気分転換に、久し振りに川辺を散歩する。昨日と比べて、風が南風から北風に変わり、薄曇りのせいもあってか随分とひんやりする。それでも、近隣の最高気温は21.7℃もある。北風による体感温度は厳しい。
すれ違う人もまばらで寂しいかぎり。そんなとき、素足で小川に入って水遊びする子どもたちがいた。母親から早く上がるよう説得されても聞き入れない。春の水温む感蝕を楽しんでいるのだろうか。元気をもらった気がする。
そんなとき、散歩道に「コブシ(辛夷)」が白い花を咲かせているのが見えた。一見、ハクモクレンを小さくしたような雰囲気で、丈もさほど変わらない。花弁が小振りなためか少し地味に見える。いいかえれば、野生っぽい。花の下を通り過ぎるとき、うっすらと香りがする。爽やかで実に品よい。
(本ブログ関連:”コブシ”)
コブシの手前に、黄色の「レンギョウ(連翹)」の花が咲いていた。春には、黄色の花が目立つ。半つる状の枝が絡まるようにしているので、花弁がぎっしり密集して見える。最近、道路と歩道の境に植えられているのを目にする。中国伝来とのこと、韓国でも人気があるようだ。
(本ブログ関連:”レンギョウ”)