▼▼ 青字下線付語句のリンク先は、マウス右クリック+<新しいタブ>で進んでください。(本ブログ関連)の最下段に「次の投稿ホーム」があるとき次ページがあります。▼▼

2021年2月2日火曜日

節分 2021

先日、久しぶりに息子に会い、「節分」に合わせた菓子をもらった。そのとき今年の節分は、例年と比べて1日早まるといわれた。テレビのニュースでも、節分の日が「いつもの2月3日から2月2日にずれるのは124年ぶり」といっていた。この歳になると、ああそうとつい聞き流してしまう・・・。

(本ブログ関連:”節分”)

節分は「立春」の前日で、立春がずれれば節分もずれる。立春は太陽の公転周期のずれを調整するため、2月3日になったり2月4日になったり2月5日になったりする。それに伴い節分も変動する。

子どものころ、家族総出で大声で「鬼は外! 福は内!」といって、豆を暗い庭にまいたり、部屋の隅々までまいたりした。節分の行事は家族の楽しみであった。子どもたちが成長するにしたがい、いつのまにかやらなくなる・・・それがいつだったか忘れた。でも、座敷の戸をすべて開け放ったとき、縁側が鬼の住む世界との境界となった瞬間を忘れない。あのとき家族が一体になる思い出ができた。

昼過ぎにスーパーへ出かけたら、店頭に豆まき用の煎り大豆の入った袋が山積みになっていた。今晩、近所の子どもたちがいる家庭で「鬼は外! 福は内!」の声が聞こえるとよいのだが、最近の建築は耐震設計のため縁側が少ない、どうするのだろうか。
ところで、見ることがない漫画「鬼滅の刃」に掛けて、「全集中で鬼退治!」なんてネットで語られているが、節分の鬼と「鬼滅の刃」に登場する鬼とがどういった関係になるのか教えてほしい。

2021年1月30日土曜日

「KLONDIKE」レベルついに「天才」・・・と思ったら

Windows10版(Microsoft Store)のフリーゲームソフト「Microsoft Solitaire Collection」のひとつ、「KLONDIKE」(=昔なつかしい「ソリテア」カードゲーム)のレベルが、ついに「天才」に達した・・・と感涙にむせんでいたら、実は、KLONDIKEのレベルは高く、道のりに果てないことを知った。


(参考)
ネットの「ひげうせん」氏(とんでもなく先に進んでいる)のサイト*に、KLONDIKEのレベルの称号が紹介されているのを見て呆然とする。
(*)サイト: https://www.higeusen.com/entry/solitaire/xpmatome190429

2021年1月26日火曜日

ジョウビタキ

自然観察会のベテランの方から毎日、早朝の公園内をめぐって撮影した野鳥の写真を、探鳥仲間にメールで送っていただいている。鮮明な写真が素晴らしく、鳥あてクイズのように名前を確認したり、画面を拡大して細部に目を通したりする。入門者にとって、地元の野鳥を知る機会となり大変ありがたく感謝している。

野鳥のさまざまな姿を見ているうち、そのなかでも「ジョウビタキ」が実にかわいらしいことに気付いた。観察会でもいわれたが、鳥をかわいいと思ってこそ彼らに一歩近づけるのかもしれない。
とくにメスの色彩が好みだ。オスと違って「灰褐色」というか「グレー」というか、全体が一様なトーンで落ち着きがある。(余談だが、ネットで”灰褐色”について検索したら、”アッシュブラウン”という今様のヘヤカラーがあるそうだ)
ちなみに、オス鳥は一般に色彩がいささか華美に見えたりするが、戦国武者が戦場で目立つよう鎧兜を着飾ったのを思い返すと、オスらしい出で立ちと納得できるようになった。

ジョウビタキ(メス) Wikipediaより

いまだにフィールドでは、ベテランの方に指差された先に双眼鏡を向けるのが精いっぱいで、写真のようにはっきりした姿を観察する余裕に乏しい。細部を凝視して、識別できるようなりたい。

ところで飛行機好きには、ジョウビタキのメスの灰褐色(異論があるかもしれないが)と似た塗装の旅客機が思い出される。今となっては懐かしい航空会社の特定期の塗装で、いずれも他社に合併とか買収されてしまった。
(以下の写真は、リンク先の都合で消えてしまう可能性がある)

・ユナイテッド航空: バトルシップ塗装(3代目 1993~2004年)→ コンチネンタル航空と合併

バトルシップ塗装 Wikipediaより

・アシアナ航空: 2006年までの塗装 → 2020年倒産 大韓航空へ買収される予定

Asiana AirlinesのTwitterより

2021年1月23日土曜日

野鳥観察(9)

新型コロナウィルスによる「緊急事態宣言」が1月8日に再度発令され、今月17日(日)に予定した植物を主にする自然観察会が休止となったけれど、野鳥観察会は実施している・・・早朝で少人数だけ参加のためだろう。

(本ブログ関連:”野鳥観察会”)

これまで、ブログで野鳥観察会と記してきたが、正確には「探鳥会」の表記が正しい。日本野鳥の会で「探鳥」といった用語が使われている。自然観察の分野によっては独特な表現があるようで、地質学分野では「巡検」と呼んだりする。

昨日、早朝7時ころ氷点下(-0.3℃)だったが、今朝の同時刻は寒さがゆるく、なんと8.1℃だった。薄暗い曇り空の中、集合場所へ行く途中、坂道脇の金網向こう側にあった雑草がバッサリと刈られていた。
公園に着いて、様子が一変しているのに驚いた。木々の枝から葉がすっかり落ちて、鳥の姿が見やすくなり、鳴き声がよく通る。地面の枯れた雑草も刈り取られ、すっかり平坦になっていた。小川の土手の斜面の枯れ草もそうで、岸を補強するコンクリート壁があらわになっている。もちろん水鳥たちへの配慮もあって、葦は残っていた。

園内を巡ると、薄明りの中で「ローバイ」は黄色に、「ウメ」は紅色の花を咲きほころばせていた。目を凝らせば春はすぐそばにいる。
キツツキの仲間の「アオゲラ」が木の幹に巣穴を開けているのを、ベテランの方から教えてもらう。アオゲラの姿はなかったが、アオとは背中の色が緑色(=昔の日本でアオと呼んだ)だからとのこと・・・頭頂の赤が目立つのに。

野鳥図鑑は、編集上いずれの鳥も同じサイズで印刷される。からだの各部位を理解するのに便利なためだが、実際の大きさとは別で直感的に伝わらない・・・野外で直接目に焼き付けるしかない(双眼鏡の視野に頼るのは要注意)。
ベテランの方から、鳥のサイズは鳥を仰向けに寝かせて嘴(口ばし)の先から尾羽の端までの長さを測ると教えてもらう。バードウォッチングでは、サイズの基準となる鳥を定めて比定する。

さて、今回の観察結果、主に双眼鏡で観察できたものについて感想(気分)を記す。
・ヒヨ(ヒヨドリドリ): 双眼鏡で見ると意外に大きい(ムクドリとキジバトの中間くらい)
・ツグミ: 教えてもらった先にある枝先に留まっているのを見るが、逆光で・・・
・ハクセキレイ: 地面を歩く小さな姿がかわいらしい
・ジョウビタキ(♂): 雄の色どりは考えてみれば美しい鎧姿のようなものと感じた
・キジバト: 地面に群れて広がっていた
・カルガモ: 観察の終わりに、小川を泳ぐ彼らの姿を見ないと落ち着かない

鳴き声を確認したもの
・イカル: 以前のセンサスで聞いた鳴き声と比べて澄んだ響きをしていた
                鳴き声は人気があるようで、ネットに多数紹介されている
                似た鳴き声の「サンコウチョウ(三光鳥)」は「月・日・星」とさえずるそうだ

帰り道に小雨がパラパラと降ってきた。濡れそぼるほどでなかったが、今夜遅くから雪に変わるかもしれないという。

2021年1月20日水曜日

大寒 2021

きょうは二十四節気の「大寒(だいかん)」で、寒さが最も厳しくなるころといわれる。きのうの昼過ぎ、9℃弱の気温に北北西の風が加勢して一層寒く感じた。きょうの天気予報は、最高気温が昨日よりさらにマイナス2℃になるという。

(本ブログ関連:”大寒”)

この寒さに布団から出るのがおっくうになる。日の出前時間帯(4:00~4:55)の地上波テレビで、BS番組「クイズ!脳ベルSHOW」が再放送されている。出演者は往年のなつかしいスターやタレントといったひとたちで、高齢者向けのボケ防止クイズ回答番組といった趣だ。そのなかのひとりが、(早朝の地上波で)この番組を見ている、ちょうどトイレに行きたくなる時間帯なのでといって、出演者一同が爆笑していた。まったくもって同感。

最近、夜遅くまで起きる習慣が復活して同番組を見る機会が少なくなった。そのせいか日の出前のトイレも減ったが、かわりに尾籠なはなしだが、朝起床するや待ってましたとばかりにトイレに駆け込む。

ところで、俳句の力で今や押しも押されぬご意見番高齢者芸能人といった梅沢富美男氏が、自宅にいるときはタオルを首に巻いているといったのをテレビで聞いた。まさに庶民のスタイルである。歳をとると首回りが寒くなるのだ。わたしは、外出する際、首に近いシャツの背中に<貼るカイロ>を貼り付けている。もうこれなしに寒い冬は外出できない。

2021年1月16日土曜日

(資料)九尾の狐の起源

本ブログの関心テーマのひとつに「九尾狐」(尾が九つに分かれた妖狐)がある。歌手イ・ソンヒが、愛弟子のイ・スンギが主演したテレビドラマ「僕のガールフレンドは九尾狐」の中で、テーマ曲「狐の嫁入り(여우비、天気雨)」を歌って以来のことだ。同ドラマは、2010年8月11日~2010年9月30日まで、韓国のSBSで放送された。

(本ブログ関連:”九尾狐”、”キツネ”、”僕のガールフレンドは九尾狐”)

九尾狐の起源は、中国古代の地理書「山海経」にまでさかのぼられるというのが通説である。人の命をあやめる妖狐であるが、狐そのものには異類婚姻譚につながる妖しい魅力、切なさがある。

(本ブログ関連: ”山海経 狐”)

ところで、韓国芸能トーク番組「英雄三国志(영웅삼국지)」に出演した韓国・中国人が互いに起源を主張したことがある。同番組は、2017年7月7日~2017年8月25日まで、韓国のテレビ朝鮮で放送されたが、最近同番組の再放送でもあったのだろうか?

(参考)
韓国経済の記事「『英雄三国志』チョン・ヒョンドン vs 張玉安、禁断の論争勃発...『我々が元祖だ』」(2017年7月21日)
( https://www.hankyung.com/entertainment/article/201707211372k )

このところ中国・韓国の起源論争に、キムチや詩人などが俎上に乗っていて、九尾狐も中国サイドのメディアから次のように蒸し返されたようだ。

中国のRecord Chinaの記事「『九尾の狐』も韓国のもの? 中韓で起源めぐる論争相次ぐ ― 中国メディア」(2021年1月14日)は次の通り。
( https://www.recordchina.co.jp/b867100-s0-c30-d0146.html )

----------------------------
2021年1月13日、中国メディアの新浪娯楽は、伝説上の妖怪「九尾の狐」の起源をめぐり、韓国のテレビ番組で紹介された「九尾の狐の起源は韓国」という主張に反論する記事を公開した。

記事によると、韓国・TV朝鮮の番組「英雄三国志」の中で、中国出身のゲストが「九尾の狐」に関する中国の伝説を紹介した際、韓国出身のゲストが「九尾の狐の起源は韓国であり、韓国の妖怪」と反論した。また、韓国のネットユーザーが「『九尾の狐』が生息する『青丘』とは韓国のことを指す地名だ」と説明を補足し、「九尾の狐」の起源が韓国だと主張したという。

記事は「九尾の狐」の歴史上の記録を紹介。該当する最古の記録は、中国古代の地理書「山海経(せんがいきょう)」にあり、「九尾の狐」の容貌や生息地などが明確に記載されているとした。「山海経」の書物自体の成立年代や作者ははっきりしておらず、研究者の間では前漢(前202~後8年)の学者である劉向(りゅうきょう)とその息子・劉キン(キンは「音」と「欠」を合わせた文字)が編纂し、まとめるまでに長い時間をかけて、複数の学者が加筆、修正してきた書籍と見なされている。現存する最古の「山海経」の版本は、西晋(280~317年)の学者・郭ハク(王へんに僕のつくり)が注釈を加えた「山海経伝」で、同書の記述によると、「九尾の狐は太平の時代に現れ、人々に幸福をもたらす空想上の霊獣であった」とされる。

ほかにも後漢(25~220年)時代の儒学書「白虎通義」や歴史書「呉越春秋」などにも、同様の記録が確認できるという。しかし、明(1368~1644年)の時代に誕生した小説「封神演義(ほうしんえんぎ)」や、清(1644~1912年)の時代に成立した白話小説の影響により、今の「九尾の狐」の妖怪のイメージが広まったとのこと。日本の「玉藻前(たまものまえ)」やインドの「華陽夫人」も、中国の「封神演義」の「妲己(だっき)」の影響を受けていると記事は紹介した。

記事によると、韓国でも「九尾の狐」は「クミホ(九尾狐)」の名で知られており、美少女の姿に化けて男性をたぶらかし、命を奪う存在として物語やドラマなどで何度も描かれている。韓国には、李氏朝鮮(1392~1897年)時代の「揆園史話(きえんしわ)」という書物に「九尾の狐」に関する記録が確認できるが、同書は多くの歴史学者から史料価値がない「偽書」と認定されている。また、「山海経」と同じ年代の記録は、韓国側では確認できておらず、「九尾の狐」が生息している「青丘」の地名も伝説上の東方の土地という意味だけで、時代によっては山東半島や遼東半島のことを指すこともあるという。

記事は最後に「中国文化が周辺国家に深い影響を与えた学説は、以前から提議されており、学界では、九尾の狐などの中国発祥の妖怪伝説も東の海を渡って、韓国や日本へと影響を与えたとみている」「九尾の狐の由来を知らないなら、『山海経』を何度も読んで、中国の伝統文化を理解した方がよいだろう」と述べた。(翻訳・編集/原邦之)
----------------------------

2021年1月15日金曜日

世にも不思議な物語

白黒テレビの昔の記憶なので混乱しているかもしれない。たしか日本テレビだったと思う、夜の9時過ぎだったか、毎回超常現象や怪奇・ファンタジーを扱うドラマ「世にも不思議な物語(One Step Beyond)」が放映されていた。当時のテレビ番組に長尺なものは多くなかったような気がする。このアンソロジー番組の作成者も、30分で十分と言い切ったように記憶している。

冒頭に登場するホスト役(監督も)のジョン・ニューランドは、物語を静かに伝える。その落ち着いた語り口がかえって興味を深め、ゾクゾクした期待を増すことになる。彼は、その後のテレビ番組「アンタッチャブル」のエリオット・ネス役を演じたロバート・スタックに似た渋みがあった。

SFファンタジーの名手にフレドリック・ブラウンがいて、てっきりこの番組にも関わっていたと思っていたが、Wikipediaの番組エピソードリストに彼の名前がない。番組の雰囲気が異なっていたのだろう。当然、レイ・ブラッドベリーの名もない。

SFファンタジー好きだったわたしの記憶に、テレビ番組の「ミステリー・ゾーン」、「トワイライト・ゾーン」や「アウターリミッツ」などが重ねてよみがえる。

(本ブログ関連:”アウターリミッツ”)

Youtubeに紹介されている。

(Youtubeに登録の福田斉氏に感謝)

2021年1月9日土曜日

野鳥センサス 2021

公園の植物や野鳥を定期的に観察する自然観察会に参加している。植物を主には月一回、野鳥は月二回、定例開催される。昨年8月以来、最初は養生のためといった動機で出席していた。

(本ブログ関連:”野鳥観察会”)

通っていくうち、ベテランの方々から自然(生命)のいろいろな側面を、多様で奥深いことを気づかせていただいた。それを整理したり、まとめることができずいまだに初心者のままいる。

そんな折、公園を流れる小川を下流までたどって、そこに生息する野鳥を一斉調査(センサス)するイベントが本日実施された。この機会に、たくさんの野鳥と出会うことを期待して参加した。調査は小川の水源から始まるわけだが、わたしは途中の公園で待ち合わせして、会員のみなと一緒に自転車に乗って二子玉川までくだった。当然、帰路もあるわけで、こんなに長時間自転車をこいだことはない。とはいえ水流が緩やかなため、川岸の道も高低差はゆるく、難儀することはなかった。

いままで経験したこともないたくさんの鳥を見ることができた。小川に沿って双眼鏡で観察することもあり、おもに水鳥を中心に記す。(◎: 初めて知った鳥名)
----------------------------
・アオサギ: なぜか一羽だけ岸辺にいるケースが多い気がする
◎コサギ: 口ばしが黒色
◎チュウサギ: 口ばしが白色
・ダイサギ: 口ばしが黄色
◎ゴイザギ(幼鳥): 親鳥と違い全体に灰色、鋭い目をしていた
・バン: まさに黒色、口ばし(よく見えなかったが)の基部が赤色
◎オオバン: 口ばしが白色
・カルガモ: いつものようにたくさん群れになる
◎マガモ: オスの頭部が緑色(光沢が美しい)、メスは地味
◎コガモ: 小型で、オスの頭部が栗色(光沢が美しい)、メスは地味
◎キンクロハジロ: 目が金色
◎ホシハジロ: 頭部が赤褐色というが、胴の灰色が印象深い
◎イソシギ: 腹が白く、それが首元に伸びる
◎イカルチドリ: 双眼鏡でしっかり見たのに・・・
◎カワウ: まさに黒色、水中から出ると意外に大きい


(付記)
「バードウォッチング入門」の講習会が、今回の新型コロナによる「緊急事態宣言」のため延期になった。中止でなくてよかった。

2021年1月5日火曜日

小寒 2021

きょうは、新年最初の二十四節気の「小寒」である。「寒の入り」ともいい、寒さが一番厳しい時期だ。昨年のブログに二十四節気について、小寒、大寒を記したが、それ以降はせわしくて書き漏らしたようだが、今年はすべて記録したい。

(本ブログ関連:”小寒”)

小寒のきょう、寒さが身にしみて、「不要不急の外出を控えよう」との言葉に従って家にこもる。新型コロナの感染を恐れ、ここ数か月の間、月の半ばを自宅で過ごしている。

(本ブログ関連:”ウィルス”)

昨年4月に発出された「緊急事態宣言」*だが、数日後(1/7)に再び行なわれる模様。社会生活は厳しい方向に向かっているようだが、それを見守るしかできない。日本における「スペインかぜ」は回を重ねるたび感染者数が減ったというに、今回の新型コロナは逆の動き。先行きが恐ろしい。
(*)昨年の緊急事態宣言: https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/emergency/

今年から、5年連用日記を始めた。書き続けていけば、毎年の変化を確認できるというもの。来年の今日、はたしてどんな思いをするだろうか。

2021年1月2日土曜日

野鳥観察(8)

元旦に寝正月を決め込んだのが災いして、年初の野鳥観察会の今朝、なんと寝坊してしまい大幅に遅刻した。あわてて飛び起き家を出た。いつもの観察順路途中でみなさんに追いつき、新年の挨拶方々合流することができた。

(本ブログ関連:”野鳥観察会”)

きょうで8回目の参加となるが、いまだに鳥の識別がままならない。大きさ、飛び方について多少見慣れてきた気がするが、形態としての「くちばし」、「羽」などの形や配色を見極めるのが難しい。子どもたちが恐竜を容易に区別して名を披歴するのをうらやましく思うのに比べて、われながら感度の低さを歳のせいにするしかない。

そんなわけで、今回も十分に目視(V)できたり、双眼鏡(B)におさまったりした範囲の鳥をあげる。
・ムクドリ: 大群が観察順路脇の木立に留まったり、地上に降りたり、飛んだりとせわしい。(V)
・ジョウビタキ: お気に入りの鳥。翼の白斑がポイントと教えてもらう。(B)
・アオジ: 腹が黄色を識別するが、地味で何度見ても覚えきれない。(B)
・シジュウカラ: 遠くに指された先を双眼鏡で見るが、図鑑のようにはいかない。(B)
----------------------------
・カルガモ: 次々飛来する。一体どこでこんなに棲んでいたのかと驚くほど。(V)

考えてみれば、観察中にメモ書きに気が向いてしまい、「見る」ことへの集中が足りないのを反省する。メモに、目視は(V)、双眼鏡は(B)、鳴き声を聞くは(H)と区別しよう。

ブログを記述しているとき、Amazonから「花と昆虫 不思議なだまし愛発券機」(田中肇著、ちくま文庫)が届いた。花の「策略」を教えていただくことになりそう。

2020年12月29日火曜日

2021年賀状

年賀状の通信面の文やデザインに苦心しているわけではないが、年々作成に手こずっている。結局、師走の慌ただしさに後押ししてもらい、取りかかることになる。これ以上こらえきれない、ぎりぎりのところまで延ばすのだ。

(本ブログ関連:”年賀状”)

別に作業量が多いからでない。ただ、ものぐさだけなのかもしれない。

このところ、郵便局提供のフリーの「はがきデザインキット」*を利用させていただいている。来年版は、シンプルだが色合いのよい牛のイラストを次のように配置してみた。
(*)はがきデザインキット  https://nenga.yu-bin.jp/design_kit/


今年(2020年)発生した新型コロナウィルスの感染がおさまらず、来年の正月をまたぐ「GO TOキャンペーン」は一時中止になった。ひとびとの警戒がますます深まり帰郷もままならない。それにかえて年賀状を送るのが増えているではないかといわれている。

(本ブログ関連:”ウィルス”)

わたしにしてみれば、年賀状作成も一仕事。

2020年12月26日土曜日

野鳥観察(7)

朝まだき、「日の出」(東京 6:49)の前に、野鳥観察に出かける。外気は0℃近くでまことに厳しい。完全な防寒着とマスクに護られているものの、マスクから漏れる息のためメガネが白く曇る。

(本ブログ関連:”野鳥観察会”)

集合場所に近づくころには空は白み、野鳥観察に差しつかえないほどになった。今年最後の観察会のためか、集まりはいつもより若干少なめのよう。とはいえ来年(2021年)の観察会は、年初早々からとのこと、まだまだ寒いだろうが・・・。

ところで、いままで双眼鏡の使い方に難儀していたが、今日驚くほどピタッと野鳥が視界におさまった。まさに怪我の功名とでもいうべきかもしれないが、先日の寝違いで首の動きが固まってしまい、かえって対象をしっかりと正面に見据えることになり、鳥の姿を鮮明に視野に収めることができた。

とはいえ「見える」と、「同定する」とは大違い。会員の方に指差された先にいる野鳥が見えるといった具合でしかなくて、鳥の形態・生態をしっかり見極める余裕はまだない。なにしろ鳥はすぐに飛んで行ってしまうことが多い。見えるようになることから始まるのだが。
そんなとき、来年早々に「はじめてのバードウォッチング」講習があると教えてもらった。ぜひとも参加したい。

さて今日の観察(あくまで初心者の目に入った野鳥)
・ヒヨドリ: だんだん大きく(中型に)見えるようになった。見慣れたせいだろうか。
・キジバト: 飛ぶ群れが空中で反転するとき、朝陽に腹が薄紅色に一瞬輝いて見えた。
・アオジ: 川岸に腹の黄色の姿が見えた。(指されて初めて見る)
・カワセミ: 葦の枯れ枝にじっと留まっていた。(指されて気づく)
・ハクセキレイ: 近くの地面に降りているのを見る。(人への警戒心少ないとのこと)
----------------------------
・ゴイサギ: 勢いよく低く飛んでいった。私としては初めて見る。(野性味を感じた)
・カルガモ: 川べりにたむろしている。(似たカモ仲間がそばにいたら同定に自信ない)
・アオサギ: 逆光のため、アオというより灰色に見えた。


身近な公園に、生き物たちがこれほど豊かに生を営んでいるのにようやく気づく。当たり前の風景、鳥とか植物とか虫といったくくりでしか見てこなかった。歳がしみじみ気づかせてくれる。

春が近づいているようだ。公園の木立の中にある「ウメ」の木に花が咲き始めた。光が十分でないところで、小さな花の姿が多々見えた。「コブシ」も花芽が膨らみ毛で覆われている。

2020年12月20日日曜日

自然観察(5)今年最後の観察会

月一開催の自然観察会をタイミングに久しぶりに外出する。目的をもってなら、気温6.7℃でも気にならないのが不思議。天気もよく、早めに集合場所に到着したところ、公園入口にそびえる「ヒマラヤスギ」の高い枝先に、いつもなら小川にいる「ダイサギ」が留まっていた。朝陽を受けてまぶしいほど純白だった。

(本ブログ関連:”自然観察会”)


今年最後の観察会でもあり多数が参加された。早々、霜柱を見に自然観察園へと向かった。というのは、いつも早朝に野鳥観察した結果をメールしてくれる方の、霜柱の写真が話題になったからだ。

子どものころ住んでいた九州では知らなかった霜柱を、東京に来て初めて見たときそりゃあ驚いた。地中から透明の細い氷柱が束になって生えてくるのだから。関東ローム層の特徴と承知してもだ。今回の霜柱の写真は、それとはちょっと様子が違った。
野草「シモバシラ」(シソ科)の枯れ草に白い氷が下からまつわりつきながら(下に太く上に細く)成長している。現場でベテランの方の解説によれば、枯れ草の茎の割れ目・亀裂をたどって地中の水分が吸い上げられ氷になるようだ。
(Wikipedia「霜華、形成」参照)


「センボンヤリ(ムラサキタンポポ)」のタンポポの穂をこの時期に見る。ベテランの方の解説によると、生存のために自家受粉した「閉鎖花」(秋型)で、他と受粉ができた「解放花」(春型)と区別されるそうだが、奥が深くて正直理解できていない。


園内を進むと「カエデ」の赤い幕を透けて朝陽のさす光景が現れ、いまだに紅葉を楽しめる。ただ写真になると、その豪華なたたずまいをうまく再現できないのが残念。


最後に「ソシンロウバイ」の花を見上げる。「花びらから花芯まですべてが黄色一色」という全体が黄色で見るからに軽やかである。「ロウバイ」よりも先に咲くという。

(本ブログ関連:”ロウバイ”)
 

今回、寝違えた首で上を見上げるのに少々難儀したが、健康のため、健康の続くかぎり来年も参加したく願っている。

2020年12月19日土曜日

(雑談)寝違えて首筋を痛めること

2週間ほど前のこと寝違えて首筋を痛めた。口をあけるのもしんどくなり、先週たまらず整形外科で診てもらった。MRIなど使って診断した結果、歳のせいだろう・・・といわれた(というか納得させられた)。ちかごろ医者に「歳のせい」といわれることが多い。

(運動不足でからだが固まっているせいかもしれない。なにしろ新型コロナウィルスのせいで、外出を控えるようとの案内もあって、家にこもりっぱなしの現状だ。)

(本ブログ関連:”ウィルス”)

鎮痛剤と湿布が処方されて、帰宅後さっそく薬をとんぷくしたところ、効きが良くて痛みがまたたくまに消え去ったのだ。まるで魔法のよう。とはいえ、いまだに首筋に痛みのシンが残っているが、日常に支障をきたすことはなくなった。我慢するより診てもらうにかぎる。

医者に助言されたのは、「枕」を工夫しなさいということだ。何も高級な枕が必要ではない。夏用のタオルケットで枕を作り、程よい高さを調節するというのだ。枕は、頭の重みで沈んでいくのだから、かえって簡単なものの方がよい。そこで、タオルケットをゆるく丸めてバスタオルで包んで枕にした。横長枕のため、いろいろな高さを確かめられる。

ここ数日、だいぶ快方に向かっている。クシャミも我慢できるようになった。

2020年12月16日水曜日

(資料)「はやぶさ2」 想定以上のサンプル採取

昨日(12/15)、JAXA(宇宙航空研究開発機構)は、小惑星探査機「はやぶさ2」が小惑星「リュウグウ」から採取したガスおよびサンプル砂粒について次のようにプレスリリースした。

(本ブログ関連:”はやぶさ2”)

さらに記者会見で、惑星科学の観点から、化学だけでなくメカニカルの面で物質進化の解明ができることを期待されるとしめくくられた。

ガス
地球の大気成分とは異なることが示唆される、地球圏外からの気体状態の物質(ガス)のサンプルリターンは世界で初めて。
ー(記者会見: 揮発性ガスの存在を期待とのこと) ← 有機物の存在の有無!
ー(記者会見: 発見のガスはサンプル融解・太陽風などで発生したと考えられるとのこと)

砂粒
サンプルキャッチャーA室(直径48mm)内部に想定以上の、数ミリサイズの黒色砂粒が見られる。
ー(記者会見: 100mmg以上と考えられる、色から有機物の存在を期待とのこと)
ー(記者会見: 小惑星イトカワと比べて採取量が圧倒的に多く、色が黒いのが特徴(隕石とも違う)とのこと)


① 「小惑星探査機「はやぶさ2」のサンプルコンテナから採取したガスの分析結果について」(2020年(令和2年)12月15日)、抜粋。
https://www.jaxa.jp/press/2020/12/20201215-2_j.html
----------------------------
 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、小惑星探査機「はやぶさ2」再突入カプセル内のサンプルコンテナから採取したガスが、小惑星Ryugu(リュウグウ)からのガスサンプルであることを確認しましたのでお知らせします。
----------------------------

② 「小惑星探査機「はやぶさ2」の小惑星Ryugu第1回タッチダウン時採取サンプルの確認について」(2020年(令和2年)12月15日)、抜粋。
https://www.jaxa.jp/press/2020/12/20201215-3_j.html
----------------------------
 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、2020年12月15日小惑星探査機「はやぶさ2」再突入カプセルのサンプルコンテナ内サンプルキャッチャーA室において、第1回タッチダウン時に採取した小惑星Ryugu(リュウグウ)由来のサンプルを確認しましたのでお知らせします。

 2020年12月6日に豪州ウーメラにて回収された「はやぶさ2」再突入カプセルは12月8日にJAXA相模原キャンパスに搬入され、以降、再突入カプセル内のサンプルコンテナの開封作業を行っています。12月15日11時00分にサンプルコンテナ内サンプルキャッチャーA室を開封し、第1回タッチダウン時(2019年2月22日)に採取・格納されたと考えられる小惑星Ryuguサンプルを確認しました。

----------------------------
 
「はやぶさ2」カプセル内に小惑星の「砂」 JAXAが会見(2020年12月15日)

(Youtubeに登録のTHE PAGEに感謝)



(追記 12/18)サンプル(砂粒)の重量 約5.4グラム
JAXA発表の「小惑星探査機『はやぶさ2』が採取した小惑星Ryugu(リュウグウ)サンプルは約5.4グラム」(2020年12月18日)から抜粋。
https://fanfun.jaxa.jp/topics/detail/17721.html
----------------------------
小惑星探査機「はやぶさ2」再突入カプセルにより地球帰還した小惑星Ryugu(リュウグウ)サンプルの重量が約5.4グラムであることがわかりました。
----------------------------

2020年12月6日日曜日

(資料)「はやぶさ2」のカプセル戻る

昨日、埼玉県「見沼たんぼ」で開催の野鳥観察会*へ出かけようとしたが、早朝からの小雨と、天気予報で寒冷の午前中に雨という報もあって断念した。新型コロナウィルスの感染拡大も躊躇した理由だ。そんなわけで、きのうは一日中家にこもってもやもやしていた。

(*)野鳥観察会: それでも、幹事の方以外に数名のみなさんが参加して、雨が降ったりやんだりのなか実施されたとのこと。

今日の日付に変わった深夜、NHKのニュースで、小惑星「リュウグウ」の岩石を採集した探査機「はやぶさ2」から分離されたカプセルが大気圏に突入して光の筋を発するのを確認した。前回の「はやぶさ」の時のような劇的な印象と違い、今回はカプセルのみのためか安定感だけ受けた。
「はやぶさ2」はカプセルを分離した後、2031年7月に小惑星「1998 KY26」でランデヴーして近接観測を行うために新たな旅路についた。

(本ブログ関連:”はやぶさ2”)

ビーコンを発信するカプセルは、オーストラリア南部の「ウーメラ実験場立入禁止区域(WPA : Woomera Prohibited Area)」ですぐに発見されるなど順調な段取りを進めている。小惑星「リュウグウ」の岩石サンプルを持ち帰ったカプセルは、まさに宝石箱(玉手箱)になったといえるだろう、楽しみだ。

小惑星探査機「はやぶさ2」の経過
----------------------------
・2014年12月3日: JAXAの「H-IIAロケット」26号機により打ち上げられる
・2018年9月21日: 小惑星「リュウグウ」へ到着後、探査ローバーを地表に向けて投下
・2019年2月22日: 小惑星「リュウグウ」へ第1回目のタッチダウンに成功
・2019年11月13日:小惑星「リュウグウ」からの離脱開始
・2020年12月6日: 2時28分(JST)「はやぶさ2」搭載カプセルを大気圏に突入
・2020年12月6日: 4時47分(JST) カプセルをオーストラリア南部の砂漠で発見
----------------------------

(「はやぶさ2」カプセルをオーストラリア砂漠地帯で回収、2020年12月6日放送「日テレNEWS24」より))


(一筋の光...“カプセル” 回収に成功  小惑星のかけらは? JAXA会見【はやぶさ2関連のニュースまとめ】FNN「プライムオンライン」より)

2020年12月1日火曜日

12月 師走(臘月、極月)

 今日から12月(師走)。この一年を振り返って私事に大きな変化はなかったが、世相は「新型コロナウィルス」の感染拡大で大ごとで、一波、二波、三波の波に今なお揺れている。今年開催予定だった「東京オリンピック」は、来年に延期させられるほどだったのだから。

(本ブログ関連:”ウィルス”)

かような荒波にあがらう勇気も気迫もなく、歳相応に警戒して引きこもっていた。ときたまの外出は、人との接触が少ない地元の散歩くらいで、電車に乗って遠出することはほとんどなかった。

そんなとき公園内を巡る自然観察会(植物・野鳥観察)を知り、8月以降月3回のイベントに参加させてもらっている。以前、公園内の自然観察園で配布される資料(主に野草リスト)をもとにシロウト観察していたが、観察会のベテランの方から深い知見をうかがい、ほんの少しだけだが視野が開けたような・・・気がする。

先日(11/28)の観察会で、グラウンドに降りた野鳥のツグミを観察していたとき、ベテランの方から傍にあった「ロウバイ(蝋梅、臘梅)」の木について解説をいただいた。今のロウバイは緑のままだが、葉の特徴について、ザラザラしているといわれた。触って気づいたのは、私にしてみれば、1月から2月にかけて蝋細工のような黄色の花が咲くときにしか関心がなかったこと、葉っぱを触ったこともなかったことだ。ネット情報によると、葉をサンドペーパー代わりに使うこともあるという。
さらにベテランのロウバイ解説で、陰暦の12月を「臘月(ろうげつ)」と呼ぶことも聞いた。どうやら古い中国の暦祭からのようだ。

(本ブログ関連:”ロウバイ”)

ところで、ロウバイのイメージから浮かぶロウソク「蝋燭」と、陰暦の異称の「臘月」のそれぞれの「ろう」にあたる漢字(蝋・臘)の違いが何か、ネット検索したが確かなことが分らない。

日ごとにテーマを設けた歳時記、「日々の歳時記」(広瀬一朗著)に次のような記述がある(抜粋)。
----------------------------
極月  十二月一日

(ごくげつ)。十二月の異名。「師走(しわす)」も同じだが、極月には、音の感じから、年の押し詰まったすごさがある。「臘月」ともいうが、これは中国の猟月(猟をして獲物を祖先に供える月)がなまったもの。
----------------------------

2020年11月28日土曜日

野鳥観察(6)

早めに起きて、きょうの野鳥観察の準備をする。といっても、がっちりした冬服、防寒着に衣替えするだけだが。対策が効いたのか、外に出れば思った以上に寒さを感じない。まだまだ酷寒といえるほどでもない。午前7過ぎの気温は、7℃半ばを超えていた・・・。

(本ブログ関連:”野鳥観察会”)

連日、撮影した野鳥の写真や動画を会員へメール配信してくれるベテランの方がいる。着信のたび、さまざまな画像(野鳥カレンダーにして欲しいほどの出来映え)を拝見するのを楽しみにしている。そして、この時期のフィールドに、実に豊富な野鳥がいることを知る、感謝。
写真を見て、野鳥「ジョウビタキ」のメスが実に愛らしいのに気付いた。鳥の世界では、メスの気を引くためにオスが羽などを美しく着飾っていると教わったが、かえって飾らぬメスの姿に目が留まった。スズメほどの小鳥で、クルリとした目をしている。

ところで、きょうの観察会は珍しく少人数でスタートした(途中から数名が加わったが)。会員のみなさんは寒気を用心したのだろうか、それとも新型コロナウィルスを恐れたためか・・・。おじさんたちは、気にもとめず公園内を巡った。朝の木立の下に落ち葉が積もり、それが醸し出す香りが実に心地よい・・・早朝観察の特典である。

ベテランの解説をうかがいながら、今回の観察成果は次の通り。(私の双眼鏡・視野におさまった範囲だが)
・混群: 冬場、シジュウカラなどを中心に複数種の野鳥が群がる集団、一本の大樹でも見られるとのこと
・「シジュウカラ」: 頬が白い、ジュジュと鳴くのが聞こえた
・「ヒヨドリ」: 独特な波状飛行、国内留鳥で昔は山鳥だったが現在都市部でも見られる
                        また、タカを恐れて海面すれすれを飛翔するとのこと(海峡渡り)
・「ツグミ」: 一本の木に10数羽、グラウンドに多数群がる、数歩跳び歩いて背筋を伸ばして止まる
・「モズ」: 枝につんと立ったようにとまる
・「カワラヒワ」: 遠く群れて飛翔、反転するとき羽(内側)が朝陽に照らされて一斉に白く反射する
・「ハクセキレイ」: セキレイのなかで、普通に繁殖して普通に見られるとのこと
----------------------------
・「カルガモ」: 15羽近くいた(今年は多数無事に育った)、着水するときの音が勇ましい
                         草食でドングリや水草など食べるそうだ
・「アオサギ」: 朝陽を受けてグェ~と鳴きながら飛んできたのに驚く、野性味を感じた

鳥は動く。双眼鏡におさまっても、ㇲッと飛んで行ってしまう。まして飛翔しているものを追いかけるのは難しい。それでも回数を重ねていけば少しは分かるかもしれないと願っている。

2020年11月19日木曜日

テス兄貴

「トロット(韓国演歌)の皇帝」といわれる歌手羅勲児(나훈아、ナフナ)の歌「テス兄貴」が話題になっている。

(本ブログ関連:”ナフナ”)

「テス兄貴」のテスはソクラテスの意で、朝鮮日報の記事に「ソクラテスに『兄貴』と呼びかけ、人生について問いかけるという歌詞の羅勲児の曲」、中央日報の記事に「テスとはソクラテスの略語。哲学者ソクラテスに生活の困難を吐露する内容の曲」と注釈されている。歌詞にはドラマ性もあるが、なぜソクラテスなのかは正直分らない・・・人生の難解さに例えられているようでもあるが。

庶民の心情を歌っているとして、韓国内の政治談議に使われている。女性外相に(本来の政治的な)自覚を求めることに、あるいは独特な韓国の家賃制度対策に副首相が矢面にたっていることに、この歌がマスコミや国政の中で以下のように語られている。とはいえ、エリートが敵対する相手(エリート)に、庶民の歌を利用することが果たして正解なのかは知らない。

ところで日本では、羅勲児のカタカナ表記を「ナフナ」とするケースが多い。姓名を区別して「ナ・フナ」とする例はわずかだ。一般に外国人のカタカナ表記で、姓名を区分するのに使われる中黒(・)が、彼の場合なぜないのか訳を知りたいところだ。


■朝鮮日報/朝鮮日報日本語版の記事
「康京和、女性であることのせいにするな…ただ本人が無能なだけ」(梁昇植(ヤン・スンシク)記者、2020/11/18 07:18)から抜粋
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/11/18/2020111880001.html
----------------------------
朴宣映(パク・ソニョン)元議員、康京和(カン・ギョンファ)外相の「女性だから…」発言を批判

朴宣映氏は「自分の能力不足なのに、恥もない」「最近(韓国の有名演歌歌手)羅勲児(ナ・フナ)が、いや全国民が一様に『テス兄貴』(ソクラテスに『兄貴』と呼びかけ、人生について問いかけるという歌詞の羅勲児の曲)を追い求めるのかやっと分かった。あなたは自分自身のことを知るべきだ」・・・
----------------------------

■中央日報/中央日報日本語版の記事
「【コラム】韓国政府、「むしろ何もするな」」(ムン・ビョンジュ経済EYEチーム長、2020.10.19 14:12)
https://japanese.joins.com/JArticle/271327
----------------------------
住宅問題で国民が苦しんでいる。韓国鑑定院によると、9月の全国住宅の伝貰(チョンセ、契約時に一定の金額を賃貸人に預け、月々の家賃は発生しない不動産賃貸方式)は0.53%上昇した。5年5カ月ぶりの最大幅だ。国土研究院の調査の結果、9月の全国の伝貰市場消費心理指数は123.9だった。2015年10月(127.8)以降の最高値だ。今月に入ってからも第2週基準でソウルのマンションの伝貰金は67週連続の上昇となった。夏に契約更新請求権と上限制を骨子とする改正賃貸借法が施行されると、上昇の勢いがさらに強まった。

政府・与党はこうした伝貰物件不足を解消するための追加対策を検討し始めた。居住者保護案が議論されている。これについて「洪楠基(ホン・ナムギ)経済副首相救助」という声が出ている。ソウル麻浦(マポ)に伝貰で暮らす洪楠基経済副首相が居住中のマンションの伝貰期間を延長できなくなったうえ、売却契約までしていた義王市のマンションは借家人の契約更新要求で売れなくなったという事実が伝えられた時期と対策が議論された時期が重なっているからだ。

洪副首相はインターネット上で笑いの対象となっている。伝貰物件を見るために並ぶ人に洪副首相の顔を合成したパロディ写真が登場した。「一国の副首相として清吏の象徴のようだ」「麻浦区(マポグ)の家主の皆さん…伝貰契約をしに来れば事情を配慮してほしい」などのコメントが不動産コミュニティーに書き込まれている。各種不動産規制を管轄する官僚がむしろその規制で「伝貰難民」になった状況を皮肉っているのだ。

洪副首相は「伝貰金の上昇の要因について関係部処間で綿密に点検・議論していく」と明らかにした状態だ。与党と歩調を合わせて文在寅(ムン・ジェイン)政権の24回目の不動産対策を用意するという意味と考えられる。しかし不安だ。対策がまた副作用を招かないか心配する声が出ている。テス兄さん(韓国有名トロット歌手ナフナの最新曲。テスとはソクラテスの略語。哲学者ソクラテスに生活の困難を吐露する内容の曲)に尋ねればこう答えるかもしれない。「むしろ何もするな」。
----------------------------

■ハンギョレ新聞の記事
「『テス兄貴』響いた国政監査場、『麻浦区ホン・ナムギさん』が召喚された」(チム・ミョンソン記者、10-16 18:26初)
http://www.hani.co.kr/arti/economy/property/966109.html
----------------------------
16日に開かれ、国土交通省、国政監査では、歌手ナ・フナさんの新曲「テス兄貴」が鳴り響いて、「麻浦区に住むホン・ナムギさん」*が伝貰難民事例として登場するなど、最近不安様相を見せている伝貰市場をはじめとする政府の不動産政策に野党議員の批判があふれた。

(*)「麻浦区に住むホン・ナムギさん」とは、まさに副首相のことで・・・

 この日、ソン・ソクジュン「国民の力(党)」**議員は、政府世宗庁舎で開かれた国土部国政監査でキム・ヒョンミ長官の質疑に先立ち「テス兄貴、世の中はなぜこうなんだよ、なんでこんなに辛どいんだ」というナ・フナさんの新曲「テス兄貴」の部分を流した。続いて「大衆歌謡には、国民の心、時代精神が込められている」とし、「数回続く住宅政策で、国民の生活は苦しくなった」と述べた。

(**)「国民の力(党)」は最大野党
----------------------------

「テス兄貴!(테스형!)」 ナフナ(羅勲児、나훈아:作詞・作曲とも)

어쩌다가 한바탕 턱 빠지게 웃는다
たまに、ひとしきり笑いこける
그리고는 아픔을 그 웃음에 묻는다
そして、痛みをその笑いにそっとしまう
그저 와준 오늘이 고맙기는 하여도
ただ、来てくれた今日はありがたいけど
죽어도 오고 마는 또 내일이 두렵다
死んでもやって来るまた明日が怖い

아 테스형 세상이 왜 이래 왜 이렇게 힘들어
あぁ、テス兄貴、世の中はなぜこうなんだよ、なんでこんなに辛どいんだ
아 테스형 소크라테스형 사랑은 또 왜 이래
あぁ、テス兄貴、ソクラテス兄貴、愛はまたなぜこうなんだよ
너 자신을 알라며 툭 내뱉고 간 말을
汝自身を知れと ぽんと吐き捨てて行った言葉を
내가 어찌 알겠소 모르겠소 테스형
俺が分かるはずがないよ、テス兄貴

울 아버지 산소에 제비꽃이 피었다
うちの親父の墓にスミレの花が咲いた
들국화도 수줍어 샛노랗게 웃는다
野菊もはにかんで真っ黄色に咲きほころぶ
그저 피는 꽃들이 예쁘기는 하여도
ただ、咲く花が美しいことはあっても
자주 오지 못하는 날 꾸짖는 것만 같다
よく来られない俺を叱っているようだ
아 테스형 아프다 세상이 눈물 많은 나에게
あぁ、テス兄貴、痛い世間が涙もろい俺に
아 테스형 소크라테스형 세월은 또 왜 저래
あぁ、テス兄貴、ソクラテス兄貴、歳月はまたどうしてああなのか
먼저가본 저세상 어떤 가요 테스형
先に行ってみたあの世はどうですか、テス兄貴
가보니까 천국은 있던 가요 테스형
行ってみたら天国はあったんですか、テス兄貴

아 테스형 아 테스형 아 테스형 아 테스형
あぁテス兄貴、あぁテス兄貴、あぁテス兄貴、あぁテス兄貴
아 테스형 아 테스형 아 테스형 아 테스형
あぁテス兄貴、あぁテス兄貴、あぁテス兄貴、あぁテス兄貴

( ナフナの「テス兄貴!」ミュージックビデオ)
(Youtubeに登録のDanalEntertainmentに感謝)


■聯合ニュースの記事(日本語版)
「[韓流]BTSよりナフナ MVがユーチューブで1位」(hjc@yna.co.kr、10.23 11:10)
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20201023001500882?section=search
----------------------------
【ソウル聯合ニュース】韓国のベテラン歌手、羅勲児(ナフナ)の新曲「テス兄さん!」(原題)のミュージックビデオ(MV)が動画投稿サイト「ユーチューブ」の韓国人気MVチャート(集計期間:10月9~15日)で1位を記録した。BTS(防弾少年団)やBLACKPINK(ブラックピンク)など世界的な人気を誇るアイドルグループのMVを抑えての首位獲得となった。

 同曲は8月にリリースしたアルバムの収録曲で、哲学者ソクラテスを「テス兄さん」と呼びながら世知辛い世の中を嘆く歌詞が特徴。KBS第2テレビが秋夕(中秋節、今年は10月1日)に合わせて特別公演として企画し、先月30日に放送した羅勲児の単独コンサートで披露されてから中年層だけでなく若年層からも爆発的な関心を集めた。韓国の音楽配信サイト、ジニーミュージックではストリーミング数が前週に比べ3733%増加した。
 MVの再生回数は22日現在、745万回を超えた。
----------------------------

2020年11月17日火曜日

野口宇宙飛行士 ISS到着

昔、日本人ノーベル賞受賞者は、元旦の新聞紙面第一面に囲み記事のかたちで日本のあるべき姿を語った。専門分野が物理学であっても、ノーベル賞の権威は高く重く受けとめられていたし、読者は彼の発言から指針を感じとっていた。それほど貴重な存在だった。

日本で受賞者が増えると、週刊誌記事もふくめて、研究業績だけでなく個人のプライバシーにまで話題がおよんだりした。受賞者を高踏な言葉を語る存在から、庶民の側に引っ張り込んだ。もちろん誰も彼ら受賞者を近所のおじさんと同じだと思ってはいないが。それでもだいぶ近くなった。

JAXA所属の宇宙飛行士たちの場合もどうやらそのようだ。宇宙飛行の回数が重なるたび、アストロノーツ(宇宙飛行士)といったSF的な響きから、身近に見える宇宙飛行士としてとらえるようになった。今も子どもたちにとって、あこがれの存在であることに変わりはないが。

(本ブログ関連:”JAXA”)

今回の野口聡一宇宙飛行士の、宇宙飛行の場合もどうやらそうらしい。あたり前のようにリフトオフしてドッキングした。マスコミは大騒ぎしなくなった。(3回目の宇宙飛行であり、2度目のISS長期滞在になる - 今回は半年間予定、前回は161日間滞在)

(本ブログ関連:”野口聡一宇宙飛行士”)

でも、スペースX社の大型ロケット「ファルコン9」とともに打ち上げられた宇宙船「クルードラゴン」で、国際宇宙ステーション(ISS)へ飛び立った光景はどこか違う。ロケットも宇宙服も宇宙船もみんなSF映画のセットのようにスマートなのだ。ロケットの一段目は、切り離した後に逆噴射して地上に舞い戻った。宇宙服にいたっては、もしかすると戦闘機パイロットの耐Gスーツよりも軽快に見えてしまう。大きく変わったというのに・・・。


(資料)

JAXA(国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構)の記事(2020年・令和2年11月16日)
https://www.jaxa.jp/press/2020/11/20201116-1_j.html
----------------------------
国際宇宙ステーション長期滞在クルー 野口聡一宇宙飛行士搭乗のクルードラゴン宇宙船(Crew-1)の打上げについて

米国スペースX社は、野口聡一宇宙飛行士が搭乗するクルードラゴン宇宙船(Crew-1)を、以下のとおり打ち上げ、所定の軌道に投入しましたのでお知らせします。
記
1.打上げ日時: 2020年(令和2年)11月16日(月)9時27分(日本時間)
                                    11月15日(日)19時27分(米国東部時間)
2.打上げ場所: 米国フロリダ州ケネディ宇宙センター 39A射点
3.国際宇宙ステーションとのドッキング予定日時:
                        2020年(令和2年)11月17日(火)13時00分(日本時間)
        11月17日(火)4時00分(世界標準時)
4.搭乗員: Crew-1コマンダー マイケル・ホプキンス(NASA)
                Crew-1パイロット ビクター・グローバー(NASA)
                ミッションスペシャリスト 野口聡一(JAXA)
                ミッションスペシャリスト シャノン・ウォーカー(NASA)
----------------------------

クルードラゴン宇宙船「レジリエンス」(船名)は、17日午後1時ごろ(日本時間)、ISSにドッキングした。

NASAの記事(米:2020年11月17日)
https://www.nasa.gov/press-release/nasa-s-spacex-crew-1-astronauts-arrive-at-space-station-nasa-leaders-and-crew-to
----------------------------
SpaceXクルードラゴン・レジリエンスは、(米国東部標準時)月曜日(11/16)の午後11時1分に国際宇宙ステーションにドッキングに成功し、NASAの宇宙飛行士マイケル・ホプキンス、ビクター・グローバー、シャノン・ウォーカー、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の野口聡一宇宙飛行士を輸送しました。
----------------------------