社日は、Wikipediaによれば、春と秋にそれぞれあって <産土神(うぶすながみ:生まれた土地の守護神)を祀る日> とされている。春には新しい芽吹きがあり、秋はそれらを収穫する。そんな自然の営みを支える、大地の守護神に感謝するのは当然のことであるが、農作業を通じて実感する機会がないものには、言葉でしか理解できない(残念ながら)。
きょう、初詣に参拝した小さな社へ参った。境内には社日の特別な様子はなかった。祭神に対してみなの平安を願った後、春になると白い花を咲かせる「コブシ」を眺めに公園へ行った。「ハクモクレン」と違って、すべてにおいて小振りな感じがする、おとなしい樹だ。
(本ブログ関連:”コブシ”)
西日がまぶしい。水涸れしつつある小川の土手に、カルガモの群れがひと休みしていた。やおら一斉に動き出した。彼らが何をするのか聞くのを忘れた。日向と日陰の寒暖の差がやはりきつい、おまけに風が強い。