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2016年1月15日金曜日

イ・ソンヒの「世界中が眠りに落ちた後から」

イ・ソンヒの12集所収の「世界中が眠りに落ちた後から(온 세상 잠든 후부터)」(2001年、作詞イ・タギョン、作曲パク・ヨンス、編曲パク・ヨンス、ユ・ションソク)は、雪の朝に去った人への想いを歌う。残った悲しみを訴えるように、曲の最後にかすかなささやきが聞こえる。まるで電話口に訴えるように。雪の白さはすべてを隠したが、ふっとよみがえる冷たい想いはまだ熱いようです。

(本ブログ関連:”世界中が眠りに落ちた後から”)

ところで、作詞者イ・タギョンと作曲者パク・ヨンスは、同12集所収の「I Have To Say Goodbye」も作詞、編曲している。ともに重量感のある印象深い曲だ。


夜通し雪が降ったわ。世界中が眠りに落ちた後から
悲しい 私のこころも知らぬまま、 朝はくるのでしょう。
窓、音もなく開けば、染みる冷たい風
白雪、美しく積もった 木の上には冬の空

あなたの背に近づき、しばらく寄り添ったが
なんの言葉もなしに ドアを出るのね。
もうすべて終わってしまったのね まだ私はここにいるのに
あなたに見せられなかった 痛みはまだそのままなのに

本当にとてもつらいです このように別れるのだから
あなたを なくした朝 私だけ残ってます。

去ってしまったあなたの足跡が雪の上一つずつ刻まれて
眺める目を少しずつ 滲ませてしまいました。

あの冬の終わりに あなたはもう消えて
とうとう 悲しい涙を 流してしまったの。

(Youtubeに登録のCool Kidに感謝)


(付記) 小金井公園
陽がかげる前の小金井公園を散歩する。蝋梅はすでに盛りを過ぎてわずかに香りを漂わせていた。そこにつづく梅園では、一部の白梅、紅梅が花を咲かせていた。陽が傾くと、陽だまりと日陰の温度差がきびしい。長居は無用とそこそこに引きあげた。