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2026年7月7日火曜日

小暑 2026、七夕

きょうは二十四節季の「小暑」で、暑さが本格的になり始めるころ。次の「大暑」(7/23)までの間には「梅雨明け」*になるだろう。
(*)梅雨明け: 平年7月19日ころに梅雨が明ける。

(本ブログ関連:”小暑”、”梅雨明け”)

七夕
合わせて、きょうは「七夕の節句」である。「織姫(おりひめ)と彦星(ひこぼし)が、一年に一度のこの日、天の川に架かる橋**を渡って(橋上で)再会する」という伝説がある。
(**)天の川に架かる橋は、背が黒く腹が白いカラス科の「カササギ」たちが翼を繋いで、天の川に大きな橋を作ってくれたものという。

(本ブログ関連:”七夕”、”節句”)

■ Gemini
五節句の一覧表
日付正式名称 (節句名)別名・呼び名行事食・代表的な植物意味・願うこと
1月7日人日
(じんじつ)
七草の節句七草粥(ななくさがゆ)無病息災、邪気払い
3月3日上巳
(じょうし)
桃の節句・ひな祭り桃花酒、菱餅、ひなあられ、白酒女の子の健やかな成長と厄除け
5月5日端午
(たんご)
菖蒲(しょうぶ)の節句菖蒲湯、ちまき、柏餅男の子の成長、身を清め厄を払う
7月7日七夕
(しちせき)
たなばた・笹の節句そうめん、サトイモの葉の露芸事の上達、願い事の成就(笹飾り)
9月9日重陽
(ちょうよう)
菊の節句菊酒、栗ご飯、茄子不老長寿、繁栄(五節句の締めくくり)


カササギ
織姫と彦星のために架け橋となる、「カササギ」(「カシャ・カシャ・カシャ・カシャ」と鳴く)は、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」に登場する。日本の伝説には、同じくカラスの仲間が出てくる・・・日本サッカー協会のシンボルマークも。三本足の「ヤタガラス(八咫烏)」だし。

■ 青空文庫
「銀河鉄道の夜」(宮沢賢治)
 「銀河鉄道の夜」の中で、女の子のかおるがカラスと呼んだものは、カササギだった。
    ー https://www.aozora.gr.jp/cards/000081/files/456_15050.html
    ー「まったく河原(かわら)の青じろいあかりの上に、黒い鳥がたくさんたくさんいっぱいに列になってとまってじっと川の微光(びこう)を受けているのでした。」
    ー この場面は、旧暦の七夕(新暦の8/19)のころのようだ。ちなみに、「七夕祭り」を旧暦に行なう地域もある。

2026年1月7日水曜日

春の七草

きょうは、「節句」(五節句)の最初の日(人日 じんじつ:人の日)。奇数が縁起が良く、日にちが重なるという「陰陽五行説」にもとづいている。
・1月は、1日が元旦のため、<1日から8日までに当てた動物> のなかで七番目の「人」を選び、最初の節句にしている。
・五行説に則して、奇数月の9月までしかなく、11月は対象外になっている。

(本ブログ関連:”節句”)

■ 節句(五節句)
漢名                       日付け     和名                   風習
----------------------------------------------------------------
人日(じんじつ)    (1/7)    七草の節句          七草粥
上巳(じょうし)    (3/3)    桃の節句・雛祭     雛飾り
端午(たんご)         (5/5)    菖蒲の節句          こいのぼり
七夕(たなばた)    (7/7)    七夕(たなばた)  笹飾り
重陽(ちょうよう) (9/9)    菊の節句              菊の花
----------------------------------------------------------------

■ 春の七草
「七草」に春と秋があって、「春の七草」は食べられる野草や野菜が選ばれる。一方「秋の七草」は鑑賞が主となる。きょうの「人日」は、「七草の節句」にあたり、「七草粥」を食べる風習がある・・・と毎年記しながら、いまだに口にしたことがない。

・せり (芹)
・なずな (薺)
・ごぎょう (御形)
・はこべら (繁縷)
・ほとけのざ (仏の座)
・すずな (菘)
・すずしろ (蘿蔔)

上記「春の七草」の中で、「せり 芹 」は、かろうじて何処かで食べたかもしれない。「すずな 菘」はカブであり、「すずしろ 蘿蔔」はダイコンなので、こちらはいろいろな形で味わっているはず。

今朝のラジオで、コメンテーターが食べてない言い訳をしていた・・・「野菜を切るのが面倒」と。実際、スーパーの野菜売り場に置かれた七草セットを見ると、そんな思いが分からなくもないし、馳走としての仕上がりも想像に難い処がある。

(追記)
昼下がり(午後3時半ころ)のスーパーで、しっかりしたパッケージに入った七草セットが売られていた。買おうか・買うまいか ・・・ 結局、買わずに終わった。なんとなく、食事の場面が分かったような気がしたので。

2025年9月12日金曜日

秋の七草(粥はありません)

歳時記に、「お花畠」は高山のもので夏の季語という。「花畠」は秋のもので、野に花がさきみだれる。

そういえば「七草」について、「春の七草粥」*があり、「人日の節句(旧暦1月7日)の朝に食べる風習」がある。今年こそ、と思いながら食していない。
(*)春の七草: セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロ

(本ブログ関連:”七草”)

それじゃあ、秋の七草の粥はと思い返してみたが、スーパーの野菜売り場でパック入りのものを見かけたことがない。調べたところ、次のような解説があった。

■ 日本気象協会(tenki.jp)
「七草粥に入れて食べる『春の七草』。では『秋の七草』はどうするもの?」(Marina Hishinuma、2016.1.6)抜粋
    ー https://tenki.jp/suppl/marinahishinuma/2016/01/06/8991.html
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・秋の七草は、ハギ(萩)・オバナ(すすき)・クズ(葛)・ナデシコ(撫子)・オミナエシ(女郎花)・フジバカマ(藤袴)・キキョウ(桔梗)の7種類を指します。
・秋の七草は食べたり摘んだりするものではなく、観賞して季節を感じるためのもの。よって、春の七草(七草粥)のように特別な行事はなく、秋の七草粥というものも存在しません。
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(付記)
きょう、PCメーカー直販のノート・パソコンが届いた。明日にでも初期設定しようかと思っている。現在のPCを、OSを入れ替えて(Windowsとは別OSで)と考えたが・・・。

2025年7月7日月曜日

七夕 2025

きょうの7月7日に、旧暦で定めた「五節句」*のひとつ、「七夕」祭りがあてはめられている。本来の今年の旧暦7月7日は、新暦の8月29日にあたるのだが。

(本ブログ関連:”七夕”)

(*)五節句
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「人日(じんじつ)」(1/7):    「七草の節句」・・・ 七草粥
「上巳(じょうし)」(3/3):    「桃の節句・雛祭」・・・ 雛飾り
「端午(たんご)」(5/5):       「菖蒲の節句」・・・ こいのぼり
「七夕(たなばた)」(7/7):    「七夕(たなばた)」・・・ 笹飾り
「重陽(ちょうよう)」(9/9): 「菊の節句」・・・ 菊の花
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街で、願いを記した短冊を笹竹に吊るした装飾を見ない。けれど、幼稚園や保育所ではきっと飾られていることだろう。テレビニュースでそんな光景を見た気がする。

公園で
最高気温が 35.3℃(15:17)になる前の昼過ぎに、公園へ出かけた。(きのうに続き、きょうも「猛暑日」**になった)
(**)猛暑日は当地で当たり前だが、<都心>では今年初めてとのこと。(35.6℃、11:20)
● 公園の <サービスセンター> に、七夕の笹飾りがあった。2本立てられていて、子どもから大人までのいろいろな思いを込めた短冊が紙糸で結ばれていた。幼児の(文字にならない)意味不明な落書きのような短冊は、殊のほか愛おしい。


●  公園木立ち下の道を、若い女性(トレーナー)が成長しつつある?「ニホンザル」をオモチャの <竹馬> に乗せて、「それ、もっと」と励ましながら歩む訓練をしているのとすれ違った。おサルの頑張りに驚いて、「立派ですね」と声をかけたが、邪魔したのではと気になった。トレーナーの方は「ありがとうございます」と丁寧な返事をされたが・・・。
●  小川の堰の水溜りに、おとつい見た「カルガモ」の番(つが)いだろうか、2羽が仲良く浮かんでいた。

童謡「たなばたさま」
天の川に浮かんで輝くを星々を歌う、「たなばたさま」(作詞 権藤花代(林柳波補詞)、作曲 下総皖一、1941年)の歌を聴きたくなる。すると、星空を見上げる子どもたちの笑顔が浮かんでくる。
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笹の葉 さらさら
軒端(のきば)に 揺れる
お星様 きらきら
金銀 砂子(すなご)

五色(ごしき)の  短冊
わたしが  書いた
お星さま  きらきら
空からみてる
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2025年2月4日火曜日

春の七草 2025 (旧暦 1月7日)、童謡「春よ来い」

春に育つ野草や野菜に「七草」と呼ばれるものがあり、年初の「節句」に、それらを粥に入れ「七草粥」として食す伝統がある。節句は、月日が同じ奇数がならぶ日であるが、最初の場合だけ1月7日であり「人日(じんじつ)」の日と呼ぶ・・・本来、旧暦の1月7日(新暦の今年 2月4日)にあたる。
スーパーに行き、<春の七草> のセットを買って、七草粥をチャレンジしてみたかったが、冷え込みを口実にサボってしまった(何だか毎年同じ言い訳している)。

(本ブログ関連:”七草”、”節句”)

新暦の2月は、気象庁の季節区分で「冬(12月~2月)」の最終月であり、まだ寒気が残る。本格的な「春(3月~5月)」まではあと一歩だ。

春の歌に、「あるきはじめた みいちゃん」と「おうちのまえの 桃の木」が待つ「春よ来い」(作詞:相馬御風、作曲:弘田龍太郎)の童謡がある。「唱歌・童謡ものがたり」(読売新聞文化部、岩波現代文庫)によれば、童謡に幼児語が使われている特徴があると紹介されている。寒い冬を終えて「みいちゃん」や「桃の木」が春の始まりを期待しているのが感じられる。

(本ブログ関連:”春よ来い”)

上記の現代文庫に、作詞者の御風は、詩創作の半ば忽然と郷里の新潟県糸魚川へ帰郷し、子どもたちとの無心の交わりで知られる「良寛」の研究に没頭したという。また、Wikipediaによれば、次のように、帰郷先の糸魚川で「ヒスイ」発見につながる示唆をしたという。
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地元に伝わる「奴奈川(ぬなかわ)姫」伝説を元に、糸魚川でヒスイ(翡翠)が産出するとの推測を示したことが、1935年(昭和10年)に同地でのヒスイの(再)発見につながった。
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■ Youtube(登録: 四日市 童謡愛好会)
「童謡 『春よこい』(みみちゃんレコード童謡集)」
https://www.youtube.com/watch?v=L1b8NJbLeWI

2025年1月7日火曜日

七草粥

春の七草、七草粥
1月7日(人日の節句*)のきょう、「春の七草」を粥に入れて食べる風習がある。例年、伝統を思いながらもずるずると「七草粥」を食せず、いつのまにか終わっている。
昨夜来の雨のため、スーパーの野菜売り場に出向いて、春の七草のパックがあるか確かめるのも億劫な気がする。(天気予報では午前中に晴れるというので、行かぬでもないけれど)

(*) 節句(五節句)
漢名                       日付け         和名               風習
----------------------------------------------------------
人日(じんじつ)    (1/7)    七草の節句          七草粥
上巳(じょうし)    (3/3)    桃の節句・雛祭    雛飾り
端午(たんご)         (5/5)    菖蒲の節句         こいのぼり
七夕(たなばた)    (7/7)    七夕(たなばた) 笹飾り
重陽(ちょうよう) (9/9)    菊の節句」          菊の花
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(本ブログ関連:”春の七草”)


■ ウェザーニュース
「1月7日に七草粥を食べるのはなぜ? 歴史と由来、効能は」(2025/01/07)より抜粋
ー 歳時記×食文化研究所代表の 北野智子さんの話をもとに掲載
https://weathernews.jp/s/topics/202501/060085/
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七草粥の始まりは平安時代?
・中国の『荊楚(けいそ)歳時記』に、『正月七日を人日と為す。七種の菜をもって羹(あつもの=汁もの)をつくる』とあり、七種類の菜の吸い物を食して無病を祈る風習があったそうです。
・(日本の)七草粥の始まりとしては、平安前期に宇多天皇が、初めて七種の若菜を入れた粥を神に供えて、無病息災を祈念したのが始まりとされているようです。
・江戸時代には、正月七日に将軍が七草粥を食べる祝儀が定着し、庶民にも浸透していったといいます」(北野さん)

七草粥の効能
・「せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな(かぶ)、すずしろ(だいこん)」の春の七草を入れて作る七草粥は、・・・お正月のご馳走疲れや食べ過ぎの胃に優しいもの・・・、これは後世のこじつけで・・・。
・もともと七草は新しい年を迎えるにあたって、自然の芽吹きをいただき、活力を得ようという信仰に始まったとされています。・・・ 七草それぞれに効能があるとされてきたからです。
・ちょうど旧暦の七十二候で、1月5日から9日頃(初候)は、『芹乃栄(せり すなわち さかう)』の時節。冷たい沢の水辺で、芹が群れ生えてくる頃を迎えます。みずみずしい芹の姿や香りに生気が感じられ、その生命力をいただきたいと思ったのでしょう」(北野さん)
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cf. 秋の七草
七草に「秋の七草」もあるけれど、その草々を並べた言い回しに面白みがちょっと足りない気がする。春の七草から新春の精気を養うのに対して、秋の七草はもっぱら鑑賞に供される。不満は、その辺の距離感(食べられないということ)から来るのかもしれない。
ー おみなえし、すすき(おばな)、ききょう、なでしこ、ふじばかま、くず、はぎ

ちなみに「秋の七草」は、山上憶良が詠んだ歌が由来とされているようだ。(Wikipedia)
「秋の野に 咲きたる花を 指折り(およびをり) かき数ふれば 七種(ななくさ)の花」(万葉集・巻八 1537)

2024年12月11日水曜日

市民講座「身近な民間信仰」 ❷

公開講座の「身近な民間信仰」第2日目にあたるきょう、❷「暮らしから生まれた儀式と行事」の講演があった。講師は、第1日(12/4)と同じく、府中市「郷土の森博物館」学芸員の佐藤智敬(ともたか)氏である。(以下聞き間違えがありましたら、ご容赦を)

(本ブログ関連:”市民講座「身近な民間信仰」”)

日取りを決めて生活する私たちは、一年の中に節目として「年中行事」を行ってきた。そのため暦の理解が必要。昔は一ヶ月を、月の満ち(月の15日ころ)欠け(月の1日ころ)による「太陰暦」(旧暦)で定めたが、明治新政府により「太陽暦」(新暦)に変わった。

今回はおもに、調布の地を中心とした行事が紹介された。

① 年中行事
・宮中など旧来の行事の流れをくむ、節句や七夕がある。また宗教や民間行事に、正月の「門松立て」や先祖供養の「盆」などがある。

② 正月行事(12~1月)
・桑や蚕などで養蚕を行ってきたことから、「マユダマ飾り」がある。
・「門松」の飾りが一般の「竹と松 」と違い、「竹と杉」を組み合わせた風習がある。
・火に関連する「サイノカミ*行事」に由来した「どんど焼き」の映像が紹介された。
(*)サイノカミ: 塞の神(さいじん)は、辻や村の境、峠などに祀られる神で、道行きの安全を守る=「道祖神」
    ー 子どもたちの(小規模)行事だったが、いったん中断した後に復活させ現在にいたっている。
    ー 迫力ある映像を見て驚いた!

■(映像-1)X.com(登録:府中市郷土の森博物館【公式】)
(どんど焼き)「午後5:30 · 2024年1月14日」
https://x.com/kyodo_no_mori/status/1746449574125093237

(参考)
■(映像-2)Youtube(登録:東京都府中市)
「いっしょに、府中 2024年2月号~どんど焼き編~」
https://www.youtube.com/watch?v=lMaIkHPxnRc&t=3s

(付記)
アメリカのネバダ州で開かれる「バーニングマン」の光景が一瞬だけどよぎってしまうほど豪快なイベントだ。Wikipediaによれば、「像部分の全高は約12m。台座を含めると頂点まで32mの高さがある (2010年開催時)」とのこと。
ちなみに、府中市のドンド焼きのやぐらは高さ12メートル、直径7メートルあり都内最大級という。

③ 盆行事(7~8月)
・府中近郊における盆行事は、養蚕時期と関連する。
    ー 大正~昭和初期にかけて養蚕事業が盛んになった。
    ー 新暦8月は養蚕で忙しいため、8月1日を中心に盆行事が行われた。
    ー 東日本と西日本で、盆行事の時期が異なる・・・。
・先祖の精霊(仏教的な祖霊)に対するお祭り。
・「盆踊り」が実施される旧暦の10日頃は、夜も明るい。
・先祖を迎え供養する「盆棚」や「精霊棚」を多数写真で紹介された。
    ー 飾り台の後ろに「掛け軸」を総動員して、棚の仕切りとして使われた。

2024年5月5日日曜日

立夏 2024、こどもの日

きょうは国民の祝日「こどもの日」であると同時に、二十四節気の「立夏(りっか)」でもある。こどもの日は 5月5日と決まっているが、立夏は 5月5日以外に、たまに 5月6日の場合もある。これから2060年までの間、立夏が 5月6日となるのは、2027年と2031年の2回である。

(本ブログ関連:”こどもの日、立夏”)

「端午の節句」のこどもの日は、いうまでもない、大人が子どもたちを大切に思い、そう心がける日だ。幼いものは尊い。もっといえば生命の誕生は奇跡だと思う。身近な生きものですら、細胞内の代謝系路とか、ミトコンドリア内の電子伝達系とか、それをになう有機構造とか一体誰が設計*したのだろう、不思議でしかない。子どもがいなければ、それらを次に伝えることはできないのだから。
(*)設計: 背景には必ず設計思想があるはずだ。

立夏は、次第に夏めき、その気配が濃厚になる深緑の候。
二十四節気の立夏について、更に三つに分けた「七十二候」は次のようになる(Wikipedia)。
・初候    蛙始鳴(かえる はじめて なく) : 蛙(カエル)が鳴き始める
・次候    蚯蚓出(きゅういん いずる) : 蚯蚓(ミミズ)が地上に這出る
・末候    竹笋生(ちくかん しょうず) : 筍(タケノコ)が生えて来る
初候の「蛙始鳴」は「かわず はじめて なく」の読み方が正解らしい。

ところで、わたしたちは、漂白(乞食、寺男とかわらぬ)詩人が好きで、特に俳人の(井上)井月、(種田)山頭火、(尾崎)放哉などが思い浮かぶ。すべてに自由であり、そこに才能を生かしたわけだが現実はつらい。生き方が記録に残さればなお一層のこと。

井上井月に次の句がある。
「蛙(かはづ)なく 夜の浅みや 囉(もら)ひ風呂 」
カエルが鳴く、春の宵、農家が風呂を沸かして互いに行きかう風習に混じって、井月ももらい風呂をしたという。昔の人びとは素朴で、心に余裕があったようだ(もちろん、手間や経済的な意味合いもあってのことだろうけど)。
(参考)「い~な 上伊那」「もらい風呂に蛙なく頃 【井月さんのこころ114】」(2015.05.16)
ー https://blog.nagano-ken.jp/kamiina/life/13533.html

風呂は朝風呂が、遅くとも夜の入りの薄明かりが残るまでに入るのが最高だ。

2024年3月3日日曜日

雛祭り 2024

きょう3月3日は、陰陽五行説由来の「節句(五節句)」*のひとつ、「上巳(じょうし)」にあたる「桃の節句・雛祭」の日だ。ちなみに、節句は1月を除き、他は同じ奇数の月日が重なるときで、四季の節し目(冬~春~夏~秋の順)になる。

(本ブログ関連:”雛飾り”)

(*) 節句(五節句)
漢名                       日付け     和名                   風習
----------------------------------------------------------------
人日(じんじつ)    (1/7)    七草の節句          七草粥
上巳(じょうし)    (3/3)    桃の節句・雛祭    雛飾り
端午(たんご)         (5/5)    菖蒲の節句          こいのぼり
七夕(たなばた)    (7/7)    七夕(たなばた)  笹飾り
重陽(ちょうよう) (9/9)    菊の節句」           菊の花
----------------------------------------------------------------

暖かく穏やかな春の陽射しのもと、雛祭りの風習を感じてみようかと街(といっても近所)に出た。けれど、古くに感じた華やかな気配はない。もしかして、女性を強調する行事にかかわることを、商業広告の媒体が様子見しているのだろうか、などと勘ぐってしまう。

個人の家でも雛人形を飾って、来訪者に見せる習慣が遠に失せたようだ。

雛祭りの「雛」は、小さくて可愛らしいものを指す。動物では、鳥の幼鳥が巣立ちするまでのころ。生まれたばかりの鳥の赤ん坊は、いささか姿が奇妙。それが、親鳥の世話を受け、産毛立ち羽が整い始めて飛びたつ体勢が備わってくれば一人前。やがて翼を広げ、新しい世界へと舞い上がる。それまでの、愛らしいひとときが「雛」の時代。


松任谷由実 「春よ、来い」
- https://www.youtube.com/watch?v=qX7pFYH9O04  (Youtubeの登録に感謝)

2022年7月7日木曜日

小暑、七夕 2022 、うなぎの蒲焼

きょうは、二十四節気の「小暑(しょうしょ)」で、梅雨明けが近づき(とっくに明けているが)、暑さが本格的になる(とっくに「猛暑日(35℃以上)」を連続したが)ころのことをいう。

(本ブログ関連:”小暑”)

さらに、七月七日は(五節句のひとつ)「七夕(たなばた)」の日でもある・・・、そうそう、きのうのこと、隣町の駅ビルで子どもたちが願いを短冊に書いて、小さな笹に結んでいた。私にしてみれば、願いごと(あの待ち遠しいといった、ういういしい感情)がなくなって久しい。

(本ブログ関連:”七夕”)

連日の暑さから少々気が早いが、息子と近隣の街にうなぎの蒲焼を食いに出かけた。暑気払いと、滋養とパワーをつけたいため。専門店に入れば、薄暗い照明の下で年寄りばかり集まって、ひそひそ声しながら食事していた。

ところで、台風四号が本土にやってきて、関東地方に雨をぱらつかせたが、拍子抜けする結果に終わり、気温も落ち着きを取り戻した。そんなきょう、ビルに入れば涼しく寒い。人通りを歩けばぐったりする。人混みを避けたばかりに、数年ぶりの混雑した街に身の置き場がない。

(付記)
移動が楽な電動アシスト自転車について、息子に聞いたところ強く勧められた。その気になったが、息子の使用している小型電動アシスト自転車を持ち上げてみたところ、びくともしないのだ。ネットに紹介されているような折りたたみ式の小さなものでないと、家と外の出し入れが容易でないかもしれない。小さな子ども二人を前と後ろに、電動アシストのママチャリに乗せて走る若いお母さん方の元気さを想い出し、あらためて感心する。

(付記)
先日(7/3)、近所のホームセンターで、ノルディック・ウォーキングのポールを目にして衝動買いした。膝痛のリハビリ後、少し不安が残っていて、回復のため何かしら運動を継続したいと思案していた。幸いにも、公園管理センター主催で、近く、ノルディック・ウォーキングの初心者教室が開かれるという。さっそく申し込んでみた。

2022年5月5日木曜日

立夏 2022、こどもの日、自然観察園

きょうはカレンダー上、4~5月にまたがる「ゴールデンウィーク」(GW)の最終日。二十四節気の「立夏(りっか)」であると同時に、祝日の「こどもの日」でもある。夏の気配が始まるこの初夏の時期、子どもたちの声を高く届けるようと、<鯉のぼり>の鯉がそれを吸って青空を泳ぐように見える。

(本ブログ関連:”立夏”、”こどもの日”)

<連休の日数>
今回のGWは、祝日と土日の休日に、有給休暇を2日(5/2、5/6)付け加えることで、最長10連休となることができる。再びこのパターンとなるのは、2033年(令和15年)*までしばらくお預けのようだ。
(*)参考:「fragment.database」 サイト  http://www13.plala.or.jp/bigdata/golden_week.html


<端午の節句と暦、屈原とちまき、そして柏餅>
こどもの日の新暦5月5日は、「端午の節句」にあたるが、いろいろ矛盾があるという**。端午の節句は、中国楚の時代に諫言が受け入れられず、陰暦の5月5日に泪羅(べきら)の淵に身を投じた「屈原」をとむらうことに起源しているとの説明がある。
(**)歳時記:「日々の歳時記」(広瀬一朗著、東京新聞出版局)

また、屈原を悼んだ民衆が、彼が入水した川に供え物を投じたことが由来となって「ちまき」ができたという伝説がある。
下記の「自然観察園」巡りの帰り、途中で和菓子屋に寄って <ちまき> を求めたが、きょうはこどもの日のため予約制とのこと。代わりに<柏餅>を購入した。


<唱歌「夏は来ぬ」と陰暦5月>
立夏から <初夏> が始まる。夏が来たことを歌う唱歌「夏は来ぬ」(佐佐木信綱作詞、小山作之助作曲、明治29年(1896年))には、陰暦の5月がふさわしい歌詞表現***がある。歌詞の2番に「さみだれ(五月雨)の そそぐ山田に」があり、まさに陰暦5月をさす。
(***)参考:「世界の民謡・童謡」サイト http://www.worldfolksong.com/songbook/japan/natsuhakinu.htm


<自然観察園>
カレンダー上、GW最終日のきょう「こどもの日」に、公園は家族連れでにぎわった。園内を流れる小川には、初夏のまぶしい陽射しを受けて、水遊びにはしゃぐ子どもたちの姿であふれていた。
それでも、公園併設の「自然観察園」は、植物を楽しむにはあるていど歳が必要なようで、もっぱら大人たちの姿ばかり目だった。今回は、そこかしこに白色の花の「オドリコソウ」が目についた。(正直、オドリコソウとヒメオドリコソウの区別があいまいになっている・・・並べてはじめて確認できるような)

オドリコソウ(白色)
観察園入口に配置された「花だより」に記載の野生植物リストと観察順路図をもとに、「ホタルオカズラ」を探し写真に撮った。かなり小さな青白色の花であるが、観察園入口の掲示板にある写真パネルのものと比べると、色彩はず~っとおとなしい(西陽を受けて色が飛んだせいがあるからかもしれない)。

ホタルカズラ?
<ハルジオンとヒメジョオン>
自然観察園の帰り道、路傍に白色の「ハルジオン」の花があちこちに咲いていた。ハルジオンに似たものに「ヒメジョオン」があって、違いは次の通り****。今年になって家の庭にいっぱい咲いたのはハルジオンだった・・・雑草なんだよな~。
・ハルジオン: 葉のもとの方が、茎を抱くような形。茎は中空。
・ヒメジョオン: 葉のもとの方が、茎を抱かない。茎は中空でない。
(****)参考:「楽しい自然観察 雑草博士入門」(岩瀬徹・川名輿/著、全国農村教育協会)

2022年3月16日水曜日

社日(しゃにち)

季節のポイントを知るために暦日が設けられている。ブログでフォローしているものに「二十四節気」や「節句」がある。それ以外に「雑節」があって、記したりしなかったりしている。雑節のひとつに「社日(しゃにち)」があって、きょうに当たる。

社日は、Wikipediaによれば、春と秋にそれぞれあって <産土神(うぶすながみ:生まれた土地の守護神)を祀る日> とされている。春には新しい芽吹きがあり、秋はそれらを収穫する。そんな自然の営みを支える、大地の守護神に感謝するのは当然のことであるが、農作業を通じて実感する機会がないものには、言葉でしか理解できない(残念ながら)。

きょう、初詣に参拝した小さな社へ参った。境内には社日の特別な様子はなかった。祭神に対してみなの平安を願った後、春になると白い花を咲かせる「コブシ」を眺めに公園へ行った。「ハクモクレン」と違って、すべてにおいて小振りな感じがする、おとなしい樹だ。

(本ブログ関連:”コブシ”)


西日がまぶしい。水涸れしつつある小川の土手に、カルガモの群れがひと休みしていた。やおら一斉に動き出した。彼らが何をするのか聞くのを忘れた。日向と日陰の寒暖の差がやはりきつい、おまけに風が強い。


2021年7月7日水曜日

小暑、七夕 2021

きょうは、二十四節気の「小暑(しょうしょ)」であると同時に、節句の「七夕(たなばた)」(本来旧暦の7月7日)でもある。小暑が7月6日になることもあるので、かならずしも七夕と同日に重なるわけではないのだが。

(本ブログ関連:”小暑”、”七夕”)

この後に来る「大暑」に対して、小暑は文字通り本格的な暑さのはじまりである。実際、きのうの公園散歩では、ジリジリと焼けるような日射しを感じた。きょうは、最高気温が30.4℃まで達した(先月の今ごろの8日に32.1℃となり、9日、10日とも連続して30℃を超えている)。晴れ空のもと、地元の街を巡ってみたりもした。

とはいえ、全国的に見れば、九州から関東にかけて梅雨前線による大雨被害がおさまらない。そんな中、東京の天気は晴れたり雨が降ったりと小競り合いが続いている。

今晩、お天道さまは星空まで見せてはくれなかった。夜の空は残念ながらうすい雲におおわれたものの、昼間、街中で見た子どもたちの作った七夕の飾りは、その役割を果たしたことだろう。子どもたちの願いが空に十分に届いたに違いない。


(付記)
先日、ネット書店に発注した「CD 声でわかる 山野の鳥」(日本野鳥の会)のCDが届いた(7/5)。始めから順に聞いていくと、次第になにがなんだか分からなくなってくる。そんなとき、探鳥会に新しく参加した小学生たちなら、しみ込むようにして記憶されるのだろう・・・と思ってしまう。聴き取り(聴覚)のよさは、語学力のセンスにも通じるような気がする。

2020年1月7日火曜日

春の七草

陰陽五行の説に一年を次の五つに分ける「節句」がある。1月だけは7日があたるが、他月は月・日の数が同じになる。全ての奇数月があてはまるかといえば、11月は除外される。元来の節句が五つではなく六つになってしまうからだろうか・・・よく分からない。
・人日(じんじつ) 1月7日  七草粥
・上巳(じょうし) 3月3日  雛祭り
・端午(たんご) 5月5日  子どもの日
・七夕(しちせき) 7月7日  七夕(たなばた)
・重陽(ちょうよう)9月9日  菊の節句

きょう(1/7)の「人日」の日に健康を願って、次の七種の植物(「春の七草」)が入った「七草粥」を食べる風習がある。これらをセットにしたパッケージがスーパーなどで売られているけれど、今年も食することはなかった。
・せり(芹)
・なずな(薺)
・ごぎょう(御形)
・はこべら(繁縷)
・ほとけのざ(仏の座)
・すずな(菘): かぶ(蕪)
・すずしろ(蘿蔔): 大根

(本ブログ関連:”春の七草”)

上記の七草は、一般に覚えられている順に並んでいる。それと順序が異なるが、姿を紹介しているYoutube映像がある。


(Youtubeに登録の0727yuchanに感謝)

きょうは、一般に正月飾りする「松の内」の最終日で、「門松」などを早朝までに片付ける。新年の締めといってよい。門前に門松を飾ったことはないけれど。ちなみに、門松の飾りにある<竹>の先端の切り方について、テレビで聞いた解説(Wikipediaとは別説)によれば、斜めに切る(客商売で福を受ける)場合と、先端を水平に切る(企業などが福を貯める)場合とがあるそうだ。

2019年9月9日月曜日

重陽の節句

今日は、五つの節句の最後にあたる「重陽の節句」。「菊」にちなんだ節句で、その花弁を浮かべた「菊酒」を飲むという。昨日(9/8)のブログに「白露」について、仙人が「風を吸い露を飲む」との言葉を引いたが、「菊酒」も仙人が飲むという。

(本ブログ関連:”重陽の節句”)

五節句
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人日(じんじつ)   (1月7日)
上巳(じょうし)   (3月3日)
端午(たんご)      (5月5日)
七夕(しちせき)   (7月7日)
重陽(ちょうよう)(9月9日)
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菊花は、この日に縁ある花であるが、実際は秋に咲かせるもの。東京の菊花展は、10月から11月頃にかけて開かれることから、旧暦にずらして見ればよいだろう。すなわち、今日は旧暦の8月11日であり、旧暦の9月9日は、新暦の10月7日となり一ヵ月後のことになる。

ところで、台風一過の公園を覗けば、余りの惨状に驚かされた。古木は風圧に耐え切れず根元から折れていた。木立に覆われた散歩道をくぐれば、吹き飛ばされた葉や小枝が一面に落ちて、両側の草地と区別がつかないほど。先へ進むのに一瞬躊躇した。

湿気った公園を巡れば汗をかく。つい売店に寄って、冷たいものを口にふくませる。東京都心の最高気温は 36.2℃(13:34)だったという。どうりで暑いわけだ。(今年最高の「猛暑日」)

2019年7月7日日曜日

小暑、七夕 2019

今日は、二十四節気の「小暑」であり、五節句*のひとつ「七夕」でもある。小暑は、多少前後することがあっても大方7月7日であるため、もうひとつの(新暦)七夕とうまく重なる。夏の子どもたちにとっては、願いを記す七夕飾りは忘れられないものになるだろう。

(本ブログ関連:”小暑”、”七夕”)

(*)五節句
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「人日(じんじつ)」(1/7):「七草の節句」・・・ 七草粥
「上巳(じょうし)」(3/3):「桃の節句・雛祭」・・・ 雛飾り
「端午(たんご)」(5/5):「菖蒲の節句」・・・ こいのぼり
「七夕(たなばた)」(7/7):「七夕(たなばた)」・・・ 笹飾り
「重陽(ちょうよう)」(9/9):「菊の節句」・・・ 菊の花
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今月初(7/3)に野外観察園へ出かけたおり、公園事務所に寄ったところ、入り口に七夕の笹飾りがあった。子どもたちの願いを込めた短冊が吊られていて、幼い文字で書かれたものもあれば、親が代筆したものさまざまある。身近な願いから将来の夢まで、あるいは地元のサッカーチームの優勝祈願まであって微笑ましくながめた。子どもが夢を持てるというのは、本当に素晴らしい大切なことと思った。


(Youtubeに登録のYuki Houseに感謝)

とっくに子どもでなくなってしまった学生時代のちょうど七夕のころ、外科で入院したことがある。病棟の行事の一環として病室のみなに短冊が配られた。願い事を記してくださいといわれてベッドの上で書いたのが、「いてていててと 叫んでみても 誰も知るまいこの痛み」だった。そして2週間ほど過ぎて、人類が初めて月に着陸したのだ。(アポロ11号:1969年7月20日(日本時間21日))

今日は一日中雨が降ったり止んだりで、夜になっても雨雲に覆われている。この雲、ちっとも動こうとしない。

2019年4月7日日曜日

桜田門外の変

どうやら「寒の戻り」も落ち着き、陽射しが春の気分になった。冬のことをすっかり忘れてしまったようだ。何しろ都心の今日の最高気温は、21.6℃(15:44)で、ぽかぽか陽気だった。

街のあちこちの桜は満開で、白から桜色へとさまざまに眩しく華やいでいた。桜並木の下をくぐると、微かに桜の香り(いってみれば「桜餅」の香り)が漂ったりする。明日、小学校の入学式に登校する新入生の元気な子どもたちを輝かせてくれることだろう。いいタイミングで咲き続けてくれた。

ところで、今日は旧暦の3月3日、節句のめでたい時期だが、今を遡る180年ほど昔、江戸末期の(旧暦)安政7年3月3日に、江戸城桜田門外の雪中で、彦根藩の行列の駕籠(かご)にいた大老井伊直弼が暗殺された「桜田門外の変」で有名だ。(当時の旧暦3月3日を新暦に換算すると、1860年3月24日にあたるとのことだが)

(本ブログ関連:”桜田門外の変”)

さすがに4月に入って、東京で雪が降るのは珍しいと思ったが、何と最近でいえば、2015年4月8日、2010年4月17日に都心で雪が降っている。忘れるのも早い、我ながら驚かされる。今年は、4月の降雪は多分ないだろうと思う。

2019年1月7日月曜日

七草粥 2019

今夜も寒さが厳しい。明け方に比べれば深夜の冷えはまだましだが、春が待ち遠しい。

あるテレビ番組で、キャスターがクイズ風に「正月はいつまで?」とタレントたちに問うた。正月は元旦に始まり「三が日」までといった回答が主だったが、正解は「松の内」(門松のある期間)とのこと。「松の内」は一般に、1月7日と1月15日の二説あるが、番組でどんな結末だったか聞き逃した(というより忘れてしまった)。

「松の内」を今日の1月7日とすると、「五節句」の最初に行なわれる行事「七草粥」と重なり、いかにも正月の終わりにふさわしい。「七草粥」で、次の「春の七草」を食して、春の自然の効能を心身ともに感じようというわけだ。

(本ブログ関連:”七草粥”)

・せり 芹
・なずな 薺
・ごぎょう 御形
・はこべら 繁縷
・ほとけのざ 仏の座
・すずな 菘
・すずしろ 蘿蔔

野草ともいえそうな、これら植物を粥に混ぜて朝食にする。古い習わしに目を向けようと思いながらも、今朝はチャーハン風の飯を食っている。いつもながら、行為がさっぱり思いと結びつかない。

2018年9月9日日曜日

重陽 2018

今日は「重陽」の節句。「節句」とは季節の節目となる次の五つを指し、最初の「人日」を除いて、奇数月の日が同じく重なるときをいうようだ。どちらかといえば、節句の名称より、祭事の名称に親しみがある。
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「人日(じんじつ)」(1/7):「七草の節句」・・・ 七草粥
「上巳(じょうし)」(3/3):「桃の節句・雛祭」・・・ 雛飾り
「端午(たんご)」(5/5):「菖蒲の節句」・・・ こいのぼり
「七夕(たなばた)」(7/7):「七夕(たなばた)」・・・ 笹飾り
「重陽(ちょうよう)」(9/9):「菊の節句」・・・ 菊の花
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「重陽」の名にいたっては、このブログでも記載が乏しく、いつのまにか気づかぬうちに過ぎてしまっている。むしろ、旧暦の9月9日(今年の新暦10月17日)の方が、菊の花もあって、「菊の節句」に相応しいかもしれない。

(本ブログ関連:”重陽の節句”)

ところで、菊につながるイ・ソンヒの歌に、9集に収録の「一輪菊(한송이 국화)」(作詞チェ・ユジョン、作曲ヤン・ムンソン、1994年)があるが、とても力強い歌だ。漢詩に出てくる、酒盃に菊の花を浮かべて飲む風情はない、やたら元気がいいのだ。

一輪の野菊見やれば、貴方の姿を見るよう
一輪の野菊見やれば、貴方の姿を見るよう
華やかな姿なくとも  素朴な香りに染まるように
小さな花瓶の中で一輪の菊  この世の憂いを洗ってくれる
黄色い花びら差し出した顔  ささやくように愛を語るよ
一輪の野菊見やれば、貴方の姿を見るよう
華やかな姿なくとも  素朴な香りに染まるように
あ~

(本ブログ関連:”一輪菊”)


(Youtubeに登録の526apolloに感謝)

2018年7月7日土曜日

小暑 2018、七夕

西日本各地に「大雨特別警報」が発せられ、記録的な大雨による(考えた以上に)大きな災害にみまわれている。一方、南関東は一時期、小規模な風雨があったものの大過なく済んでいるため、テレビのニュースで知る西日本の大雨被害の規模に驚く。

東京は、幸い天候を回復しており、暑く晴れた日が続きそうだ。今日は二十四節気の「小暑」で、暑さが本格的になるころという。確かに、暑さはもう始まっている。

合わせて、今日は五節句のひとつの「七夕」でもある。星空を見晴らすほどに回復にいたらない。気分だけでも、「牽牛」と「織女」のロマンスを空想しながらひたってみたい。
七夕には、「短冊」に願いごとを記した笹飾りがつきもの。地元公園の管理事務所前に、来園した子どもから大人までが、自由に願いごとを記して吊している。とりわけ、幼い子どもの短冊はつたなくて可愛らしくほほえましい。しばらく見とれるものだ。

(本ブログ関連:”七夕”)

七夕に、子どもたちの素直な気持ちが浮かんでくる、昔懐かしい歌「たなばたさま」(作詞権藤花代*、作曲下総皖一、昭和16年)を聴いてみよう。(* Wikipediaの権藤花代の項に歌詞の解説がある)


(Youtubeに登録のキッズボンボン TVに感謝)