化学研究所仁科加速器研究センター超重元素研究グループの森田浩介グループディレクター(九州大学大学院理学研究院教授)を中心とする研究グループ(森田グループ)が発見した、「113番元素」を、国際機関が新元素であると認定しました。12月31日、国際純正・応用化学連合(IUPAC)より森田グループディレクター宛てに通知がありました。これに伴い、森田グループには発見者として新元素の命名権が与えられます。欧米諸国以外の研究グループに命名権が与えられるのは初めてです。元素周期表にアジアの国としては初めて、日本発の元素が加わります。
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即物的な者なので、元素周期表に名前が載るという醍醐味、歓びしか理解できないが、凄いなあとつくづく思う。なにしろ、加速器など写真を見るたび、AKIRAの世界をイメージしてしまう程度なので・・・。(⇒ 理化学研究所「113番元素特設サイト」)

Wikipediaの解説によれば、新元素(原子番号113)の元素名候補がいくつか挙げられている。もしかしたら、「Jp」(ジャポニウム)なんて名前になるかもしれないそうだ。お気楽な頭には、Jつながりで、イ・ソンヒの歌「Jへ」が浮かんでくるよ。

新年早々、めでたい話しだ。

(【一般】 理研サイエンスセミナーⅤ 第2回(2012年1月20日(金) 開催・・・約1時間20分)

(Youtubeに登録のrikenchannelに感謝)

2015年12月31日木曜日

蛍の光2015 (イ・ソンヒ「惜別の情」)

(丁寧に)さようなら、(洋画にも使われそうに)サヨナラ、(関西風に)さいなら、いずれにしても、(ちあきなおみの「紅とんぼ」風に)いろいろお世話になりました。

一年というリンゴの実も食い尽くし、残るは種だけです。これが来年の実になるといいのですが。酸っぱいもあれば、甘いも・・・なかったな、そんな一年でした。あっというまに過ぎ去った、鞍馬天狗かはたまた月光仮面、疾風のように去っていくのです。

「いつしかとしも、すぎのとを、あけてぞけさは、わかれゆく。」(唱歌「蛍の光」)、いよいよ今年とお別れです。明日になれば、来年がおはようといって入ってきます、猿ですけど。今年を送る大掃除も、来年を迎える正月飾りもしてないので、今日は軽く過ごすことにしましょう。

(本ブログ関連:”蛍の光”)

ところで、韓国では国歌が正式に決まるわずかの間、「蛍の光」の旋律が使われたそうです。「蛍の光」を、イ・ソンヒは「冬の日のものがたり(겨울날의 이야기)」(1988年)に所収の「惜別の情(석별의 정)」として次のように歌っています。


久しく付き合いし 親しき我が友よ
別れとはどうしたことか 行かねばならぬか
いずくへ行こうとも忘れようか 厚い我らが情
再び会うその日のため 歌を歌おう

さらば立派であれよ 祝杯を挙げた手に
惜別の情忘れ難く 涙だけ流すよ
いずくへ行こうとも忘れようか_厚い我らが情
再び会うその日のため 祝杯を挙げよう

いずくへ行こうとも忘れようか 厚い我らが情
再び会うその日のため 歌を歌おう

(Youtubeに登録の이예재に感謝)

2015年12月30日水曜日

KBS WORLD「国楽の世界へ」 聖夜

KBS WORLD「国楽の世界へ」は、先週水曜日(12/23)に文化的なキーワードに基づく韓国文化シリーズとして、「聖夜(クリスマス)」に関連した3曲を紹介した。

始めに、クリスマスと冬至の意味について次のように説明された。
・昨日(12/22)、一年で昼が最も短い「冬至」だった。昔、太陽に依存した暮らしの人々に冬至は大きな意味があった。やがて昼が長くなり、明るく温かくなる。草木、動物、人々も豊かな春を目指す。東洋西洋とも、冬至は重要な日だ。キリスト生誕日のクリスマスが冬至頃なのも、決して偶然でないだろう。救世主がこの世に生まれ、人々が光の中に生きる意が含まれる。

▼ クリスマス・キャロルを韓国伝統楽器と演奏する「雪が降る日の日記(눈 내린 날의 일기)」を聴く。今様の楽しいメドレー。

次に、クリスマス行事と伝統的遊び「カンガンスルレ(강강술래)」について次のように紹介された。
・クリスマスは宗教や民族を越えて、多くの人々が楽しむ日だ。昔は12月になると、クリスマスツリーを飾り、クリスマスキャロルが聞こえて、寒い冬も温かく感じられた。最近、クリスマスキャロルが、著作権の問題で商店街で流せなくなり、人々の音楽の好みも変わった。クリスマスキャロルは、西欧中世の祝祭に由来する。輪になって踊る風習があり、みなで歌うには、歌詞やリズムが単純で、繰り返し歌ったのがキャロルに根付いたようだ。韓国に、女性が手をつなぎ丸く輪を作り、回りながら歌い踊る、伝統的な「カンガンスルレ」の遊びがあって、ダンスに似ている。

▼ 「カンガンスルレ」の歌を聴く。小正月にもあるという月夜の遊び、南の風がするよう。

最後に、朴東鎭(박동진、1916年~2003年)の創作パンソリ「イエス伝(예수전)」成立のいきさつを次のように紹介された。
・伝統音楽には、仏教に関連したものは多いが、キリスト教のものは余りなく、稀に貴重なものもある。朴東鎭のパンソリ「イエス伝」もそのひとつで、曲成立を回想している。1972年、草洞教会の趙香祿(조향록)牧師と東亜放送の作家朱泰益(주태익)の訪問があり、放送台本を元に、イエスの話のパンソリ化を頼まれた。一旦断ったものの手がける。ラジオが人気あった時代で、台本はイエス誕生から復活までの内容を含んだ。台本と聖書で、キリスト教の知識を身に付け、4時間に渡る公演をした。朴東鎭は後にクリスチャンとなる。

▼ 新パンソリ「イエス伝」中から、「イエスが馬小屋で誕生(예수 마구간에서 탄생)」の曲を聴く。語りはパンソリだ。

イ・ソンヒの「愛してます 母さん」

イ・ソンヒのキャロルアルバム「私たちの物語(우리들의 이야기)」(1991年)に所収の「愛してます 母さん(사랑해요 엄마)」(作詞キム・ミンジョン、作曲ソン・シヒョン、編曲ピョン・ソンリョン/ユ・チヨン)は、情感あふれる美しい曲だ。普通、親子をほほえましく描くことが多いのに比べて、想いを確かめるように歌い上げる。心に母の姿が浮ぶ、まさに賛歌である。


愛してます 母さん、母さんのその微笑を

愛してます 母さん、母さんのそのすべてを

* 隠れたその笑顔の裏に 麗しい皺(しわ)の刻まれたその顔

私にくださった その愛で世界を愛します

愛してます 愛してます

母さんの顔だけ思い浮かべれば 私の心は平和です

(* 以下繰り返し)


音楽サイトIZMの記事「家族として記憶されるわたしたちの歌謡」に再掲されている、「イ・ソンヒ - 『愛してます 母さん』(1991年)」(2011/05 キム・ジンソン)は、この歌について次のように紹介している。
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子どもに向けた<母さん>の愛は、「アンリミテッド」、それこそ無制限だ。厳密に父情とは別の次元の母情. 本来一体から分離して生まれ出た子どもは、<母さん>に(とって)別の分身と等しい。新しい生命を懐妊し、世界の光を見られるようにする<母さん>の存在はそれだけ偉大だ。イ・ソンヒの「愛してます 母さん」は、その偉大な愛に対してただ<母さん>のすべてを愛しているという歌唱曲といえるだろう。

シンセサイザーを主な楽器として、ピアノ、アコースティック・ギター、フルート、ドラム、歌声などを結合した伴奏は典型的な歌謡の感じそのままだ。イ・ソンヒの歌唱は、ゴスペルのように厳粛で敬けんな感じの伝達力で迫ってくる。初めは滑らかに、次第に強い訴える力で<母さん>に対する愛を歌う。「愛してます」という言葉それ以上の何が必要だろうか。常に近くにいながらも、容易に呼んであげられない言葉、「愛してます、母さん」をこの歌で直接伝えてみるのも遅くないだろう。

「隠れた微笑の後にうるわしい皺の刻まれたその顔、私にくださったその愛で世界を愛します。愛してます、愛してます、母さんの顔だけ思い浮かべれば私の心は平和です」、クライマックスという後半部に達すれば、心が涙声になる感動を受けることになるだろう。サウンド的な面で、昔ながらの感性が豊かだけれど清純ながらも生一本のイ・ソンヒのボーカル・パワーをアピールする力は実にすごい。チェ・ブラムとチョン・ヨジンのデュエットで有名な「パパの言葉(아빠의 말씀)」(Anthony Quinn  & Charlieの「Life itself will let you know」の翻案曲)と並んで、他の一方で親子の情を交わす代表的な賛歌(さんか)である。
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(Youtubeに登録のKoreanMusicSubsに感謝)

2015年12月29日火曜日

イ・ソンヒ、1980~90年代の象徴

ケーブルテレビtvNの番組「名簿公開」で、80年代・90年代に輝いた歌手としてイ・ソンヒが選出されたと、10asiaの記事「『名簿公開』イ・ソンヒ、姉さん部隊*率い青春スター・・・『国民のディーヴァ(歌姫)』」(12/28、チュ・ヒョンジョン インターン記者)は次のように報じている。

(* 「姉さん部隊」 イ・ソンヒのデビュー当時(20歳頃)の女子中高生を中心にしたファングループ)

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・歌手イ・ソンヒが、1980~90年代の象徴になったスターとして選ばれた。

・今日(28日)放送された、tvN(番組)「名簿公開2015」(94話)で、「応答せよ8090」*をテーマに、その時期最も眩しかった青春スターの名簿(リスト)を公開した。

    (* 「応答せよ~」の「~」に、”年代”や”世代”を当てはめるのが最近のはやり)

・この日、イ・ソンヒは7位に名前を上げた。過去、膨大なファン層を誇ったイ・ソンヒは、「Jへ」でデビューするやいなや、5週連続、音楽番組1位を記録し、大人気を享受した。

    (本ブログ関連:”Jへ”)

・「Jへ」でトップ歌手の仲間入りした彼女は、持続して人生の黄金期を続けており、1985年の「ああ、昔よ」を皮切りに、「私はいつもあなたを」、「私の街」などで、各放送局1位をさらって大衆の愛を受けた。

・2004年、レコード制作者に変身した彼女は、高校生だったイ・スンギへ歌手活動を提案、彼をスターに育て、制作者としての能力も実証した。

    (本ブログ関連:”イ・スンギ”)
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(Youtubeに登録のtvNに感謝)

2015年12月28日月曜日

火の用心2015

今年最初の「火の用心」の呼びかけが拍子木を響かせながら家の前を遠ざかった。やっぱり冬だなと、しみじみ納得する。記憶では12月26日(2014年と2012年26日)、28日(2013年)に、この夜回りを聞いている。もしかしたら全て26日に開始されていたのかもしれない。これから以降数日、何度か聞けるかもしれない。

(本ブログ関連:”火の用心の拍子木 2012年、2013年、2014年”)

以前は、子どもの声をまじえながら「火の用心」の掛け声がしたこともあった。残念ながら今晩の「火の用心」の声は届かなかったが、拍子木の「カチ、カチ」という響きはちゃんと届いた。この行事、一体どこのどなたがされているのか。例年の地道なボランティア活動に、本当に感謝。


(付記)師走の街
自動録音機能付きラジオがメモリー不足メッセージを表示し始めたので、マイクロSDカードを購入しに、近くの商業町に出かけた。買物ついでに設定も頼むという、すっかり他人頼みになってしまった。
街は賑わっていた。行列で有名なメンチカツ店も、いつもの倍くらい客が並んでいた。駅ビルの酒店で、ホットワイン用の甘~いブドウ酒を買う。そのままではアルコール分が強いので、飲み頃の50~55℃に温める。そこにデコポン茶用のジャムを加えてさらに甘~くする。柑橘系の香りも加わって美味い。