白黒テレビの昔の記憶なので混乱しているかもしれない。たしか日本テレビだったと思う、夜の9時過ぎだったか、毎回超常現象や怪奇・ファンタジーを扱うドラマ「世にも不思議な物語(One Step Beyond)」が放映されていた。当時のテレビ番組に長尺なものは多くなかったような気がする。このアンソロジー番組の作成者も、30分で十分と言い切ったように記憶している。
冒頭に登場するホスト役(監督も)のジョン・ニューランドは、物語を静かに伝える。その落ち着いた語り口がかえって興味を深め、ゾクゾクした期待を増すことになる。彼は、その後のテレビ番組「アンタッチャブル」のエリオット・ネス役を演じたロバート・スタックに似た渋みがあった。
SFファンタジーの名手にフレドリック・ブラウンがいて、てっきりこの番組にも関わっていたと思っていたが、Wikipediaの番組エピソードリストに彼の名前がない。番組の雰囲気が異なっていたのだろう。当然、レイ・ブラッドベリーの名もない。
SFファンタジー好きだったわたしの記憶に、テレビ番組の「ミステリー・ゾーン」、「トワイライト・ゾーン」や「アウターリミッツ」などが重ねてよみがえる。
(本ブログ関連:”アウターリミッツ”)
Youtubeに紹介されている。
(Youtubeに登録の福田斉氏に感謝)