今夜、雨の後に雪の降る予報ある。外をのぞけば、氷雨に濡れた夜道が街燈に重く照らされている。思ったほどに寒くない。雨音に紛れて外は妙に明るいでいる。
氷雨に、以前見た映画、キム・ハヌル(김하늘)に翻弄される二人の男がカナダの雪山で遭難する「氷雨(빙우)」(2004年)を思い出す。氷雨というよりは、雪壁と滑落の印象が強いけれど。また、キム・ハヌルの姿に、男を虜にする奔放さというよりは、本来の健康なイメージしかないので戸惑った。彼女の26歳の映画だ。
(本ブログ関連:”氷雨”)
それに比べたら、20歳でデビューした年の1982年末にリリースした日野美歌の「氷雨」(元歌は、佳山明生の1977年のデビュー曲、競作)は、ぐっと大人っぽい。記憶にあるのは彼女の歌の方だ。印象深い素晴らしい曲だが、それにしても、20歳そこそこの女の子にこの曲を歌わせたとは・・・歌ったとは。
(Youtubeに登録のeboshi2008に感謝)