イ・ソンヒが人生を合わせるよう、静謐の中に悲しみを歌った、12集所収の「離別小曲(이별 小曲)」(2001年、作詞クォン・ジンヨン、作曲イ・ソンヒ、編曲チェ・テワン)は、それまでの高音による若さの表現から、大人の音域へのそれに変わったといわれる。
(本ブログ関連:”離別小曲”)
この歌にどのようなストーリーがあるのか(彼女に関わる99年のことは別にして)、歌詞の展開を通して気になる。同じアルバムの「この歌をかりて」(作詞カン・ウンギョン、作曲ユ・ヨンソク)と同様、ストーリー性の強い作品だ。
また、次のYoutube(or Daum tvpot)映像にあるミュージックビデオの最初に表示される「Over Entertainment」についても、アルバムの配給会社問題があったこともあり気になる・・・。また、映像の最後に、ウォン・テヨン(원태연)の詩朗唱詩集「涙に....顔を埋める(눈물에....얼굴을 묻는다)」(2000年出版)が映っているが・・・この詩から.インスパイヤされたのか気になる。
生きていくことが、とても辛いです
そばにはあなたが いたのに
あなたなしに生きるなんて、一人になるなんて
思ってみたことないのに
残った人はそれでも 生きられるという
その言葉が、さらに苦しめます
こんなに会いたいのに 忘れることができないのに
残った私には 苦しい重荷なだけです
私に待てといわれるなら ただこう生きろといわれるなら
それはとても残酷じゃないの
あまりにも会いたいのに こんな私を置いて行かれたのですか
愛してる 待てと いっておいて
生きていくことが つらいのです
私に残ったあなたの 名残りだけで・・・
______
一生いきていっても、遂げられぬ恋なのに
なぜ私には時間をくれなかったのですか
残ったものはもうありません
戻せるのなら、以前のように一緒にできるのなら
生きていくことが つらいのです
私に残ったあなたの 名残りだけで・・・
生きていく痛ましさ もういいわ
わたしも 今 あなたのそばに 行きます
(「離別小曲」ミュージックビデオ)
(Youtubeに登録のlemonajkwに感謝)