▼▼ 青字下線付語句のリンク先は、マウス右クリック+<新しいタブ>で進んでください。(本ブログ関連)の最下段に「次の投稿ホーム」があるとき次ページがあります。▼▼
検索キーワード「コブシ」に一致する投稿を関連性の高い順に表示しています。 日付順 すべての投稿を表示
検索キーワード「コブシ」に一致する投稿を関連性の高い順に表示しています。 日付順 すべての投稿を表示

2020年1月11日土曜日

コブシの冬芽

公園併設の「自然観察園」へ出かけた。先日(1/5)の「ロゼット」観察会順路を再度たどって、野草をひとつひとつながめた。冬場に地表に若葉(幼苗)を放射状に広げて、太陽光を受けて光合成することで地下茎や塊根に栄養を蓄える仕組みだ。

(本ブログ関連:”ロゼット”)

自然観察園が配布のリーフレットによれば、面白いことに、この「根生葉(こんせいよう)」の一種であるロゼットのスタイルをそのまま続けていくものと、冬場だけのものとがある。一時だけロゼット スタイルのものは、花が咲く頃に茎が伸びて、根生葉が枯れてしまうという。「オオマツヨイグサ」もそのひとつ。
野草はしろうとの勝手な推測で生きているわけではない。自在に変じて生きる野草は実に多様でたくましい。

観察園を出て、公園の遊歩道を巡っていたとき、ふっくらした冬芽と出会った。まるで「ネコヤナギ」の冬芽を思い出す。もちろん樹形が異なる。それは「コブシ」のものだった。

(本ブログ関連:”コブシ”)

コブシについては、早春に咲く白い花を記憶しているが、花芽を意識したことがない。枝を見上げると、その先に長い白毛に覆われてふっくらした花芽が、夕陽に照らされて微風に揺れているのが印象的だった。

2019年3月22日金曜日

コブシとレンギョウ

気分転換に、久し振りに川辺を散歩する。昨日と比べて、風が南風から北風に変わり、薄曇りのせいもあってか随分とひんやりする。それでも、近隣の最高気温は21.7℃もある。北風による体感温度は厳しい。

すれ違う人もまばらで寂しいかぎり。そんなとき、素足で小川に入って水遊びする子どもたちがいた。母親から早く上がるよう説得されても聞き入れない。春の水温む感蝕を楽しんでいるのだろうか。元気をもらった気がする。

そんなとき、散歩道に「コブシ(辛夷)」が白い花を咲かせているのが見えた。一見、ハクモクレンを小さくしたような雰囲気で、丈もさほど変わらない。花弁が小振りなためか少し地味に見える。いいかえれば、野生っぽい。花の下を通り過ぎるとき、うっすらと香りがする。爽やかで実に品よい。

(本ブログ関連:”コブシ”)

コブシの手前に、黄色の「レンギョウ(連翹)」の花が咲いていた。春には、黄色の花が目立つ。半つる状の枝が絡まるようにしているので、花弁がぎっしり密集して見える。最近、道路と歩道の境に植えられているのを目にする。中国伝来とのこと、韓国でも人気があるようだ。

(本ブログ関連:”レンギョウ”)

2024年3月22日金曜日

コブシ、シデコブシ

おとつい(3/20)開催された「井の頭公園」での公開・特別自然観察会を欠席したので、その埋め合わせとして、今夕直前(15:.30~16:00ころ)の公園を巡った。冷たい北風が吹いて、日向と日影の気温差が厳しかった。

公園へ行くには、国分寺崖線の斜面を下って入る。今回は「はけの森97階段」を経路にした。ポカポカ陽気の階段一番上から、遠くにうっすら霞んだ「富士山」をながめることができる。階段一番下には木立の影があって、そこを通り抜けるとき、急にひんやりしてくる。

ショカツサイオオアラセイトウ
公園北側の斜面に沿って外周する小道があり、崖線側斜面のところどころに薄紫色の花(4枚の花弁、6本の雄蕊(内4本が長い))が咲き広がっていた。見た目には、静かなたたずまいをしているアブラナ科の「ショカツサイ(オオアラセイトウ)」*だ。けれど、この花は国立環境研究所の「侵入生物データベース」**に侵入植物として掲載されている ・・・ どおりで、柵で囲まれた公園内で見かけない。
(*)ショカツサイ: 諸葛孔明の名にちなむ
(**)DB: https://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/DB/detail/80920.html


コブシ(写真左)とシデコブシ(写真右)
・公園の北側順路には「コブシ」の木がめずらしくない。白い花が終了したものもあれば、今を盛りに咲いているものもあって目立つ。
・観察順路を折れて、東屋(あずまや)に寄る小道に入ると、落葉小高木の「シデコブシ」が淡紅紫色の花を咲かせているのと出会う(シデコブシの花は、コブシの花に似て白色だが、淡紅紫色の場合「ベニコブシ」というそうだ)。幸運にも、目の前にパッタリ現れた。


公園巡りをして、午後4時にもなると、辺りが急に冷えてくる。北風に押されるように帰宅した。

(追記)
公園の順路の途中、上記以外に気になる2つの樹木と。
・落葉高木「アカシデ」: 茶色の房、すなわち赤茶色の「花穂(かすい)」(小さな花が穂状に長く群がっている雄花序)がいくつも垂れ下がっている。正直、奇妙な光景だ。
・落葉低木「ユキヤナギ」: 公園の窪空き地(調整池)を見降ろす周囲に、細い茎の多数の枝に、小さな花(最大10mm位い。白色5弁)が群がっている光景を、雪と見立てたそうだ。確かに、遠目に雪が被ったような姿は印象深い。

2023年2月28日火曜日

カルガモ、コブシ(訂正)

きょうで2月が終わる。他の月のひと月が、30日/31日なので当たり前といえばそうだが。それにしても、歳とともに月日の経過が加速する。

国立天文台のサイトにある「よくある質問」コーナーに、次のようなQAが掲載されている。
「 質問3-8)どうして2月だけ28日しかなくて、日数が変わるの?」(抜粋)
    https://www.nao.ac.jp/faq/a0308.html
------------------------
・最初に結論を書きますと、2月だけ28日しかないのも、うるう年に日数が変わるのも、どちらも古代ローマで使われていた暦において、現在の2月にあたる月1年の終わりの月だったためです。
・現在私達が使っている暦は、古代ローマの暦が元になっています。
・(今につながる)ユリウス暦では、4年に一度うるう年を入れて1年の長さを調整します。
 ------------------------

今年は「うるう(閏年)年」ではないので、2月は28日までしかない(うるう年の2月は29日まである)。それにしても2月は短い。2月は(気象庁の定義の)冬の終わりで、春に向けたあわただしい変化に目が奪われる。

きょうの気温は、4月並みの暖かさ(最高気温 19.5℃、13:41)で、寒さが苦手な私にとって最高だった。昼過ぎ、防寒着を重ねることなく遅い昼食に出た。もちろん何かよい写真が撮れないかと見まわしながら。

体育館そばにある池と、公園の水が涸れそうな小川へ「カルガモ」を探してカメラに収めた。

カルガモ(左:体育館の池)
人通りも多いこの池に棲むカルガモは餌付けされているようで、随分と人に慣れている。池を囲んだ垣根の隙間から覗くと、2羽のカルガモが寄ってきた。餌を期待しているのだろうか、目を合わせても逃げようとしない。岸に接近して平気でいる。番(つがい)だろうか。真上から見た底の浅い池は、水が澄んで水紋が美しい。

カルガモ(右: 公園の小川)
涸れかかった小川の一部に水が溜まり、こちらも番(つがい)か2羽のカルガモが泳いでいた。少し高まった岸辺から見下ろすように撮った。自然の中に生きて、警戒心があるよに見えるが、実はこちらも千切ったパンを投げて餌付けしている人を見たことがある。とはいえ、野鳥を観察するようになって、一番身近なのがカルガモ。かれらの姿にホッとする。気心知れたように、お互い生きてますなあといった感じだ。


コブシ
小川のカルガモを見た戻り路に柔らかな毛に包まれたコブシの冬芽から、白い花が一部に見えた。かれらは、しっかりと冬の終わりを待ち、花を咲かせる機会を待ち構えていたのだろう。ここでも、お互い無事に冬を越しましたなあと思ったりする。


そういえば(家に籠っていた)1月と比べて、2月はだいぶ外出している。3月は、カメラを替えたので、いろいろなものを写したく、もっと散歩の機会を増やしたいと期待している。

2022年3月20日日曜日

自然観察(9)、東京の桜開花

第3日曜日のきょう、月例の自然(おもに植物=野草・樹木)を観察する会に参加した。膝痛も限りなく快方してきたので、この機会に歩数を確保しようと・・・結局 3,500歩ほど歩いたが太ももの筋肉がへとへとになった・・・成功と思う。

(本ブログ関連:”自然観察会”)

観察場所の公園にある「桜」の幹に、花が咲いているのが見られた。本日、東京管区気象台から <靖国神社にある桜の標本木(ソメイヨシノ)の開花>が発表されたと、日本気象協会は次のように報じた。

■ 日本気象協会(2022年03月20日14:02)
「東京で桜が開花 平年より4日早く 昨年より6日遅い 16年連続で関東(地方で)一番乗り」
   https://tenki.jp/forecaster/deskpart/2022/03/20/16581.html#sub-title-a

午前中実施の観察会は、始め少し寒かったが、次第に陽がさしてきたものの、気温14℃くらいで、もう少し厚着しておけばよかった。きょうの最高気温も15.0℃(13:35)に終わった。

ところで、今回の観察会では、春らしく多数の植物を紹介・解説いただいた。以下の記述は、観察会指導者の方の解説を聴き耳たてたもので、聴き間違いがあるかもしれない点をご容赦。

ジンチョウゲ(沈丁花):樹
・「ミツマタ」の仲間で共に香る。樹皮が丈夫だが、ミツマタのように紙作りに適さない。
・根が弱く移植がむつかしい。基本的に、人為的な挿し木で増やされたもの。
・「花弁」に見える花は、「(がく)」でできている。


アカシデ(房):樹
・雄花の茶色の房が垂れさがっている。(シデ:しめ縄の紙垂(しで)に由来とのこと)


ペンペングサ(ナズナ
・「春の七草」(セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ)の「ナズナ」に当たる。当然、茹でて食べられるとのこと(チャレンジャブルな会員の方が、花の部分を生のまま試食した)。
・「ぺんぺん草も生えない」といった言葉の方が耳に馴染んでいるが・・・。


カントウタンポポ(Wikipediaも参照)
・花のつけ根にある、緑色の総苞の外片が反り返らずに垂れ下がらない。
・自家受粉できない(自家不和合性)・・・昆虫による花粉の媒介が必要。
・外来の「西洋タンポポ」に負けて絶滅の危機がある・・・大切にしたい。
  - 西洋タンポポは、自家受粉でき、年中発芽できる。


ダイサギ
・観察途中、小川に「ダイサギ」が舞い降りたとのこと、慌てて撮りに行ったがピンボケ。
・(付記: 野鳥望遠鏡を通して「オオタカ」の若鳥をみた。「ウグイス」の声を聞いた)


ソメイヨシノの開花:樹
・多分、ソメイヨシノのはず。
・上記の、都心での「開花宣言」が出るだろうと、みなで語り合った。


フキ
・以前(3/3)観察したフキノトウの丈が伸びて雑草風に成長。
・根元の葉がやがて大きくなり、その葉柄を採集して茹でれば食用になる。子どものころ経験した食感は忘れられない。


・薄紫色の花が愛らしい。群生していたので、次に2つの画像を載せる。
・小さなスミレというわけでもなく、やがて葉が大きくなるそうだ。




(付記)
観察会で、次のような解説をいただいた。
・「花弁」は学術用語だが、「花びら」は学術用語でない。

<花の進化> 
・海 ⇒ 陸上(コケ → シダ: 花がない「隠花植物」)⇒(花ができる「顕花植物」)
・花(および萼)は、葉から進化した。

<花冠(複数の花弁)の開き方>
・閉鎖花:花冠が開かずに終わる。「ホトケノザ」の花の一部が閉鎖花(自家受粉)。
・開放花: 多くの花は花冠が開く。

<「コブシ」と「ハクモクレン」の花弁> 共にモクレン科
・枚数: コブシ(6枚)、ハクモクレン(9枚)
・形: コブシ(広げるように平たく咲く)、ハクモクレン(上向きに包むように咲く)

・「単葉」と「複葉(複数の葉で1つの葉となるもの)」の違い。

2026年3月7日土曜日

サクラ、シデコブシ

(早朝の野鳥観察(探鳥会)を欠席してしまった)

昼下がり、ガラス窓越しに明るい陽射しが入り込んだ。最高気温が、きのう(12.1℃、16:41)よりも暖か(17.4℃、11:58)だったので、隣り街の書店へ行ってみようと家を出た。大通りを進むうち、北北東の風に気づき、たじろいでしまった・・・最大風速(北東の風、12.7m/s、15:57)。

ある施設*の垣根越しに、うす紅色の「サクラ」の花、白色の「コブシ」の花が並んで咲いているのが見えた。通りがかりの人びとが気づいて、見上げるようにしてスマホを向けて写真を撮っていた。私も距離をあけて、コンデジカメラに収めた。
(*)施設: 公的な施設だったので撮れたが、民家だったらこうはいかない。

サクラ
「さくら」には多数の栽培品種があるため、Googleの画像検索をしてみたが、結論が出せない。花びらは八重のように密だが、重なり合っては見えないし・・・とりあえず、「サクラ」のままにした。
ー ちなみに地元の人びろだけが観桜する、裏通りの桜並木は、まだ蕾(つぼみ)の状態だ。



コブシ
一方「こぶし」は、Googleの画像検索をしたところ、具体的に「シデコブシ」との回答があった。ただし、いままで見たことのあるものと比べて、園芸栽培的な感じがする。まだ、数輪が力いっぱい咲かせているだけ。

2023年3月20日月曜日

桜並木

ほぼ一週間、ずっと家にこもっていた*。猛烈に眠かったのだ。おとついの小雨(夜来風雨声)を加えれば、まさに「春眠暁を覚えず」といったところ。詩人の風雅もないので、たんなる惰眠だろうけど。花粉症の症例に眠気がある。もしかしたら、そのせいかもしれない。
(*) ために、春うららか 3/19 に開催の「自然観察会」を寝坊して欠席してしまった。

ところが、今朝起床して一転、実に爽快だった。気をよくして桜の開花模様を観察しに出かけた。或る裏通りに知る人ぞ知る小さな <桜並木> がある。高木の桜の木立をくぐったが、今のところ空に枝がしっかり見える状況で、まだ五分咲きといったところ。

(本ブログ関連:”桜並木”)

コブシ
並木道のはずれに、「コブシ」の樹が一本立っている。こちらは小さな白い花が満開。下から眺めると、青空と太陽光(逆光)に花びらが溶け合い見事である。


レンギョウ
並木を抜けると、サクラに替わって「レンギョウ」の低木がつづく。暖かい陽に映えて、春を告げるという黄色の花が清々しく、新緑の葉とのコントラストも美しい。


サクラ
次の写真(左側)は、上記の五分咲きの <桜並木> を見上げた様子。右側の写真は、遠出して見ることができる、民間の苗圃(びょうほ)に咲く <枝垂れ桜> の様子で、こちらは八部咲きといったところか。これから、見事な満開となるだろう。特に <桜並木> は、散り際の桜吹雪が素晴らしく、大勢のひとびとが集う。

2022年3月16日水曜日

社日(しゃにち)

季節のポイントを知るために暦日が設けられている。ブログでフォローしているものに「二十四節気」や「節句」がある。それ以外に「雑節」があって、記したりしなかったりしている。雑節のひとつに「社日(しゃにち)」があって、きょうに当たる。

社日は、Wikipediaによれば、春と秋にそれぞれあって <産土神(うぶすながみ:生まれた土地の守護神)を祀る日> とされている。春には新しい芽吹きがあり、秋はそれらを収穫する。そんな自然の営みを支える、大地の守護神に感謝するのは当然のことであるが、農作業を通じて実感する機会がないものには、言葉でしか理解できない(残念ながら)。

きょう、初詣に参拝した小さな社へ参った。境内には社日の特別な様子はなかった。祭神に対してみなの平安を願った後、春になると白い花を咲かせる「コブシ」を眺めに公園へ行った。「ハクモクレン」と違って、すべてにおいて小振りな感じがする、おとなしい樹だ。

(本ブログ関連:”コブシ”)


西日がまぶしい。水涸れしつつある小川の土手に、カルガモの群れがひと休みしていた。やおら一斉に動き出した。彼らが何をするのか聞くのを忘れた。日向と日陰の寒暖の差がやはりきつい、おまけに風が強い。


2011年4月5日火曜日

小金井公園のさくら

穏やかにぬるむ昼過ぎ、小金井公園にさくらの花の咲き具合を見に行く。平日の公園は、さくらを愛でる人々で意外なほどに賑わっていた。
公園隣接の「江戸東京たてもの園」ビジターセンター前広場の桜は、花を咲かせているものの全開とはいえない。未だ芽を膨らませているものもある。とはいえ春らしい陽光を受けて、両側のさくらの木立はうっすらと桜色に染まっていた。

子どもたちの広場近くに、コブシの木が小ぶりの白い花で全身を飾っていた。よく似ているが、ご近所の家に咲く、高木の白木蓮(ハクモクレン)の大きく白い花とは趣が違う。勢いの白木蓮と身を飾るコブシといった違いだろうか。

(本ブログ関連:”小金井公園”、”白木蓮”)

2025年4月5日土曜日

野鳥観察(80)

きょうは野鳥観察(探鳥会)の日だ。今月から集合時刻が30分早まった(4月~9月:6時30分、10月~3月:7時00分)。寒さが少し緩和したとはいえ早朝の寒気を心配したが、冬着(防寒着)に身を固めるまでの必要はなかった。

(本ブログ関連:”野鳥観察”)

以前(3/22)のブログで言い訳の通り、寒さから逃れて布団の温もりに埋没し、探鳥会を欠席することがしばしばあった。そのため、ある出席回数の区切りになかなか到達できずいた。ついにきょうを以って、2020年8月22日に入会以来、80回目の出席になった。集合場所を太陽がまぶしく照らしている。
ー なお、同探鳥会は、2025年1月25日に、開催200回目を迎えている。


公園にある林の散策路と小川を巡って行なうバードウォッチングに同行してきたわけで、われながらよく続いたものと思う。繰り返し参加すれば観察眼が何とかなるのではと念じて期待したが、感度は鈍く低空飛行のままだ。ベテランの方がたの指導がなければ、続けられないのが実情。

今回も、ベテランの方から解説いただいたり、自分なりに目視とカメラで確認・整理したものから、次に記す(聞き間違いがありましたらご容赦)。
・シデコブシ: 公園西端の集合場所(写真の通り)
・ゲンペイ(ハナ)モモ: 公園西端の集合場所(写真の通り)
・ヤエベニシダレ: 公園の小川沿い小道(写真の通り)
----------------------
・コゲラ: 幹の裏から現れてするすると登る、早くて写真に撮れず、飛び去る
・ヒヨドリ: きょうも最多観察される(写真の通り)
・エナガ: 木立に群がる、動きが早くて写真に撮れず
・ヤマガラ: 木立に群がる、動きが早くて写真に撮れず
・ツグミ: 公園グラウンドの草上(写真の通り)
・シジュウカラ: 幹の穴を巣にしている(写真の通り)
・(オオタカに襲われたのか、キジバトの羽根だけが一面に散らばっていた)
----------------------
・(水鳥: いつも通りカウントされたが、観察列に遅れてしまい観察できず)


シデコブシ(写真左)、ゲンペイモモ(写真中央)、ヤエベニシダレ(写真右)
・白色の花弁の数が「コブシ」(≒6枚)より多い「シデコブシ」(≒13枚)が、集合場所近くにある。
・「ゲンペイモモ」の木に、八重咲きの白色と紅色の花が同じ幹に咲いている。<モモの園芸種「ハナモモ」に(源氏と平氏の旗の色をもとに)「源平」の名を冠した「源平花桃(ゲンペイ ハナモモ)」がある> とのこと。まさに桃源郷の花。
・シダレザクラの「ヤエベニシダレ」が川沿いの小道に、八重咲きの薄紅色の花を優雅に咲かせている。


ヒヨドリ(写真左)、ツグミ(写真中央左)、シジュウカラ(写真中央右)と(写真右)
きょうの写真の成果は、思った以上に精細に、あるいは偶然に撮ることができた。
・樹上に「ヒヨドリ」が1羽いて、さあどうぞと言わんばかりとまっていたので撮る。別の場所で、幹に沿って急降下・上昇してエサをとっていた。
・公園の野球場に自律型の草取りロボットがいて、(iRobotのように)働いている。その手前に「ツグミ」がいる写真を偶然撮れた。
・観察の終わり道、「シジュウカラ」が珍しく間近の枝にとまっていた。もう1羽いて、写真の右の巣穴を使っているようで、すぐに穴の中に消えた。




サクラ、そして花の進化
野鳥観察の終了後、Ⅰ.サクラの種類、Ⅱ.花の進化について会長からお話をうかがったので次に記述する。(聞き間違いがありましたらご容赦)

Ⅰ.サクラの種類
① 一重サクラは今ごろ、八重サクラは遅れて咲く。
② サクラの木は全体に減少傾向にある。
③ ヤマザクラ系のサクラに、マナザクラがある。
④ サクラの野生種は10種といわれているが、11種目にクマザクラ(紀伊半島)があるともいう。サクラは野生種の交配で種類を増やしている。
    ー カンヒザクラとアマギヨシノを交配してヨウコウを作出。
    ー 海外でも英国のイングラムが、カンヒザクラとマメザクラを交配してオカメザクラを作出。
⑤ カワヅザクラは、人為的な交配でなく、自然交配でできた。
⑥ ソメイヨシノの樹齢は、70年とされる。
    ー 接ぎ木によって生命を継承させている。
⑦ 野生種のヤマザクラは、実生(みしょう:種子から発芽して育った植物)である。

Ⅱ.花の進化
① 花は葉から進化した。花びらは一般用語で、花弁が学術用語となる。
    ー 花びら=花弁
    ー 花びら=花弁と顎(がく)
    ー 花びら=顎(例:セツブンソウ、ニリンソウ、キンポウゲ科)・・・ 一種の花の退化
② コブシの花を緑色のフィルターで見ると、葉と花が一体で見える。
③ 最も進化した花は、キク、ランのはなだろう。
    ー 種類が多いこと。逆に一科一属一種は原始的(モクレン、イチョウ)といえる。

参考資料
花の観察学入門: 葉から花への進化を探る」(岡崎恵視 共著、培風館、1999年)

2022年3月26日土曜日

野鳥観察(32)

今週、寒暖のうねりがあって、途中随分と冷え込んだ。そこへ、先週(3/16)の「福島沖地震」による電源施設の被災が重なり、電力不足といった停電騒ぎ(3/22)が発生した。

最高気温の変化
・3/20(日):15.0℃
・3/21(月):13.4℃
・3/22(火):10.1℃ ← 首都圏の停電騒動
・3/23(水):  9.8℃
・3/24(木):14.7℃ 
・3/25(金):17.6℃
・3/26(土):19.1℃  ← きょう

寒いときに電気が遮断されると、エアコンやコンロといった熱源を失うだけでなく、「電気自動車」も含めて交通・運搬まで危ういことになる。自然災害だけが原因でないのを、今の東欧世界の状況を見て深く気付く。

辺りが温み始めると、忘れたように日常に戻る。

早朝、外気は 10℃くらいで、野鳥観察(探鳥会)へ出かけるのに少し着込んだ。集合場所近くにカワセミの巣があって、人だかりしているのが見えた。写真を撮る人が多い。

(本ブログ関連:”野鳥観察")

自分の目や双眼鏡で観察できた鳥を次に記す。(居場所を指し示してもらったりしながら)
・カワセミ: 朝陽を受け、瑠璃色の背を輝かせながら飛び去るのが見えた。
・ムクドリ: 圧倒的多数の群れの中に、小川で水浴びしているものもいた。
・ツグミ: 遠くの草地の彼らを、双眼鏡で覗いてもなかなか判別できない・・・。
・アオゲラ: 幸運にも、双眼鏡の視野いっぱいに観察できた。随分とふっくらしている。
・アオジ: 腹の黄色が見えた(もし一人で観察したら、そこに居るのに気付けたろうか?)
・カルガモ: 川下から2羽が飛来して、目の前の小川に着水する。

観察結果を、望遠機能が十分なカメラに収めたいが、双眼鏡と一緒だとかさばらないか心配だと会員仲間に話したところ、高倍率のカメラこそ望遠鏡・・・とのこと。なるほど。

<会長の解説から>
シデコブシの木: 「コブシ」より花弁の数が多く、白い花の中央が淡紅色して華やかな感じがする。園芸用に造られたものでなく、日本の固有種とのこと。木の丈も高くなく、そばに寄って見入ってしまう。
カンヒザクラ: こちらも木の丈が高くなく、そばで観察できる。一見、紅梅に間違えそうな色合い(濃い紫紅色)だが、園芸用に造られたものでない。

2020年12月26日土曜日

野鳥観察(7)

朝まだき、「日の出」(東京 6:49)の前に、野鳥観察に出かける。外気は0℃近くでまことに厳しい。完全な防寒着とマスクに護られているものの、マスクから漏れる息のためメガネが白く曇る。

(本ブログ関連:”野鳥観察会”)

集合場所に近づくころには空は白み、野鳥観察に差しつかえないほどになった。今年最後の観察会のためか、集まりはいつもより若干少なめのよう。とはいえ来年(2021年)の観察会は、年初早々からとのこと、まだまだ寒いだろうが・・・。

ところで、いままで双眼鏡の使い方に難儀していたが、今日驚くほどピタッと野鳥が視界におさまった。まさに怪我の功名とでもいうべきかもしれないが、先日の寝違いで首の動きが固まってしまい、かえって対象をしっかりと正面に見据えることになり、鳥の姿を鮮明に視野に収めることができた。

とはいえ「見える」と、「同定する」とは大違い。会員の方に指差された先にいる野鳥が見えるといった具合でしかなくて、鳥の形態・生態をしっかり見極める余裕はまだない。なにしろ鳥はすぐに飛んで行ってしまうことが多い。見えるようになることから始まるのだが。
そんなとき、来年早々に「はじめてのバードウォッチング」講習があると教えてもらった。ぜひとも参加したい。

さて今日の観察(あくまで初心者の目に入った野鳥)
ヒヨドリ: だんだん大きく(中型に)見えるようになった。見慣れたせいだろうか。
キジバト: 飛ぶ群れが空中で反転するとき、朝陽に腹が薄紅色に一瞬輝いて見えた。
アオジ: 川岸に腹の黄色の姿が見えた。(指されて初めて見る)
カワセミ: 葦の枯れ枝にじっと留まっていた。(指されて気づく)
ハクセキレイ: 近くの地面に降りているのを見る。(人への警戒心少ないとのこと)
----------------------------
ゴイサギ: 勢いよく低く飛んでいった。私としては初めて見る。(野性味を感じた)
カルガモ: 川べりにたむろしている。(似たカモ仲間がそばにいたら同定に自信ない)
アオサギ: 逆光のため、アオというより灰色に見えた。


身近な公園に、生き物たちがこれほど豊かに生を営んでいるのにようやく気づく。当たり前の風景、鳥とか植物とか虫といったくくりでしか見てこなかった。歳がしみじみ気づかせてくれる。

春が近づいているようだ。公園の木立の中にある「ウメ」の木に花が咲き始めた。光が十分でないところで、小さな花の姿が多々見えた。「コブシ」も花芽が膨らみ毛で覆われている。

2013年1月13日日曜日

公園の賑わい

厳しい寒さが続くが、昼間の暖かい陽射しに誘われて、日曜日の「小金井公園」に思いのほか多数の家族連れで賑わっていた。「成人の日」(15日火曜日)の祝日を、月曜日(14日)に前倒しすることで、土~月の3連休になったこともあるのだろう。

「子ども広場」や「わんぱく広場」は、走りまわる子どもと、それを見守る親たちで溢れていた。驚いたことに園内にある「江戸東京たてもの園」から、この3連休に小学生以下が入園無料となっていることもあり、一層にぎやかな声が聞こえてきた。
とはいえ、たてもの園前の広場に並んだベンチで日向ぼっこするには少々寒い。まだまだ冬の入り口だ。

ところで、公園からJR武蔵小金井駅に進む小金井街道の街路樹の枝に、ネコヤナギの花穂に似た小さな膨らみがいくつも付いていたが、何という木なのだろうか。・・・どうやら(市長のブログによれば)、「コブシ・ワダズ・メモリー」というモクレン科の木らしい。

2022年6月19日日曜日

自然観察(11)

きょうは、今年2回目の「真夏日(30℃以上35℃未満)」になるかもしれない最高気温がぎりぎり29.7℃(14:28)に終わったけれど、たしかに暑かった。午前中、公園の「自然観察会」は熱気と湿気で大変で、厚手の長袖シャツを着て出かけたものの、袖をたくし上げざる得なかった(ヤブ蚊を用心しての長袖だったが、彼らが登場することはなかった)

(本ブログ関連:”自然観察会”)

膝痛から回復したつもりの膝が気になる。そんなわけで観察会の途中、幹事さんに「千代の富士のように『体力の限界』になって・・・」といいわけして、抜け出させてもらった(前回5/15もそうだった)。

観察会の始め、参加者から野鳥(ジョウビタキ、ツバメ、カルガモ、カラスなど)の最新情報が紹介されたりしたが、会長からもいろいろなお話があったなか、「ニレ(楡)」の木について、次のような解説があった。
・日本のニレの木に、「ハルニレ」と「アキニレ」の種類がある。
・ハルニレ: いわゆるエルム(elm)の木で、北海道に多くて南側にない。関東は少ない。
・アキニレ: 隣接する公園の川沿いにある東屋にあって、ハルニレに比べて葉は小さい。

観察
・ナンテン(樹): 白い花、落ちやすい。
・ワルナスビ: 葉の裏側にも棘(とげ)がある。
・ヒメジョオン、ハルジオンの区別: 葉の茎に付き方が違う。
・ツユクサ: 午前中に花が咲く(いわば半日草)。
・クスノキ(樹): 新芽が赤いのは紫外線防御か・・・。
・クワ(樹): 葉の形に変異が多い。
・コブシ(樹): 実は原始的な特徴を持った花。雄しべは螺旋状に付くとのこと。
・ホタルブクロ: ヤマホタルブクロとの違いを聞く・・・(萼片の形状が違うというが)
                (どこか似た気のするリンドウと、花を反対向きに咲かせているけど)
・ドクダミ: 白い花びらは「苞(ほう)」(多くの花びらを包む)・・・ cf.「萼(がく)
・ヤマユリ: 花弁と萼が同色で似て共に花びらのよう。

・ハルニレ(樹): 一部の葉の表に、虫が作った虫こぶ(突起物)がある。
                幹から出た枝の元が、固い板状のコルク質に覆われている。アキニレにない。
                春に花・実をつける(実の時間が少ない)。アキニレは秋に花・実をつける。


                ハルニレの葉は、左右非対称の形をしている。

イギリスの18世紀末~19世紀初頭のロマン派の画家(印象派に影響を与えた)に、ニレ(elm)の木を多く素材にしたジョン・コンスタブル(John Constable)がいる。彼の描いたニレの木が一体どんな種類だったのか知りたい。わたしにしたら、薄暗い「泰西名画」(本当は「西洋絵画」にすぎないのだが)の古めかしいイメージにつながる。

2023年1月28日土曜日

野鳥観察(45)

先日(1/20)の二十四節気の「大寒(だいかん)」を過ぎて、冬の寒さは底を打ったようだ。このところ日本海側に大雪情報があるものの、ここ地元について 1、2か月先の天気予報(例:accuweather)を見れば、緩やかな上昇基調に見える。

そんな今朝、野鳥観察(探鳥会)に出かけたとき、マスクから漏れる鼻息でメガネに曇りが少ないことから、気温に変化のきざしを感じた。とはいえ、まだまだ小川の一部の岸辺に氷が張り付いていて、水ぬるむまでにいたってない。

(本ブログ関連:”野鳥観察")


集合場所から見る朝陽は、まだまだ低く、公園の木立の中で赤く輝いていた。関係者の話題があって、(わたしが探鳥会には必ず持参する)「くらべてわかる野鳥」の著者である叶内(かのうち)拓哉氏*と本会はご縁があるとうかがった。正直、「かのうち」というお名前を聞いたとき、「叶内」という苗字(漢字)が浮かんでこなかったのは大変な粗忽だった。
(*)叶内拓哉の鳥観察 <プロフィール>:  https://torikansatsu.com/profile/

きょも「ヒヨドリ」が一位にせわしく鳴いていた。鳴き方の略称に「C」(地鳴き、Call)とか、「S」(さえずり、Song)があると指導いただいた・・・、汲めど尽きせぬ、知るほどに知らぬことを知るばかり。

観察に従いながら、ベテランの方から解説をいただいたり、自分なりに見たり・双眼鏡で覗いたりしたことを、整理して次に記す(聞き間違いがありましたらご容赦)。

・ヒヨ(ドリ): 相変わらず樹間のどこかしこで「ピィーピィー」と地鳴きする
・シジュウカラ: 頭上で「ジュクジュク」と地鳴きするのが聞こえてくる
・シメ: 1羽、双眼鏡でじっくり観察できた
・イカル: 1羽、頭上の木の枝にとまっているのを双眼鏡で観察できた
・ハクセキレイ: 1羽、コンクリートの岸の上を動いていた、双眼鏡でも観察できた
・コゲラ: (ベテランはしっかり写真におさめた・・・送られてきたメールで納得する)
・シロハラ: (ベテランはしっかり写真におさめた・・・同じくメールで納得する)
------------------------
・カルガモ: さすがにきょうはおとなしいのか、小川の凍った部分にいることはない
・アオサギ: 1羽、川上へ飛んで来たと思った瞬間、すぐに反転して川下に飛び去った
・クイナ:(ベテランはしっかり写真におさめた・・・メールが送られてきて納得する)

樹木
・ソシンロウバイ: 苗圃(びょうほ)**に、この木の一画があり、見事満開している
(**)苗圃: 苗木を育てる場所(ここの苗木は、街路樹・公園など公共施設に植えられる)
・コブシ: 芽が膨らみ綿毛に包まれ、(ネットに何となくネコヤナギの芽に似るとある)
・ネムノキ: 「この木は何の木?」と問われて、冬枯れで葉も花もなければ答えられず・・・
・サザンカ: 次の写真

サザンカ(少し時期がずれたが、まだ満開)

2019年11月26日火曜日

樹木観察会

先々月、近くの公園で開かれる「樹木観察会」の案内ハガキが届いた。公園の随所を巡り、そこに育つ様々な樹木を紹介してくれる。木の大きさ・枝ぶり、幹肌、木の実、葉の形状など直接見ながら観察する貴重な催しだ。(その気になれば、同じ場所に何度も訪れて観察できる。木はすぐに逃げ出さないし、ゆっくり変化していくのだから)

(本ブログ関連:”樹木観察会”)

今年に入って雑草の観察を再開したばかりで、樹木については遠い昔に観察会に参加しただけ。そんなレベルで、放蕩息子の帰還ではないが、許しをこいつつ晩秋のきょう出かけた次第。(春にも開催されたそうで、それと合わせて春秋の比較が考慮されたようだが、残念ながら春の会に参加してない)


公園サービスセンターと樹木の会の合同観察会で、一般参加者向けの資料(樹木地図など)も充実して、案内者の方の後をついて回るだけだったが・・・あっという間に2時間が過ぎた。

とりあえず、今回観察した木々のリストを次に記してみる。(貴重な解説コメントがあったが・・・この後、追記してみたい)

ケヤキ
サルスベリ
キンモクセイ
コブシ
トチノキ
マテバシイ
スダジイ
シラカシ
ニワトコ
ネグンドカエデ
センダン
ラクウショウ
オニグルミ
メタセコイア
ミツカエデ
イチョウ
エノキ
ムクノキ

それにしても、<ドングリ>の実がなる木の多いこと。そんな木々に特別な総称があるのかネット検索したところ、「茨城県自然博物館」のホームページに分かりやすい図表*で解説されている。次ぎに再掲させていただく。
(*)図表: https://www.nat.museum.ibk.ed.jp/assets/data/education/document/satoyama/donguri.pdf

2021年3月6日土曜日

野鳥観察(12)

野鳥観察(探鳥)会のため朝早く家を出る。昨夜に降った小雨のせいか、通り道はしっとりと濡れて黒く染めたようにつづいていた。気温は9℃代とぬるく、冬着を少し軽装にしても額に汗がにじむほど。結局、きょうの最高気温は、21.5℃(13:51)に達した。

(本ブログ関連:”野鳥観察会”)

観察会の集合場所広場は、昨夜の雨で濡れた草々が朝陽に温められて霞立ち、遠くがかすんで見えた。いままで見たことのない景色だ。とはいえすぐに観察に入った。

観察順路に、「コブシ」の白色の花、「シデコブシ」の薄紅色の花が咲き、季節の変わりを感じさせる。あるところで「ツバキ」の紅色の花のかたまりがいくつも落ちていた。ベテランの方がいうに、ヒヨドリが落としたのかもしれないとのこと(ヒヨドリがツバキの花弁を食べるという話がある)。また、地面にあった「ヒノキ」の球果(松ボックリに相当)を見せてもらった(割れ目から出てきた黒い物は・・・何だろうか)。

ベテランの方から探鳥にかかわる話をうかがった。
① 探鳥で見つける鳥の種類数は、公園内で20種類くらい ⇒ 市内で75種類くらい ⇒ 日本国内で500~600種類くらいとのこと。何と、今日の探鳥も20種類だった。ちなみに植物の場合、一般に5000種類くらい。シダなどを含めると倍近くになるだろうとのこと。
② 鳥はじっとしていないので、動き具合もおさえておくといいいとのこと。

ベテランの方々に教わりながら、直視や双眼鏡で観察できた鳥について今回も感想(気分)を記す。(昨日、地元を歩き廻ったせいでエネルギー不足気味で集中に欠ける)
・ジョウビタキ: 双眼鏡でしっかり見えるがまだ小さい
・アオゲラ: 双眼鏡で見ても遠い
・ツグミ: グラウンドにたたずむ姿を見る
----------------------------
・コサギ: 水の涸れた小川の上を飛んで行った
・アオサギ: 水の涸れた小川でエサをついばんでいた(見ていて辛い)

2018年3月23日金曜日

公園の桜

空気は流体、連続して流れる。だから天候はアナログに変化する。なのに今朝、昨日をすっかり忘れる穏やかさ。天気予報で、昨年と比べた説明をされると、新鮮な思いで聞いてしまう。昨日はおぼろに、昨年はすっかり忘れている。

穏やかな日和、地元の公園に出かけた。平日昼間のせいか、幼稚園・保育園児の集団、幼児を連れの家族、そして老人グループが広場のあちこちに点在して、のんびり陽射しを浴びている。なかでも愉快なのは、ゴム製?の膨らみでできた「フワフワドーム」の上で、幼児が集団で飛び跳ねている光景だ。一種のトランポリンである。

公園の梅はすっかり花を散らして、その替わりの桜は数本咲いているだけ。大方の桜は芽を膨らませている段階だ。

(本ブログ関連:””)

唯一といってよい満開の桜があった。写真の桜、品種を「淡墨桜(うすずみざくら)」という。樹下に説明板があり、<散りぎわに淡い墨色を帯びる・・・> とある。

満開の今、全体に白い花弁が青空に映える。いわゆる桜色の薄いピンクというより、白色が強い。その分あっさりして、広場にポツンと立っている理由が分かるような気がする。「染井吉野」と釣り合いが取れないのかもしれない。

(「小金井公園ガイド」に色彩の変化について解説がある。感謝)

そんな公園にも探せば、コブシの白色、サンシュユの黄色、ミツマタの黄金色を見つけることができる。寒さを感ぜず、のんびり散策できたのはありがたかった。

2016年3月27日日曜日

公園の桜は何分咲きか

桜を目あてに、日曜日の公園は人であふれるかもしれない、そんな思いがして早朝(六時半頃)出かけた。外はとても冷えて、完全な冬仕度をする。襟首もかため、手袋までした。それほど寒かったのだ。途中、民家の「ハクモクレン」はすっかり花を落とし、小学校の垣根の「沈丁花」は香りを潜めていた。

公園は、人影がまばらだった。外周の遊歩道をランニングする大人くらい。さすがに、こんな朝早くに、この寒さのなか出かける家族の姿は見かけない。

桜の木々が集まって「桜祭り」を賑わす、「たてもの園」前広場に着くまで、いくつか花をながめたので次に記す。

・「コトラブシ辛夷)」:公園の端にあるテニスコートはがらんとして寂しい。その近くにコブシが一本、白い花を咲かせていた。細い白い花弁が何ともわびしく、盛りを過ぎたのだろうか風に揺れていた。

・「サンシュユ山茱萸)」:ちょっと前、黄色の花を咲かせた「ロウバイ臘梅)」の近くで、それより高木なサンシュユが黄色の花を飾っていた。近く寄ると、花の構造が全く違うのが分かる。黄色の小さな花を集めた塊りが、多数になって木を覆っている。

・「ミツマタ三椏)」:今日の一番の驚きだった。近寄ると濃密な香りがする。和紙原料の木から想像もできない。花は、小さな白色の筒状の先に四弁の花が咲き、その塊りが多数覆う。小さな花弁の表面は、橙色、黄色に染まっていた。

・「サクラ)」:満開時に空を隠すほどと比べれば、まだまだの咲き。何分咲きというのか基準を知らない。ネットの感想では、一から二分咲き、三分咲き、三分から五分咲きと様々書かれている。さて、三分咲きとでもいうのだろうか。(ちなみに、自宅近所の桜並木は五分咲きといった感じがするが・・・)

(本ブログ関連:「」)

公園にしばらくいたが、朝日に照らされたときだけ暖まる、まだそんな時間帯だった。

2023年5月16日火曜日

樹木観察会

この一週間 天候が不順で気をもんだが、天気予報の通りよく晴れたなか、「小金井公園」で開催の「樹木観察会」に出席できた。ずいぶんと以前、2010年に公園サービスセンターの掲示板で同会を初めて知り参加し、自然観察のきっかけをいただいた。以来、数年おきに観察会に同行してきた。
同会は、年2回(5月と10月ころ)開催されているようだ。コロナ騒動も明け、本当に久しぶりに出かけたわけだ。平日のきょう、多数の方(もちろん高齢者)が参加された。

(本ブログ関連:”樹木観察会”)

開始にあたって、公園サービスセンターの方から、今年で開園70周年に当たるという話があり、観察会の方からは、観察会20周年と知らされた(ちなみに、この3年間参加している地元の「自然観察会」は50周年と聞いている)。

「憩いの広場」の「クスノキ」

大勢が参加したため、解説者がヘッドセットマイク・スピーカーを使い、かつ2名のスタッフの方がワイヤレスのスピーカーを携えていた。さらに資料(解説する樹木のリストと所在マップ)も充実するなど親切な配慮に感謝。

30数種の樹木を解説いただいたうち、手帳に記述した中から次を記す(聴き間違いなどご容赦)。
・ケヤキ: 公園で一番多い樹、別名「槻(つき)」
・ボダイジュ: 栄西が中国より持ち帰る。釈迦が悟ったときの「インドボダイジュ」とは別
・ユリノキ: 公園で一番高い樹。米国原産
・クスノキ: (上掲の写真)樟脳の原料。有史以前から日本にある
・エノキ: オオムラサキ蝶の食樹で実が甘い。一里塚に植えた樹=織田信長の説あり
・アオギリ: 桐の仲間ではない。緑色の木肌(若い木は幹でも光合成をおこなうという)
・トチノキ: 日本原産
・エゴノキ: つり下がる白い花に、「スノードロップツリー」の名がある
・コブシ: 葉が出る前に花が咲く。漢字名「辛夷」=ワサビの風味がするそうだ
・ムクノキ: ムクドリが来る
・メタセコイア: 当初、樹の化石に命名したもの。後に中国で生きた樹が発見される